JPS6215083A

JPS6215083A - ねじ込み固定要素の締結トルクの調整および監視用装置

Info

Publication number: JPS6215083A
Application number: JP61154261A
Authority: JP
Inventors: ピエール−アンドレ・ジュッセ; アンリ・ノグエ
Original assignee: JIYORUJIYU RUNOO INOBASHION PA; JIYORUJIYU RUNOO INOBASHION PAA ABURIBIYASHION GURIN
Current assignee: JIYORUJIYU RUNOO INOBASHION PA; JIYORUJIYU RUNOO INOBASHION PAA ABURIBIYASHION GURIN
Priority date: 1985-07-02
Filing date: 1986-07-02
Publication date: 1987-01-23
Also published as: DE3664817D1; FR2584494B1; ATE45221T1; EP0210892A1; EP0210892B1; FR2584494A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、ボルトあるいはナツトタイプの固定要素を
備える組立て体の締結トルクの監視およびおそらくはそ
の調節の働きのみならず、ねじ締め工具のトルクの調整
をも行い得る装置に関するものである。

これらの機能を有する従来の手段としては、ねじ締め機
として照会される機械である、静的変換器および共働す
る電気装置を備えたキャビネットタイプの機械に用いら
れるトルク調整手段と、トルクレンチもしくは、指示あ
るいは表示用装置が結合された変換器の如きトルク監視
手段とが公知である。

しかしながら、機能の点で全く異なるこれらの手段は、
別個に製造され、そして別個に使用されており、また、
これらの手段は、既に調整機構を用いて締結された組立
て体のトルクを監視する機能、あるいは、トルク監視装
置を備えるねじ締め工具を調整する機能を行い得るよう
には設計されていない。

この発明の装置は、設備の一の特別な部分によって、生
産工程中もしくは監視を目的とした操作中の、既に締結
された組立て体のトルクの監視もしくは調節の機能と、
トルクリミッタ−を備えるねじ締め機の監視もしくは調
整の機能とを果たし得るものである。

そして、この発明の要旨を構成する装置は、三つの部分
からなる。すなわち、変形要素を有するトルクレンチ、
デジタル式表示装置を含むとともにトルクレンチの確実
な指示を意図した引込み可能な引出しを備えるトルク測
定用の電気的二二ット、および、上記の電気的測定ユニ
ットが適合されて固定される座部もしくは基部の三部分
である。

ここにおけるトルクレンチは、この発明の装置を上述の
ねじ締め機の監視または調整のための手段として使用す
る場合には、測定ユニットとともに一の剛体を構成する
ものとする。従って、上述した場合には、トルクレンチ
は静的変換器として機能する。

また、ここにおける電気的ユニットは、高インピーダン
ス入力増幅器、自動ゼロ点校正装置、絶対値検知器、お
よび、トルクのピークもしくは最大値を検知する検知器
を含む伸長計測用増幅器とする。

さらに、上記トルクレンチの変形要素には、電気的伸長
計測ゲージを貼着し、ここでは、これらのゲージによっ
てホイートストーンブリッジを構成する。このことによ
り、トルクレンチに加えられたトルクは、変形要素、ひ
いては、上記ゲージに作用をおよぼし、ゲージの抵抗値
を変化させてブリッジの平衡をくずす。そして、この変
化は、不平衡状態下における電流もしくは電圧によって
計測される。

以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。

第１図は、この発明の装置の一実施例に含まれるトルク
レンチの、軸線を通る断面図を示す。

ここにおけるトルクレンチは、第１図に示すように、段
つき孔２を有するハンドル本体１を備えており、その段
つき孔２の一端部には変形要素３が固定される。ここで
、゛前記ハンドル本体１および変形要素３の２部材の間
の結合は、変形要素３の移動および回転を確実に阻止す
るピン４によって完全なものとなる。

またハンドル本体１には、保護用のケーシングもしくは
ノーズ５が螺着されるとともに、作業者が快適に把持し
得る外形のフオーム材製の外筒６が設けられる。

この一方、変形要素３には、弾性鋼材製の突出部分が形
成され、この突出部分は、サークリップタイプの掛止部
材８によって移動を阻止されたベアリング７によって、
ケーシング５の中心部に位置決めされる。そして、この
突出部分の先端部は、トルクレンチとしての使用の際に
は交換可能な延長ピース９もしくは工具を受容し、他の
場合にはキーや他の用具を受容する。

変形要素３にはまた、四枚の電気的伸長計測ゲージ１０
が貼着され、これらのゲージ１０は、ハンドル本体１の
孔２内に装備された電線１１を介して測定ユニット１２
に接続される。尚ここで、ハンドル本体１は、アースソ
ケット１３およびこのソケット１３をハンドル本体１に
永続的に接触させるねじ１４からなるアース接続部を内
蔵する。またここで、ゲージ１０は、変形要素３もしく
は試験体上に、捩りもしくは拘束のない中立状態にて平
衡するホイートストーンブリッジの取り付け方法に従っ
て固定される。

かかる構成にあっては、トルクレンチに働いた、ねじ込
みに必要な出力トルクが、変形要素３、ひいてはそこに
貼着されたゲージ１０の変形を引き起こし、このことが
ゲージの抵抗を変化させて、ブリッジの不平衡をもたら
す。

ユニット１２は、四つのステージからなる伸長計測用増
幅器であり、電流を供給するとともに、計測を行う。

ここで、第１のステージは、計測用増幅器タイプの、高
インピーダンス人力増幅器を備え、また、第２のステー
ジは、自動ゼロ点校正器に対応する。

ここにおける第２のステージの目的は、押しボタンによ
って絶対的ゼロ点に復帰させること、機械的もしくは温
度的現象に起因して起こり得るいかなる変動をも記憶さ
せること、および、指示によって、最終測定値から上述
した変動値を減じ、もしくは最終測定値にその変動値を
加えることにある。

またここで、第３のステージは、変換器の捩り方向がい
ずれの方向であるかに関係なしに、出力信号を次のステ
ージに適応させるべく、信号を整流して同一極性の出力
信号を得る絶対値検知器の機能を果たし、そして、第４
のステージは、変形要素３に与えられたトルクの最大値
を記憶することができるピーク検知器の機能を実行する
。

さらに、ユニット１２は、四位置の通過帯域調整システ
ムを備えており、このシステムは、調整の間においてね
じ締め機が働いた組立て体の結合度を知る機能を果たす
。ここで、“開放”に該当する最終位置は締結の開放状
態下での作動の監視を特に意図して設けられている。

また、ユニット１２はその上面に、トルク値を表示する
デジタル式表示装置１５を中央位置にて備えるとともに
、以下の機能を有する操作ボタンを備える。すなわち、ボタン１６は、ユニット１２の起動もしくは停止を行う
ためのものであり、ボタン１７は、要求される締結タイプを、“通常”、“
強固”、“弾性的”、もしくは“開放”から選択するた
めのものであり、ボタン１８は、ゼロ点校正のためのものであり、ボタン
１９は、ピーク検知のためのものである。

一方、ユニット１２の外箱は、その縦断する表面の一つ
に、引き込み可能な引出し２０を備える。この引出し２
０は、それが、引出された状態でフレームを構成して調
整機能モードにおけるトルクレンチを支持するように意
図して設けられたものであり、かかる場合には、トルク
レンチは静的変換器としての機能を行う。この目的のた
め、前記引出し２０は、ハンド本体の外筒６の断面形状
に対応する形状の空腔２１を有する。

そして、上述の如くに構成された全調整システムは、基
部２２上に固定される。

この発明の要旨を構成する上述した装置は、回転させて
固定する要素の固定のために使用される工具の調整のみ
ならず、上記要素に与えられたトルクの値の監視を行う
に必要とされる全ての場合に用いることができ、特に、
ねじ締め機もしくはねじ締め工具の調整に適用すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の一実施例に含まれるトルクレ
ンチの軸線を通る断面図、第２図は上記例のトルクレンチと共働するトルク測定用
電気的ユニットの斜視図、第３図は基部上に取り付けられた電気的ユニ・ソトおよ
びトルクレンチの組立て体の斜視図である。１・・・トルクレンチ　（）＼ンドル本体）１２・・・
電気的ユニット特許出願人　　ジョルジュ・ルノー・イノノくジオン（
パー・アプリビヤジオン・グリノ）ｊ１α−１＝

Claims

【特許請求の範囲】１、生産工程中もしくは監視目的での操作中の既締結組
立て体のねじ込み固定要素の締結トルクを監視し、もし
くは調節し、あるいは、トルクリミッターが設けられた
ねじ締め機もしくはねじ締め工具を監視し、もしくは調
整する機能のいずれかを果たし得る装置において、変形要素を有するトルクレンチ（１）と、トルク測定用
の電気的ユニット（１２）とを相互に結合して備え、前
記電気的ユニットによって供給される電流により、前記
変形要素と一体をなす伸長計測ゲージの抵抗値の変化を
計測して、与えられた締結トルクの監視を行うとともに
、調整もしくは、調整の監視を行う装置としての利用態
様では、静的変換器としての機能を行うことを特徴とす
る、ねじ込み固定要素の締結トルクの調整および監視用
装置。２、前記トルクレンチは、変形要素（３）が固定された
段つき孔（２）を有するハンドル本体（１）を備え、前
記変形要素は、ピン（４）によって移動および回転を阻
止され、前記ハンドル本体には、トルクレンチの快適な
把持を保証する外形の、フォーム材からなる外筒（６）
が設けられ、前記ハンドル本体（１）は、そこに螺着さ
れた保護用のケーシングもしくはノーズ（５）によって
延長され、前記ケーシングもしくはノーズの内部には、
中心部に前記変形要素（３）の自由端部がベアリング（
７）によって位置決めされ、前記自由端部は、その末端
位置にて、交換可能な延長ピース（９）もしくはねじ締
め工具を支持し、前記変形要素は、四枚の電気的伸長計
測ゲージ（１０）を貼着によって支持し、前記電気的ユ
ニット（１２）は、前記トルクレンチに加えられたトル
クの作用下での前記ゲージの変形に基づくそれらのゲー
ジの抵抗値の変化を計測することを特徴とする、特許請
求の範囲第１項に記載の装置。３、前記電気的伸長計測ゲージ（１０）は、前記変形要
素に何らの捩りも拘束もない中立状態で平衡するホイー
トストーンブリッジの取り付け方法によって前記変形要
素（３）に貼着されたものであり、前記トルクの作用下
で変形する前記ゲージの抵抗値の変化は、前記ブリッジ
の不平衡状態での電流もしくは電圧によって計測され、
前記電流の供給および前記計測は、前記電気的ユニット
によって保証されることを特徴とする、特許請求の範囲
第２項に記載の装置。４、前記電気的ユニット（１２）は、高インピーダンス
入力増幅器を備える第１のステージと、機械的もしくは
温度的現象に起因して起こり得るいかなる変動をも記憶
するとともに、押しボタンによって絶対的ゼロ点に復帰
し、そして、指示によって最終測定値から前記変動の値
を減じ、もしくは最終測定値にその変動の値を加える機
能を保証する、自動ゼロ点校正器に対応する第２のステ
ージと、前記変換器の捩り方向がいずれの方向であるか
に関係なしに、出力信号を次のステージに適応させるべ
く、信号を整流して同一極性の出力信号を得る絶対値検
知器の機能を果たす第３のステージと、前記変形要素に
与えられたトルクの最大値を記憶し得るピーク検知器の
機能を行う第４のステージとの四つのステージを備える
伸長計測用増幅器である特許請求の範囲第１項、第２項
、もしくは第３項に記載の装置。５、前記電気的ユニット（１２）は、調整の間にねじ締
め要素が作用した組立て体の結合度を知る機能を果たす
、四位置の通過帯域調整器を備えており、前記四位置の
うちの最終位置は、締結の開放状態下での作動の監視に
特定されることを特徴とする、特許請求の範囲第１項乃
至第４項のいずれかに記載の装置。６、前記電気的ユニット（１２）は、その電気的ユニッ
トの一の縦断表面に、調整機能の態様で使用する場合に
前記トルクレンチを支持すべく意図された、引き出され
た状態でフレームを構成する引き込み可能な引き出し（
２０）を備えており、前記引き出しは、前記意図に沿っ
て、前記ハンドル本体の外筒（６）の断面形状に対応す
る形状の空腔（２１）を有し、前記の態様で使用する場
合には、前記トルクレンチは静的変換器の機能を行うこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項乃至第５項のい
ずれかに記載の装置。