JPH10157931A

JPH10157931A - 物流用リール

Info

Publication number: JPH10157931A
Application number: JP8331616A
Authority: JP
Inventors: Tomoo Matsuzoe; 智穂松添
Original assignee: Gold Industries Co Ltd
Current assignee: Gold Industries Co Ltd
Priority date: 1996-11-26
Filing date: 1996-11-26
Publication date: 1998-06-16
Anticipated expiration: 2016-11-26
Also published as: JP2808440B2; US5803401A

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】組立て・分解が容易に簡単にできるものであ
りながら、度重なる組立て・分解によっても、フランジ
体とドラム体との係合力が減退せず、リユーズに際して
も、確実な組み立て係合ができる。【解決手段】対向するフランジ体２，２と、これらを
連結するドラム体３とからなり、ドラム体が、軸線方向
両開口端において、開口端面から突出し側面視Ｌ字形の
複数の係止用フック体８…と、ドラム体の内筒の外周面
から外筒４の近傍まで突出させた支持体９ａの先端部に
おいて開口端面から突出する軸線方向に揺動可能な弾性
ロック体９と、弾性ロック体の周方向の一側に近接して
外筒から突出させた移動阻止壁９Ａとを備え、各フラン
ジ体が、ドラム体におけるフック体の貫入を許容する大
きさを有しフック体と相互に係合する複数の係合孔１０
…と、弾性ロック体と嵌合する嵌合穴１１とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、互いに対向する一
対のフランジ体とこの両フランジ体間に挟まれたドラム
体とからなり、このドラム体にテープ状・線状・チエン
状等の可撓性のある長尺物を巻回して運搬し、使用現場
において中心穴に支軸を通し、巻回されている長尺物を
順次繰り出して使用するために用いる物流用リールに関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の物流用リールは、上記のよ
うに所要の長尺物をリールに巻き取り、これを順次引き
外しながら繰り出して使用するために用いられるもので
あるという物品の性質上、フランジ体間の間隔とフラン
ジ体の大きさ及び巻き取り軸となるドラム体の大きさと
が異なる多種多様なサイズのものが必要である。また、
被搬送物を繰り出して使用した後は、リユーズのために
纏めて回送され、再使用のために供されている。

【０００３】したがって、従来のこの種一般の物流用リ
ールにあっては、製造メーカーから被搬送物巻き取り場
所（工場等）までの移送中、また、被搬送物繰り出し使
用場所からリユーズのための移送中において、空リール
でありながら、被搬送物を巻いた状態での移送の場合と
同じ嵩のものを移送しなければならないため、分解・組
み立てが行い得る構造とし、空リールの移送中には全体
の体積（嵩）を小さくして移送することが可能な構造と
した物流用リールが提案されている。

【０００４】しかしながら、現在商品化されている分解
及び組立てが可能な組立式リールにあっては、図１０に
例示したように、ドラム体３Ａの端面から外方に突出し
フック方向を互いに逆方向とした一対の突起８Ａ，８Ａ
を突出させ、フランジ体２Ａに形成した小孔１０Ａ，１
０Ａに差し込んで、鎖線ｆで示したように突起自身の弾
性力を利用して揺動させることによって小孔１０Ａ，１
０Ａと係合させていた。また、ドラム体３Ａとフランジ
体２Ａとの相対回転阻止力をも突起８Ａ，８Ａがもつ弾
性復元力だけに頼っていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】そのため突起８Ａは、
組立て嵌合時における揺動と、分解時の取外しのための
揺動と、殊に、フランジ体２Ａとドラム体３Ａとの相対
回転力の阻止力とを、全て突起８Ａ自身の揺動方向の弾
性力に負担させるものとなっていたので、突起８Ａの揺
動復元力が急激に減退し、組み立て状態における係合力
の安定性が急激に損なわれ、度重なるリユーズ使用には
不適当なものであった。

【０００６】そこで、本発明はこのような従来品がもつ
課題を解決することを目的とし、組立て・分解が容易に
簡単にできるものでありながら、度重なる組立て・分解
によっても、フランジ体とドラム体との係合力が減退す
ることなく、度重なるリユーズ使用に際しても、確実な
組み立て係合を行わせることができる物流用リールを提
供しようとするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明にいうところの物流用リールの構成は、互
いに対向する２枚のフランジ体２，２と、これらのフラ
ンジ体２，２間に位置し両フランジ体２，２と互いに連
結するドラム体３とからなり、該ドラム体３が、軸線方
向両開口端において、開口端面からそれぞれ少許突出し
側面視略Ｌ字形に形成された複数の係止用フック体８…
と、当該ドラム体３の内筒５の外周面若しくはその近傍
箇所から外筒４の近傍位置にまで突出させた揺動支持竿
９ａの先端部において同開口端面から少許突出させた軸
線方向に揺動可能な少なくとも一つの弾性ロック体９
と、該弾性ロック体９の周方向の一側に近接して外筒４
から突出させた移動阻止壁９Ａとを備え、前記各フラン
ジ体２，２が、ドラム体３における前記フック体８…の
貫入を許容する大きさを有し同フック体８と相互に係合
する複数の係合孔１０…と、前記弾性ロック体９と嵌合
する嵌合穴１１とを備えている構成としたものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明を実施するに当たっては、
前記弾性ロック体９の揺動支持竿９ａをドラム体３にお
ける開口端面近くにおいて揺動するようにしたものとし
て配置形成してあるもの（第１〜第３実施例のもの）の
みに限らず、内筒５と外筒４とを連結する中間隔壁６に
切り込みを入れて形成してあるもの（第４実施例のも
の）とすることもでき、ドラム体３の軸線方向の任意の
位置において形成することができるものであり、その断
面形状についても剛度と弾性復元力とを考慮して任意の
形状とすることができるものであって、嵌合穴１１と嵌
合する弾性ロック体９が内筒５側を揺動基点として外筒
４側において軸線方向に揺動可能な構造としてあればよ
いものである。

【０００９】本発明にいう前記ドラム体３は、その中心
部に回転軸挿入用の軸穴７を有し、この軸穴７を形成す
る内筒５とドラム体３の外筒４とは円盤状の中間隔壁６
によって連結されている構造のものが主として用いられ
る。この中間隔壁６は、ドラム体３の軸線方向の中間に
位置するものに限らず、一側端または片側に偏った位置
に形成されている構造のものとすることもできる。

【００１０】

【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。初めに、本発明にいう物流用リールとは、魚
釣り用リールや糸巻きリールその他のリールと区分する
ための表現であり、産業用に使用するリールであること
を明瞭化するための表現である。本発明にいうリール１
は、一対のフランジ体２，２とこれらの間に配置され連
結固定されて実質的に巻き取り軸となるドラム体３とに
より形成されているリールである。

【００１１】図１乃至図５は、本発明の物流用リールの
第１実施例を示したもので、概要平板状の円形をなす円
盤形の２枚のフランジ体２，２と、これらのフランジ体
２，２の間に配設されこれら２枚のフランジ体２，２と
互いに連結固定されるドラム体３とによって構成されて
いる。

【００１２】前記ドラム体３は間隔をあけて同芯的に配
置された外筒４と軸穴７を形成する内筒５と、これら内
筒５と外筒４とを軸線方向の中間部分で連結する円盤状
の中間隔壁６とからなり、かつ、該ドラム体３には図に
おいて上下の開口面から外方に少し突出し、側面視にお
いてＬ字形に形成された複数の、該実施例においては片
面にそれぞれ６個づつのフック体８…と、片面に２個づ
つの弾性ロック体９，９と、更にその側方に形成してあ
る移動阻止壁９Ａ，９Ａで形成されている。

【００１３】而して、前記のフック体８…は、外筒４の
内面側に沿って軸線方向にリブ状に突出した板体の上下
端において側面視形状がＺ字形となるように互いに逆方
向に向けて突出形成されていて、それぞれの開口面側に
おいて同じ円周方向に向くように折曲げ形成されてい
る。また、前記弾性ロック体９は、前記中間隔壁６の内
筒５に近い部分から軸線方向に立ち上げた立ち上げ壁９
ｂの先端部分から放射方向に向けてＬ字形に折曲げ、そ
の先端部を外筒４の内周面近くにまで突出させて形成し
た揺動支持竿９ａの先端部分において、外筒４の開口端
面から軸線方向外側に突出させた小突出部によって構成
してある。この弾性ロック体９は、前記揺動支持竿９ａ
の基部を揺動基点としてドラム体３の軸線方向に揺動す
る。この実施例における弾性ロック体９は、図５に見ら
れるようにドラム体３の上面開口側の対向する２カ所
と、この２カ所と円周方向においてそれぞれ隣接する箇
所の下面開口側の２カ所との合計４カ所に設けてある。
前記移動阻止壁９Ａは、前記フック体８の係合方向側に
おいて弾性ロック体９に隣接し、外筒４の内周面から求
心方向に連設されたリブ状壁からドラム体３の開口面の
外側にむけて突出形成しさせてある。

【００１４】前記フランジ体２には、図１及びこれを拡
大して示した図４にみられるように、中心部に、ドラム
体３の内筒５と嵌合する軸穴１３を有し、その外周部分
であってドラム体３における前記フック体８…と対応す
る箇所に同フック体と係合する６つの係合孔１０…と、
前記弾性ロック体９…と対応する箇所に２つのロック解
除操作用穴１１…と、後述する解除操作具２０における
小突起２１と嵌合する小孔１９と、複数の窓１５…とを
設けてある。また、該フランジ体２には、その外周縁部
分と各係合孔１０…と各ロック解除操作用穴１１…と軸
穴１３と各窓１５…との周縁部分にそれぞれ補強用の立
ち上げリブ１２を形成してあり、各係合孔１０…の回り
に形成してある立ち上げリブ１２の内部には前記フック
体８と係合する係合用段部１０ａを設けてある。

【００１５】而して、該実施例に示したリール１の大き
さは、被巻回物とその単位長さ（１巻分の長さ）によっ
て異なるものであるが、フランジ体２の大きさは、直径
３００〜６００ｍｍ，肉厚３〜１０ｍｍ程度のものであ
り、また、ドラム体３の大きさは、直径１００〜２５０
ｍｍ，幅（軸線方向の長さ）４０〜１８０ｍｍ程度のも
のである。勿論、この数値は一般的なリールの大きさを
示す数値であって、これ以下またはこれ以上の大きさの
ものも当然存在する。

【００１６】上記の如く構成したリール１を組み立てる
には、図１及び図４において、ドラム体３の上下面に形
成されたフック体８…を上下のフランジ体２，２の係合
孔１０…にそれぞれ挿入し、同時に移動阻止壁９Ａを操
作用穴１１に挿入してドラム体３に対してフランジ体
２、２を右回りに回動させ、各フック体８…を各係合孔
１０…の回転方向後方側の前記係合用段部１０ａ上に重
なるようにして係合させればよい。

【００１７】このとき、即ち、係合孔１０にフック体８
を挿入したとき、図３において鎖線で示したように、弾
性ロック体９は、フランジ体２の内面と接当し押し付け
られてドラム体３の軸線方向に一時的に弾性移動する
が、次いで、フランジ体２を右回りに回動させると、フ
ランジ体内面との接当が終わってロック解除操作用穴１
１と合致する位置に至り、その弾性復元力によってロッ
ク解除操作用穴１１と嵌合し、両者の相対移動は停止す
る。この状態においてフランジ体２が逆回転方向に回転
しようとして、弾性ロック体９がロック解除操作用穴１
１の後端面に押されると、逆回転の初期段階において前
記移動阻止壁９Ａに接当し、それ以上の逆回りを阻止す
ることとなる。

【００１８】このようにして、ドラム体３とフランジ体
２，２とは、軸線方向の移動をフック体８…の係合によ
って阻止され、フック体８…が外れる方向に移動するの
を弾性ロック体９自体の横移動阻止力とこの弾性ロック
体９が移動阻止壁９Ａに接当することとによって阻止さ
れ、フック体８…の係合状態を維持させる。したがっ
て、図２のように組み立てリール１を形成することがで
きる。

【００１９】このようにして組み立てられたリール１を
不用時に分解状態とする場合には、図６に示したロック
解除操作具２０を用いるとよい。即ち、このロック解除
操作具２０の握り部２４を持って、小突起２１をフラン
ジ体２の小孔１９に、中心突起２２を軸穴７に合わせ
て、両端の押圧突起２３，２３をロック解除操作用穴１
１，１１に押し込む。このとき押圧突起２３が弾性ロッ
ク体９に接当して同ロック体９をロック解除操作用穴１
１からフランジ体２の内面側に押し込んで両者の嵌合状
態を解除する。このようにして、操作具２０を左方向に
回転させればフック体８…と係合孔１０…との係合が解
かれ、フランジ体２を軸線方向に引き離せばよい。この
ようなロック解除操作具２０がない場合には、ドライバ
ーのような任意の先細工具をロック解除操作用穴１１に
差し込んで弾性ロック体９をフランジ体２の内面側に移
動させ、フランジ体２を逆方向に回動させ、フック体８
…と係合孔１０…との係合を解き、フランジ体２を軸線
方向に引き離せばよい。

【００２０】前記フック体８…は、組み立てられた状態
において、その外端面がフランジ体２における外周面や
各穴の周縁部に補強のために形成してある前記立上げリ
ブ１２の突出高さよりも外方に突出しない肉厚に設定し
てある。このようにしておくことによって、組み立てた
リールを積み重ねた際にフック体８…が外方に突出して
邪魔になることがないようにしてある。

【００２１】このようにして組み立てたリール１には、
ドラム体３の外周面上に所要の被巻回長尺物を巻き取っ
て使用する。このリール１は、外径の異なる複数種のフ
ランジ体２と軸線方向の長さの異なる複数種のドラム体
３とを製造しておき、これらを任意に選択結合させるこ
とによって、フランジ径とドラム幅の異なる多数種のリ
ールを得ることができる。また、巻き取り物を繰り出し
て使用した後の空リールは、前記のようにして分解し、
組み立て前のフランジ体２，２とドラム体３とのように
して再使用のために移送すれば、嵩の小さい状態として
移送することができる。

【００２２】図７は、第２実施例を示したものであり、
弾性ロック体９のみがロック解除操作用穴１１と嵌合す
るようにしたものである。即ち、弾性ロック体９は前記
実施例と同様にドラム体３の開口端から突出し、この弾
性ロック体９に隣接形成した前記移動阻止壁９Ａはドラ
ム体３の開口端と同一面において終わる形状とし、ドラ
ム体３の開口端よりも軸線方向の内部において弾性ロッ
ク体９と接当するようにしたものである。したがって、
前記ロック解除操作用穴１１の大きさも弾性ロック体９
と嵌合するに足る大きさに形成してある。その他の点に
ついては前記第１実施例の構造と変わりはないので説明
は省略する。

【００２３】図８は第３実施例について示した図であっ
て、前記第１実施例において示した弾性ロック体９の揺
動支持竿９ａを、ドラム体３における内筒５の外周面か
ら直接突出させた構造としたものである。

【００２４】図９は第４実施例について示した図であっ
て、前記第１実施例において示した弾性ロック体９の揺
動支持竿９ａを、ドラム体３における中間隔壁５に切り
込みを入れて形成し、外筒４の内周面に近接する箇所に
おいて、前記第１実施例において示した弾性ロック体９
の立ち上げ壁９ｂに相当する立ち上げ壁９ｃをドラム体
３の内周面近くに形成し、その上端に弾性ロック体９を
連設形成してある構造としたものである。

【００２５】以上のように本発明にいうところのフック
体８はドラム体３のそれぞれの開口面に２箇以上形成し
てあればよく、その数は特に限定されるものではない。
また、弾性ロック体９にあってはドラム体３のそれぞれ
の開口面に少なくとも１箇形成されていれば逆回り止め
の役を果させることができる。

【００２６】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。

【００２７】

【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいうリールは、フランジ体とドラム体とを別々に
製造し、両者を連結部を介して組立て連結と分解分離と
を行わせるようにしたものであって、この両者の連結部
の構造を、ドラム体の軸線方向の両端縁から外方に突出
させ先端に係合用フック部分を形成した複数のフック体
とドラム体の軸線方向に揺動する弾性ロック体と、この
弾性ロック体の円周方向の移動を制限し阻止させる移動
阻止壁とによって構成し、フック体の先端部分をフラン
ジ体に形成した係合孔に係合させ、この係合状態におい
て弾性ロック体をフランジ体のロック解除操作用の嵌合
穴に嵌合させるようにし、フック体によってフランジ体
の内面に加わる外方への大きな面圧に対抗させ、弾性ロ
ック体によってフランジ体とドラム体との逆方向への相
対回転を阻止させるとともに、この弾性ロック体に隣接
して形成した移動阻止壁によって弾性ロック体の移動を
確実に阻止させるようにしたものであるから、リールに
巻回した巻回物によってフランジ体の内面に大きな面圧
が生じても複数のフック体によって確実に対抗させるこ
とができ、フランジ体とドラム体との相対回転を弾性ロ
ック体と移動阻止壁によって確実に阻止させることがで
き、組立て状態を確実に維持させることができる。

【００２８】更に、組み立て状態におけるフランジ体と
ドラム体との逆方向への外力が弾性ロック体を支持する
揺動支持竿の引っ張り方向または圧縮方向に加わること
がなく、揺動支持竿は揺動方向への力に対抗するだけで
よいので、組立て並びに分解を繰り返し行っても、素材
疲労を起こすことが少なく耐久性に優れたリールを得る
ことができるという効果を有するに至ったのである。

【００２９】更に、本発明のリールは、外径の異なる複
数種のフランジ体と幅の異なる複数種のドラム体とを選
択結合することによって、フランジ径とフランジ間隔の
異なる多数種の組立て分解が可能なリールを得ることが
でき、製造に当たっては、フランジ体に係合孔と嵌合孔
とを形成し、ドラム体にはフック体と弾性ロック体とを
形成するだけのものでよいので、複雑な成型金型を必要
とせず、比較的単純な成型用金型によって容易にかつ能
率よく製造することができるという利点をも併せて有し
ているのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】リールの第１実施例を示す分解状態の斜視図。

【図２】同リールの組み立て状態を示す斜視図。

【図３】図２におけるＡ−Ａ線部分の要部の拡大断面
図。

【図４】図１の要部の拡大斜視図。

【図５】ドラム体の一部切欠き拡大斜視図。

【図６】分解用工具の斜視図。

【図７】第２実施例を示す図２相当部分の斜視図。

【図８】第３実施例を示す図３相当部分の斜視図。

【図９】第４実施例を示す図５相当部分の斜視図。

【図１０】従来構造の一例を示す要部の断面図。

【符号の説明】

１リール２フランジ体３ドラム体４外筒５内筒８フック体９弾性ロック体９ａ揺動支持竿９Ａ移動阻止壁１０係合孔１１嵌合穴

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【手続補正書】

【提出日】平成９年１月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図６

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】互いに対向する２枚のフランジ体(2)，
(2)と、これらのフランジ体(2)，(2)間に位置し両フラ
ンジ体(2)，(2)と互いに連結するドラム体(3)とからな
り、該ドラム体(3)が、軸線方向両開口端において、開
口端面からそれぞれ少許突出し側面視略Ｌ字形に形成さ
れた複数の係止用フック体(8)…と、当該ドラム体(3)の
内筒(5)の外周面若しくはその近傍箇所から外筒(4)の近
傍位置にまで突出させた揺動支持竿(9a)の先端部におい
て同開口端面から少許突出させた軸線方向に揺動可能な
少なくとも一つの弾性ロック体(9)と、該弾性ロック体
(9)の周方向の一側に近接して外筒(4)から突出させた移
動阻止壁(9A)とを備え、前記各フランジ体(2)，(2)が、
ドラム体(3)における前記フック体(8)…の貫入を許容す
る大きさを有し同フック体(8)と相互に係合する複数の
係合孔(10)…と、前記弾性ロック体(9)と嵌合する嵌合
穴(11)とを備えている物流用リール。