JPH10153582A - 管内挿型超音波探触子 - Google Patents

管内挿型超音波探触子

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JPH10153582A
JPH10153582A JP8311945A JP31194596A JPH10153582A JP H10153582 A JPH10153582 A JP H10153582A JP 8311945 A JP8311945 A JP 8311945A JP 31194596 A JP31194596 A JP 31194596A JP H10153582 A JPH10153582 A JP H10153582A
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JP
Japan
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probe
tube
ultrasonic
drive unit
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8311945A
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Inventor
Keiichi Iwamoto
啓一 岩本
Kiyotaka Aoki
清隆 青木
Masaaki Torii
正明 取違
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/269Various geometry objects
    • G01N2291/2695Bottles, containers

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、検査速度及び検査の信頼性を
夫々向上できる管内挿型超音波探触子を得ることにあ
る。 【解決手段】超音波センサ21a 〜21c を有して被検管2
内に挿入された探触部7を、回転駆動部5で前記管2の
周方向に回転させながら前記管2の軸方向に移動させ
て、前記管2をその内側から前記センサ21a 〜21c で超
音波探傷による検査をする探触子Aを前提とする。回転
駆動部5に空気圧によって動作されるエアーモータを用
いる。それにより、探触部7の回転を高速化するととも
に、前記センサ21a 〜21c の信号を導く信号線3に影響
するモータノイズをなくしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラチューブ等
の被検管内に挿入して、この被検管をその内側から超音
波探傷の水浸法を利用して検査する管内挿型超音波探触
子に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラチューブ等の熱交換用配管(被検
管)は、1ループの長さが20m〜30m程で、その内
径は比較的小さく、そして、内径が50%〜100%も
変化する異径管で形成されるものが多い。しかも、1ル
ープの中に数箇所から十数箇所もの屈曲部を有する等、
ループの形状も様々である。
【0003】こうした熱交換用配管について、その母材
部の減肉量や付着金物の溶接部などにおける亀裂の有無
等を検査するには、一般に超音波探傷の水浸法を用い
て、管の内側から検査することが行われている。
【0004】この検査は、流水で満たされる被検管内に
超音波センサを内蔵した探触子ホルダを挿入して、この
ホルダをその軸線が被検管の管軸上に位置されるように
調芯具により保持させ、かつ、探触子ホルダを管軸方向
に移動させながら、回転駆動部により探触子ホルダを管
軸回り、言い換えれば管周方向に回転させて行われてい
る。
【0005】このような検査に使用される従来の管内挿
型超音波探触子は、回転駆動部、スリップリング部、探
触部、先端ホルダ等の主要部を備え、これらを可撓性の
シャフトにより連結して構成されている。こうしたシャ
フトにより各部を連結する構成は、探触子を被検管の狭
窄かつ屈曲部分を通過させるために必要な措置である。
【0006】次に、図4を参照して詳しく説明する。従
来の探触子は、熱交換用配管等の被検管a内に挿入可能
な搬送ケーブルbの先端部に回転駆動部fを連結してい
る。この駆動部fには、モータケースc内に電磁気モー
タ部dおよびこのモータ部dの回転を減速する減速機部
eを収容してなる減速機付きの電磁気モータが使用され
ている。この回転駆動部fは探触部kを管周方向に回転
させる動力を発生するために設けられる。
【0007】回転駆動部fの前方に配置されるスリップ
リング部jは、スリップリングケースh内にスリップリ
ングiを収容してなる。スリップリング部jは回転駆動
部fに可撓性の回転駆動シャフトgを介して連結されて
いる。このスリップリング部jは、回転駆動部fと探触
部kとを接続して設けられる信号線の捩じれを防止する
ために設けられる。
【0008】スリップリング部iの前方に配置される探
触部kは、複数の超音波センサmが装着された探触子ホ
ルダlの前後両側に調芯具o、pを配設してなる。超音
波センサmは超音波探傷を行うために用いられ、かつ、
前後の調芯具o、pは超音波探傷に当たり探触部kの軸
線を被検管aの軸線上に保持させるために用いられる。
探触部kはその後方調芯具pを挿通した可撓性のホルダ
回転シャフトqを介してスリップリング部jに連結され
ている。このシャフトqの外周に後方調芯具pが装着さ
れている。
【0009】超音波センサmに接続された探触部側信号
線r1は、ホルダ回転シャフトqの中心を通ってスリップ
リングiに接続され、また、搬送ケーブルb内に通って
導かれるモータ側信号線r2は、モータケースcより回転
駆動シャフトgと平行に引き出されてスリップリングi
に接続されている。なお、図4中sはホルダ回転シャフ
トqを覆い隠す可撓性の保護カバー、tは回転駆動シャ
フトgとを覆い隠す可撓性の保護カバー、uは保護カバ
ーtおよびモータ側信号線r2とを覆い隠す可撓性の保護
カバーである。
【0010】探触部kの前方に先端ガイドvが配置さ
れ、これはフレキシブルシャフトwを介して探触部kに
連結されている。このシャフトwの外周に前方調芯具o
が装着されている。なお、図4においてxは被検管a内
に満ちる流水を示している。
【0011】前記構成の管内挿型超音波探触子は、流水
xで満たされる被検管a内に挿入された状態で、前後両
側の調芯具o、pにより探触部kをその軸線が被検管a
の管軸上に位置されるように保持させた後、電磁気モー
タからなる回転駆動部fの動作で探触子ホルダlを管周
方向に回転させながら、流水xおよび搬送ケーブルbに
よる搬送力で、被検管aの管軸方向に移動させることに
より、被検管aの内面を超音波センサmで超音波探傷検
査するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の管内挿型超
音波探触子の検査速度を向上させるためには、探触部k
の回転を高速化すればよい。しかし、従来の探触子はそ
の回転駆動部fに電磁気モータを用いているから、探触
部kの回転を高速化するには不利である。
【0013】すなわち、回転駆動部fが備える電磁気モ
ータ部dの高速回転化は、そのステータ等の巻線の巻き
量を増やすか、太い巻線を用いて、高入力化することで
可能であるが、そうすると、電磁気モータ部dが大形と
ならざるを得ない。しかし、実際には被検管aの管径に
よる制約から、電磁気モータ製の回転駆動部fには、限
られた寸法のものしか採用できない。そのため、ボイラ
チューブ等の被検管aの内面検査に使用するものとして
現状では、せいぜい秒速2回転程度で探触部kを回転さ
せることができるに過ぎないものであり、したがって、
検査速度の向上は望めなかった。
【0014】その上、回転駆動部fに電磁気モータを用
いた構成では、このモータの動力線等から周囲に放出さ
れるモータノイズが、モータケースcを経由して搬送ケ
ーブルb内を通るモータ側信号線r2に重畳して影響を及
ぼし、検査精度の信頼性を損ねている。また、このノイ
ズは、既述のように電磁気モータの回転速度を高めるた
めに高入力化する程、強力にモータの動力線等から放出
されるので、その意味においても検査速度の向上を妨げ
るものである。したがって、本発明が解決しようとする
課題は、検査速度および検査の信頼性を夫々向上できる
管内挿型超音波探触子を得ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、超音波センサを有して被検
管内に挿入された探触部を、前記管の周方向に回転させ
る回転駆動部に、空気圧によって動作されるエアーモー
タを用いたものである。
【0016】この請求項1記載の発明において、エアー
モータはそれを流通する空気の圧力の大きさに応じた速
度で作動するから、回転駆動部自体の大形化を伴うこと
なく、空気圧の設定によって回転出力を高めることがで
きる。したがって、従来と同じ大きさの回転駆動部であ
っても、その高い回転出力によって被検管内に挿入され
た探触部を高速回転させて、この探触部の超音波センサ
で被検管を内側から超音波探傷できる。
【0017】その上、エアーモータは、電磁気モータと
異なりモータノイズを周囲に放出することがないので、
超音波センサの信号を導く信号線へのノイズの重畳原因
となることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の第1の実施の形態に係る管内挿型超音波探触子を説
明する。図1および図2中1は管内挿型超音波探触子A
の搬送ケーブルである。搬送ケーブル1は、中空でかつ
可撓性を有したものであって、被検管、例えばボイラチ
ューブ等の熱交換用配管2内に挿入可能である。このケ
ーブル1の内部には図1に示すようにモータ側信号線3
および送気チューブ4等が挿通されていて、これらは搬
送ケーブル1の円滑な可撓性を妨げないように自在に変
形できるものである。なお、送気チューブ4は代表して
1本だけ図示したが、これには吸気用と排気用とがあ
り、また、信号線3も1本のみ図示したが後述の超音波
センサの使用数に応じて複数本用いられる。
【0019】この搬送ケーブル1の先端部に取付けられ
る管内挿型超音波探触子Aは、回転駆動部5、スリップ
リング部6、探触部7、および先端ガイド8等を備えて
いる。次に、これらの主要部について説明する。
【0020】探触部7を熱交換用配管2の管周方向に回
転させるために用いられる回転駆動部5には、空気圧に
よって動作される例えばベーン型のエアーモータが使用
されている。この駆動部5は防水性のモータケース5a
内にモータユニット5bを内蔵してなり、そのユニット
5bの構成の一例が図3に示されている。
【0021】図3中9は複数の部品を組合わせて段付き
円筒状をなしたモータ本体であり、これには、多数枚の
可動羽根10aが放射方向に移動可能に取付けられたロ
ータ10が回転自在に支持されて内蔵されているととも
に、このロータ10が収められたロータ収容室に連通す
る吸気ポート11と排気ポート12とが設けられてい
る。ロータ10はその中心部から前方に突出するロータ
軸10bを有している。
【0022】こうした構成のエアーモータ部は、その吸
気ポート11に送気チューブ4かららから導かれる圧縮
空気を、前記ロータ収容室を経由させて排気ポート12
から排出させることにより、ロータ10を回転させるこ
とができるようになっている。
【0023】さらに、モータ本体9の前方にはギアケー
ス13が連結され、このケース13の前壁から突出する
回転出力軸14とロータ軸10bとは歯車減速機構15
により連結されている。したがって、回転駆動部5のモ
ータユニット5bは減速機付きのベーン型エアーモータ
で形成されている。
【0024】この回転駆動部5は、吸気ポート11等が
設けられた後端部を前記搬送ケーブル1の先端部に連結
して設けられ、その吸気ポート11には前記吸気用の送
気チューブ4が接続されるとともに、排気ポート12に
は前記排気用の送気チューブ4が連通されている。
【0025】信号線の捩じれを防止するために設けられ
るスリップリング部6は、防水性のスリップリングケー
ス6a内に、スリップリング本体6aと、この本体6a
から前方に突出する前方回転軸16と、前記本体6aか
ら後方に突出する後方回転軸17とを収容してなる。こ
のスリップリング部6は回転駆動部5の前方に配置さ
れ、その後方回転軸17は回転駆動部5の回転出力軸1
4に可撓性の回転駆動シャフト18を介して連結されて
いる。
【0026】このシャフト18は、回転駆動部5とスリ
ップリング部6とに渡って設けたコイルばね等からなる
可撓性の中空軸19で覆われている。また、前記モータ
側信号線3は、回転駆動部5の内部または外部を経由す
るとともに、中空軸19の外側に沿って配されスリップ
リング部6の本体6aに接続されている。そして、これ
らモータ側信号線3および中空軸19は、回転駆動部5
とスリップリング部6とに渡って設けた保護カバー20
で覆われている。このカバー20はコイルばね等の可撓
性を有する中空部材で形成される。
【0027】探触部7は、超音波探傷を行うために用い
られる複数の超音波センサ21a〜21cが装着された
探触子ホルダ21の前後両側に、このホルダ21を挟む
ように調芯具22、23を配置してなる。超音波センサ
21aは熱交換用配管2の肉厚探傷用、超音波センサ2
1b、21cは熱交換用配管2の亀裂探傷用である。こ
の探触部7はスリップリング部6の前方に配置されて、
その探触子ホルダ21の後端部とスリップリング部6の
前方回転軸16とはこれらに渡って設けられた可撓性の
ホルダ回転シャフト24を介して連結されている。
【0028】ホルダ回転シャフト24は中空軸であっ
て、この内部には超音波センサ21a〜21cからスリ
ップリング部6に渡って配線される探触部側信号線25
が挿通されている。超音波センサ21a〜21cの探傷
信号を取出す信号線25は図2に1本のみ図示したが超
音波センサの使用数に応じて複数本用いられる。ホルダ
回転シャフト24は探触部7とスリップリング部6とに
渡って設けた保護カバー26で覆われている。このカバ
ー26はコイルばね等の可撓性を有する中空部材で形成
される。
【0029】先端ガイド8は、球状部を有して、探触部
7の前方に配置され、その後端部と探触部7とはこれら
に渡って設けられたフレキシブルシャフト27を介して
連結されている。このシャフト27はコイルばね等の可
撓性を有する中空部材で形成される。
【0030】そして、探触子ホルダ21の前後に連結さ
れたフレキシブルシャフト27およびホルダ回転シャフ
ト24の外周部には、前記前方調芯具22および後方調
芯具23が夫々装着されている。これら前後の調芯具2
2、23は、熱交換用配管2内において探触子ホルダ2
1を熱交換用配管2の管軸中心上に保持させる役目と、
管内挿形超音波探触子Aを熱交換用配管2内に通される
流水Wにより前記管軸方向へ搬送する際の水受板の役目
をするようになっている。
【0031】前記構成の管内挿型超音波探触子Aを用い
て、被検管である熱交換用配管2の母材部の減肉量や付
着金物の溶接部における亀裂の有無などを水浸法で検査
するときには、先端部に探触子Aが取付けられた搬送ケ
ーブル1を、熱交換用配管2内に挿入する。挿入された
状態は図1、図2に示され、熱交換用配管2内において
探触部7の探触子ホルダ21は、その前後両側の調芯具
22、23により、熱交換用配管2の管軸中心に探触子
ホルダ21の軸中心を一致させて前記管軸中心上に保持
されている。
【0032】そして、管外からの操作による回転駆動部
5に対する圧縮空気の給排気でこの回転駆動部5を動作
させるとともに、熱交換用配管2内に流水Wを満たし
て、この流水Wにより推進力を受けた搬送ケーブル1に
より熱交換用配管2の管軸方向に移動させる。
【0033】回転駆動部5が動作されると、これは回転
駆動力を発生し、その動力は回転駆動シャフト18を介
してスリップリング部6に伝えられ、さらに、ここから
ホルダ回転シャフト24を介して探触部7に伝えられる
とともに、この探触部7からフレキシブルシャフト27
を介して先端ガイド8に伝えられる。
【0034】このようにして超音波センサ21a〜21
cを有した探触部7を、回転駆動部5が発生する回転動
力で熱交換用配管2の管周方向に回転させながら、流水
W等による推進力で熱交換用配管2内をその管軸方向に
移動させることにより、熱交換用配管2の内面から、こ
の配管2の母材部の減肉量、付着金物の溶接部などに発
生した亀裂の有無などを、超音波探傷により検査でき
る。
【0035】前記のように使用される管内挿型超音波探
触子Aは、その探触部7を管周方向に回転させるための
回転駆動部5に、エアーモータを用いている。ところ
で、エアーモータはそれを流通する圧縮空気の圧力の大
きさに応じた速度で作動するものである。そのため、回
転駆動部5自体の大形化を伴うことなく、空気圧の設定
によって回転出力を高めることができ、それに応じた回
転駆動部5の高い回転出力によって、熱交換用配管2内
に挿入された探触部7を高速回転させることができる。
【0036】ちなみに、従来の電磁気モータからなる回
転駆動部と同じ大きさのエアーモータ製回転駆動部に比
較して、約10倍の回転速度、つまり、秒速20回転程
度の高速度で探触部7を回転させ得ることが分かった。
したがって、前記構成の管内挿形超音波探触子Aを用い
る超音波探傷においては、その回転駆動部5の大形化を
伴うことなく、検査速度を向上させることができる。
【0037】そして、回転駆動部5をなしたエアーモー
タは電磁気モータと異なり、モータノイズを周囲に放出
することがない。このように放出されるモータノイズが
ないから、仮に、回転駆動部5を大形化することがあっ
ても、電磁気モータを大形化した場合のように放出され
るモータノイズのレベルが大きくなって信号線3を通る
探傷信号に悪影響を及ぼすこともない。
【0038】したがって、回転駆動部5等が超音波セン
サ21a〜21cの探傷信号を導く信号線3に対するノ
イズの重畳原因となることがないので、安定した探傷信
号を得ることができ、超音波探傷の検査精度を向上する
ことができる。
【0039】なお、前記第1の実施の形態では、熱交換
用配管を超音波探傷する例を説明したが、これに限ら
ず、他の管内側からでないと検査が行えない管部材の超
音波探傷にも適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1記載の発明
によれば、超音波センサを有して被検管内に挿入された
探触部を、前記管の周方向に回転させる回転駆動部に、
空気圧によって動作されるエアーモータを用いたから、
探触部の回転を高速化し検査速度を向上できるととも
に、前記センサの信号を導く信号線に影響するモータノ
イズがなく、検査の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る管内挿型超音
波探触子の構成を被検管とともに示す図。
【図2】第1の実施の形態に係る管内挿型超音波探触子
で被検管の検査を実施している状況を示す斜視図。
【図3】第1の実施の形態に係る管内挿型超音波探触子
が備える回転駆動部のモータユニットの構成を一部切り
欠いて示す斜視図。
【図4】従来例に係る管内挿型超音波探触子の構成を被
検管とともに示す図。
【符号の説明】
A…管内挿形超音波探触子、 1…搬送ケーブル、 2…熱交換用配管(被検管)、 3…信号線、 4…送気チューブ、 5…エアーモータ製の回転駆動部、 6…スリップリング部、 7…探触部、 8…先端ガイド、 18…回転駆動シャフト、 21a〜21c…超音波センサ、 21…探触子ホルダ、 22…前方調芯具、 23…後方調芯具、 24…ホルダ回転シャフト、 27…フレキシブルホース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検管内に挿入可能な可撓性搬送ケーブル
    の先端部に回転駆動部を連結し、この回転駆動部の前方
    に配置されるスリップリング部を可撓性の回転駆動シャ
    フトを介して前記回転駆動部に連結し、超音波センサを
    有した探触子ホルダの前後両側に前方および後方の両調
    芯具を配してなる探触部を、前記スリップリング部の前
    方に配置して、前記探触部と前記スリップリング部とを
    可撓性のホルダ回転シャフトを介して連結し、前記探触
    部の前方に配置される先端ガイドと前記探触部とをフレ
    キシブルシャフトを介して連結した管内挿型超音波探触
    子において、 前記回転駆動部に空気圧によって動作されるエアーモー
    タを用いたことを特徴とする管内挿型超音波探触子。
JP8311945A 1996-11-22 1996-11-22 管内挿型超音波探触子 Withdrawn JPH10153582A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101136752B1 (ko) * 2010-12-07 2012-04-19 두산중공업 주식회사 증기발생기의 전열관 초음파 탐상검사장치
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