JPH10151855A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH10151855A
JPH10151855A JP8311106A JP31110696A JPH10151855A JP H10151855 A JPH10151855 A JP H10151855A JP 8311106 A JP8311106 A JP 8311106A JP 31110696 A JP31110696 A JP 31110696A JP H10151855 A JPH10151855 A JP H10151855A
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JP
Japan
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acid
color
heat
recording material
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JP8311106A
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Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Noriaki Ikeda
憲亮 池田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗膜強度(印刷適性)、ヘッド汚れ、保存性
(画像部、非画像部)に優れた感熱記録材料の提供。 【解決手段】 支持体上に実質的に無色の発色成分A
と、該発色成分Aと反応して発色する実質的に無色の発
色成分Bとを含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料
において、該感熱発色層のバインダーとしてアセトアル
デヒド変性ポリビニルアルコールを、硬膜剤として下記
一般式(1)〜(5)で示される化合物を少なくとも1
種を含有する。 【化1】 また、硬膜剤としてアルデヒド系化合物を含有する場
合、該アルデヒド系化合物がアセトアセチル変性ポリビ
ニルアルコールに介して40重量%以上200重量%以
下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に係
り、更に詳しくは、塗布膜強度(印刷適性)、保存性
(画像部、非画像部)に優れ、ヘッド汚れ、スティッキ
ングを防止するのに好適な感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】発色成分として、電子供与性無色染料と
電子受容性化合物を使用した記録材料は、感圧紙、感熱
紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙、感熱転写紙等として
既によく知られている。たとえば英国特許第2,14
0,449号、米国特許第4,480,052号、同第
4,436,920号、特公昭60−23992号、特
開昭57−179836号、同60−123556号、
同60−123557号などに詳しい。例えば感熱記録
に関して、電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物を
使用した感熱記録材料は特公昭45−14039号、特
公昭43−4160号等に開示されている。またジアゾ
化合物を使用した感熱記録材料は特開昭59−1908
86号等に開示されている。
【0003】近年、これらの感熱記録システムはファク
シミリ、プリンター、ラベル、検針用端末機、医療画像
出力用、プリペイドカード等多分野に応用され、ニーズ
が拡大している。それに伴い、感熱記録紙が家庭内や屋
外で使用される場合も増え、濡れた手での扱い、雨や雪
によって塗面が濡れて接着、はがれなどが生じるなど実
用上の観点で市場からの記録紙の耐水性の要求が強くな
っている。
【0004】この耐水化の問題については、ホルマリ
ン、グリオキザール等の架橋剤を耐水化剤として使用す
る方法や、金属キレートを用いてポリビニルアルコール
(PVA)を架橋させる方法等が提案されているが、発
色性物質の性質上、乾燥処理温度あるいは熱処理温度と
が比較的低温領域に制限されるため、架橋が十分でな
く、結果として耐水性が十分なものとはいえないもので
あった。また、乾燥処理温度あるいは熱処理温度とが比
較的低温領域に制限され、架橋が十分でなく、したがっ
て塗膜強度が不十分な結果、記録時に記録ヘッドと樹脂
層が粘着する現象(以下、スティッキングという)やヘ
ッド汚れが生じる。スティッキングやヘッド汚れの問題
については、走行性に関して重要な要因であるが、バイ
ンダーとして使用する樹脂のフイルムの強度やガラス転
移温度等の複雑な要因が関係していると思われ、未だ有
効な解決策が提案されていない。また、塗膜の耐可塑剤
性が低いと、印字後の記録濃度が低下するため、保存性
にも問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐水
性、塗布膜強度(印刷適性)、保存性(画像部、非画像
部)に優れ、ヘッド汚れ、スティッキングを防止するこ
とができる感熱記録材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱記録材料
は、支持体上に実質的に無色の発色成分Aと、該発色成
分Aと反応して発色する実質的に無色の発色成分Bとを
含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料において、該
感熱発色層にバインダーとしてアセトアセチル変性ポリ
ビニルアルコールを、硬膜剤として下記式(1)〜
(5)で示される化合物のうち少なくとも1種を含有す
ることを特徴とする。
【0007】
【化6】
【0008】また、本発明の感熱記録材料は、支持体上
に実質的に無色の発色成分Aと、該発色成分Aと反応し
て発色する実質的に無色の発色成分Bとを含有する感熱
発色層を設けた感熱記録材料において、該感熱発色層に
バインダーとしてアセトアセチル変性ポリビニルアルコ
ールを、硬膜剤としてアルデヒド系化合物を含有し、か
つ該アルデヒド系化合物がアセトアセチル変性ポリビニ
ルアルコールに対して40重量%以上200重量%以下
であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】感熱発色層に含有されるバインダ
ーとしてのアセトアセチル変性ポリビニルアルコール
は、一般には、ポリビニルアルコール系樹脂の溶液、分
散液あるいは粉末に、液状またはガス状のジケテンを添
加反応させて製造することができる。アセトアセチル変
性ポリビニルアルコールのアセチル化度は、目的とする
感熱記録材料の品質に応じて適宜選定することができる
が、0.1モル%〜20モル%、より好ましくは、0.
5モル%〜10モル%である。
【0010】前記ポリビニルアルコール系樹脂は、ポリ
酢酸ビニルの低級アルコール溶液をケン化して得られる
ポリビニルアルコール及びその誘導体が、さらに酢酸ビ
ニルと共重合しうる単量体と酢酸ビニルとの共重合体の
ケン化物が含まれる。ここで、酢酸ビニルと共重合しう
る単量体としては、(無水)マレイン酸、フマール酸、
クロトン酸、イタコン酸、(メタ)アクリル酸等の不飽
和カルボン酸及びそのエステル、エチレン、プロピレン
等のα−オレフィン、(メタ)アリルスルホン酸、エチ
レンスルホン酸、スルホン酸マレート等のオレフィンス
ルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸ソーダ、エチレン
スルホン酸ソーダ、スルホン酸ソーダ(メタ)アクリレ
ート、スルホン酸ソーダ(モノアルキルマレート)、ジ
スルホン酸ソーダアルキルマレート等のオレフィンスル
ホン酸アルカリ塩、N−メチロールアクリルアミド、ア
クリルアミドアルキルスルホン酸アルカリ塩等のアミド
基含有単量体、さらには、N−ビニルピロリドン誘導体
等が挙げられる。
【0011】バインダーとしては、上記したアセチル変
性ポリビニルアルコールの他に必要に応じて25℃の水
に対して5重量%以上溶解する化合物を併用してもよ
い。これらのハインダーとして、ポリビニルアルコール
(カルボキシ変性、イタコン酸変性、マレイン酸変性、
シリカ変性および上記アミノ基変性等の変性ポリビニル
アルコールを含む)、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、デンプン類(変性デンプンを含む)、
ゼラチン、アラビヤゴム、カゼイン、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体加水分解物、ポリアクリルアミド、酢
酸ビニル−ポリアクリル酸共重合体のケン化物等が挙げ
られる。これらのバインダーは分散のみならず、塗膜強
度を向上させる目的で使用されるが、この目的に対して
はスチレン・ブタジエン共重合物、酢酸ビニル共重合
物、アクリロニトリル・ブタジエン共重合物、アクリル
酸メチル・ブタジエン共重合物、ポリ塩化ビニリデン等
のごとき合成高分子のラテックス系のバインダーを併用
することができる。また、必要に応じてこれらのバイン
ダーの種類に応じて、適当なバインダーの架橋剤を添加
してもよい。
【0012】前記アセトアセチル変性ポリビニルアルコ
ールに対して、硬膜剤として前記一般式(1)〜(5)
の化合物のうち少なくとも1種が使用される。前記一般
式(1)〜(5)の化合物は、アセトアセチル変性ポリ
ビニルアルコールに対して、0.1重量%〜200重量
%、より好ましくは50重量%〜150重量%である。
一般式(1)〜(5)の化合物の量が0.1重量%より
も少ないと、塗膜強度が不十分となり、耐水性が低く、
ヘッド汚れ、スティッキングが生じやすい。また、一般
式(1)〜(5)の化合物の量が200重量%よりも多
いと、熱カブリや白色度低下が生じやすくなり、好まし
くない。
【0013】本発明において、硬膜剤としてアルデヒド
系化合物を使用することもできる。アルデヒド系化合物
としては、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等のモ
ノアルデヒド、グリオキザール、グルタルアルデヒド、
ジアルデヒド等の多価アルデヒド等が挙げられる。ただ
し、硬膜剤として、アルデヒド系化合物を使用する場
合、アルデヒド系化合物はアセトアセチル変性ポリビニ
ルアルコールに対して40重量%以上200重量%以下
の割合で使用することが必要である。
【0014】アルデヒド系化合物の量が、40重量%未
満の場合、塗膜強度が不十分となり、耐水性が低く、ヘ
ッド汚れ、スティッキングが生じやすい。また、アルデ
ヒド系化合物の量が200重量%を越えると、熱カブリ
や白色度低下が生じやすくなり、好ましくない。
【0015】更に感熱発色層中には、顔料として、一般
の有機あるいは無機の顔料がすべて使用できる。具体的
には、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、酸化チタン、タルク、ロウ石、カオリン、焼成カ
オリン、非晶質シリカ、非晶質シリカカルシウム、尿素
ホルマリン樹脂粉末、ポリエチレン樹脂粉末、ベンソグ
アナミン樹脂粉末等が挙げられる。これらは単独または
二種以上混合して使用される。本発明においては、これ
らの顔料の中でも、水酸化アルミニウム、非晶質シリ
カ、非晶質シリカカルシウムが耐水性付与に有効であ
り、特に水酸化アルミニウムは耐水性(擦り)に対して
効果がある。非晶質シリカ、非晶質シリカカルシウムは
走行性付与に有効であり、特に非晶質シリカは硬膜剤添
加後の塗液の安定性にも有効である。また、これらの顔
料を使用する場合、非晶質シリカ又は非晶質シリカカル
シウムと水酸化アルミニウムとの重量比で3:7〜9:
1の割合で使用することが特に好ましい。この重量比の
範囲外の場合、耐水性(擦り)、走行性、塗膜強度(印
刷適性)塗液の安定性が悪化し、好ましくない。
【0016】次に本発明における感熱発色層は、少なく
とも実質的に無色の発色成分Aと、該発色成分Aは反応
して発色する実質的に無色の発色成分Bとを含有する。
本発明に使用する発色成分A及び発色成分Bは、互いに
接触したときに発色反応を生ずる成分であり、これらの
組合わせとしては下記(イ)〜(ワ)のようなものを挙
げることができる。
【0017】(イ)光分解性ジアゾ化合物とカプラーと
の組合せ。 (ロ)電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組合
せ。 (ハ)ベヘン酸銀、ステアリン酸銀のような有機金属塩
とプロトカテキン酸、スピロインダン、ハイドロキノン
のような還元剤との組合せ。 (ニ)ステアリン酸第二鉄、ミリスチン酸第二鉄のよう
な長鎖脂肪族塩と没食子酸、サリチル酸アンモニウムの
ようなフェノール類との組合せ。
【0018】(ホ)酢酸、ステアリン酸、パルミチン酸
などのニッケル、コバルト、鉛、銅、鉄、水銀、銀塩の
ような有機酸重金属塩と、硫化カルシウム、硫化ストロ
ンチウム、硫化カリウムのようなアルカリ土類金属硫化
物との組合せ、又は前記有機酸重金属塩と、s−ジフェ
ニルカルバジド、ジフェニルカルバゾンのような有機キ
レート剤との組合せ。 (ヘ)銀、鉛、水銀、ナトリウムのような硫酸塩のよう
な重金属硫酸塩と、Na−テトラチオネート、チオ硫酸
ソーダ、チオ尿素のような硫黄化合物との組合せ。
【0019】(ト)ステアリン第二鉄のような脂肪族第
二鉄塩と、3、4−ヒドロキシテトラフェニルメタンの
ような芳香族ポリヒドロキシ化合物との組合せ。 (チ)蓚酸塩、蓚酸水銀のような有機貴金属塩と、ポリ
ヒドロキシアルコール、グリセリン、グリコールのよう
な有機ポリヒドロキシ化合物との組合せ。 (リ)ペラルゴン酸第二鉄、ラウリン酸第二鉄のような
脂肪族第二鉄塩と、チオセシルカルバミドやイソチオセ
シルカルバミド誘導体との組合せ。
【0020】(ヌ)カプロン酸鉛、ペラルゴン酸鉛、ベ
ヘン酸鉛のような有機酸鉛塩と、エチレンチオ尿素、N
−ドデシルチオ尿素のようなチオ尿素誘導体との組合
せ。 (ル)ステアリン第二鉄、ステアリン酸銅のような高級
脂肪酸重金属塩とジアルキルジチオカルバミン酸亜鉛と
の組合せ。 (ヲ)レゾルシンとニトロソ化合物との組合せのような
オキサジン染料を形成するもの。 (ワ)ホルマザン化合物と還元剤及び/又は金属塩との
組合せ。
【0021】これらの中でも、本発明においては(イ)
の光分解性ジアゾ化合物とカプラーの組合せ、(ロ)の
電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組合せ、
(ハ)の有機金属塩と還元剤の組合せが好ましく、特に
(イ)及び(ロ)の場合が好ましい。光分解性ジアゾ化
合物とカプラーの組合せにおける光分解性ジアゾ化合物
とは、後述するカップリング成分と呼ばれる顕色剤と反
応して所望の色相に発色するものであって、反応前に特
定の波長の光を受けると分解し、もはやカップリング成
分が作用しても発色能力を持たなくなるジアゾ化合物で
ある。
【0022】この発色系における色相は、ジアゾ化合物
とカップリング成分が反応して生成したジアゾ色素によ
り主に決定される。従って、よく知られているように、
ジアゾ化合物の化学構成を変えるか、カップリング成分
の化学構造を変えれば容易に発色色相を変えることがで
き、組合せ次第で略任意の発色色相を得るとができる。
【0023】本発明における光分解性のジアゾ化合物と
は主に芳香族ジアゾ化合物を指し、更に具体的には、芳
香族ジアゾニウム塩、ジアゾスルホネート化合物、ジア
ゾアミノ化合物を指す。ジアゾニウム塩は、一般式Ar
2 + - で示される化合物である(式中、Arは置換
された、或いは無置換の芳香族部分を表し、N2 + はジ
アゾニウム基を表し、X- は酸アニオンを表す。)
【0024】普通、ジアゾニウム塩の光分解波長はその
吸収極大波長であるといわれている。また、ジアゾニウ
ム塩の吸収極大波長は、その化学構造に応じて200n
m位から700nm位迄変化することが知られている
〔「感光性ジアゾニウム塩の光分解と化学構造」角田隆
弘、山岡亜夫著 日本写真学会誌29(4)197〜2
05頁(1965)〕。即ち、ジアゾニウム塩を光分解
性化合物として用いると、その化学構造に応じた特定の
波長の光で分解し、また、ジアゾニウム塩の化学構造を
変えれば、同じカップリング成分とカップリング反応し
た時の色素の色相も変化する。
【0025】本発明で用いることのできるジアゾスルホ
ネート化合物は多数のものが知られており、各々のジア
ゾニウム塩を亜硫酸塩で処理することにより得られる。
また、本発明で用いることのできるジアゾアミノ化合物
は、ジアゾ基をジシアンジアミド、サルコシン、メチル
タウリン、N−エチルアントラニックアシッド−5−ス
ルホニックアシッド、モノエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、グアニジン等でカップリングさせた化合物
である。これらのジアゾ化合物の詳細は、例えば特開平
2−136286号公報に記載されている。
【0026】ジアゾ化合物の光分解用の光源としては、
希望する波長の光を発する種々の光源を用いることがで
き、例えば種々の蛍光灯、キセノンランプ、キセノンフ
ラッシュランプ、各種圧力の水銀灯、写真用フラッシ
ュ、ストロボ等種々の光源を用いることができる。ま
た、光定着ゾーンをコンパクトにするため、光源部と露
光部とを光ファイバーを用いて分離してもよい。
【0027】本発明に用いられるジアゾ化合物とカップ
リングして色素を形成するカップリング成分は、例え
ば、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリドの他、レ
ゾルシンを初めとし特開昭62−146678号公報に
記載されているものを挙げることができる。更にこれら
のカップリング成分を2種以上併用することによって任
意の色調の画像を得ることができる。従って、本発明は
単色の感熱記録材料に限定されるものではない。
【0028】これらのジアゾ化合物とカップリング成分
とのカップリング反応は塩基性雰囲気下で起こり易い
為、感熱層内に塩基性物質を添加してもよい。塩基性物
質としては、水難溶性又は水不溶性の塩基性物質や、加
熱によりアルカリを発生する物質が用いられる。それら
の例としては無機及び有機アンモニウム塩、有機アミ
ン、アミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体、チアゾー
ル類、ビロール類、ピリミジン類、ピペラジン類、グア
ニジン類、インドール類、イミダゾール類、イミダゾリ
ン類、トリアゾール類、モルホリン類、ピペリジン類、
アミジン類、ファルムアジン類、ピリジン類等の含窒素
化合物が挙げられる。これらの具体例は、例えば、特開
昭61−291183号公報に記載されている。尚、塩
基性物質は2種以上併用してもよい。
【0029】電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物
の組合せにおける電子供与染料前駆体は特に限定される
ものではないが、エレクトロンを供与して、或いは酸等
のプロトンを受容して発色する性質を有するものであっ
て、通常略無色でラクトン、ラクタム、サルトン、スピ
ロピラン、エステル、アミド等の部分骨格を有し、顕色
剤である電子受容性化合物と接触してこららの部分骨格
が開環若しくは開裂する化合物が用いられる。
【0030】具体的には、クリスタルバイオレットラク
トン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、マラカイトグ
リーンラクトン、ローダミンBラクタム、1、3、3−
トリメチル−6’−エチル−8’−ブトキシインドリノ
ベンゾスピロピラン等がある。これらの発色剤に対する
電子受容性化合物としては、フェノール化合物、有機リ
ン酸化合物、脂肪酸カルボン酸化合物等の酸性物質を用
いることができる。
【0031】本発明において、電子受容性化合物として
は、特に下記の一般式(6)〜(9)に示される化合物
が好適である。
【化7】 Ar:アリール基、 X:水素原子、アルキル基、アルコキシ基、又はハロゲ
ン原子 m:1〜4の整数 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子
【化8】 1 ,X2 :水素原子、アルキル基、アラルキル基、ア
リール基、又はハロゲン原子 R:アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリー
ル基 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子
【化9】 1 :水素原子、アルキル基、又はアリール基 R2 :アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ルキルアミノ基、アルキルオキシ基、アリールオキシ
基、アリールアミノ基 X: 酸素原子、又は硫黄原子 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子
【化10】 1 :水素原子、アルキル基、又はアリール基 R2 :アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ルキルアミノ基、アルキルオキシ基、アリールオキシ
基、アリールアミノ基 X: 酸素原子、又は硫黄原子 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子
【0032】また、フェノール化合物の具体例として
は、p−(ドデシルチオ)フェノール、p−(テトラデ
ジルチオ)フェノール、p−(ヘキサデシルチオ)フェ
ノール、p−(オクタデシルチオ)フェノール、p−
(エイコシルチオ)フェノール、p−(ドコシルチオ)
フェノール、p−(テトラコシルチオ)フェノール、p
−(ドデシルオキシ)フェノール、p−(テトラデシル
オキシ)フェノール、p−(ヘキサデシルオキシ)フェ
ノール、p−(オクタデシルオキシ)フェノール、p−
(エイコシルオキシ)フェノール、p−(ドコシルオキ
シ)フェノール、p−(テトラコシルオキシ)フェノー
ル、p−ドデシルカルバモイルフェノール、p−テトラ
デシルカルバモイルフェノール、p−ヘキサデシルカル
バモイルフェノール、p−オクタデシルカルバモイルフ
ェノール、p−エイコシルカルバモイルフェノール、p
−ドコシルカルバモイルフェール、p−テトラコシルカ
ルバモイルフェノール、没食子酸ヘキサデシルエステ
ル、没食子酸オクタデシルエステル、没食子酸エイコシ
ルエステル、没食子酸ドコシルエステル、没食子酸テト
ラコシルエステル等が挙げられる。
【0033】有機リン酸化合物の具体例としては、ドデ
シルホスホン酸、テトラドデシルホスホン酸、ヘキサデ
シルホスホン酸、オクタデシルホソホン酸、エイコシル
ホスホン酸、ドコシルホスホン酸テトラコシルホスホン
酸、ヘキシコシルホスホン酸、オクタコシルホスホン酸
等が挙げられる。
【0034】脂肪酸カルボン酸化合物としては、α−ヒ
ドロキシデカン酸、α−ヒドロキシテトラデカン酸、α
−ヒドロキシヘキサデカン酸、α−ヒドロキシオクタデ
カン酸、α−ヒドロキシペンタデカン酸、α−ヒドロキ
シエイコサン酸、α−ヒドロキシドコサン酸、α−ヒド
ロキシテトラコサン酸、α−ヒドロキシヘキサコサン
酸、α−ヒドロキシオクタコサン酸、2−ブロモヘキサ
デカン酸、2−ブロモヘプタデカン酸、2−ブロモオク
タデカン酸、2−ブロモエイコサン酸、2−ブロモテト
コラサン酸、3−ブロモオクタデカン酸、3−ブロモエ
イコサン酸、2,3−ジブロモオクタデカン酸、2−フ
ルオロドデカン酸、2−フルオロテトラデカン酸、2−
フルオロヘキサデカン酸、2−フルオロオクタデカン
酸、2−フルオロエイコサン酸、2−フルオロドコサン
酸、2−ヨードオクタデカン酸、3−ヨードヘキサデカ
ン酸、3−ヨードオクタデカン酸、パーフルオロオクタ
デカン酸、2−オキソドデカン酸、2−オキソテトラデ
カン酸、2−オキソヘキサデカン酸、2−オキソオクタ
デカン酸、2−オキソエイコサン酸、2−オキソテトラ
コサン酸、3−オキソドデカン酸、3−オキソテトラド
デカン酸、3−オキソヘキサデカン酸、3−オキソオク
タデカン酸、3−オキソエイコサン酸、3−オキンテト
ラコサン酸、4−オキソヘキサデカン酸、4−オキソオ
クタデカン酸、4−オキソドコサン酸、ドデシルリンゴ
酸、テトラデシルリンゴ酸、ヘキサデシルリンゴ酸、オ
クタデシルリンゴ酸、エイコデシルリンゴ酸、ドコシル
リンゴ酸、テトラコシルリンゴ酸、ドデシルチオリンゴ
酸、テトラデシルチオリンゴ酸、へキサデシルチオリン
ゴ酸、オクタデシルチオリンゴ酸、エイコシルチオリン
ゴ酸、ドコシルチオリンゴ酸、テトラコシルチオリンゴ
酸、ドデシルジチオリンゴ酸、テトラデシルジオリンゴ
酸、ヘキサデシルジオリンゴ酸、オクタデシルジチオリ
ンゴ酸、エイコシルジオリンゴ酸、ドコシルジオリンゴ
酸、テトラコシルジオリンゴ酸、ドデシルブタン二酸、
トリデシルブタン二酸、テトラデシルブタン二酸、ペン
タデシルブタン二酸、オクタデシルブタン二酸、エイコ
シルブタン二酸、ドコシルブタン二酸、2,3−ジヘキ
サデシルブタン二酸、2,3−ジオクタデシルブタン二
酸、2−メチル−3−ドデシルブタン二酸、2−メチル
−3−テトラデシルブタン二酸、2−メチル−3−ヘキ
サデシルブタン二酸、2−エチル−3−ドデシルブタン
二酸、2−プロピル−3−デシルブタン二酸、2−オク
チル−3−ヘキサデシルブタン二酸、2−テトラデシル
−3−オクタデシル二酸、ドデシルマロン酸、テトラデ
シルマロン酸、ヘキサデシルマロン酸、オクタデシルマ
ロン酸、エイコシルマロン酸、ドコシルマロン酸、テト
ラコシルマロン酸、ジドデシルマロン酸、ジテトラデシ
ルマロン酸、ジヘキサデシルマロン酸、ジオクタデシル
マロン酸、ジエイコシルマロン酸、ジドコシルマロン
酸、メチルオクタデシルマロン酸、メチルエイコシルマ
ロン酸、メチルドコシルマロン酸、メチルテトラコシル
マロン酸、エチルオクタデシルマロン酸、エチルエイコ
シルマロン酸、エチルドコシルマロン酸、エチルテトラ
コシマロン酸、2−ドデシル−ペンタン二酸、2−ヘキ
サデシル−ペンタン二酸、2−オクタデシル−ペンタン
二酸、2−エイコシル−ペンタン二酸、2−ドコシル−
ペンタン二酸、2−ドデシル−ヘキサン二酸、2−ペン
タデシル−ヘキサン二酸、2−オクタデシル−ヘキサン
二酸、2−エイコシル−ヘキサン二酸、2−ドコシル−
ヘキサン二酸等が挙げられる。
【0035】尚、これら電子供与性染料前駆体と電子受
容性化合物の組合せを用いた場合には消色と発色とを可
逆的に繰り返し行うことのできる感熱記録材料とするこ
とも可能である(特開平5−124360号公報)。更
に、ジー及びトリアリールメタン染料前駆体(チオラク
トン)と有機銀塩との組合せも良好である(特開昭63
−501941号公報)。
【0036】有機金属塩と還元剤との組合せにおける有
機金属塩としては、具体的には、ラウリン酸銀、ミリス
チン酢酸、パルミチン酢銀、ステアリン酸銀、アラキン
酢銀及びベヘン酢銀のような長鎖脂肪族カルボン酸の銀
塩、ベンソトリアゾール銀塩、ベンズイミダゾール銀
塩、カルバゾール銀塩及びフタラジノン銀塩のようなイ
ミノ基を有する有機化合物の銀塩、s−アルキルチオグ
リコーレートのような硫黄含有化合物の銀塩、安息香酸
銀及びフタル酢銀のような芳香族カルボン酸の銀塩、エ
タンスルホン酸銀のようなスルホン酸の銀塩、o−トル
エンスルフィン酸銀のようなスルフィン酸の銀塩、フェ
ニルリン酸銀のようなリン酸の銀塩、バルビツール酸
銀、サッカリン酸銀、サリチルアルドキシムの銀塩及び
これらの任意の混合物がある。これらの化合物の中、長
鎖脂肪族カルボン酸銀塩が好ましく、特にベヘン酸銀が
好ましい。また、ベヘン酸を、ベヘン酸銀と共に使用し
ても良い。
【0037】本発明で使用することのできる還元剤は、
特開昭53−1020号公報第227頁左下欄第14行
目〜第229頁右上欄第11行目の記載に基づいて適宜
使用することができるが、特に、モノ、ビス、トリス又
はテトラキスフェノール類、モノ又はビスナフトール
類、ジ又はポリヒドロキシナフタレン類、ジ又はポリヒ
ドロキシベンゼン類、ヒドロキシモノエーテル類、アス
コルビン酸類、3−ピラゾリドン類、ピラゾリン類、ピ
ラゾロン類、還元性糖類、フェニレンジアミン類、ヒド
ロキシルアミン類、レダクトン類、ヒドロオキサミン
類、ヒドラジド類、アミドオキシム類、N−ヒドロキシ
尿素類等を使用することが好ましい。これらの化合物の
内、特に好ましいものは、ポリフェノール類、スルホン
アミデフェノール類及びナフトール類等の芳香族有機還
元剤である。
【0038】発色成分は、通常、それぞれ別々に、一般
的にはアセトアセチル変性ポリビニルアルコール等の水
溶性高分子水溶液と共に、ボールミル、サンドミル等に
より数ミクロン以下にまでに分散される。これらの分散
液は分散後混合され、さらに必要に応じて吸油性顔料、
バインダー、ワックス、金属石鹸、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、界面活性剤、帯電防止剤、消泡剤、導電剤、蛍
光染料、着色染料等を加えて感熱発色層塗液とする。得
られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を有する上質紙、
合成紙、プラスチックフィルム等に塗布乾燥された後、
キャレンダー処理により平滑性を付与し、目的の感熱記
録材料となる。この際、JIS−8119で規定される
平滑度が500秒以上、特に、800秒以上の支持体を
用いるのがドット再現性の点から特に好ましい。平滑度
が500秒以上の支持体を得るには、(1)合成紙やプ
ラスチックフィルムのような平滑度の高いものを使用す
る、(2)支持体上に顔料を主成分とする下塗り層を設
ける、(3)スーパーキャレンダー等を使用し支持体の
平滑度を高くする等の手段がある。
【0039】また、本発明の感熱記録材料は、熱応答性
を向上させるために、熱可融性物質(以下、増感剤と呼
称)を記録材料を構成する任意の層中に含有してもよ
い。増感剤の例を挙げると、p−ベンジルオキシ安息香
酸ベンジル、β−ナフチル−ベンジルエーテル、ステア
リン酸アミド、ステアリル尿素、p−ベンジルビフェニ
ル、ジ(2−メチルフェノキシ)エタン、ジ(2−メト
キシフェノキシ)エタン、β−ナフトール−(p−メチ
ルベンジル)エーテル、α−ナフチル−ベンジルエーテ
ル、1,4−ブタンジオール−p−メチルフェニルエー
テル、1,4−ブタンジオール−p−イソプロピルフェ
ニルエーテル、1,4−ブタンジオール−p−ターシャ
リーオクチルフェニルエーテル、1−フェノキシ−2−
(4−エチルフェノキシ)エタン、1−フェノキシ−2
−(4−クロルフェノキシ)エタン、1,4−ブタンジ
オールフェニルエーテル、ジエチレングリコール−ビス
−(4−メトキシフェニル)エーテル、4−エトキシフ
ェニル−p−クロルベンジルエーテル、1(4−メトキ
シ−フェノキシ)−2−フェノキシ−プロパン、1,3
−ビス−(4−メトキシフェノキシ)プロパン、3−メ
チル−4−クロルフェニル−p−メトキシベンジルエー
テル、3,5−ジメチル−4−クロルフェニル−p−メ
トキシベンジルエーテル、4−クロルフェニル−p−メ
トキシベンジルエーテル、1−フェノキシ−2(4−メ
トキシ−フェノキシ)−プロパン、シュウ酸ジベンジル
エステル、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)エステル
等が挙げられる。これらの増感剤は、単独あるいは混合
して用いられる。十分な熱応答性を得るためには、増感
剤は、発色成分のいずれか、または両方に加え同時に分
散するか、予め発色成分との熱共融物を作成した後冷却
し、これを分散しても良い。
【0040】金属石鹸としては、高級脂肪酸金属塩、ス
テアリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸アルミニウムが用いられる。
【0041】ワックスの例としては、モンタンワック
ス、パラフィンワックス、カルナバワックス、マイクロ
クリスタリンワックス、ポリエチレンワックス等が挙げ
られる。さらに必要に応じて記録材料の支持体の発色層
とは反対の面にバックコート層を設けても良い。バック
コート層は記録材料のバックコート層として公知のもの
であれば、いずれのものでも使用することができるが、
このバックコート層に上記したアセトアセチル変性ポリ
ビニルアルコールと硬膜剤を含有させれば、耐水性等の
効果がより向上する。
【0042】以下、実施例を示し本発明を具体的に説明
するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもので
はない。文中で使用する濃度は重量%である。
【0043】〔実施例1〕電子供与性無色染料として、
2−アニリノ−3−メチル−6−N−n−プロピルアミ
ノフルオラン、電子受容性化合物として、4−β−p−
メトキシフェノキシエトキシサリチル酸亜鉛、増感剤と
して、2−ベンジルオキシナフタレン、各々20gを1
00gの2.5%ポリビニルアルコール(クラレPVA
−105)水溶液と共に一昼夜ボールミルで分散し、平
均粒径1.5μm以下にし、各々の分散液(電子供与性
無色染料分散液、電子受容性化合物分散液、増感剤分散
液)を得た。
【0044】また、非晶質シリカ(水沢化学ミズカシル
P−527)40g、水酸化アルミニウム(昭和電工ハ
イジライトH−42)40gをヘキサメタリン酸ソーダ
0.5%水溶液160gと共にホモジナイザーで分散
し、顔料分散液を得た。
【0045】以上のようにして作成した各分散液を電子
供与性無色染料分散液5g、電子受容性化合物分散液を
10g、増感剤分散液を10g、顔料分散液を8gの割
合で混合し、さらに31.5%ステアリン酸亜鉛エマル
ジョン2g、5%アセトアセチル変性ポリビニルアルコ
ール(日本合成化学ゴーセファイマーZ−200)水溶
液15g、50%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−
1,4−ジオキサジン水溶液1.5gを添加して感熱塗
液を得た。この感熱塗液を下記のように調整した下塗り
紙上に、ワイヤーバーを用いて塗布層の乾燥重量が5g
/m2 になるように塗布し、塗布後直ちに100℃の熱
風を3秒あて、その後50℃で1分間乾燥して感熱記録
紙を得た。
【0046】(下塗り紙の調製)焼成カオリン(Ans
ilex90,エンゲルハルト社)80gをヘキサメタ
リン酸ソーダ0.5%溶液160gと共にホモジナイザ
ーで分散し、この分散液に10%ポリビニルアルコール
(クラレPVA−105)水溶液100gを添加して下
塗り層塗液を得た。この下塗り層塗液を坪量50g/m
2 の上質紙にワイヤーバーを用いて下塗り層の乾燥重量
が7.0g/m2 になるよう塗布し、50℃で1分間乾
燥して下塗り紙を得た。このようにして得られた下塗り
紙をキャレンダーで表面処理し、平滑度がベック平滑度
として300±100秒になるよう調整し、下塗り紙を
得た。
【0047】〔実施例2〕実施例1の調製において、電
子受容性化合物として、4−β−p−メトキシフェノキ
シエトキシサリチル酸亜鉛20gを使用する代わりに、
4−β−p−メトキシフェノキシエトキシサリチル酸亜
鉛を10g、1,4−ビス−(4’−ヒドロキシクミ
ル)ベンゼン10gを添加し感熱塗液を調製した以外は
同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0048】〔実施例3〜6〕実施例2の調製におい
て、2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−1,4−ジオ
キサジンを使用する代わりに、各々2,3−ジヒドロキ
シ−1,4−ジオキサジン(実施例3)、2,3−ジヒ
ドロキシ−5,6−ジメチル−1,4−ジオキサジン
(実施例4)、2,3−ジヒドロキシ−2,5,6−ト
リスメチル−1,4−ジオキサジン(実施例5)、2,
3−ジヒドロキシ−2−メチル−1,4−ジオキサジン
(実施例6)を使用して感熱塗液を調製した以外は同様
の方法により感熱記録紙を得た。
【0049】〔実施例7〜10〕実施例2の調製におい
て、50%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−1,4
−ジオキサジン水溶液1.5gを添加する代わりに各々
3g(実施例7)、2g(実施例8)、0.7g(実施
例9)、0.4g(実施例10)を添加し感熱塗液を調
製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0050】〔実施例11〕実施例2の調製において、
電子供与性無色染料、電子受容性化合物、増感剤各々の
分散バインダー2.5%ポリビニルアルコール水溶液を
使用する代わりに、2.5%アセトアセチル変性ポリビ
ニルアルコール(日本合成化学ゴーセファイマーZ−2
10)水溶液を使用して感熱塗液を調製した以外は同様
の方法により感熱記録紙を得た。
【0051】〔実施例12〜14〕実施例11の調製に
おいて、50%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−
1,4−ジオキサジン水溶液1.5gを添加する代わり
に各々0.4g(実施例12)、0.1g(実施例1
3)、0.05g(実施例14)を添加し感熱塗液を調
製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0052】〔実施例15,16〕実施例2の調製にお
いて、50%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−1,
4−ジオキサジン水溶液1.5gを使用する代わりに、
40%グリオキザール水溶液0.75g(実施例1
5)、3.5g(実施例16)を使用して感熱塗液を調
製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0053】〔実施例17〕実施例2の調製において、
非晶質シリカ(水沢化学ミズカシルP−527)を使用
する代わりに、非晶質シリカカルシウム(水沢化学ミズ
カシルP−832)を使用して感熱塗液を調製した以外
は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0054】〔実施例18〕実施例11の調製におい
て、非晶質シリカ(水沢化学ミズカシルP−527)4
0g、水酸化アルミニウム(昭和電工ハイジライトH−
42)40gを使用する代わりに、各々非晶質シリカ
(水沢化学ミズカシルP−527)72g、水酸化アル
ミニウム8gを使用して感熱塗液を調製した以外は同様
の方法により感熱記録紙を得た。
【0055】〔実施例19〕実施例11の調製におい
て、非晶質シリカ(水沢化学ミズカシルP−527)4
0g、水酸化アルミニウム(昭和電工ハイジライトH−
42)40gを使用する代わりに、各々非晶質シリカ
(水沢化学ミズカシルP−527)24g、水酸化アル
ミニウム56gを使用して感熱塗液を調製した以外は同
様の方法により感熱記録紙を得た。
【0056】〔実施例20〜22〕実施例1の調製にお
いて、4−β−p−メトキシフェノキシエトキシサリチ
ル酸亜鉛を使用する代わりに、各々4−n−オクチルオ
キシカルボニルアミノサリチル酸亜鉛(実施例20)、
N−ベンゾイルアントラニル酸亜鉛(実施例21)、N
−(フェニルアセチル)アントラニル酸亜鉛(実施例2
2)を使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法に
より感熱記録紙を得た。
【0057】〔実施例23〕実施例19の調製におい
て、4−β−p−メトキシフェノキシエトキシサリチル
酸亜鉛を使用する代わりに、ビスフェノールAを使用し
て感熱塗液を調製した以外は同様の方法により感熱記録
紙を得た。
【0058】〔比較例1〕実施例2の調製において、5
0%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−1,4−ジオ
キサジン水溶液1.5gを添加しないで感熱塗液を調製
した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0059】〔比較例2〕実施例2の調製において、ア
セトアセチル変成ポリビニルアルコール(日本合成化学
ゴーセファイマーZ−200)の代わりに、ポリビニル
アルコール(クラレPVA−117)を使用して感熱塗
液を調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得
た。
【0060】〔比較例3〕実施例2の調製において、5
0%2,3−ジヒドロキシ−5−メチル−1,4−ジオ
キサジン水溶液1.5gを使用する代わりに、40%グ
リオキザール水溶液0.2gを使用して感熱塗液を調製
した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0061】〔比較例4〕実施例11の調製において、
非晶質シリカ(水沢化学ミズカシルP−527)40
g、水酸化アルミニウム(昭和電工ハイジライトH−4
2)40gを使用する代わりに、非晶質シリカ(水沢化
学ミズカシルP−527)80gを使用して感熱塗液を
調製した以外は同様の方法により感熱記録紙を得た。
【0062】〔比較例5〕実施例11の調製において、
非晶質シリカ(水沢化学ミズカシルP−527)40
g、水酸化アルミニウム(昭和電工ハイジライトH−4
2)40gを使用する代わりに、水酸化アルミニウム8
0gを使用して感熱塗液を調製した以外は同様の方法に
より感熱記録紙を得た。
【0063】〔評価方法〕 耐水性(ブロッキング) CanonHT−950にて印字した記録面上に水1m
lを滴下し、記録面と記録面が密着するよう折り曲げ、
50gの錘をのせ、24時間後自然乾燥したサンプルを
剥がしその状態を目視評価した。 ◎:記録面と記録面がくっついておらず、記録面は全く
剥がれていない。 ○:記録面と記録面がくっついているが、記録面は剥が
れていない。 △:記録面が少し剥がれているが、実用上問題ないレベ
ル。 ×:記録面が剥がれ、実用上問題あり。
【0064】耐水性(擦り) CanonHT−950にて印字した記録面上に水1m
lを滴下し、1時間後に指で5回擦ったあとの状態を目
視評価をした。 ○:記録面の剥がれがほとんどない。 △:記録面の剥がれが少しある。 ×:記録面が剥がれている。
【0065】塗膜強度(印刷適性) 明製作所製RI印刷機(使用インキ:東華色素社製、T
=15、インキ量0.5g)を用いて印刷し、記録面の
剥がれ状態の目視評価をした。 ◎:記録面が全く剥がれていない。 ○:記録面が少し剥がれるが、良好。 △:記録面が少し剥がれるが、実用上問題ないレベル。 ×:記録面が剥がれ、実用上問題あり。
【0066】ヘッド汚れ ハンディターミナルCanonHT−9000、HT−
950、NEC HS−40、FUJITSU Par
ty V++機にて6m連続走行し、ヘッド汚れによる印
字部のかすれの状態を目視評価した。また、連続走行
後、アルコールをしみ込ませたPPC用紙を通し、ヘッ
ド汚れの付着の状態を目視評価した。 ○:印字部のかすれがなく、ヘッド汚れがほとんどな
い。 △:印字部のかすれがなく、ヘッド汚れが少しある。 ×:印字部のかすれが少しあり、ヘッド汚れが少しあ
る。
【0067】塩ビ適性(耐可塑剤性) 京セラ製印字試験機で印字したサンプルをマクベス濃度
計で記録濃度を測定した(D1)後、23℃/65%R
Hにて信越製ポリマーラップと3日間接触させた、再度
記録濃度を測定した(D2)。又、下記式より残存率
(%)を求めた。記録濃度残存率(%)=処理後の記録濃度
(D2)/ 処理前の記録濃度1.1(D1) ×100
【0068】測定結果を表1に示す。
【表1】
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、耐水性が
高く、ブロッキングや擦り等による剥がれがほとんど生
じることがなく、塗膜強度が高く、ヘッド汚れを生じる
ことなく、かつ、耐可塑剤性が高いので印字した記録紙
が水や可塑剤に触れてその印字濃度が低下することがな
い。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に実質的に無色の発色成分A
    と、該発色成分Aと反応して発色する実質的に無色の発
    色成分Bとを含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料
    において、該感熱発色層にバインダーとしてアセトアセ
    チル変性ポリビニルアルコールを、硬膜剤として下記式
    (1)〜(5)で示される化合物のうち少なくとも1種
    を含有することを特徴とする感熱記録材料。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記式(1)〜(5)で示される化合物
    が、アセトアセチル変性ポリビニルアルコールに対して
    0.1重量%以上200重量%以下含有されていること
    を特徴とする請求項1に記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 支持体上に実質的に無色の発色成分A
    と、該発色成分Aと反応して発色する実質的に無色の発
    色成分Bとを含有する感熱発色層を設けた感熱記録材料
    において、該感熱発色層にバインダーとしてアセトアセ
    チル変性ポリビニルアルコールを、硬膜剤としてアルデ
    ヒド系化合物を含有し、かつ該アルデヒド系化合物がア
    セトアセチル変性ポリビニルアルコールに対して40重
    量%以上200重量%以下であることを特徴とする感熱
    記録材料。
  4. 【請求項4】 前記感熱発色層中に、更に顔料として非
    晶質シリカ又は非晶質シリカカルシウム及び水酸化アル
    ミニウムを含有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の感熱記録材料。
  5. 【請求項5】 前記非晶質シリカ又は非晶質シリカカル
    シウムと水酸化アルミニウムとの重量比が、3:7〜
    9:1であることを特徴とする請求項4に記載の感熱記
    録材料。
  6. 【請求項6】 前記発色成分Aが電子供与性無色染料で
    あり、発色成分Bが電子受容性化合物である請求項1乃
    至請求項5に記載の感熱記録材料。
  7. 【請求項7】 前記電子受容性化合物が、下記一般式
    (6)〜(9)で示される化合物である請求項6に記載
    の感熱記録材料。 【化2】 Ar:アリール基、 X:水素原子、アルキル基、アルコキシ基、又はハロゲ
    ン原子 m:1〜4の整数 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子 【化3】 1 ,X2 :水素原子、アルキル基、アラルキル基、ア
    リール基、又はハロゲン原子 R:アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリー
    ル基 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子 【化4】 1 :水素原子、アルキル基、又はアリール基 R2 :アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
    ルキルアミノ基、アルキルオキシ基、アリールオキシ
    基、アリールアミノ基 X: 酸素原子、又は硫黄原子 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子 【化5】 1 :水素原子、アルキル基、又はアリール基 R2 :アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
    ルキルアミノ基、アルキルオキシ基、アリールオキシ
    基、アリールアミノ基 X: 酸素原子、又は硫黄原子 n:1〜3の整数 M:n価の金属原子
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