JPH10149214A - タグno.桁数自動調整装置 - Google Patents

タグno.桁数自動調整装置

Info

Publication number
JPH10149214A
JPH10149214A JP31051596A JP31051596A JPH10149214A JP H10149214 A JPH10149214 A JP H10149214A JP 31051596 A JP31051596 A JP 31051596A JP 31051596 A JP31051596 A JP 31051596A JP H10149214 A JPH10149214 A JP H10149214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
area
service name
memory area
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31051596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeki Otsu
武樹 大津
Tadao Kikuchi
忠雄 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Information and Control Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Information and Control Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Information and Control Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31051596A priority Critical patent/JPH10149214A/ja
Publication of JPH10149214A publication Critical patent/JPH10149214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DCSの基本的なしくみを変更することな
く、タグNO.の桁数を自動的に調整することができ
る。 【解決手段】 分散形コントロールシステムに用いられ
るタグNO.桁数自動調整装置であって、分散形コント
ロールシステムでの信号を管理する記号であるタグN
O.を格納するタグメモリ領域12aと、サービス名称
等の前記タグNO.を補足する情報を格納する補足メモ
リ領域12bとを一体にし、かつ合計して所定メモリ容
量となる共通メモリ領域12として共有化し、タグN
O.を表現するのに必要な容量のメモリ領域を、タグメ
モリ領域として共通メモリ領域から優先的に確保するこ
とで、タグNO.の桁数を自動調整可能としたタグN
O.桁数自動調整装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタグNO.桁数自
動調整装置、更に詳しくは分散コントロールシステム
(以下、DCSと省略)等におけるタグNO.(TAG
NO.ともいう)の管理方法の部分に特徴のあるタグ
NO.桁数自動調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のプラント等は、分散コントロール
システム(DCS),いわゆる監視制御システムによっ
て制御されている。このDCSにおいては、その管理す
る計測機器等から送られる信号にナンバー(以下NO.
と省略)を付けて通常管理するが、このNO.のことを
タグNO.という。
【0003】タグNO.はDCSが監視・制御を行う種
々のプラントに合わせて決定され、プラントの運行は、
このタグNO.による機器管理を基本として実施される
ことになる。
【0004】通常タグNO.の決定は、タグを付ける信
号に対応した現場の機器の機器NO.にできるだけ合わ
せることを基本とする。これによりプラントを運行する
オペレータの管理が容易となるためである。したがっ
て、タグNO.とは、システム内において機器を識別す
るための番号であるともいえる。なお、機器NO.は、
プラントの現地に設定されたバルブやセンサといった具
体的な機器そのものに付される番号である。
【0005】しかし、タグNO.にはDCSの基本制約
から桁数の制限があり、最大桁数は固定である。このた
め基本的には、タグNO.=機器NO.としたいところ
を、機器NO.がタグNO.の最大桁数以上の場合に
は、機器NO.を省略してタグNO.とすることにな
る。現実には、ほとんどの場合、機器NO.を省略して
タグNO.としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、タグ
NO.には桁数制限があるため、機器NO.を省略して
タグNO.を決定する場合、以下の問題が発生する。 (1)機器NO.≠タグNO.ため、オペレータは機器
NO.及びタグNO.の双方を覚える必要があり、管理
上労力を必要とする。 (2)機器NO.をタグNO.に省略する労力が多大で
ある。機器NO.をタグNO.に省略する基本法則をメ
ーカ側とユーザ側との打ち合わせにより決め、それに基
づく個々に多数のタグNO.を省略していくことが必要
だからである。
【0007】また、上記問題を解決するための方法とし
て、DCSのタグNO.のメモリエリア及び表示エリア
を可変にし、自由な桁数とすることが考えられるが、こ
のようにした場合、DCSの基本のしくみを変更する必
要があり、以下の問題が発生する。 (A)タグNO.用のメモリ容量が増大する。DCSも
計算機であるためメモリを可変にすることは可能だが、
その処理パフォーマンスが悪くなる。 (B)画面表示が困難となる。CRT画面の解像度等の
制約から、画面に表示できる文字桁数が基本的に決定さ
れる。このため、タグNO.を可変にすることは表示エ
リアを可変にする必要性があるが、一画面で表示する情
報量を減らさずに表示することは不可な場合がある。
【0008】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、DCSの基本的なしくみを変更することな
く、タグNO.の桁数を自動的に調整することができる
タグNO.桁数自動調整装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、分散形コントロールシ
ステムに用いられるタグNO.桁数自動調整装置であっ
て、分散形コントロールシステムでの信号を管理する記
号であるタグNO.を格納するタグメモリ領域と、サー
ビス名称等の前記タグNO.を補足する情報を格納する
補足メモリ領域とを一体にし、かつ合計して所定メモリ
容量となる共通メモリ領域として共有化し、タグNO.
を表現するのに必要な容量のメモリ領域を、タグメモリ
領域として共通メモリ領域から優先的に確保すること
で、タグNO.の桁数を自動調整可能としたタグNO.
桁数自動調整装置である。
【0010】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、分散形コントロールシステ
ムにおけるタグNO.及び補足する情報の表示領域を共
有メモリ領域と対応させ、タグNO.及び補足する情報
の表示についても、その表示領域を共有化したタグN
O.桁数自動調整装置である。 (作用)したがって、請求項1に対応する発明のタグN
O.桁数自動調整装置においては、タグメモリ領域と補
足メモリ領域とを一体にし、かつ合計して所定メモリ容
量となる共通メモリ領域とする。そして、タグメモリ領
域に優先してメモリを割り付ける。
【0011】したがって、例えば補足メモリ領域にDC
Sに従来から備えられたサービス名称のメモリ領域を用
いることで、DCSの基本的なしくみを変更することな
く、つまりメモリの全体的な割り当て等は変更すること
なく、タグNO.の桁数を自動的に調整することが可能
となる。
【0012】このため、機器NO.を省略することな
く、タグNO.として用いることができる。なお、補足
メモリ領域に用いられる情報はサービス名称等の補足的
なものであるので、DCSを運用する上での支障は生じ
ない。
【0013】また、請求項2に対応する発明のタグN
O.桁数自動調整装置においては、請求項1に対応する
発明と同様に作用する他、タグNO.及び補足する情報
の表示についても、その表示領域を共有化し、DCSの
基本的なしくみを変更することなく、つまり表示領域の
全体的な割り当て等は変更することなく、所定領域内に
両表示を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。分散コントロールシステム(DCS)内で
信号情報を管理する手段としてタグNO.の他に、サー
ビス名称というものがある。
【0015】タグNO.は信号に対する記号(英数文
字)として、その対称機器を明確にするもので、DCS
上の処理は全てタグNO.を使用して行われる。そのタ
グNO.は、無意味に付けられるものでなく、例えば
「FIC005」というタグNO.があったときには、
各文字は、 F:流量 I:指示付 C:コントロール有 005:5ループ目のループといった意味を有してい
る。
【0016】これに対して、サービス名称は、上記タグ
NO.を人間に判り易くするため、英数カナ漢字で表現
される補足名称であり、タグNO.に各々対応して付さ
れている。
【0017】例) (FIC005のタグであれば) ×××流量制御 ←サービス名称 タグNO.及びサービス名称は、従来のDCSでは、そ
れぞれ個別の固定メモリエリア、CRT表示エリアを割
付けられているが、本実施形態ではこのタグNO.及び
サービス名称のメモリ上のエリアを共有化し、さらにC
RT上の表示エリアも共有化する。さらに、タグNO.
及びサービス名称を合わせた広いメモリエリア上におい
て、タグNO.,サービス名称それぞれの桁数を可変と
し、タグNO.の桁数の制限を広げるようにしている。
【0018】このようにタグNO.及びサービス名称の
メモリ,CRT表示エリアを共有とすることにより、タ
グNO.のために十分な桁数を確保することが可能にな
る。その様子を従来技術と比較しながら具体的に説明す
る。
【0019】[本実施形態の装置によるタグNO.の
例] 機器NO. FICRA102015 タグNO. FICRA102015 サービス名称 (特に必要なし) F:流量 I:指示 C:制御(コントロール) R:レコード付 A:アラーム付 10:××系 20:××設備 15:15ループ目 [比較例:従来技術で付けられるタグNO.の例] 機器NO. FICRA102015 タグNO. FC0015 (桁数固定のため) サービス名 ××系××設備 流量 すなわち、本実施形態では、タグNO.とサービス名称
を共有(1つの)エリアとして表わすことができ、メモ
リ上のエリアが共通しているので、機器NO.をタグN
O.で全て表現でき、残りのエリアでサービス名称を付
けることもできる。つまり、今まで「10」+「10」
であったものをトータル20の内で自由に可変させるこ
とにより、タグNO.の表現に幅をもたせるということ
である。なお、上記例は極端な場合であり、サービス名
称は付されていない。タグNO.(=機器NO.)の桁
数が大きい(多い)ということは、そのタグNO.で表
現される意味合いが多いということであり、その場合に
は補足説明的なサービス名称は簡略化できるからであ
る。
【0020】これに対し、比較例(従来技術)の場合で
は、タグNO.、サービス名称に個々に桁数の制約があ
るため、機器NO.をタグNO.で全て表現することが
できない。機器NO.は通常はCRT表示されないの
で、比較例の場合では、オペレータが理解できるよう
に、機器NO.を簡略化したタグNO.情報の補足とし
て、「××系××設備」というような名称をサービス名
称として付ける必要がある。なお、このような補足をし
ても固定エリアによる制約から機器NO.上の「指示
有、レコード有、アラーム有」という内容は表現できな
い。
【0021】次に、図面を用いて本実施形態の構成をよ
り具体的に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
タグNO.桁数自動調整装置が適用された分散コントロ
ールシステムの一例を示す全体構成図である。
【0022】同図において、この分散コントロールシス
テム(DCS)は、データ伝送路1に接続された監視装
置2及びコントローラ3から構成されている。コントロ
ーラ3は、センサやバルブ等の機器4を直接制御し、こ
れらの機器情報を監視装置2に送付する。
【0023】一方、監視装置2は、データ伝送路1を介
してコントローラ3から得た機器情報等を表示し、ま
た、コントローラ3への指示入力を行うものである。こ
のとき、上記したように機器4等に関する信号にはタグ
NO.が付され、タグNO.により、各情報が管理され
ている。
【0024】また、監視装置2は、コントローラ3と間
で情報を授受し、また必要な処理を行ってメモリ6の保
存する情報処理部5と、情報処理部5の処理結果をメモ
リ6から読み出し入出力部7を介して表示画面8に表示
する表示部9とによって構成されている。なお、入出力
部7には、入力装置10が接続されている。
【0025】次に、分散コントロールシステムにおい
て、タグNO.等を管理するための主要構成部分につい
て図2及び図3を用いて説明する。図2は本実施の形態
におけるメモリ部分の構成例及び画面表示との関係を模
式的に示す図である。
【0026】図3は本実施の形態におけるメモリ部分の
構成例を示し、タグNO.とサービス名称との関係を模
式的に示す図である。図2に示すようにDCS11内に
は、メモリ6及び表示画面8が設けられているが、メモ
リ6内には、さらに各タグにそれぞれ対応してタグN
O.及びサービス名称を記憶するタグ・サービス領域1
2が設けられている。
【0027】各タグ・サービス領域12は、DCS内部
メモリ6のタグNO.とサービス名称のエリアを共有し
ている。共有という意味は、機器NO.入力項目(1)
の桁数+サービス名称入力項目(2)が個々の機器(信
号)の管理番号としてメモリするエリアとなるという意
味である。
【0028】ここで、入力項目(1)及び入力項目
(2)は、システムを構築する際にDCS内部メモリ6
に入力すべき項目であり、入力項目(1)はタグNO.
であり本実施形態では現場の機器NO.と等しく、入力
項目(2)はサービス名称である。
【0029】したがって、各タグ・サービス領域12
は、図3に示すようにタグNO.領域12aとサービス
名称領域12bとから構成され、全体として所定のメモ
リ容量を有している。
【0030】各領域12a,12bには、入力装置10
からの入力により入力項目(1)の内容及び入力項目
(2)の内容が順次入力されるようになっている。つま
り、図2に示すように、まず、入力項目(1)として機
器NO.の入力10aがなされると、図3に示すように
その内容がタグNO.領域12aに格納される。次に、
入力項目(2)としてサービス名称の入力10bがなさ
れると(図2)、図3に示すようにその内容がサービス
名称領域12bに格納される。
【0031】ここで、タグNO.領域12aとサービス
名称領域12bとは、2つで一定の容量となっているか
ら、図3の例1),例2)に示すように、タグNO.桁
数が多い場合には、タグNO.領域12aは大きく、サ
ービス名称領域12bは小さくなる。逆に、タグNO.
桁数が少ない場合には、タグNO.領域12aは小さ
く、サービス名称領域12bは大きくなる。
【0032】この関係は、表示画面8に示すときも同様
であって、図2に示すように、タグ・サービス領域12
の内容全体が一体としてCRT表示エリア13上に示さ
れることになる。このときのCRT表示エリア13上の
表示形態は、図3の例1)、例2)に示されるような形
となる。したがって、表示画面8上には、タグNO.と
して機器NO.が表示されることになる。
【0033】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るタグNO.桁数自動調整装置に対するタ
グNO.及びサービス名称の設定入力における入力パタ
ーンについて説明する。
【0034】上記[本実施形態の装置によるタグNO.
の例]では、タグNO.として機器NO.を入力し、サ
ービス名称は省略するパターンを示した。ここでは、入
力パターンを種々分類し、以下に示す。 (1)タグNO.(=機器NO.)とサービス名称の両
方をタグ・サービス領域12に格納する場合 (1−1)サービス名称の長さが予め決まっている場合 メーカ側とユーザ側との打ち合わせにより、サービス名
称は入力可能な長さであるか否かに関係なく、すなわち
タグNO.の長さに関係なく、例えば管理上との都合か
ら設定入力前に決定する場合がある。このような場合で
かつ、たとえ一部でもよいからサービス名称を入力した
いとの要請があった場合の入力パターンを説明する。
【0035】まず、タグNO.すなわち機器NO.を入
力項目(1)として入力し、続いて、入力項目(2)と
してサービス名称を入力可能な長さだけ入力する。この
ようにしたとき、機器NO.が長けれはサービス名称領
域12bが短くなり、サービス名称がタグ・サービス領
域12に納まりきらずに、その尾部が切れてしまう場合
もある。しかし、その尾部切れの情報からでもオペレー
タは多少なりの情報を得ることができる。 (1−2)サービス名称の長さをタグNO.の長さに合
せて決める場合 本実施形態では入力項目(1)として機器NO.を入力
するわけであるから、予めサービス名称として入力可能
な桁数を知ることができる。
【0036】そこで、メーカ側とユーザ側との打ち合わ
せにより、入力可能な桁数をサービス名称の長さとし、
この長さに納まるようにサービス名称の長さを決定す
る。 (2)サービス名称タグをタグ・サービス領域12に格
納しない場合 (2−1)すべてについてサービス名称を格納しない場
合 上記(1−1)のように、タグNO.の長さに関係な
く、設定入力前にサービス名称を決定する場合に、サー
ビス名称のすべてが各タグ・サービス領域12に納まら
ず切れが生じるのなら、サービス名称を入力しなくても
よい。サービス名称に切れが生じていては表示が見づら
い場合もあるからである。
【0037】なお、サービス名称を入力しなくても、タ
グNO.としての機器NO.に必要な情報がすべて盛り
込まれているので問題は生じない。 (2−2)一部のみサービス名称を格納しない場合 上記(1−1)のように、タグNO.の長さに関係な
く、設定入力前にサービス名称を決定する場合に、サー
ビス名称のすべてが各タグ・サービス領域12に納まら
ず切れが生じるのなら、サービス名称の切れが生じるも
のについては、サービス名称を入力しなくてもよい。
【0038】この場合、サービス名称の切れが生じるも
ののみについて設定入力が行われず、サービス名称の切
れが生じないサービス名称については設定入力が行われ
る。上述したように、本発明の実施の形態に係るタグN
O.桁数自動調整装置は、タグNO.領域12aとサー
ビス名称領域12bとを共有化させ、一体として所定容
量を有するタグ・サービス領域12として、タグNO.
領域12aをサービス名称領域12bよりも先に割り付
けるようにしたので、DCSの基本的なしくみを変更す
ることなく、つまりメモリの全体的な割り当て等は変更
することなく、タグNO.の桁数を自動的に調整するこ
とが可能となる。
【0039】このため、機器NO.を省略することな
く、タグNO.として用いることができる。また、本発
明の実施の形態に係るタグNO.桁数自動調整装置は、
表示画面8への表示についても、タグ・サービス領域1
2に対応させて上記と同様にその表示領域を共有化する
ようにしたので、DCSの基本的なしくみを変更するこ
となく、つまり表示領域の全体的な割り当て等は変更す
ることなく、所定領域内に両表示を行うことができる。
【0040】なお、比較例として、従来のタグNO.及
びサービス名称を表示させるためのDCS主要部構成及
びメモリ構成を図4及び図5に示す。つまり、図4、図
5に示すように、従来のメモリ構成ではタグNO.領域
とサービス名称領域とが固定メモリ容量で別々に設けら
れている。
【0041】したがって、従来技術では、機器NO.が
タグNO.領域に納まらないときは、タグNO.自体を
省略するしかなかったが、本実施形態の場合では、図
2、図3に示すように、まず、タグNO.領域12aと
サービス名称領域12bとを一体としてタグ・サービス
領域12とし、タグNO.領域12aをサービス名称領
域12bよりも先に割り付けるようにしているので、機
器NO.を確実にタグNO.として登録することができ
る。
【0042】したがって、タグNO.用のメモリ容量を
別途増大させることなく、つまりメモリの全体使用量を
変更することなく、上記目的を達成できるので、DCS
の処理パフォーマンスは、それほど低下しない。
【0043】また、CRT画面の解像度等の制約を受け
ることなく、必要な情報を容易に表示することができ
る。なお、上記実施形態では、タグNO.領域をサービ
ス名称領域を融合するようにしたが、本発明はこれに限
られるものでなく、例えばさらに他の領域をタグNO.
領域を一体とし、サービス名称にとどまらずさらに共有
エリアを増やすようにしてもよい。
【0044】また、従来技術でも説明したが、DCSの
タグNO.のメモリエリア及び表示エリアを可変にし自
由な桁数としても、機器NO.をタグNO.として設定
することが可能となる。この内容を従来技術の項目で説
明したのは、上記実施形態との対比を図るためであり、
この技術内容自体は新規であり、特有の効果を有してい
る。
【0045】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。また、実施形態に記載した
手法は、コンピュータに実行させることができるプログ
ラムとして、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布するこ
ともできる。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、タ
グNO.領域12aとサービス名称領域12bとを共有
化させたので、DCSの基本的なしくみを変更すること
なく、タグNO.の桁数を自動的に調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタグNO.桁数自動
調整装置が適用された分散コントロールシステムの一例
を示す全体構成図。
【図2】同実施の形態におけるメモリ部分の構成例及び
画面表示との関係を模式的に示す図。
【図3】同実施の形態におけるメモリ部分の構成例を示
し、タグNO.とサービス名称との関係を模式的に示す
図。
【図4】従来のDCSにおけるタグNO.及びサービス
名称を表示させる部分の主要部構成を示す図。
【図5】従来のDCSにおけるタグNO.及びサービス
名称を表示させるメモリ構成を示す図。
【符号の説明】
1…データ伝送路 2…監視装置 3…コントローラ 4…機器 6…メモリ 8…表示画面 12…タグ・サービス領域 12a…タグNO.領域 12b…サービス名称領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散形コントロールシステムに用いられ
    るタグNO.桁数自動調整装置であって、 前記分散形コントロールシステムでの信号を管理する記
    号であるタグNO.を格納するタグメモリ領域と、サー
    ビス名称等の前記タグNO.を補足する情報を格納する
    補足メモリ領域とを一体にし、かつ合計して所定メモリ
    容量となる共通メモリ領域として共有化し、 前記タグNO.を表現するのに必要な容量のメモリ領域
    を、前記タグメモリ領域として前記共通メモリ領域から
    優先的に確保することで、前記タグNO.の桁数を自動
    調整可能としたことを特徴とするタグNO.桁数自動調
    整装置。
  2. 【請求項2】 前記分散形コントロールシステムにおけ
    る前記タグNO.及び前記補足する情報の表示領域を前
    記共有メモリ領域と対応させ、前記タグNO.及び前記
    補足する情報の表示についても、その表示領域を共有化
    したことを特徴とする請求項1記載のタグNO.桁数自
    動調整装置。
JP31051596A 1996-11-21 1996-11-21 タグno.桁数自動調整装置 Pending JPH10149214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31051596A JPH10149214A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 タグno.桁数自動調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31051596A JPH10149214A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 タグno.桁数自動調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10149214A true JPH10149214A (ja) 1998-06-02

Family

ID=18006165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31051596A Pending JPH10149214A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 タグno.桁数自動調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10149214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118641A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp 監視制御画面表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012118641A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp 監視制御画面表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4920514A (en) Operational information display system
US4896306A (en) Electronic scheduler capable of searching schedule data based on time
JPH08129469A (ja) コンピュータ処理用操作ボタンの最適化表示方法
JPH10149214A (ja) タグno.桁数自動調整装置
JPH06337768A (ja) 階層構造データの表示システム及び表示方法
JP4620035B2 (ja) プログラム作成装置、プログラム作成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JPS6022236A (ja) メツセ−ジ出力方式
CA2177105A1 (en) Information processing system for selectively connecting multiple types of extension devices to connection ports
JP3441872B2 (ja) 情報処理方法とその装置
JP2639224B2 (ja) 処理選択処理の複数プロセス間共有方法
JPH1027084A (ja) 表示装置
JPH04337828A (ja) メッセージ管理装置
JPH0426490B2 (ja)
JPH05102967A (ja) サービス装置
JPH01105994A (ja) 仮想画面の状態表示方式
JPH04336366A (ja) 管理ファイルによるメニュー方式
JPH08235283A (ja) データ処理装置
JPH04355822A (ja) メッセージ管理方式
JPH08328809A (ja) 入力装置
JPS62147539A (ja) 監視装置
JPH06138855A (ja) 監視・制御システム
JP2001236213A (ja) データ入力処理装置、データ入力処理システム、及びデータ入力処理プログラムが記録された記憶媒体
JPH04253269A (ja) データ処理装置
JPH04181312A (ja) 情報処理システムの出力制御方式
JPH09244999A (ja) 業務端末におけるユーザ情報呼出し方法