JPH10148283A - 管継手構造 - Google Patents

管継手構造

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Publication number
JPH10148283A
JPH10148283A JP32480596A JP32480596A JPH10148283A JP H10148283 A JPH10148283 A JP H10148283A JP 32480596 A JP32480596 A JP 32480596A JP 32480596 A JP32480596 A JP 32480596A JP H10148283 A JPH10148283 A JP H10148283A
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JP
Japan
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pipe
peripheral surface
groove
balls
concave
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Pending
Application number
JP32480596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Ohata
博義 大畑
Koji Sakatani
広司 阪谷
Tamotsu Takada
保 高田
Jun Fukuyama
潤 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIGASHIO MEC KK
Original Assignee
HIGASHIO MEC KK
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Publication date
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Publication of JPH10148283A publication Critical patent/JPH10148283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手にネジ部を形成しなくても、管継手に
管を容易に固定することができる管継手構造の提供にあ
る。 【解決手段】 内周面3に、連結用第一凹周溝7と、シ
ール溝8と、を有すると共に、外周面4に、連結用第一
凹周溝7と連通する引込み孔22を備えた継手本体2が、
外周面15に連結用第二凹周溝16を有する管5を嵌挿さ
せ、かつ、連結用第一凹周溝7と連結用第二凹周溝16と
を対応させて、円環状通路部21を形成すると共に、複数
個の球19…を数珠状に連結した可撓部材20を、円環状通
路部21に挿通させて、継手本体2と管5とが球19…によ
って抜止めして固定されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ねじ込み形管継手は開口端部に
テーパ雌ネジ部を有し、該雌ネジ部に接続すべき管の端
部テーパ雄ネジが螺嵌されることによって、管継手に管
が固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、細径なねじ込み形管継手の開口端部にテ
ーパ雌ネジ部を形成するのは、手間がかかり、かつ、困
難だった。また、作業現場が狭小な場合、管継手に管を
ねじ込んで管継手を管に固定する作業を行うのは、困難
であった。また、接続用の管の肉厚が薄い場合(銅管等
の場合)には、雄ねじ加工が困難乃至不可能となり、そ
のため、機械的な接続構造となるが、その場合、構造が
極めて複雑となる問題があった。
【0004】本発明の目的は、管継手にネジ部を形成し
なくても、管継手に管を容易に固定することができる管
継手構造の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、内周面に、連結用第一凹周溝と、シー
ル溝と、を有すると共に、外周面に、該連結用第一凹周
溝と連通する引込み孔を備えた継手本体が、外周面に連
結用第二凹周溝を有する管を嵌挿させ、かつ、上記連結
用第一凹周溝と該連結用第二凹周溝とを対応させて、円
環状通路部を形成すると共に、複数個の球を数珠状に連
結した可撓部材を、該円環状通路部に挿通させて、該継
手本体と該管とが上記球によって抜止めして固定される
ように構成されている。
【0006】また、継手本体の内周面に、周方向の突条
部を設け、該突条部と、管の一端側の開口端面との間に
ガスケットを介装させ、円環状通路部に球挿入前に於
て、連結用第一凹周溝の中心線と連結用第二凹周溝の中
心線とが、軸心方向に所定微小寸法のずれを生じてお
り、上記円環状通路部内への上記球の挿入によって該ず
れが零に近づいて、上記開口端面が、ガスケットに圧着
状態となるようにしている。また、複数個の球のうち、
可撓部材の引込み先端側に外径寸法の小さい球が付設さ
れるのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1と図2は、本発明の管継手構造の実施
の一形態を示す。この管継手1は、鋳物製の継手本体2
と防食樹脂層6とを有する。そして、5はこの管継手1
に挿入される防食管である。管継手1に於て、この管5
との接触部分である開口部17a近傍を除く内周面3には
防食樹脂層6が形成され、また、内周面3の開口部17a
近傍には、連結用第一凹周溝7、シール溝8と、周方向
の突条部10と、を開口側から内部へ順次有している。
【0009】また、管5は、管本体12と内防食樹脂層11
と外防食樹脂層13とが一体化され、外周面15に、連結用
第二凹周溝16を有している。さらに、管5の開口端面18
aと突条部10との間にガスケット9を介装し、かつ、シ
ール溝8には(図示のUパッキンやその他のOリング等
の)シール材14が挿入される。
【0010】そして、(図例では各々横断面が矩形状と
された)連結用第一凹周溝7と連結用第二凹周溝16とを
対応させて、円環状通路部21を形成し、球19…を数珠状
に連結した可撓部材20がこの円環状通路部21に挿通され
て、図示したように、球19…によって抜止めされて継手
本体2と管5とが固定される。
【0011】次に、管継手1と管5との接続固定方法に
ついて説明する。図3の(a)に示す如く、管5を継手
本体2の開口部17aから矢印A方向に挿入させる。そし
て、連結用第一凹周溝7と連結用第二凹周溝16とを対応
させて、円環状通路部21を形成し、この円環状通路部21
には金属線やプラスチック線等の可撓部材20を引込み先
端側20aから引込み孔22に挿入して、 360°巻込んで再
び引込み孔22から引出す。又は、管継手1の第一凹周溝
7に予めこの可撓部材20を内蔵させかつ両側を孔22から
突出させておけば、その後、同様に引張れば良い。
【0012】ここで、この可撓部材20には予め複数個の
球19…を図3(a)の如く、数珠状に連結しておく。そ
の後、同図(b)に示す如く、引込み孔22から突出して
いる引込み先端側20aを矢印C方向に引張ることによ
り、球19…が順次引込み孔22を通って円環状通路部21に
引込まれてゆく。このようにして、管5と継手本体2は
球19…によって抜止めし固定される。図示省略するが、
同様の方法にて、他方の開口部17bから管5を矢印B方
向に押込み、継手本体2と管5とを固定する。
【0013】図4の(a)は、円環状通路部21に球19…
を挿入前の状態を示したものである。第一凹周溝7の中
心線L1 と第二凹周溝16の中心線L2 とが軸心方向に所
定微小寸法のずれGを生じており、開口端面18aはガス
ケット9に非圧着状態にある。
【0014】同図の(b)は、球19…を挿入後の状態を
示したものである。球19…の挿入によって、ずれGは零
(L1 =L2 )に近づき、開口端面18aは、ガスケット
9に圧着状態となる。このようにして、開口端面18aへ
の水等の流体の浸入を防止すると共に、管5は継手本体
2の奥へ引込まれ、より強固に固定される。
【0015】また、図5に示す如く、複数の球19…の
内、引込み先端側20aには外径寸法Dが比較的小さいD
1 ,D2 …の球19…が配設されて誘導案内部40を形成し
ている。他方、引込み後端側20bには外径寸法Dが通路
部21の口径Wより僅かに小さい寸法とした(比較的大き
い外径寸法)D0 の球19…が配設されている。
【0016】しかも、誘導案内部40の球19…の外径寸法
Dは先端から基端へ次第に増加するように配列されてい
る場合を示す。上述したように、第一凹周溝7の中心線
1と第二凹周溝16の中心線L2 とが軸心方向に所定微
小寸法のずれGを生じているので、口径Wとほぼ等しい
口径D0 の球19…は円環状通路部21に挿入しにくい。
【0017】そこで、引込み先端側20aに外径寸法Dが
0 より小さいD1 ,D2 …(D0>D1 ,D2 …)の
誘導案内部40の球19…を先に通路部21に挿入することに
より、外径寸法DがD0 の球19…が円環状通路部21に挿
入されやすいように誘導される。
【0018】なお、本発明は図示の実施の形態に限定さ
れず、変更可能である。例えば、図6に示す如く、銅製
の管5を挿入してもよい。この際、外周面15にローラー
塑性加工にて、連結用第二凹周溝16を横断面略半円状に
形成する。銅製の場合、銅自体が防食性を有するため、
防食樹脂層を形成する必要がなく、簡便に製造できる利
点を有する。
【0019】また、図6に於て、開口端面18aから所定
寸法Sにローラー絞り加工によりテーパ部を形成し、表
面荒さを向上しかつ真円度を向上させることができる。
(特に、鋼管の外周面にこのような加工が望ましい。)
さらに、図示したエルボに限らず、チーズ、ソケット、
ユニオン等の各種管継手1にも本発明は実施可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0021】(請求項1によれば、)円環状通路部21に
挿通された可撓部材20を引出すだけで、球19…にて抜止
めされるので、狭小な場所での作業に於いても、簡便に
かつ容易に管5と継手本体2が固定される。また、構造
が簡素で、施工も簡単にでき、製造コストが低減でき
る。さらに、連結強度が著しく大きくなる。
【0022】(請求項2によれば、)突条部10と、管5
の開口端面18aとの間にガスケット9を介装して、これ
を球19…の引込みによって、強く押圧できるため、開口
端面18aを水等の流体から完全に防食することができ
る。また、所定の微小寸法のずれGが零に近づいて、管
5がガスケット9に圧着状態となるため、管5と継手本
体2とが強く相互に引き寄せられ、一層強固に管5と継
手本体2とを固定することができる。
【0023】(請求項3によれば、)可撓部材20の引込
み後端側20bに付設された外径寸法Dが通路部21の口径
Wより僅かに小さいD0 の球19…を引込み孔22から確実
にかつスムースに円環状通路部21に誘導することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の一形態を示す断面図であ
る。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】接続固定方法を説明する斜視図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】要部拡大図である。
【図6】要部拡大断面図である。
【符号の説明】
2 継手本体 3 内周面 4 外周面 5 管 7 連結用第一凹周溝 8 シール溝 9 ガスケット 10 突条部 15 外周面 16 連結用第二凹周溝 18a 開口端面 19 球 20 可撓部材 20a 先端側 21 円環状通路部 22 引込み孔 L1 中心線 L2 中心線 G ずれ D 外径寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福山 潤 河内長野市菊水町8−22 東尾メック株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面3に、連結用第一凹周溝7と、シ
    ール溝8と、を有すると共に、外周面4に、該連結用第
    一凹周溝7と連通する引込み孔22を備えた継手本体2
    が、外周面15に連結用第二凹周溝16を有する管5を嵌挿
    させ、かつ、上記連結用第一凹周溝7と該連結用第二凹
    周溝16とを対応させて、円環状通路部21を形成すると共
    に、複数個の球19…を数珠状に連結した可撓部材20を、
    該円環状通路部21に挿通させて、該継手本体2と該管5
    とが上記球19…によって抜止めして固定されるように構
    成されていることを特徴とする管継手構造。
  2. 【請求項2】 継手本体2の内周面3に、周方向の突条
    部10を設け、該突条部10と、管5の一端側の開口端面18
    aとの間にガスケット9を介装させ、円環状通路部21に
    球19…挿入前に於て、連結用第一凹周溝7の中心線L1
    と連結用第二凹周溝16の中心線L2 とが、軸心方向に所
    定微小寸法のずれGを生じており、上記円環状通路部21
    内への上記球19…の挿入によって該ずれGが零に近づい
    て、上記開口端面18aが、ガスケット9に圧着状態とな
    るようにした請求項1記載の管継手構造。
  3. 【請求項3】 複数個の球19…のうち、可撓部材20の引
    込み先端側20aに外径寸法Dの小さい球19…が付設され
    た請求項1又は2記載の管継手構造。
JP32480596A 1996-11-19 1996-11-19 管継手構造 Pending JPH10148283A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506013A (ja) * 2008-10-20 2012-03-08 エイコーン キャピタル ホルディングス リミテッド 管継ぎ手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506013A (ja) * 2008-10-20 2012-03-08 エイコーン キャピタル ホルディングス リミテッド 管継ぎ手

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