JPH10151090A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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Publication number
JPH10151090A
JPH10151090A JP8327672A JP32767296A JPH10151090A JP H10151090 A JPH10151090 A JP H10151090A JP 8327672 A JP8327672 A JP 8327672A JP 32767296 A JP32767296 A JP 32767296A JP H10151090 A JPH10151090 A JP H10151090A
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JP
Japan
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shower
head
water
shower head
pilot
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Pending
Application number
JP8327672A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Idota
まゆみ 井戸田
Shoichi Hosoda
彰一 細田
Akira Kudo
亮 工藤
Shuzo Okubo
修三 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片手が不自由な人や乳幼児を抱いた状態で両手
を自由に使えないような場合においても、容易,簡単に
シャワーヘッドからの吐水停止或いは吐水開始を行うこ
とのできるシャワー装置を提供する。 【解決手段】(イ)シャワー水を吐水する、移動可能な
シャワーヘッド24と、(ロ)シャワーヘッド24に接
続され、内部をシャワー水通路が通る可撓管26と、
(ハ)シャワーヘッド24を着脱可能に保持するヘッド
保持部38とを設け、更にそのシャワーヘッド24に検
知手段を設ける。そしてシャワーヘッド24をヘッド保
持部38にセットし保持させることによって検知手段に
よる検知に基づいて自動的にシャワーヘッド24からの
吐水の停止を行い、またシャワーヘッド24をヘッド保
持部38から外すことによって検知手段による非検知に
基づき、自動的にシャワーヘッド24からの吐水を行わ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室に適用して好
適なシャワー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室においては、一般に図10に示すよ
うな形態でシャワー装置が設けられている。同図におい
て200は浴室内に設置された浴槽、202は洗い場で
あり、204はシャワー装置である。
【0003】シャワー装置204は、シャワー水を吐水
するシャワーヘッド206と、これに接続された可撓管
208と、シャワーヘッド206を壁210に掛止する
フック部212を有している。可撓管208の他端部は
洗い場水栓の水栓本体214に接続されている。
【0004】水栓本体214には、温度調節ハンドル2
16と、シャワーヘッド206側又は水栓本体214か
ら延び出した吐水口218側に混合水の流路を切替え又
は止水するための切替ハンドル220が設けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のシ
ャワー装置の場合、水栓本体の操作部(図10の例では
切替ハンドル220)を操作することによってシャワー
ヘッドからの吐水・止水を行うようになっていることか
ら、一方の手でシャワーヘッドを持っている場合には、
シャワーヘッドからの吐水・止水を行う際に両手を用い
ることになる。
【0006】このため、例えば片手が不自由であったり
或いは乳幼児を抱いての入浴するなど両手を自由に使え
ない場合には、シャワー水の吐水・止水操作が困難な操
作となる。また従来のシャワー装置の場合、その他に、
シャワーヘッドを壁の高所のフック部に掛止し又はそこ
から取り外す際に、特に上記のように乳幼児を抱いた状
態等のとき無理な姿勢を強いられることとなり、作業し
辛いものであった。
【0007】そこでシャワーヘッドをヘッド保持部にセ
ットし、保持させることによって自動的にシャワーヘッ
ドからの吐水を停止し、またヘッド保持部からシャワー
ヘッドを外すことによって自動的に吐水開始させること
ができればシャワー装置の使い勝手が良好となり、利便
性が大幅に高まって望ましいものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の発明のシャワー装
置はこのような事情を背景として案出されたものであ
る。而して請求項1のシャワー装置は、(イ)シャワー
水を吐水する、移動可能なシャワーヘッドと、(ロ)該
シャワーヘッドに接続され、内部をシャワー水通路が通
る可撓管と、(ハ)該シャワーヘッドを着脱可能に保持
するヘッド保持部と、(ニ)該シャワーヘッドに設けら
れ、該シャワーヘッドが該ヘッド保持部にセット保持さ
れたときに該ヘッド保持部ないし近傍部を感知すること
によって間接的に該シャワーヘッドが該ヘッド保持部に
セット保持されたことを検知する検知手段と、を具備
し、該検知手段による検知によって該シャワーヘッドか
らの吐水停止を行い、該検知手段による非検知によって
該シャワーヘッドからの吐水を行うようになされたこと
を特徴とする。
【0009】請求項2のシャワー装置は、請求項1,2
において、前記シャワー水通路を直接開閉する主弁部を
設け、前記検知手段による検知にて該主弁部を閉弁し、
非検知によって該主弁部を開弁するように成したことを
特徴とする。
【0010】請求項3のシャワー装置は、請求項1,2
の何れかにおいて、前記検知手段が赤外線式のセンサで
あることを特徴とする。
【0011】請求項4のシャワー装置は、請求項1,
2,3の何れかにおいて、前記検知手段が、前記シャワ
ーヘッドの前記ヘッド保持部へのセット保持時に該ヘッ
ド保持部接触して押圧され又は該ヘッド保持部から離間
することによってオン・オフ動作する検知スイッチであ
ることを特徴とする。
【0012】請求項5のシャワー装置は、請求項2,
3,4の何れかにおいて、前記主弁部の作動を制御する
制御部を設け、該制御部は、前記検知手段による検知に
よって該主弁部を閉弁作動させ、非検知によって該主弁
部を開弁作動させるものとされていることを特徴とす
る。
【0013】請求項6のシャワー装置は、請求項5にお
いて、前記主弁部を操作する、パイロット弁を備えたパ
イロット操作部を設け、且つ前記制御部は、該パイロッ
ト弁を作動制御することにより該主弁部を作動制御する
ものとなしたことを特徴とする。
【0014】請求項7のシャワー装置は、請求項6にお
いて、前記パイロット操作部は、前記シャワー水通路に
おける前記主弁部の上流部位に該シャワー水通路よりも
流路面積の小さな連通孔を通じて連通し、該主弁部の下
流側背部に形成された背圧室と、該背圧室及び該シャワ
ー水通路における該背圧室よりも下流部位を連通させる
パイロット通水回路とを有し、前記パイロット弁が該パ
イロット通水回路を開閉する位置に配設されていること
を特徴とする。
【0015】請求項8のシャワー装置は、請求項1,
2,3,4,5,6,7の何れかにおいて、前記可撓管
を水栓本体から延び出させるとともに、該水栓本体には
前記主弁部の上流部位において水栓本体からの止水を行
う止水弁を設け、該水栓本体に該止水弁を操作する操作
部を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項9のシャワー装置は、請求項6,
7,8の何れかにおいて、前記検知手段が請求項4の検
知スイッチであって、該検知スイッチが前記パイロット
操作部におけるパイロット弁を直接開弁・閉弁作動させ
るものとされていることを特徴とする。
【0017】請求項10のシャワー装置は、請求項9に
おいて、前記パイロット通水回路が前記水栓本体から前
記可撓管内部を通じて前記シャワーヘッドまで延設され
るとともに、該シャワーヘッド内部において前記パイロ
ット弁が設けられ、且つ該シャワーヘッドには前記検知
スイッチからなる検知手段が該パイロット弁を直接開閉
操作する状態で設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項11のシャワー装置は、請求項1,
2,3,4,5,6,7,8,9,10の何れかにおい
て、前記ヘッド保持部が前記シャワーヘッドを載置状態
に保持するものとされていることを特徴とする。
【0019】請求項12のシャワー装置は、請求項1,
2,3,4,5,6,7,8,9,10,11の何れか
において、前記シャワー装置が浴室用のものであって、
浴室の壁に前記シャワーヘッドの掛止用のフック部を有
し、該フック部とは別途に前記ヘッド保持部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0020】請求項13のシャワー装置は、請求項12
において、前記ヘッド保持部が水栓本体に設けられてい
ることを特徴とする。
【0021】請求項14のシャワー装置は、請求項1
2,13の何れかにおいて、前記ヘッド保持部が浴室の
洗い場に座った状態で直接手の届く位置に設けられてい
ることを特徴とする。
【0022】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1のシャワ
ー装置は、シャワーヘッドを着脱可能に保持するヘッド
保持部を設け、その保持部にシャワーヘッドをセットし
保持させることによって自動的にシャワーヘッドからの
吐水を停止し、またヘッド保持部からシャワーヘッドを
外すことで自動的に吐水を行わせるようになしたもの
で、このシャワー装置によれば、ただ単にシャワーヘッ
ドをヘッド保持部にセットし、またヘッド保持部から外
すだけで、シャワーヘッドからの吐水停止・吐水開始を
行うことができる。
【0023】即ち、片手でシャワーヘッドを持ったまま
容易に吐水停止・吐水開始でき、従って片手が不自由な
人や或いは乳幼児を抱いて入浴する場合にも簡単にシャ
ワーヘッドからの吐水停止・吐水開始をなし得て、シャ
ワー装置の使い勝手が著しく向上する。
【0024】本発明において、ヘッド保持部に対するシ
ャワーヘッドのセット保持或いはこれからの取外しは、
シャワーヘッドに設けられた検知手段を通じて自動的に
認識される。
【0025】而してその検知手段はシャワーヘッドの側
に設けられているため、検知手段からの信号を有線で伝
送する場合において、その伝送のための電気配線を可撓
管に沿わせて予め配線しておくことが可能であり、例え
ば検知手段をヘッド保持部の側に設けた場合のように信
号伝送のための配線を壁等に沿わせて配線する工事を特
別に必要としない利点が得られる。
【0026】請求項2のシャワー装置は、上記検知手段
とともにシャワー通水路を開閉する主弁部を設けたもの
で、このシャワー装置の場合、検知手段による検知に基
づいて主弁部を閉弁し、シャワーヘッドからの吐水を自
動停止させることができる。また検知手段が検知しない
ときには、その検知結果に基づいて主弁部を開弁し、シ
ャワーヘッドから自動的に吐水開始させることができ
る。
【0027】請求項3のシャワー装置は、上記検知手段
を赤外線式のセンサとなしたもので、この装置の場合、
非接触で検知を行うことができる。
【0028】一方、請求項4のシャワー装置は、シャワ
ーヘッドがヘッド保持部にセットし保持されたときに、
ヘッド保持部に接触し押圧されることで動作する検知ス
イッチにて前記検知手段を構成したもので、この装置に
おいてもシャワーヘッドがヘッド保持部にセットされた
か否かを確実に検知することができる。
【0029】請求項5のシャワー装置は、上記主弁部の
作動を制御する制御部を設け、前記検知手段による検知
結果に基づいて制御部によりその主弁部を開弁作動させ
又は閉弁作動させるようになしたもので、このようにす
れば、制御部による制御によって自動的に主弁部を開閉
作動させ、シャワーヘッドからの吐水停止或いは吐水開
始を行わせることができる。
【0030】次に請求項6のシャワー装置は、上記主弁
部を操作するパイロット操作部を設け、制御部によって
そのパイロット操作部におけるパイロット弁を作動制御
することで間接的に主弁部を開閉作動させるようになし
たもので、この装置によれば僅かな操作力で主弁部を開
閉制御することが可能となる。
【0031】ここでパイロット操作部は、主弁部の下流
側背部に形成された背圧室と、その背圧室及びシャワー
水通路における主弁部の上流部位とを連通する連通孔
と、背圧室及びシャワー水通路における背圧室の下流部
位を連通させるパイロット通水回路、更に上記のパイロ
ット弁とを含むように構成し、そのパイロット弁によっ
てパイロット通水回路を開閉することで、主弁部を開閉
操作するようになすことができる(請求項7)。このよ
うにすることで簡単に且つシャワー水通路内の水を利用
してパイロット操作部を構成することができる。
【0032】請求項8のシャワー装置は、上記可撓管を
水栓本体から延び出させるとともに、上記主弁部の上流
部位において水栓本体からの止水を行う止水弁を設けて
水栓本体にその操作部を配設したもので、このシャワー
装置の場合、シャワーヘッドからのシャワー水の吐水を
意図しない場合においてシャワーヘッドをヘッド保持部
から外したときに、自動的にシャワー水がシャワーヘッ
ドから吐水されてしまうといった不都合を回避すること
ができる。即ちこのシャワー装置において、止水弁はシ
ャワー装置における元栓としての働きをなす。
【0033】請求項9のシャワー装置は、検知手段を上
記検知スイッチにて構成し、その検知スイッチによって
上記パイロット操作部におけるパイロット弁を直接開弁
・閉弁作動させるようになしたもので、この装置の場
合、制御部を介することなく直接検知スイッチによって
パイロット弁を開弁・閉弁作動させることができる。こ
の場合において、パイロット操作部におけるパイロット
通水回路をシャワーヘッドの部位まで延設して、シャワ
ーヘッド内部にパイロット弁を設けることで、検知スイ
ッチにより機械的にパイロット弁を開弁・閉弁作動させ
ることが可能となる(請求項10)。
【0034】請求項11のシャワー装置は、上記ヘッド
保持部を、シャワーヘッドを載置状態に保持するものと
なしたもので、このようにすれば、シャワーヘッドをヘ
ッド保持部に単に載せるだけでこれをヘッド保持部にセ
ットすることができ、操作が更に簡単である利点が得ら
れる。
【0035】本発明においては、従来壁面に設けられる
如きフック部をヘッド保持部となすこともできるが、請
求項12に従ってヘッド保持部をそのフック部とは別途
に設けることができる。このようにした場合、ヘッド保
持部を洗い場に座った状態で直接手の届く位置、例えば
洗い場水栓の水栓本体ないしその近傍にヘッド保持部を
設けることができ、洗い場に座りながらシャワー装置を
使う場合において、ヘッド保持部へのシャワーヘッドの
セットないしその取外しが容易であり、尚且つその操作
によってシャワーヘッドからの吐水停止・吐水開始を簡
単に行わせることができる(請求項13,14)。
【0036】
【実施例】次に本発明を浴室内のシャワー装置に適用し
た場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図
1,図2はその浴室の内部を表したもので、図中10は
浴槽、12は洗い場、14は浴室の壁、16は照明器
具、18は壁14に設けられたミラー、20は壁14に
取り付けられた手摺りである。
【0037】22は壁14に設けられた本例のシャワー
装置で、このシャワー装置22は、シャワーヘッド24
とこれに接続された可撓管26とを有している。可撓管
26は、洗い場水栓における水栓本体28から延び出し
ている。
【0038】このシャワー装置22は、また、壁14に
縦方向に取り付けられたスライドバー29と、このスラ
イドバー29に沿って上下にスライド可能且つ所定位置
に停止可能なフック部30とを有しており、そのフック
部30にシャワーヘッド24が掛止可能とされている。
【0039】水栓本体28には、また、その下面に吐水
口32が設けられており、また前面には温度調節ハンド
ル34と、切替ハンドル36とが設けられている。ここ
で切替ハンドル36は、吐水口32側又はシャワーヘッ
ド24側に混合水の流路を切替え、またこれを中立位置
に位置させることで水栓本体28からの止水を行うため
の操作部となっている。即ちこの例では、切替ハンドル
36が水栓本体28からの止水を行うための後述の止水
弁の操作部となっている。
【0040】水栓本体28の側面には、シャワーヘッド
24をセットし保持するためのヘッド保持部38が設け
られている。このヘッド保持部38は、相対向する一対
の側板40と、それら一対の側板40間に架け渡された
一対の支持棒42とを備えており、それら一対の側板4
0の間において、シャワーヘッド24を一対の支持棒4
2上に載置状態に保持する形態となっている。
【0041】シャワーヘッド24には、図5に示してい
るようにシャワーヘッド24がそのヘッド保持部38に
セット・保持されたときに、これを検知する手段として
の検知センサ44が設けられている。本例においてこの
検知センサ44は赤外線式且つ反射型のものであって、
シャワーヘッド24をヘッド保持部38にセットしたと
きに、その検知センサ44によって対向する一対の側板
40のそれぞれを検知することによって、間接的にシャ
ワーヘッド24がヘッド保持部38にセットされたか否
かを検知する。
【0042】図3に示しているように、水栓本体28の
内部には混合部50が設けられており、供給管52,5
4を通じて送られてきた水と湯とがここで混合されるよ
うになっている。その混合比率は、温度調節ハンドル3
4によって設定ないし調節され、混合水の温度が決定さ
れる。
【0043】混合部50からの混合水は通路56を通じ
て切替弁部58に送られ、そこにおいて吐水口32に連
通する吐水通路60側に、又はシャワーヘッド24に連
通する、詳しくはシャワーヘッド24のシャワー口61
(図5(A)参照)側に流路が切り替えられるようにな
っている。即ちこの例では、切替弁部58が止水弁を兼
ねている。
【0044】この切替弁部58における切替作動は、前
記切替ハンドル36の操作によって行われる。尚、切替
弁部58においては、切替ハンドル36を上記中立位置
に位置させたときに通路56を吐水通路60及びシャワ
ー水通路62の何れにも連通させない状態、即ち止水状
態となる。
【0045】シャワー水通路62における切替弁部58
の下流側には、主弁部64及び主弁部64の操作部とし
てのパイロット操作部66が設けられている。このパイ
ロット操作部66は、パイロット通水回路68とそのパ
イロット通水回路68上に設けられた電磁弁からなるパ
イロット弁70とを有している。
【0046】図4はその主弁部64及びパイロット操作
部66を模式的に表したものである。同図において72
はダイヤフラム弁からなる主弁であって、背部に背圧室
74が形成されている。背圧室74は、流路面積の小さ
い連通孔76を介してシャワー水通路62における主弁
72の上流部位62Aと連通させられている。
【0047】背圧室74はまた、パイロット通水回路6
8を介してシャワー水通路62における主弁72の下流
部位62Bに連通させられており、そのパイロット通水
回路68上にパイロット弁70が設けられている。尚、
主弁72は弁座78に着座した状態において、上流部位
62A側の受圧面積に対して、背圧室74側の受圧面積
の方が大きくされている。尚80は主弁72を閉弁側に
付勢するスプリングである。
【0048】このパイロット操作部66の場合、図4
(II)に示しているようにパイロット弁70を開弁させ
ると、背圧室74内の水がパイロット通水回路68を通
じて、シャワー水通路62における主弁72の下流部位
62Bに流出する。これにより主弁72に対する背圧室
74の圧力が低下して、主弁72が上流部位62Aの水
圧により開弁し、ここに上流部位62Aと下流部位62
Bとが連通した状態となって、上流部位62Aから下流
部62Bに向ってシャワー水が流れ込む。下流部位62
Bに流れ込んだシャワー水は、更に可撓管26内部のシ
ャワー水通路62を通ってシャワーヘッド24の先端の
シャワー口61から吐水される。
【0049】一方パイロット弁70を閉じると、そこで
パイロット通水回路68が遮断され、これにより背圧室
74内にシャワー水通路62における上流部位62Aの
水が連通孔76を通じて浸入し、背圧室74の圧力が高
まる。そしてその背圧室74の圧力によって主弁72が
再び弁座78に着座して閉弁する。ここにおいてシャワ
ー水通路62が遮断された状態となり、シャワーヘッド
24からの吐水が停止される。このパイロット操作部6
6において、パイロット弁70の開弁,閉弁操作は僅か
な操作力で行うことができる。
【0050】図3に示しているように、水栓本体28の
内部には制御部82が設けられている。ここで制御部8
2は、上記検知センサ44からの信号に基づいてパイロ
ット弁70の作動を制御する。具体的には、検知センサ
44が検知すると、その検知信号によってパイロット弁
70を閉弁作動させる。また検知センサ44が検知して
いないとき、制御部82はパイロット弁70を開弁作動
させる。
【0051】而してパイロット弁70の閉弁によりシャ
ワーヘッド24からの吐水が停止され、またパイロット
弁70の開弁作動により、シャワーヘッド24からシャ
ワー水が吐水開始されることは前述の通りである。
【0052】本例のシャワー装置22の場合、図3にお
いて切替弁部58を切替ハンドル36の操作によりシャ
ワー水通路62側に切り替えた状態において、シャワー
ヘッド24をヘッド保持部38から取り外すことで、直
ちにシャワーヘッド24から吐水開始させることができ
る。
【0053】シャワーヘッド24をヘッド保持部38か
ら取り外すと、検知センサ44が非検知状態となり、こ
こにおいて制御部82がパイロット操作部66における
パイロット弁70を開弁作動させて、主弁部64の主弁
72を開弁させ、その主弁72によって閉じられていた
シャワー水通路62の上流部位62Aと加硫部位62B
とを連通状態として、混合水をシャワーヘッド24に導
き、シャワー口61から吐水させるのである。
【0054】一方シャワーヘッド24をヘッド保持部3
8にセットし保持させると、ここにおいて検知センサ4
4が検知状態となり、そしてその検知信号によって制御
部82がパイロット弁70を閉弁作動させる。ここにお
いて主弁72が閉弁され、シャワー水通路62が遮断さ
れる。これによってシャワーヘッド24からの吐水が停
止される。
【0055】また切替弁部の58を止水状態としたと
き、シャワーヘッド24をヘッド保持部38から外して
もシャワーヘッド24からの吐水は行われない。
【0056】上記のように本例のシャワー装置22の場
合、ただ単にシャワーヘッド24をヘッド保持部38に
セットし、或いは取り外すだけでシャワーヘッド24か
らの吐水停止,吐水開始を行うことができる。即ち片手
でシャワーヘッド24を持ったままヘッド保持部38へ
のセットないし取外しのみで容易に吐水停止・吐水開始
でき、従って片手が不自由な人や或いは乳幼児を抱いて
入浴する場合にも簡単にシャワーヘッド24からの吐水
停止・吐水開始を行うことができ、シャワー装置22の
使い勝手が著しく良好である。
【0057】また本例のシャワー装置22の場合、シャ
ワーヘッド24のヘッド保持部38へのセット或いはヘ
ッド保持部38からの取外しのタイミングで正確にシャ
ワーヘッド24からの吐水停止・吐水開始を確実に行う
ことができる。
【0058】また本例のシャワー装置22の場合、検知
センサ44が赤外線式の検知センサとされており、ヘッ
ド保持部38に対して非接触でこれを感知することがで
きる。その他本例のシャワー装置22では、パイロット
操作部66を設けてそのパイロット弁70の閉弁・開弁
により主弁部64を開弁・閉弁作動させるようにしてい
ることから、僅かな操作力で主弁部64の開弁・閉弁作
動、即ち大流量のシャワー水通路62の連通・遮断制御
を行うことができる。
【0059】また本例のシャワー装置22の場合、主弁
部64の上流部位62Aに切替弁部58を設け、その切
替弁部58において止水を行い得るようになしたことか
ら、シャワーヘッド24からの吐水の意図がないときに
はその切替弁部58を止水状態としておくことで、シャ
ワーヘッド24をヘッド保持部38から外した場合にお
いても、シャワーヘッド24からシャワー水が吐水され
てしまうといった不都合を回避することができる。
【0060】更に本例のシャワー装置22の場合、ヘッ
ド保持部38がシャワーヘッド24を載置状態に保持す
る形態とされていることから、ヘッド保持部38へのシ
ャワーヘッド24のセット及び取外しをワンタッチで極
めて簡単に行うことができ、それと同時に吐水停止・吐
水開始を行わせることができる。
【0061】加えてそのヘッド保持部38は、洗い場水
栓の水栓本体28の側面に設けられているため、洗い場
12において無理な姿勢を強いられることなく簡単にシ
ャワーヘッド24のヘッド保持部38へのセット或いは
そこからの取外しを行うことができる。
【0062】尚、本例においてはこのヘッド保持部38
とは別途に浴室の壁14にフック部30が洗い場床面か
ら所定の高さ位置に設けられており、そこにシャワーヘ
ッド24を掛止した状態において、シャワーヘッド24
からの吐水を行わせることができる。
【0063】立姿勢でシャワー水を浴びるときにおいて
このようなフック部30は必要なものであり、そしてこ
のようなフック部30をヘッド保持部とすることも可能
である。この場合においてもヘッド保持部にシャワーヘ
ッド24をセットし保持させることで、シャワーヘッド
24からの吐水停止を行わせることでき、またそこから
シャワーヘッド24を外すことで吐水開始させることが
できる。
【0064】これに対し、本例においてはヘッド保持部
38をフック部30とは別途に設けていることから、こ
れを低い位置に配設することが可能となって、ヘッド保
持部38へのシャワーヘッド24のセット及び取外しが
簡単に行えるようになるのである。
【0065】また本例のシャワー装置22では、主弁部
64が水栓本体28の内部に設けられていてそこでシャ
ワー水通路62の連通・遮断が行われるようになってい
るため、シャワーヘッド24からの吐水を停止したとき
に、シャワーヘッド24内部及び可撓管26に対して給
水圧が作用した状態とならず、その給水圧によって可撓
管26が外れてしまったり、シール部分からの漏水を引
き起したりする不都合を生じない利点を有する。
【0066】次に図6の例は、シャワーヘッド24の下
面側に検知手段としての赤外線式且つ反射型の検知セン
サ86を設ける一方、ヘッド保持部38の側に台部88
を設け、その台部88からの反射光を検知センサ86で
受光することにより、シャワーヘッド24がヘッド保持
部38にセットされたか否かを検知するようになしたも
のである。その他の点については上記と同様である。
【0067】次に図7の例は、シャワーヘッド24をヘ
ッド保持部38にセットしたときに、シャワーヘッド2
4の自重によってヘッド保持部38の側の台部88に接
触して押圧されて動作する検知手段としての検知スイッ
チ92を設けた例である。この例の場合においても検知
スイッチ92からの検知信号が制御部82に送られ、そ
の検知信号に基づいて制御部82がパイロット弁70の
作動を制御する。その他の点についても上記と同様であ
る。
【0068】図8は更に他の実施例を示したもので、こ
の例の場合、シャワーヘッド24の側に図中左から右に
又は右から左に押し込まれることによってオン・オフ動
作する検知手段としての検知スイッチ94が設けられて
いる。
【0069】一方ヘッド保持部38の側には、その検知
スイッチ94を図中左から右向きに、又は右から左向き
に押込操作するスイッチ作用部96が設けられている。
このスイッチ作用部96は、上下方向のカム面98,1
00を備えており、シャワーヘッド24をヘッド保持部
38にセットすると、シャワーヘッド24の自重に基づ
いてカム面98が検知スイッチ94を図中左から右向き
に押込作用する。
【0070】またシャワーヘッド24をヘッド保持部3
8から取り外す際、カム面100が検知スイッチ94を
図中右から左向きに押込操作する。これによって検知ス
イッチ94をオン動作又はオフ動作させる。その検知ス
イッチ94からの信号は上記制御部82に送られ、その
検知信号に基づいて制御部82がパイロット弁70を作
動させる点において、上記実施例と同様である。
【0071】尚この例において、ヘッド保持部38に
は、シャワーヘッド24の上下の相対移動を許容する一
方、左右方向への相対移動を禁止・拘束する位置決め部
104が設けられている。これら位置決め部104は、
シャワーヘッド24を収容する、シャワーヘッド24の
形状に対応した凹部106を有している。
【0072】以上は検知センサないし検知スイッチにて
シャワーヘッド24がヘッド保持部38にセットされた
ことを電気的に検知し、制御部82に対して検知信号を
送って、制御部82によりパイロット弁70を作動制御
させるようにした例であるが、例えば上記検知スイッチ
92或いは94を用いる場合において、その検知スイッ
チ92,94により、制御部82を介することなく直接
パイロット弁70を機械的に開弁・閉弁作動させるよう
になすことも可能である。図9はその具体例を示してい
る。
【0073】同図に示す例では、パイロット通水回路6
8がシャワーヘッド24の内部まで延設されており、そ
してシャワーヘッド24部にパイロット弁70が設けら
れていて、そのパイロット弁70が、検知スイッチ92
(94)によって直接物理的,機械的に開弁・閉弁作動
させられるようになっている。
【0074】本例の場合、水回り装置であるシャワー装
置において、電気回路部に水が浸入するのを防止するた
めの厳密なシール構造を取らなくてもよく、装置を簡便
に構成できる利点がある。
【0075】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記例示したヘッド保持部
38はあくまで本発明の一形態例を示したに過ぎないも
のであって、これを他の種々形態で構成することも可能
である。
【0076】また上例ではヘッド保持部38を水栓本体
28の側面に設けるようにしているが、これと離隔した
位置にヘッド保持部を設けることも可能であるし、更に
上記検知センサとして赤外線式センサ以外の他の様々な
検知センサ、例えばリードスイッチ,超音波センサその
他種類の検知センサとすることも可能である。
【0077】また上例では検知センサ44,86ないし
検知スイッチ92,94を制御部82に電気的に接続し
て、検知信号を有線で制御部82に送信するようにして
いるが、検知信号を無線で制御部に送るようになすこと
も可能である。例えば検知信号を光信号等として検知セ
ンサから発信し、これを水栓本体側に設けた受光部で受
信して制御部に入力させるようになすことも可能であ
る。この場合、検知センサないしヘッド保持部を任意の
位置に設置できる利点が得られる。
【0078】更に上例ではパイロット操作部66を設け
て、そのパイロット弁70を開弁・閉弁させることによ
り、間接的に主弁部64を開弁・閉弁させるようにして
いるが、検知手段からの信号に基づいて直接主弁部を開
弁・閉弁作動させるようにすることも場合によって可能
である。
【0079】その他、本発明は上記例示した形態以外の
種々形態の水栓本体を有するものに適用することが可能
であるなど、その主旨を逸脱しない範囲において様々な
変更を加えた形態で構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシャワー装置を含む浴
室内部の図である。
【図2】図1におけるシャワー装置周辺を拡大して示す
図である。
【図3】図2における水栓本体の内部構成をシャワー装
置との関係において示す図である。
【図4】図3における主弁部とパイロット操作部の構成
及び作用を模式的に示す図である。
【図5】図3におけるヘッド保持部の構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の要部を示す図であ
る。
【図8】本発明の更に他の実施例の要部を示す図であ
る。
【図9】本発明の更に他の実施例の要部を示す図であ
る。
【図10】従来のシャワー装置を浴室内部とともに示す
図である。
【符号の説明】
12 洗い場 14 壁 22 シャワー装置 24 シャワーヘッド 26 可撓管 28 水栓本体 30 フック部 36 切替ハンドル(止水弁の操作部) 38 ヘッド保持部 40 側板 42 支持棒 44,86 検知センサ(検知手段) 58 切替弁部(止水弁) 62 シャワー水通路 62A 上流部位 62B 下流部位 64 主弁部 66 パイロット操作部(主弁部の操作部) 68 パイロット通水回路 70 パイロット弁 72 主弁 74 背圧室 76 連通孔 82 制御部 92,94 検知スイッチ(検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 修三 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)シャワー水を吐水する、移動可能
    なシャワーヘッドと、(ロ)該シャワーヘッドに接続さ
    れ、内部をシャワー水通路が通る可撓管と、(ハ)該シ
    ャワーヘッドを着脱可能に保持するヘッド保持部と、
    (ニ)該シャワーヘッドに設けられ、該シャワーヘッド
    が該ヘッド保持部にセット保持されたときに該ヘッド保
    持部ないし近傍部を感知することによって間接的に該シ
    ャワーヘッドが該ヘッド保持部にセット保持されたこと
    を検知する検知手段と、を具備し、該検知手段による検
    知によって該シャワーヘッドからの吐水停止を行い、該
    検知手段による非検知によって該シャワーヘッドからの
    吐水を行うようになされたことを特徴とするシャワー装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記シャワー水通路
    を直接開閉する主弁部を設け、前記検知手段による検知
    にて該主弁部を閉弁し、非検知によって該主弁部を開弁
    するように成したことを特徴とするシャワー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記検
    知手段が赤外線式のセンサであることを特徴とするシャ
    ワー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記検知手段が、前記シャワーヘッドの前記ヘッド保持部
    へのセット保持時に該ヘッド保持部に接触して押圧され
    又は該ヘッド保持部から離間することによってオン・オ
    フ動作する検知スイッチであることを特徴とするシャワ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 請求項2,3,4の何れかにおいて、前
    記主弁部の作動を制御する制御部を設け、該制御部は、
    前記検知手段による検知によって該主弁部を閉弁作動さ
    せ、非検知によって該主弁部を開弁作動させるものとさ
    れていることを特徴とするシャワー装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記主弁部を操作す
    る、パイロット弁を備えたパイロット操作部を設け、且
    つ前記制御部は、該パイロット弁を作動制御することに
    より該主弁部を作動制御するものとなしたことを特徴と
    するシャワー装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記パイロット操作
    部は、前記シャワー水通路における前記主弁部の上流部
    位に該シャワー水通路よりも流路面積の小さな連通孔を
    通じて連通し、該主弁部の下流側背部に形成された背圧
    室と、該背圧室及び該シャワー水通路における該背圧室
    よりも下流部位を連通させるパイロット通水回路とを有
    し、前記パイロット弁が該パイロット通水回路を開閉す
    る位置に配設されていることを特徴とするシャワー装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6,7の何
    れかにおいて、前記可撓管を水栓本体から延び出させる
    とともに、該水栓本体には前記主弁部の上流部位におい
    て水栓本体からの止水を行う止水弁を設け、該水栓本体
    に該止水弁を操作する操作部を設けたことを特徴とする
    シャワー装置。
  9. 【請求項9】 請求項6,7,8の何れかにおいて、前
    記検知手段が請求項4の検知スイッチであって、該検知
    スイッチが前記パイロット操作部におけるパイロット弁
    を直接開弁・閉弁作動させるものとされていることを特
    徴とするシャワー装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記パイロット通
    水回路が前記水栓本体から前記可撓管内部を通じて前記
    シャワーヘッドまで延設されるとともに、該シャワーヘ
    ッド内部において前記パイロット弁が設けられ、且つ該
    シャワーヘッドには前記検知スイッチからなる検知手段
    が該パイロット弁を直接開閉操作する状態で設けられて
    いることを特徴とするシャワー装置。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10の何れかにおいて、前記ヘッド保持部が前
    記シャワーヘッドを載置状態に保持するものとされてい
    ることを特徴とするシャワー装置。
  12. 【請求項12】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11の何れかにおいて、前記シャワー装
    置が浴室用のものであって、浴室の壁に前記シャワーヘ
    ッドの掛止用のフック部を有し、該フック部とは別途に
    前記ヘッド保持部が設けられていることを特徴とするシ
    ャワー装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記ヘッド保持
    部が水栓本体に設けられていることを特徴とするシャワ
    ー装置。
  14. 【請求項14】 請求項12,13の何れかにおいて、
    前記ヘッド保持部が浴室の洗い場に座った状態で直接手
    の届く位置に設けられていることを特徴とするシャワー
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515050A (ja) * 2002-01-11 2005-05-26 フェントロウチ,ハスン 二方弁を組み込んだシャワー・パイプおよびシャワー・パイプ用二方弁
JP2010077733A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Toto Ltd 水栓装置
JP2010174457A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 吐水装置
WO2015053489A1 (ko) * 2013-10-11 2015-04-16 배선규 샤워기 헤드 홀더

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