JPH1015682A - 塗装鋼板のレーザ切断方法 - Google Patents

塗装鋼板のレーザ切断方法

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JPH1015682A
JPH1015682A JP8173180A JP17318096A JPH1015682A JP H1015682 A JPH1015682 A JP H1015682A JP 8173180 A JP8173180 A JP 8173180A JP 17318096 A JP17318096 A JP 17318096A JP H1015682 A JPH1015682 A JP H1015682A
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steel sheet
cut
path
laser
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Naoyuki Ito
直行 伊藤
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23P25/00Auxiliary treatment of workpieces, before or during machining operations, to facilitate the action of the tool or the attainment of a desired final condition of the work, e.g. relief of internal stress
    • B23P25/003Auxiliary treatment of workpieces, before or during machining operations, to facilitate the action of the tool or the attainment of a desired final condition of the work, e.g. relief of internal stress immediately preceding a cutting tool
    • B23P25/006Heating the workpiece by laser during machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装鋼板を効率良く短時間で良好に切断す
る。 【解決手段】 塗装鋼板1は、鋼板2にプライマー(塗
装)3を施したものである。この塗装鋼板1をレーザ切
断するため、YAGレーザ発振器21から出力した小強
度のYAGレーザビーム22と、CO2 レーザビーム発
振器11から出力した大強度のCO2 レーザビーム12
を用いる。つまり、先行したYAGレーザビーム22を
切断経路に沿い移動照射して切断経路にあるプライマー
3を除去しつつ、これと同時・併行して、CO2 レーザ
ビーム12をYAGレーザビーム22に後行させた状態
で切断経路に沿い移動照射して切断経路にある鋼板2の
切断を行なう。両レーザビーム22、23の1回の移動
により、プライマー3の除去と鋼板2の切断が同時にで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装鋼板のレーザ
切断方法に関し、橋梁等に用いられている塗装鋼板をレ
ーザ切断するのに適用して効果的なものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a)(b)に、塗装鋼板をレーザ
切断する従来方法を示す。同図に示すように、塗装鋼板
1は、鋼板2の表面に防錆用のプライマー3を塗布した
ものである。このようにプライマー3が塗られている塗
装鋼板1をレーザ切断する際においては、前記プライマ
ー3が良好な切断を阻害する要因の一つとなっていた。
つまり、何の工夫もなく単純にレーザ切断をしてしまう
と、塗装膜(プライマー3)の成分や膜厚により、切断
状況が異なってしまうのである。
【0003】このため、従来では、上述した問題の解決
を図るために、図4(a)に示すように、まずマーキン
グ加工と同様な要領により、プライマー3の除去ができ
る程度の小強度のレーザビーム4を集光レンズ5で集光
して、塗装鋼板1上の切断すべき経路(以降「切断経
路」と略称する)に沿い移動させつつ照射することによ
り、切断経路にあるプライマー3のみを焼き切って除去
する。このような切断経路のプライマー3の除去工程が
完了した後に、今度は図4(b)に示すように、鋼板2
の切断ができる程度の大きな強度となっているレーザビ
ーム4aを集光レンズ5で集光して、プライマー3が既
に除去されている切断経路に沿い移動させつつ照射し
て、鋼板2の切断をしている。なお、図4において、6
はプライマー除去部、7は切断部である。
【0004】結局、図4に示す従来方法では、図4
(a)に示すプライマー除去工程を完了してから、図4
(b)に示す切断工程を開始している。換言すると、本
来の切断工程の前に、プライマー除去工程を追加してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、次のような問題点があった。 (1)上述したように、プライマー除去工程を完了した
後に、本来の切断をすることは、切断可能限界板厚を上
げることには効果があるが、プライマー除去工程を余分
に増やすことになり、効率向上とは相反する。
【0006】(2)現状技術で高出力が得られるレーザ
の代表種は、CO2 レーザであり、10mmを越える鋼板
の切断にはほぼ100パーセントこのCO2 レーザが用
いられている。ところが、CO2 レーザは波長が長いた
め鋼板に対するレーザビーム吸収率が低く、鋼板の表面
状態やプライマーの膜厚に大きな影響を受ける。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、塗装鋼板
のレーザ切断が高効率で且つ良好にできるとともに、従
来のレーザ切断装置を活用して廉価に効率向上ができる
ようにした、塗装鋼板のレーザ切断方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、鋼板の表面に塗装を施している塗装鋼板を
切断するため、塗装鋼板上の切断すべき経路に沿ってレ
ーザビームを移動させつつ照射する塗装鋼板のレーザ切
断方法において、1台のレーザ発振器から発生したレー
ザビームを光路途中で2系統に分岐させて、塗装を除去
できる程度の小強度の先行レーザビームと、鋼板を切断
できる程度の大強度の後行レーザビームに分け、先行レ
ーザビームを塗装鋼板上の切断すべき経路に沿い移動さ
せつつ照射して前記経路にある塗装を除去し、これと同
時・併行させて、塗装が除去された前記経路に沿い後行
レーザビームを先行レーザビームよりも後行させた状態
で移動させつつ照射して鋼板の切断を行うことを特徴と
する。
【0009】また、本発明の構成は、鋼板の表面に塗装
を施している塗装鋼板を切断するため、塗装鋼板上の切
断すべき経路に沿ってレーザビームを移動させつつ照射
する塗装鋼板のレーザ切断方法において、第1のレーザ
発振器から発生した、塗装を除去できる程度の小強度の
先行レーザビームと、第2のレーザ発振器から発生し
た、鋼板を切断できる程度の大強度の後行レーザビーム
とを用いて、先行レーザビームを塗装鋼板上の切断すべ
き経路に沿い移動させつつ照射して前記経路にある塗装
を除去し、これと同時・併行させて、塗装が除去された
前記経路に沿い後行レーザビームを先行レーザビームよ
りも後行させた状態で移動させつつ照射して鋼板の切断
を行うことを特徴とする。
【0010】また、本発明の構成は、鋼板の表面に塗装
を施している塗装鋼板を切断するため、塗装鋼板上の切
断すべき経路に沿ってレーザビームを移動させつつ照射
する塗装鋼板のレーザ切断方法において、YAGレーザ
発振器から発生した、塗装を除去できる程度の小強度の
先行レーザビームと、CO2 レーザ発振器から発生し
た、鋼板を切断できる程度の大強度の後行レーザビーム
とを用いて、先行レーザビームを塗装鋼板上の切断すべ
き経路に沿い移動させつつ照射して前記経路にある塗装
を除去し、これと同時・併行させて、塗装が除去された
前記経路に沿い後行レーザビームを先行レーザビームよ
りも後行させた状態で移動させつつ照射して鋼板の切断
を行うことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、前述の(1)の問題
点の解決を図るために、レーザビームを2系統に分岐
し、先行レーザビームは塗装を除去できる程度の小強度
とし、後行レーザビームは鋼板の切断に必要な程度の大
強度とし、先行レーザビームを切断経路に沿い照射して
塗装を除去しつつ、これと同時・併行させて、塗装が除
去された切断経路に沿い後行レーザビームを先行レーザ
ビームに後行させた状態で照射して鋼板の切断を行う。
しかも、先行レーザビームと後行レーザビームは連動し
て同じ軌跡を動くようにする。
【0012】また、本発明では、前述の(2)の問題点
の解決を図るために、新規にYAGレーザ発振器を導入
して、YAGレーザビームを先行レーザビームとしてい
る。YAGレーザビームは光ファイバーで伝送し、曲線
部の動きにも十分に対応できるような機構としている。
【0013】本実施の形態では次のようにして切断を行
う。即ち、先行レーザビームによりプライマーを除去
し、これと同時・併行させて、プライマーが除去された
切断経路に沿い、後行レーザビームを先行レーザビーム
に後行させた状態で移動させつつ照射することにより、
鋼板の切断を行う。このように、先行レーザビームと後
行レーザビームの連動により1回の作業で塗装鋼板の切
断が完了する。
【0014】YAGレーザ発振器のYAGレーザビーム
によりプライマーを除去し、現有レーザ(CO2 レー
ザ)切断機の現有レーザビームにより鋼板の切断を行
う。YAGレーザビームと現有レーザビームの制御は別
々であるが、光ファイバーを用いたYAGレーザビーム
のフレキシビリティ性に富んだ動きにより、現有レーザ
ビームと同じ軌跡を描かせることが可能である。
【0015】YAGレーザビームはCO2 レーザビーム
に比べて安定した高出力が得られないので、数mm程度の
薄板の切断は可能だが厚板の切断はできない。このた
め、YAGレーザビームは、金属の切断には適さない
が、プライマーの除去には好適である。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例を示す。この
実施例では、鋼板2の表面にプライマー3を塗布した塗
装鋼板1を切断する。このため、現有の(つまり、従来
からレーザ切断装置に汎用されている)CO2 レーザ発
振器11の他に、新規にYAGレーザ発振器21を具え
ている。CO2 レーザ発振器11から出力されたCO 2
レーザビーム12は、図示しない反射鏡等の光学系を介
して集光レンズ13に導かれ、この集光レンズ13で集
光されて塗装鋼板1上に照射される。また、YAGレー
ザ発振器21から出力されたYAGレーザビーム22
は、光ファイバ24により集光レンズ23に導かれ、こ
の集光レンズ23で集光されて塗装鋼板1上に照射され
る。この場合、集光レンズ13で集光されたCO2 レー
ザ12の強度は、鋼板1を切断できる程度の大強度とし
ており、集光レンズ23で集光されたYAGレーザビー
ム22は、プライマー3を焼き切ってプライマーの除去
ができる程度の小強度としている。
【0018】集光レンズ13を含めたCO2 レーザ系の
光学系と、集光レンズ23及び光ファイバ24を含めた
YAGレーザ系の光学系は、同一の移動機構により、切
断方向Aに沿い、後述する態様でレーザビーム22、1
2が移動するように、移動制御される。なお、前記2系
統の光学系を、夫々別々の移動機構により移動制御し
て、切断方向Aに沿い、後述する態様でレーザビーム2
2、12が移動するようしてもよい。
【0019】ここで、レーザビーム22、12の移動態
様について説明する。先ず、塗装鋼板1上の切断すべき
経路(切断経路)に沿い、小強度となっているYAGレ
ーザビーム22を移動させつつ照射する。このようなY
AGレーザビーム22の移動・照射により切断経路にあ
るプライマー3の除去が行なわれる。このようなプライ
マー3の除去と同時・併行して、プライマー3が除去さ
れた移動経路2に沿い、大強度となっているCO2 レー
ザビーム12を、YAGレーザビーム22に後行させた
状態で移動させつつ照射する。このようなCO2 レーザ
ビーム12の移動・照射により移動経路にある鋼板2の
切断が行なわれる。この切断の際には、予めプライマー
3が除去されているので、切断可能限界板厚が向上して
効率良くしかも切断面の綺麗なレーザ切断ができる。
【0020】図1に示す実施例では、YAGレーザビー
ム22の照射と、CO2 レーザビーム12の照射は、切
断経路の切断方向に関してYAGレーザビーム22の照
射位置が先行し、CO2 レーザビーム12の照射位置が
後行してはいるが、両者による照射は同時・併行して行
なっている。換言すると、切断経路に沿いYAGレーザ
ビーム22の照射が完了した後に、切断経路に沿いCO
2 レーザビーム12の照射をしているわけではない。こ
のため、両レーザビーム22、12の連動した1回の作
業で塗装鋼板1のレーザ切断ができ、切断速度が向上し
作業効率が高くなる。
【0021】また、図1に示す実施例は、従来から汎用
されていたCO2 レーザ発振器11に、YAGレーザ発
振器21を付加することにより、装置構成をしているた
め、廉価に良好なレーザ切断が実現できる。
【0022】図2は本発明の第 2の実施例を示す。この
実施例では、CO2 レーザ発振器31から出力したCO
2 レーザビーム32を、その光路の途中で2系統に分岐
して、先行レーザビーム33と後行レーザビーム34に
分けている。つまり、光路の途中に反射ミラー35、3
6を具えてレーザビーム32を分岐し、さらに、集光レ
ンズ37、38により集光して先行レーザビーム33と
後行レーザビーム34を作って塗装鋼板1上に照射する
ようにしている。
【0023】しかも、先行レーザビーム33の強度は、
プライマー3を除去できる程度の小強度とし、後行レー
ザビーム34の強度は、鋼板2の切断ができる程度の高
強度とするため、次のような構成としている。即ち、図
3に示すように、反射ミラー36に孔36aを形成し、
CO2 レーザビーム32のうち、殆どを反射ミラー36
で反射して集光レンズ38に導き、孔36aを通過した
一部のみを反射ミラー35に送るようにしている。ま
た、集光レンズ37の焦点をずらして先行レーザビーム
35の強度調整(エネルギー密度調整)を調整すること
もできる。
【0024】このように、小強度となっている先行レー
ザビーム33を塗装鋼板1上の切断経路に沿い移動させ
つつ照射してプライマー3の除去をし、これと同時・併
行させて、高強度となっている後行レーザビーム34を
先行レーザビーム33に後行させて切断経路いに沿い移
動させて照射して鋼板2の切断ができる。このため、レ
ーザビーム33、34の連動により1回の作業で塗装鋼
板1の切断が、良好かつ効率良くできる。
【0025】また、図2に示す第2の実施例では、光学
系を工夫するだけで、従来汎用されていたCO2 レーザ
発振器31をそのまま用いることができるので、廉価に
本実施例を実現することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明により以下の効果を奏することが
できる。 (1)塗装鋼板のレーザ切断において、小強度の先行レ
ーザビームにより塗装を除去しつつ、高強度の後行レー
ザビームにより鋼板の切断を行なうため、良好な切断の
確保と切断可能限界板厚の向上を同時に図れる。 切断
能力としては、プライマーが塗装されていない黒皮鋼板
と同等のレベルまで向上させることが可能である。しか
も、先行レーザビームによる塗装の除去と、後行レーザ
ビームによる鋼板の切断を同時・併行して行なうため、
切断速度が向上して作業時間が短くなり、効率が向上す
る。
【0027】(2)YAGレーザを導入してYAGレー
ザビームにより塗装の除去を行なうため、塗装鋼板の表
面状態やプライマー膜厚のばらつきの影響を受けずにプ
ライマーを除去することが可能であるため、安定した切
断が期待できる。
【0028】(3)YAGレーザでは光ファイバーを用
いたビーム伝送が可能であるため、曲線部において先行
レーザビームと同じ軌跡を描かせるのに有利である。
【0029】(4)プライマーを除去するために必要な
レーザ出力は低くてよいので、新規に高出力CO2 レー
ザ切断機を導入するよりは低出力YAGレーザ装置の方
が装置価格が廉価で済む。つまり、現有のレーザ切断機
にYAGレーザを追加した構成とすることにより、廉価
な装置構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図3】第2の実施例の光学系を示す構成図。
【図4】従来技術を示す説明図。
【符号の説明】
1 塗装鋼板 2 鋼板 3 プライマー 4,4a レーザビーム 5 集光レンズ 6 プライマー除去部 7 切断部 11 CO2 除去部 12 CO2 レーザビーム 13 集光レンズ 21 YAGレーザ発振器 22 YAGレーザビーム 23 集光レンズ 24 光ファイバ 31 CO2 レーザ発振器 32 CO2 レーザビーム 33 先行レーザビーム 34 後行レーザビーム 35, 36 反射ミラー 37, 38 集光レンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の表面に塗装を施している塗装鋼板
    を切断するため、塗装鋼板上の切断すべき経路に沿って
    レーザビームを移動させつつ照射する塗装鋼板のレーザ
    切断方法において、 1台のレーザ発振器から発生したレーザビームを光路途
    中で2系統に分岐させて、塗装を除去できる程度の小強
    度の先行レーザビームと、鋼板を切断できる程度の大強
    度の後行レーザビームに分け、 先行レーザビームを塗装鋼板上の切断すべき経路に沿い
    移動させつつ照射して前記経路にある塗装を除去し、こ
    れと同時・併行させて、塗装が除去された前記経路に沿
    い後行レーザビームを先行レーザビームよりも後行させ
    た状態で移動させつつ照射して鋼板の切断を行うことを
    特徴とする塗装鋼板のレーザ切断方法。
  2. 【請求項2】 鋼板の表面に塗装を施している塗装鋼板
    を切断するため、塗装鋼板上の切断すべき経路に沿って
    レーザビームを移動させつつ照射する塗装鋼板のレーザ
    切断方法において、 第1のレーザ発振器から発生した、塗装を除去できる程
    度の小強度の先行レーザビームと、第2のレーザ発振器
    から発生した、鋼板を切断できる程度の大強度の後行レ
    ーザビームとを用いて、 先行レーザビームを塗装鋼板上の切断すべき経路に沿い
    移動させつつ照射して前記経路にある塗装を除去し、こ
    れと同時・併行させて、塗装が除去された前記経路に沿
    い後行レーザビームを先行レーザビームよりも後行させ
    た状態で移動させつつ照射して鋼板の切断を行うことを
    特徴とする塗装鋼板のレーザ切断方法。
  3. 【請求項3】 鋼板の表面に塗装を施している塗装鋼板
    を切断するため、塗装鋼板上の切断すべき経路に沿って
    レーザビームを移動させつつ照射する塗装鋼板のレーザ
    切断方法において、 YAGレーザ発振器から発生した、塗装を除去できる程
    度の小強度の先行レーザビームと、CO2 レーザ発振器
    から発生した、鋼板を切断できる程度の大強度の後行レ
    ーザビームとを用いて、 先行レーザビームを塗装鋼板上の切断すべき経路に沿い
    移動させつつ照射して前記経路にある塗装を除去し、こ
    れと同時・併行させて、塗装が除去された前記経路に沿
    い後行レーザビームを先行レーザビームよりも後行させ
    た状態で移動させつつ照射して鋼板の切断を行うことを
    特徴とする塗装鋼板のレーザ切断方法。
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