JPH10153172A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents
可変容量型斜板式圧縮機Info
- Publication number
- JPH10153172A JPH10153172A JP8313612A JP31361296A JPH10153172A JP H10153172 A JPH10153172 A JP H10153172A JP 8313612 A JP8313612 A JP 8313612A JP 31361296 A JP31361296 A JP 31361296A JP H10153172 A JPH10153172 A JP H10153172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swash plate
- room
- orifice
- chamber
- communication passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/14—Control
- F04B27/16—Control of pumps with stationary cylinders
- F04B27/18—Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B27/1804—Controlled by crankcase pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/14—Control
- F04B27/16—Control of pumps with stationary cylinders
- F04B27/18—Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B27/1804—Controlled by crankcase pressure
- F04B2027/1886—Open (not controlling) fluid passage
- F04B2027/189—Open (not controlling) fluid passage between crankcase and discharge chamber
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高圧側(シリンダヘッドの吐出室)と低圧側
(吸入室)の間のシールを確実に行い、圧縮能力の向上
と制御性の向上を図る。 【解決手段】 シリンダヘッドの吐出室とクランク室と
を連通する連通通路9を、シリンダブロック3のサイレ
ンサ室43とシリンダボア31との間に設け、連通通路
9のクランク室側に高圧流体を一定量流すパイプ形状の
オリフィス45を嵌入し、高圧流体をクランク室内に導
入する。オリフィス45をシリンダブロック3に直接形
成することもできる。流量の調整は、予め用意された孔
径又は長さの異なる複数のオリフィスの中から任意のオ
リフィスを選択することにより行う。
(吸入室)の間のシールを確実に行い、圧縮能力の向上
と制御性の向上を図る。 【解決手段】 シリンダヘッドの吐出室とクランク室と
を連通する連通通路9を、シリンダブロック3のサイレ
ンサ室43とシリンダボア31との間に設け、連通通路
9のクランク室側に高圧流体を一定量流すパイプ形状の
オリフィス45を嵌入し、高圧流体をクランク室内に導
入する。オリフィス45をシリンダブロック3に直接形
成することもできる。流量の調整は、予め用意された孔
径又は長さの異なる複数のオリフィスの中から任意のオ
リフィスを選択することにより行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク室内の圧
力を制御して斜板の傾斜角を変化させるようにした可変
容量型斜板式圧縮機において、高圧流体の吐出室からク
ランク室内への導入構造に関するものである。
力を制御して斜板の傾斜角を変化させるようにした可変
容量型斜板式圧縮機において、高圧流体の吐出室からク
ランク室内への導入構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変容量型斜板式圧縮機における
高圧流体の吐出室からクランク室内への導入構造は、特
公平2−32479号公報に記載されている。
高圧流体の吐出室からクランク室内への導入構造は、特
公平2−32479号公報に記載されている。
【0003】前記公報記載の可変容量型斜板式圧縮機の
概要を以下に説明する。
概要を以下に説明する。
【0004】図3と図4に示すように、コンプレッサー
ハウジング1は、円筒状のケーシング11を有し、その
一端をフロントエンドプレート12によって閉塞され、
内部にクランク室2を画成するとともにシリンダブロッ
ク3を備えている。更に、シリンダブロック3上には、
弁板13を介してシリンダヘッド14を取付け、弁板1
3との間に吸入室15と吐出室16とを画成している。
ハウジング1は、円筒状のケーシング11を有し、その
一端をフロントエンドプレート12によって閉塞され、
内部にクランク室2を画成するとともにシリンダブロッ
ク3を備えている。更に、シリンダブロック3上には、
弁板13を介してシリンダヘッド14を取付け、弁板1
3との間に吸入室15と吐出室16とを画成している。
【0005】回転主軸4は、前述したクランク室2の中
央を貫通しており、フロントエンドプレート12とシリ
ンダブロック3に各々ニードルベアリング41と42を
介して回転可能に枢支されている。
央を貫通しており、フロントエンドプレート12とシリ
ンダブロック3に各々ニードルベアリング41と42を
介して回転可能に枢支されている。
【0006】前述したクランク室2内に延在する回転主
軸4にロータ5がピン51によって固着されている。該
ロータ5にはピン52を有するブラケット53が形成さ
れていて、該ピン52が斜板6から伸びるアーム部61
に形成された長孔62にスライド可能に嵌入されてい
る。
軸4にロータ5がピン51によって固着されている。該
ロータ5にはピン52を有するブラケット53が形成さ
れていて、該ピン52が斜板6から伸びるアーム部61
に形成された長孔62にスライド可能に嵌入されてい
る。
【0007】揺動板7は、斜板6に形成した軸受部63
に嵌合し、回転防止機構64によって回転を防止される
ようにしてベアリング65を介して斜板6上に配置され
ている。
に嵌合し、回転防止機構64によって回転を防止される
ようにしてベアリング65を介して斜板6上に配置され
ている。
【0008】揺動板7の外周端には後述するピストンロ
ッド33の枢支部71と前記回転防止機構64に嵌合す
るピン72とが設けられている。又、前記シリンダブロ
ック3には、吐出容量制御機構8と回転主軸4と略平行
に配置された複数のシリンダボア31と連通通路9が形
成されている。該シリンダボア31の内部にはピストン
32が設けられ、各ピストン32はピストンロッド33
を介して揺動板7に連結されている。従って、外部駆動
源からプーリ100とクラッチ101を介して回転主軸
4が回転すると、回転主軸4とともにロータ5と斜板6
が回転する。しかし、揺動板7は回転防止機構64によ
って回転が防止されているため揺動運動のみ行う。そし
て、その揺動板7の揺動運動によりピストンロッド33
を介してピストン32がシリンダボア31内を滑動し、
往復運動を行う。
ッド33の枢支部71と前記回転防止機構64に嵌合す
るピン72とが設けられている。又、前記シリンダブロ
ック3には、吐出容量制御機構8と回転主軸4と略平行
に配置された複数のシリンダボア31と連通通路9が形
成されている。該シリンダボア31の内部にはピストン
32が設けられ、各ピストン32はピストンロッド33
を介して揺動板7に連結されている。従って、外部駆動
源からプーリ100とクラッチ101を介して回転主軸
4が回転すると、回転主軸4とともにロータ5と斜板6
が回転する。しかし、揺動板7は回転防止機構64によ
って回転が防止されているため揺動運動のみ行う。そし
て、その揺動板7の揺動運動によりピストンロッド33
を介してピストン32がシリンダボア31内を滑動し、
往復運動を行う。
【0009】このピストン32の往復運動によって、吸
入室15と連通した吸入孔34からシリンダボア31内
に流体を取り込み、吐出孔35から逆止弁(図示せず)
を作動させて吐出室16に圧縮流体を排出する。
入室15と連通した吸入孔34からシリンダボア31内
に流体を取り込み、吐出孔35から逆止弁(図示せず)
を作動させて吐出室16に圧縮流体を排出する。
【0010】吐出容量制御機構8はシリンダブロック3
の回転主軸4の軸受部分と隣接して設けられた室36内
のケーシング83に囲まれた内部に配設された弁81と
ベローズ82とを有している。ケーシング83には、連
通孔84と85が形成されており、連通孔84はクラン
ク室2と連通し、連通孔85は通路86を介して吸入室
15に連通している。
の回転主軸4の軸受部分と隣接して設けられた室36内
のケーシング83に囲まれた内部に配設された弁81と
ベローズ82とを有している。ケーシング83には、連
通孔84と85が形成されており、連通孔84はクラン
ク室2と連通し、連通孔85は通路86を介して吸入室
15に連通している。
【0011】この吐出容量制御機構8によって、クラン
ク室2内の圧力が所定値以上では、クランク室2と吸入
室15とを連通させて、クランク室内圧力を低下させ
て、最大圧縮容量で圧縮機を動作させ、所定値以下では
クランク室2と吸入室15との連通を遮断するので、ク
ランク室2内の圧力の変化に対し斜板の傾斜角度が変化
して、圧縮容量が変化する。
ク室2内の圧力が所定値以上では、クランク室2と吸入
室15とを連通させて、クランク室内圧力を低下させ
て、最大圧縮容量で圧縮機を動作させ、所定値以下では
クランク室2と吸入室15との連通を遮断するので、ク
ランク室2内の圧力の変化に対し斜板の傾斜角度が変化
して、圧縮容量が変化する。
【0012】シリンダブロック3と弁板13およびバル
ブリテーナ39には、クランク室2と吐出室16とを連
通する連通通路9が形成されており、該連通通路9内に
はキャピラリーチューブ91が嵌入されている。そして
キャピラリーチューブ91の吐出室16側端部には、フ
ィルタ92が取付けられている。
ブリテーナ39には、クランク室2と吐出室16とを連
通する連通通路9が形成されており、該連通通路9内に
はキャピラリーチューブ91が嵌入されている。そして
キャピラリーチューブ91の吐出室16側端部には、フ
ィルタ92が取付けられている。
【0013】従って、吐出室16の高圧流体はキャピラ
リーチューブ91によって減圧されクランク室2内に流
入し、吐出容量制御機構8によってクランク室内圧力を
変化させ、斜板の傾斜角度を変化させて容量制御を成す
ものである。
リーチューブ91によって減圧されクランク室2内に流
入し、吐出容量制御機構8によってクランク室内圧力を
変化させ、斜板の傾斜角度を変化させて容量制御を成す
ものである。
【0014】吐出室16からクランク室2への圧力、流
量の調整は、キャピラリーチューブ91の孔径、長さを
調整することにより適正な値を設定することができる。
量の調整は、キャピラリーチューブ91の孔径、長さを
調整することにより適正な値を設定することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の可変容量型
斜板式圧縮機では、クランク室と吐出室とが連通されて
いるが、この場合の連通通路は、シリンダブロックの1
つのシリンダボアと他のシリンダボアの間に形成されて
いる。
斜板式圧縮機では、クランク室と吐出室とが連通されて
いるが、この場合の連通通路は、シリンダブロックの1
つのシリンダボアと他のシリンダボアの間に形成されて
いる。
【0016】連通通路が前述のように形成されると、連
通通路の周囲の壁厚が十分でないから、高圧側(吐出
室)と低圧側(吸入室)の間のシールが十分に行われな
いので、圧縮能力の低下や制御性の劣化を招来する。ま
た、シリンダボアの変形をも招来する。
通通路の周囲の壁厚が十分でないから、高圧側(吐出
室)と低圧側(吸入室)の間のシールが十分に行われな
いので、圧縮能力の低下や制御性の劣化を招来する。ま
た、シリンダボアの変形をも招来する。
【0017】そこで、本発明は、前記従来の可変容量型
斜板式圧縮機における高圧流体の吐出室からクランク室
内への導入構造の欠点を改良し、高圧側と低圧側の間の
シールを確実に行い、圧縮能力の向上と制御性の向上を
図るものである。
斜板式圧縮機における高圧流体の吐出室からクランク室
内への導入構造の欠点を改良し、高圧側と低圧側の間の
シールを確実に行い、圧縮能力の向上と制御性の向上を
図るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0019】(1)シリンダヘッドの吐出室とクランク
室とを連通する連通通路を、シリンダブロックのサイレ
ンサ室とシリンダボアとの間に設け、前記連通通路の前
記クランク室側に高圧流体を一定量流すオリフィスを設
け、前記高圧流体を前記クランク室内に導入するように
した可変容量型斜板式圧縮機。
室とを連通する連通通路を、シリンダブロックのサイレ
ンサ室とシリンダボアとの間に設け、前記連通通路の前
記クランク室側に高圧流体を一定量流すオリフィスを設
け、前記高圧流体を前記クランク室内に導入するように
した可変容量型斜板式圧縮機。
【0020】(2)前記オリフィスはパイプを前記連通
通路に嵌入することにより構成される前記(1)記載の
可変容量型斜板式圧縮機。
通路に嵌入することにより構成される前記(1)記載の
可変容量型斜板式圧縮機。
【0021】(3)前記オリフィスの前方にフィルタを
設置した前記(1)又は(2)記載の可変容量型斜板式
圧縮機。
設置した前記(1)又は(2)記載の可変容量型斜板式
圧縮機。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1と図2を参照して説明する。
図1と図2を参照して説明する。
【0023】図1と図2に示すように、コンプレッサー
ハウジング1は、円筒状のケーシング11を有し、その
一端をフロントエンドプレート12によって閉塞され、
内部にクランク室2を画成するとともにシリンダブロッ
ク3を備えている。更に、シリンダブロック3上には、
弁板13を介してシリンダヘッド14を取付け、弁板1
3との間に吸入室15と吐出室16とを画成している。
ハウジング1は、円筒状のケーシング11を有し、その
一端をフロントエンドプレート12によって閉塞され、
内部にクランク室2を画成するとともにシリンダブロッ
ク3を備えている。更に、シリンダブロック3上には、
弁板13を介してシリンダヘッド14を取付け、弁板1
3との間に吸入室15と吐出室16とを画成している。
【0024】回転主軸4は、前述したクランク室2の中
央を貫通しており、フロントエンドプレート12とシリ
ンダブロック3に各々ニードルベアリング41と42を
介して回転可能に枢支されている。
央を貫通しており、フロントエンドプレート12とシリ
ンダブロック3に各々ニードルベアリング41と42を
介して回転可能に枢支されている。
【0025】前述したクランク室2内に延在する回転主
軸4にロータ5が固着されている。該ロータ5にはピン
52を有するブラケット53が形成されていて、該ピン
52が斜板6から伸びるアーム部61に形成された長孔
62にスライド可能に嵌入されている。
軸4にロータ5が固着されている。該ロータ5にはピン
52を有するブラケット53が形成されていて、該ピン
52が斜板6から伸びるアーム部61に形成された長孔
62にスライド可能に嵌入されている。
【0026】シリンダブロック3には、吐出容量制御機
構8と回転主軸4と略平行に配置された複数のシリンダ
ボア31と連通通路9が形成されている。該シリンダボ
ア31の内部には、ピストン32が設けられている。従
って、外部駆動源により回転主軸4が回転すると、回転
主軸4とともにロータ5と斜板6が回転する。そして、
その斜板6の回転によりシュー66を介してピストン3
2がシリンダボア31内を滑動し、往復運動を行う。
構8と回転主軸4と略平行に配置された複数のシリンダ
ボア31と連通通路9が形成されている。該シリンダボ
ア31の内部には、ピストン32が設けられている。従
って、外部駆動源により回転主軸4が回転すると、回転
主軸4とともにロータ5と斜板6が回転する。そして、
その斜板6の回転によりシュー66を介してピストン3
2がシリンダボア31内を滑動し、往復運動を行う。
【0027】このピストン32の往復運動によって、吸
入室15と連通した吸入孔34からシリンダボア31内
に流体を取り込み、吐出孔35から逆止弁(図示せず)
を作動させて吐出室16に圧縮流体を排出する。
入室15と連通した吸入孔34からシリンダボア31内
に流体を取り込み、吐出孔35から逆止弁(図示せず)
を作動させて吐出室16に圧縮流体を排出する。
【0028】本実施の形態例における吐出容量制御機構
8は、従来の可変容量型斜板式圧縮機のそれと同様であ
る。
8は、従来の可変容量型斜板式圧縮機のそれと同様であ
る。
【0029】シリンダブロック3の上部には、吐出高圧
流体の圧力脈動を減衰するためサイレンサ室43が設け
られ、このサイレンサ室43には、高圧流体を冷凍回路
へ流出する吐出孔44が設けられている。
流体の圧力脈動を減衰するためサイレンサ室43が設け
られ、このサイレンサ室43には、高圧流体を冷凍回路
へ流出する吐出孔44が設けられている。
【0030】シリンダブロック3と弁板13には、クラ
ンク室2とシリンダヘッド14の吐出室16とを連通す
る連通通路9が設けられており、また、この連通通路9
は、サイレンサ室43とシリンダボア31との間に設け
られている。連通通路9内のクランク室2側には、パイ
プ形状のオリフィス45が嵌入されている。シリンダブ
ロック3にオリフィス45を直接形成することもでき
る。オリフィス45の吐出室16側に、高圧流体中の塵
埃を除去するためフィルタ6を取り付ける。
ンク室2とシリンダヘッド14の吐出室16とを連通す
る連通通路9が設けられており、また、この連通通路9
は、サイレンサ室43とシリンダボア31との間に設け
られている。連通通路9内のクランク室2側には、パイ
プ形状のオリフィス45が嵌入されている。シリンダブ
ロック3にオリフィス45を直接形成することもでき
る。オリフィス45の吐出室16側に、高圧流体中の塵
埃を除去するためフィルタ6を取り付ける。
【0031】オリフィス45は、吐出室16からクラン
ク室2へ高圧流体を一定量流すが、流量の調整は、予め
用意された孔径又は長さの異なる複数のオリフィスの中
から任意のオリフィスを選択することにより行う。
ク室2へ高圧流体を一定量流すが、流量の調整は、予め
用意された孔径又は長さの異なる複数のオリフィスの中
から任意のオリフィスを選択することにより行う。
【0032】なお、上述した本発明の一実施の形態例の
タイプは、揺動板を有しない可変容量型斜板式圧縮機で
あるが、本発明は、無論、揺動板を有する可変容量型斜
板式圧縮機にも適用することができる。
タイプは、揺動板を有しない可変容量型斜板式圧縮機で
あるが、本発明は、無論、揺動板を有する可変容量型斜
板式圧縮機にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、圧縮能力の向上と制御性の向上を図ることが
できる。また、本発明によれば、シリンダボアの変形を
防止し、耐久性を向上することもできる。
によれば、圧縮能力の向上と制御性の向上を図ることが
できる。また、本発明によれば、シリンダボアの変形を
防止し、耐久性を向上することもできる。
【図1】本発明の一実施の形態例の断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態例におけるシリンダブロ
ックの要部の正面図である。
ックの要部の正面図である。
【図3】従来の可変容量型斜板式圧縮機の断面図であ
る。
る。
【図4】従来の可変容量型斜板式圧縮機におけるシリン
ダブロックの一部の正面図である。
ダブロックの一部の正面図である。
1 コンプレッサーハウジング 2 クランク室 3 シリンダブロック 4 回転主軸 5 ロータ 6 斜板 8 吐出容量制御機構 9 連通通路 11 円筒状のケーシング 12 フロントエンドプレート 13 弁板 14 シリンダヘッド 15 吸入室 16 吐出室 31 シリンダボア 32 ピストン 34 吸入孔 35 吐出孔 39 バルブリテーナ 41 ニードルベアリング 42 ニードルベアリング 43 サイレンサ室 44 吐出孔 45 オリフィス 46 フィルタ 52 ピン 53 ブラケット 61 アーム部 62 長孔 66 シュー
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダヘッドの吐出室とクランク室と
を連通する連通通路を、シリンダブロックのサイレンサ
室とシリンダボアとの間に設け、前記連通通路の前記ク
ランク室側に高圧流体を一定量流すオリフィスを設け、
前記高圧流体を前記クランク室内に導入するようにした
ことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。 - 【請求項2】 前記オリフィスはパイプを前記連通通路
に嵌入することにより構成されることを特徴とする請求
項1記載の可変容量型斜板式圧縮機。 - 【請求項3】 前記オリフィスの前方にフィルタを設置
したことを特徴とする請求項1又は2記載の可変容量型
斜板式圧縮機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313612A JPH10153172A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
EP19970120476 EP0844393B1 (en) | 1996-11-25 | 1997-11-21 | Variable-displacement swash plate compressor |
DE1997604149 DE69704149T2 (de) | 1996-11-25 | 1997-11-21 | Schiebscheibenverdichter mit veränderlicher Verdrängung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313612A JPH10153172A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153172A true JPH10153172A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18043422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8313612A Withdrawn JPH10153172A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0844393B1 (ja) |
JP (1) | JPH10153172A (ja) |
DE (1) | DE69704149T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100537922B1 (ko) * | 1998-10-16 | 2006-03-14 | 한라공조주식회사 | 사판식 압축기의 머플러 |
KR20150103405A (ko) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 한온시스템 주식회사 | 가변용량형 사판식 압축기 및 그 제어방법 |
KR20150103406A (ko) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 한온시스템 주식회사 | 가변용량형 사판식 압축기 및 그 제어방법 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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