JPH10156233A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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- JPH10156233A JPH10156233A JP8334831A JP33483196A JPH10156233A JP H10156233 A JPH10156233 A JP H10156233A JP 8334831 A JP8334831 A JP 8334831A JP 33483196 A JP33483196 A JP 33483196A JP H10156233 A JPH10156233 A JP H10156233A
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- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
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- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トリガー液体液体噴出器の垂直筒と射出筒と
シリンダとが形成する噴出器本体外面を覆うカバーを、
その噴出器本体と別体として合成樹脂材で一体成形し、
該別体成形したカバーを噴出器外面へ嵌合させること
で、カバー外形の変更で噴出器全体の意匠的外形状を変
更できるよう設けた。 【解決手段】 液体噴出器の垂直筒４と射出筒５とシリ
ンダ６とが形成する噴出器本体３外面へ、上壁52と、左
右両側壁53，53と、後壁54とを有して、前面および下面
を開口する、合成樹脂材で一体成形したカバー体51を嵌
合させ、噴出器本体３に固着させた。
シリンダとが形成する噴出器本体外面を覆うカバーを、
その噴出器本体と別体として合成樹脂材で一体成形し、
該別体成形したカバーを噴出器外面へ嵌合させること
で、カバー外形の変更で噴出器全体の意匠的外形状を変
更できるよう設けた。 【解決手段】 液体噴出器の垂直筒４と射出筒５とシリ
ンダ６とが形成する噴出器本体３外面へ、上壁52と、左
右両側壁53，53と、後壁54とを有して、前面および下面
を開口する、合成樹脂材で一体成形したカバー体51を嵌
合させ、噴出器本体３に固着させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式の液体
噴出器に関する。
噴出器に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば実開平6-34759 号が示すように、
容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒の上部から垂直筒
を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒を、該射出筒下
方垂直筒部分からシリンダを、それぞれ前方突出し、該
シリンダ内から前方突出させたプランジヤ前端部を、射
出筒前部から前後方向への揺動が可能に垂下するトリガ
ーの上部へ係止させ、それ等プランジヤとトリガーとを
前方付勢させ、トリガーの揺動操作で容器体内液体をシ
リンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端
に嵌着させたノズルキャップから噴出可能に設けたトリ
ガー式液体噴出器が広く知られている。そして該液体噴
出器は、上記垂直筒と射出筒とシリンダとを噴出器本体
として合成樹脂材により一体成形し、かつ該一体成形に
際して、該噴出器本体の上面と左右両側面と後面とを覆
う頂壁、左右両側壁、および後壁を有するカバーを、該
カバーの頂壁を上記噴出器本体の射出筒上面へ一体に接
合させて、噴出器本体と共に一体成形していた。
容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒の上部から垂直筒
を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒を、該射出筒下
方垂直筒部分からシリンダを、それぞれ前方突出し、該
シリンダ内から前方突出させたプランジヤ前端部を、射
出筒前部から前後方向への揺動が可能に垂下するトリガ
ーの上部へ係止させ、それ等プランジヤとトリガーとを
前方付勢させ、トリガーの揺動操作で容器体内液体をシ
リンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端
に嵌着させたノズルキャップから噴出可能に設けたトリ
ガー式液体噴出器が広く知られている。そして該液体噴
出器は、上記垂直筒と射出筒とシリンダとを噴出器本体
として合成樹脂材により一体成形し、かつ該一体成形に
際して、該噴出器本体の上面と左右両側面と後面とを覆
う頂壁、左右両側壁、および後壁を有するカバーを、該
カバーの頂壁を上記噴出器本体の射出筒上面へ一体に接
合させて、噴出器本体と共に一体成形していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
噴出器本体外面を覆うカバーを噴出器本体と共に一体成
形していたから、そのカバーの形状によって噴出器の意
匠的外形が定まり、異る外形の噴出器とするためには、
カバー付きの噴出器本体の外形を変えることが必要であ
った。
噴出器本体外面を覆うカバーを噴出器本体と共に一体成
形していたから、そのカバーの形状によって噴出器の意
匠的外形が定まり、異る外形の噴出器とするためには、
カバー付きの噴出器本体の外形を変えることが必要であ
った。
【０００４】しかし近年、商品外形に対する消費者の好
みは多様化しており、このような傾向に対応するために
は噴出器外形も個別化させることが必要である。
みは多様化しており、このような傾向に対応するために
は噴出器外形も個別化させることが必要である。
【０００５】上記カバー付きの噴出器本体の外形を変更
することは、その噴出器本体成形用金型を変更すること
となり、又その金型を変更するということは金型が高価
であるため極めてコスト高となるものであった。
することは、その噴出器本体成形用金型を変更すること
となり、又その金型を変更するということは金型が高価
であるため極めてコスト高となるものであった。
【０００６】本発明は、従来一体成形されていた、噴出
器本体とカバーとを別成形して、別成形された多数形状
のカバーを同一構造で形成された噴出器本体外面へ嵌合
させることで、外形を異にする多数の噴出器が得られ、
消費者の要望に応えることが可能とするものである。
器本体とカバーとを別成形して、別成形された多数形状
のカバーを同一構造で形成された噴出器本体外面へ嵌合
させることで、外形を異にする多数の噴出器が得られ、
消費者の要望に応えることが可能とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の手段として、容器
体口頸部外面へ嵌合させる装着筒２の上部から垂直筒４
を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒５を、かつ該射
出筒下方からシリンダ６を、それぞれ前方突出し、該シ
リンダ内から前方突出させたプランジヤ15前端部を、射
出筒前部から前後方向への揺動が可能に垂下するトリガ
ー16の上部に係止ないし連結させ、かつそれ等プランジ
ヤとトリガーとを前方付勢させ、トリガー16の揺動操作
で容器体内液体をシリンダ内に吸上げ、かつ該シリンダ
内液体を射出筒前端に嵌着させたノズルヘッド11から噴
出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、上記液
体噴出器の垂直筒４と射出筒５とシリンダ６とが形成す
る噴出器本体３部分外面へ、上壁52と左右両側壁53，53
と後壁54とを有して、前面および下面を開口する、合成
樹脂材により一体成形されたカバー体51を嵌合させ、上
記噴出器本体３外面に固着させた。
体口頸部外面へ嵌合させる装着筒２の上部から垂直筒４
を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒５を、かつ該射
出筒下方からシリンダ６を、それぞれ前方突出し、該シ
リンダ内から前方突出させたプランジヤ15前端部を、射
出筒前部から前後方向への揺動が可能に垂下するトリガ
ー16の上部に係止ないし連結させ、かつそれ等プランジ
ヤとトリガーとを前方付勢させ、トリガー16の揺動操作
で容器体内液体をシリンダ内に吸上げ、かつ該シリンダ
内液体を射出筒前端に嵌着させたノズルヘッド11から噴
出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、上記液
体噴出器の垂直筒４と射出筒５とシリンダ６とが形成す
る噴出器本体３部分外面へ、上壁52と左右両側壁53，53
と後壁54とを有して、前面および下面を開口する、合成
樹脂材により一体成形されたカバー体51を嵌合させ、上
記噴出器本体３外面に固着させた。
【０００８】第２の手段として、上記第１の手段を有す
ると共に、垂直筒４から筒状ないし棒状の第１嵌着手段
61を後方突出しておき、又カバー体後壁54から棒状ない
し筒状の第２嵌着手段62を前方突出しておき、上記第
１、第２嵌着手段の一方が形状する筒内へ、他方が形成
する棒部を嵌合させた。
ると共に、垂直筒４から筒状ないし棒状の第１嵌着手段
61を後方突出しておき、又カバー体後壁54から棒状ない
し筒状の第２嵌着手段62を前方突出しておき、上記第
１、第２嵌着手段の一方が形状する筒内へ、他方が形成
する棒部を嵌合させた。
【０００９】第３の手段として、上記第１又は第２の手
段を有すると共に、垂直筒４の下部に付設した外向きフ
ランジ状頂壁７外周から大外径筒部８を垂設して、該筒
部の左右側面から後面にかけて凹凸いずれかの第１嵌合
条63を横設し、又カバー後壁54の下部内面から左右両側
壁53，53の下部内面にかけて凹凸いずれかの第２嵌合条
64を横設しておき、上記両嵌合条の一方が形成する凹条
内へ、他方が形成する凸条を嵌合させた。
段を有すると共に、垂直筒４の下部に付設した外向きフ
ランジ状頂壁７外周から大外径筒部８を垂設して、該筒
部の左右側面から後面にかけて凹凸いずれかの第１嵌合
条63を横設し、又カバー後壁54の下部内面から左右両側
壁53，53の下部内面にかけて凹凸いずれかの第２嵌合条
64を横設しておき、上記両嵌合条の一方が形成する凹条
内へ、他方が形成する凸条を嵌合させた。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面について説明すると、１
はトリガー式液体噴出器、51はその液体噴出器外面へ嵌
合させた、カバー体である。
はトリガー式液体噴出器、51はその液体噴出器外面へ嵌
合させた、カバー体である。
【００１１】まずトリガー式液体噴出器１について図１
により簡単に説明すると、２は容器体口頸部外面へ嵌合
させる装着筒、３は噴出器本体で、連結部材41を介して
装着筒２の上部内面から起立する垂直筒４上端から射出
筒５を、かつ垂直筒下部からシリンダ６を、それぞれ前
方突出する。垂直筒４下部はシリンダ６の後部下面と共
用させて設けた外向きフランジ状頂壁７から大外径筒部
８を、垂直筒４に対し前方へ偏芯させて垂下し、該大外
径筒部８下部を上記装着筒２上端の内向きフランジ内へ
嵌合させている。垂直筒４上端面は頂板で閉塞し、かつ
垂直筒４とシリンダ６、又射出筒５とはそれぞれ連通す
る。又射出筒５の前端部にはノズル嵌合筒９を介して蓋
板10付きのノズル孔付きノズルヘッド11を嵌合させてい
る。
により簡単に説明すると、２は容器体口頸部外面へ嵌合
させる装着筒、３は噴出器本体で、連結部材41を介して
装着筒２の上部内面から起立する垂直筒４上端から射出
筒５を、かつ垂直筒下部からシリンダ６を、それぞれ前
方突出する。垂直筒４下部はシリンダ６の後部下面と共
用させて設けた外向きフランジ状頂壁７から大外径筒部
８を、垂直筒４に対し前方へ偏芯させて垂下し、該大外
径筒部８下部を上記装着筒２上端の内向きフランジ内へ
嵌合させている。垂直筒４上端面は頂板で閉塞し、かつ
垂直筒４とシリンダ６、又射出筒５とはそれぞれ連通す
る。又射出筒５の前端部にはノズル嵌合筒９を介して蓋
板10付きのノズル孔付きノズルヘッド11を嵌合させてい
る。
【００１２】上記シリンダ６内からはプランジヤ15を前
方突出し、又射出筒５前部に前後方向への揺動が自在に
トリガー16を垂下し、該トリガー上部にプランジヤ15前
端部を枢着17させている。通常上記シリンダ内へは金属
製コイルスプリングを内装させ、プランジヤ15と共にト
リガー16を前方へ付勢するが、図示例では合成樹脂製の
バネ部材21を垂直筒４とトリガー16との間に設けてい
る。該バネ部材は平面でみてＣ字形状とした弾性挟持板
22をシリンダと射出筒間の垂直筒部分前面へ嵌合させ、
その挟持板の左右両側から突出する弯曲バネ板23を、平
面でみて平行に前方突出し、その先端をトリガー上部後
面に設けた凹部24内へ嵌合させて、トリガー16とプラン
ジヤ15とを前方付勢する。
方突出し、又射出筒５前部に前後方向への揺動が自在に
トリガー16を垂下し、該トリガー上部にプランジヤ15前
端部を枢着17させている。通常上記シリンダ内へは金属
製コイルスプリングを内装させ、プランジヤ15と共にト
リガー16を前方へ付勢するが、図示例では合成樹脂製の
バネ部材21を垂直筒４とトリガー16との間に設けてい
る。該バネ部材は平面でみてＣ字形状とした弾性挟持板
22をシリンダと射出筒間の垂直筒部分前面へ嵌合させ、
その挟持板の左右両側から突出する弯曲バネ板23を、平
面でみて平行に前方突出し、その先端をトリガー上部後
面に設けた凹部24内へ嵌合させて、トリガー16とプラン
ジヤ15とを前方付勢する。
【００１３】既述垂直筒４内へは弁部材31が嵌合させて
あり、中間部に設けた屈曲バネ片32下端に吸込み弁体33
を、又その屈曲バネ片32上端から係止棒34を起立させて
垂直筒頂板下面に当て、係止棒下部から上外方へ逆スカ
ート状に突出する吐出弁体35上端を、内外二重筒とした
垂直筒４の内壁面へ圧接させて吐出弁としている。吸込
み弁体33は既述連結部材41から起立させた内垂直筒42の
下部内面に設けた吸込み弁座43上へ圧接させて吸込み弁
とし、かつ内垂直筒下部内へ吸上げパイプ44上端部を嵌
着させている。
あり、中間部に設けた屈曲バネ片32下端に吸込み弁体33
を、又その屈曲バネ片32上端から係止棒34を起立させて
垂直筒頂板下面に当て、係止棒下部から上外方へ逆スカ
ート状に突出する吐出弁体35上端を、内外二重筒とした
垂直筒４の内壁面へ圧接させて吐出弁としている。吸込
み弁体33は既述連結部材41から起立させた内垂直筒42の
下部内面に設けた吸込み弁座43上へ圧接させて吸込み弁
とし、かつ内垂直筒下部内へ吸上げパイプ44上端部を嵌
着させている。
【００１４】カバー体51は、既述垂直筒４と射出筒５と
シリンダ６とが形成する噴出器本体３外面へ、固着可能
に設けたもので、上壁52と左右両側壁53，53と後壁54と
を有して前面および下面を開口する。図２が示すように
左右両側壁53，53の下方前半部分は、トリガー操作の邪
魔とならないよう凹状弯曲面55，55に形成する。カバー
体下端部56は、垂直筒４の下部に付設した大外径筒部８
外面へ嵌合可能に、下方からみてＣ字形状に形成し、そ
の下端前部間の開口部分を大外径筒部８の後面へ押付
け、そのまま前方へカバー体51を押出すことで大外径筒
部８外面へカバー体51下部が弾性変形して嵌合するよう
設ける。カバー体後壁54は大きく後方へ張出しさせてい
るが、該張出し部57は、該噴出器付きの容器を持ち、ト
リガー操作を行う際に拇指と人差指との間の手甲側部分
上へその張出し部を載置させることが可能とするもので
あり、該張出し部は、図４が示す実施形態の場合のよう
に、その張出し部57下面がほぼ水平となるよう設けても
よい。
シリンダ６とが形成する噴出器本体３外面へ、固着可能
に設けたもので、上壁52と左右両側壁53，53と後壁54と
を有して前面および下面を開口する。図２が示すように
左右両側壁53，53の下方前半部分は、トリガー操作の邪
魔とならないよう凹状弯曲面55，55に形成する。カバー
体下端部56は、垂直筒４の下部に付設した大外径筒部８
外面へ嵌合可能に、下方からみてＣ字形状に形成し、そ
の下端前部間の開口部分を大外径筒部８の後面へ押付
け、そのまま前方へカバー体51を押出すことで大外径筒
部８外面へカバー体51下部が弾性変形して嵌合するよう
設ける。カバー体後壁54は大きく後方へ張出しさせてい
るが、該張出し部57は、該噴出器付きの容器を持ち、ト
リガー操作を行う際に拇指と人差指との間の手甲側部分
上へその張出し部を載置させることが可能とするもので
あり、該張出し部は、図４が示す実施形態の場合のよう
に、その張出し部57下面がほぼ水平となるよう設けても
よい。
【００１５】図４が示す実施形態においては、垂直筒４
の上部後面から第１嵌着手段61としての筒を後方突出
し、又該筒内へ嵌合させて、第２嵌着手段62としての棒
をカバー後壁から前方へ突出する。これ等第１、第２嵌
着手段は噴出器に対するカバー体51の嵌合を確実とする
もので、図示例とは逆に第１嵌着手段61を棒で、第２嵌
着手段を筒で形成してもよい。
の上部後面から第１嵌着手段61としての筒を後方突出
し、又該筒内へ嵌合させて、第２嵌着手段62としての棒
をカバー後壁から前方へ突出する。これ等第１、第２嵌
着手段は噴出器に対するカバー体51の嵌合を確実とする
もので、図示例とは逆に第１嵌着手段61を棒で、第２嵌
着手段を筒で形成してもよい。
【００１６】更に図４にあっては、大外径筒部８の左右
両側面から後面にかけて第１嵌合条63としての凹溝を横
設し、又カバー体後壁54の下部内面から左右両側壁53，
53の下部内面にかけて、第２嵌合条64としての凸条を横
設し、該第２嵌合条64を第１嵌合条63内へ嵌合させてい
る。これ等第１、第２嵌合条の場合も、凹溝と凸条とを
逆に設けてもよい。
両側面から後面にかけて第１嵌合条63としての凹溝を横
設し、又カバー体後壁54の下部内面から左右両側壁53，
53の下部内面にかけて、第２嵌合条64としての凸条を横
設し、該第２嵌合条64を第１嵌合条63内へ嵌合させてい
る。これ等第１、第２嵌合条の場合も、凹溝と凸条とを
逆に設けてもよい。
【００１７】尚図４が示す実施形態は、液体噴出器の構
造が多少図１の場合と異るが、基本的構造を同一とする
ものであれば、本発明対象のトリガー式液体噴出器とな
り得るものである。よって図１と同一名称部品に同一符
号を付するだけで、その説明は省略する。
造が多少図１の場合と異るが、基本的構造を同一とする
ものであれば、本発明対象のトリガー式液体噴出器とな
り得るものである。よって図１と同一名称部品に同一符
号を付するだけで、その説明は省略する。
【００１８】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項１記載の場合は、トリガー式液体噴出器外面を覆合
するカバー体51を、その噴出器とは別体として合成樹脂
材により一体成形し、該別体で成形されたカバーを液体
噴出器外面へ固着するよう設けたから、トリガー式液体
噴出器の意匠的外形変更に際しては、そのカバーだけを
変更すればよいこととなり、従来のように垂直筒４と射
出筒５とシリンダ６とからなるカバー付き噴出器本体を
形状変更する場合に比べてコストをはるかに低減するこ
とが出来る。
求項１記載の場合は、トリガー式液体噴出器外面を覆合
するカバー体51を、その噴出器とは別体として合成樹脂
材により一体成形し、該別体で成形されたカバーを液体
噴出器外面へ固着するよう設けたから、トリガー式液体
噴出器の意匠的外形変更に際しては、そのカバーだけを
変更すればよいこととなり、従来のように垂直筒４と射
出筒５とシリンダ６とからなるカバー付き噴出器本体を
形状変更する場合に比べてコストをはるかに低減するこ
とが出来る。
【００１９】請求項２記載の場合は、請求項１記載のト
リガー式液体噴出器が有する効果を有するほか、垂直筒
４から第１嵌着手段61を後方へ、又、カバー後壁54から
第２嵌着手段62を前方へ、それぞれ突出してカバー嵌合
状態においてそれ等両嵌着手段が嵌合するよう設けたか
ら、液体噴出器に対するカバーの固着が容易である。
リガー式液体噴出器が有する効果を有するほか、垂直筒
４から第１嵌着手段61を後方へ、又、カバー後壁54から
第２嵌着手段62を前方へ、それぞれ突出してカバー嵌合
状態においてそれ等両嵌着手段が嵌合するよう設けたか
ら、液体噴出器に対するカバーの固着が容易である。
【００２０】請求項３記載の場合は、上記請求項１又は
２記載の液体噴出器が有する効果を併せ有すると共に、
垂直筒４下部に設けた大外径筒部８の左右両側面から後
面にかけて第１嵌合条63を、又カバー後壁54の下部内面
から左右両側壁53，53の下部内面にかけて第２嵌合条64
を、それぞれ横設してその一方を他方へ嵌合させたか
ら、液体噴出器に対するカバーの固定をより確実とする
ことが出来る。
２記載の液体噴出器が有する効果を併せ有すると共に、
垂直筒４下部に設けた大外径筒部８の左右両側面から後
面にかけて第１嵌合条63を、又カバー後壁54の下部内面
から左右両側壁53，53の下部内面にかけて第２嵌合条64
を、それぞれ横設してその一方を他方へ嵌合させたか
ら、液体噴出器に対するカバーの固定をより確実とする
ことが出来る。
【図１】 本発明液体噴出器の断面図である。
【図２】 図１液体噴出器に使用しているカバーの断面
図である。
図である。
【図３】 図２カバーの正面図である。
【図４】 実施形態を異にして示す、液体噴出器の断面
図である。
図である。
３…噴出器本体 ４…垂直筒 ５…射
出筒 ６…シリンダ 15…プランジヤ 16…ト
リガー 51…カバー体
出筒 ６…シリンダ 15…プランジヤ 16…ト
リガー 51…カバー体
フロントページの続き (72)発明者 田崎 隆治 東京都江東区大島３の２の６ 株式会社吉 野工業所内 (72)発明者 岸 隆生 東京都江東区大島３の２の６ 株式会社吉 野工業所内
Claims (3)
- 【請求項１】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒２
の上部から垂直筒４を起立し、かつ該垂直筒上端から射
出筒５を、かつ該射出筒下方からシリンダ６を、それぞ
れ前方突出し、該シリンダ内から前方突出させたプラン
ジヤ15前端部を、射出筒前部から前後方向への揺動が可
能に垂下するトリガー16の上部に係止ないし連結させ、
かつそれ等プランジヤとトリガーとを前方付勢させ、ト
リガー16の揺動操作で容器体内液体をシリンダ内に吸上
げ、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端に嵌着させたノ
ズルヘッド11から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出
器において、 上記液体噴出器の垂直筒４と射出筒５とシリンダ６とが
形成する噴出器本体３部分外面へ、上壁52と左右両側壁
53，53と後壁54とを有して、前面および下面を開口す
る、合成樹脂材により一体成形されたカバー体51を嵌合
させ、上記噴出器本体３外面に固着させたことを特徴と
するトリガー式液体噴出器。 - 【請求項２】 垂直筒４から筒状ないし棒状の第１嵌着
手段61を後方突出しておき、 又カバー体後壁54から棒状ないし筒状の第２嵌着手段62
を前方突出しておき、 上記第１、第２嵌着手段の一方が形状する筒内へ、他方
が形成する棒部を嵌合させたことを特徴とする、請求項
１記載のトリガー式液体噴出器。 - 【請求項３】 垂直筒４の下部に付設した外向きフラン
ジ状頂壁７外周から大外径筒部８を垂設して、該筒部の
左右側面から後面にかけて凹凸いずれかの第１嵌合条63
を横設し、 又カバー後壁54の下部内面から左右両側壁53，53の下部
内面にかけて凹凸いずれかの第２嵌合条64を横設してお
き、 上記両嵌合条の一方が形成する凹条内へ、他方が形成す
る凸条を嵌合させたことを特徴とする、請求項１、又は
請求項２記載のトリガー式液体噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334831A JPH10156233A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334831A JPH10156233A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10156233A true JPH10156233A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18281713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8334831A Pending JPH10156233A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | トリガー式液体噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10156233A (ja) |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8334831A patent/JPH10156233A/ja active Pending
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