JPH1015508A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH1015508A
JPH1015508A JP17222296A JP17222296A JPH1015508A JP H1015508 A JPH1015508 A JP H1015508A JP 17222296 A JP17222296 A JP 17222296A JP 17222296 A JP17222296 A JP 17222296A JP H1015508 A JPH1015508 A JP H1015508A
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JP
Japan
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cleaning
tank body
tank
drying
basket
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JP17222296A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Watanabe
洋一郎 渡辺
Akira Ishii
章 石井
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WORLD KIKO KK
Original Assignee
WORLD KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液漏れの心配がなく、洗浄及び脱液乾燥が可
能な洗浄装置を提供することにある。 【構成】 この洗浄装置は、洗浄液3が供給排出される
槽体1と、この槽体1内に回転可能に設けられ、被洗浄
物を収容して洗浄又は脱液乾燥するための籠体8と、上
記槽体1の外部に設けられた回転駆動部14と、上記槽
体1の壁を挟んで上記回転駆動部14と上記籠体8との
間に設けられ、回転駆動部14の回転力を上記籠体8に
非接触で伝達するマグネットカップリング15とを備え
ている。従って、槽体1には籠体8を回転させる回転軸
の貫通部及びこの貫通部のシール部材が不要であるた
め、液漏れの心配がなく、洗浄及び脱液乾燥を容易に行
うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱フロン対策に好適な
洗浄装置に係り、特に液漏れを防止しつつ洗浄及び脱液
乾燥を可能にした洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄には、被洗浄物の種類を問わず、フ
ロンが欠かせない存在であり、フロンを使った洗浄装置
が種々提案されている。しかし、フロンは成層圏オゾン
を破壊するため1995年に生産中止になり、このため
フロンを使った洗浄装置が使えなくなる。そこで、フロ
ンに替る代替洗浄剤を用いた洗浄装置の開発が急務とな
っている。
【0003】図6は脱フロン対策として本発明者が提案
した洗浄装置(未公開)の一例を示している。この洗浄
装置は、洗浄液として炭化水素系洗浄剤、例えば石油を
用いて被洗浄物を洗浄し、且つ洗浄後に高速回転により
液切り、すなわち脱液乾燥(スピン乾燥ともいう)を可
能にしたものである。上記洗浄装置は、洗浄液の供給管
4及び排出管5が接続された槽体1を有し、この槽体1
内には被洗浄物を収容して洗浄又は脱液乾燥を行うため
の籠体8が回転可能に配置されている。
【0004】上記籠体8を回転駆動するために、上記槽
体8の底部にはこれを垂直に貫通させて回転軸31が軸
受32を介して取付けられ、この回転軸31の上端に上
記籠体8が取付けられると共に、回転軸31の他端にプ
ーリ19a,19bとベルト20を介してモータ21が
連結されている。上記槽体1の底部における回転軸31
の貫通部にはOリング等のシール部材33が設けられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記洗
浄装置においては、上記籠体8を回転駆動するために槽
体1の底部に回転軸31を貫通させて設け、その貫通部
にシール部材33を設けているため、このシール部材3
3の摩耗、劣化により液漏れが発生する虞れがある。こ
の液漏れは、洗浄液が引火性であるため危険であり、ま
た、クリーンルーム内で洗浄装置を使用する場合にはク
リーンルーム内を汚染する虞れもある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、液漏れの心配がなく、洗浄及び脱液乾燥が可能な洗
浄装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の洗浄装置は、洗浄液が供給排出される
槽体と、この槽体内に回転可能に設けられ、被洗浄物を
収容して洗浄又は脱液乾燥するための籠体と、上記槽体
の外部に設けられた回転駆動部と、上記槽体の壁を挟ん
で上記回転駆動部と上記籠体との間に設けられ、回転駆
動部の回転力を上記籠体に非接触で伝達するマグネット
カップリングとを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の洗浄装置は、請求項1記載
の洗浄装置における上記洗浄液が炭化水素系洗浄剤から
なることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の洗浄装置は、請求項1また
は2記載の洗浄装置における上記槽体が気密構造とさ
れ、槽体内を負圧にするための真空引き手段を有してい
ることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の洗浄装置は、請求項1ない
し3のいずれかに記載の洗浄装置における上記槽体が被
洗浄物の脱液乾燥時に温風を吹き付けるための送風手段
を有していることを特徴とする。
【0011】なお、本発明に係る洗浄装置においては、
上記槽体に超音波洗浄を行うための超音波発信器を備え
ていてもよく、また、上記籠体が垂直軸回りでなく、水
平軸回りに回転するように構成されていてもよい。
【0012】
【作用】請求項1記載の洗浄装置においては、槽体内に
被洗浄物を収容する籠体を回転可能に設け、この籠体を
槽体外の回転駆動部によりマグネットカップリングを介
して非接触で回転駆動するように構成されており、槽体
には籠体を外部から回転駆動するための回転軸の貫通部
及びこの貫通部のシール部材を有していないため、洗浄
液の液漏れを生じない。従って、洗浄剤として引火性の
洗浄剤を用いても、安全性を確保でき、また、クリーン
ルーム内で洗浄装置を使用するようにしても、クリンル
ーム内を汚染するようなことはない。
【0013】上記槽体内に洗浄液を入れて籠体内の被洗
浄物を洗浄液に浸漬させた状態で籠体を回転させること
により、被洗浄物を容易に洗浄することができ、また、
洗浄後に槽体内から洗浄液を排出させ、上記籠体を高速
で回転させることにより、被洗浄物を容易に脱液乾燥さ
せることができる。
【0014】請求項2記載の洗浄装置においては、上記
洗浄液が炭化水素系洗浄剤からなるため、フロンを使用
しないでもフロンと同等の洗浄効果が得られる。
【0015】請求項3記載の洗浄装置においては、上記
槽体が気密構造とされ、槽体内を負圧にするための真空
引き手段を有しているため、洗浄剤が引火性であっても
安全性を一層高めることができ、また、脱液乾燥時に真
空乾燥を併用することで乾燥効率の向上が図れる。
【0016】請求項4記載の洗浄装置においては、上記
槽体が被洗浄物の脱液乾燥時に温風を吹き付けるための
送風手段を有しているため、乾燥効率の向上が図れる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基いて
詳述する。
【0018】本発明の一実施例である洗浄装置の断面構
造を示す図1において、1は開放された上端部に蓋体2
を有する有底円筒状の槽体で、この槽体1はアルミなど
の非磁性材料により形成されている。上記槽体1の側壁
1aには槽体1内に洗浄液3を供給するための供給管4
が接続され、槽体1の底部には槽体1内から洗浄後の洗
浄液(廃液)3を排出するための排出管5が接続されて
いる。
【0019】上記供給管4及び排出管5にはそれぞれ開
閉弁6,7が設けられている。また、供給管4は洗浄液
供給源に接続され、排出管5は廃液タンクに接続されて
いる(図示省略)。上記洗浄液3として、炭化水素系洗
浄剤、例えば石油が用いられる。洗浄に際して上記供給
管4から槽体1内に図示するような所定のレベルLまで
洗浄液3が入れられ、洗浄後に排出管5から槽体1内の
洗浄液3が排出されるのであるが、このような操作をコ
ンピュータによる制御で自動的に行うようにしてもよ
い。、上記槽体1内には、被洗浄物(図示省略)を収容
して洗浄又は脱液乾燥を行うための籠体8が垂直軸回り
に回転可能に設けられている。上記籠体8を回転可能に
支持するために、上記槽体1内の下方には槽体1の側壁
1aに取付けられたブラケット9を介して槽体1内の略
中央部に軸受10が設けられ、この軸受10に垂直の回
転軸11が回転可能に支持されている。この回転軸11
の上端部には回転テーブル12が設けられ、この回転テ
ーブル12上に上記籠体8が取付けられている。また、
上記槽体1の側壁1aには槽体1内の籠体8に向けて超
音波を発信させる超音波発信器13が設けられている。
なお、上記籠体8は、有底円筒状に形成され、取っ手8
aを有し、上記回転テーブル12上に着脱可能に取付け
られているが、取っ手8aを有しないで、回転テーブル
12上に固定されていてもよい。また、上記籠体8、回
転軸11、軸受10等は、洗浄液3中に浸漬されるた
め、洗浄液3で腐蝕しない材料で構成されていることが
好ましい。
【0020】上記籠体8を回転駆動するために、槽体1
の外部には回転駆動部14が設けられ、槽体1の底壁1
bを挟んで上記回転駆動部14と上記籠体8の回転軸1
1との間には、回転駆動部14の回転力を上記籠体8の
回転軸11に非接触で伝達するためのマグネットカップ
リング15が設けられている。上記回転駆動部14は、
槽体1の底部下方の略中央部にブラケット16を介して
設けられた軸受17と、この軸受17により上記回転軸
11の延長線上に回転可能に支持された回転軸18と、
この回転軸18の下端部にプーリ19a,19bとベル
ト20を介して連結されたモータ21とから主に構成さ
れている。
【0021】上記マグネットカップリング15は、図2
にも示すように槽体1の底壁1bを挟んで非接触で対向
する一対の回転ディスク22a,22bを有し、各回転
ディスク22a,22bが対応する上記回転軸11,1
8の端部に設けられている。これら回転ディスク22
a,22bの対向面には、図3に示すように周方向に等
間隔で複数の磁石(永久磁石)23が隣り合うものが反
対の磁極となるようにして埋め込まれており、対向する
回転ディスク22a,22bの磁石23同士の吸着力及
び反発力の内の主として反発力により一方の駆動側の回
転ディスク22aから他方の従動側の回転ディスク22
bに回転力が伝達されるように構成されている。なお、
上記回転ディスク22a,22bはアルミなどの非磁性
材料により形成されており、また、槽体1内において回
転ディスク22bの表面より露出した磁石23の露出面
には、洗浄液による腐蝕を防止するためのコーティング
が施されていることが好ましい。
【0022】次に上記実施例の作用を述べる。洗浄を行
うに際しては、先ず槽体1内を洗浄液3のない空の状態
にして、蓋体2を開け、槽体1内の籠体8内に例えば半
導体部品、機械部品等の被洗浄物を入れ、蓋体2を閉め
る。次いで、供給管4を介して上記槽体1内に洗浄液3
を所定のレベルLまで入れたなら、モータ21及び超音
波発信器13を起動させる。上記モータ21の回転力は
プーリ19a,19bとベルト20を介して槽体1外の
回転軸18に伝達され、更にこの回転軸18からマグネ
ットカップリング15を介して槽体1内の回転軸11に
非接触で伝達され、これにより籠体8が回転駆動され
る。上記籠体8が槽体1内の洗浄液3中で回転すること
により籠体8内の被洗浄物が洗浄されると共に、被洗浄
物は超音波の振動作用によっても洗浄されることにな
る。
【0023】このようにして洗浄が終ったなら、槽体1
内の洗浄液3を排出管5を介して排出し、槽体1内を空
にした状態で同様にモータ21の駆動により上記籠体8
を高速で回転させ、その遠心力及び回転風の作用により
被洗浄物の脱液乾燥を行う。乾燥が終ったなら、上記籠
体8から被洗浄物を取出せばよい。
【0024】このように上記洗浄装置においては、槽体
1内に被洗浄物を収容する籠体8を回転可能に設け、こ
の籠体8を槽体1外の回転駆動部14によりマグネット
カップリング15を介して非接触で回転駆動するように
構成されており、槽体1には籠体8を外部から回転駆動
するための回転軸の貫通部及びこの貫通部のシール部材
を有していないため、洗浄液3の液漏れを生じない。従
って、洗浄液3として引火性の洗浄剤を用いても、安全
性を確保でき、また、クリーンルーム内で洗浄装置を使
用するようにしても、クリンルーム内を汚染するような
ことはない。
【0025】上記槽体1内に洗浄液3を入れて籠体8内
の被洗浄物を洗浄液3に浸漬させた状態で籠体8を回転
させることにより、被洗浄物を容易に洗浄することがで
き、また、洗浄後に槽体1内から洗浄液3を排出させ、
上記籠体8を高速で回転させることにより、被洗浄物を
容易に脱液乾燥させることができる。このように一つの
槽体1で洗浄及び乾燥を連続的に行うことができるの
で、処理効率の向上が図れると共に装置のコンパクト化
が図れる。特に、上記洗浄液3として炭化水素系洗浄剤
が用いられているため、フロンを使用しないでもフロン
と同等の洗浄効果が得られる。
【0026】また、槽体1内から回転軸11等をブラケ
ット9毎取外すことにより、槽体1内の特に底部を何も
ない状態にできるので、汚れ易い底部を容易に清掃する
ことができる。更に、上記マグネットカップリング15
を採用したことにより、洗浄装置の構造の簡素化及び耐
久性の向上が図れ、また、槽体1の内外に配置される回
転軸11,18が多少芯ずれしていても支承がなく、高
い精度を要求されないので製作が容易である。なお、上
記実施例の洗浄装置においては、上記槽体1内に例えば
窒素ガス等の不活性ガスを充填して洗浄ないし脱液乾燥
を行うようにしてもよく、これにより引火性の洗浄液3
に対する安全性の向上が図れる。
【0027】図4は本発明の他の実施例である洗浄装置
の断面構造を示している。本実施例の洗浄装置において
は、槽体1が気密構造とされ、槽体1には槽体1内を負
圧にするための真空引き手段である真空ポンプ24が排
気管25を介して接続されている。上記槽体1を気密構
造とするために、槽体1の上部開口端と蓋体2との間に
はOリングなどのシール部材26が介設されている。ま
た、上記槽体1内には籠体8が水平軸回りに回転可能に
設けられている。
【0028】上記籠体8は例えば六角筒形等の多角筒形
に形成され、その一辺を被洗浄物の出入口として開口さ
せると共にその開口に開閉蓋8bが設けられている。籠
体8の両端部には回転軸11a,11bが設けられ、両
回転軸11a,11bが槽体1の両側壁1a内面にブラ
ケット9a,9bを介して設けられた軸受10a,10
bに回転可能に支持されている。上記一方の回転軸11
aに対応させて回転駆動部14側の回転軸18が槽体1
の側壁1aを挟んで外側にブラケット16及び軸受17
を介して設けられ、槽体1の側壁1aを挟んで非接触で
対向する回転軸11a,18の端部にはマグネットカッ
プリング15を構成する磁石23を埋め込んだ回転ディ
スク22a,22bが設けられている。その他の構成は
上記実施例と同様であるため、同一部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0029】本実施例の洗浄装置によれば、上記実施例
の洗浄装置と同様の作用効果が得られる他、上記槽体1
が気密構造とされ、槽体1内を負圧にするための真空ポ
ンプ24を有しているため、洗浄剤3が引火性であって
も安全性を一層高めることができ、また、脱液乾燥時に
真空乾燥を併用することで乾燥効率の向上が図れる。
【0030】図5は本発明の他の実施例である洗浄装置
の断面構造を示している。本実施例の洗浄装置において
は、被洗浄物の脱液乾燥時に温風を吹き付けるための送
風手段である送風管27が上記槽体1の底部に接続さ
れ、槽体1の側壁1a上部には温風を槽体1外に排出す
るための排気管28が接続されている。
【0031】上記送風管27は、槽体1内の洗浄液3が
送風管27内の上流へ流れ込まないようにするために上
流側が槽体1内の液面レベルLよりも高い位置になるよ
うに槽体1の底部側からU字状に立ち上がって形成され
ており、送風管27の最下端部には送風を開始するに際
して送風管27内に溜っている洗浄液を排出するための
開閉弁29を有する排出管30が接続されている。その
他の構成は上記実施例と同様であるため、同一部分に同
一符号を付して説明を省略する。
【0032】本実施例の洗浄装置によれば、上記実施例
の洗浄装置と同様の作用効果が得られる他、上記槽体1
が被洗浄物の脱液乾燥時に温風を吹き付けるための送風
管27を有しているため、乾燥効率の向上が図れる。な
お、上記温風としては、空気が用いられるが、安全性の
向上を図るために不活性ガスを併用するようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、以下のよ
うな優れた効果が得られる。
【0034】(1)請求項1記載の洗浄装置によれば、
槽体内に被洗浄物を収容する籠体を回転可能に設け、こ
の籠体を槽体外の回転駆動部によりマグネットカップリ
ングを介して非接触で回転駆動するように構成されてい
るため、洗浄液の液漏れの心配がなく、洗浄及び脱液乾
燥を容易に行うことができ、洗浄液として引火性の洗浄
剤を用いても、安全性を確保でき、また、クリーンルー
ム内で洗浄装置を使用するようにしても、クリンルーム
内を汚染するようなことはない。
【0035】(2)請求項2記載の洗浄装置によれば、
上記洗浄液が炭化水素系洗浄剤からなるため、フロンを
使用しなくてもフロンと同等の洗浄効果が得られる。
【0036】(3)請求項3記載の洗浄装置によれば、
上記槽体が気密構造とされ、槽体内を負圧にするための
真空引き手段を有しているため、洗浄剤が引火性であっ
ても安全性を一層高めることができ、また、脱液乾燥時
に真空乾燥を併用することで乾燥効率の向上が図れる。
【0037】(4)請求項4記載の洗浄装置によれば、
上記槽体が被洗浄物の脱液乾燥時に温風を吹き付けるた
めの送風手段を有しているため、乾燥効率の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】同洗浄装置に用いられているマグネットカップ
リング部分の断面図である。
【図3】同マグネットカップリングの対向面を概略的に
示す図である。
【図4】本発明に係る洗浄装置の他の実施例を示す断面
図である。
【図5】本発明に係る洗浄装置の他の実施例を示す断面
図である。
【図6】本発明者が先に提案した洗浄装置の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 槽体 3 洗浄液 8 籠体 14 回転駆動部 15 マグネットカップリング 24 真空ポンプ(真空引き手段) 27 送風管(送風手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液が供給排出される槽体と、この槽体
    内に回転可能に設けられ、被洗浄物を収容して洗浄又は
    脱液乾燥するための籠体と、上記槽体の外部に設けられ
    た回転駆動部と、上記槽体の壁を挟んで上記回転駆動部
    と上記籠体との間に設けられ、回転駆動部の回転力を上
    記籠体に非接触で伝達するマグネットカップリングとを
    備えたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】上記洗浄液が炭化水素系洗浄剤からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】上記槽体が気密構造とされ、槽体内を負圧
    にするための真空引き手段を有していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】上記槽体が被洗浄物の脱液乾燥時に温風を
    吹き付けるための送風手段を有していることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の洗浄装置。
JP17222296A 1996-07-02 1996-07-02 洗浄装置 Pending JPH1015508A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105595A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Hideyuki Kobayashi メッキ装置における製品ガイド機構
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