JPH10151134A - 植毛器具 - Google Patents

植毛器具

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JPH10151134A
JPH10151134A JP9016704A JP1670497A JPH10151134A JP H10151134 A JPH10151134 A JP H10151134A JP 9016704 A JP9016704 A JP 9016704A JP 1670497 A JP1670497 A JP 1670497A JP H10151134 A JPH10151134 A JP H10151134A
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JP
Japan
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tissue
hair
flocking
flocked
transplanting
Prior art date
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JP9016704A
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English (en)
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Yokichi Nakayama
與吉 中山
Toyoji Kojima
東洋児 小島
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ENATSUKU KK
IKEN KOGYO KK
Original Assignee
ENATSUKU KK
IKEN KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH10151134A publication Critical patent/JPH10151134A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3468Trocars; Puncturing needles for implanting or removing devices, e.g. prostheses, implants, seeds, wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00743Type of operation; Specification of treatment sites
    • A61B2017/00747Dermatology
    • A61B2017/00752Hair removal or transplantation

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】植毛用組織の装着操作を毛根の損傷に懸念せず
行うことができ、植毛用組織の採取操作から植毛操作ま
でを容易に行える植毛器具を提供する。 【解決手段】先端に円筒状刃部2を備える植毛用組織採
取部材3と、先端に傾斜刃部4を備える植毛部材5と、
芯軸6と、該植毛用組織採取部材3、植毛部材5及び芯
軸6を同軸に収容する中空筒状の本体7とを備える。植
毛用組織採取部材3または植毛部材5のいずれか一方が
他方に内挿され、最内層に前記芯軸6が没入して挿通さ
れる。植毛用組織採取部材3または植毛部材5のいずれ
か一方を独立に他方の先端から出没させる進退操作部1
8と、芯軸6を前進させて植毛部材5の先端から突出さ
せる操作手段17とを備える。進退操作部18は、回動
自在の本体7の内壁に設けられたカム12と、植毛用組
織採取部材3または植毛部材5の一方を後端部側に付勢
してカム12に当接するスプリング11とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪の薄い部分や
負傷等により毛髪が失われた部分等に他の部分から採取
された毛根を含む皮膚組織を移植する植毛器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、頭部や眉毛等の毛髪の薄くなった
部分や負傷等により毛髪が失われた部分等に、後頭部等
のような毛髪が密生している部分から毛髪を移植するこ
とが行われており、植毛と呼ばれている。
【0003】前記植毛には、後頭部等の皮膚組織を1〜
4本程度の毛根を含むように切り分けて調製された植毛
用組織を用いる単一植毛法と、後頭部等から直径4mm
程度の円形に切り離された5〜10本の毛根を含む皮膚
組織を植毛用組織として用いる複数植毛法とがある。前
記複数植毛法は、短時間で広い範囲に植毛を行うことが
できるという利点がある反面、植毛した部分が生え際の
様に見えたり、植毛用組織の中央部に血液が流通しにく
いために植毛した毛根の生存率が低いという難点があ
る。このため、植毛した部分が自然に近く見え、植毛し
た毛根の生存率が高い単一植毛法が好まれている。
【0004】ところが、前記単一植毛法に用いられる前
記植毛用組織は、後頭部等の皮膚組織をメスを用いて幅
1cm、長さ3cm、深さ7mm程度の紡錘状に切り取
り、この皮膚組織をさらに1〜4本程度の毛根を含む肉
片に切り分けることにより調製されており、前記毛根は
植毛したときの活着可能な生存時間に制限があるので、
1000本の毛根を植毛用組織として調製するために、
4〜5人の高度に熟練したスタッフでも2〜3時間を要
するとの問題がある。
【0005】さらに、前記単一植毛法において、前記の
ように調製された植毛用組織を、ピンセットで把持して
注射針等により表皮に穿設された穴に押入するときに
は、ピンセットで把持されたときに毛根が損傷を受けて
その生存率が低くなりやすく、また注射針等により表皮
に穴を穿設すると出血により穿設された穴の位置が分か
りにくくなるという問題がある。そこで、前記単一植毛
法では、先端に円筒を斜めに切断した傾斜刃部を備える
植毛器具を用い、前記傾斜刃部の中空部に前記植毛用組
織を装着して、該傾斜刃部を直接表皮に穿刺することに
より、前記植毛用組織を植え込むことが好ましい。
【0006】前記傾斜刃部を備える植毛器具として、例
えば、先端に円筒を斜めに切断した傾斜刃部を中空の本
体の先端部に取着し、該傾斜刃部に芯軸を嵌挿して、該
芯軸の先端が該傾斜刃部の先端から所定の長さだけ突出
自在としたものが市販されている。このような植毛器具
によれば、前記植毛用組織が中空部に装着された傾斜刃
部を植毛しようとする位置に穿刺し、次いで、前記芯軸
を前進させて前記傾斜刃部先端から突出させることによ
り前記植毛用組織が前記傾斜刃部から押し出され、植毛
が行われる。
【0007】しかしながら、前記市販の植毛器具におい
ても、前記のように調製された植毛用組織は慎重に操作
しないと前記植毛用組織に含まれる毛根が損傷する虞れ
があり、前記傾斜刃部の中空部に装着するために煩雑な
操作を必要とするという不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、傾斜刃部に対する植毛用組織の装着操作
を毛根の損傷に懸念することなく行うことができ、植毛
用組織の採取操作から植毛操作までを容易に行うことが
できる植毛器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の植毛器具は、先端に円筒状刃部を備え、
該円筒状刃部により毛根を含む皮膚組織を切り取ると共
に、切り取られた皮膚組織を植毛用組織として該円筒状
刃部内に収容して採取する中空の植毛用組織採取部材
と、先端に円筒を斜めに切断した傾斜刃部を備え、該傾
斜刃部内に該植毛用組織を収容する中空の植毛部材と、
該植毛部材に出没自在に挿通され、該傾斜刃部を皮膚組
織に刺通したときに、先端が所定長さだけ該植毛部材の
先端から突出して該傾斜刃部内に収容された該植毛用組
織を押し出す芯軸と、該植毛用組織採取部材、植毛部材
及び芯軸を同軸に収容する中空筒状の本体とを備える植
毛器具であって、前記植毛用組織採取部材または植毛部
材のいずれか一方が他方に内挿され、最内層に前記芯軸
が挿通されていて、前記植毛用組織採取部材または植毛
部材のいずれか一方を独立に他方の先端から出没させる
進退操作部と、該芯軸の後端部に設けられ該芯軸を前進
させて該植毛部材の先端から突出させる操作手段とを備
えることを特徴とする。
【0010】本発明の植毛器具によれば、前記植毛用組
織採取部材、植毛部材及び芯軸の三者が、中空筒状の本
体に同軸に収容されており、前記植毛用組織採取部材ま
たは植毛部材のいずれか一方が他方に内挿され、最内層
に前記芯軸が挿通されている。ここで、前記植毛用組織
採取部材または植毛部材は、いずれか一方が最初から他
方の先端から突出した状態となっていてもよく、突出し
ない状態となっていてもよい。
【0011】そこで、初めに、前記植毛部材が最初から
前記植毛用組織採取部材の先端から突出した状態となっ
ている場合について説明する。
【0012】この場合には、まず、前記進退操作部を操
作して、前記植毛用組織採取部材が前記植毛部材の先端
から突出した状態にして、前記植毛用組織採取部材を植
毛を受ける者の後頭部等の植毛用組織を採取する部分に
刺通し、前記円筒状刃部により毛根を含む皮膚組織を切
り取る。そして、前記植毛用組織採取部材を抜去する
と、切り取られた皮膚組織が植毛用組織として該円筒状
刃部内に収容されて採取される。
【0013】次に、前記進退操作部を操作して、前記植
毛用組織採取部材を後退させ、最初の前記植毛部材が前
記植毛用組織採取部材の先端から突出した状態に戻す
と、前記植毛用組織が自動的に該植毛部材の前記傾斜刃
部の内部に収容された状態となる。
【0014】次に、前記傾斜刃部を植毛を受ける者の植
毛しようとする位置に穿刺し、次いで、前記操作手段に
より前記芯軸を前進させて前記植毛用組織を前記傾斜刃
部から押し出すとともに、該傾斜刃部を抜去すると、前
記植毛用組織が植毛しようとする位置に残置され、植毛
が完了する。
【0015】次に、前記植毛用組織採取部材が最初から
前記植毛部材の先端から突出した状態となっている場合
について説明する。
【0016】この場合には、まず、前記植毛用組織採取
部材が前記植毛部材の先端から突出した状態のまま、前
記のようにして毛根を含む皮膚組織を切り取り、植毛用
組織を前記円筒状刃部内に収容して採取する。
【0017】次に、前記進退操作部を操作して、前記植
毛部材が前記植毛用組織採取部材の先端から突出した状
態にすると、前記植毛用組織が自動的に該植毛部材の前
記傾斜刃部の内部に収容された状態となるので、該傾斜
刃部を前記植毛しようとする位置に穿刺し、前記のよう
にして植毛を行う。
【0018】そして、前記植毛が完了したならば、前記
進退操作部を操作して、前記植毛部材を後退させ、最初
の前記植毛用組織採取部材が該植毛部材が先端から突出
した状態に戻す。
【0019】前述のように、本発明の植毛器具によれ
ば、前記植毛用組織採取部材により採取された植毛用組
織が自動的に前記植毛部材の前記傾斜刃部内部に収容さ
れるので、該植毛部材に対する前記植毛用組織の装着操
作を毛根の損傷に懸念することなく行うことができる。
また、植毛用組織の採取操作と植毛操作とを、単一の器
具による一連の動作で容易に行うことができる。
【0020】本発明の植毛器具では、前記進退操作部
は、前記植毛用組織採取部材と植毛部材とのいずれか一
方を独立に他方の先端から出没させることができるもの
であれば、ノック式多色ボールペンのような前記植毛用
組織採取部材と植毛部材とをそれぞれ独立に出没させる
構成であってもよいが、手術用手袋を着用したままでも
容易に操作することができ、操作ミスを少なくすること
ができることから、前記植毛用組織採取部材、植毛部材
及び芯軸の回りに回動自在に設けた前記中空筒状の本体
の内壁に設けられたカムと、前記植毛用組織採取部材ま
たは植毛部材のいずれか一方を後端部側に付勢して、前
記植毛用組織採取部材または植毛部材のいずれか一方の
後端部を前記カムに当接するスプリングとを備え、該カ
ムは前記植毛用組織採取部材または植毛部材のいずれか
一方を他方に没入した位置から突出した位置に前進さ
せ、突出位置から没入位置に後退させるカム・プロフィ
ールを備える構成とすることが好ましい。前記進退操作
部によれば、前記中空筒状の本体を回動させるという簡
単な操作により、前記植毛用組織採取部材または植毛部
材のいずれか一方を他方の先端から出没させることがで
きる。
【0021】本発明の植毛器具において、前記進退操作
部のカムは、前記植毛用組織採取部材または植毛部材の
いずれか一方を他方に没入した位置を前端部とし、他方
から突出した位置を後端部として、前記没入位置から突
出位置まで案内するように前記内壁を略一周して設けら
れた螺旋状部分と、該螺旋状部分の後端部から前端部ま
でを結ぶ接続部分とからなり、該螺旋状部分の後端部に
植毛用組織採取部材または植毛部材のいずれかの突出し
た方の後端部を係合して他方の先端から突出した状態を
固定する係合部を備えることを特徴とする。前記構成の
カムによれば、前記中空筒状の本体を回動させると、前
記スプリングによりカムに当接された前記植毛用組織採
取部材または植毛部材のいずれか一方の後端部が、該カ
ムの前記螺旋状部分に案内されて、他方に没入した位置
から他方から突出した位置まで前進させられる。そし
て、前記突出位置では、前記植毛用組織採取部材または
植毛部材の後端部は、前記係合部に係合されることによ
り、他方の先端から突出した状態を固定され、植毛用組
織採取操作または植毛操作に供される。そして、前記い
ずれかの操作が終了すると、前記中空筒状の本体をさら
に回動させることにより、前記植毛用組織採取部材また
は植毛部材の後端部が前記係合部との係合状態を離脱
し、前記カムの接続部分に案内されて、他方に没入した
位置に戻る。
【0022】本発明の植毛器具では、前記中空筒状の本
体内に同軸に収容された前記植毛用組織採取部材または
植毛部材のいずれか一方が他方に内挿され、最内層に前
記芯軸が没入して挿通されている構成とするために、前
記植毛用組織採取部材が前記植毛部材の内面と前記芯軸
との間に介装されているか、或いは前記植毛部材が前記
植毛用組織採取部材に介装されている。
【0023】また、本発明の植毛器具は、前記植毛用組
織採取部材が、その中空部を減圧して、前記円筒状刃部
により切り取られた皮膚組織を植毛用組織として該中空
部内に吸引する減圧手段に接続されていることを特徴と
する。
【0024】前記皮膚組織は、比較的固い表皮組織の下
部に軟弱な皮下脂肪層を備えている。そこで、前記円筒
状刃部が毛髪及び該毛髪の毛根を含む皮膚組織に刺通さ
れ、前記円筒状刃部が前記皮下脂肪層に達したときに、
前記減圧手段により前記植毛用組織採取部材の中空部内
を減圧すると、前記円筒状刃部にその周囲を切り裂かれ
た皮膚組織の底部が前記皮下脂肪層で千切れ、植毛用組
織として前記パンチの中空部に吸引される。従って、前
記植毛用組織の採取操作をさらに容易に行うことができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明の植毛器具の第1の実施態様を示す断面図で
あり、図2は図1示の本体の一部を切り欠いてカムの形
状を示す斜視図であり、図3は図1示の植毛器具の要部
拡大図であり、図4は図1示の植毛器具による植毛用組
織の採取操作を示す説明的断面図であり、図5は図1示
の植毛器具による植毛操作を示す説明的断面図である。
【0026】また、図6は本発明の植毛器具の第2の実
施態様を示す断面図であり、図7は図6示の植毛器具の
要部拡大図であり、図8は本発明の植毛器具の第3の実
施態様を示す断面図である。さらに、図9は本発明の植
毛器具の傾斜刃部の穿刺状態を示す説明的断面図であ
り、図10は本発明の植毛器具による植毛操作を補助す
る補助具の斜視図であり、図11は図10示の補助具の
操作を示す説明的断面図である。
【0027】まず、本発明の植毛器具の第1の実施態様
について説明する。図1(a)及び図1(a)を90°
回転させた断面を示す図1(b)に示すように、本実施
態様の植毛器具1は、先端に円筒状刃部2を備える中空
の植毛用組織採取部材3と、先端に円筒を斜めに切断し
た傾斜刃部4を備える中空の植毛部材5と、植毛部材に
挿通された芯軸6とを備え、植毛用組織採取部材3、植
毛部材5及び芯軸6が中空筒状の本体7に同軸に収容さ
れている。
【0028】植毛器具1では、植毛用組織採取部材3が
植毛部材5に内挿され、最内層に前記芯軸6が没入して
挿通されている。即ち、植毛用組織採取部材3が、植毛
部材5の内面と芯軸6との間に介装された構成となって
いる。
【0029】前記植毛部材5は、断面視コ字状の支持部
材8の底部8aに嵌挿されて取着されている。そして、
支持部材8は、コ字状の開口部に本体7側に突出して設
けられた突出部8bにより、本体7の内周面に沿って設
けられた溝部9に嵌着されている。
【0030】前記植毛用組織採取部材3は平板状の支持
部材10に嵌挿されて取着されている。支持部材10
は、その外底面10aと植毛部材5の支持部材8の内底
面8cとの間で植毛用組織採取部材3の周囲に装着され
たスプリング11により後端部側に付勢されており、後
端部に設けられた当接部材10bにより、本体7の内壁
に設けられたカム12に当接されている。
【0031】前記芯軸6は、中空円筒状のロッド13の
後端部に内嵌された中実円筒状の支持部材14に嵌挿さ
れている。ロッド13は、本体7の底部7aを貫通して
後端部側に延在しており、植毛用組織採取部材3の支持
部材10と芯軸6の支持部材14との間で芯軸6の周囲
に装着されたスプリング15により後端部側に付勢され
て、段差部13aにより本体7の底部7aに係止されて
いる。また、ロッド13は、先端部に表皮押さえ部材1
6、後端部に外嵌されロッド13を介して芯軸6を前進
させ植毛部材5の先端から突出させる操作手段17を備
えると共に、本体7に収容される部分を直径方向に貫通
し、長さ方向に延在して形成された窓部13bを備え、
支持部材8,10は該窓部13bをロッド13の直径方
向に横断するように配設されている。
【0032】植毛器具1では、本体7は植毛用組織採取
部材3、植毛部材5及び芯軸6の周囲に回動自在に備え
られ、本体7の内壁に設けられたカム12、スプリング
11と共に、植毛用組織採取部材3を植毛部材5の先端
から出没させる進退操作部18を構成している。カム1
2は、図2に示すように、前記植毛用組織採取部材3を
植毛部材5に没入した位置を前端部19aとし、植毛用
組織採取部材3が植毛部材5から突出した位置を後端部
19bとして、前記没入位置から突出位置まで案内する
ように本体7の内壁を略一周して設けられた螺旋状部分
19と、螺旋状部分19の後端部19bから前端部19
aまでを直線状に結ぶ接続部分20とからなる。また、
カム12は、螺旋状部分19の後端部19bに、植毛用
組織採取部材3の支持部材10の当接部材10bを係合
し、植毛用組織採取部材3が植毛部材5の先端から突出
した状態を固定する係合部21を備えている。
【0033】次に、植毛器具1の作動について、図3乃
至図5を参照して説明する。
【0034】植毛器具1は、初期状態では、植毛用組織
採取部材3が植毛部材5に没入した状態となっている。
そこで、まず、本体7を回動させることにより、植毛用
組織採取部材3の支持部材10の当接部材10bをカム
12の螺旋状部分19に案内させて、その前端部19a
から後端部19bまで移動させ、植毛用組織採取部材3
を植毛部材5の先端から突出させる。螺旋状部分19の
後端部19bには、前記のように係合部21が設けられ
ているので、植毛用組織採取部材3は当接部材10bが
係合部21に係合されることにより、植毛部材5の先端
から突出した状態を固定される。この結果、図3に図1
(a)のA部を拡大して示すように、植毛部材5の内面
と芯軸6との間に介装された植毛用組織採取部材3が、
植毛部材5の先端から突出し、最内層に芯軸6が没入し
て挿通されている状態となる。
【0035】尚、図3示のように、円筒状刃部2は、植
毛用組織採取部材3の内周側から外周側に傾斜する壁部
を備えている。
【0036】次に、図4(a)示のように、植毛部材5
の先端から突出している植毛用組織採取部材3を、毛髪
22及び毛根23を含む組織が円筒状刃部2内に収容さ
れるように、後頭部等の皮膚組織24に刺通する。この
とき、植毛用組織採取部材3を、皮膚組織24の表面に
対して斜めに刺通し回転させると、前記円筒状刃部2に
より、毛髪22及び毛根23を含む部分の底部が皮膚組
織24から切り離される。
【0037】そこで、次に、図4(b)示のように、植
毛用組織採取部材3を、皮膚組織24の表面に対して略
垂直にして抜去することにより、毛髪22及び毛根23
を含む植毛用組織25が、円筒状刃部2の内部に収容さ
れて採取される。前記抜去は、植毛用組織採取部材3を
回転させることにより、容易に行うことができる。
【0038】次に、本体7をさらに回動させると、当接
部材10bが係合部21から離脱する。すると、植毛用
組織採取部材3はスプリング11により後端部側に付勢
されているので、当接部材10bが接続部分20に沿っ
て螺旋状部分19の前端部19aに戻り、初期状態に復
帰する。
【0039】この結果、図5(a)示のように、植毛用
組織採取部材3が植毛部材5に没入し、植毛用組織25
は自動的に植毛部材5の傾斜刃部4の内部に収容され
る。そこで、傾斜刃部4を植毛する部分の皮膚組織26
に穿刺する。
【0040】次に、操作手段17を押すと、芯軸6及び
表皮押さえ部材16がロッド13を介して前進せしめら
れる。そして、図5(b)示のように、表皮押さえ部材
16が皮膚組織26の表面26aに当接されると、植毛
用組織採取部材3及び植毛部材5がロッド13の前進
伴って相対的に後退するので、傾斜刃部4が皮膚組織2
6から抜去されると共に、傾斜刃部4内に収容されてい
た植毛用組織25が芯軸6により、皮膚組織26内に押
し出される。
【0041】そして、芯軸6を皮膚組織26から抜去す
ると、植毛用組織25が皮膚組織26内に残置され、植
毛が完了する。また、操作手段17は、ロッド13の前
進操作を解除することにより、スプリング15により元
の位置に復帰する。
【0042】従って、植毛器具1によれば、前述の操作
により、植毛用組織25の採取操作と植毛操作とを繰り
返し行うことができる。
【0043】次に、本発明の植毛器具の第2の実施態様
について説明する。図6に示すように、本実施態様の植
毛器具31は、植毛部材5が植毛用組織採取部材3に内
挿され、最内層に前記芯軸6が没入して挿通された構
成、即ち、植毛部材5が植毛用組織採取部材3に介装さ
れた構成となっており、植毛用組織採取部材3を支持す
る支持部材10及びカム12の後端部側に植毛部材5を
支持する支持部材8が配設されている。植毛器具31で
は、前記構成としたことにより、支持部材10を後端部
側に付勢してカム12に当接させるスプリング11が、
支持部材10の外底面10aと表皮押さえ部材16の後
端部との間で植毛用組織採取部材3の周囲に装着されて
いる。また、ロッド13を後端部側に付勢するスプリン
グ15は、植毛部材5の支持部材8の内底面8cと芯軸
6の支持部材14との間で芯軸6の周囲に装着されてい
る。
【0044】そして、植毛器具31は上述の構成を除い
て、図1(a)及び図1(b)に示す植毛器具1と全く
同一の構成となっている。
【0045】次に、植毛器具31の作動について説明す
る。
【0046】植毛器具31は、その初期状態では、図1
(a)及び図1(b)に示す植毛器具1と同じく、植毛
用組織採取部材3が植毛部材5に没入した状態となって
いる。そこで、まず、植毛器具1の場合と同一の操作、
即ち本体7を回動させる操作により、植毛用組織採取部
材3を植毛部材5の先端から突出させる。この結果、図
7に図6のB部を拡大して示すように、植毛部材5に外
挿された植毛用組織採取部材3が、植毛部材5の先端か
ら突出し、最内層に芯軸6が没入して挿通されている状
態となる。以下、植毛器具31は、図4(a)乃至図5
(b)示の植毛器具1と同一の操作により、植毛用組織
の採取操作及び植毛操作を行うことができる。
【0047】次に、本発明の植毛器具の第3の実施態様
について説明する。図8に示すように、本実施態様の植
毛器具41は、図6示の植毛器具31において、本体7
にその内部に連通する吸引口42を備え、吸引口42が
導管43を介して真空ポンプ44に接続されている構成
となっている。真空ポンプ44は、本体7内を吸引する
ことにより、本体7内の中空部を介して植毛用組織採取
部材3の中空部を減圧することができる。
【0048】植毛器具41によれば、図4(a)に示す
ように、植毛用組織採取部材3を皮膚組織24に刺通し
たときに、真空ポンプ44を作動させて、植毛用組織採
取部材3の中空部を減圧することにより、円筒状刃部2
により周囲が切り裂かれた皮膚組織24の底部で皮下脂
肪層から引き千切り、植毛用組織25として円筒状刃部
2の内部に吸引することができる。
【0049】植毛器具41では、植毛用組織採取部材3
に植毛部材5が内挿されているので、植毛用組織25が
収容される円筒状刃部2の内部には、植毛部材5の傾斜
刃部4があるが、前記のように真空ポンプ44で植毛用
組織採取部材3の中空部を減圧することにより植毛用組
織25を吸引して、傾斜刃部4に妨げられることなく容
易に円筒状刃部2の内部に収容することができる。
【0050】尚、前記吸引口42、導管43及び真空ポ
ンプ44は、植毛器具41のように植毛用組織採取部材
3に植毛部材5が内挿されている場合に限定されるもの
ではなく、図1(a)及び図1(b)示の植毛器具1の
ように植毛部材5に植毛用組織採取部材3が内挿されて
いるものに設けるようにしてもよい。
【0051】また、前記各実施態様では、いずれも、進
退操作部18により植毛用組織採取部材3が植毛部材5
の先端から出没する構成となっているが、植毛部材5が
植毛用組織採取部材3の先端から出没するようにしても
よい。この場合には、植毛部材5を支持部材10に取着
し、植毛用組織採取部材3を支持部材8に取着するよう
にする。
【0052】前記構成の植毛器具は、初期状態では、植
毛用組織採取部材3が植毛部材5の先端から突出してい
るので、この状態のままで図4(a)及び図4(b)示
のようにして植毛用組織の採取操作を行う。そして、植
毛用組織の採取後、前記各実施態様と同様に本体7を回
動させる操作により、植毛部材5を植毛用組織採取部材
3の先端から突出させ、図5(a)及び図5(b)示の
ようにして植毛操作を行う。前記構成の植毛器具は、前
記植毛操作の完了後、さらに、本体7を回動させること
により、植毛部材5が植毛用組織採取部材3に没入し、
初期状態に復帰する。
【0053】前記各実施態様の植毛器具1,31,41
は、植毛操作を効率よく行うために、前記傾斜刃部4が
2〜4本の毛根を含む植毛用組織を収容できる内径を備
えていることが望まれる。このとき、前記傾斜刃部4の
直径は2mm前後となるが、このような傾斜刃部4を直
接穿刺するとは穿刺抵抗が大きく、しかも図9(a)示
のように、傾斜刃部4内に皮膚組織51が侵入すること
になり、繰り返し使用するときには傾斜刃部4が鈍って
さらに穿刺抵抗が増大していく。そこで、植毛する位置
を予めメスで切開部を形成しておき、該切開部に傾斜刃
部4を穿刺すると、図9(b)示のように、皮膚組織5
1の傾斜刃部4内への侵入が低減され、傾斜刃部4の鈍
化を避けることができる。また、メスで切開部を形成す
ることにより、前記直径の傾斜刃部4を穿刺する場合に
比較して、治癒後の斑痕が少なくなるという利点もあ
る。
【0054】ところが、皮膚組織51は、比較的硬い表
皮の下に軟弱な皮下脂肪層を備え、該皮下脂肪層の下に
骨組織があるので、通常のメスにより前記切開部を形成
しようとすると、前記表皮を切開するときの勢いでメス
が前記骨組織に接触し、骨組織を傷つけたり、逆にメス
の先端が損傷するという不都合がある。
【0055】そこで、本発明の植毛器具では、把持部
と、把持部先端に設けられた表皮押さえ部と、該表皮押
さえ部から突出して設けられた表皮及び皮下脂肪層の合
計の厚さ未満の長さの刃部とからなる補助具を使用す
る。
【0056】図10示のように、前記補助具52は、円
筒状の把持部53の先端に、把持部53側から次第に縮
径するテーパ状の表皮押さえ部54を備え、表皮押さえ
部54から突出する刃部55を備えている。刃部55
は、先端部中央に切っ先55aが形成され、その両側に
該切っ先55aから表皮押さえ部54側に斜めに後退す
る刃55bが形成された両刃状になっている。また、刃
部55は、表皮押さえ部54から突出する長さが、表皮
及び皮下脂肪層の合計の厚さ未満になっている。
【0057】補助具52は、前記のように切っ先55a
の両側に両刃状に刃55bが形成されているので、図1
1(a)及び図11(b)に示すように、皮膚組織51
に切っ先55aから押し込むことにより、刃55bによ
り皮膚組織51が切開され、刃部55の幅に等しい一定
幅の切開部が形成される。しかも、このとき、表皮押さ
え部54が皮膚組織51の表面51aに当接して、刃部
55により切開される深さを規制するので、前記長さに
形成されている刃部55は、表皮56及び皮下脂肪層5
7のみを切開し、皮下脂肪層57の下の骨組織58に接
触する虞れがない。
【0058】従って、補助具52によれば、刃部55及
び骨組織58を損傷することなく、傾斜刃部4を穿刺す
るための一定幅、一定深さの切開部を容易に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植毛器具の第1の実施態様を示す断面
図。
【図2】図1示のカムの形状を示す斜視図。
【図3】図1示の植毛器具の要部拡大図。
【図4】図1示の植毛器具による植毛用組織の採取操作
を示す説明的断面図。
【図5】図1示の植毛器具による植毛操作を示す説明的
断面図。
【図6】本発明の植毛器具の第2の実施態様を示す断面
図。
【図7】図6示の植毛器具の要部拡大図。
【図8】本発明の植毛器具の第3の実施態様を示す断面
図。
【図9】本発明の植毛器具の傾斜刃部の穿刺状態を示す
説明的断面図。
【図10】本発明の植毛器具による植毛操作を補助する
補助具の斜視図。
【図11】図10示の補助具の操作を示す説明的断面
図。
【符号の説明】
1,31,41…植毛器具、 2…円筒状刃部、 3…
植毛用組織採取部材、4…傾斜刃部、 5…植毛部材、
6…芯軸、 7…本体、 11…スプリング、 12
…カム、 17…操作手段、 18…進退操作部、 1
9…螺旋状部分、 20…接続部分、 21…係合部、
44…減圧手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に円筒状刃部を備え、該円筒状刃部に
    より毛根を含む皮膚組織を切り取ると共に、切り取られ
    た皮膚組織を植毛用組織として該円筒状刃部内に収容し
    て採取する中空の植毛用組織採取部材と、 先端に円筒を斜めに切断した傾斜刃部を備え、該傾斜刃
    部内に該植毛用組織を収容する中空の植毛部材と、 該植毛部材に出没自在に挿通され、該傾斜刃部を皮膚組
    織に刺通したときに、先端が所定長さだけ該植毛部材の
    先端から突出して該傾斜刃部内に収容された該植毛用組
    織を押し出す芯軸と、 該植毛用組織採取部材、植毛部材及び芯軸を同軸に収容
    する中空筒状の本体とを備える植毛器具であって、 前記植毛用組織採取部材または植毛部材のいずれか一方
    が他方に内挿され、最内層に前記芯軸が挿通されてい
    て、 前記植毛用組織採取部材または植毛部材のいずれか一方
    を独立に他方の先端から出没させる進退操作部と、 該芯軸の後端部に設けられ該芯軸を前進させて該植毛部
    材の先端から突出させる操作手段とを備えることを特徴
    とする植毛器具。
  2. 【請求項2】前記進退操作部は、前記植毛用組織採取部
    材、植毛部材及び芯軸の回りに回動自在に設けた前記中
    空筒状の本体の内壁に設けられたカムと、前記植毛用組
    織採取部材または植毛部材のいずれか一方を後端部側に
    付勢して、前記植毛用組織採取部材または植毛部材のい
    ずれか一方の後端部を前記カムに当接するスプリングと
    を備え、 該カムは前記植毛用組織採取部材または植毛部材のいず
    れか一方を他方に没入した位置から突出した位置に前進
    させ、突出位置から没入位置に後退させるカム・プロフ
    ィールを備えることを特徴とする請求項1記載の植毛器
    具。
  3. 【請求項3】前記カムは、前記植毛用組織採取部材また
    は植毛部材のいずれか一方を他方に没入した位置を前端
    部とし、他方から突出した位置を後端部として、前記没
    入位置から突出位置まで案内するように前記内壁を略一
    周して設けられた螺旋状部分と、該螺旋状部分の後端部
    から前端部までを結ぶ接続部分とからなり、該螺旋状部
    分の後端部に植毛用組織採取部材または植毛部材のいず
    れかの突出した方の後端部を係合して他方の先端から突
    出した状態を固定する係合部を備えることを特徴とする
    請求項2記載の植毛器具。
  4. 【請求項4】前記植毛用組織採取部材は、前記植毛部材
    の内面と前記芯軸との間に介装されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の植毛器
    具。
  5. 【請求項5】前記植毛部材は、前記植毛用組織採取部材
    に介装されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項記載の植毛器具。
  6. 【請求項6】前記植毛用組織採取部材は、その中空部を
    減圧して、前記円筒状刃部により切り取られた皮膚組織
    を植毛用組織として該中空部内に吸引する減圧手段に接
    続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれか1項記載の植毛器具。
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