JPH10148863A - 撮影モードを選択可能なカメラ - Google Patents

撮影モードを選択可能なカメラ

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Publication number
JPH10148863A
JPH10148863A JP8310614A JP31061496A JPH10148863A JP H10148863 A JPH10148863 A JP H10148863A JP 8310614 A JP8310614 A JP 8310614A JP 31061496 A JP31061496 A JP 31061496A JP H10148863 A JPH10148863 A JP H10148863A
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JP
Japan
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mode
camera
button
segment
shooting
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Application number
JP8310614A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Wakabayashi
勤 若林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影モードを変更可能なカメラにおいて、わ
かりやすさを重視した撮影モードでどの機能が使用可能
であるかの判断を容易に行えるようにする。 【解決手段】 カメラ1に装備した全ての機能を使用可
能とする第1の撮影モードと、このカメラに装備した一
部の機能のみを使用可能としそれ以外の機能を使用不可
とする第2の撮影モードとを備える。これら第1、第2
の撮影モードを選択操作部材126により選択可能に構
成する。第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材1
31,132,133を、カメラの外表面であって第
1、第2の撮影モードのいずれにおいても使用可能な操
作部材121〜125とは異なる位置に配置する。たと
えば第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材を、カ
メラの上面カバー部の一側寄りの部分に配置し、第1、
第2の撮影モードのいずれにおいても使用可能な操作部
材を、カメラの上面カバー部11の他側寄りの部分に配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時に設定操作
される複数の機能を全てまたは一部のみを使用可能とす
る撮影モードを変更可能なカメラに関し、特にカメラ本
体上での機能選択用の操作釦のような操作部材の配置構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラでは、撮影時に使用できる
設定操作の多機能化が進んでおり、使い易くなっている
反面、初心者等においては設定操作ができない機能もあ
る。このため、この種のカメラにおいて、撮影モードと
してシンプルモードとアドバンスモードとをもたせたカ
メラが知られている。
【0003】ここで、シンプルモードとは、初心者にと
ってのわかりやすさを重視してカメラの機能の一部を使
用できないようにした撮影モードである。一方、アドバ
ンスモードとは、カメラに装備した全ての機能(フル機
能)が使用可能な撮影モードである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにカ
メラが装備している機能の全てまたは一部を使用可能と
するという複数の撮影モードをもたせ、これらを設定変
更可能にした場合、わかりやすさを重視したシンプルモ
ードにおいて、どの機能が使用可能であってまたどの機
能が使用不可であるかの判断が容易に行えなくなるとい
う問題を招くおそれがある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、複数の撮影モードを有しこれらを設定変更可能な
カメラにおいて、わかりやすさを重視した撮影モードに
おいてどの機能が使用可能であるかを容易に判断できる
ようにした撮影モードを選択可能なカメラを得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラは、
撮影時に設定操作される複数のモード選択が可能なカメ
ラであって、このカメラに装備した全ての機能を使用可
能とする、いわゆるフル機能での撮影が可能な第1の撮
影モードと、このカメラに装備した一部の機能のみを使
用可能としそれ以外の機能を使用不可とする第2の撮影
モードとを備え、これら第1、第2の撮影モードを選択
操作部材により選択可能に構成し、前記第1の撮影モー
ドのみで使用可能な操作部材を、カメラの外表面であっ
て前記第1、第2の撮影モードのいずれにおいても使用
可能な操作部材とは異なる位置に配置したものである。
【0007】また、本発明に係る撮影モードを選択可能
なカメラは、第1の撮影モードのみで使用可能な操作部
材を、カメラの上面カバー部の一側寄りの部分に配置
し、第1、第2の撮影モードのいずれにおいても使用可
能な操作部材を、カメラの上面カバー部の他側寄りの部
分に配置したものである。さらに、本発明に係る撮影モ
ードを選択可能なカメラは、第1の撮影モードのみで使
用可能な操作部材を、カメラの背面部、側面部または前
面部のいずれかに配置し、第1、第2の撮影モードのい
ずれにおいても使用可能な操作部材を、カメラの上面カ
バー部に配置したものである。
【0008】本発明によれば、カメラに装備されている
全ての機能を使用可能な、いわゆるフル機能の撮影モー
ドでのみ使用可能な機能を使用する際に操作する操作部
材を、カメラの外表面上であってその他の操作部材を配
置する位置とは異なる位置に配置しているから、わかり
やすさを重視した第2の撮影モードにおいての操作に有
効な操作部材がいずれであるかの判断が容易に行え、操
作性をより一層向上させることができる。
【0009】第1の撮影モードとはアドバンスモードと
呼ばれ、カメラに装備したフル機能の使用が可能な撮影
モードである。第2の撮影モードとはシンプルモードと
呼ばれ、カメラに装備した機能のうち、初心者にとって
も操作が容易となるようにわかりやすさを重視してカメ
ラの機能の一部を使用できないようにした撮影モードで
ある。第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材を配
置するカメラの外表面としては、カメラの上面カバー部
中央の突出部よりも左側寄りの部分や、カメラの背面
部、両側の側面部、前面部でレンズ鏡筒を除いた部分、
あるいは底面部があり、そのいずれかに配置するとよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係る撮
影モードを選択可能なカメラの一つの実施の形態を示す
ものである。図1において、符号1はカメラであり、1
1はこのカメラ1の上面カバー部である。111はカメ
ラ1の図中右側前面に膨出するグリップ部であり、上面
カバー部11と一体となっている。また、112は上面
カバー部11の略中央での突出部(ペンタプリズム等を
設けるいわゆる軍艦部)である。
【0011】前記グリップ111の上面には、レリーズ
釦121が配置される。このレリーズ釦121を押し下
げることにより撮影の開始が行われる。122はカメラ
のメインスイッチである電源スイッチであり、指標12
2aを「ON」の位置に合わるとカメラ1の電源が入
り、レリーズ釦121の押し下げにより撮影が可能にな
る。また、電源スイッチ122の指標122aを「OF
F」の位置に合わせるとカメラ1への電源供給が断た
れ、レリーズ釦121を押し下げても撮影はできなくな
る。なお、この電源スイッチ122を「OFF」の位置
に合わせたときには、後述の液晶(LED)等からなる
表示素子15は消灯する。
【0012】123はプリントタイプ選択釦である。こ
のプリントタイプ選択釦123を押しながら後述するコ
マンドダイアル128を回転することにより、三つのプ
リントタイプ、すなわちハイビジョンタイプ、パノラマ
タイプ、クラシックタイプのいずれか一つを選択するこ
とができ、その選択結果は表示素子15のセグメント1
51a,151b,151c(図2参照)に点灯表示さ
れる。図1ではハイビジョンタイプが選択されたことを
示すセグメント151aが点灯している。
【0013】124はシンクロモード釦である。このシ
ンクロモード釦124を押しながらコマンドダイアル1
28を回転することにより、四つのシンクロモード、す
なわち通常シンクロモード、赤目軽減発光シンクロモー
ド、赤目軽減発光スローシンクロモード、スローシンク
ロモードのいずれか一つを選択することができ、その選
択結果は表示素子15のセグメント152a,152
b,152cの組み合わせで点灯表示される。図1では
赤目軽減発光モードが選択されたことを示すセグメント
152b,152cが点灯している。
【0014】125は露出モード釦である。この露出モ
ード釦125を押しながらコマンドダイアル128を回
転することにより、露出モードを選択することができ
る。たとえばシンプルモードでは五つのイメージプログ
ラム、すなわち図4に示すようにオートモード、風景モ
ード、ポートレートモード、クローズアップモード、ス
ポーツモードのいずれか一つを選択でき、選択結果は表
示素子15のセグメント153b〜153fに点灯表示
される。図1ではオートモードが選択されたことを示す
セグメント153bが点灯している。
【0015】一方、アドバンスモードでは、五つのイメ
ージプログラムオートのいずれか一つ(図4参照)、ま
たはシャッタ優先モード、絞り優先モードまたはマニュ
アルモードのいずれかの露出モードを選択でき、その選
択結果は表示素子15のセグメント153a〜153i
によって選択的に点灯表示される。
【0016】126は撮影モード切替スイッチである。
この撮影モード切替スイッチ126の指標126aを、
「SIMPLE」の文字位置に合わせると撮影モードを
シンプルモードに設定し、撮影モード切替スイッチ12
6の指標126aを「ADVANCED」の文字位置に
合わせると撮影モードをアドバンスモードに設定するこ
とができる。
【0017】127はセルフタイマ釦である。このセル
フタイマ釦127を押すとセルフタイマが設定され、図
2に示す全点灯状態の表示素子15にセルフタイマ設定
を示すセグメント157が点灯する。このセルフタイマ
設定を示すセグメント157の点灯中にレリーズ釦12
1を押し下げると、約10秒程度の後に撮影が行われ
る。
【0018】128はコマンドダイアルであり、各種の
機能の選択や数値の設定等に用いられる。既に述べたよ
うに、プリントタイプの選択、シンクロモードの選択、
露出モードの選択を行える。そのほかに、シャッタ優先
モードではコマンドダイアル128の回転によりシャッ
タ速度の設定可能であり、絞り優先モードではコマンド
ダイアル128の回転により絞り値の設定が可能であ
り、マニュアルモードではコマンドダイアル128の回
転によりシャッタ速度または絞り値の設定が可能であ
る。
【0019】15は表示素子であり、既に述べたように
選択されたプリントタイプを示すセグメント151と選
択されたシンクロモードを示すセグメント152と選択
された露出モードを示すセグメント153とを点灯表示
し、またセルフタイマが設定されるとセルフタイマ設定
を示すセグメント157が点灯表示される。さらに、シ
ャッタ速度を示すセグメント154、絞り値を示すセグ
メント155、フィルムカウント値を示すセグメント1
56が点灯表示される。
【0020】以上の説明は、カメラ1において機能の一
部のみを使用する第2の撮影モードとしてのシンプルモ
ード{図4(a)参照}を設定した場合を主としたもの
で、その関連となる操作部材、その他についてである。
【0021】次に、カメラ1において装備している全て
の機能を操作可能とするアドバンスモード{図4(b)
参照}を設定した場合について説明する。
【0022】131は露出補正釦であり、アドバンスモ
ードのみに有効な釦である。この露出補正釦131を押
しながらコマンドダイアル128を回転すると露出補正
の値を設定できる。さらに説明すると、アドバンスモー
ド設定時に露出補正釦131を押すと図2に示される露
出補正セグメント161ととともに露出補正符号セグメ
ント162と露出補正数値セグメント163が点灯表示
して設定露出補正値を表示する。
【0023】なお、露出補正値が「0」、すなわち露出
補正が設定されていない場合には、露出補正釦131を
押したときに露出補正符号セグメント162は点灯しな
い。また、露出補正値が0以外の場合には、露出補正釦
131の押し下げを解除しても露出補正セグメント16
1は点灯表示して露出補正中であることを表すようにな
っている。
【0024】132はAFモード釦であり、アドバンス
モードのみに有効な釦である。このAFモード釦132
を押しながらコマンドダイアル128を回転するとAF
モードをシングルAFサーボモード(AF−S)または
コンティニュアスAFサーボモード(AF−C)のいず
れか一方を選択することができ、選択結果は表示素子1
5のAFモード表示セグメント164を選択して点灯表
示することによって表示される。
【0025】133はフィルム給送モード釦であり、ア
ドバンスモードのみに有効な釦である。このフィルム給
送モード釦133を押しながらコマンドダイアル128
を回転することにより、1こま撮影モードと連続撮影モ
ードのいずれか一方を選択でき、選択結果は表示素子1
5のフィルム給送モード表示セグメント165を選択的
に点灯表示することによって表示される。
【0026】以上述べたアドバンスモードのみで有効な
露出補正釦131、AFモード釦132、フィルム給送
モード釦133によって選択された機能はアドバンスモ
ードにおいてのみ有効であり、アドバンスモードで設定
されたこれらの機能は、撮影モード切替スイッチ126
によりシンプルモードに切り替えられると露出補正値
0、シングルAFサーボモード、1こま撮影モードとな
り、表示素子15のセグメントには点灯表示されなくな
る。
【0027】また、露出モードもシンプルモードとアド
バンスモードで独立して設定される。そのため撮影モー
ド切替スイッチ126によって撮影モードがシンプルモ
ードからアドバンスモードに切り替えられた場合には、
以前にアドバンスモードにて設定されていた露出モード
となり、アドバンスモードからシンプルモードに撮影モ
ードが切り替えられた場合には、以前にシンプルモード
にて設定されていた露出モードとなる。
【0028】図2は既に説明した通り、表示素子15の
全点灯状態を示す図である。同図において、151は選
択されたプリントタイプを示すセグメントであり、電源
スイッチ122がONに設定されている場合には、シン
プルモードでもアドバンスモードでもセグメント151
a〜151cのいずれか一つのセグメントが必ず点灯す
る。
【0029】152は選択されたシンクロモードを示す
セグメントであり、電源スイッチ122がONに設定さ
れている場合には、シンプルモードでもアドバンスモー
ドでもセグメント152a〜152cの組み合わせによ
って四つの状態のうちいずれかの状態となる。
【0030】153は選択された露出モードを示すセグ
メントであり、電源スイッチがONに設定されている場
合には、このうちの少なくとも一つのセグメントが点灯
する。たとえばシンプルモードの場合には、セグメント
153b〜153fのうちのいずれか一つのセグメント
が点灯する。また、アドバンスモードの場合には、セグ
メント153aと153b〜153fのいずれかとの組
み合わせか、あるいはセグメント153g〜153iの
うちのいずれか一つの状態となる。
【0031】154はシャッタ速度を表示するセグメン
トであり、各桁が七つのセグメントから構成される4桁
の表示セグメント154により30秒から2000分の
1秒までを表示可能となっている。155は絞り値を表
示するセグメントであり、各桁が七つのセグメントから
構成される二桁と、この左側に配置される「F」の文字
を表示するセグメントと、七つのセグメントの二桁の間
に配置される小数点を表すセグメントとによりF1から
F99までを表示可能になっている。
【0032】156はフィルムカウント値を表示するセ
グメントであり、各桁が七つのセグメントからなる二桁
と、その両側に鍵かっこのセグメントとから構成され1
から99までを表示する。そして、この鍵かっこのセグ
メントが点灯することによりフィルムカウント値である
ことを示し、他の数値との差を明確にしている。
【0033】157はセルフタイマ設定を表示するセグ
メントであり、セルフタイマが設定されたときに点灯す
る。161は露出補正セグメントであり、アドバンスモ
ードにおいてのみ点灯する。この露出補正セグメント1
61は、アドバンスモードにおいて露出補正値が「0」
以外に設定されているときに点灯するとともに、アドバ
ンスモードにおいて露出補正釦131を押したときに点
灯する。
【0034】162は露出補正符号セグメントであり、
アドバンスモードにおいてのみ点灯する。この露出補正
符号セグメント162は、アドバンスモードにおいて露
出補正釦131が押されて露出補正値が0以外の場合に
点灯する。このとき露出補正値が正の時には「+」を点
灯し、露出補正が負の時には「−」を点灯する。
【0035】163は露出補正数値セグメントであり、
アドバンスモードにおいてのみ点灯する。フィルムカウ
ント値を表示する前記セグメント156の各桁が七つの
セグメントからなる二桁を共通に使用しており、またそ
の二桁の間に配置される小数点をさらに使用することに
より、アドバンスモードにおいて露出補正釦131を押
したときに露出補正の数値を0から9.5まで1/2段
毎に表示する。
【0036】164はAFモード表示セグメントであ
り、アドバンスモードにおいてのみ点灯する。アドバン
スモードにおいてAFモード釦132を押しながらコマ
ンドダイアル128を回転することにより「AF−S」
または「AF−C」のいずれかを選択して表示する。
【0037】165はフィルム給送モード表示セグメン
トであり、アドバンスモードにおいてのみ点灯する。ア
ドバンスモードにおいてフィルム給送モード釦133を
押しながらコマンドダイアル128を回転することによ
り、一こま撮影モード、連続撮影モードのいずれかを選
択して点灯表示する。
【0038】この第1の実施の形態では、図1に示すよ
うに、カメラ1の上面カバー部11の突出部112のグ
リップ111と反対側(図1の左側)にアドバンスモー
ドにおいてのみ有効な釦、すなわち露出補正釦131、
AFモード釦132、フィルム給送モード釦133を配
置している。
【0039】また、シンプルモードおよびアドバンスモ
ードの両撮影モードにおいて有効な操作部材すなわちレ
リーズ釦121、電源スイッチ122、プリントタイプ
釦123、シンクロモード釦124、露出モード釦12
5、撮影モード切替スイッチ126、セルフタイマ釦1
27、コマンドダイアル128をカメラ1の上面カバー
部11の突出部112のグリップ111側(他側寄り)
に配置している。
【0040】したがって、わかりやすさを重視したシン
プルモードにおいてどの操作部材が使用可能であり、ど
の部材が使用不可能であるかは、使用する機能にかかわ
らずその操作部材の配置のみで判断が可能となり、より
一層わかりやすくなる。さらに、図1の「SIMPL
E」の文字126bの色と釦121、123、124、
125、127の色を同じにするとともに「ADVAN
CED」の文字126cの色と釦131、132、13
3の色を同じにすれば、より一層わかりやすさが増す。
さらに、「SIMPLE」の文字126bの色とスイッ
チ122、126およびコマンドダイアル128の色も
同じにすればさらにわかりやすくなる。
【0041】図3は上述した二つの撮影モードの選択と
操作部材の無効、有効を制御するフローチャートを例示
する。たとえばS101でシンプルモードであるかを判
断し、YesであればS102に進みシンプルモードと
判断し、露出補正、AF、連続撮影を制御する釦を無効
とする。また、S101でNoと判断されると、アドバ
ンスモードとなり、全操作部材(釦)を有効とするとよ
い。
【0042】図4(a),(b)はシンプルモードとア
ドバンスモードでの各操作部材の操作とこれに伴う表示
状況を示しているが、これらは前述した通りであり、詳
細な説明は省略する。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態について
図5および図6を用いて説明する。図5はカメラ1の平
面図であり、図6は背面図である。ここでは、上述した
第1の実施の形態と異なる点のみについて説明し、その
他の部分については説明を省略する。
【0044】シンプルモードとアドバンスモードの二つ
の撮影モードのいずれかに切り替える機能を有する点で
は前述した第1の実施の形態と同一である。ここで、第
1の実施の形態と異なる点は、撮影モード切替スイッチ
126’およびセルフタイマ釦127’がカメラ2の上
面カバー11’の突出部112のグリップ111と反対
側(図5の左側)に配置したこと、さらに露出補正釦1
31’とAFモード釦132’とフィルム給送モード釦
133’とがカメラ2の背面カバー21に配置したこと
である。
【0045】このように第1の実施の形態から変更した
理由は、第1の実施の形態ではカメラ1の上面カバー部
11の突出部112よりグリップ部111側(図1の右
側)に各種操作部材121、122、123、124、
125、126、127、128および表示素子15が
集中的に配置されすぎているために隣の操作部材と近く
なって誤操作を起こしやすくなるからである。また、配
置する操作部材が多すぎると、操作部材配置のためのス
ペースに制限を受けてカメラを小型化しにくくなるから
である。このような問題をなくなるようにしたのが、こ
の図5および図6に示す第2の実施の形態である。
【0046】このようにシンプルモードにおいて使用可
能な操作部材をカメラ2の上面カバー11’に配置さ
れ、アドバンスモードのみで使用可能な操作部材(釦1
31’、釦132’、釦133’)をカメラの背面カバ
ー21に配置することによっても第1の実施の形態で述
べた「わかりやすさを重視したシンプルモードにおいて
どの操作部材が使用可能でどの操作部材が使用不可能で
あるかは、使用する機能にかかわらずその操作部材の配
置のみで判断が可能」なことは変わらない。むしろ、第
1の実施の形態よりも上面と背面という関係でより一層
わかりやすくなっている。
【0047】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることは言うまでもない。たとえば第1の
撮影モードであるアドバンスモードと第2の撮影モード
であるシンプルモードで操作可能な設定操作機能として
は、上述した第1、第2の実施の形態で説明したものに
は限らない。
【0048】また、上述した第1の撮影モード(アドバ
ンスモード)と第2の撮影モード(シンプルモード)で
の各操作部材の配置位置としては、図7(a),
(b),(c),(d)において斜線を付したような組
み合わせが考えられる。すなわち、アドバンスモードの
みで使用する操作部材の配置位置としては、カメラ1の
上部カバー部11の片側に限らず、背面部21、鏡筒部
23aを除く前面部23あるいは側面部24等であって
もよい。さらに、カメラとしても、各実施の形態では一
眼レフカメラを例示したが、これに限定されるものでも
ない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る撮影モ
ードを選択可能なカメラによれば、第2の撮影モードで
あるシンプルモードにおいて使用可能な操作部材と第1
の撮影モードであるアドバンスモードのみで使用可能な
操作部材とのカメラ外表面上での配置位置を変えている
ので、簡単な構成であるにもかかわらず、わかりやすさ
を重視したシンプルモードにおいてどの操作部材が使用
可能でどの操作部材が使用不可能であるかは、使用する
機能にかかわらずその操作部材の配置のみで判断が可能
であるので非常にわかりやすい。
【0050】たとえば第1の実施の形態のように、カメ
ラの上面カバー部の突出部を挟んで一方の側がシンプル
モードにおいて使用可能な操作部材が配置され、他方の
側にアドバンスモードのみに使用可能な操作部材を配置
することにより、操作部材の配置でのわかりやすさを強
調することができる。また、第2の実施の形態のよう
に、カメラの上面カバー部にはシンプルモードにおいて
使用可能な操作部材を配置し、カメラの背面カバー部に
アドバンスモードにおいてのみ使用可能な操作部材を配
置すると、より一層の配置の違いによる明確さを強調す
ることができる。さらに、このような構成とすれば、カ
メラの上面カバー部への操作部材を最小限とすることが
可能で、カメラの小型化を図れ、また使用者にとっての
誤操作を防止するうえでの利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
の第1の実施の形態を示し、カメラの平面図である。
【図2】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
の第1の実施の形態を示し、カメラの表示素子での全点
灯状態を示す図である。
【図3】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
での制御動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
での二つの撮影モード(シンプルモード、アドバンスモ
ード)での制御可能な機能および表示状態を示す図であ
る。
【図5】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
の第2の実施の形態を示し、カメラの平面図である。
【図6】 本発明に係る撮影モードを選択可能なカメラ
の第2の実施の形態を示し、カメラの背面図である。
【図7】 本発明における二つの撮影モード(シンプル
モード、アドバンスモード)での操作部材の配置状態を
(a),(b),(c),(d)に示す説明図である。
【符号の説明】
1,2……カメラ、11,11’…カメラの上面カバー
部、111…グリップ部、112…上面カバー部の突出
部、121…レリーズ釦、122…電源スイッチ、12
3…プリントタイプ選択釦、124…シンクロモード
釦、125…露出モード釦、126,126’…撮影モ
ード切替スイッチ、127…セルフタイマ釦、128…
コマンドダイアル、131,131’…露出補正釦、1
32,132’…AFモード釦、133,133’…フ
ィルム給送モード釦、15…表示素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影時に設定操作される複数のモード選
    択が可能なカメラにおいて、 このカメラに装備した全ての機能を使用可能とする第1
    の撮影モードと、このカメラに装備した一部の機能のみ
    を使用可能としそれ以外の機能を使用不可とする第2の
    撮影モードとを備え、これら第1、第2の撮影モードを
    選択操作部材により選択可能に構成し、 前記第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材を、カ
    メラの外表面であって前記第1、第2の撮影モードのい
    ずれにおいても使用可能な操作部材とは異なる位置に配
    置したことを特徴とする撮影モードを選択可能なカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮影モードを選択可能な
    カメラにおいて、 第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材を、カメラ
    の上面カバー部の一側寄りの部分に配置し、 第1、第2の撮影モードのいずれにおいても使用可能な
    操作部材を、カメラの上面カバー部の他側寄りの部分に
    配置したことを特徴とする撮影モードを選択可能なカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の撮影モードを選択可能な
    カメラにおいて、 第1の撮影モードのみで使用可能な操作部材を、カメラ
    の背面部、側面部または前面部のいずれかに配置し、 第1、第2の撮影モードのいずれにおいても使用可能な
    操作部材を、カメラの上面カバー部に配置したことを特
    徴とする撮影モードを選択可能なカメラ。
JP8310614A 1996-11-21 1996-11-21 撮影モードを選択可能なカメラ Pending JPH10148863A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004312508A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルカメラおよびその画像処理方法

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JP2004312508A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルカメラおよびその画像処理方法

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