JPH10154931A - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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JPH10154931A
JPH10154931A JP9304638A JP30463897A JPH10154931A JP H10154931 A JPH10154931 A JP H10154931A JP 9304638 A JP9304638 A JP 9304638A JP 30463897 A JP30463897 A JP 30463897A JP H10154931 A JPH10154931 A JP H10154931A
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JP
Japan
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current
terminal
transistor
charge pump
fet
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JP9304638A
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English (en)
Inventor
William Bereza
ベレザ ウィリアム
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Publication date
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Priority claimed from US08/766,095 external-priority patent/US5801578A/en
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Publication of JPH10154931A publication Critical patent/JPH10154931A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/089Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses
    • H03L7/0891Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses the up-down pulses controlling source and sink current generators, e.g. a charge pump
    • H03L7/0895Details of the current generators
    • H03L7/0896Details of the current generators the current generators being controlled by differential up-down pulses

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音が低減されたチャージポンプ回路を提供
すること。 【解決手段】 チャージポンプ回路は、電流供給および
電流流出用のFETからなる電流ミラー回路と、交差接
続された差動FET対からなる電流振分回路を含み、電
流供給および電流流出用のFETに流れる名目上の電流
が設定され、その電流は外部フィルタからなるコンデン
サを充電/放電させる。そのコンデンサの充電中、電流
供給用FETを流れる電流はコンデンサに流され、また
電流流出用FETを流れる電流は低インピーダンスの電
圧供給源から流される。そのフィルタコンデンサの放電
中、電流供給用FETを流れる電流は低インピーダンス
の電圧供給源へ流され、また電流流出用FETを流れる
電流はコンデンサから流される。電流供給および電流流
出用FETを流れる電流はトライステート状態、充電/
放電にかかわらず名目上一定であり、その結果として雑
音が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャージポンプ回
路(電荷注入回路)、特に、位相同期ループ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】1994年8月2日付けでJ.G. H
ogeboomに特許された米国特許第5,334,9
51号には、電圧制御発振器(以下、VCOとする)、
位相検出器、チャージポンプ回路および容量性フィルタ
を含む公知の位相同期ループ(PLL)構造が開示され
ている。その特許の図2に示されたチャージポンプ回路
はスイッチングデバイスとして直列に接続された電界効
果トランジスタ(以下、FETとする)を含む電流ミラ
ー回路に基づいている。
【0003】VCO信号および入力信号は、両信号間の
位相差を検出する位相検出器に供給される。位相検出器
はその位相差に応じて2つのパルス列を生成する。それ
らパルス列はスイッチングFETをターンオンさせたた
りターンオフさせたりする。一方のパルス列に応じて電
流ミラー回路はオン状態のスイッチングFETを介して
フィルタに電流を供給し、もう一方のパルス列に応じて
電流ミラー回路はオン状態のスイッチングFETを介し
てフィルタから電流を供給される。
【0004】その結果、フィルタは充電または放電さ
れ、フィルタの電圧はVCO信号の周波数を可変制御す
るためにVCOに供給される。FETのターンオンおよ
びターンオフのスイッチング動作は電源供給線に雑音を
生じさせるとともに電流スパイクを生じさせる。その雑
音は直接VCOの発振周波数に影響し、また電流スパイ
クはPLLの動作に影響する。
【0005】図5について説明すると、図5はミラー回
路を用いた従来技術のチャージポンプ回路を示してお
り、PチャネルFET110とNチャネルFET112
が正電圧Vddの電圧供給端子と接地端子との間で直列に
接続されている。また、2つのPチャネルFET11
4,11と2つのNチャネルFET118,120が電
圧供給端子と接地端子との間で直列に接続されている。
【0006】FET114のゲートはFET110のゲ
ートおよびドレインに接続されている。FET120の
ゲートはFET112のゲートに接続されている。FE
T116のドレインとFET118のドレインはチャー
ジポンプ回路の出力端子に共通接続されている。直列に
接続された抵抗122とコンデンサ124は、フィルタ
回路網126を構成しており、チャージポンプ回路の出
力端子と接地端子との間に接続されている。
【0007】FET112,120のゲートに供給され
た入力電圧Vb に応じて、電流は直列に接続されたFE
T110,112(それらがオン状態の時)に流れ、ま
たミラー電流がFET114,116,118,120
(それらがオン状態の時)に流れる。チャージポンプ回
路はVCO(図示されていない)および位相検出器(図
示されていない)を含む一般的なPLLで用いられてい
る。パルス列Fおよびパルス列Sは入力信号とVCO信
号との間の位相差に応じて位相検出器から出力され、そ
れぞれFET116,118のゲートに供給される。
【0008】チャージポンプ回路は、位相差を示す電荷
(すなわち電流Io )をフィルタ回路網126に流すた
めにパルス列Fおよびパルス列Sに応じて切り替えられ
る電流源となっている。フィルタ回路網126に電荷が
供給されることによってフィルタ回路網126の両端に
制御電圧Vo が生じる。その制御電圧Vo は、出力信号
の周波数を制御するためにVCOへ出力される。チャー
ジポンプ回路の詳細な動作については米国特許第5,3
34,951号の中で説明されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す回路におい
て、パルス列Fに応答してチャージポンプ回路がフィル
タ回路網126に電流Io を供給する時(充電すなわち
電流供給モード)には、FET120には電流は全く流
れない。他方、パルス列Sに応答してFET120に電
流が流れる時(放電すなわち電流流出モード)には、F
ET114には電流は全く流れない。
【0010】従って、FET114,116およびFE
T118,120はパルス列Fおよびパルス列Sに応答
してターンオンおよびターンオフされる。このFETの
スイッチングにより、大きな電流変化に起因するスパイ
クが生じ、そのスパイクは通常のPLLの動作に有害な
影響を及ぼし得る。
【0011】本発明は、雑音が低減されたチャージポン
プ回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、それぞ
れ第1の電位、第2の電位、およびそれら第1の電位と
第2の電位の間のレベルの第3の電位である第1の電圧
端子、第2の電圧端子および第3の電圧端子と、第1の
電流端子および第2の電流端子と、前記第1の電圧端子
および前記第2の電圧端子並びに前記第1の電流端子お
よび前記第2の電流端子に接続され、かつ入力信号に応
じて前記第1の電流端子に充電電流を流し、また前記第
2の電流端子に放電電流を流すようにされた電流手段
と、負荷に接続するための負荷端子と、前記第3の電圧
端子、前記負荷端子並びに前記第1の電流端子および前
記第2の電流端子に接続され、かつ(i)第1の電流モ
ードでは前記第1の電流端子と前記負荷端子との間に電
流を流し、かつ前記第3の電圧端子と前記第2の電流端
子との間に電流を流し、(ii)第2の電流モードでは前
記負荷端子と前記第2の電流端子との間に電流を流し、
かつ前記第1の電流端子と前記第3の電圧端子との間に
電流を流すようにされた電流振分手段と、を具備するチ
ャージポンプ回路が得られる。
【0013】チャージポンプ回路において、電流振分手
段による電流方向の制御によって、電流は電流手段(the
current means) と負荷すなわち第3の電圧端子との間
で流れる。従って電流は第1の電流モード(電流供給モ
ード)および第2の電流モード(電流流出モード)にか
かわらず電流手段に流れ、そのため電流の変化が低減さ
れて雑音が低減される。
【0014】さらにチャージポンプ回路は、負荷に電流
を供給したり負荷から電流を流出させたりするカスコー
ド接続されたFETを含む電流手段を備えていてもよ
い。カスコード接続構造が高インピーダンスであるた
め、電源雑音の排除が改善され、その結果、負荷に到達
する電源雑音量が低減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチャージポン
プ回路の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、
以下の説明では、説明の単純化のため、また単なる具体
例として、記載されたFETはMOSFET(金属−酸
化物半導体電界効果トランジスタ)であると仮定する。
【0016】(実施の形態1) a)実施の形態1の構造 図1には本発明の一具体例に係るチャージポンプ回路が
示されている。図1において、入力電流Ir は電流源
(図示せず)からNチャネルFET210のドレインに
供給される。そのFET210のドレインとゲートは互
いに接続されている。チャージポンプ回路は、2つのN
チャネルFET212,214および2つのPチャネル
FET216,218を有する電流供給および流出回路
を備えている。
【0017】FET210のゲートはFET212,2
14のゲートに接続されている。FET212のドレイ
ンはFET216のドレインおよびゲートに接続されて
いる。FET216のゲートはFET218のゲートに
接続されており、そのFET218のドレインは電流供
給端子220に接続されている。FET214のドレイ
ンは電流流出端子222に接続されている。
【0018】チャージポンプ回路は、2つのPチャネル
FET224,226および2つのNチャネルFET2
28,230が相補的な差動対をなすように交差接続さ
れてなる電流振分回路を備えている。FET224,2
26のソースは電流供給端子220に接続されている。
FET224,226のドレインはそれぞれFET22
8,230のドレインに接続されており、それらFET
228,230のソースは電流流出端子222に接続さ
れている。
【0019】FET210,212,214のソースは
より低い電位Vssの電圧端子232に接続されている。
FET216,218のソースおよびFET216,2
18,224,226の基板は別のより高い電位Vddの
電圧端子に接続されている。FET224,228のド
レインは負荷端子236に共通接続されている。
【0020】FET226,230のドレインは別の中
間線電位AGND(アナログ接地電位)の電圧端子23
8に共通接続されている。チャージポンプ回路はPLL
回路において使用され、また負荷端子236はVCO
(図示されていない)および外部のフィルタに接続され
ているとする。この外部フィルタを図示するため、単純
なコンデンサ240をフィルタとして示している。
【0021】コンデンサ240は負荷端子236と接地
端子との間に接続されており、集められた電荷を蓄積す
る。Vss電圧端子232は接地端子(電位0ボルト)に
接続されており、その接地端子はシステムの接地端子で
ある。Vdd電圧端子234は+5.0ボルトの低インピ
ーダンスの電圧供給源242に接続されている。
【0022】AGND電圧端子238は+2.5ボルト
(これはVddとVssとの差の半分に等しい)の低インピ
ーダンスの電圧供給源244に接続されている。差動電
圧Vf およびVfb(Vf の逆電圧)はそれぞれFET2
26,224のゲートに供給される。差動電圧Vs およ
びVsb(Vs の逆電圧)はそれぞれFET228,23
0のゲートに供給される。
【0023】PチャネルFET216,218,22
4,226は、NチャネルFET210,212,21
4,228,230についてのチャネル移動度の相違に
匹敵する大きなW/L(ゲートサイズ)比を有してい
る。
【0024】b)実施の形態1の動作 FET210に供給された入力電流Ir に応答して、F
ET212,214のゲートに駆動電圧が発生する。そ
の駆動電位に応答して、直列に接続されたFET21
6,212に電流Ip が流れる。FET218,214
は、電流振分回路を介してコンデンサ240を含む負荷
へ名目上の電流Imaを供給し、またその負荷から名目上
の電流Imbを流出させることができるようになってい
る。それら電流Ima,Imbは何れも電流Ip のミラー電
流である。
【0025】従って出力電流I(Ic またはId )が流
れ、その結果としてコンデンサの両端に出力電圧Vo が
発生し、交差接続された差動対の半分によって駆動され
る。交差接続された差動対構造の残りの半分は電圧供給
源244によって供給された中間線電位AGNDに接続
されている。出力電圧Vo は非平衡終端された回路の動
作のために用いられる。電流を供給したり流出させたり
することは、表面上、電流供給および流出回路とともに
FET224,226,228,230によって制御さ
れる。
【0026】入力電流Ir に応答して、釣り合いのとれ
たチャージポンピングを行うためにFET214を流れ
る電流ImbはFET218を流れる電流Imaに等しくな
ければならない。電流はFET210の長さに対する幅
(すなわちゲートサイズ)によって設定され得る。
【0027】チャージポンプ回路において、釣り合いの
とれたチャージポンピングを行うためにFET216,
218,224,226はFET210,212,21
4,228,230についてのチャネル移動度の相違に
匹敵するより大きなW/L(ゲートサイズ)比を有して
いる。
【0028】差動電圧Vf,Vfbは電流供給モードにお
いて負荷端子236での出力電圧Voを増大させる。差
動電圧Vs,Vsbは電流流出モードにおいて出力電圧Vo
を減少させる。電流の供給および電流の流出の何れも必
要とされない場合には、出力はトライステート(フロー
トモード)になる。
【0029】(i)トライステートモード(フロートモ
ード) 電圧Vf ,Vs が“ロー”レベルでそれらの逆電圧Vf
b,Vsbが“ハイ”レベル であるトライステートモード
においては、FET226,230は完全にターンオン
し、FET224,228はターンオフとなる。FET
218を流れる電流ImaはFET226,230を介し
てFET214に流れ、そのためFET214に流れる
電流Imbは電流Imaに等しくなる。コンデンサ240へ
の電流の供給およびコンデンサ240からの電流の流出
は両方とも起こらない。
【0030】(ii)出力増大モード(電流供給モード;
充電モード) 電圧Vo の増大が必要な場合、差動電圧Vf ,Vfbはそ
れぞれ“ハイ”レベルおよび“ロー”レベルとされると
ともに、もう一方の差動電圧Vs ,Vsbはそれぞれ“ロ
ー”レベルおよび“ハイ”レベルとされる。FET22
4,230がターンオンする。FET218を流れる電
流ImaはFET224上を流れて負荷端子236へ流さ
れる。
【0031】従って、チャージポンプ回路は電流Ic
(Imaに等しい) を供給し、コンデンサ240を充電す
る。同時に、FET230がオン状態であるため、FE
T230を介して電圧供給源244からFET214に
電流が流れる。そのFET214を流れる電流Imbは電
流Imaに等しい。
【0032】(iii)出力低減モード(電流流出モード;
放電モード) 電圧Vo の低減が必要な場合、差動電圧Vs ,Vsbはそ
れぞれ“ハイ”レベルおよび“ロー”レベルとされると
ともに、もう一方の差動電圧Vf ,Vfbはそれぞれ“ロ
ー”レベルおよび“ハイ”レベルとされる。FET22
6,228がターンオンし、FET224,230がタ
ーンオフとなる。FET218を流れる電流ImaはFE
T226上を流れて電圧供給源244へ流される。同時
に、FET228がオン状態であるため、コンデンサ2
40の電荷は減少し、コンデンサ240から流出する電
流Id (=Imb)はFET228を介してFET214
へ流される。コンデンサ240に蓄積された電荷が完全
に消費されるまでは電流Imaと電流Imbは等しい。
【0033】中間線電位AGNDの電圧端子238を流
れる電流は低電位Vssの電圧端子232での電位を乱し
てはならない。低電位Vssが低インピーダンスで供給さ
れない場合、中間線電位AGNDはシステムの接地と関
係のない独立した低電位Vssを基準としなければならな
い。
【0034】要するに、電流供給モード、電流流出モー
ドまたはトライステートモードにかかわらず、電流はい
つもチャージポンプ回路のFET218,214内を流
れる。それゆえ、FETがオン状態からオフ状態へまた
その逆にオフ状態からオン状態へ切り替わる時、電源供
給線における電流変化は最小となる。容量性のフィード
スルーのため小さな過渡電流が流れ得る。
【0035】電流を流出する状態から電流を供給する状
態へまたその逆に電流を供給する状態から電流を流出す
る状態への過渡期間中でさえ電流は電源供給線を通って
絶えず流れる。スイッチングトランジスタに起因するこ
の雑音は公知のチャージポンプ回路に比べて著しく低減
される。
【0036】スイッチングの雑音が低減される限り、他
の雑音源が考慮されるべきである。電流源の出力(すな
わちFET218のドレインおよび電流供給端子22
0)に生じる何らかの雑音はチャージポンプ回路の出力
へ直接到達する。電流源の出力に生じる雑音の量は2つ
の主要なメカニズムの結果である。
【0037】第1は、信号経路に沿って相互伝導(すな
わち電圧から電流へ変化)する内部ノードにおける小信
号の変化である。第2は、能動デバイスの有限のインピ
ーダンス(すなわちFETにおけるチャネル長の調整)
である。
【0038】一般に、電流ミラーのソースに対するゲー
ト電圧の圧縮影響に関するFETの電源線の相互コンダ
クタンスgm GSはつぎの(1)式で与えられる。
【0039】
【数1】
【0040】ここで、ID GSはAC電圧VGSによって電
流源のFET(すなわちFET218)に流れるドレイ
ン電流である。AC電圧VGSは、電源電圧Vddにおける
何らかのAC電圧(すなわち雑音)に起因してFETの
ゲート−ソース間に生じる。
【0041】また、チャネル長の調整効果から生じる電
源線の相互コンダクタンスgm λはつぎの(2)式で与
えられる。
【0042】
【数2】
【0043】ここで、ID GSはAC電圧VDSによって電
流源のFET(すなわちFET218)に流れるドレイ
ン電流である。AC電圧VDSは、電源電圧Vddにおける
何らかのAC電圧(すなわち雑音)に起因してFETの
ドレイン−ソース間に生じる。
【0044】これらの電源線の相互コンダクタンスはつ
ぎの(3)式および(4)式に従って計算される。
【0045】
【数3】
【0046】
【数4】
【0047】ここで、ro212およびro218はそれぞれF
ET212,218の出力抵抗であり、gm216およびg
m218はそれぞれFET216,218の相互コンダクタ
ンスである。できる限り電流源の出力における雑音量を
抑制することは賢明なことである。
【0048】(実施の形態2) a)実施の形態2の構造 図2は本発明の実施の形態2によるチャージポンプ回路
を示している。実施の形態2の構造は実施の形態1の構
造と同様であるが、実施の形態2はカスコード構造の電
流流出および供給回路を用いている点で異なる。
【0049】図2において、入力電流Ir は電流源(図
示せず)からNチャネルFET310のドレインに供給
される。FET310のソースはNチャネルFET31
2のドレインに接続されている。FET310のゲート
は自らのドレインおよびNチャネルFET314,31
6のゲートに接続されている。FET312のゲートは
自らのドレインおよびNチャネルFET318,320
のゲートに接続されている。FET314,316のソ
ースはそれぞれFET318,320のドレインに接続
されている。
【0050】FET314のドレインはPチャネルFE
T322のドレインおよびゲートに接続されている。P
チャネルFET322のソースはPチャネルFET32
4のドレインおよびゲートに接続されている。FET3
22,324のゲートはそれぞれPチャネルFET32
6,328のゲートに接続されている。FET326の
ソースはFET328のドレインに接続されている。F
ET326のドレインは電流供給端子329に接続され
ている。
【0051】チャージポンプ回路は、2つのPチャネル
FET330,332および2つのNチャネルFET3
34,336からなる電流振分回路を備えている。電流
供給端子329はFET330,332のソースに接続
されている。FET330,332のドレインはそれぞ
れFET334,336のドレインに接続されている。
FET334,336のソースは電流流出端子317に
接続されている。
【0052】FET330,334のドレインは、外部
のループフィルタに接続された負荷端子338に共通接
続されている。この回路ではそのフィルタは、コンデン
サ340である。FET312,318,320のソー
スはより低い電位Vssの電圧端子342に接続されてい
る。FET324,328のソースおよびFETの32
2,324,326,328,330,332の基板は
別のより高い電位Vddの電圧端子に接続されている。F
ET332,336のドレインは別の中間線電位AGN
Dの電圧端子346に共通接続されている。
【0053】Vss電圧端子342は接地端子(0ボル
ト)に接続されている。その接地端子はシステムの接地
端子である。Vdd電圧端子344は+5.0ボルトの低
インピーダンスの電圧供給源348に接続されている。
AGND電圧端子346は+2.5ボルトの低インピー
ダンスの電圧供給源350に接続されている。差動制御
電圧Vf およびVfbはそれぞれFET332,330の
ゲートに供給される。差動制御電圧Vs およびVsbはそ
れぞれFET334,336のゲートに供給される。
【0054】b)実施の形態2の動作 図2に示すチャージポンプ回路は図1に示す回路と同様
の機能(ずなわち電流供給および流出)を果たす。図2
に示す回路によれば電源雑音の排除が改善される。電源
線に雑音がある場合には、FET328,320のゲー
ト−ソース間電圧Vgsおよびドレイン−ソース間電圧V
dsに乱れが生じ、そこを流れる電流に変化が生じる。
【0055】カスコード構造(すなわち直列に接続され
たFET328,326および直列に接続されたFET
316,320)を採用したことによって、FET32
6,316のドレインに現れる出力インピーダンスは増
加する。出力インピーダンスが増大することによって、
存在する電源雑音に対する耐力が改善される。
【0056】電源線の相互コンダクタンスgm λ,gm
GSはつぎの(5)式および(6)式で計算される。
【0057】
【数5】
【0058】
【数6】
【0059】ここで、ro314、ro318、ro326およびr
o328はそれぞれFET314,318,326,328
の出力抵抗であり、gm314、gm324、gm326およびgm3
28はそれぞれFET314,324,326,328の
相互コンダクタンスである。
【0060】実施の形態2の電源線の相互コンダクタン
スを実施の形態1の電源線の相互コンダクタンス(式
(3)および式(4)を参照)と比較すると、実施の形
態2の電源線の相互コンダクタンスはより低い(典型的
に1/100〜1/1000)。従って、実施の形態2
によればチャネル長の調整に関する電源雑音の排除が改
善され、かつ圧縮影響に関する排除が実施の形態1を超
えて増大する。
【0061】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3によるチャージポンプ回路を示している。実施の形
態3の構造は図1に示す実施の形態1の構造と同様であ
るが、供給電位Vddおよび中間線電位AGNDが負の電
位である点で異なる。
【0062】例えば、供給電位Vddは低インピーダンス
の電圧供給源442により供給された−5.0ボルトで
あり、中間線電位AGNDは低インピーダンスの電圧供
給源444により供給された−2.5ボルトである。電
位Vssは接地電位である。従って、実施の形態3のFE
Tの極性は実施の形態1のFETの極性と逆になってい
る。FET410,412,414,428,430は
Pチャネルであり、またFET416,418,42
4,426はNチャネルである。
【0063】PチャネルFETはNチャネルFETにつ
いてのチャネル移動度の相違に匹敵するようなより大き
なW/L(ゲートサイズ)比を有している。入力電流I
r は電流回路(図示せず)によりFET410から流出
され、電流Ip はFET412,416を流れる。その
ためミラー電流ImaはFET414から電流供給端子4
22へ流れ、またミラー電流Imbは電流流出端子420
からFET418へ流れる。
【0064】実施の形態3では、FET418は電流流
出用FETとして動作し、またFET414は電流供給
用FETとして動作する。電流流出モードでは差動電圧
Vs,Vsbはそれぞれ“ハイ”レベルおよび“ロー”レ
ベルであり、かつ差動電圧Vf ,Vfbはそれぞれ“ロ
ー”レベルおよび“ハイ”レベルである。FET43
0,424はオン状態になり、充電電流Ic はFET4
24を介してFET418に流出し、従ってコンデンサ
440は負に充電される。
【0065】電流供給モードでは差動電圧Vs ,Vsbは
それぞれ“ロー”レベルおよび“ハイ”レベルであり、
かつ差動電圧Vf ,Vfbはそれぞれ“ハイ”レベルおよ
び“ロー”レベルである。FET428,426はオン
状態になり、放電電流Id はFET414からFET4
28を介してコンデンサ440に供給される。
【0066】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4によるチャージポンプ回路を示している。実施の形
態4の構造は図2に示す実施の形態2の構造と同様であ
る。
【0067】図4においては、供給電位Vddは低インピ
ーダンスの電圧供給源548により供給された−5.0
ボルトであり、中間線電位AGNDは低インピーダンス
の電圧供給源550により供給された−2.5ボルトで
ある。電位Vssは接地電位である。
【0068】FET510,512,514,516,
518,520,534,536はPチャネルであり、
またFET522,524,526,528,530,
532はNチャネルである。PチャネルFETはNチャ
ネルFETについてのチャネル移動度の相違に匹敵する
ようなより大きなW/L(ゲートサイズ)比を有してい
る。
【0069】入力電流Ir は電流回路(図示せず)によ
りFET510から流出される。FET530,53
2,534,536は電流振分回路として動作し、差動
電圧Vs ,Vsb,Vf ,Vfbによってターンオンおよび
ターンオフされる。電流流出モードでは充電電流Ic は
電流流出用のFET526,528によりFET530
および電流流出端子を通って流出される。コンデンサ5
40は負に充電される。電流供給モードではコンデンサ
540を放電するために、放電電流Id は電流供給用の
FET520,516から電流供給端子517およびF
ET534を通って供給される。
【0070】以上、本発明の特定の具体例について詳細
に説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の範
囲から逸脱しない範囲で種々の変形、変更および適用が
なされてもよいのは明らかである。例えばFETの代わ
りにバイポーラトランジスタを用いてもよい。また電流
振分用のFETの代わりに他のスイッチングデバイスを
用いてもよい。さらに電位Vdd,Vss,AGNDは上記
値と異なっていてもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明によるチャージポンプ回路では、
雑音が低減される。電流供給回路もしくは電流流出回路
またはそれらの両方にカスコード接続されたFETを用
いることによって、電源雑音の排除が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるチャージポンプ回
路の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態2によるチャージポンプ回
路の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態3によるチャージポンプ回
路の概略図である。
【図4】本発明の実施の形態4によるチャージポンプ回
路の概略図である。
【図5】従来のチャージポンプ回路の概略図である。
【符号の説明】
126 フィルタ回路網 224,226,330,332,430,428,5
34,536 PチャネルFET 228,230,334,336,424,426,5
30,532 NチャネルFET 232,234,238,342,344,346 電
圧端子 240,340,440,540 コンデンサ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ第1の電位、第2の電位、およ
    びそれら第1の電位と第2の電位の間のレベルの第3の
    電位である第1の電圧端子、第2の電圧端子および第3
    の電圧端子と、 第1の電流端子および第2の電流端子と、 前記第1の電圧端子および前記第2の電圧端子並びに前
    記第1の電流端子および前記第2の電流端子に接続さ
    れ、かつ入力信号に応じて前記第1の電流端子に充電電
    流を流し、また前記第2の電流端子に放電電流を流すよ
    うにされた電流手段と、 負荷に接続するための負荷端子と、 前記第3の電圧端子、前記負荷端子並びに前記第1の電
    流端子および前記第2の電流端子に接続され、かつ
    (i)第1の電流モードでは前記第1の電流端子と前記
    負荷端子との間に電流を流し、かつ前記第3の電圧端子
    と前記第2の電流端子との間に電流を流し、(ii)第2
    の電流モードでは前記負荷端子と前記第2の電流端子と
    の間に電流を流し、かつ前記第1の電流端子と前記第3
    の電圧端子との間に電流を流すようにされた電流振分手
    段と、 を具備することを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 前記電流手段は、 前記第1の電流モードにおいて前記入力信号に応じて前
    記第1の電流端子に電流を供給し得る電流供給手段と、 前記第2の電流モードにおいて前記入力信号に応じて前
    記第2の電流端子から電流を流出させ得る電流流出手段
    と、 を具備し、 該電流流出手段によって流出された電流は前記電流供給
    手段により供給された電流に相当するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回
    路。
  3. 【請求項3】 前記電流供給手段により供給された電流
    は、前記第1の電流モードおよび前記第2の電流モード
    においてそれぞれ前記電流振分手段により前記負荷端子
    および前記第3の電圧端子へ流され、 前記電流流出手段は、前記第1の電流モードおよび前記
    第2の電流モードにおいてそれぞれ前記電流振分手段に
    より振り分けられてなる前記第3の電圧端子および前記
    負荷端子から電流を流出させるようになっていることを
    特徴とする請求項2に記載のチャージポンプ回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の電流モードにおいて前記入力
    信号に応じて前記第1の電流端子から電流を流出させ得
    る電流流出手段と、 前記第2の電流モードにおいて前記入力信号に応じて前
    記第2の電流端子へ電流を供給し得る電流供給手段と、 を具備し、 前記電流流出手段によって流出された電流は前記電流供
    給手段により供給された電流に相当するようになってい
    ることを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回
    路。
  5. 【請求項5】 前記電流流出手段により流出された電流
    は、前記第1の電流モードおよび前記第2の電流モード
    においてそれぞれ前記電流振分手段により前記負荷端子
    および前記第3の電圧端子から流され、 前記電流供給手段は、前記第1の電流モードおよび前記
    第2の電流モードにおいてそれぞれ前記電流振分手段に
    より振り分けられてなる前記第3の電圧端子および前記
    負荷端子へ電流を供給するようになっていることを特徴
    とする請求項4に記載のチャージポンプ回路。
  6. 【請求項6】 前記電流手段は電流ミラー回路を具備
    し、該電流ミラー回路は、 前記第1の電圧端子と前記第2の電圧端子との間に直列
    に接続された第1のトランジスタおよび第2のトランジ
    スタを含み、かつ前記入力信号に応じて直列に接続され
    た該トランジスタに電流を流させる第1の回路と、 第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを含み、
    かつ前記第3のトランジスタは前記第1の電圧端子と前
    記第1の電流端子との間に接続され、また前記第4のト
    ランジスタは前記第2の電流端子と前記第2の電圧端子
    との間に接続されてなる第2の回路と、 を備え、 該第2の回路は前記第1の回路の電流に応答し、そのた
    め該第2の回路にミラー電流が流れるようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回
    路。
  7. 【請求項7】 前記電流振分手段は、 前記第1の電流端子と前記負荷端子との間に接続された
    第1のスイッチ手段と、 前記第1の電流端子と前記第3の電圧端子との間に接続
    された第2のスイッチ手段と、 前記第3の電圧端子と前記第2の電流端子との間に接続
    された第3のスイッチ手段と、 前記負荷端子と前記第2の電流端子との間に接続された
    第4のスイッチ手段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のチャージ
    ポンプ回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のスイッチ手段および前記第3
    のスイッチ手段は前記第1の電流モードにおいてターン
    オンし、前記第2のスイッチ手段および前記第4のスイ
    ッチ手段は前記第2の電流モードにおいてターンオンす
    るようになっていることを特徴とする請求項7に記載の
    チャージポンプ回路。
  9. 【請求項9】 前記第2のスイッチ手段および前記第3
    のスイッチ手段はフロートモードにおいてターンオン
    し、そのため電流が前記第1の電流端子と前記第2の電
    流端子との間に流れることを特徴とする請求項7に記載
    のチャージポンプ回路。
  10. 【請求項10】 前記第1のスイッチ手段および前記第
    2のスイッチ手段は第1の差動信号に応じてターンオン
    またはターンオフされ、また前記第3のスイッチ手段お
    よび前記第4のスイッチ手段は第2の差動信号に応じて
    ターンオンまたはターンオフされるようになっているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のチャージポンプ回路。
  11. 【請求項11】 前記第1のスイッチ手段、前記第2の
    スイッチ手段、前記第3のスイッチ手段および前記第4
    のスイッチ手段のそれぞれはFETを含んでおり、 前記第1の差動信号および前記第2の差動信号は差動電
    圧からなり、前記第1の差動信号の電圧は前記第1のス
    イッチ手段および前記第2のスイッチ手段のFETのゲ
    ートに印加され、かつ前記第2の差動信号の電圧は前記
    第3のスイッチ手段および前記第4のスイッチ手段のF
    ETのゲートに印加されるようになっていることを特徴
    とする請求項7に記載のチャージポンプ回路。
  12. 【請求項12】 前記入力信号は電流源により供給され
    た入力信号であり、さらに前記入力電流に応じて前記第
    1の回路の前記第2のトランジスタに駆動信号を供給す
    るための駆動手段を具備し、そのため電流が前記駆動信
    号に応じて前記第1の回路に流れることを特徴とする請
    求項6に記載のチャージポンプ回路。
  13. 【請求項13】 前記第2のトランジスタはFETであ
    り、また前記駆動手段はFETを含んでおり、それら両
    FETのゲートは接続されていることを特徴とする請求
    項12に記載のチャージポンプ回路。
  14. 【請求項14】 前記第1の回路はさらに第5のトラン
    ジスタと第6のトランジスタを含んでいて、前記第1の
    トランジスタ、前記第5のトランジスタ、前記第6のト
    ランジスタおよび前記第2のトランジスタは前記第1の
    電圧端子と前記第2の電圧端子との間に直列に接続され
    ており、 前記第2の回路はさらに第7のトランジスタと第8のト
    ランジスタを含んでいて、前記第3のトランジスタと前
    記第7のトランジスタは前記第1の電圧端子と前記第1
    の電流端子との間に直列に接続されており、また前記第
    8のトランジスタと前記第4のトランジスタは前記第2
    の電流端子と前記第2の電圧端子との間に直列に接続さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載のチャージポ
    ンプ回路。
  15. 【請求項15】 前記入力信号は電流源により供給され
    た入力電流であり、さらに前記第2のトランジスタ、前
    記第4のトランジスタ、前記第6のトランジスタおよび
    前記第8のトランジスタに駆動信号を供給するための駆
    動手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の
    チャージポンプ回路。
  16. 【請求項16】 前記第2のトランジスタ、前記第4の
    トランジスタ、前記第6のトランジスタおよび前記第8
    のトランジスタはFETであり、また前記駆動手段は直
    列に接続された第9のFETおよび第10のFETを含
    んでおり、該第9のFETのゲートは前記第2のFET
    および前記第4のFETのゲートに接続され、前記第1
    0のFETのゲートは前記第6のFETおよび前記第8
    のFETのゲートに接続されていることを特徴とする請
    求項15に記載のチャージポンプ回路。
  17. 【請求項17】 前記第1のトランジスタおよび前記第
    3のトランジスタは第1の導電型のFETであり、前記
    第2のトランジスタおよび前記第4のトランジスタは第
    2の導電型のFETであることを特徴とする請求項6に
    記載のチャージポンプ回路。
  18. 【請求項18】 前記第1のスイッチ手段および前記第
    2のスイッチ手段のFETは第1の導電型のものであ
    り、また前記第3のスイッチ手段および前記第4のスイ
    ッチ手段のFETは第2の導電型のものであることを特
    徴とする請求項7に記載のチャージポンプ回路。
  19. 【請求項19】 前記第5のトランジスタおよび前記第
    7のトランジスタは第1の導電型のFETであり、前記
    第6のトランジスタおよび前記第8のトランジスタは第
    2の導電型のFETであることを特徴とする請求項14
    に記載のチャージポンプ回路。
  20. 【請求項20】 前記第9のトランジスタおよび前記第
    10のトランジスタは第2の導電型のFETであること
    を特徴とする請求項16に記載のチャージポンプ回路。
  21. 【請求項21】 前記第1の導電型および前記第2の導
    電型はそれぞれPチャネルおよびNチャネル、またはそ
    れぞれNチャネルおよびPチャネルであることを特徴と
    する請求項17〜20のいずれか一つに記載のチャージ
    ポンプ回路。
  22. 【請求項22】 PチャネルFETはNチャネルFET
    についてのチャネル移動度の相違に匹敵するようなより
    大きなゲートサイズ比を有していることを特徴とする請
    求項21に記載のチャージポンプ回路。
JP9304638A 1996-11-07 1997-11-06 チャージポンプ回路 Pending JPH10154931A (ja)

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US08/766,095 US5801578A (en) 1996-12-16 1996-12-16 Charge pump circuit with source-sink current steering
CA08/766095 1997-04-23
CA2203496 1997-04-23
CA 2203496 CA2203496A1 (en) 1996-11-07 1997-04-23 Charge pump circuit
CA08/745170 1997-04-23

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