JPH10155474A - 酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方法、製品流量測定方法及び酒製造用加熱殺菌装置 - Google Patents

酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方法、製品流量測定方法及び酒製造用加熱殺菌装置

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JPH10155474A
JPH10155474A JP8337559A JP33755996A JPH10155474A JP H10155474 A JPH10155474 A JP H10155474A JP 8337559 A JP8337559 A JP 8337559A JP 33755996 A JP33755996 A JP 33755996A JP H10155474 A JPH10155474 A JP H10155474A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】酒の殺菌方法としては、製品温度を検出して設
定温度との差を温水の温度にフィードバックする方法で
は、製品温度がその制御の基準となるので製品温度を一
定温度に制御する上では直接的な制御ができるが、その
熱源は温水であるため制御遅れが大きく、安定しにく
い。 【解決手段】酒製造用加熱殺菌装置Aの流路対向型の熱
交換器1には製品流路2と温水流路3が導入されてい
る。温水流路3には蒸気バルブ51から送られる蒸気に
よって温水を加熱し、温水タンク6は水バルブ61から
送られる水によって内部の温水の温度を下げ、温水流路
3における熱交換器1の入口側には温度センサーT1が
設けてあり出口側には温度センサーT2が設けてある。
製品流路2における熱交換器1の入口側には温度センサ
ーT3が設けてあり出口側には温度センサーT4が設け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は酒の製造における過
熱殺菌装置に関するものである。更に詳しくは、酒の製
造において使用される酒製造用加熱殺菌装置の製品の液
温をより正確に制御する製品温度制御方法、製品の流量
を流量計を使用せず演算により測定する製品流量測定方
法及びそれらの方法を取り入れた酒製造用加熱殺菌装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酒の製造においては、酒の加熱殺菌を行
う殺菌工程が含まれる。殺菌工程においては、製品とな
る酒を熱交換器に通し、加熱蒸気で加熱された温水との
熱交換によって65°〜70°に加熱して殺菌する殺菌
装置が使用されている。このときの酒の温度、すなわち
製品温度の制御方法には、温水の温度を制御して製品
温度を間接的に制御する方法と、製品温度を検出して
設定温度との差を温水の温度にフィードバックする方法
がある。一方、殺菌装置には製品管理のための流量を測
る流量計が設けられている。この流量計は口径と流速か
ら流量を測定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
方法や装置には、次のような課題があった。すなわち、
上記の方法では、温水の温度を基準に制御するために
制御遅れが少なく安定はしている。しかし、製品温度は
熱交換によって温水の温度と同じになったり高くなるこ
とはなく、熱損失によりやや低くなる。このため、製品
温度を正確に制御しようとすれば、まず製品温度と製品
の設定温度の差を作業者が読み取り、この温度差を温水
の設定温度に加算して調整する必要がある。この作業は
手作業で行うために手間がかかり、また温水や製品の流
量の変化によって温度差も常に変動するため、画一的な
設定では十分な製品温度の管理ができない。
【0004】上記の方法では、製品温度がその制御の
基準となるので製品温度を一定温度に制御する上では直
接的な制御ができるが、その熱源は温水であるため制御
遅れが大きく、安定しにくい。更に、瓶詰め工程でのト
ラブル等、何等かの原因で製品の流れが停止したとき
に、そのままでは数分後に制御不能になる。つまり、製
品が自然冷却されてセンサー周りの製品温度が次第に低
くなると、温水の温度が更に上昇するよう制御されるた
めで、こうなるといわゆる暴走状態となり、制御不能と
なる。また、上記流量計は正確な流量の測定が可能では
あるが、高価であった。
【0005】本発明は上記課題を解消するもので、製品
温度を基準に直接的に温度制御を行い、かつ製品の流れ
が停止した場合においても制御不能となることを防止し
た酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方法、及び高価
な流量計を使用しない製品流量測定方法及びそれらの方
法を取り入れた酒製造用加熱殺菌装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方法
であって、流路対向型の熱交換器から導出された製品の
温度を測定し、熱交換器に導入される温水との温度差が
所定の範囲内にあれば温水の温度調節手段により温水の
温度を設定温度にするための加熱制御を行い、所定の温
度差の範囲を超えるときには温水の温度調節手段による
温水の加熱制御を行わないようにするステップを含むこ
とを特徴とする、酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御
方法である。
【0007】第2の発明にあっては、酒製造用加熱殺菌
装置における製品流量測定方法であって、熱交換器を通
る温水の入口側と出口側の温度差を測定するステップ、
上記温度差と温水の既知の流量から熱交換器で交換され
る熱量を算出するステップ、熱交換器を通る製品の入口
側と出口側の温度差を測定するステップ、上記熱交換器
で交換される熱量を上記製品の温度差で除算して熱交換
器を通る製品の流量を算出するステップ、を含むことを
特徴とする、酒製造用加熱殺菌装置における製品流量測
定方法である。
【0008】第3の発明にあっては、酒製造用加熱殺菌
装置であって、温水と製品の熱交換を行う熱交換器と、
温水を循環させる循環手段と、温水を加熱する加熱手段
と、温水を冷却する冷却手段と、上記加熱手段と上記冷
却手段を制御して温水の温度調節を行う温度調節手段
と、 熱交換器から導出された製品の温度を測定し、熱
交換器に導入される温水の温度との差が所定の温度差の
範囲内にあれば予め設定された補正値を基準にして温度
調節手段により温水の温度を設定温度にするための加熱
制御を行い、所定の温度差の範囲を超えるときには温度
調節手段による温水の加熱制御を行わないようにする加
熱制御手段と、を備えていることを特徴とする、酒製造
用加熱殺菌装置である。
【0009】第4の発明にあっては、酒製造用加熱殺菌
装置であって、温水と製品の熱交換を行う熱交換器と、
温水を循環させる循環手段と、温水を加熱する加熱手段
と、温水を冷却する冷却手段と、上記加熱手段と上記冷
却手段を制御して温水の温度調節を行う温度調節手段
と、 熱交換器から導出された製品の温度を測定し、熱
交換器に導入される温水の温度との差が所定の温度差の
範囲内にあれば予め設定された補正値を基準にして温度
調節手段により温水の温度を設定温度にするための加熱
制御を行い、所定の温度差の範囲を超えるときには温度
調節手段による温水の加熱制御を行わないようにする加
熱制御手段と、熱交換器を通る温水の入口側と出口側の
温度差を測定する手段、上記温度差と温水の既知の流量
から熱交換器で交換される熱量を算出する手段、熱交換
器を通る製品の入口側と出口側の温度差を測定する手
段、上記熱交換器で交換される熱量を上記製品の温度差
で除算して熱交換器を通る製品の流量を算出する手段を
備えた流量測定手段と、を備えていることを特徴とす
る、酒製造用加熱殺菌装置である。
【0010】加熱制御手段を備えた酒製造用加熱殺菌装
置にあっては、製品温度と温水の温度差が所定の範囲内
にあれば、予め設定された補正値を基準にして温度調節
手段により温水の温度を設定温度にするための加熱制御
を行うが、製品が更に冷却されて温度差が所定の温度差
の範囲を超えるときには、温度調節手段による温水の加
熱制御を行わない。これにより、例えば何等かの理由で
製品の流れが停止し、センサー周りの製品温度が自然放
熱によって低くなって温度差が所定の範囲を超えた場合
でも、温水の温度を制限なく上昇させる、いわゆる暴走
状態となることを防止できる。
【0011】更に、流量測定手段を備えた酒製造用加熱
殺菌装置にあっては、熱交換器を通る温水の入口側と出
口側の温度差と温水の流量から熱交換器で交換される熱
量を算出し、その値を熱交換器を通る製品の入口側と出
口側の温度差で除算して熱交換器を通る製品の流量を算
出し、いわば流量の理論値を流量とする。これによる
と、従来のような高価な流量計を使用する必要がなく、
酒製造用加熱殺菌装置を安価に製造できる。なお、本発
明に係る方法、装置は酒以外の液状製品にも利用可能で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係る酒製造用加
熱殺菌装置の構成を示すブロック図である。酒製造用加
熱殺菌装置Aは流路対向型の熱交換器1を有している。
熱交換器1には、製品流路2と温水流路3が導入されて
いる。製品流路2においては、製品入口21から製品で
ある酒が送り込まれ、熱交換部によって加熱され、製品
出口22から瓶詰め工程等、次工程へ送られる。
【0013】温水流路3においては温水が循環してい
る。温水流路3には温水を循環させる循環手段であるポ
ンプ4が設けてある。温水流路3には加熱手段であるラ
インヒータ5が設けてある。ラインヒータ5は蒸気バル
ブ51から送られる蒸気によって熱交換を行い、温水を
加熱する構造である。また、符号6は冷却手段を構成す
る温水タンクで、温水流路3中に設けられている。温水
タンク6には水バルブ61から送られる水によって内部
の温水の温度すなわち循環する温水の温度を下げる構造
である。なお、温水タンク6は余剰水のオーバーフロー
ができるようにしてある。
【0014】温水流路3における熱交換器1の入口側に
は温度センサーT1が設けてあり、出口側には温度セン
サーT2が設けてある。また、製品流路2における熱交
換器1の入口側には温度センサーT3が設けてあり、出
口側には温度センサーT4が設けてある。なお、熱交換
器1が流路対向型であるので、通常、製品の温度センサ
ーT4の測定値は温水の温度センサーT1の測定値より
も1〜2℃低くなる。
【0015】各温度センサーT1、T2、T3、T4の
測定情報は、温水流路3における温水の既知の流量情報
と共に流量測定手段を構成する流量演算部7によって演
算され、製品流路2における製品の流量が算出される。
すなわち、熱交換器の入口側と出口側の温水の温度差
(t1−t2)と、温水の流量(w1)から熱交換器1
で交換される熱量を算出し、その値を熱交換器1の入口
側と出口側の製品の温度差(t4−t3)で除算して製
品の流量(w2)を算出する。これは次式で表される。 w2=w1(t1−t2)/(t4−t3)・・・[リッ
トル/min ]
【0016】上記温水流路3の温水の温度は、温度設定
器81、加算器82及び温水調節計83を備えた温度調
節手段を構成する温度調節装置8により、上記ラインヒ
ータ5と温水タンク6とを制御することによって調節さ
れる。また、上記加算器82には、加熱制御手段である
加熱制御装置9からの制御情報が送られ、この情報をも
とに温水の設定温度が制御される。
【0017】加熱制御装置9は製品温度調節計91と出
力制限器92を備えている。製品の熱交換器1出口側の
製品温度(t4)情報は、製品温度調節計91におい
て、温度設定器81で予め設定されている温度(温水温
度=t1)と比較され、製品温度(t4)と温水温度
(t1)の温度差が所定の範囲内にあれば、温度調節装
置9により温水の温度を設定温度にするための加熱制御
を行う。また、製品が更に冷却されて温度差が所定の温
度差の範囲を超えるときには、出力制限器92により加
算器82に制御情報を送り、温度調節装置9による温水
の加熱制御を停止させるようにする。
【0018】(作 用)図1を参照して本発明の実施の
形態の作用を説明する。酒製造用加熱殺菌装置Aの温水
流路3においては、ほぼ一定量の温水が循環している。
製品流路2においては製品入口21から製品出口22へ
製品が送られている。熱交換器1を通過する温水及び製
品の流量は、本例においては温水が製品の四倍である。
また、運転時の温水温度t1は67℃、t2は52℃で
あり、製品温度t3は5℃、t4は65℃である。
【0019】温度設定器81の設定温度は67℃であ
り、この設定温度は温水温度t1の制御値となってい
る。また、加熱制御装置9において設定された温度差の
範囲は4℃である。従って、本例では温水温度t1と製
品温度t4の温度差(2℃)は上記温度差の範囲内にあ
るので、温水温度t1を設定温度に保つために温度調節
装置8によってラインヒータ5が作動して温水が加熱さ
れる。なお、製品温度t4が設定温度である67℃にな
ると、加熱制御は停止される。
【0020】そして、例えば、瓶詰め工程のトラブル等
により製品の流れが停止されたときは、製品は自然放熱
によって次第に冷却される。温度センサーT4で検出さ
れる製品温度t4も低下し、温水温度t1との温度差が
温度差の範囲4℃内に収まっているうちは温水の温度が
設定温度を保つように加熱制御されるが、温度差が大き
くなって温度差の範囲4℃を超えると温水のラインヒー
タ5による加熱制御は停止される。これにより、何等か
の理由で製品の流れが停止し、製品温度が自然放熱によ
って低くなって温度差が所定の範囲を超えた場合でも、
従来のように温水の温度を制限なく上昇させる、いわゆ
る暴走状態となることを防止できる。そして、その後、
温水タンク6内の過熱している温水に水を送り、温水を
冷却する。
【0021】また、熱交換器1の入口側と出口側の温水
の温度差(t1−t2)と温水の流量(w1)から熱交
換器1で交換される熱量を算出し、その値を熱交換器1
の入口側と出口側の製品の温度差(t4−t3)で除算
して製品の流量を算出することができる。これによる
と、従来のような高価な流量計を使用する必要がなく、
酒製造用加熱殺菌装置Aを安価に製造できる。
【0022】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)加熱制御手段を備えた酒製造用加熱殺菌装置にあ
っては、製品温度と温水の温度差が所定の範囲内にあれ
ば、予め設定された補正値を基準にして温度調節手段に
より温水の温度を設定温度にするための加熱制御を行う
が、製品が更に冷却されて温度差が所定の温度差の範囲
を超えるときには、温度調節手段による温水の加熱制御
を行わない。これにより、例えば何等かの理由で製品の
流れが停止し、センサー周りの製品温度が自然放熱によ
って低くなって温度差が所定の範囲を超えた場合でも、
温水の温度を制限なく上昇させる、いわゆる暴走状態と
なることを防止できる。
【0024】(b)流量測定手段を備えた酒製造用加熱
殺菌装置にあっては、熱交換器を通る温水の入口側と出
口側の温度差と温水の流量から熱交換器で交換される熱
量を算出し、その値を熱交換器を通る製品の入口側と出
口側の温度差で除算して熱交換器を通る製品の流量を算
出し、いわば流量の理論値を流量とする。これによる
と、従来のような高価な流量計を使用する必要がなく、
酒製造用加熱殺菌装置を安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る酒製造用加熱殺菌装置の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
A 酒製造用加熱殺菌装置 1 熱交換器 2 製品流路 21 製品入口 22 製品出口 3 温水流路 4 ポンプ 5 ラインヒータ 51 蒸気バルブ 6 温水タンク 61 水バルブ T1、T2、T3、T4 温度センサー 7 流量演算部 8 温度調節装置 81 温度設定器 82 加算器 83 温水調節計 9 加熱制御装置 91 製品温度調節計 92 出力制限器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方
    法であって、 流路対向型の熱交換器から導出された製品の温度を測定
    し、熱交換器に導入される温水との温度差が所定の範囲
    内にあれば温水の温度調節手段により温水の温度を設定
    温度にするための加熱制御を行い、所定の温度差の範囲
    を超えるときには温水の温度調節手段による温水の加熱
    制御を行わないようにするステップを含むことを特徴と
    する、 酒製造用加熱殺菌装置の製品温度制御方法。
  2. 【請求項2】 酒製造用加熱殺菌装置における製品流量
    測定方法であって、 熱交換器を通る温水の入口側と出口側の温度差を測定す
    るステップ、 上記温度差と温水の既知の流量から熱交換器で交換され
    る熱量を算出するステップ、 熱交換器を通る製品の入口側と出口側の温度差を測定す
    るステップ、 上記熱交換器で交換される熱量を上記製品の温度差で除
    算して熱交換器を通る製品の流量を算出するステップ、
    を含むことを特徴とする、 酒製造用加熱殺菌装置における製品流量測定方法。
  3. 【請求項3】 酒製造用加熱殺菌装置であって、 温水と製品の熱交換を行う熱交換器と、 温水を循環させる循環手段と、 温水を加熱する加熱手段と、 温水を冷却する冷却手段と、 上記加熱手段と上記冷却手段を制御して温水の温度調節
    を行う温度調節手段と、 熱交換器から導出された製品
    の温度を測定し、熱交換器に導入される温水の温度との
    差が所定の温度差の範囲内にあれば予め設定された補正
    値を基準にして温度調節手段により温水の温度を設定温
    度にするための加熱制御を行い、所定の温度差の範囲を
    超えるときには温度調節手段による温水の加熱制御を行
    わないようにする加熱制御手段と、を備えていることを
    特徴とする、 酒製造用加熱殺菌装置。
  4. 【請求項4】 酒製造用加熱殺菌装置であって、 温水と製品の熱交換を行う熱交換器と、 温水を循環させる循環手段と、 温水を加熱する加熱手段と、 温水を冷却する冷却手段と、 上記加熱手段と上記冷却手段を制御して温水の温度調節
    を行う温度調節手段と、 熱交換器から導出された製品
    の温度を測定し、熱交換器に導入される温水の温度との
    差が所定の温度差の範囲内にあれば予め設定された補正
    値を基準にして温度調節手段により温水の温度を設定温
    度にするための加熱制御を行い、所定の温度差の範囲を
    超えるときには温度調節手段による温水の加熱制御を行
    わないようにする加熱制御手段と、 熱交換器を通る温水の入口側と出口側の温度差を測定す
    る手段、上記温度差と温水の既知の流量から熱交換器で
    交換される熱量を算出する手段、熱交換器を通る製品の
    入口側と出口側の温度差を測定する手段、上記熱交換器
    で交換される熱量を上記製品の温度差で除算して熱交換
    器を通る製品の流量を算出する手段を備えた流量測定手
    段と、を備えていることを特徴とする、 酒製造用加熱殺菌装置。
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