JPH10157218A - バッファメモリ制御装置およびその制御方法ならびに複合画像形成装置 - Google Patents
バッファメモリ制御装置およびその制御方法ならびに複合画像形成装置Info
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Abstract
能などの各機能の複合化による装置構成の複雑化を阻止
することができるバッファメモリ制御装置を提供する。 【解決手段】 ラインバッファメモリ制御部1000で
は、1つのラインバッファメモリ1010を設け、画像
データのラインバッファメモリ1010への格納時にラ
インバッファメモリ1010を複数のラインに分割して
該分割された各ラインにアクセス可能なように格納アド
レス制御を行うとともに、画像データのラインバッファ
メモリ1010からの読出し時に分割された各ラインに
アクセス可能なように読出しアドレス制御を行うことに
より、1つのラインバッファメモリ1010を画像入力
デバイスの速度変換吸収用バッファメモリおよび各画像
処理部の参照用バッファメモリとして共用する。
Description
する複数の画像供給手段の中から画像供給手段の1つを
選択し、画像データに対し対応する処理を施す複数の画
像処理手段の中から対応する画像処理手段を設定された
機能モードに応じて選択することによって設定された機
能モードに対応する画像形成を行う複合画像形成装置に
用いられるバッファメモリ制御装置およびその方法なら
びにその複合画像形成装置に関する。
P)などの記録装置では、水平および垂直同期信号に同
期させながら、ポリゴンミラー面数およびその回転速度
に応じて決定される固有の画像転送速度で画像データを
プリンタエンジンに対し連続的に出力させる必要があ
る。このため、例えばデジタルコピー装置などにおい
て、スキャナ部の画像転送クロックがプリンタエンジン
への画像転送クロックと異なる場合には、2ラインのラ
インバッファメモリを用いて画像転送クロックの速度変
換を行う方法が採用されている。具体的には、スキャナ
部から出力される画像データのメモリ書込タイミングお
よびプリンタエンジンへ供給される画像データのメモリ
読出しタイミングで各ラインバッファメモリを交互にア
クセスし、2ラインのラインバッファメモリを速度吸収
バッファとして用いることによって画像転送クロックの
速度変換を行う。また、デジタルコピー装置では、画像
を用紙上に形成するための記録画像処理として前記ライ
ンバッファメモリの後段で画像データをレーザビームの
オン/オフ信号に変換するための変換処理が行われてい
る。
においても、符号化された画像データを復号器で復号化
しながら記録する際に復号器の画像供給速度が一定でな
いことにより、2ラインのラインバッファメモリを用い
て画像転送クロックの速度変換が行われている。また、
ファクシミリ装置では、プリンタエンジンの記録解像度
と画像ファイルの画像データの解像度が異なることか
ら、必要に応じてラインバッファメモリの後段で解像度
変換処理を行いながらプリンタエンジンに画像データを
供給している。この解像度変換処理に際し斜線部の輪郭
平滑化のための画像処理が実行可能なように、この画像
処理のための参照バッファメモリが別途設けられてい
る。
ァクシミリ機能、プリンタ機能の各機能を複合化した装
置が出現し、この複合化装置は、様々の種類の解像度や
深さを有する画像データを同一のプリンタエンジンで出
力するように構成されている。このように構成された複
合化装置では、符号化部、スキャナ部などのプリンタエ
ンジンへの画像供給装置毎に転送速度変換に用いられる
速度吸収ラインバッファメモリが設けられているととも
に、解像度変換処理、二値化処理などの各機能別画像処
理毎にライン参照用バッファメモリが設けられている。
ー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの各機能
の複合化により複合化された機能数に応じてバッファメ
モリの数が増すから、装置構成が複雑化する傾向があ
る。
リ機能、プリンタ機能などの各機能の複合化による装置
構成の複雑化を阻止することができるバッファメモリ制
御装置およびバッファメモリ制御方法を提供することに
ある。
シミリ機能、プリンタ機能などの各機能の複合化による
装置構成の複雑化を阻止することができる複合画像形成
装置を提供することにある。
速度変換用バッファメモリへの画像データの格納を要求
する画像格納要求信号とともに該画像データを出力する
複数の画像供給手段の中から1つの画像供給手段を選択
する入力選択手段と、参照用バッファメモリに格納され
た画像データの読出しを要求する画像読出し要求信号を
出力し、該画像読出し要求信号により読み出された画像
データに対し対応する処理を施す複数の画像処理手段
と、前記各画像処理手段の中から対応する画像処理手段
を設定された機能モードに応じて選択する処理選択手段
と、前記選択された画像処理手段で処理された画像デー
タに対する画像形成を行う画像形成手段とを有する複合
画像形成装置に用いられるバッファメモリ制御装置にお
いて、前記速度変換用バッファメモリおよび前記参照用
バッファメモリを兼ねる1つのラインバッファメモリ
と、前記入力選択手段で選択された画像供給手段からの
画像格納要求信号と前記処理選択手段で選択された画像
処理手段からの画像読出し要求信号とを調停するメモリ
アクセス調停手段と、前記入力選択手段で選択された画
像供給手段からの画像格納要求信号に応答して対応する
画像データを前記ラインバッファメモリへ格納する際に
前記ラインバッファメモリを前記選択された画像処理手
段に応じて複数のラインに分割して該分割された各ライ
ンにアクセスしかつ各ラインに対応する画像データを格
納するように書込アドレス制御を行うとともに、前記処
理選択手段で選択された画像処理手段からの画像読出し
要求信号に応答して前記ラインバッファメモリから対応
する画像データを読み出す際に前記分割された各ライン
にアクセスしかつ各ラインから画像データを読み出すよ
うに読出しアドレス制御を行うアドレス制御手段とを備
え、前記選択された画像処理手段がその処理に参照画像
データを必要とするときには、前記アドレス制御手段
は、前記参照画像データが格納されている参照ラインを
含む複数のラインにまたがる画像データを一度に取り出
すように読出しアドレス制御を行うことを特徴とする。
ッファメモリ制御装置において、前記画像形成手段によ
る1ページの画像データに対する画像形成中に前記選択
された画像供給手段から入力される画像データの各画像
ブロック毎に前記処理選択手段により選択される画像処
理手段が切り替えられるモードが設定されているときに
は、前記アドレス制御手段は、前記選択された画像処理
手段毎に必要となる参照ラインの数を可変しながら該参
照ラインを含む複数のラインにまたがる画像データを一
度に取り出すように読出しアドレス制御を行うことを特
徴とする。
記載のバッファメモリ制御装置において、前記アドレス
制御手段は、前記格納アドレス制御を行う格納アドレス
制御手段と、前記読出しアドレス制御を行う読出しアド
レス制御手段とを有し、前記格納アドレス制御手段は、
前記ラインバッファメモリの各ライン内のアドレスを計
数するための書込主走査カウンタと、前記ラインバッフ
ァメモリの各ラインの書込先頭アドレスを保持する書込
レジスタと、前記ラインバッファメモリのデータ書込先
となるラインを特定するための書込ラインカウンタと、
前記書込ラインカウンタの値に基づき前記書込レジスタ
の各書込先頭アドレスから前記データ書込先となるライ
ンの先頭アドレスを選択する書込先先頭アドレス選択手
段と、前記書込先先頭アドレス選択手段で選択された書
込先頭アドレスと前記書込主走査カウンタの計数値とを
加算して前記画像データの書込アドレスを生成する書込
加算器とからなり、前記読出しアドレス制御手段は、前
記ラインバッファメモリの1ライン内のアドレスを計数
するための読出し主走査カウンタと、前記ライン分割さ
れたラインバッファメモリの各ラインの読出し先頭アド
レスを保持する読出しレジスタと、複数の読出しライン
の内の最初の読出しラインを管理するための読出し主ラ
インカウンタと、複数のラインにまたがる画像データの
取り出し用アドレスを管理するための読出し副ラインカ
ウンタと、前記読出し主および副ラインカウンタの値に
基づき前記レジスタの各読出し先頭アドレスから前記デ
ータ読出し先となるラインの読出し先頭アドレスを選択
する読出し先頭アドレス選択手段と、前記読出し先頭ア
ドレス選択手段で選択された読出し先頭アドレスと前記
読出し主走査カウンタの計数値とを加算して前記画像デ
ータの読出しアドレスを生成する読出し加算器とからな
り、前記複数のラインにまたがる画像データの読出し時
には、前記選択された画像処理手段の画像処理に必要と
なる参照ライン数に応じて前記読出し副ラインカウンタ
による計数を行いながら前記複数のラインにまたがる画
像データを一度に取り出し、前記選択された画像処理手
段に必要となる参照ラインの数に応じて前記読出し副ラ
インカウンタの値を可変することにより前記参照ライン
の数を可変することを特徴とする。
ッファメモリ制御装置において、前記分割されたライン
の数を管理するためにアップダウンカウンタを用い、該
アップダウンカウンタのカウントアップ値は前記ライン
の分割数に応じて切り替えられるように制御されること
を特徴とする。
ッファメモリ制御装置において、前記ラインの分割数
は、前記選択された画像処理手段に応じて予め設定され
ていることを特徴とする。
ッファメモリ制御装置において、前記メモリアクセス調
停手段は、前記入力選択手段による前記画像供給手段の
選択タイミングおよび前記処理選択手段による前記画像
処理手段の選択タイミングに応じて前記画像格納要求信
号に応答したアクセス実行タイミングと前記画像読出し
要求信号に応答したアクセス実行タイミングとを任意に
切替可能なように前記画像格納要求信号と前記画像読出
し要求信号との調停を行うことを特徴とする。
ァメモリへの画像データの格納を要求する画像格納要求
信号とともに該画像データを出力する複数の画像供給手
段の中から1つの画像供給手段を選択する入力選択手段
と、参照用バッファメモリに格納された画像データの読
出しを要求する画像読出し要求信号を出力し、該画像読
出し要求信号により読み出された画像データに対し対応
する処理を施す複数の画像処理手段と、前記各画像処理
手段の中から対応する画像処理手段を設定された機能モ
ードに応じて選択する処理選択手段と、前記選択された
画像処理手段で処理された画像データに対する画像形成
を行う画像形成手段とを有する複合画像形成装置に設け
られたバッファメモリ制御装置に用いられ、前記速度変
換用バッファメモリおよび前記参照用バッファメモリを
兼ねる1つのラインバッファメモリに対する前記画像デ
ータの書込、読出しを制御するためのバッファメモリ制
御方法であって、前記入力選択手段で選択された画像供
給手段からの画像格納要求信号と前記処理選択手段で選
択された画像処理手段からの画像読出し要求信号とを調
停する工程と、前記入力選択手段で選択された画像供給
手段からの画像格納要求信号に応答して対応する画像デ
ータを前記ラインバッファメモリへ格納する際に前記ラ
インバッファメモリを前記選択された画像処理手段に応
じて複数のラインに分割して該分割された各ラインにア
クセスしかつ各ラインに対応する画像データを格納する
ように書込アドレス制御を行う工程と、前記処理選択手
段で選択された画像処理手段からの画像読出し要求信号
に応答して前記ラインバッファメモリから対応する画像
データを読み出す際に前記分割された各ラインにアクセ
スしかつ各ラインから画像データを読み出すように読出
しアドレス制御を行い、前記選択された画像処理手段が
その処理に参照画像データを必要とするときには、前記
参照画像データが格納されている参照ラインを含む複数
のラインにまたがる画像データを一度に取り出すように
読出しアドレス制御を行う工程とを備えることを特徴と
する。
ッファメモリ制御方法において、前記画像形成手段によ
る1ページの画像データに対する画像形成中に前記選択
された画像供給手段から入力される画像データの各画像
ブロック毎に前記処理選択手段により選択される画像処
理手段が切り替えられるモードが設定されているときに
は、前記選択された画像処理手段毎に必要となる参照ラ
インの数を可変しながら該参照ラインを含む複数のライ
ンにまたがる画像データを一度に取り出すように読出し
アドレス制御を行うことを特徴とする。
ッファメモリ制御方法において、前記分割されたライン
数の管理にアップダウンカウンタを用い、該アップダウ
ンカウンタのカウント値を前記ラインの分割数に応じて
切り替えるように制御することを特徴とする。
バッファメモリ制御方法において、前記ラインの分割数
は、前記画像処理手段毎に予め設定されていることを特
徴とする。
バッファメモリ制御方法において、前記入力選択手段に
よる前記画像供給手段の選択タイミングおよび前記処理
選択手段による前記画像処理手段の選択タイミングに応
じて前記画像格納要求信号に応答したアクセス実行タイ
ミングと前記画像読出し要求信号に応答したアクセス実
行タイミングとを任意に切替可能なように前記画像格納
要求信号と前記画像読出し要求信号との調停を行うこと
を特徴とする。
ファメモリへの画像データの格納を要求する画像格納要
求信号とともに該画像データを出力する複数の画像供給
手段の中から1つの画像供給手段を選択する入力選択手
段と、参照用バッファメモリに格納された画像データの
読出しを要求する画像読出し要求信号を出力し、該画像
読出し要求信号により読み出された画像データに対し対
応する処理を施す複数の画像処理手段と、前記各画像処
理手段の中から対応する画像処理手段を設定された機能
モードに応じて選択する処理選択手段と、前記選択され
た画像処理手段で処理された画像データに対する画像形
成を行う画像形成手段と、前記速度変換用バッファメモ
リおよび前記参照用バッファメモリに対する前記画像デ
ータの書込、読出しを制御するためのバッファメモリ制
御装置とを有する複合画像形成装置において、前記バッ
ファメモリ制御装置は、前記速度変換用バッファメモリ
および前記参照用バッファメモリを兼ねる1つのライン
バッファメモリと、前記入力選択手段で選択された画像
供給手段からの画像格納要求信号と前記処理選択手段で
選択された画像処理手段からの画像読出し要求信号とを
調停するメモリアクセス調停手段と、前記入力選択手段
で選択された画像供給手段からの画像格納要求信号に応
答して対応する画像データを前記ラインバッファメモリ
へ格納する際に前記ラインバッファメモリを前記選択さ
れた画像処理手段に応じて複数のラインに分割して該分
割された各ラインにアクセスしかつ各ラインに対応する
画像データを格納するように書込アドレス制御を行うと
ともに、前記処理選択手段で選択された画像処理手段か
らの画像読出し要求信号に応答して前記ラインバッファ
メモリから対応する画像データを読み出す際に前記分割
された各ラインにアクセスしかつ各ラインから画像デー
タを読み出すように読出しアドレス制御を行うアドレス
制御手段とを備え、前記選択された画像処理手段がその
処理に参照画像データを必要とするときには、前記アド
レス制御手段は、前記参照画像データが格納されている
参照ラインを含む複数のラインにまたがる画像データを
一度に取り出すように読出しアドレス制御を行うことを
特徴とする。
て図面を参照しながら説明する。
実施の一形態を搭載するコピー・ファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
ように、ROM200に格納されている制御プログラム
およびフォントデータなどに基づきコピー機能およびフ
ァクシミリ機能を実行するように装置全体を制御するC
PU100と、CPU100の演算、処理の結果を一時
的に格納する作業エリアおよび画像データを格納する画
像ファイル格納エリアとして用いられるRAM300と
を備える。
格納される画像データとしては、モデム500で受信し
た符号化された画像データ、コンピュータからセントロ
インタフェイス部(以下、セントロI/F部という)6
00を介して入力された画像データ、スキャナ700で
読み込まれ符号化部800で符号化された画像データが
ある。
の送受信を行うために、データの変復調を行う。このモ
デム500を介してMH,MR,MMRなどにより符号
化された画像データの送受信が行われる。
されるコンピュータからの画像データの受信およびスキ
ャナ700で読み取られた画像データやモデム500で
受信した画像データのコンピュータへの送信を行う。
の読み取りによって得られた画像データは1画素当りn
ビットのデジタル画像として出力される。このスキャナ
700では、読取解像度およびデータの深さ(1画素当
りのビット数)を所定の範囲内で任意に可変することが
できる。例えば、原稿画像をモデム500から電話回線
を介して他のG3ファクシミリ装置に送信する場合に
は、203.2dpi×97.9dpiまたは203.
2dpi×195.58dpiの二値画像(1画素1ビ
ット)として原稿画像の読取りを行う。これに対し、コ
ピーモード時には、解像度を最大限に活用するために、
400dpi×600dpiの解像度の4値画像(1画
素2ビット)として原稿画像の読取りを行う。
二値画像データをMH,MR,MMRなどの画像圧縮方
式により符号化する。この符号化された画像データは内
部バス1600を介してRAM300に転送され、RA
M300の画像ファイル格納エリアに一旦蓄積される。
格納されている符号化された画像データは読み出され、
内部バス1600を介して復号化部900に転送され
る。復号化部900は、RAM300から読み出された
画像データをデコードし、デコードされた画像データは
ラインバッファメモリ制御部1000に出力される。
復号化部900からの画像データ以外に、スキャナ70
0からの画像データ、RAM300から直接読み出され
た画像データを入力する。復号化部900、スキャナ7
00、RAM300の各デバイスからの画像データの入
力速度はそれぞれ異なり、各入力された画像データはラ
イン単位でラインバッファメモリ1010に一旦蓄積さ
れる。ラインバッファメモリ1010に蓄積された画像
データは、プリンタエンジンを構成するレーザビームプ
リンタ(以下、LBPという)1500からの同期信号
に同期させながら後段の各画像処理部A1100、画像
処理部B1200または画像処理部C1300の内のい
ずれか1つに供給される。画像処理部A1100、画像
処理部B1200または画像処理部C1300への画像
データ供給時には、各画像処理部が必要とする参照ライ
ン数分のデータを同時に供給することが可能である。な
お、このラインバッファメモリ制御部1000の詳細に
ついては後述する。
する画像処理を行い、スキャナ700より出力された4
00dpi×600dpiの4値の画像データを120
0dpi単位でLBP1500のレーザドライバのON
/OFF信号に変換する変換処理を行う。なお、この処
理においては、副走査方向への画像データの参照を必要
としない。
ら入力される画像データ、モデム500で受信した低解
像度の画像データをLBP1500で記録する際に文字
部の輪郭部を滑らかに補間するための輪郭平滑化処理を
行う。この処理においては、副走査方向に9ラインの参
照データを必要とする。
部600またはモデム500を介して取り込まれた疑似
中間調の画像データを変倍して記録する際に階調制を保
持しながら変倍処理を行う。この処理においては、副走
査方向に2ラインの参照データを必要とする。なお、こ
こでは、各画像処理部A1100、画像処理部B120
0、画像処理部C1300の処理内容の詳細についての
説明は省略する。
00または画像処理部C1300で処理された画像デー
タはセレクタ1400を介してLBP1500に供給さ
れる。LBP1500は、上述したように、レーザビー
ムプリンタからなり、その構成についての説明は省略す
る。
どは、操作部400の入力操作によって行われる。操作
部400は、LCD、LED表示部およびキー入力部
(図示せず)から構成され、ユーザとのインタフェイス
を司る。ユーザによる操作入力は内部バス1600を介
してCPU100に転送される。
0の詳細について図2を参照しながら説明する。図2は
図1のコピー・ファクシミリ装置に搭載されているライ
ンバッファメモリ制御部の構成を示すブロック図、図3
は図2のラインバッファメモリの画像処理に応じた割付
けを示す図である。
図2に示すように、4480word×8bitの同期
式SRAMからなるラインバッファメモリ1010を有
する。ラインバッファメモリ1010のワード幅は8b
itであるから、ラインバッファメモリ1010のアク
セスは8bit単位で行われる。
像データの読出しにおいてその読み出された画像データ
の出力先となる各画像処理部A1100,B1200,
C1300(図1に示す)に応じて複数のラインバッフ
ァとして割り付けられる。具体的には、図3に示すよう
に、画像処理部A1100が選択された場合、画像処理
部A1100においては副走査方向への画像データの参
照を必要としないから、ラインバッファメモリ1010
は、2ラインのトグルバッファメモリとして動作するよ
うに、1ラインのデータ長が1792バイトで2ライン
のバッファメモリとして割り付けられる。画像処理部B
1200が選択された場合、画像処理部B1200では
副走査方向に9ラインの参照データを必要とするから、
ラインバッファメモリ1010は、参照ライン9ライ
ン、速度吸収用ライン1ラインの計10ラインのトグル
バッファメモリとして動作するように、1ラインのデー
タ長が448バイトで10ラインのバッファメモリとし
て割り付けられる。
画像処理部C1300では、副走査方向に2ラインの参
照データを必要とするから、ラインバッファメモリ10
10は、2つの参照ライン、3つの速度吸収用ラインの
計5ラインのトグルバッファメモリとして動作するよう
に、1ラインのデータ長が896バイトで5ラインのバ
ッファメモリとして割り付けられる。なお、本実施の形
態では、通常解像度であれば参照ライン数を少なくして
も良好な画像が得られる傾向にあることにより、解像度
が通常解像度より低い画像データ(1ラインのデータ長
が少ない画像)を処理する場合には、画像処理のための
参照ライン数を増し、解像度が通常解像度より高い画像
データを処理する場合には、画像処理のための参照ライ
ン数を少なくするように1つのラインバッファメモリ1
010の割付けを行い、ラインバッファメモリ1010
の有効利用が図られている。
れる画像データは、スキャナI/F部1020、復号器
I/F部1030、DMAI/F部1040の各I/F
部から入力される。スキャナI/F部1020、復号器
I/F部1030、DMAI/F部1040の各I/F
部では、上述したようにラインバッファメモリ1010
のアクセスが8bit単位で行われるすなわち8bit
単位での書込が行われることにより、画像データを8b
it単位にパッキングするパック処理を行う。
は、スキャナ700から画像転送クロックに同期にして
主走査方向に400dpiの解像度、副走査方向に60
0dpiの解像度をそれぞれ有する1画素2bitの画
像データが入力される。スキャナI/F部1020で
は、パック処理毎にラインバッファメモリ1010への
データ格納要求信号であるWRRQ信号をセレクタ10
50に対し発行し、このWRRQ信号によりパック処理
された画像データはラインバッファメモリ1010に格
納される。
00から画像転送クロックに同期にして1画素1bit
の二値画像データがシリアルに入力され、入力された画
像データは8ビット単位でのパック処理によりパッキン
グされる。復号器I/F部1030では、スキャナI/
F部1020と同様に、パック処理毎にラインバッファ
メモリ1010へのデータ格納要求信号であるWRRQ
信号をセレクタ1050に対し発行し、このWRRQ信
号によりパック処理された画像データはラインバッファ
メモリ1010に格納される。
メモリアクセスによりRAM300から画像データが入
力される。画像データが16ビット幅の外部バスを介し
て入力される場合には、DMAI/F部1040では入
力された画像データを8ビット単位の画像データに分割
する処理を行う。DMAI/F部1040では、スキャ
ナI/F部1020と同様に、パック処理毎にラインバ
ッファメモリ1010へのデータ格納要求信号であるW
RRQ信号をセレクタ1050に対し発行し、このWR
RQ信号により画像データはラインバッファメモリ10
10に格納される。
号化部900、RAM300のいずかれの画像データ入
力デバイスから画像データを入力するかを選択するため
の選択値に応じてスキャナI/F部1020、復号器I
/F部1030、DMAI/F部1040のいずれかの
I/F部からのWRRQ信号を取り込み、アービタ部1
080に出力するとともに、対応する画像データ入力デ
バイスからの画像データを選択し、ラインバッファメモ
リ1010に出力する。
データの読出しは画像データの書込と同様に8bit単
位で行われ、ラインバッファメモリ1010から読み出
された画像データはラッチ・パラシリ変換部1090に
おいてシリアルデータに変換された後に対応する画像処
理部に出力される。ラッチ・パラシリ変換部1090
は、ラインバッファメモリ1010から読み出された画
像データを一旦保持するためのバッファレジスタからな
るラッチ群0−8と、ラッチ群0−8に保持された画像
データをシリアルデータに変換して出力するパラレル・
シリアル変換を行うパラシリ変換群0−8とを有する。
ラッチ・パラシリ変換部1090からは、ラインバッフ
ァ1010の画像データの読出しを要求するRDRQ信
号がアービタ部1080に出力される。
からのWRRQ信号とラッチ・パラシリ変換部1090
からのRDRQ信号との調停を行いながらラインバッフ
ァメモリ1010に対するアクセス権をセレクタ105
0またはラッチ・パラシリ変換部1090のいずれかに
振り分け、アクセス権の振分け後、アクセス権を獲得し
た側に対しアクセス許可信号を用いてアクノリッジ応答
をしながらメモリアクセス制御信号をラインバッファメ
モリ1010に出力してメモリアクセスを行う。具体的
には、セレクタ1050からのWRRQ信号に対するア
クノリッジ応答としてWRACK信号が対応するI/F
部(スキャナI/F部1020、復号器I/F部103
0、DMAI/F部1040)に出力される。また、ラ
ッチ・パラシリ変換部1090からのRDRQ信号に対
するアクノリッジ応答としてRDACK信号がラッチ・
パラシリ変換部1090に出力される。
するアクノリッジ応答によるメモリアクセスをアービタ
部1080を介して行うことによって、ラインバッファ
メモリ1010を用いた画像転送速度の速度変換が実行
される。例えば、画像入力速度がアービタ部1080が
WRRQ信号に応答可能な周期範囲内であれば、該応答
可能な周期範囲内の速度に画像入力速度を設定すること
が可能になり、スキャナI/F部1020、復号器I/
F部1030、DMAI/F部1040の各I/F部に
入力される画像データの転送速度は前記応答可能な周期
範囲内で任意に設定可能でありかつ各画像入力デバイス
毎に任意の値を設定することができる。
0がRDRQ信号に応答可能な周期範囲内であれば、該
応答可能な周期範囲内の速度に画像出力速度を設定する
ことが可能になり、ラインバッファメモリ1010から
の画像データの読出しにおいては、各画像処理部よる処
理後の画像データの転送速度がLBP1500が要求す
る転送速度に合致するようにラッチ・パラシリ変換部1
090にRDRQ信号を発行させることによってライン
バッファメモリ1010を用いたLBP1500出力の
ための再同期化速度変換を実現することができる。
インバッファメモリ1010をリングバッファメモリと
して動作させるために、内部に画像データが滞留してい
るラインの数を管理するためのラインバッファ管理処理
が行われる。このラインバッファ管理処理については後
述する。
格納に対するアドレス制御はWRアドレス制御部106
0により行われ、データ読出しに対するアドレス制御は
RDアドレス制御部1070により行われる。
およびその動作について図4を参照しながら説明する。
図4は図2のラインバッファメモリ制御部に設けられて
いるWRアドレス制御部の構成を示すブロック図であ
る。
(a)に示すように、ラインバッファメモリ1010に
割り付けた各ライン毎にその先頭アドレスを格納するた
めの複数のレジスタ1062〜1071を有する。各レ
ジスタ1062〜1071には、最小単位でのラインの
先頭アドレスを管理するために、次のようなオフセット
アドレス(副走査方向アドレス)が格納されている。
ットアドレスの1つは、セレクタ1072で選択された
後に加算器1090に出力される。具体的には、セレク
タ1072はラインカウンタ制御部1061から出力さ
れる値に応じて各レジスタ1062〜1071のオフセ
ットアドレスのいずれか1つを選択して取り込み、出力
する。
(b)に示すように、画像データを格納しているライン
を管理するために、WRITEラインアドレス主カウン
タ1076と、WRITEラインアドレス主カウンタ1
076をリングカウンタとして動作させるための初期化
比較器1075とを有し、WRITEラインアドレス主
カウンタ1076は、後述する主走査カウンタ1073
から出力されるWRPUP信号により1ライン増加分の
カウントアップを行う。ラインカウンタ制御部1061
には現在画像データを格納しているラインの値が保持さ
れ、この値はセレクタ1072の選択動作を制御するた
めの値として出力される。
ァメモリ1010における1ライン内の画像データの主
走査方向アドレスを管理するためのカウンタからなる。
主走査カウンタ1073には、WRRQ信号に応答して
アービタ部1080による書込調停が行われることに伴
いWRHUP信号が入力され、WRHUP信号により主
走査カウンタ1073のカウント値がインクリメントさ
れる。また、1ライン分の画像データが入力されると、
主走査カウンタ1073はリセットされるとともに、W
RITEラインアドレス主カウンタ1076を1ライン
分増加させるためのWRPUP信号を発行する。この発
行されたWRPUP信号によりWRITEラインアドレ
ス主カウンタ1076のカウンタ値は1ライン分増加さ
れる。
出力されたオフセットアドレスと主走査カウンタ107
3のカウント値とを加算し、この加算結果から実際の画
像データ格納のための書込アドレスを生成する。
式に示すように、この書込アドレスの下位6bitが主
走査カウンタ1073の下位6bit(######)
とされ、書込アドレスの上位7bitは主走査カウンタ
1073の上位5bitとオフセットアドレス7bit
との加算結果($$$$$$$)とされる。
060の動作について説明する。
理モード毎に参照ライン数および1ラインのデータ長の
最大値を切り替える必要があるから、図4(b)に示す
ように、WRITEラインアドレス主カウンタ1076
の増加値を1,2,4と切り替えることによってライン
数および1ラインのデータ長すなわち主走査長の切替を
行う。具体的には、ライン数および1ラインの主走査長
の切替は、1ライン分の画像データを格納した際に発行
されるWRPUP信号によりカウントアップするWRI
TEラインアドレス主カウンタ1076の加算値を画像
処理モード毎に切り替えることによって実現される。
1200が選択されている場合には、WRPUP信号が
発行される毎に1づつアドレスが加算され、WRITE
ラインアドレス主カウンタ1076のカウント値が
「9」に到達すると、WRITEラインアドレス主カウ
ンタ1076のカウント値は「0」に初期化される。画
像処理部C1300が選択されている場合には、WRP
UP信号が発行される毎に2づつアドレスが加算され、
カウント値が「8」になると、そのカウント値を「0」
にする初期化が行われる。画像処理部A1100が選択
されている場合には、WRPUP信号が発行される毎に
4づつアドレスが加算され、カウント値が4になると、
そのカウント値を「0」にする初期化が行われる。
76の増加値を1,2,4と切り替えることによって1
ラインのデータ長が2倍、4倍、8倍とまたライン数が
10本、5本、2本と切り替えられる。
タイミングについて図5を参照しながら説明する。図5
は図2のラインバッファメモリ制御部におけるラインバ
ッファメモリへの書込タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
1060およびRDアドレス制御部1070は、図5に
示すように、基準クロックであるPCLKに基づき動作
し、画像データの書込時には、まずWRRQ信号がセレ
クタ1050からアービタ部1080に出力される。
(書込サイクル)に移行すると、アービタ部1080か
らアクノリッジ応答としてXWRACK信号がセレクタ
1050に出力されると同時にラインバッファメモリ1
010にアクセス制御信号であるCEC信号およびWR
信号がアサートされる。なお、本実施の形態では、CE
C信号の立ち下がりエッジでラインバッファメモリ10
10に書込アドレスA0−A12が取り込まれ、WR信
号の立ち上がりエッジで画像データD7−D0がライン
バッファメモリ1010に書き込まれるように構成され
ている。
ら対応するI/F部を介して画像入力デバイスに発行さ
れる。
制御部1060から出力され、WRアドレス制御部10
60はWAD0−WAD12信号を書込アドレスA0−
A12として選択、出力する。
で8bitにパッキングされた画像データであって、セ
レクタ1050で選択された後にアービタ部1080を
介してラインバッファメモリ1010に書き込まれる。
と、主走査カウンタ1073にカウントアップを指示す
るWRHUP信号が出力され、主走査カウンタ1073
はWRHUP信号によりカウント値を1アップする。
およびその動作について図6を参照しながら説明する。
図6は図2のラインバッファメモリ制御部に設けられて
いるRDアドレス制御部の構成を示すブロック図であ
る。
(a)に示すように、ラインバッファメモリ1010に
割り付けた各ライン毎にその先頭アドレスを格納するた
めの複数のレジスタ1078〜1087と、主走査カウ
ンタ1089とを有する。
のWR制御部1060のレジスタ1062〜1071と
同様に、最小単位でのラインの先頭アドレスを管理する
ためのオフセットアドレス(副走査方向アドレス)が格
納されている。各レジスタ1078〜1087に保持さ
れているオフセットアドレスは、セレクタ1088で選
択された後に加算器1090に出力される。具体的に
は、セレクタ1088はラインカウンタ制御部1077
から出力される値に応じて各レジスタ1078〜108
7のオフセットアドレスのいずれかを選択して取り込
み、出力する。
(b)に示すように、画像データを格納しているライン
を管理するための制御部からなり、該制御部は、参照ラ
インの先頭ラインのオフセットアドレスを選択するため
の値を計数するREADラインアドレス主カウンタ10
92と、READラインアドレス主カウンタ1092を
リングカウンタとして動作させるための初期化比較器1
091と、選択された画像処理手段に応じたカウントア
ップを行うためのREADラインアドレス副カウンタ1
094と、READラインアドレス副カウンタ1094
をリングカウンタとして動作させるための初期化比較器
1093とを有する。READラインアドレス主カウン
タ1092のカウント値は、後述するラインバッファメ
モリ1010内の画像データ滞留ライン数の管理に用い
られる。なお、このラインカウンタ制御部1077の詳
細については後述する。
像データを格納しているラインの値が保持され、この値
はセレクタ1088の選択動作を制御するための値とし
て出力される。
ァメモリ1010における1ライン内の画像データの主
走査方向アドレスを管理するためのカウンタからなる。
主走査カウンタ1089には、RDRQ信号に応答して
アービタ部1080による読み込みが行われることに伴
いRDHUP信号が入力され、RDHUP信号により主
走査カウンタ1089のカウント値がインクリメントさ
れる。また、1ライン分の画像データの読み込みが行わ
れると、主走査カウンタ1089はリセットされるとと
もに、READラインアドレス主カウンタ1092を1
ライン分増加させるためのRDPUP信号を発行する。
この発行されたRDPUP信号によりREADラインア
ドレス主カウンタ1092の値は1ライン分増加され
る。
出力されたオフセットアドレスと主走査カウンタ108
9のカウント値とを加算し、この加算結果から実際の画
像データの読出しアドレスを生成する。この実際の読出
しアドレスの算出は、上述した加算器1074による書
込アドレスの算出手順と同様に行われる。
においてラインカウンタ制御部1077にREADライ
ンアドレス主カウンタ1092、READラインアドレ
ス副カウンタ1094の2つのラインカウンタを設け、
複数のラインにまたがる画像データの読出し時には、選
択された画像処理部の画像処理に必要となる参照ライン
数に応じてREADラインアドレス副カウンタ1093
による計数を行うことによって、参照ラインを含む複数
のラインにまたがる画像データを一度に取り出すことが
可能となる。
ウンタ制御部1077の動作について説明する。
に、複数のラインにまたがる画像データの読出し時に
は、選択された画像処理部の画像処理に必要となる参照
ライン数に応じてREADラインアドレス副カウンタ1
093による計数を行いながら複数のラインにまたがる
画像データを一度に取り出すために、1ラインの読出し
が終了すると、各画像処理部から発行されるカウントア
ップ要求信号に応じてREADラインアドレス主カウン
タ1092が0,1,2,4のいずれかの値のカウント
アップ動作を行うように構成されている。このカウンタ
アップ値の中の値「0」はカウントアップ動作を行わな
いように指示するための値であり、この「0」によるカ
ウントアップ動作停止により、同一ラインの読出しを複
数回行うことが可能となり、副走査方向の解像度変換処
理が実現される。
1094は、リードアクセス(RDアクセス)起動時に
READラインアドレス主カウンタ1092のカウント
値を取り込むとともに、複数の参照ラインにまたがるリ
ードアクセス毎に選択された画像処理部に応じたカウン
トアップを行う。このREADラインアドレス副カウン
タ1094のカウント動作により、複数の参照ラインに
またがる画像データの読出しをするためのアドレスが生
成可能になる。
ている場合には、参照ラインとして9ラインが必要であ
るから、1回のデータ読出し要求に対してREADライ
ンアドレス副カウンタ1094のカウント値を「1」イ
ンクリメントしながら9バイトのデータを一括して読み
込む。この場合、以下に示すように、READラインア
ドレス主カウンタ1091のカウント値を起点としてR
EADラインアドレス副カウンタ1094は8回のカウ
ントアップを行う。
ラインとして2ラインが必要であるから、1回のデータ
読出し要求に対してREADラインアドレス副カウンタ
1094のカウント値を「2」インクリメントしながら
2バイトのデータを一括して読み込む。この場合、以下
に示すように、READラインアドレス主カウンタ10
91のカウント値を起点としてREADラインアドレス
副カウンタ1094は1回のカウントアップを行う。こ
こでREADラインアドレス主カウンタ1091のカウ
ント値の増加値が「2」に設定されているのは、画像処
理部Cが処理可能な1ラインのデータ長の最大値が画像
処理部Bの2倍であることによる、すなわち画像処理部
Cの処理動作は画像処理部Bの2倍の速度で動作するこ
とによる。
ラインを必要としないから、READラインアドレス副
カウンタ1094はREADラインアドレス主カウンタ
1091のカウント値を取り込むだけである。ここでR
EADラインアドレス主カウンタ1091のカウント値
の増加値が「4」に設定されているのは、画像処理部A
が処理可能な1ラインのデータ長の最大値が画像処理部
Bの4倍であることによる、すなわち画像処理部Aの処
理動作は画像処理部Bの4倍の速度で動作することによ
る。
なる参照ライン数に応じてREADラインアドレス副カ
ウンタ1093による計数を行いながら複数のラインに
またがる画像データを一度に取り出すことが可能とな
る。選択された画像処理部毎に必要となる参照ラインの
数はREADラインアドレス副カウンタ1093にカウ
ント値を可変することにより行われる。
スタイミングについて図7を参照しながら説明する。図
7は図2のラインバッファメモリ制御部におけるライン
バッファメモリへの読出しタイミングを示すタイミング
チャートである。
すように、アービタ部1080、WRアドレス制御部1
060とともに、基準クロックPCLKに基づき動作
し、画像データの読出し時には、まず読出し要求信号で
あるRDRQ信号がラッチパラシリ変換群1090から
アービタ部1080に出力される。
に移行すると、アービタ部1080からRDRQ信号の
アクノリッジ応答としてRDACK信号がラッチパラシ
リ変換群1090に出力されると同時にラインバッファ
メモリ1010にアクセス制御信号であるCEC信号お
よびWEC信号がアサートされる。なお、本実施の形態
では、CEC信号の立ち下がりエッジでラインバッファ
メモリ1010に読出しアドレスA0−A12が取り込
まれ、そのアドレスに対応する画像データD7−D0が
出力される。また、WEC信号は書込み許可信号であ
り、読出し時にはインアクティブ側の「H」に保持され
ている。
ス制御部1070から選択、出力され、このアドレスA
0−A12によりアクセスする最初の起点は図中の副走
査+「*」で示す値により決定される。「*」が示す値
はアクセスする最初の起点とするREADラインアドレ
ス副カウンタ1093の変化値を示す。また、図中の主
走査+1は主走査カウンタ1089のカウンタ値が
「1」増加していることを示す。
(a)に示すように、1回のリードアクセスで1バイト
の読出しが行われる。従って、リード中におけるアクセ
スの増加は行われていない。この読出しアクセスが終了
すると、RDHUP信号(図示せず)により主走査カウ
ンタ1089がインクリメントされる。画像処理部Bが
選択されている場合、図7(b)に示すように、9回の
リードアクセスが連続して行われる。よって、CEC信
号は9回「0」にアサートされ、かつREADラインア
ドレス副カウンタ1094はそのカウント値を「1」づ
つ変化させる。画像処理部Cが選択されている場合、図
7(c)に示すように、2回のリードアクセスが連続し
て行われる。よって、CEC信号は2回「0」にアサー
トされ、かつREADラインアドレス副カウンタ109
4はそのカウント値を「2」づつ変化させる。がリード
中におけるアクセスの増加は行われていない。この読出
しアクセスが終了すると、RDHUP信号(図示せず)
により主走査カウンタ1089がインクリメントされ
る。
画像データが滞留しているラインの数を管理するライン
バッファ管理処理について説明する。
バッファメモリ1010をリングバッファメモリとして
動作させるためのオーバーラン制御およびアンダーラン
制御を行う。これらの制御においては、スキャナI/F
部1020、復号器I/F部1030、DMAI/F部
1040、ラッチ・パラシリ変換部1090の各I/F
部からのアクセス要求に応じてオーバーランまたはアン
ダーランが発生しないようにアクセスの保留および再開
を行う。各I/F部からのアクセス要求に対する制御
は、基本的には画像データ滞留ラインの管理がライン単
位で行われていることにより、ライン先頭アドレスに基
づき行われる。
に空きラインがあれば、ラインバッファメモリ1010
への書込要求が許可され、WRACK信号によるアクノ
リッジ応答が行われる。これに対し、ラインバッファメ
モリ1010にデータが一杯に書き込まれてこれ以上デ
ータが書き込みすることができないときには、WRAC
K信号によるアクノリッジ応答が保留され、該保留によ
り画像入力が保留される。
出し要求に対するアクセス制御は、管理するライン数が
アンダーランになりかつライン出力の最初の読出し要求
が会った場合に行われる。管理するライン数がアンダー
ランになった場合は、再び画像データが格納されてアン
ダーランが解除されるまで読出し要求に対する応答を保
留する。LBP1500による画像データの出力中に
は、前記応答保留が発生しないように画像データの入力
が行われる。このような応答保留は1ページ内の画像ブ
ロックの切替時に発生し、もし応答保留が発生したとき
には対応する画像処理部が白データを出力することによ
って画像ブロック間のつなぎを行う。
ータ滞留ライン数の管理にはアップダウンカウンタから
なるライン管理カウンタが用いられ、該ライン管理カウ
ンタは1ラインの書込でカウントアップし、1ラインの
読出しでカウントダウンする。具体的には、ライン管理
カウンタは「0」を初期値とし、スキャナI/F部10
20、復号器I/F部1030、DMAI/F部104
0の各I/F部から画像データが入力されるとWRアド
レス制御部1060から発行されるWRPUP信号によ
りカウントアップを行い、参照ライン更新に伴い各画像
処理部から発行されるRDPUP信号によりカウントダ
ウンを行う。このように計数動作をするライン管理カウ
ンタのカウント値により内部に画像データが滞留するラ
インの数の管理が行われる。
ーバーラン制御およびアンダーラン制御について説明す
る。
合、以下に示すように、白データ滞留の4ラインがある
ものとして処理動作が開始される。これは、入力画像の
周りに仮想的に白を付加するためである。画像処理部B
1200では参照ラインとして9ラインを必要とするか
ら、上述の白データの4ライン以外にさらに5ライン以
上のラインに画像データが格納された後にアンダーラン
が解除される。また、ラインバッファメモリ1010の
総ライン数は10であるから、ライン管理カウンタのカ
ウント値が「6」であるときにはオーバーラン発生とし
て書込要求が保留され、カウント値が「4」であるとき
にはアンダーラン発生として読出し要求が保留される。
さらに、1ブロックの画像出力終了時には、外部からの
指示によりライン管理カウンタのカウント値が「0」に
なるまで画像の吐き出しを行い、処理を終了する。
ラインとして2ライン必要でありかつ割り付けられたラ
イン数が5である。従って、以下に示すように、ライン
管理カウンタのカウント値が「5」であるときにはオー
バーラン発生として書込要求が保留され、カウント値が
「1」であるときにはアンダーラン発生として読出し要
求が保留される。
ラインとして1ライン必要でありかつ割り付けられたラ
イン数が2である。従って、以下に示すように、ライン
管理カウンタのカウント値が「2」であるときにはオー
バーラン発生として書込要求が保留され、カウント値が
「0」であるときにはアンダーラン発生として読出し要
求が保留される。
替および入力画像ブロックの切替動作について図8およ
び図9を参照しながら説明する。図8は図1のコピー・
ファクシミリ装置による、ファクシミリ受信画像にヘッ
ダ画像およびフッタ画像を付加した出力画像の一例を示
す図、図9は図8の出力画像中の3つの画像ブロックの
入出力における切替タイミングを示すタイミングチャー
トである。
画像データとしてRAM300に一旦蓄積された後に復
号化部900で復号され、復号された画像データは復号
器I/F部1030を介してラインバッファメモリ10
10に格納される。このラインバッファメモリ1010
に格納された画像データは、画像処理部C1300の処
理によりLBP1500の使用記録紙のサイズおよび解
像度に応じた変倍処理を施された後にLBP1500に
出力される。LBP1500では、図8に示すように、
ファクシミリ受信した画像をヘッダ画像およびフッタ画
像とともに記録用紙に記録する。
00によりRAM300に展開された画像であり、各画
像データはダイレクトメモリアクセスによりRAM30
0からDMAI/F部1040を介してラインバッファ
メモリ1010に格納される。各画像データは画像処理
部B1200により200dpiを600dpiの解像
度に変換する解像度変換処理を施された後にLBP15
00に出力される。
画像およびフッタ画像の入出力の切替タイミングについ
て説明する。なお、本説明では、ファクシミリ受信した
画像を示す画像データを第2ブロック画像データ、ヘッ
ダ画像を示す画像データを第1ブロック画像データ、フ
ッタ画像を示す画像データを第3ブロック画像データと
する。
動作の開始に先立ちページ区間信号であるPENBのレ
ベルが「H」にされ、記録動作処理の活性化が行われ
る。
示すBLKENB_INのレベルが「H」に保持される
とともに、第1ブロック画像データDATA_INがR
AM300からDMAI/F部1040を介してライン
バッファメモリ1010に入力され、第1ブロック画像
データの格納が開始される。
ラインバッファメモリ1010に容量一杯まで格納され
ると、アービタ部1080によるラインバッファ管理処
理により画像データの書込要求が保留されるとともに、
第1ブロック画像データDATA_INに対応する画像
処理部として画像処理部B1200が選択される。
られると、LBP1500から垂直同期信号であるXT
OPが発行される。このXTOPの発行時点から画像上
端の記録開始位置到達時点までの印刷マージン時間経過
後、画像出力が開始される。この画像出力タイミングに
合わせてブロック画像データの出力期間を示すBLKE
NB_OUTのレベルが「H」に保持されるとともに、
ラインバッファメモリ1010からの第1ブロック画像
データDATA_INの読出しが開始される。読み出さ
れた画像データは画像処理部B1200で処理された後
に画像データXVDOとしてLBP1500に出力され
る。この読出しによりラインバッファメモリ1010に
空きが生じると、書込要求の保留が解除され、第1ブロ
ック画像データDATA_INのラインバッファメモリ
1010への格納が再開される。
入力が終了すると、CPU100から画像入力終了の通
知が出され、画像吐き出し処理が行われるとともに、B
LKENB_INのレベルが「H」から「L」に切り替
えられる。また、第1ブロック画像データDATA_I
Nの出力が終了すると、BLKENB_OUTのレベル
が「L」に切り替えられるとともに、DMAI/F部1
040から復号器I/F部1030への切替、および画
像処理部C1300から画像処理部B1200への切替
が行われる。
「L」への切替時点から入力保留となる所定期間が経過
すると、BLKENB_INのレベルは「H」に切り替
えられ、次の入力画像データである第2ブロック画像デ
ータDATA_INが復号器I/F部1030を介して
入力され、第2ブロック画像データDATA_INの格
納が開始される。BLKENB_OUTのレベル「H」
から「L」への切替時点から第2ブロック画像データD
ATA_INの出力開始可能時点までのつなぎの期間中
すなわちアンダーランが解消される時点までの期間中に
おいては、LBP1500に対し白データが出力され
る。
ク画像データDATA_INがラインバッファメモリ1
010から読み出され、読み出された画像データは画像
処理部C1300で処理された後に画像データXVDO
としてLBP1500に出力される。
入力が終了すると、CPU100から画像入力終了の通
知が出され、画像吐き出し処理が行われるとともに、B
LKENB_INのレベルが「H」から「L」に切り替
えられる。また、第2ブロック画像データDATA_I
Nの出力が終了すると、BLKENB_OUTのレベル
が「L」に切り替えられるとともに、再度DMAI/F
部1040への切替および画像処理部B1200への切
替が行われる。
「L」への切替時点から所定期間が経過すると、BLK
ENB_INのレベルは「H」に切り替えられ、次の入
力画像データである第3ブロック画像データDATA_
INがDMAI/F部1040を介して入力され、第3
ブロック画像データDATA_INの格納が開始され
る。BLKENB_OUTのレベル「H」から「L」へ
の切替時点から第3ブロック画像データDATA_IN
の出力開始可能時点までのつなぎの期間中すなわちアン
ダーランが解消される時点までの期間中においては、L
BP1500に対し白データが出力される。
ク画像データDATA_INがラインバッファメモリ1
010から読み出され、読み出された画像データは画像
処理部B1200で処理された後に画像データXVDO
としてLBP1500に出力される。
べての出力が完了すると、ラインバッファメモリ101
0中の画像データの吐き出し処理が行われ、この吐き出
し処理が終了すると、PENBのレベルが「L」に戻さ
れることによって記録動作状態は非活性状態へ移行さ
れ、LBP1500による印刷出力は終了される。
ッファメモリ制御部1000では、1つのラインバッフ
ァメモリ1010を設け、画像データのラインバッファ
メモリ1010への格納時にラインバッファメモリ10
10を複数のラインに分割して該分割された各ラインに
アクセス可能なように格納アドレス制御を行うととも
に、画像データのラインバッファメモリ1010からの
読出し時に分割された各ラインにアクセス可能なように
読出しアドレス制御を行うから、1つのラインバッファ
メモリ1010を画像入力デバイスの速度変換吸収用バ
ッファメモリおよび各画像処理部の参照用バッファメモ
リとして共用することが可能になり、コピー機能、ファ
クシミリ機能、プリンタ機能などの各機能の複合化によ
る装置構成の複雑化を阻止することができる。
変更可能なように、書込要求信号に応答したアクセス実
行タイミングと読出し要求信号に応答したアクセス実行
タイミングとを任意に切り換えるように構成したので、
1つのラインバッファメモリ1010を共通に使用しな
がら1ページの記録動作中における画像データの入力元
の切替および画像データの出力先の切替を容易に行うこ
とができる。
中に選択された画像入力デバイスから入力される画像デ
ータの各画像ブロック毎に画像処理部が切り替えられる
モードが設定されているときには、選択された画像処理
部毎に必要となる参照ラインの数を可変しながら該参照
ラインを含む複数のラインにまたがる画像データを一度
に取り出すように読出しアドレス制御を行うから、1ペ
ージ内に含まれる各画像ブロック毎にその画像ブロック
に所望の画像処理を施すことができる。
バッファメモリ制御装置によれば、速度変換用バッファ
メモリおよび参照用バッファメモリを兼る1つのライン
バッファメモリと、入力選択手段で選択された画像供給
手段からの画像格納要求信号と処理選択手段で選択され
た画像処理手段からの画像読出し要求信号とを調停する
メモリアクセス調停手段と、入力選択手段で選択された
画像供給手段からの画像格納要求信号に応答して対応す
る画像データをラインバッファメモリへ格納する際にラ
インバッファメモリを選択された画像処理手段に応じて
複数のラインに分割して該分割された各ラインにアクセ
スしかつ各ラインに対応する画像データを格納するよう
に書込アドレス制御を行うとともに、処理選択手段で選
択された画像処理手段からの画像読出し要求信号に応答
してラインバッファメモリから対応する画像データを読
み出す際に分割された各ラインにアクセスしかつ各ライ
ンから画像データを読み出すように読出しアドレス制御
を行うアドレス制御手段とを設け、選択された画像処理
手段がその処理に参照画像データを必要とするときに
は、アドレス制御手段で、参照画像データが格納されて
いる参照ラインを含む複数のラインにまたがる画像デー
タを一度に取り出すように読出しアドレス制御を行うか
ら、1つのラインバッファメモリを画像供給手段の速度
変換用バッファメモリおよび画像処理手段の参照用バッ
ファメモリとして共用することが可能になり、コピー機
能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの各機能の複
合化による装置構成の複雑化を阻止することができる。
よれば、画像形成手段による1ページの画像データに対
する画像形成中に選択された画像供給手段から入力され
る画像データの各画像ブロック毎に処理選択手段により
選択される画像処理手段が切り替えられるモードが設定
されているときには、アドレス制御手段で、選択された
画像処理手段毎に必要となる参照ラインの数を可変しな
がら該参照ラインを含む複数のラインにまたがる画像デ
ータを一度に取り出すように読出しアドレス制御を行う
から、1ページ内に含まれる各画像ブロック毎にその画
像ブロックに所望の画像処理手段による画像処理を施す
ことができる。
よれば、アドレス制御手段に、格納アドレス制御を行う
格納アドレス制御手段と、読出しアドレス制御を行う読
出しアドレス制御手段とを設け、格納アドレス制御手段
を、ラインバッファメモリの各ライン内のアドレスを計
数するための書込主走査カウンタと、ラインバッファメ
モリの各ラインの書込先頭アドレスを保持する書込レジ
スタと、ラインバッファメモリのデータ書込先となるラ
インを特定するための書込ラインカウンタと、書込ライ
ンカウンタの値に基づき書込レジスタの各書込先頭アド
レスからデータ書込先となるラインの先頭アドレスを選
択する書込先先頭アドレス選択手段と、書込先先頭アド
レス選択手段で選択された書込先頭アドレスと書込主走
査カウンタの計数値とを加算して画像データの書込アド
レスを生成する書込加算器とから構成することができる
とともに、読出しアドレス制御手段を、ラインバッファ
メモリの1ライン内のアドレスを計数するための読出し
主走査カウンタと、ライン分割されたラインバッファメ
モリの各ラインの読出し先頭アドレスを保持する読出し
レジスタと、複数の読出しラインの内の最初の読出しラ
インを管理するための読出し主ラインカウンタと、複数
のラインにまたがる画像データの取り出し用アドレスを
管理するための読出し副ラインカウンタと、読出し主お
よび副ラインカウンタの値に基づきレジスタの各読出し
先頭アドレスからデータ読出し先となるラインの読出し
先頭アドレスを選択する読出し先頭アドレス選択手段
と、読出し先頭アドレス選択手段で選択された読出し先
頭アドレスと読出し主走査カウンタの計数値とを加算し
て画像データの読出しアドレスを生成する読出し加算器
とから構成し、複数のラインにまたがる画像データの読
出し時には、選択された画像処理手段の画像処理に必要
となる参照ライン数に応じて読出し副ラインカウンタに
よる計数を行いながら複数のラインにまたがる画像デー
タを一度に取り出し、選択された画像処理手段に必要と
なる参照ラインの数に応じて読出し副ラインカウンタの
値を可変することにより参照ラインの数を可変するよう
にすることができる。
よれば、分割されたラインの数を管理するためにアップ
ダウンカウンタを用い、該アップダウンカウンタのカウ
ントアップ値をラインの分割数に応じて切り替えられる
ように制御するから、分割されたライン数の管理を容易
に行うことができる。
よれば、ラインの分割数が画像処理手段毎に予め設定さ
れている。
よれば、メモリアクセス調停手段で、入力選択手段によ
る画像供給手段の選択タイミングおよび処理選択手段に
よる画像処理手段の選択タイミングに応じて画像格納要
求信号に応答したアクセス実行タイミングと画像読出し
要求信号に応答したアクセス実行タイミングとを任意に
切替可能なように画像格納要求信号と画像読出し要求信
号との調停を行うから、1つのラインバッファメモリを
共通に使用しながら1ページの画像形成動作中における
画像データの入力元の切替および画像データの出力先の
切替を容易に行うことができる。
よれば、入力選択手段で選択された画像供給手段からの
画像格納要求信号と処理選択手段で選択された画像処理
手段からの画像読出し要求信号とを調停し、入力選択手
段で選択された画像供給手段からの画像格納要求信号に
応答して対応する画像データをラインバッファメモリへ
格納する際にラインバッファメモリを選択された画像処
理手段に応じて複数のラインに分割して該分割された各
ラインにアクセスしかつ各ラインに対応する画像データ
を格納するように書込アドレス制御を行い、処理選択手
段で選択された画像処理手段からの画像読出し要求信号
に応答してラインバッファメモリから対応する画像デー
タを読み出す際に分割された各ラインにアクセスしかつ
各ラインから画像データを読み出すように読出しアドレ
ス制御を行い、選択された画像処理手段がその処理に参
照画像データを必要とするときには、参照画像データが
格納されている参照ラインを含む複数のラインにまたが
る画像データを一度に取り出すように読出しアドレス制
御を行うから、1つのラインバッファメモリを画像供給
手段の速度変換用バッファメモリおよび画像処理手段の
参照用バッファメモリとして共用することが可能にな
り、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能など
の各機能の複合化による装置構成の複雑化を阻止するこ
とができる。
よれば、画像形成手段による1ページの画像データに対
する画像形成中に選択された画像供給手段から入力され
る画像データの各画像ブロック毎に処理選択手段により
選択される画像処理手段が切り替えられるモードが設定
されているときには、選択された画像処理手段毎に必要
となる参照ラインの数を可変しながら該参照ラインを含
む複数のラインにまたがる画像データを一度に取り出す
ように読出しアドレス制御を行うから、1ページ内に含
まれる各画像ブロック毎にその画像ブロックに所望の画
像処理手段による画像処理を施すことができる。
よれば、分割されたライン数の管理にアップダウンカウ
ンタを用い、該アップダウンカウンタのカウント値をラ
インの分割数に応じて切り替えるように制御するから、
分割されたライン数の管理を容易に行うことができる。
によれば、ラインの分割数を画像処理手段毎に予め設定
することができる。
によれば、入力選択手段による画像供給手段の選択タイ
ミングおよび処理選択手段による画像処理手段の選択タ
イミングに応じて画像格納要求信号に応答したアクセス
実行タイミングと画像読出し要求信号に応答したアクセ
ス実行タイミングとを任意に切替可能なように画像格納
要求信号と画像読出し要求信号との調停を行うから、1
つのラインバッファメモリを共通に使用しながら1ペー
ジの画像形成動作中における画像データの入力元の切替
および画像データの出力先の切替を容易に行うことがで
きる。
ば、バッファメモリ制御装置を、速度変換用バッファメ
モリおよび参照用バッファメモリを兼用する1つのライ
ンバッファメモリと、入力選択手段で選択された画像供
給手段からの画像格納要求信号と処理選択手段で選択さ
れた画像処理手段からの画像読出し要求信号とを調停す
るメモリアクセス調停手段と、入力選択手段で選択され
た画像供給手段からの画像格納要求信号に応答して対応
する画像データをラインバッファメモリへ格納する際に
ラインバッファメモリを選択された画像処理手段に応じ
て複数のラインに分割して該分割された各ラインにアク
セスしかつ各ラインに対応する画像データを格納するよ
うに書込アドレス制御を行うとともに、処理選択手段で
選択された画像処理手段からの画像読出し要求信号に応
答してラインバッファメモリから対応する画像データを
読み出す際に分割された各ラインにアクセスしかつ各ラ
インから画像データを読み出すように読出しアドレス制
御を行うアドレス制御手段とから構成し、選択された画
像処理手段がその処理に参照画像データを必要とすると
きには、アドレス制御手段で、参照画像データが格納さ
れている参照ラインを含む複数のラインにまたがる画像
データを一度に取り出すように読出しアドレス制御を行
うから、1つのラインバッファメモリを画像供給手段の
速度変換用バッファメモリおよび画像処理手段の参照用
バッファメモリとして共用することが可能になり、コピ
ー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの各機能
の複合化による装置構成の複雑化を阻止することができ
る。
態を搭載するコピー・ファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。
いるラインバッファメモリ制御部の構成を示すブロック
図である。
た割付けを示す図である。
ているWRアドレス制御部の構成を示すブロック図であ
る。
インバッファメモリへの書込タイミングを示すタイミン
グチャートである。
ているRDアドレス制御部の構成を示すブロック図であ
る。
インバッファメモリへの読出しタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
クシミリ受信画像にヘッダ画像およびフッタ画像を付加
した出力画像の一例を示す図である。
力における切替タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
ジスタ 1070 RDアドレス制御部 1073,1089 主走査カウンタ 1074,1090 加算器 1075,1091,1093 初期比較器 1076 WRITEラインアドレス主カウンタ 1080 アービタ部 1090 ラッチ・パラシリ変換部 1092 READラインアドレス主カウンタ 1094 READラインアドレス副カウンタ 1100 画像処理部A 1200 画像処理部B 1300 画像処理部C 1400 セレクタ 1500 LBP
Claims (12)
- 【請求項1】 速度変換用バッファメモリへの画像デー
タの格納を要求する画像格納要求信号とともに該画像デ
ータを出力する複数の画像供給手段の中から1つの画像
供給手段を選択する入力選択手段と、参照用バッファメ
モリに格納された画像データの読出しを要求する画像読
出し要求信号を出力し、該画像読出し要求信号により読
み出された画像データに対し対応する処理を施す複数の
画像処理手段と、前記各画像処理手段の中から対応する
画像処理手段を設定された機能モードに応じて選択する
処理選択手段と、前記選択された画像処理手段で処理さ
れた画像データに対する画像形成を行う画像形成手段と
を有する複合画像形成装置に用いられるバッファメモリ
制御装置において、前記速度変換用バッファメモリおよ
び前記参照用バッファメモリを兼ねる1つのラインバッ
ファメモリと、前記入力選択手段で選択された画像供給
手段からの画像格納要求信号と前記処理選択手段で選択
された画像処理手段からの画像読出し要求信号とを調停
するメモリアクセス調停手段と、前記入力選択手段で選
択された画像供給手段からの画像格納要求信号に応答し
て対応する画像データを前記ラインバッファメモリへ格
納する際に前記ラインバッファメモリを前記選択された
画像処理手段に応じて複数のラインに分割して該分割さ
れた各ラインにアクセスしかつ各ラインに対応する画像
データを格納するように書込アドレス制御を行うととも
に、前記処理選択手段で選択された画像処理手段からの
画像読出し要求信号に応答して前記ラインバッファメモ
リから対応する画像データを読み出す際に前記分割され
た各ラインにアクセスしかつ各ラインから画像データを
読み出すように読出しアドレス制御を行うアドレス制御
手段とを備え、前記選択された画像処理手段がその処理
に参照画像データを必要とするときには、前記アドレス
制御手段は、前記参照画像データが格納されている参照
ラインを含む複数のラインにまたがる画像データを一度
に取り出すように読出しアドレス制御を行うことを特徴
とするバッファメモリ制御装置。 - 【請求項2】 前記画像形成手段による1ページの画像
データに対する画像形成中に前記選択された画像供給手
段から入力される画像データの各画像ブロック毎に前記
処理選択手段により選択される画像処理手段が切り替え
られるモードが設定されているときには、前記アドレス
制御手段は、前記選択された画像処理手段毎に必要とな
る参照ラインの数を可変しながら該参照ラインを含む複
数のラインにまたがる画像データを一度に取り出すよう
に読出しアドレス制御を行うことを特徴とする請求項1
記載のバッファメモリ制御装置。 - 【請求項3】 前記アドレス制御手段は、前記格納アド
レス制御を行う格納アドレス制御手段と、前記読出しア
ドレス制御を行う読出しアドレス制御手段とを有し、前
記格納アドレス制御手段は、前記ラインバッファメモリ
の各ライン内のアドレスを計数するための書込主走査カ
ウンタと、前記ラインバッファメモリの各ラインの書込
先頭アドレスを保持する書込レジスタと、前記ラインバ
ッファメモリのデータ書込先となるラインを特定するた
めの書込ラインカウンタと、前記書込ラインカウンタの
値に基づき前記書込レジスタの各書込先頭アドレスから
前記データ書込先となるラインの先頭アドレスを選択す
る書込先先頭アドレス選択手段と、前記書込先先頭アド
レス選択手段で選択された書込先頭アドレスと前記書込
主走査カウンタの計数値とを加算して前記画像データの
書込アドレスを生成する書込加算器とからなり、前記読
出しアドレス制御手段は、前記ラインバッファメモリの
1ライン内のアドレスを計数するための読出し主走査カ
ウンタと、前記ライン分割されたラインバッファメモリ
の各ラインの読出し先頭アドレスを保持する読出しレジ
スタと、複数の読出しラインの内の最初の読出しライン
を管理するための読出し主ラインカウンタと、複数のラ
インにまたがる画像データの取り出し用アドレスを管理
するための読出し副ラインカウンタと、前記読出し主お
よび副ラインカウンタの値に基づき前記レジスタの各読
出し先頭アドレスから前記データ読出し先となるライン
の読出し先頭アドレスを選択する読出し先頭アドレス選
択手段と、前記読出し先頭アドレス選択手段で選択され
た読出し先頭アドレスと前記読出し主走査カウンタの計
数値とを加算して前記画像データの読出しアドレスを生
成する読出し加算器とからなり、前記複数のラインにま
たがる画像データの読出し時には、前記選択された画像
処理手段の画像処理に必要となる参照ライン数に応じて
前記読出し副ラインカウンタによる計数を行いながら前
記複数のラインにまたがる画像データを一度に取り出
し、前記選択された画像処理手段に必要となる参照ライ
ンの数に応じて前記読出し副ラインカウンタの値を可変
することにより前記参照ラインの数を可変することを特
徴とする請求項1または2記載のバッファメモリ制御装
置。 - 【請求項4】 前記分割されたラインの数を管理するた
めにアップダウンカウンタを用い、該アップダウンカウ
ンタのカウントアップ値は前記ラインの分割数に応じて
切り替えられるように制御されることを特徴とする請求
項3記載のバッファメモリ制御装置。 - 【請求項5】 前記ラインの分割数は、前記選択された
画像処理手段に応じて予め設定されていることを特徴と
する請求項1記載のバッファメモリ制御装置。 - 【請求項6】 前記メモリアクセス調停手段は、前記入
力選択手段による前記画像供給手段の選択タイミングお
よび前記処理選択手段による前記画像処理手段の選択タ
イミングに応じて前記画像格納要求信号に応答したアク
セス実行タイミングと前記画像読出し要求信号に応答し
たアクセス実行タイミングとを任意に切替可能なように
前記画像格納要求信号と前記画像読出し要求信号との調
停を行うことを特徴とする請求項1記載のバッファメモ
リ制御装置。 - 【請求項7】 速度変換用バッファメモリへの画像デー
タの格納を要求する画像格納要求信号とともに該画像デ
ータを出力する複数の画像供給手段の中から1つの画像
供給手段を選択する入力選択手段と、参照用バッファメ
モリに格納された画像データの読出しを要求する画像読
出し要求信号を出力し、該画像読出し要求信号により読
み出された画像データに対し対応する処理を施す複数の
画像処理手段と、前記各画像処理手段の中から対応する
画像処理手段を設定された機能モードに応じて選択する
処理選択手段と、前記選択された画像処理手段で処理さ
れた画像データに対する画像形成を行う画像形成手段と
を有する複合画像形成装置に設けられたバッファメモリ
制御装置に用いられ、前記速度変換用バッファメモリお
よび前記参照用バッファメモリを兼ねる1つのラインバ
ッファメモリに対する前記画像データの書込、読出しを
制御するためのバッファメモリ制御方法であって、前記
入力選択手段で選択された画像供給手段からの画像格納
要求信号と前記処理選択手段で選択された画像処理手段
からの画像読出し要求信号とを調停する工程と、前記入
力選択手段で選択された画像供給手段からの画像格納要
求信号に応答して対応する画像データを前記ラインバッ
ファメモリへ格納する際に前記ラインバッファメモリを
前記選択された画像処理手段に応じて複数のラインに分
割して該分割された各ラインにアクセスしかつ各ライン
に対応する画像データを格納するように書込アドレス制
御を行う工程と、前記処理選択手段で選択された画像処
理手段からの画像読出し要求信号に応答して前記ライン
バッファメモリから対応する画像データを読み出す際に
前記分割された各ラインにアクセスしかつ各ラインから
画像データを読み出すように読出しアドレス制御を行
い、前記選択された画像処理手段がその処理に参照画像
データを必要とするときには、前記参照画像データが格
納されている参照ラインを含む複数のラインにまたがる
画像データを一度に取り出すように読出しアドレス制御
を行う工程とを備えることを特徴とするバッファメモリ
制御方法。 - 【請求項8】 前記画像形成手段による1ページの画像
データに対する画像形成中に前記選択された画像供給手
段から入力される画像データの各画像ブロック毎に前記
処理選択手段により選択される画像処理手段が切り替え
られるモードが設定されているときには、前記選択され
た画像処理手段毎に必要となる参照ラインの数を可変し
ながら該参照ラインを含む複数のラインにまたがる画像
データを一度に取り出すように読出しアドレス制御を行
うことを特徴とする請求項7記載のバッファメモリ制御
方法。 - 【請求項9】 前記分割されたライン数の管理にアップ
ダウンカウンタを用い、該アップダウンカウンタのカウ
ント値を前記ラインの分割数に応じて切り替えるように
制御することを特徴とする請求項7記載のバッファメモ
リ制御方法。 - 【請求項10】 前記ラインの分割数は、前記画像処理
手段毎に予め設定されていることを特徴とする請求項7
記載のバッファメモリ制御方法。 - 【請求項11】 前記入力選択手段による前記画像供給
手段の選択タイミングおよび前記処理選択手段による前
記画像処理手段の選択タイミングに応じて前記画像格納
要求信号に応答したアクセス実行タイミングと前記画像
読出し要求信号に応答したアクセス実行タイミングとを
任意に切替可能なように前記画像格納要求信号と前記画
像読出し要求信号との調停を行うことを特徴とする請求
項7記載のバッファメモリ制御方法。 - 【請求項12】 速度変換用バッファメモリへの画像デ
ータの格納を要求する画像格納要求信号とともに該画像
データを出力する複数の画像供給手段の中から1つの画
像供給手段を選択する入力選択手段と、参照用バッファ
メモリに格納された画像データの読出しを要求する画像
読出し要求信号を出力し、該画像読出し要求信号により
読み出された画像データに対し対応する処理を施す複数
の画像処理手段と、前記各画像処理手段の中から対応す
る画像処理手段を設定された機能モードに応じて選択す
る処理選択手段と、前記選択された画像処理手段で処理
された画像データに対する画像形成を行う画像形成手段
と、前記速度変換用バッファメモリおよび前記参照用バ
ッファメモリに対する前記画像データの書込、読出しを
制御するためのバッファメモリ制御装置とを有する複合
画像形成装置において、前記バッファメモリ制御装置
は、前記速度変換用バッファメモリおよび前記参照用バ
ッファメモリを兼ねる1つのラインバッファメモリと、
前記入力選択手段で選択された画像供給手段からの画像
格納要求信号と前記処理選択手段で選択された画像処理
手段からの画像読出し要求信号とを調停するメモリアク
セス調停手段と、前記入力選択手段で選択された画像供
給手段からの画像格納要求信号に応答して対応する画像
データを前記ラインバッファメモリへ格納する際に前記
ラインバッファメモリを前記選択された画像処理手段に
応じて複数のラインに分割して該分割された各ラインに
アクセスしかつ各ラインに対応する画像データを格納す
るように書込アドレス制御を行うとともに、前記処理選
択手段で選択された画像処理手段からの画像読出し要求
信号に応答して前記ラインバッファメモリから対応する
画像データを読み出す際に前記分割された各ラインにア
クセスしかつ各ラインから画像データを読み出すように
読出しアドレス制御を行うアドレス制御手段とを備え、
前記選択された画像処理手段がその処理に参照画像デー
タを必要とするときには、前記アドレス制御手段は、前
記参照画像データが格納されている参照ラインを含む複
数のラインにまたがる画像データを一度に取り出すよう
に読出しアドレス制御を行うことを特徴とする複合画像
形成装置。
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