JPH10151700A - 樹脂フィルム積層金属板の製造方法 - Google Patents

樹脂フィルム積層金属板の製造方法

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JPH10151700A
JPH10151700A JP8312080A JP31208096A JPH10151700A JP H10151700 A JPH10151700 A JP H10151700A JP 8312080 A JP8312080 A JP 8312080A JP 31208096 A JP31208096 A JP 31208096A JP H10151700 A JPH10151700 A JP H10151700A
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JP
Japan
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resin film
roll
pressure bonding
pressure
clear resin
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JP8312080A
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English (en)
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Hidefumi Kikuchi
英文 菊池
Koichi Nishizawa
晃一 西沢
Tsuyoshi Ito
強 伊藤
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • B32B2309/00Parameters for the laminating or treatment process; Apparatus details
    • B32B2309/06Angles
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明方法は、耐食性に優れた樹脂フィルム
積層金属板の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧着ロール入側で樹脂フィルムの圧着ロ
ール接触長さを調整しつつ、金属板表面へ熱圧着する樹
脂フィルム積層金属板の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明方法は、樹脂フィルム
積層金属板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂フィルム積層金属板として上層を結
晶飽和樹脂とし、下層を無定形樹脂の二層構造とするこ
とが特公昭60−47103号公報に開示されている。
また、このような樹脂フィルム積層金属板の製造方法と
しては、図3に示すごとく加熱金属帯(板)1を圧着ロ
ール2、2a間へ導くと同時に、金属帯1表裏面の圧着
ロール2、2a間へ予熱樹脂フィルム3、3aを導入し
て、金属帯1表裏面へ樹脂フィルム3、3aを熱圧着す
るとともに、圧着部で圧着ロール2、2aにより積層樹
脂フィルム3、3aを冷却し、圧着ロール2、2a通過
後の樹脂フィルム積層金属帯1aを冷却水4中へ浸漬通
過することによって、樹脂フィルム3、3a上層の溶融
化を防止して耐食性を向上し、下層を溶融化して金属帯
1への密着性を高める樹脂フィルム積層金属板1aを製
造することが知られている。
【0003】上記のごとく、加熱金属帯1に予熱樹脂フ
ィルム3、3aを圧着することにより、加熱金属帯1の
顕熱によって樹脂フィルム3、3aの下層が溶融化さ
れ、金属帯1への密着性を向上するが、金属帯1の顕熱
により樹脂フィルム3、3aの上層まで溶融化される
と、樹脂フィルム3、3aの耐食性が劣化し、例えば2
ピース缶の缶用素材に適用すると、内容物に対する耐食
性が劣化することになる。特に、生産性を向上するため
に高速通板すると、圧着ロール2、2aと樹脂フィルム
3、3a積層金属板1aの接触時間が短くなり十分な冷
却ができず、冷却水4中へ移動する間に金属板1に積層
した樹脂フィルム3、3aが金属板1の顕熱により、上
層まで溶融化されることになり、耐食性等を著しく劣化
する等の課題がある。本発明方法は、このような課題を
有利に解決するためなされたものであり、圧着ロール入
側で樹脂フィルムの圧着ロール接触長さを制御して、樹
脂フィルムの温度を調整することによって、確実に樹脂
フィルム上層への溶融化を防止することを提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明方法の特徴とする
ところは、圧着ロール入側で樹脂フィルムの圧着ロール
接触長さを調整しつつ、金属板表面へ熱圧着することを
特徴とする樹脂フィルム積層金属板の製造方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】上記のごとき本発明方法は、図1
に示すように樹脂フィルム3、3a積層金属板1aを2
ピース缶の缶用素材に適用する場合は、金属帯1(板)
の片面にクリア樹脂フィルム3、他面にホワイト樹脂フ
ィルム3aを圧着ロール2、2aの入側に加熱金属帯1
とともに導き、圧着ロール2、2aで圧着積層するもの
である。このようにして樹脂フィルム積層金属板1aと
した後、クリア樹脂フィルム3側を缶内面、ホワイト樹
脂フィルム3a側を缶外面になるように製缶し、缶外面
は耐デント性を確保し、かつ、美麗な印刷ができるよう
にする。一方缶内面は、耐食性を重視して缶内容物の保
護を確実にして、缶としての機能を十分発揮させるもの
である。このように樹脂フィルム3、3aを金属帯1に
積層する場合は、耐食性を重視するクリア樹脂フィルム
3の圧着ロール2入側で、圧接ロール5をクリア樹脂フ
ィルム3上面から圧着ロール2に押し付け、この圧接ロ
ール5を圧着ロール2胴周方向へ移動させクリア樹脂フ
ィルム3の圧着ロール2接触長Aを調整する。図中7
は、圧着ロール2を冷却する冷却水噴射ノズルである。
【0006】しかして、クリア樹脂フィルム3の圧着ロ
ール2接触長Aを調整することによって接触長Aを長く
すると、圧着ロール2で加熱金属帯1に圧着する前に、
予めクリア樹脂フィルム3を冷却することができる。従
って、高速通板時の圧着ロール2、2aによる金属帯1
への圧着部6での積層クリア樹脂フィルム3の冷却時間
(通過時間)が短くなり、圧着ロール2で十分冷却され
ず圧着ロール2、2a出側から冷却水4中へ移動する間
の金属帯1顕熱によるクリア樹脂フィルム3の上層まで
の溶融化を確実に防止して耐食性を向上することができ
るものである。即ち、高速通板時には、クリア樹脂フィ
ルム3を圧着ロール2の入側で、予め冷却してクリア樹
脂フィルム3の圧着ロール2での圧着積層時の短時間冷
却を補う冷却を施すことによって、圧着ロール2出側か
ら冷却水4への移動中の金属帯1a顕熱によるクリア樹
脂フィルム3の上層までの溶融化を確実に防止するもの
である。しかして、通板速度、金属帯加熱温度、クリア
樹脂フィルム予熱温度等によってクリア樹脂フィルム3
の圧着ロール2接触長Aを調整し、クリア樹脂フィルム
3の上層までの溶融化を防止するもものである。このよ
うに圧着ロール2入側で、クリア樹脂フィルム3を圧接
ロール5で圧接部6よりも高い面圧で圧着することによ
り、クリア樹脂フィルム3の随伴空気の巻き込みがほと
んどなくなり、積層クリア樹脂フィルム3内での気泡発
生を防止することができ、この点からも密着性及び耐食
性を向上することができる。
【0007】低速通板時には、上記圧着ロール2、2a
による金属帯1への圧着部6での接触通過時間(冷却時
間)が高速通板時に比べ長くなり、それだけクリア樹脂
フィルム3が十分冷却されることになることから、クリ
ア樹脂フィルム3の圧着ロール2接触長Aを長くとらな
くとも、金属帯1への圧着時の圧着ロール2、2a圧着
部6での接触時間が長くなり、クリア樹脂フィルム3の
出側から冷却水4中へ移動浸漬するまでの間で、金属帯
1顕熱よるクリア樹脂フィルム3の加熱で上層まで溶融
化されることはほとんどない。
【0008】上記のごとき、クリア樹脂フィルムの圧着
ロール入側での接触長さは、通板速度200〜300m
/分の高速時に300/400mmとることにより、一
般に用いられている樹脂(ポリエステル系等の熱可塑性
樹脂)フィルム厚10〜30μm、圧着ロール径500
〜800mm、金属帯板厚0.15〜0.30mm、金
属帯加熱温度210〜300℃、樹脂予熱温度100〜
200℃で金属帯へ熱圧着する場合には、確実にクリア
樹脂フィルムの上層までの溶融化を防止することができ
る。
【0009】次に、上記のごとくクリア樹脂フィルムの
圧着ロール入側での接触長さを自動調整する一例をあげ
ると、図2に示すように溶融化測定器8(X線回折装置
等)により、冷却水中を浸漬通過後の樹脂フィルム積層
金属帯のクリア樹脂フィルムの溶融化度を測定し、その
結果を演算器9へ導き、この演算器9に予め最適溶融化
度範囲(クリア樹脂フィルム下層溶融化比率の範囲)を
設定しておき、現在の溶融化度を比較して、クリア樹脂
フィルムの圧着ロール接触長を常時最適溶融化度の範囲
になるごとく、前記のように圧接ロールを圧着ロール胴
周方向移動指示して、クリア樹脂フィルムの圧着ロール
接触長を調整し、クリア樹脂フィルムの温度を制御しつ
つ樹脂フィルム積層金属帯を製造するものである。
【0010】
【実施例】
【表1】
【0011】
【表2】(表1の続き)
【0012】注1:金属板種類Aは、電解クロムめっき
鋼板。Bは、錫めっき鋼板。 注2:樹脂フィルムは、ポリエステル系樹脂を使用。 注3:圧着ロール樹脂接触長さは、クリア樹脂フィルム
の圧着ロール入側接触長さ。 注4:ロール出側と冷却水距離は、圧着ロール出側と冷
却水距離。 注5:缶内面発錆の有無は、ホワイト樹脂フィルム側を
外面、クリア樹脂フィルムを内面になるごとく、直径6
6mm、高さ125mmの缶を絞り−扱きにより、製缶
した缶を100℃熱水中へ3ヵ月浸漬後の缶内面発錆有
無を調査した。
【0013】
【発明の効果】本発明方法によれば、高速通板時に積層
樹脂フィルムの上層への溶融化を確実に防止して耐食性
を向上することができ、高品質を維持しつつ生産性を高
めることができる。また、圧着ロール入側で樹脂フィル
ムの圧着ロール接触長さを調整することによって、温度
制御を施し樹脂フィルムの上層への溶融化を防止するこ
とから、操業条件を変更することなく工業的に安定して
製造することができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一例を示す側面図である。
【図2】本発明方法の一例を示す側面図である。
【図3】従来の樹脂フィルム積層金属板の製造方法を示
す側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓之 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧着ロール入側で樹脂フィルムの圧着ロ
    ール接触長さを調整しつつ、金属板表面へ熱圧着するこ
    とを特徴とする樹脂フィルム積層金属板の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂フィルム圧着後の樹脂フィルム積層
    金属板の樹脂フィルム溶融化度の測定結果に基づき、圧
    着ロール入側で樹脂フィルムの圧着ロール接触長さを調
    整しつつ、金属板表面へ熱圧着することを特徴とする樹
    脂フィルム積層金属板の製造方法。
  3. 【請求項3】 クリア樹脂フィルムの圧着ロール接触長
    さを調整することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の樹脂フィルム積層金属板の製造方法。
JP8312080A 1996-11-22 1996-11-22 樹脂フィルム積層金属板の製造方法 Withdrawn JPH10151700A (ja)

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JP8312080A Withdrawn JPH10151700A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 樹脂フィルム積層金属板の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247366A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Nakamoto Pakkusu Kk サーマルラミネート装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010247366A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Nakamoto Pakkusu Kk サーマルラミネート装置

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Effective date: 20040203