JPH1015011A - マッサージャ - Google Patents

マッサージャ

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JPH1015011A
JPH1015011A JP16987596A JP16987596A JPH1015011A JP H1015011 A JPH1015011 A JP H1015011A JP 16987596 A JP16987596 A JP 16987596A JP 16987596 A JP16987596 A JP 16987596A JP H1015011 A JPH1015011 A JP H1015011A
Authority
JP
Japan
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human body
signal
sensor
unit
frequency
Prior art date
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Application number
JP16987596A
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English (en)
Inventor
Eiji Kasai
英治 笠井
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH1015011A publication Critical patent/JPH1015011A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費を軽減でき、操作性の良いマッサー
ジャを提供する。 【解決手段】 発振部12から周波数が走査される高周
波信号を発生し、伝送路14からセンサ部11に送り、
センサ部11からの反射波を反射波センサ13で検出
し、制御部15で反射波センサ13の出力の反射波レベ
ルと周波数の特性から、空席、荷物、人体を判別する人
体センサ2を設け、人体センサ2による人体の検出でマ
ッサージ動作をオンとし、人体センサ2により人が居な
いことが検出されると、マッサージ動作をオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は椅子型のマッサー
ジャに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子型のマッサージャは、モータ
(電動)で駆動されるものであり、スイッチをオンすれ
ば動作を開始し、またタイマが備えられ、一定時間が経
過すると、、マッサージ機能を停止するようにしたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のマッサージャにはタイマが設けられており、一定時間
が経過すると停止するので、過マッサージを避け、無駄
な電力消費を軽減できる。しかし、タイマだけでは、電
話やトイレや来客など急な用事のときにスイッチを切る
必要があり、急な用事の終了時にはもう一度動作設定を
する必要があった。また、正確な着座をしないと危険で
あるという問題があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、人間が存在、不存在によって動作が自動
的にオン/オフ制御されるマッサージャを提供すること
を目的としている。また、従来のマッサージャでは、ス
イッチを入れれば動作するため、小さな子供が遊びに使
用し、動作部に手や足をはさんだり、頭の上から肩もみ
部分が下がってきたりし、怪我をすることがある(特に
祖父、祖母宅に孫が帰省した場合に多い)という問題が
あった。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、子供にとって危険の少ないマッサージャ
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の特許請求の範
囲の請求項1に係るマッサージャは、高周波信号を発振
し、かつ発振周波数を自動的に変化させる周波数走査手
段を含む発振部と、共振回路を含むセンサ部と、前記発
振部から前記センサ部に高周波信号を伝える伝送部と、
前記センサ部の外部状況に応じた信号を出力する検出部
と、前記検出信号と発振周波数とから人体の有無を判断
する制御部と、からなる人体センサを用いて、マッサー
ジ動作のオン/オフ制御をするようにしている。
【0007】このマッサージャでは、人体センサの発振
部から高周波信号を、周波数を変化させながら伝送部を
介してセンサ部に加えると、検出部は椅子型のマッサー
ジャに人が座っているか否かにより、異なるレベルの信
号を出力する。そして、制御部で検出信号のレベルと発
振周波数とから人体の有無を判断し、人体有無信号を出
力する。そして、人体有の信号に応答して、マッサージ
動作をオンし、人体無しの信号に応じてマッサージ動作
をオフする。
【0008】また、請求項2に係るマッサージャは、請
求項1に係るものにおいて、前記センサ部のコイルは、
椅子の座面または、背もたれ部、もしくは両方に組み込
んであるものである。また、請求項3に係るマッサージ
ャは、請求項1に係るものにおいて、前記発振部は高周
波信号を発生し、この高周波信号を伝送路を介して共振
回路を含むセンサ部に供給し、外部の状況に応じてセン
サ部から伝送路に対して反射してくる信号を検出し、こ
の反射信号により人体検知を行うようにしたマッサージ
動作のオン/オフ制御を行うようにしたものである。
【0009】また、請求項4に係るマッサージャは、請
求項1に係るものにおいて、前記発振部で高周波信号を
発振し、順次その発振信号を変化させながら、伝送路を
介して共振回路を含むセンサ部に供給し、発振した各周
波数に対する各反射電力を測定し、この各周波数と反射
電力の関係から、人体の有無を検知するようにした人体
センサを用いてマッサージ動作のオン/オフ制御をする
ようにしたものである。
【0010】また、請求項5に係るマッサージャは、高
周波信号を発振し、近傍の人体の有無に応じ発振信号の
レベルが変化する発振部と、前記発振部の高周波信号を
受けて検波する検波部と、前記検波部の検波信号を受け
て、この検波信号のレベルの大小に応じ、人体の有無を
判別し、人体有無信号を出力する制御部とからなる人体
センサを用い、マッサージ動作のオン/オフ制御をする
ようにしたものである。
【0011】このマッサージャでは、人体センサの発振
部が高周波信号を発振すると、椅子に人体が居るか居な
いかにより、発振部の発振信号のレベルが変化する。検
波部で検波した信号のレベルより制御部は人体の有無を
判断し、人体有無信号を出力する。そして、人体有の信
号に応答してマッサージ動作をオンし、人体無しの信号
に応答してマッサージ動作をオフする。
【0012】また、請求項6に係るマッサージャは、請
求項5に係るものにおいて、前記人体センサは、空席や
荷物等のときに高周波信号が発振をし、人体のときには
高周波発振部は発振を停止するようにした人体センサを
用いてマッサージ動作のオン/オフ制御をするようにし
ている。また、請求項7に係るマッサージャは、請求項
5に係るものにおいて、何も存在しないとき、あるいは
人体以外の物体が存在するとき、高周波信号発振部を発
振させ、人体の存在で発振部の発振を停止させ、発振部
の高周波信号を検波部で検波し、この検波部の検波信号
のレベルが所定値以下の場合、人体有りとするようにし
た人体センサを用いてマッサージ動作のオン/オフ制御
をするものである。
【0013】また、請求項8に係るマッサージャは、請
求項5に係るものにおいて、前記人体センサの検波部と
制御部の間にフィルタを備え、人体検出時よりも高い周
波数で発振した発振信号を増幅し、検波信号のレベルを
補正する機能を備えた人体センサを用いてマッサージ動
作のオン/オフ制御をするものである。また、請求項9
に係るマッサージャは、請求項5に係るものにおいて、
前記人体センサに周波数カウンタを設け、発振部の発振
周波数に応じて、検波部の信号増幅率を変化させる人体
センサを用いてマッサージ動作のオン/オフ制御をする
ものである。
【0014】また、請求項10に係るマッサージャは、
請求項5に係るものにおいて、前記人体センサに周波数
カウンタを設け、発振部の発振周波数が人体や空席時よ
りも高いとき、人体と判定しないようにした人体センサ
を用いてマッサージ動作のオン/オフ制御をするもので
ある。また、請求項11に係るマッサージャは、請求項
1又は請求項5に係るものにおいて、マッサージ中に人
がマッサージャを離れ、人体センサが人の無しを検出し
たとき、マッサージ動作を停止させるとともに動作時の
動作モードと経過時間を記憶し、次に人体センサが人の
有を検出したときに前に動作していた動作モードと経過
時間を継続する機能を備えたものである。
【0015】また、請求項12に係るマッサージャは、
請求項1又は請求項5に係るものにおいて、マッサージ
中に人がマッサージャを離れ、人体センサが人の無しを
検出し、マッサージ動作が停止した後、再び人体センサ
が人の有を検出したとき、キー操作をしないとマッサー
ジ動作をしない機能を備えたものである。また、請求項
13に係るマッサージャは、請求項1又は請求項5に係
るものにおいて、人体無しと人体センサが検出し、予め
設定した時間を経過すると電源をオフにする機能を備え
たものである。
【0016】また、請求項14に係るマッサージャは、
高周波信号を発振し、かつ発振周波数を自動的に変化さ
せる周波数走査手段を含む発振部と、共振回路を含むセ
ンサ部と、前記発振部から前記センサ部に高周波信号を
伝える伝送部と、前記センサ部の外部状況に応じた信号
を出力する検出部と、前記検出信号と発振周波数とから
人体の有無及び人体が大人か子供かを判断する制御部か
らなる人体センサを用い、マッサージャの未着座や子供
の着座での動作を禁止するものである。
【0017】また、請求項15に係るマッサージャは、
請求項14に係るものにおいて、前記発振部は高周波信
号を発生し、この高周波信号を伝送路を介して共振回路
を含むセンサ部に供給し、外部の状況に応じてセンサ部
から伝送路に対して反射してくる信号を検出し、この反
射信号により人体検知を行うものである。また、請求項
16に係るマッサージャは、請求項14に係るものにお
いて、前記発振部で高周波信号を発振し、順次その発振
信号を変化させながら、伝送路を介して共振回路を含む
センサ部に供給し、発振した各周波数に対するかく反射
電力を測定し、このかく周波数と反射電力の関係から、
荷物と、大人と、子供の分別を検知するものである。
【0018】また、請求項17に係るマッサージャは、
請求項14に係るものにおいて、手動による解除機能を
設けたものである。また、請求項18に係るマッサージ
ャは、請求項17に係るものにおいて、前記手動による
解除機能は次回マッサージをするときに自動復帰するよ
うにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態椅子型のマッサージャの電気回路を示すブロック図
である。このマッサージャはスイッチ入力回路1と、人
体センサ2と、動作制御部3と、リミットスイッチ入力
回路4と、表示回路5と、出力回路6と、ソレノイド7
と、モータ8と、電源回路9とを備えている。スイッチ
入力回路1は、電源スイッチ、もむ、たたく、上昇、下
降等のキースイッチを含むものである。
【0020】この実施形態マッサージャの最も特徴とす
るところは、人体センサ2を設けたことである。その他
の回路部は、よく知られたものである。このマッサージ
ャでは、スイッチ入力回路1の電源スイッチ、その他の
動作スイッチをオンしても、人体センサ2が人体を検知
していないときは、動作を開始しない。椅子に設けられ
た人体センサ2が人体有の信号を動作制御部3に入力し
ていることを条件に、マッサージ動作を行うものであ
る。
【0021】図2は、この実施形態マッサージャに使用
される人体センサの一例を示す回路図である。この人体
センサ2は、センサ部11と、このセンサ部11に伝送
路14を介して高周波信号を伝送する発振部12と、セ
ンサ部11に供給された高周波信号がセンサ部11で反
射されて発振部12側に戻る反射信号を検出する反射波
センサ部13と、検出された反射信号を取り込んで信号
処理する制御部15と、から構成されている。
【0022】センサ部11は、ここでは検知コイル21
と、この検知コイル21と直列共振回路を形成する共振
用コンデンサ22と、1次側が入力側の共振回路に接続
され、2次側が高周波入力端子24とアースGNDに接
続される実数用トランス23とから構成されている。も
っとも、共振回路は並列共振回路を用いても良い。検知
用コイル21は、直径200mmの1回巻きの円形の空
芯のコイルが使用され、コイル21以外のセンサ部1
1、発振部12、反射センサ部13、制御部15は回路
ケース体に収納される。
【0023】また、検知用コイル21を磁性体コアに巻
回し、コイル21の面に直交する一方向にのみ磁界を発
生するようにしてもよい。なお、検知用コイル21の導
線としては、高周波信号の良導体であるAu(金)、A
g(銀)、Cu(銅)、Al(アルミニュウム)等が使
用される。コイル21を良導体で形成することにより、
感度がアップし、高周波電力損失が軽減される。
【0024】発振部12は、ここではLC共振型の発振
回路を用いているが、発振回路自体は、周知の高周波発
振回路であれば他の回路でもよく、例えば水晶発振器や
PLLを用いたものであってもよい。なお、発振部12
には、可変コンデンサ41を含み、この可変コンデンサ
41の容量を自動的に変化させることにより、発振部1
2より出力する高周波信号の周波数を、例えば、30M
HZ〜50MHZの範囲で走査する。走査機構は、発振
部12自身に備えていても良いし、制御部15からの指
令に応じて、モータ53を駆動して変化させてもよい。
もちろん、このモータ53は、図1のモータ8とは異な
るものである。
【0025】また、反射波センサ部13は、伝送路14
に接続されるコンデンサ31、このコンデンサの一端に
接続される抵抗32と、この抵抗32に並列接続され、
伝送路14にM結合されるコイル33とを備え、さら
に、並列回路の他端がダイオード34のアノードに接続
され、ダイオード34のカソードがコンデンサ35を介
してGND接続されるとともに、カソードから出力信号
を導出するようになっている。ここで使用している反射
波センサは、このようにCM結合のものを用いている
が、MM結合方法によるもの等、他のセンサを用いても
よい。
【0026】制御部15は、A/Dコンバータ51、C
PU52を備え、反射波センサ部13からのアナログ信
号をディジタル信号に変換し、反射波レベル及び周波数
から論理処理し、空席、荷物、人体(大人、子供)の着
座等の判別検知処理を実行する。上記した実施形態人体
センサ1の検知コイル21は、図4に示すように、椅子
形マッサージャの座部44と背もたれ部45の内部に埋
込む形で、組み込まれる。人体センサ1の回路部40は
座席42内に設置する。
【0027】この人体センサ1では、発振部12で高周
波信号を発生し、伝送路14を介してセンサ部11に供
給される。発振部12の高周波信号は、上記したよう
に、30MHZ〜50MHZの範囲で走査される。セン
サ部11に供給された高周波信号は、センサ部11で反
射される。センサ部11では、検知コイル21の近傍に
置かれる物体により、物体の透磁率や変位電流が相違す
るところから、センサ部11のインピーダンスが相違
し、コイル21の近傍、つまり外部状況によって発生す
る反射波のレベルが相違する。この反射波を反射波セン
サ部13で検出し、制御部15でその反射波レベルと周
波数から、空席、荷物、人体(子供、大人)等の別を判
別検知する。
【0028】図3は、図2で使用したものとは異なる人
体センサを示す回路図である。ここで使用する人体セン
サ2において、構成回路のうち、センサ部11及び反射
波センサ部13が図2に示したものと同様である。発振
部12は、PLL発振器49を使用する点で、図2のも
のと相違する。発振部12は、制御部15のCPU52
からの指令により、高周波発振周波数を変化する。
【0029】図2、図3に示す人体センサ2において、
発振部11を発振させると、空席の場合、子供が着座し
た場合、大人が着座した場合、及び荷物、金属板を載置
した場合の、反射波の特性は図5のa、b、c、d、
e、fに示す特性となる。これによると、a、bの空
席、及び荷物を載置した場合は、ある周波数で反射波が
非常に大きく、Qが高い。c、dの人体が着座した場合
(c:大人、d:子供)は、ある周波数で反射波が大き
くなるが、変化の程度が小さく、Qが小さい。このよう
な反射波の周波数特性の相違は、空席(空気)、荷物、
人体等の透磁率や変位電流の相違によって生じるもので
ある。また、金属の場合は、e、fに示すように周波数
が高い。
【0030】したがって、図5に示すように、反射波セ
ンサ部13より検出される反射波係数が、基準値SR
り、全周波数範囲にわたり大きければ人が着座している
ことを示す。制御部15のCPU52で、上記人、空
席、荷物の判別処理を行う。人体センサ2から人体有の
信号を受けると、スイッチ入力回路1の操作に応答し
て、マッサージャ制御部3はマッサージ動作を開始す
る。
【0031】図6は、この発明の実施形態で使用される
他の人体センサの例を示す回路図である。人体センサ2
は、高周波信号を発振する発振部70と、この発振部7
0より出力される高周波信号を検波する検波回路80
と、この検波回路80よりの検波信号を受けて人体の有
無を判別する制御部90とから構成されている。発振部
70は、検知用コイル71と、この検知用コイル71に
並列に接続され、一端が接地されるコンデンサ72と、
このコンデンサ72に並列接続される抵抗73と、これ
ら並列接続の他端がゲートに接続されるFET74と、
このFET74のゲートと接地間に接続されるコンデン
サ75、76の直列回路と、コンデンサ76と並列に接
続される抵抗77とを備えている。コンデンサ75と7
6の接続点は、FET74のドレインに接続され、FE
T74のソースにはVCC電源が接続される。この発振部
70は、コルピッツ型のLC発振器であり、それ自体は
特に新規な発振器である必要はない。したがって、ハー
トレイ発振器、等の他のよく知られた発振器であっても
よい。
【0032】発振部70の発振周波数は、10MHZ以
上の高周波信号であることが望ましく、検知用コイル7
1が1回巻きの場合は、その芯数の太さが1.2mmで
あり、直径が200mmのものである。コイル71の直
径は、150mmから300mm程度で適宜選定するこ
とができる。コンデンサ72は27PF、抵抗73は例
えば可変抵抗器とし、10KΩ〜150KΩの変化をさ
せ、感度調整を行うことができる。コンデンサ75、7
6は、それぞれ47PFである。抵抗77は470Ωで
ある。もっとも、これらの定数は一例であり、発振すべ
き周波数に応じ、適宜、選定すれば良い。
【0033】検波部80は、発振部80の出力端である
FET74のドレインが一端に接続されるコンデンサ8
1と、このコンデンサ81の他端にカソードが接続さ
れ、アノードが接地されるダイオード82と、上記コン
デンサ81の他端にアノードが接続されるダイオード8
3と、このダイオード83のカソードと接地間に接続さ
れるコンデンサ84とを備え、ダイオード83のカソー
ドから検波信号が出力される。
【0034】制御部90は、ベースに検波部80の出力
信号が抵抗92を介して加えられ、エミッタが接地接続
され、コレクタより人体有無の信号を出力するNPN型
トランジスタ91を備えている。この人体センサ2を座
席に組込んだ状態において、発振部70を発振させる
と、空席の場合、子供が着座した場合、大人が着座した
場合、及び荷物を載置した場合の、発振出力の特性は図
5のa、b、c、d、e、fと同様の特性となる。ただ
し、図5の反射波は検波出力となる。これによると、
a、dの空席、及び荷物を載置した場合のQが高く、
b、cの人体が着座した場合はQが小さくなる。すなわ
ち、図7に示すように、B/C=0.7としたときのA
の値の逆数がQ値と比例する。これにより、図5のQ値
を求めると、空席>荷物>子供>大人の順で、Q値が小
さくなる。それゆえ、制御部90におけるオン/オフの
基準値を荷物と子供の間に設定すれば、人体の着座の有
無を検知できる。
【0035】今、図6の人体センサにおいて、空席であ
るか、人体以外の荷物が載置された場合を想定すると、
これらの場合、検知用コイル71のQが高く、したがっ
て、発振部70は高周波信号(10MHZ)を発振し、
出力する。この高周波信号は、検波部80で検波され
て、制御部90のトランジスタ91に入力される。この
場合のトランジスタ91への入力レベルが高く、トラン
ジスタ91はONする。このONは、人体無しを示す信
号として出力される。次に、人が座席42に着座すると
人体の透磁率の影響を受け、検知用コイル71のQが低
下する。そのため、発振部70の発振が停止し、あるい
は弱くなり、したがって、検波部80へ入力される高周
波信号のレベルも0あるいは小となり、応じて検波部8
0からの検波信号も低い。そのため、トランジスタ91
はオフとなる。このオフは、人体有の信号として出力さ
れる。
【0036】人体センサ2から人体有の信号を受ける
と、スイッチ入力回路の操作に応答して、マッサージャ
動作制御部3は、マッサージ動作を開始する。図8は、
この発明の実施形態マッサージャで使用されるさらに他
の人体センサの例を示す回路図である。人体センサ2
は、発振部70、検波部80、制御部90とからなる基
本構成において、図6のものと同じである。ただし、制
御部90には基準電圧と検波電圧を比較する比較器93
を備えている。
【0037】図9は、さらに他の人体センサの例を示す
回路図である。この人体センサ2は、発振部70、検波
部80、制御部90とからなる基本構成において、図6
のものと同じである。ただし、制御部90には出力リレ
ー94を備えている。図10は、この発明の実施形態マ
ッサージャで使用されるさらに他の人体センサの例を示
すブロック図である。この人体センサ2は、発振部70
と、検波部80と、制御部90とを備えている点で、図
6、図8、図9のものと同様である。図6、図8、図9
の人体センサ2を用いて人体と物体の識別検知を行う場
合、金属物体は、レベルが非金属よりも人体レベルに近
いものであり、金属物体でも人体と検知してしまうおそ
れがある。
【0038】図10の人体センサ2は、金属物体による
発振周波数の高さに着目して、金属板などによる誤動作
を防止するようにしている。そのため、この人体センサ
2は、さらにフィルタ回路101と、高い周波数用の検
波器102を備えている。今、座席に人体が着座した場
合に、発振部70の発振出力は小さくなり、検波部80
で検波され、制御部90に入力された信号レベルは、例
えば基準値SR1より小さく、したがって制御部90は
人体有信号を出力する。人体や非金属の場合、発振部7
0の発振周波数は低いので、高周波フィルタ101でカ
ットされる。一方、座席に金属体が置かれた場合に、発
振部70の発振出力はやはり低下する。しかし、この場
合の発振周波数は、人体や非金属物に比べて高い。発振
部70の出力は、高周波フィルタ101によって高い周
波数成分のみが導出され、検波回路102で検波され、
その出力信号が制御部90に入力されるが、例えば基準
値SR1 よりもレベルが大となるように増幅されている
ので、制御部90では人体有とは判断しない。したがっ
て、金属体を人体と誤判断することはない。
【0039】図11は、この発明の実施形態マッサージ
ャに使用されるさらに他の人体センサの例を示すブロッ
ク図である。この人体センサ2も金属体を人体であると
誤検知しないものである。発振部70、検波部80及び
制御部90を備える点で、図10のものと同じである
が、発振部70の出力をカウントする周波数カウンタ1
03と、その周波数に応じて増幅器105の増幅率を制
御する増幅率制御部104とを特徴的に備えている。
【0040】この人体センサ2では、人体、非金属物で
ある場合はすでに説明した人体センサと同様の動作で識
別検知される。金属体が近傍に置かれた場合には、発振
部70の発振周波数が高くなる。この高い周波数の発振
出力を周波数カウンタ103でカウントし、周波数が高
いほど増幅率制御部104は、それに応答して増幅器1
05のゲインを上げる。その発振部70の発振出力が金
属体の存在のため、レベル低下しているが、増幅器10
5でレベルを上げるので、制御部90には、非金属物と
同様の高いレベルの入力が加えられる。したがって、金
属体を人体と誤動作することはない。
【0041】図12は、この発明の実施形態マッサージ
ャに採用される人体センサのさらに他の例を示すブロッ
ク図である。この人体センサ2も、金属体を人体である
と誤動作しないものである。この人体センサ2も、発振
部70、検波部80、制御部90を備えている。また、
発振部70の発振周波数をカウントする周波数カウンタ
103を備え、制御部90は、検波部80の出力をディ
ジタル値に変換するA/D変換器106と、CPU10
7とから構成されている。
【0042】この人体センサ2では、人体の場合は、発
振部70の発振出力が低下し、その発振出力が検波部8
0で検波されて、A/D変換器106を介してCPU1
07に取込まれている。また、非金属物である場合は、
発振部70の出力レベルが低下せず、その発振出力が検
波部80、A/D変換器106を介してCPU107に
取り込まれる。CPU107では、取り込まれた信号レ
ベルを基準値と比較して、人体と非金属物の識別を行
う。金属体の場合は、発振部70の発振出力が低下する
とともに、発振周波数も高くなる。周波数カウンタ10
3の周波数カウントによってCPU107には高い周波
数を示すカウント値が取込まれ、CPU107は基準値
を例えば、予め定めるSR2 に下げる。したがって、検
波部80、A/D変換器106を介して取込まれる信号
レベルが低下しているものの、基準値をSR2 まで下げ
ているので信号レベルはなお基準値よりも高い。したが
って、CPU107は人体であると判別せず、人体有の
信号を出力しない。そのため、金属体を人体と誤検知す
ることはない。
【0043】図13は、この発明の他の実施形態マッサ
ージャの要部を示すブロック図である。この実施形態マ
ッサージャは、人体センサ2、マッサージャ制御部3、
マッサージャ動作部200の他に、タイマ201を備え
ている。この実施形態マッサージャを図1に対応させ
て、さらに具体的に示すと、図14に示すものとなり、
マッサージャ動作部200はリミットスイッチ入力回路
4以降モータ8までの回路に相当し、タイマ201はタ
イマ3dに相当する。
【0044】この実施形態マッサージャでは、図15の
フロー図に示すように、スイッチ入力回路1の操作でス
タートし、人体センサ2で人体有と判断されると(ST
1)、マッサージ動作をオンする(ST2)。しかし、
人が離れるなどして人体無しが判断されると、マッサー
ジ動作をオフし(ST3)、タイマ201(3d)を起
動して、設定時間が経過したかをチェックし(ST
4)、設定時間経過で電源をオフする(ST5)。設定
時間経過で電源オフされるので、無用な電力消費を軽減
できる。
【0045】図16は、この発明のさらに他の実施形態
マッサージャの要部を示すブロック図である。この実施
形態マッサージャは、図13に示すものに、さらに記憶
装置202を備えたものである。この実施形態マッサー
ジャを図1に対応させて、具体的に示した回路は図14
に示したものと同様であり、例えばRAM3cが記憶装
置202として割当てられる。
【0046】この実施形態マッサージャでは、図17の
フロー図に示すように、人体センサ2で人体有と判定さ
れると(ST11)、マッサージ動作を開始する(ST
12)。しかし、人が離れるなどで人体無しが判定され
ると、マッサージ動作をオフする(ST13)ととも
に、その時点の動作モード及びタイマ201における経
過時間を記憶装置202に記憶する(ST14)。そし
て、再度人体有か判定して(ST15)、人体無しの場
合はST3に戻り、人が戻るのを待機し、ST15で人
体有と判定されると、つまり人が戻ってくるとマッサー
ジ動作をオンとし、経過時間を継続する(ST16)。
【0047】図18は、この発明のさらに他の実施形態
マッサージャの要部を示すブロック図である。この実施
形態マッサージャは、図13のタイマ201に代えて、
再動作スイッチ203を設けたものである。この実施形
態マッサージャを図1に対応させて、具体的に示すと図
19に示すものとなる。このマッサージャでは、マッサ
ージ中に人がマッサージャを離れ、人体センサ2が人の
無しを検出し、マッサージ動作が停止した後、再び人体
センサが人の有を検出したとき、キー操作、つまり再動
作スイッチ203を操作しないとマッサージ動作をしな
いようにする機能を備えている。
【0048】この実施形態マッサージャでは、図20の
フロー図に示すように、人がマッサージャを離れ、人体
センサ2が人体無しを検出する(ST21)と、マッサ
ージ動作がオフする(ST23)。そして、再度、人が
マッサージャに座り、人体センサ2が人体有を出力する
と(ST24)、再動作スイッチ1aがオンか?判定さ
れる(ST25)。再動作スイッチ1aが操作されない
間は、マッサージャ動作オフのままであり、再動作スイ
ッチ1aがオンされると、マッサージ動作がオンとなる
(ST26)。
【0049】この発明のさらに他の実施形態として、回
路構成としては図2、図3の人体センサ2を採用し、図
21に示すように、基準値をSR1 、SR2 と2つ設定
し、空席の他に大人と子供を識別し、子供の場合にはマ
ッサージ動作を禁止する。これにより、子供の操作によ
る危険を回避することができる。もっとも、子供であっ
ても大人の付添いのもと、まれにはマッサージ動作を行
いたい場合もあるので、これに対応できるようにするた
めにも、図22に示すように、人体センサ2への電源供
給を人体センサ電源オフスイッチ211でオフして、人
体センサ2の人体検知機能を働かせず、マッサージ動作
を行えばよい。この場合、人体センサ2への電源断に代
えて機能停止信号を送ってもよい。
【0050】また、図22の如く、人体センサの電源オ
フスイッチ211を手動で操作し、そのまま放置する
と、結局子供でも操作可能となるので、せっかく子供の
危険性を回避しようとした意味がなくなる。そのため、
図23に示すように、人体センサ電源オフスイッチ21
1に直列に人体センサ電源復帰スイッチ212を設け
る。この実施形態マッサージャにおいて、通常、人体セ
ンサ電源オフスイッチ211はオフしており、リレー2
13の接点214、215はいずれも上方の端子に投入
されており、したがって、電源電圧Vccは人体センサ2
に供給されている。ここで、人体センサ電源オフスイッ
チ211をオンすると、リレー213に電流が流れ、接
点214、215がいずれも下方の端子に投入され、人
体センサ2への電源供給が断たれる。次に、次回マッサ
ージを行うときに、人体センサ電源復帰スイッチ212
を自動的にオフし、接点214、215を上方に戻し、
電源供給を復帰し、人体センサ機能を自動復帰する。な
お、この場合も電源供給断の代わりに、停止信号を伝送
してもよい。
【0051】
【発明の効果】この出願の特許請求の範囲の請求項1な
いし請求項7に係る発明によれば、人体センサで人体検
知の有無により、動作をオン/オフ制御するものである
から、電気代が節約でき、省エネにつながるという効果
がある。また、透磁率や変位電流変化による人体判断を
行う人体センサを用いているので、電磁界イミュニティ
に強い。小型である。体重に影響されない。人体に接触
する必要がない。安全である。正確な着座でないと動作
しないので、動作すればマッサージ効果をあげることが
できる。等の効果がある。
【0052】また、請求項8ないし請求項10に係る発
明によれば、上記効果に加えて、人体と金属の誤検知が
防止でき、より精度良く動作させることができる。ま
た、請求項11に係る発明によれば、マッサージ中に人
が離れると、マッサージ動作を停止するとともに、動作
時の動作モードと経過時間を記憶し、人が再度検出され
ると、記憶していた動作モードと経過時間から動作を開
始でき、使用者は再操作の手間が省ける上、離れている
間は動作を停止するので、電力消費を軽減できる。
【0053】また、請求項12に係る発明によれば、マ
ッサージ中に人が離れてマッサージ動作が停止し、再び
人が戻ってきたとき、キー操作を行わないと動作を開始
しないので、他の人が知らずにマッサージャに着座した
ところ急に動きだし、びっくりしたり、事故が起こると
いうことを防止できる。また、請求項13に係る発明に
よれば、人体無しを検出してから所定時間後に電源をオ
フするものであるから、長期、人がいないにもかかわら
ず動作を続け、無駄な電力を消費するという不具合を防
止できる。
【0054】また、請求項14ないし請求項16に係る
発明によれば、大人と子供の判別を行い、子供の場合に
は動作を禁止するので、子供に危険が及ぶのを防止でき
る。また、請求項17に係る発明によれば、手動により
子供の検出による動作禁止機能を解除するので、手動操
作を前提として子供でも使用可とすることができる。
【0055】また、請求項18の発明によれば、請求項
17に係るものにおいて、次にマッサージ動作をすると
きに、子供による動作禁止機能を自動復帰し得るように
しているので、キー操作により子供による動作禁止を解
除して、これを元に戻すのを忘れても、次のマッサージ
で自動復帰するので、長期にわたり子供による動作禁止
機能の解除状態が続くことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態マッサージャの回路構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施形態マッサージャに使用される人体セン
サの具体回路の一例を示す回路図である。
【図3】同実施形態マッサージャに使用される人体セン
サの具体回路の他の例を示す回路図である。
【図4】同実施形態マッサージャへの人体センサの装着
を説明する概略図である。
【図5】図2、図3に示す人体センサにおける空席、着
座(子供)、着座(大人)、荷物、金属板の別による発
振部からの信号による周波数と反射波の関係を示す図で
ある。
【図6】上記実施形態マッサージャに使用される人体セ
ンサの具体回路のさらに他の例を示す回路図である。
【図7】同人体センサにおけるQの求め方を説明するた
めの図である。
【図8】上記実施形態マッサージャに使用される人体セ
ンサの具体回路のさらに他の例を示す回路図である。
【図9】上記実施形態マッサージャに使用される人体セ
ンサの具体回路のさらに他の例を示す回路図である。
【図10】上記実施形態マッサージャに使用される人体
センサのさらに他の例を示すブロック図である。
【図11】上記実施形態マッサージャに使用される人体
センサのさらに他の例を示すブロック図である。
【図12】上記実施形態マッサージャに使用される人体
センサのさらに他の例を示すブロック図である。
【図13】この発明の他の実施形態マッサージャの要部
の構成を示すブロック図である。
【図14】同実施形態マッサージャの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図15】同実施形態マッサージャの動作を説明するた
めのフロー図である。
【図16】この発明の他のさらに他の実施形態マッサー
ジャの要部の構成を示すブロック図である。
【図17】同実施形態マッサージャの動作を説明するた
めのフロー図である。
【図18】この発明の他のさらに他の実施形態マッサー
ジャの要部の構成を示すブロック図である。
【図19】同実施形態マッサージャの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図20】同実施形態マッサージャの動作を説明するた
めのフロー図である。
【図21】この発明の他のさらに他の実施形態マッサー
ジャの子供と大人を判別する基準値を説明する図であ
る。
【図22】この発明の他のさらに他の実施形態マッサー
ジャの要部の構成を示すブロック図である。
【図23】この発明の他のさらに他の実施形態マッサー
ジャの要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 人体センサ 3 マッサージ動作制御部 11 センサ部 12 発振部 13 反射波センサ部 14 伝送部 15 制御部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を自
    動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共振
    回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部に
    高周波信号を伝える伝送部と、前記センサ部の外部状況
    に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発振
    周波数とから人体の有無を判断する制御部と、からなる
    人体センサを用いて、マッサージ動作のオン/オフ制御
    をすることを特徴とするマッサージャ。
  2. 【請求項2】前記センサ部のコイルは、椅子の座面また
    は、背もたれ部、もしくは両方に組み込んである請求項
    1記載のマッサージャ。
  3. 【請求項3】前記発振部は高周波信号を発生し、この高
    周波信号を伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に供
    給し、外部の状況に応じてセンサ部から伝送路に対して
    反射してくる信号を検出し、この反射信号により人体検
    知を行うようにしたマッサージ動作のオン/オフ制御を
    行うことを特徴とする請求項1記載のマッサージャ。
  4. 【請求項4】前記発振部で高周波信号を発振し、順次そ
    の発振信号を変化させながら、伝送路を介して共振回路
    を含むセンサ部に供給し、発振した各周波数に対する各
    反射電力を測定し、この各周波数と反射電力の関係か
    ら、人体の有無を検知するようにした人体センサを用い
    てマッサージ動作のオン/オフ制御をすることを特徴と
    する請求項1記載のマッサージャ。
  5. 【請求項5】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無に
    応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振部
    の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部の
    検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体の有無を判別し、人体有無信号を出力する制御
    部とからなる人体センサを用い、マッサージ動作のオン
    /オフ制御をすることを特徴とするマッサージャ。
  6. 【請求項6】前記人体センサは、空席や荷物等のときに
    高周波信号が発振をし、人体のときには高周波発振部は
    発振を停止するようにした人体センサを用いてマッサー
    ジ動作のオン/オフ制御をすることを特徴とする請求項
    5記載のマッサージャ。
  7. 【請求項7】何も存在しないとき、あるいは人体以外の
    物体が存在するとき、高周波信号発振部を発振させ、人
    体の存在で発振部の発振を停止させ、発振部の高周波信
    号を検波部で検波し、この検波部の検波信号のレベルが
    所定値以下の場合、人体有りとするようにした人体セン
    サを用いてマッサージ動作のオン/オフ制御をすること
    を特徴とする請求項5記載のマッサージャ。
  8. 【請求項8】前記人体センサの検波部と制御部の間にフ
    ィルタを備え、人体検出時よりも高い周波数で発振した
    発振信号を増幅し、検波信号のレベルを補正する機能を
    備えた人体センサを用いてマッサージ動作のオン/オフ
    制御をすることを特徴とする請求項5記載のマッサージ
    ャ。
  9. 【請求項9】前記人体センサに周波数カウンタを設け、
    発振部の発振周波数に応じて、検波部の信号増幅率を変
    化させる人体センサを用いてマッサージ動作のオン/オ
    フ制御をすることを特徴とする請求項5記載のマッサー
    ジャ。
  10. 【請求項10】前記人体センサに周波数カウンタを設
    け、発振部の発振周波数が人体や空席時よりも高いと
    き、人体と判定しないようにした人体センサを用いてマ
    ッサージ動作のオン/オフ制御をすることを特徴とする
    請求項9記載のマッサージャ。
  11. 【請求項11】マッサージ中に人がマッサージャを離
    れ、人体センサが人の無しを検出したとき、マッサージ
    動作を停止させるとともに動作時の動作モードと経過時
    間を記憶し、次に人体センサが人の有を検出したときに
    前に動作していた動作モードと経過時間を継続する機能
    を備えたことを特徴とする請求項1、又は請求項5記載
    のマッサージャ。
  12. 【請求項12】マッサージ中に人がマッサージャを離
    れ、人体センサが人の無しを検出し、マッサージ動作が
    停止した後、再び人体センサが人の有を検出したとき、
    キー操作をしないとマッサージ動作をしない機能を備え
    たことを特徴とする請求項1、又は請求項5記載のマッ
    サージャ。
  13. 【請求項13】人体無しと人体センサが検出し、予め設
    定した時間を経過すると電源をオフにする機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1、請求項5記載のマッサージ
    ャ。
  14. 【請求項14】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を
    自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共
    振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部
    に高周波信号を伝える伝送部と、前記センサ部の外部状
    況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発
    振周波数とから人体の有無及び人体が大人か子供かを判
    断する制御部からなる人体センサを用い、マッサージャ
    の未着座や子供の着座での動作を禁止することを特徴と
    するマッサージャ。
  15. 【請求項15】前記発振部は高周波信号を発生し、この
    高周波信号を伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に
    供給し、外部の状況に応じてセンサ部から伝送路に対し
    て反射してくる信号を検出し、この反射信号により人体
    検知を行うようにした請求項14記載のマッサージャ。
  16. 【請求項16】前記発振部で高周波信号を発振し、順次
    その発振信号を変化させながら、伝送路を介して共振回
    路を含むセンサ部に供給し、発振した各周波数に対する
    各反射電力を測定し、この各周波数と反射電力の関係か
    ら、荷物と、大人と、子供の分別を検知するようにした
    ものである請求項項14記載のマッサージャ。
  17. 【請求項17】手動による解除機能を設けたことを特徴
    とする請求項14記載のマッサージャ。
  18. 【請求項18】前記手動による解除機能は次回マッサー
    ジをするときに自動復帰する機能を備えたことを特徴と
    する請求項14記載のマッサージャ。
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