JPH10148287A - マンホ−ル継手 - Google Patents
マンホ−ル継手Info
- Publication number
- JPH10148287A JPH10148287A JP8306226A JP30622696A JPH10148287A JP H10148287 A JPH10148287 A JP H10148287A JP 8306226 A JP8306226 A JP 8306226A JP 30622696 A JP30622696 A JP 30622696A JP H10148287 A JPH10148287 A JP H10148287A
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- JP
- Japan
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- manhole
- joint
- ring
- main body
- collar
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マンホ−ル継手の傾動による地盤沈下の吸収を
マンホ−ルの止水性を保証しつつ良好に行い得るマンホ
−ル継手を提供する。 【解決手段】内面の中間にリング状溝11を設け、該溝
の両側に溝から離隔するほど内径を大にしたテ−パ面1
2,12を設け、上記リング状溝11にOリング13を
装着してなるマンホ−ル壁貫設用カラ−1に、一端に受
口21を有する継手本体2の他端部22を挿入した。
マンホ−ルの止水性を保証しつつ良好に行い得るマンホ
−ル継手を提供する。 【解決手段】内面の中間にリング状溝11を設け、該溝
の両側に溝から離隔するほど内径を大にしたテ−パ面1
2,12を設け、上記リング状溝11にOリング13を
装着してなるマンホ−ル壁貫設用カラ−1に、一端に受
口21を有する継手本体2の他端部22を挿入した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマンホ−ルと下水管
との接続に使用するマンホ−ル継手に関するものであ
る。
との接続に使用するマンホ−ル継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】マンホ−ルと下水管とを接続する場合、
通常、マンホ−ル壁に穿設した孔にマンホ−ル継手をモ
ルタル等の接合剤によって取付け、このマンホ−ル継手
に下水管をゴムリングを介しての受口・挿口方式により
接続することがある。この受口・挿口方式の接続部は、
ある程度の可撓性を有し、管受口と管挿口の相対的傾き
がある限界角度に達するまでは殆ど曲げ反力の発生なく
傾動するが、その限界傾き角度を越えると曲げ反力が発
生する。
通常、マンホ−ル壁に穿設した孔にマンホ−ル継手をモ
ルタル等の接合剤によって取付け、このマンホ−ル継手
に下水管をゴムリングを介しての受口・挿口方式により
接続することがある。この受口・挿口方式の接続部は、
ある程度の可撓性を有し、管受口と管挿口の相対的傾き
がある限界角度に達するまでは殆ど曲げ反力の発生なく
傾動するが、その限界傾き角度を越えると曲げ反力が発
生する。
【0003】マンホ−ルの構築においては、基礎工を行
ったうえで現場打ち又はプレハブマンホ−ルの据付けを
行っており、地震等に対し、基礎が強固であるのでマン
ホ−ル側の沈下は生じ難く、管路側が沈下し易い。かか
る地盤沈下のもとでは、上記マンホ−ル継手と下水管と
の接続部で管挿口と管受口との間が傾き、この傾きがあ
る角度を越えると、曲げ反力が発生してこの接続部やマ
ンホ−ルと継手との取付け箇所が破壊する危険性があ
る。
ったうえで現場打ち又はプレハブマンホ−ルの据付けを
行っており、地震等に対し、基礎が強固であるのでマン
ホ−ル側の沈下は生じ難く、管路側が沈下し易い。かか
る地盤沈下のもとでは、上記マンホ−ル継手と下水管と
の接続部で管挿口と管受口との間が傾き、この傾きがあ
る角度を越えると、曲げ反力が発生してこの接続部やマ
ンホ−ルと継手との取付け箇所が破壊する危険性があ
る。
【0004】かかる不都合を排除するために、マンホ−
ル壁にカラ−を貫設し、このカラ−に弾性体を介してマ
ンホ−ル継手の一端部を装着し、カラ−と継手一端部と
の間のクリアランスの範囲内で継手を傾動可能とし、マ
ンホ−ル継手と下水管との接続部では吸収しきれない地
盤沈下を、継手の傾動で吸収することが考えられてい
る。
ル壁にカラ−を貫設し、このカラ−に弾性体を介してマ
ンホ−ル継手の一端部を装着し、カラ−と継手一端部と
の間のクリアランスの範囲内で継手を傾動可能とし、マ
ンホ−ル継手と下水管との接続部では吸収しきれない地
盤沈下を、継手の傾動で吸収することが考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
カラ−方式では、カラ−に対するマンホ−ル継手の傾動
に伴いカラ−と継手一端部間の弾性体が変形し、カラ−
と継手間の止水性が低下して下水漏れが生じ易い。ま
た、軟弱地盤の場合は、埋め戻し作業中に埋め戻し土圧
でマンホ−ル継手が傾いてしまい、上記した本来の地盤
沈下吸収機能を発揮させ難い懸念もある。
カラ−方式では、カラ−に対するマンホ−ル継手の傾動
に伴いカラ−と継手一端部間の弾性体が変形し、カラ−
と継手間の止水性が低下して下水漏れが生じ易い。ま
た、軟弱地盤の場合は、埋め戻し作業中に埋め戻し土圧
でマンホ−ル継手が傾いてしまい、上記した本来の地盤
沈下吸収機能を発揮させ難い懸念もある。
【0006】本発明の目的は、マンホ−ル継手の傾動に
よる地盤沈下の吸収をマンホ−ルの止水性を保証しつつ
良好に行い得るマンホ−ル継手を提供することにある。
更に、この目的に加え、軟弱地盤の場合でも、埋め戻し
時でのマンホ−ル継手の傾動を防止して地盤沈下を確実
に吸収し得るマンホ−ル継手を提供することにある。
よる地盤沈下の吸収をマンホ−ルの止水性を保証しつつ
良好に行い得るマンホ−ル継手を提供することにある。
更に、この目的に加え、軟弱地盤の場合でも、埋め戻し
時でのマンホ−ル継手の傾動を防止して地盤沈下を確実
に吸収し得るマンホ−ル継手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマンホ−ル
継手は、内面の中間にリング状溝を設け、該溝の両側に
溝から離隔するほど内径を大にしたテ−パ面を設け、上
記リング状溝にゴムリングを装着してなるマンホ−ル壁
貫設用カラ−に、一端に受口を有する継手本体の他端部
を挿入したことを特徴とする構成であり、マンホ−ル壁
外面に当接されるサドル部をカラ−に設けることができ
る。
継手は、内面の中間にリング状溝を設け、該溝の両側に
溝から離隔するほど内径を大にしたテ−パ面を設け、上
記リング状溝にゴムリングを装着してなるマンホ−ル壁
貫設用カラ−に、一端に受口を有する継手本体の他端部
を挿入したことを特徴とする構成であり、マンホ−ル壁
外面に当接されるサドル部をカラ−に設けることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るマン
ホ−ル継手の一例を示している。図1において、1はマ
ンホ−ル壁に貫設して取付けるカラ−であり、内面中間
にリング状溝11を設け、該溝11の両側に溝から離隔
するほど内径を大にしたテ−パ面12,12を形成して
ある。13はリング状溝11に装着したゴムリング、例
えば、Oリングである。14はカラ−1の一端に設けた
外郭が円形のサドル部であり、マンホ−ル壁外面に適合
する曲面板の形状を有する。
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るマン
ホ−ル継手の一例を示している。図1において、1はマ
ンホ−ル壁に貫設して取付けるカラ−であり、内面中間
にリング状溝11を設け、該溝11の両側に溝から離隔
するほど内径を大にしたテ−パ面12,12を形成して
ある。13はリング状溝11に装着したゴムリング、例
えば、Oリングである。14はカラ−1の一端に設けた
外郭が円形のサドル部であり、マンホ−ル壁外面に適合
する曲面板の形状を有する。
【0009】2は継手本体であり、一端にゴム輪付き受
口21を有し、他端部22を上記カラ−1に挿入し、カ
ラ−1と継手本体2との間をOリング13で止水してあ
る。31,32はカラ−内面の各テ−パ面12,12と
継手本体一端部22との間に装着したゴム弾性体であ
る。41はカラ−1のサドル部14の外面と継手本体2
との間にゴム弾性体31を覆って接着剤により取り付け
た砂噛み防止用ゴムシ−ト、42は継手本体先端23と
カラ−1の他端との間にゴム弾性体32を覆って接着剤
により取り付けた砂噛み防止用ゴムシ−トであり、ゴム
弾性体31,32の保持及び埋め戻し土砂等の侵入防止
のために設けられている。
口21を有し、他端部22を上記カラ−1に挿入し、カ
ラ−1と継手本体2との間をOリング13で止水してあ
る。31,32はカラ−内面の各テ−パ面12,12と
継手本体一端部22との間に装着したゴム弾性体であ
る。41はカラ−1のサドル部14の外面と継手本体2
との間にゴム弾性体31を覆って接着剤により取り付け
た砂噛み防止用ゴムシ−ト、42は継手本体先端23と
カラ−1の他端との間にゴム弾性体32を覆って接着剤
により取り付けた砂噛み防止用ゴムシ−トであり、ゴム
弾性体31,32の保持及び埋め戻し土砂等の侵入防止
のために設けられている。
【0010】上記カラ−1及び継手本体2には、合成樹
脂、例えば、硬質塩化ビニル樹脂が使用され、通常、射
出成形品が使用される。図2は本発明に係るマンホ−ル
継手Aの使用状態を示している。図2において、5はマ
ンホ−ル、51はマンホ−ル底部、52はマンホ−ル壁
であり、マンホ−ル壁42に継手本体取付け孔43を穿
設し、この孔43にマンホ−ル継手Aのカラ−1をモル
タル等の接合剤で取付け、サドル部14の外周をマンホ
−ル壁52の外面に接合剤で固定してある。6はマンホ
−ル底部に形成したモルタルインバ−トであり、インバ
−トの溝底面61を継手本体一端部22内面の底面に一
致させてある。
脂、例えば、硬質塩化ビニル樹脂が使用され、通常、射
出成形品が使用される。図2は本発明に係るマンホ−ル
継手Aの使用状態を示している。図2において、5はマ
ンホ−ル、51はマンホ−ル底部、52はマンホ−ル壁
であり、マンホ−ル壁42に継手本体取付け孔43を穿
設し、この孔43にマンホ−ル継手Aのカラ−1をモル
タル等の接合剤で取付け、サドル部14の外周をマンホ
−ル壁52の外面に接合剤で固定してある。6はマンホ
−ル底部に形成したモルタルインバ−トであり、インバ
−トの溝底面61を継手本体一端部22内面の底面に一
致させてある。
【0011】7は継手本体2の受口21にゴム輪24を
介して接続した下水管である。図2において、地震発生
等により地盤沈下が生じ、継手本体2と下水管7との受
口・挿口接続部Bが最大角度にまで曲折しても、継手本
体2がカラ−1にOリング13を回転支点として支持さ
れ、継手本体2の傾動可能な角度がその支点両側のテ−
パ面12のために充分に確保されているから、継手本体
2と下水管7との受口・挿口接続部Bでは吸収しきれな
い地盤沈下を、その継手本体2の傾動で良好に吸収でき
る。
介して接続した下水管である。図2において、地震発生
等により地盤沈下が生じ、継手本体2と下水管7との受
口・挿口接続部Bが最大角度にまで曲折しても、継手本
体2がカラ−1にOリング13を回転支点として支持さ
れ、継手本体2の傾動可能な角度がその支点両側のテ−
パ面12のために充分に確保されているから、継手本体
2と下水管7との受口・挿口接続部Bでは吸収しきれな
い地盤沈下を、その継手本体2の傾動で良好に吸収でき
る。
【0012】この場合、Oリング13の硬度が大であ
り、しかも、Oリング13の位置が回転支点、従って、
実質的に変位0の箇所にあるために、カラ−1と継手本
体2との間の止水性をOリング13によって確保でき
る。上記において、継手本体2の傾動により継手本体先
端23が跳躍しても、インバタ−6を損傷させることの
ないように、継手本体先端23を面取り(面取り角は1
0°〜15°程度)して柔軟にしてある。
り、しかも、Oリング13の位置が回転支点、従って、
実質的に変位0の箇所にあるために、カラ−1と継手本
体2との間の止水性をOリング13によって確保でき
る。上記において、継手本体2の傾動により継手本体先
端23が跳躍しても、インバタ−6を損傷させることの
ないように、継手本体先端23を面取り(面取り角は1
0°〜15°程度)して柔軟にしてある。
【0013】上記カラ−1の長さは、マンホ−ル壁52
の厚みにより決まり、例えば、内径900mm、壁厚7
5mmのコンクリ−ト製1号マンホ−ルの場合、75m
m〜100mmとされ、また、カラ−1の最小内径は2
20mm〜224mmに設定される。また、テ−パ面1
2の角度は、マンホ−ル継手に要求される最大傾き角度
により設定され、通常、10°〜15°に設定される。
更に、Oリング13には、通常断面の直径が8mmのも
のが使用され、リング状溝11の巾は、通常8mm、深
さは4mmに設定される。サドル部付け根でのカラ−箇
所の厚みは、最小5mmとされる。
の厚みにより決まり、例えば、内径900mm、壁厚7
5mmのコンクリ−ト製1号マンホ−ルの場合、75m
m〜100mmとされ、また、カラ−1の最小内径は2
20mm〜224mmに設定される。また、テ−パ面1
2の角度は、マンホ−ル継手に要求される最大傾き角度
により設定され、通常、10°〜15°に設定される。
更に、Oリング13には、通常断面の直径が8mmのも
のが使用され、リング状溝11の巾は、通常8mm、深
さは4mmに設定される。サドル部付け根でのカラ−箇
所の厚みは、最小5mmとされる。
【0014】上記寸法の設定上、継手本体1のリング状
溝11と各テ−パ面12との間に平坦部を設ける場合も
あり、この平坦部の巾は3mm〜2mm以下とされる。
上記継手本体2の受口21の有効長は、地盤沈下時での
下水管の引き抜けを防止するために、充分に長くしてあ
る(通常の2倍)。例えば、口径150mmφの場合、
156×2mmとされる。
溝11と各テ−パ面12との間に平坦部を設ける場合も
あり、この平坦部の巾は3mm〜2mm以下とされる。
上記継手本体2の受口21の有効長は、地盤沈下時での
下水管の引き抜けを防止するために、充分に長くしてあ
る(通常の2倍)。例えば、口径150mmφの場合、
156×2mmとされる。
【0015】上記マンホ−ル継手において、ゴム弾性体
31,32は、地震時の急激な地盤沈下での衝撃に対す
る緩衝材として機能する。特に、軟弱地盤の場合、ゴム
弾性体31,32の硬度が、埋め戻し時での土砂圧に対
して継手本体2を傾きなくカラ−1の中心軸位置に保持
し得るように設定される。
31,32は、地震時の急激な地盤沈下での衝撃に対す
る緩衝材として機能する。特に、軟弱地盤の場合、ゴム
弾性体31,32の硬度が、埋め戻し時での土砂圧に対
して継手本体2を傾きなくカラ−1の中心軸位置に保持
し得るように設定される。
【0016】ゴム弾性体31,32のかかる硬度のもと
でも、上記地震時での地盤沈下により継手本体2に作用
するモ−メントが大きく、かつ、カラ−内面のテ−パ面
12のために継手本体2の傾動でゴム弾性体31,32
が管軸方向の外向けに容易に変形されるから、地震時で
の地盤沈下を継手本体の傾動で良好に吸収できる。
でも、上記地震時での地盤沈下により継手本体2に作用
するモ−メントが大きく、かつ、カラ−内面のテ−パ面
12のために継手本体2の傾動でゴム弾性体31,32
が管軸方向の外向けに容易に変形されるから、地震時で
の地盤沈下を継手本体の傾動で良好に吸収できる。
【0017】
【実施例】マンホ−ルには内径900mm、壁厚75m
mのコンクリ−ト製1号マンホ−ルを使用した。マンホ
−ル継手は硬質塩化ビニル樹脂製とし、カラ−の長さを
75mm、カラ−の最小内径を22mm、リング状溝の
巾を8mm、リング状溝の深さを4mm、テ−パ面の角
度を10°、サドル部の厚みを11mm、サドル部の外
径を525mmとし、Oリングには断面直径8mmのも
のを使用し、継手本体の口径を150mmφ、継手本体
の受口有効長を312mmとした。
mのコンクリ−ト製1号マンホ−ルを使用した。マンホ
−ル継手は硬質塩化ビニル樹脂製とし、カラ−の長さを
75mm、カラ−の最小内径を22mm、リング状溝の
巾を8mm、リング状溝の深さを4mm、テ−パ面の角
度を10°、サドル部の厚みを11mm、サドル部の外
径を525mmとし、Oリングには断面直径8mmのも
のを使用し、継手本体の口径を150mmφ、継手本体
の受口有効長を312mmとした。
【0018】ゴム弾性体にはスポンジゴムを使用し、こ
のスポンジゴムを砂噛み防止用ゴムシ−トの接着によっ
て保持した。このマンホ−ル継手をマンホ−ルに取付
け、継手本体の受口に下水管を接続し、下水管に曲げ荷
重を加えてたところ、継手本体を傾き角ほぼ10°ま
で、カラ−と継手本体との間の止水性を水漏れなく良好
に保持しつつ傾けることができた。
のスポンジゴムを砂噛み防止用ゴムシ−トの接着によっ
て保持した。このマンホ−ル継手をマンホ−ルに取付
け、継手本体の受口に下水管を接続し、下水管に曲げ荷
重を加えてたところ、継手本体を傾き角ほぼ10°ま
で、カラ−と継手本体との間の止水性を水漏れなく良好
に保持しつつ傾けることができた。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るマンホ−ル継手において
は、マンホ−ルに継手本体をシ−ル材を介して傾動可能
に取付けた構成であるが、地盤沈下による曲げ荷重を受
けて継手本体が傾動しても、マンホ−ルの止水性をよく
保持できるから、地盤沈下を下水漏れを防止して吸収で
きる。また、軟弱地盤の場合でも、埋め戻し時での継手
本体の傾きを防止して地盤沈下の吸収を確実に行わせる
ことができる。
は、マンホ−ルに継手本体をシ−ル材を介して傾動可能
に取付けた構成であるが、地盤沈下による曲げ荷重を受
けて継手本体が傾動しても、マンホ−ルの止水性をよく
保持できるから、地盤沈下を下水漏れを防止して吸収で
きる。また、軟弱地盤の場合でも、埋め戻し時での継手
本体の傾きを防止して地盤沈下の吸収を確実に行わせる
ことができる。
【0020】従って、地震時によるマンホ−ル及び下水
管の破損を軽度にとどめ得、復旧工事を時間的余裕のも
とで、かつ少ない工数で容易に行うことができる。
管の破損を軽度にとどめ得、復旧工事を時間的余裕のも
とで、かつ少ない工数で容易に行うことができる。
【図1】本発明に係るマンホ−ル継手の一例を示す図面
である。
である。
【図2】本発明に係るマンホ−ル継手の使用状態を示す
図面である。
図面である。
1 カラ− 11 リング状溝 12 テ−パ−面 13 Oリング 14 サドル部 2 継手本体 21 継手本体の受口部 22 継手本体の他端部 5 マンホ−ル 51 マンホ−ル底面 52 マンホ−ル壁
Claims (2)
- 【請求項1】内面の中間にリング状溝を設け、該溝の両
側に溝から離隔するほど内径を大にしたテ−パ面を設
け、上記リング状溝にゴムリングを装着してなるマンホ
−ル壁貫設用カラ−に、一端に受口を有する継手本体の
他端部を挿入したことを特徴とするマンホ−ル継手。 - 【請求項2】カラ−にマンホ−ル壁外面に当接されるサ
ドル部を設けた請求項1記載のマンホ−ル継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306226A JPH10148287A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マンホ−ル継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306226A JPH10148287A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マンホ−ル継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148287A true JPH10148287A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17954522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8306226A Pending JPH10148287A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マンホ−ル継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10148287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030091930A (ko) * | 2003-11-14 | 2003-12-03 | 최용화 | 관로구용 연결관 결속구조 |
JP2017172130A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 日本鋳鉄管株式会社 | ピット載置台用シール部材 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8306226A patent/JPH10148287A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030091930A (ko) * | 2003-11-14 | 2003-12-03 | 최용화 | 관로구용 연결관 결속구조 |
JP2017172130A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 日本鋳鉄管株式会社 | ピット載置台用シール部材 |
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