JPH10155853A - マッサージ装置 - Google Patents
マッサージ装置Info
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- JPH10155853A JPH10155853A JP35478196A JP35478196A JPH10155853A JP H10155853 A JPH10155853 A JP H10155853A JP 35478196 A JP35478196 A JP 35478196A JP 35478196 A JP35478196 A JP 35478196A JP H10155853 A JPH10155853 A JP H10155853A
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- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 claims abstract description 43
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気の給排によるエアーセルの伸縮作用を利
用し、人体の大腿部に静かにかつ指圧押し込み風の効果
的なマッサージを実施させることができるマッサージ装
置を提供する。 【解決手段】 人体の大腿部と臀部を支持する座部の基
盤２に、基盤２の上方に位置する人体の大腿部Ａに向か
って起立し先端部に揉み輪７を備えたアーム６を有する
プレート５を配設し、このプレート５を基盤２の臀部側
において枢着支持するとともにプレート５と基盤２との
間に空気の給排によって伸縮する揺動用のエアーセル８
を配してこの揺動用のエアーセル８の伸縮によってプレ
ート５を上下方向に揺動させるようになし、このプレー
ト５の揺動によって揉み輪７に円弧軌跡の斜め方向の上
下運動を付与して大腿部Ａに押し込みマッサージが施さ
れるように構成した。
用し、人体の大腿部に静かにかつ指圧押し込み風の効果
的なマッサージを実施させることができるマッサージ装
置を提供する。 【解決手段】 人体の大腿部と臀部を支持する座部の基
盤２に、基盤２の上方に位置する人体の大腿部Ａに向か
って起立し先端部に揉み輪７を備えたアーム６を有する
プレート５を配設し、このプレート５を基盤２の臀部側
において枢着支持するとともにプレート５と基盤２との
間に空気の給排によって伸縮する揺動用のエアーセル８
を配してこの揺動用のエアーセル８の伸縮によってプレ
ート５を上下方向に揺動させるようになし、このプレー
ト５の揺動によって揉み輪７に円弧軌跡の斜め方向の上
下運動を付与して大腿部Ａに押し込みマッサージが施さ
れるように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、座部のマッサージ
装置、例えば、椅子式マッサージの座部内に装備されて
着座した使用者の大腿部に効果的なマッサージを施すこ
とができ、さらに臀部にもマッサージを施すことができ
るマッサージ装置に関するものである。
装置、例えば、椅子式マッサージの座部内に装備されて
着座した使用者の大腿部に効果的なマッサージを施すこ
とができ、さらに臀部にもマッサージを施すことができ
るマッサージ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】人体の肩の凝りや疲れの回復、あるいは
血行の促進などを目的として従来から各種のマッサージ
装置が提供されている。従来のこれらのマッサージ機は
周知の通り、モーターの回転力を利用し、各種の運動に
変換して揉み具を作動させ、人体にマッサージが施され
るようになっている。また近年においては、エアーアク
チュエータやエアーセルなどの空気袋の空気の給排によ
る膨張収縮機能を利用してマッサージを施すようになし
たいわゆるエアーマッサージ機が実用されるに至ってい
る。
血行の促進などを目的として従来から各種のマッサージ
装置が提供されている。従来のこれらのマッサージ機は
周知の通り、モーターの回転力を利用し、各種の運動に
変換して揉み具を作動させ、人体にマッサージが施され
るようになっている。また近年においては、エアーアク
チュエータやエアーセルなどの空気袋の空気の給排によ
る膨張収縮機能を利用してマッサージを施すようになし
たいわゆるエアーマッサージ機が実用されるに至ってい
る。
【０００３】上記したエアーマッサージ機としては、例
えば特開平２−１０７２６号公報記載のように、空気の
給排によって膨張収縮するエアーアクチュエータで押圧
作用をする施療子を椅子の背もたれ部に配して着座した
身体の腰部をマッサージするようになしたもの、あるい
は特開平８−８９５４０号公報に記載されているよう
に、人体の背部や腰部の他に脚や腕などの肢体部分を空
気袋の膨張収縮によってマッサージすることができるエ
アーマッサージ機を挙げることができる。
えば特開平２−１０７２６号公報記載のように、空気の
給排によって膨張収縮するエアーアクチュエータで押圧
作用をする施療子を椅子の背もたれ部に配して着座した
身体の腰部をマッサージするようになしたもの、あるい
は特開平８−８９５４０号公報に記載されているよう
に、人体の背部や腰部の他に脚や腕などの肢体部分を空
気袋の膨張収縮によってマッサージすることができるエ
アーマッサージ機を挙げることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のマッサ
ージ機の多くは、主として人体の腰や背中あるいは肩な
ど上半身と肢体部分のマッサージを対象としてなされて
いるものであって、人体の大腿部や臀部のマッサージに
ついては配慮されてなく、また人体の大腿部と臀部のマ
ッサージにマッサージを付与できるようにするべく、従
来の上記した技術を利用して座席部に単に空気袋を配設
したとしても、特に大腿部に対して効果的なマッサージ
を付与することができない。
ージ機の多くは、主として人体の腰や背中あるいは肩な
ど上半身と肢体部分のマッサージを対象としてなされて
いるものであって、人体の大腿部や臀部のマッサージに
ついては配慮されてなく、また人体の大腿部と臀部のマ
ッサージにマッサージを付与できるようにするべく、従
来の上記した技術を利用して座席部に単に空気袋を配設
したとしても、特に大腿部に対して効果的なマッサージ
を付与することができない。
【０００５】本発明は、人体の左右の大腿部に効果的な
マッサージを施すことができ、さらに臀部にもマッサー
ジを付与することができるマッサージ装置を提供するも
のである。
マッサージを施すことができ、さらに臀部にもマッサー
ジを付与することができるマッサージ装置を提供するも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、椅子の座部や
ベッドなどの人体の大腿部および臀部が位置する部分
に、揺動用のエアーセルの伸縮によって大腿部に揉み作
用を付与する揉み輪を設け、さらに望ましくは、臀部の
位置にも押圧用エアーセルを設けることによって上記課
題を解決したものである。即ち、本発明のマッサージ装
置は、人体の左右の大腿部と臀部を支持する座部の基盤
に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤上方に位
置する人体の左右の大腿部に向かって起立したアームを
有するプレートが配設されてこのアームの先端部に揉み
輪が支持され、基盤とプレートとの間に、空気の給排に
よって伸縮する揺動用のエアーセルが配設されてこの揺
動用のエアーセルの伸縮によってプレートが揺動されて
上記揉み輪が基盤上方に位置する人体の左右の大腿部に
円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるように構成
されていることを特徴としているものである。
ベッドなどの人体の大腿部および臀部が位置する部分
に、揺動用のエアーセルの伸縮によって大腿部に揉み作
用を付与する揉み輪を設け、さらに望ましくは、臀部の
位置にも押圧用エアーセルを設けることによって上記課
題を解決したものである。即ち、本発明のマッサージ装
置は、人体の左右の大腿部と臀部を支持する座部の基盤
に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤上方に位
置する人体の左右の大腿部に向かって起立したアームを
有するプレートが配設されてこのアームの先端部に揉み
輪が支持され、基盤とプレートとの間に、空気の給排に
よって伸縮する揺動用のエアーセルが配設されてこの揺
動用のエアーセルの伸縮によってプレートが揺動されて
上記揉み輪が基盤上方に位置する人体の左右の大腿部に
円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるように構成
されていることを特徴としているものである。
【０００７】本発明のマッサージ装置においては、上記
のように基盤上方に位置する人体の左右の大腿部に対し
て、揉み輪でもって円弧状の押し込みマッサージ作用を
施す機構の他に、上記基盤の左右の臀部が位置する部分
に、それぞれ空気の給排によって上下方向に伸縮する押
圧用エアーセルを配設し、この押圧用エアーセルを伸縮
させて人体の左右の臀部に押し揉み作用が施されるよう
に構成することによって、基盤上方に位置する人体の大
腿部と臀部にマッサージを実施することができるマッサ
ージ装置となすこともできる。
のように基盤上方に位置する人体の左右の大腿部に対し
て、揉み輪でもって円弧状の押し込みマッサージ作用を
施す機構の他に、上記基盤の左右の臀部が位置する部分
に、それぞれ空気の給排によって上下方向に伸縮する押
圧用エアーセルを配設し、この押圧用エアーセルを伸縮
させて人体の左右の臀部に押し揉み作用が施されるよう
に構成することによって、基盤上方に位置する人体の大
腿部と臀部にマッサージを実施することができるマッサ
ージ装置となすこともできる。
【０００８】揉み輪を支持したプレートに円弧状の押し
込みマッサージ作用を遂行させる一つの手段として、プ
レートを基盤の裏面側に配設してその中間部を枢着支持
し、揉み輪を支持したアームをプレートの一側に立設す
るとともに、基盤の左右に透孔を設けてその透孔から人
体の左右の大腿部に向かって揉み輪を突出させ、揺動用
のエアーセルをプレートの他側と基盤裏面との間に配設
してこの揺動用のエアーセルの伸縮によってプレートを
シーソー状に揺動させるように構成するとよい。
込みマッサージ作用を遂行させる一つの手段として、プ
レートを基盤の裏面側に配設してその中間部を枢着支持
し、揉み輪を支持したアームをプレートの一側に立設す
るとともに、基盤の左右に透孔を設けてその透孔から人
体の左右の大腿部に向かって揉み輪を突出させ、揺動用
のエアーセルをプレートの他側と基盤裏面との間に配設
してこの揺動用のエアーセルの伸縮によってプレートを
シーソー状に揺動させるように構成するとよい。
【０００９】また揉み輪を支持したプレートに円弧状の
押し込みマッサージ作用を遂行させる他の手段として、
先端部に揉み輪を支持したアームを備えるプレートを基
盤の表面側に配設してその端部を基盤の臀部側において
枢着支持し、プレートのアーム側の下方に、揺動用のエ
アーセルを配設してこの揺動用のエアーセルの伸縮によ
ってプレートを揺動させるように構成してもよい。
押し込みマッサージ作用を遂行させる他の手段として、
先端部に揉み輪を支持したアームを備えるプレートを基
盤の表面側に配設してその端部を基盤の臀部側において
枢着支持し、プレートのアーム側の下方に、揺動用のエ
アーセルを配設してこの揺動用のエアーセルの伸縮によ
ってプレートを揺動させるように構成してもよい。
【００１０】いずれの手段にしても、揉み輪の軸心より
もプレートの枢着支持部の位置を低位となし、枢着支持
部を基盤の臀部側に配してプレートを揺動させるように
構成することによって、揉み輪に円弧状の押し込みマッ
サージ作用を実行させることができる。
もプレートの枢着支持部の位置を低位となし、枢着支持
部を基盤の臀部側に配してプレートを揺動させるように
構成することによって、揉み輪に円弧状の押し込みマッ
サージ作用を実行させることができる。
【００１１】上記したプレートの揺動用のエアーセル、
あるいは臀部の下方位置に配する押圧用エアーセルは、
合成樹脂シートや皮革風の非通気性の可撓性シートを蛇
腹状に成形し、内部の空気の給排によって高さ方向に伸
縮する機能を有しているものであって、その高さ方向の
伸長有効寸法が２０〜１００ｍｍ程度のものが好まし
い。そして臀部押圧用の左右の押圧用エアーセルの上面
中心部には、半球状の指圧子をそれぞれ装備させておく
とよい。
あるいは臀部の下方位置に配する押圧用エアーセルは、
合成樹脂シートや皮革風の非通気性の可撓性シートを蛇
腹状に成形し、内部の空気の給排によって高さ方向に伸
縮する機能を有しているものであって、その高さ方向の
伸長有効寸法が２０〜１００ｍｍ程度のものが好まし
い。そして臀部押圧用の左右の押圧用エアーセルの上面
中心部には、半球状の指圧子をそれぞれ装備させておく
とよい。
【００１２】また上記プレートの揺動用のエアーセルや
臀部の押圧用エアーセルは、各々単独で、あるいは両方
が同期に伸縮作動するように空気導管でもって空気制御
部に接続しておくとよい。またこれらのエアーセルの伸
縮作動速度は一定でもよいが、３〜１００回／分の範囲
で任意に調整できるようにしておくことが望ましい。
臀部の押圧用エアーセルは、各々単独で、あるいは両方
が同期に伸縮作動するように空気導管でもって空気制御
部に接続しておくとよい。またこれらのエアーセルの伸
縮作動速度は一定でもよいが、３〜１００回／分の範囲
で任意に調整できるようにしておくことが望ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図面を参照しながら説明すると、図１は本発明に
よるマッサージ装置の主要部を示した下方からの斜視
図、図２はマッサージ装置の使用状態を示した簡略側面
図である。本発明のマッサージ装置１は、図１および図
２に示しているように、例えば、着座した人体の左右の
大腿部Ａと臀部Ｂが位置する座部の基盤２部分に配置さ
れ、その基盤２の大腿部Ａが位置する側の左右に縦長の
透孔３，３が形成されている。
とづき図面を参照しながら説明すると、図１は本発明に
よるマッサージ装置の主要部を示した下方からの斜視
図、図２はマッサージ装置の使用状態を示した簡略側面
図である。本発明のマッサージ装置１は、図１および図
２に示しているように、例えば、着座した人体の左右の
大腿部Ａと臀部Ｂが位置する座部の基盤２部分に配置さ
れ、その基盤２の大腿部Ａが位置する側の左右に縦長の
透孔３，３が形成されている。
【００１４】基盤２の裏面側には、基盤２に固定垂下さ
れた軸受け４によって中間部分が枢着軸支された揺動可
能なプレート５が配設され、このプレート５の一方に、
上記基盤２の左右の透孔３，３内に向かってアーム６，
６が立設され、左右のアーム６，６にそれぞれ揉み輪
７，７が支持されている。プレート５の他方と基盤２と
の間には空気の給排によって伸縮する揺動用のエアーセ
ル８が配設され、この揺動用のエアーセル８の伸縮によ
ってプレート５がシーソー状に揺動され、図２に示して
いるように、上記揉み輪７，７が基盤２の上方に位置す
る人体の左右の大腿部Ａに円弧状の揉み作用が施される
ようになっている。
れた軸受け４によって中間部分が枢着軸支された揺動可
能なプレート５が配設され、このプレート５の一方に、
上記基盤２の左右の透孔３，３内に向かってアーム６，
６が立設され、左右のアーム６，６にそれぞれ揉み輪
７，７が支持されている。プレート５の他方と基盤２と
の間には空気の給排によって伸縮する揺動用のエアーセ
ル８が配設され、この揺動用のエアーセル８の伸縮によ
ってプレート５がシーソー状に揺動され、図２に示して
いるように、上記揉み輪７，７が基盤２の上方に位置す
る人体の左右の大腿部Ａに円弧状の揉み作用が施される
ようになっている。
【００１５】また実施例においては、上記基盤２の左右
の臀部Ｂが位置する部分には、それぞれ空気の給排によ
って上下方向に伸縮する押圧用エアーセル９，９が配設
されていて、この押圧用エアーセル９，９の伸縮によっ
て人体の左右の臀部Ｂに押し揉み作用が施されるように
なっている。図中１０および１１は上記揺動用のエアー
セル８および押圧用エアーセル９，９内に図示せざるエ
アーポンプからの給排空気の導管である。
の臀部Ｂが位置する部分には、それぞれ空気の給排によ
って上下方向に伸縮する押圧用エアーセル９，９が配設
されていて、この押圧用エアーセル９，９の伸縮によっ
て人体の左右の臀部Ｂに押し揉み作用が施されるように
なっている。図中１０および１１は上記揺動用のエアー
セル８および押圧用エアーセル９，９内に図示せざるエ
アーポンプからの給排空気の導管である。
【００１６】なお、上記基盤２の上面の左右の揉み輪
７，７と押圧用エアーセル９，９の部分を除いてクッシ
ョン材層１２が設けられ、さらにクッション材層と左右
の揉み輪７，７と押圧用エアーセル９，９の上面には外
装シート１３が張設されていて、この外装シート１３を
介して人体の大腿部Ａおよび臀部Ｂにマッサージが行わ
れるようになっている。
７，７と押圧用エアーセル９，９の部分を除いてクッシ
ョン材層１２が設けられ、さらにクッション材層と左右
の揉み輪７，７と押圧用エアーセル９，９の上面には外
装シート１３が張設されていて、この外装シート１３を
介して人体の大腿部Ａおよび臀部Ｂにマッサージが行わ
れるようになっている。
【００１７】上記した本発明のマッサージ装置１は、ベ
ッド式マッサージ機にも適用できるが、図３に示すよう
に背もたれ部１４や脚部１５にマッサージ装置を備えた
椅子式マッサージ機の座部１６に配設して使用すること
によって人体の全身マッサージを行うことができる。
ッド式マッサージ機にも適用できるが、図３に示すよう
に背もたれ部１４や脚部１５にマッサージ装置を備えた
椅子式マッサージ機の座部１６に配設して使用すること
によって人体の全身マッサージを行うことができる。
【００１８】続いて本発明のマッサージ装置が椅子式マ
ッサージ機の座部に配設されている場合における動作要
領について説明すると、使用者はまず椅子本体の座部に
着席し左右の大腿部Ａと臀部Ｂを図２に示しているよう
に揉み輪７と押圧用エアーセル９の上に位置させる。次
いで椅子本体の側面に配設されている操作盤（図示せ
ず）の「大腿部」のモードのボタンを押すと、揺動用の
エアーセル８内への空気の給排が行われて揺動用のエア
ーセル８が伸縮し、それによって図２に示しているよう
にプレート５がシーソー状に揺動され、揉み輪７が大腿
部Ａに向かって円弧軌跡を描きながら往復動されて大腿
部Ａを下方から上方に押し込み、大腿部Ａにマッサージ
師の親指による揉み上げ指圧風のマッサージが施され
る。そしてこの押し込みストロークは揺動用のエアーセ
ル８内への空気の給排量を増減することによって選定で
き、また押し込み速度は揺動用のエアーセル８内への空
気の給排サイクルを変更することによって調整すること
ができる。
ッサージ機の座部に配設されている場合における動作要
領について説明すると、使用者はまず椅子本体の座部に
着席し左右の大腿部Ａと臀部Ｂを図２に示しているよう
に揉み輪７と押圧用エアーセル９の上に位置させる。次
いで椅子本体の側面に配設されている操作盤（図示せ
ず）の「大腿部」のモードのボタンを押すと、揺動用の
エアーセル８内への空気の給排が行われて揺動用のエア
ーセル８が伸縮し、それによって図２に示しているよう
にプレート５がシーソー状に揺動され、揉み輪７が大腿
部Ａに向かって円弧軌跡を描きながら往復動されて大腿
部Ａを下方から上方に押し込み、大腿部Ａにマッサージ
師の親指による揉み上げ指圧風のマッサージが施され
る。そしてこの押し込みストロークは揺動用のエアーセ
ル８内への空気の給排量を増減することによって選定で
き、また押し込み速度は揺動用のエアーセル８内への空
気の給排サイクルを変更することによって調整すること
ができる。
【００１９】また操作部の「臀部」のモードのボタンを
押すと、押圧用エアーセル９内への空気の給排が行われ
て押圧用エアーセル９が上下方向に伸縮し、それによっ
て左右の臀部が押圧用エアーセル９，９でもって押圧さ
れ、臀部に指圧風のマッサージが施される。この押圧ス
トロークや押圧サイクルも、上記と同様に押圧用エアー
セル９内への空気の給排量と給排ピッチを調整すること
によって適宜に選定することができる。揺動用のエアー
セル８と押圧用エアーセル９とを同時に作動させて大腿
部Ａと臀部Ｂとに同時にマッサージを施すことも有効な
使用法であることは勿論である。
押すと、押圧用エアーセル９内への空気の給排が行われ
て押圧用エアーセル９が上下方向に伸縮し、それによっ
て左右の臀部が押圧用エアーセル９，９でもって押圧さ
れ、臀部に指圧風のマッサージが施される。この押圧ス
トロークや押圧サイクルも、上記と同様に押圧用エアー
セル９内への空気の給排量と給排ピッチを調整すること
によって適宜に選定することができる。揺動用のエアー
セル８と押圧用エアーセル９とを同時に作動させて大腿
部Ａと臀部Ｂとに同時にマッサージを施すことも有効な
使用法であることは勿論である。
【００２０】図４は揉み輪７，７を支持したプレート５
の他の揺動手段を例示しているものである。即ち、先端
部に揉み輪７，７を支持したアーム６，６を備えるプレ
ート５が基盤２の表面側に配設され、その端部に垂下し
ている取付け部１７が基盤２の臀部側に立設された軸受
け４に枢着支持されている。そして揺動用のエアーセル
８がプレート５のアーム６側の下方に配設されてこの揺
動用のエアーセル８の伸縮によってプレート５が揺動さ
れ、この揺動によって図５に示しているように揉み輪７
が矢印方向に円弧運動され、基盤上方に位置する人体の
左右の大腿部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施さ
れるように構成されている。
の他の揺動手段を例示しているものである。即ち、先端
部に揉み輪７，７を支持したアーム６，６を備えるプレ
ート５が基盤２の表面側に配設され、その端部に垂下し
ている取付け部１７が基盤２の臀部側に立設された軸受
け４に枢着支持されている。そして揺動用のエアーセル
８がプレート５のアーム６側の下方に配設されてこの揺
動用のエアーセル８の伸縮によってプレート５が揺動さ
れ、この揺動によって図５に示しているように揉み輪７
が矢印方向に円弧運動され、基盤上方に位置する人体の
左右の大腿部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施さ
れるように構成されている。
【００２１】また図６は揉み輪７，７を支持したプレー
ト５のさらに他の揺動手段を例示しているものである。
即ち、先端部に揉み輪７，７を支持したアーム６，６を
備えるプレート５がその中間部分において下方にＬ字状
に屈曲され、その屈曲された部分を基盤２に形成された
透孔３を通して下方に位置させるとともに、その取付け
部１７を基盤２の臀部側裏面に配置された軸受け４に枢
着支持させている。そして透孔３の下方にＬ字型プレー
ト１８が設けられ、このＬ字型プレート１８とプレート
５との間に揺動用のエアーセル８が配設されてこの揺動
用のエアーセル８の伸縮によってプレート５が揺動さ
れ、この揺動によって上記と同様に揉み輪７が矢印方向
に円弧運動され、基盤上方に位置する人体の左右の大腿
部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるように
構成されている。この実施例によれば、基盤２上におけ
るマッサージ装置１の作動部の高さ寸法が小さくなり、
例えば、椅子式マッサージ機に適用する場合の座部の形
成に有利となる。
ト５のさらに他の揺動手段を例示しているものである。
即ち、先端部に揉み輪７，７を支持したアーム６，６を
備えるプレート５がその中間部分において下方にＬ字状
に屈曲され、その屈曲された部分を基盤２に形成された
透孔３を通して下方に位置させるとともに、その取付け
部１７を基盤２の臀部側裏面に配置された軸受け４に枢
着支持させている。そして透孔３の下方にＬ字型プレー
ト１８が設けられ、このＬ字型プレート１８とプレート
５との間に揺動用のエアーセル８が配設されてこの揺動
用のエアーセル８の伸縮によってプレート５が揺動さ
れ、この揺動によって上記と同様に揉み輪７が矢印方向
に円弧運動され、基盤上方に位置する人体の左右の大腿
部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるように
構成されている。この実施例によれば、基盤２上におけ
るマッサージ装置１の作動部の高さ寸法が小さくなり、
例えば、椅子式マッサージ機に適用する場合の座部の形
成に有利となる。
【００２２】図１および図４の実施例においては、左右
の大腿部Ａをマッサージするための揉み輪７，７を一つ
のプレート５の両側に支持させた態様を示しているが、
図７に示しているように、左右の揉み輪７，７をそれぞ
れ個別に揺動プレート５Ａ，５Ｂでもって支持させ、そ
の各々に揺動用のエアーセル８Ａ，８Ｂを設けることも
本発明の好ましい実施の形態である。このように左右の
揉み輪７，７を個別に揺動可能に構成することによっ
て、左右の大腿部に交互に円弧状の押し込みマッサージ
作用を施すことができる。
の大腿部Ａをマッサージするための揉み輪７，７を一つ
のプレート５の両側に支持させた態様を示しているが、
図７に示しているように、左右の揉み輪７，７をそれぞ
れ個別に揺動プレート５Ａ，５Ｂでもって支持させ、そ
の各々に揺動用のエアーセル８Ａ，８Ｂを設けることも
本発明の好ましい実施の形態である。このように左右の
揉み輪７，７を個別に揺動可能に構成することによっ
て、左右の大腿部に交互に円弧状の押し込みマッサージ
作用を施すことができる。
【００２３】
【発明の効果】このように本発明のマッサージ装置１
は、人体の左右の大腿部Ａと臀部Ｂを支持する座部１６
の基盤２に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤
２上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに向かって起立
したアーム６を有するプレート５が配設されてこのアー
ム６の先端部に揉み輪７が支持され、基盤２とプレート
５との間に、空気の給排によって伸縮する揺動用のエア
ーセル８が配設されてこの揺動用のエアーセル８の伸縮
によってプレート５が揺動されて上記揉み輪７が基盤２
上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに円弧状の押し込
みマッサージ作用が施されるように構成されてなるもの
であるから、次のような効果を奏する。
は、人体の左右の大腿部Ａと臀部Ｂを支持する座部１６
の基盤２に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤
２上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに向かって起立
したアーム６を有するプレート５が配設されてこのアー
ム６の先端部に揉み輪７が支持され、基盤２とプレート
５との間に、空気の給排によって伸縮する揺動用のエア
ーセル８が配設されてこの揺動用のエアーセル８の伸縮
によってプレート５が揺動されて上記揉み輪７が基盤２
上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに円弧状の押し込
みマッサージ作用が施されるように構成されてなるもの
であるから、次のような効果を奏する。
【００２４】大腿部Ａにマッサージを施すための揉み輪
７は、揺動用のエアーセル８内への空気の給排によって
揺動されて揉み輪７が大腿部Ａに向かって円弧軌跡を描
きながら往復動され、この揉み輪７の円弧運動が大腿部
Ａに下方から上方に押し込み作用をなし、マッサージ師
の親指による揉み上げ指圧風の効果的なマッサージを遂
行することができる。
７は、揺動用のエアーセル８内への空気の給排によって
揺動されて揉み輪７が大腿部Ａに向かって円弧軌跡を描
きながら往復動され、この揉み輪７の円弧運動が大腿部
Ａに下方から上方に押し込み作用をなし、マッサージ師
の親指による揉み上げ指圧風の効果的なマッサージを遂
行することができる。
【００２５】また、人体の左右の大腿部と臀部を支持す
る座部１６の基盤２に、臀部側において枢着支持され先
端部に基盤２上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに向
かって起立したアーム６を有するプレート５が配設され
てこのアーム６の先端部に揉み輪７が支持され、基盤２
とプレート５との間に、空気の給排によって伸縮する揺
動用のエアーセル８が配設されてこの揺動用のエアーセ
ル８の伸縮によってプレート５が揺動されて上記揉み輪
７が基盤２の上方に位置する人体の左右の大腿部に円弧
状の押し込みマッサージ作用が施されるように構成さ
れ、さらに上記基盤２の左右の臀部Ｂが位置する部分
に、それぞれ空気の給排によって上下方向に伸縮する押
圧用エアーセル９が配設されてこの人体の左右の臀部Ｂ
に押し揉み作用が施されるように構成されているマッサ
ージ装置１においては、上記のように揉み輪７でもって
大腿部Ａのマッサージをしながら押圧用エアーセル９内
への空気の給排を行うと、押圧用エアーセル９が上下方
向に伸縮し、それによって左右の臀部が下から上に押圧
され、左右の臀部に同時に指圧風のマッサージを施すこ
とができ、臀部の筋肉を柔らげて血行を促進し、疲れを
癒すことができる。
る座部１６の基盤２に、臀部側において枢着支持され先
端部に基盤２上方に位置する人体の左右の大腿部Ａに向
かって起立したアーム６を有するプレート５が配設され
てこのアーム６の先端部に揉み輪７が支持され、基盤２
とプレート５との間に、空気の給排によって伸縮する揺
動用のエアーセル８が配設されてこの揺動用のエアーセ
ル８の伸縮によってプレート５が揺動されて上記揉み輪
７が基盤２の上方に位置する人体の左右の大腿部に円弧
状の押し込みマッサージ作用が施されるように構成さ
れ、さらに上記基盤２の左右の臀部Ｂが位置する部分
に、それぞれ空気の給排によって上下方向に伸縮する押
圧用エアーセル９が配設されてこの人体の左右の臀部Ｂ
に押し揉み作用が施されるように構成されているマッサ
ージ装置１においては、上記のように揉み輪７でもって
大腿部Ａのマッサージをしながら押圧用エアーセル９内
への空気の給排を行うと、押圧用エアーセル９が上下方
向に伸縮し、それによって左右の臀部が下から上に押圧
され、左右の臀部に同時に指圧風のマッサージを施すこ
とができ、臀部の筋肉を柔らげて血行を促進し、疲れを
癒すことができる。
【００２６】そして本発明のマッサージ装置は、空気の
給排による揺動用のエアーセル８と押圧用エアーセル９
の伸縮作用によって行われるから、騒音が少ないばかり
でなく給排気ポンプを制御することによって空気の給排
サイクルやエアーセルの伸縮加減を任意に設定すること
ができ、多様なマッサージを行うことができる。
給排による揺動用のエアーセル８と押圧用エアーセル９
の伸縮作用によって行われるから、騒音が少ないばかり
でなく給排気ポンプを制御することによって空気の給排
サイクルやエアーセルの伸縮加減を任意に設定すること
ができ、多様なマッサージを行うことができる。
【図１】本発明のマッサージ装置の主要部を示した下方
からの斜視図である。
からの斜視図である。
【図２】本発明のマッサージ装置の使用状態を示した側
面図である。
面図である。
【図３】本発明のマッサージ装置を椅子式マッサージ機
に配設した状態の骨格を示した斜視図である。
に配設した状態の骨格を示した斜視図である。
【図４】揉み輪の揺動手段の他の実施例を示した斜視図
である。
である。
【図５】図４の側面図である。
【図６】揉み輪の揺動手段のさらに他の実施例を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図７】左右の揉み輪をそれぞれ個別に揺動させる実施
例を示した斜視図である。
例を示した斜視図である。
１ マッサージ装置 ２ 基盤 ３ 透孔 ４ 軸受け ５ プレート ６ アーム ７ 揉み輪 ８ 揺動用のエアーセル ９ 押圧用エアーセル
Claims (4)
- 【請求項１】 人体の左右の大腿部と臀部を支持する座
部の基盤に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤
上方に位置する人体の左右の大腿部に向かって起立した
アームを有するプレートが配設されてこのアームの先端
部に揉み輪が支持され、基盤とプレートとの間に、空気
の給排によって伸縮する揺動用のエアーセルが配設され
てこの揺動用のエアーセルの伸縮によってプレートが揺
動されて上記揉み輪が基盤上方に位置する人体の左右の
大腿部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるよ
うに構成されていることを特徴とするマッサージ装置。 - 【請求項２】 人体の左右の大腿部と臀部を支持する座
部の基盤に、臀部側において枢着支持され先端部に基盤
上方に位置する人体の左右の大腿部に向かって起立した
アームを有するプレートが配設されてこのアームの先端
部に揉み輪が支持され、基盤とプレートとの間に、空気
の給排によって伸縮する揺動用のエアーセルが配設され
てこの揺動用のエアーセルの伸縮によってプレートが揺
動されて上記揉み輪が基盤上方に位置する人体の左右の
大腿部に円弧状の押し込みマッサージ作用が施されるよ
うに構成され、さらに上記基盤の左右の臀部が位置する
部分に、それぞれ空気の給排によって上下方向に伸縮す
る押圧用エアーセルが配設されてこの押圧用エアーセル
の伸縮によって人体の左右の臀部に押し揉み作用が施さ
れるように構成されていることを特徴とするマッサージ
装置。 - 【請求項３】 プレートが基盤の裏面側に配設されてそ
の中間部において枢着支持され、揉み輪を支持したアー
ムがプレートの一側に立設されて基盤の左右に形成され
た透孔から人体の左右の大腿部に向かって起立され、揺
動用のエアーセルがプレートの他側と基盤裏面との間に
配設されてこの揺動用のエアーセルの伸縮によってプレ
ートがシーソー状に揺動されて上記揉み輪が基盤上方に
位置する人体の左右の大腿部に円弧状の押し込みマッサ
ージ作用が施されるように構成されていることを特徴と
する請求項１または請求項２記載のマッサージ装置。 - 【請求項４】 先端部に揉み輪を支持したアームを備え
るプレートが基盤の表面側に配設されてその端部が基盤
の臀部側において枢着支持され、揺動用のエアーセルが
プレートのアーム側の下方に配設されてこの揺動用のエ
アーセルの伸縮によってプレートが揺動されて上記揉み
輪が基盤上方に位置する人体の左右の大腿部に円弧状の
押し込みマッサージ作用が施されるように構成されてい
ることを特徴とする請求項１または請求項２記載のマッ
サージ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35478196A JP3861252B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35478196A JP3861252B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | マッサージ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10155853A true JPH10155853A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3861252B2 JP3861252B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=18439867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35478196A Expired - Fee Related JP3861252B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | マッサージ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3861252B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009531090A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-03 | 徐克林 | 往復式足部マッサージ装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102358858B1 (ko) * | 2021-04-16 | 2022-02-08 | 주식회사 바디프랜드 | 차량용 마사지 시트 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP35478196A patent/JP3861252B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009531090A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-03 | 徐克林 | 往復式足部マッサージ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3861252B2 (ja) | 2006-12-20 |
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