JPH10156743A - トルクドライバー - Google Patents
トルクドライバーInfo
- Publication number
- JPH10156743A JPH10156743A JP32518796A JP32518796A JPH10156743A JP H10156743 A JPH10156743 A JP H10156743A JP 32518796 A JP32518796 A JP 32518796A JP 32518796 A JP32518796 A JP 32518796A JP H10156743 A JPH10156743 A JP H10156743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- toggle
- sensor plate
- torque driver
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじ締め力をデジタル表示することができる
と共にプレセット機能により感覚的に締結トルクを知る
ことができるトルクドライバーの開発。 【解決手段】 トルクドライバーの柄部材１と、該柄部
材１に対して同心位置で回転可能に軸支されている主軸
５との間に、歪みゲージ９を添設してなるセンサプレー
ト３を連結し、さらに上記主軸５のセンサプレート連結
端と反対側の端部と、ビット等が連結される従動軸１４
の端部との間をトグルリンク機構を介して連結し、さら
に上記歪みゲージ９の歪み量を電気的に変換してねじの
締付けトルク値として表示する表示器２９を、上記柄部
材１に支持せしめた。
と共にプレセット機能により感覚的に締結トルクを知る
ことができるトルクドライバーの開発。 【解決手段】 トルクドライバーの柄部材１と、該柄部
材１に対して同心位置で回転可能に軸支されている主軸
５との間に、歪みゲージ９を添設してなるセンサプレー
ト３を連結し、さらに上記主軸５のセンサプレート連結
端と反対側の端部と、ビット等が連結される従動軸１４
の端部との間をトグルリンク機構を介して連結し、さら
に上記歪みゲージ９の歪み量を電気的に変換してねじの
締付けトルク値として表示する表示器２９を、上記柄部
材１に支持せしめた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクドライバー
に係り、特にねじ締め力をデジタル表示することができ
ると共に、プレセット機能により感覚的に締結トルクを
知ることができるトグルリンク機構を具備せしめたトル
クドライバーに関するものである。
に係り、特にねじ締め力をデジタル表示することができ
ると共に、プレセット機能により感覚的に締結トルクを
知ることができるトグルリンク機構を具備せしめたトル
クドライバーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来周知のトルクドライバーには、その
トルクドライバーの内部に設けられているセンサープレ
ートに歪みゲージを添設して、ねじの締付け作業時に生
じるセンサープレートの捩れ量を、歪みゲージにより検
出し、この検出値を表示器によって表示されて、トルク
ドライバーによるねじの締付けトルク値を表示器により
読み取ることができるデジタルトルクドライバーと、ト
ルクドライバーの内部にトグルリンクを内装し、ドライ
バーによるねじの締付け作業時に生じるトグルの動作を
作業者の感覚で検知してねじ締め動作を終了するプレセ
ット型トルクドライバーが公知である。
トルクドライバーの内部に設けられているセンサープレ
ートに歪みゲージを添設して、ねじの締付け作業時に生
じるセンサープレートの捩れ量を、歪みゲージにより検
出し、この検出値を表示器によって表示されて、トルク
ドライバーによるねじの締付けトルク値を表示器により
読み取ることができるデジタルトルクドライバーと、ト
ルクドライバーの内部にトグルリンクを内装し、ドライ
バーによるねじの締付け作業時に生じるトグルの動作を
作業者の感覚で検知してねじ締め動作を終了するプレセ
ット型トルクドライバーが公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のデジタルトルク
ドライバー及びプレセット型トルクドライバーの双方
は、いずれも一長一短があって、そのデジタルトルクド
ライバーでは、締付け作業時における締付けトルクのデ
ータ管理を行なうことができるので、締付管理の効率化
を図ることができるという長所を有しているのに対し、
ねじ締付け作業時には、常に表示器の表示部を目視確認
しなければならず、締付け作業性が悪いという短所を有
している。
ドライバー及びプレセット型トルクドライバーの双方
は、いずれも一長一短があって、そのデジタルトルクド
ライバーでは、締付け作業時における締付けトルクのデ
ータ管理を行なうことができるので、締付管理の効率化
を図ることができるという長所を有しているのに対し、
ねじ締付け作業時には、常に表示器の表示部を目視確認
しなければならず、締付け作業性が悪いという短所を有
している。
【０００４】またプレセット型トルクドライバーでは、
所定の締付けトルクに達したことによるトグル動作を作
業者の感覚で知ることができるので、目視確認が不要と
なる反面、トグル動作の確認を誤まれば正当なトルク値
でねじ締めを行なうことが困難となる。さらにプレセッ
ト型トルクドライバーにあっては、ねじ締付けデータの
管理が困難であるという欠点があった。
所定の締付けトルクに達したことによるトグル動作を作
業者の感覚で知ることができるので、目視確認が不要と
なる反面、トグル動作の確認を誤まれば正当なトルク値
でねじ締めを行なうことが困難となる。さらにプレセッ
ト型トルクドライバーにあっては、ねじ締付けデータの
管理が困難であるという欠点があった。
【０００５】本発明は、かかることに着目してなされた
もので、トルクセンサー内蔵のデジタルトルクドライバ
ーの主軸に、トグル機構を介在せしめて、トルクセンサ
ーによる締付けトルク値の表示（記録）と、トグル機構
の動作による締付け終了時のトルク確認を併用すること
ができるトルクドライバーの提供を目的とする。
もので、トルクセンサー内蔵のデジタルトルクドライバ
ーの主軸に、トグル機構を介在せしめて、トルクセンサ
ーによる締付けトルク値の表示（記録）と、トグル機構
の動作による締付け終了時のトルク確認を併用すること
ができるトルクドライバーの提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、トルクドライバーの柄部材と、該柄部
材に対して同心位置で回転可能に軸支されている主軸と
の間に、歪みゲージを添設してなるセンサプレートを連
結し、さらに上記主軸のセンサプレート連結端と反対側
の端部と、ビット等が連結される従動軸の端部との間を
トグルリンク機構を介して連結し、さらに上記歪みゲー
ジの歪み量を電気的に変換してねじの締付けトルク値と
して表示する表示器を、上記柄部材に支持せしめたトル
クドライバーであることを特徴としている。
に、本発明では、トルクドライバーの柄部材と、該柄部
材に対して同心位置で回転可能に軸支されている主軸と
の間に、歪みゲージを添設してなるセンサプレートを連
結し、さらに上記主軸のセンサプレート連結端と反対側
の端部と、ビット等が連結される従動軸の端部との間を
トグルリンク機構を介して連結し、さらに上記歪みゲー
ジの歪み量を電気的に変換してねじの締付けトルク値と
して表示する表示器を、上記柄部材に支持せしめたトル
クドライバーであることを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
態に基いて詳細に説明する。
【０００８】１は筒状のグリップケースであって、この
グリップケース１の内部には、センサプレート受け具２
を介して板ばね状のセンサプレート３の一端が支持され
ており、センサプレート受け具２にねじ込むテーパねじ
４のねじ込みによって、センサプレート３の一端が、セ
ンサプレート受け具２を介してグリップケース１と一体
に結合される。５はグリップケース１の一端内部で軸受
け６を介して回転可能に軸支されている主軸であって、
この主軸５の一端には、直径方向の割り溝７が形成され
ており、この割り溝７内に、上記センサプレート３の他
端が挿入されている。８は割り溝７の開口を防止するた
めに設けられている金属環、９はセンサプレート３の側
面に添着されている歪みゲージである。
グリップケース１の内部には、センサプレート受け具２
を介して板ばね状のセンサプレート３の一端が支持され
ており、センサプレート受け具２にねじ込むテーパねじ
４のねじ込みによって、センサプレート３の一端が、セ
ンサプレート受け具２を介してグリップケース１と一体
に結合される。５はグリップケース１の一端内部で軸受
け６を介して回転可能に軸支されている主軸であって、
この主軸５の一端には、直径方向の割り溝７が形成され
ており、この割り溝７内に、上記センサプレート３の他
端が挿入されている。８は割り溝７の開口を防止するた
めに設けられている金属環、９はセンサプレート３の側
面に添着されている歪みゲージである。
【０００９】１０は主軸５の他端にピン１１を介して固
定されているプレセットケースであって、このプレセッ
トケース１０の内部には、トグルレスト１２が、回動不
能に固定されており、またこのトグルレスト１２に対応
するトグルシート１３が、プレセットケース１０の内部
で摺動可能に内装されている。
定されているプレセットケースであって、このプレセッ
トケース１０の内部には、トグルレスト１２が、回動不
能に固定されており、またこのトグルレスト１２に対応
するトグルシート１３が、プレセットケース１０の内部
で摺動可能に内装されている。
【００１０】トグルシート１３には、上記の主軸５の軸
心と同一軸線上に位置されている従動軸１４の一端が螺
着されており、この従動軸１４の他端は、プレセットケ
ース１０の開口端より支出されている。プレセットケー
ス１０の開口端内部には、トルク調整環１５が、そのプ
レセットケース１０の軸方向に移動可能に螺着されてお
り、このトルク調整環１５とトグルシート１３との間に
は、そのトグルシート１３をトグルレスト１２方向へ付
勢するための弾圧ばね１６が介装されている。１７はト
グルシート１３とトグルレスト１２との間に挟まれてい
るトグルを示す。
心と同一軸線上に位置されている従動軸１４の一端が螺
着されており、この従動軸１４の他端は、プレセットケ
ース１０の開口端より支出されている。プレセットケー
ス１０の開口端内部には、トルク調整環１５が、そのプ
レセットケース１０の軸方向に移動可能に螺着されてお
り、このトルク調整環１５とトグルシート１３との間に
は、そのトグルシート１３をトグルレスト１２方向へ付
勢するための弾圧ばね１６が介装されている。１７はト
グルシート１３とトグルレスト１２との間に挟まれてい
るトグルを示す。
【００１１】１８は従動軸１４の突出端にピン１９を介
して固定されているラチェットケースであって、このラ
チェットケース１８内には、上記の従動軸１４と同一軸
線上に位置されるラチェット軸２０が、軸止め２１によ
りそのラチェットケース１８から離脱することがないよ
うに回転可能に内装されている。またこのラチェット軸
２０と一体に形成されているラチェットギヤ２２にはラ
チェットソー２３が噛合されていて、周知のラチェット
機構を呈している。２４はラチェット軸２０の噛合方向
を切替える切替レバー、２５はその切替ばねを示す。
して固定されているラチェットケースであって、このラ
チェットケース１８内には、上記の従動軸１４と同一軸
線上に位置されるラチェット軸２０が、軸止め２１によ
りそのラチェットケース１８から離脱することがないよ
うに回転可能に内装されている。またこのラチェット軸
２０と一体に形成されているラチェットギヤ２２にはラ
チェットソー２３が噛合されていて、周知のラチェット
機構を呈している。２４はラチェット軸２０の噛合方向
を切替える切替レバー、２５はその切替ばねを示す。
【００１２】２６は、取付ねじ２７によって、上記のグ
リップケース１と一体に固定される表示器ベースであっ
て、この表示器ベース２６には、主軸５の軸心方向と直
交する方向に軸心を有する表示器シャフト２８が固定さ
れている。この表示器シャフト２８には、上記歪みゲー
ジ９の歪み量を電気的に変換してねじの締付けトルク値
として表示する表示器２９が回動可能に支持されてい
て、表示器２９の表示面は、ねじ締め作業者の見やすい
向きとなるように調整することができる。
リップケース１と一体に固定される表示器ベースであっ
て、この表示器ベース２６には、主軸５の軸心方向と直
交する方向に軸心を有する表示器シャフト２８が固定さ
れている。この表示器シャフト２８には、上記歪みゲー
ジ９の歪み量を電気的に変換してねじの締付けトルク値
として表示する表示器２９が回動可能に支持されてい
て、表示器２９の表示面は、ねじ締め作業者の見やすい
向きとなるように調整することができる。
【００１３】なお３０は、グリップケース１の外側面に
被着されたグリップ部材、３１はそのグリップ部材３０
の末端に被着されるキャップ、３２は鋼球３３を受けて
いるカップラばねを示す。
被着されたグリップ部材、３１はそのグリップ部材３０
の末端に被着されるキャップ、３２は鋼球３３を受けて
いるカップラばねを示す。
【００１４】以上が本発明の実施形態であるが、次にそ
の作用について述べると、この実施形態では、グリップ
ケース１と主軸５との間に、歪みゲージ９を添設せしめ
てなるセンサプレート３を介在せしめると共に、この主
軸５と、ビット等を連結する従動軸１４との間にトグル
リンク機構を介在せしめたトルクドライバーである。
の作用について述べると、この実施形態では、グリップ
ケース１と主軸５との間に、歪みゲージ９を添設せしめ
てなるセンサプレート３を介在せしめると共に、この主
軸５と、ビット等を連結する従動軸１４との間にトグル
リンク機構を介在せしめたトルクドライバーである。
【００１５】従ってこのトルクドライバーを用いてねじ
締め作業を行なうとき、ラチェット軸２０の先端に例え
ばビットを取付け、このビットによって被締付けねじの
締付けを開始すると、その締付け力に応じてセンサプレ
ート３に歪みが生じ、この歪み量が、歪みゲージ９によ
る歪み量として電気的に変換され、これが締付けトルク
値として表示器２９に表示される。そして被締付けねじ
の締付け力が所定のトルク値に達すると、トグル１７を
含むトグルリンク機構が働き、これによりねじ締めが所
定のトルク値で締結されたことがねじ締め作業者が受け
る感覚で知ることができる。またこのときのねじ締めト
ルクは、表示器２９によって表示されるので、この表示
器の表示により締付けトルク値をより正確かつ容易に目
視確認することができる。またトグル機構によるプレセ
ット機能をなくすために、トルク調整環を動作してトグ
ル動作不能に近づければ通常のデジタルトルクドライバ
ーとして使用することができる。
締め作業を行なうとき、ラチェット軸２０の先端に例え
ばビットを取付け、このビットによって被締付けねじの
締付けを開始すると、その締付け力に応じてセンサプレ
ート３に歪みが生じ、この歪み量が、歪みゲージ９によ
る歪み量として電気的に変換され、これが締付けトルク
値として表示器２９に表示される。そして被締付けねじ
の締付け力が所定のトルク値に達すると、トグル１７を
含むトグルリンク機構が働き、これによりねじ締めが所
定のトルク値で締結されたことがねじ締め作業者が受け
る感覚で知ることができる。またこのときのねじ締めト
ルクは、表示器２９によって表示されるので、この表示
器の表示により締付けトルク値をより正確かつ容易に目
視確認することができる。またトグル機構によるプレセ
ット機能をなくすために、トルク調整環を動作してトグ
ル動作不能に近づければ通常のデジタルトルクドライバ
ーとして使用することができる。
【００１６】さらにこのときの締付けトルク値は表示器
内のメモリーで記憶又は記録させておくことも可能であ
って、これによりねじ締付けトルクの管理が容易とな
る。
内のメモリーで記憶又は記録させておくことも可能であ
って、これによりねじ締付けトルクの管理が容易とな
る。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、デジタル
トルクドライバーにトグル機構を内蔵したトルクドライ
バーであるから、ねじ締め作業時における締付けトルク
を作業者の感覚と表示器による表示値により知ることが
でき、これによってねじの締付け作業を効率よく行なう
ことができると共に、そのねじ締め作業時における締結
データ管理も容易に行なうことができるという作用効果
を奏する。
トルクドライバーにトグル機構を内蔵したトルクドライ
バーであるから、ねじ締め作業時における締付けトルク
を作業者の感覚と表示器による表示値により知ることが
でき、これによってねじの締付け作業を効率よく行なう
ことができると共に、そのねじ締め作業時における締結
データ管理も容易に行なうことができるという作用効果
を奏する。
【図１】本発明のトルクドライバーの実施形態を示した
内部構造を示す断面図。
内部構造を示す断面図。
【図２】本発明のトルクドライバーの実施形態を示した
平面図。
平面図。
１…グリップケース ２…センサプレート受け
具 ３…センサプレート ４…テーパねじ ５…主軸 ６…軸受け ７…割り溝 ８…金属環 ９…歪みゲージ １０…プレセットケース １１…ピン １２…トグルレスト １３…トグルシート １４…従動軸 １５…トルク調整環 １６…弾圧ばね １７…トグル １８…ラチェットケース １９…ピン ２０…ラチェット軸 ２１…軸止め ２２…ラチェットギヤ ２３…ラチェットソー ２４…切替レバー ２５…切替ばね ２６…表示器ベース ２７…取付ねじ ２８…表示器シャフト ２９…表示器 ３０…グリップ部材 ３１…キャップ ３２…カップラばね ３３…鋼球
具 ３…センサプレート ４…テーパねじ ５…主軸 ６…軸受け ７…割り溝 ８…金属環 ９…歪みゲージ １０…プレセットケース １１…ピン １２…トグルレスト １３…トグルシート １４…従動軸 １５…トルク調整環 １６…弾圧ばね １７…トグル １８…ラチェットケース １９…ピン ２０…ラチェット軸 ２１…軸止め ２２…ラチェットギヤ ２３…ラチェットソー ２４…切替レバー ２５…切替ばね ２６…表示器ベース ２７…取付ねじ ２８…表示器シャフト ２９…表示器 ３０…グリップ部材 ３１…キャップ ３２…カップラばね ３３…鋼球
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１月１６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、デジタル
トルクドライバーにトグル機構を内蔵したトルクドライ
バーであるから、このトルクドライバーによるねじ締め
作業時において、そのねじ締めトルクが設定トルク値に
達するとトグルリンク機構が働き、そのねじ締めトルク
が設定トルクに達したことを感覚的に知ることができ、
さらにはそのトグルリンク機構の動作時におけるねじ締
めトルク値を表示器により目視確認することができるの
で、上記トルクセンサーとトグルリンク機構との併用に
よりねじ締付け作業を効率よく行なうことができると共
に、上記トルクセンサーの働きによりねじ締め作業時に
おける締結データ管理も容易に行なうことができるとい
う作用効果を奏する。
トルクドライバーにトグル機構を内蔵したトルクドライ
バーであるから、このトルクドライバーによるねじ締め
作業時において、そのねじ締めトルクが設定トルク値に
達するとトグルリンク機構が働き、そのねじ締めトルク
が設定トルクに達したことを感覚的に知ることができ、
さらにはそのトグルリンク機構の動作時におけるねじ締
めトルク値を表示器により目視確認することができるの
で、上記トルクセンサーとトグルリンク機構との併用に
よりねじ締付け作業を効率よく行なうことができると共
に、上記トルクセンサーの働きによりねじ締め作業時に
おける締結データ管理も容易に行なうことができるとい
う作用効果を奏する。
Claims (1)
- 【請求項１】 トルクドライバーの柄部材（１）と、該
柄部材（１）に対して同心位置で回転可能に軸支されて
いる主軸（５）との間に、歪みゲージ（９）を添設して
なるセンサプレート（３）を連結し、さらに上記主軸
（５）のセンサプレート連結端と反対側の端部と、ビッ
ト等が連結される従動軸（１４）の端部との間をトグル
リンク機構を介して連結し、さらに上記歪みゲージ
（９）の歪み量を電気的に変換してねじの締付けトルク
値として表示する表示器（２９）を、上記柄部材（１）
に支持せしめたことを特徴とするトルクドライバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32518796A JPH10156743A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | トルクドライバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32518796A JPH10156743A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | トルクドライバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10156743A true JPH10156743A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18173990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32518796A Pending JPH10156743A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | トルクドライバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10156743A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61109669A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-05-28 | フオルジエ・ステフアノア−ズ | 電子トルク・レンチ |
| JPS6328572A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-06 | 株式会社 中村製作所 | 締付トルク測定送信装置 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32518796A patent/JPH10156743A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61109669A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-05-28 | フオルジエ・ステフアノア−ズ | 電子トルク・レンチ |
| JPS6328572A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-06 | 株式会社 中村製作所 | 締付トルク測定送信装置 |
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