JPH10147483A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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Publication number
JPH10147483A
JPH10147483A JP9308169A JP30816997A JPH10147483A JP H10147483 A JPH10147483 A JP H10147483A JP 9308169 A JP9308169 A JP 9308169A JP 30816997 A JP30816997 A JP 30816997A JP H10147483 A JPH10147483 A JP H10147483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary
car
hoistway
secondary member
synchronous motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9308169A
Other languages
English (en)
Inventor
P Gagunon Ernst
ピー.ガグノン アーネスト
Piech Zhubignew
ピーチ ズビグニュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニア同期モータによって駆動されるロープ
レスエレベータ装置の制御における柔軟性を高める。 【解決手段】 ロープレスエレベータ装置は、昇降路内
で垂直に移動可能なかごと、リニア同期モータと、を含
む。上記モータは、昇降路壁に取り付けられた(例え
ば、固定された)一次側部材と、かごに取り付けられた
(例えば、固定された)二次側部材と、を含む。二次側
部材は、一次側部材と空間的に離間されており、内部に
巻線が配置されるスロットが形成されたコア部分を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープレスエレベ
ータ装置に関し、特にリニア同期モータを使用する上記
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、本出願と同時に出願されて本
出願人が共有する係属中の特許出願である以下の出願の
関連出願である。
【0003】1)アーネスト ピー.ガグノン等による
米国特許出願(代理人整理番号OT−2793)名称
「フラックス・ステアリングを有するリニアモータエレ
ベータ装置」 2)アーネスト ピー.ガグノン等による米国特許出願
(代理人整理番号OT−2796)号、名称「巻線状二
次側部材を含むリニア誘導モータを有するロープレスエ
レベータ装置」 リニアモータによって駆動されるロープレスエレベータ
装置は、周知である。例えば、米国特許第5,158,
156号、第5,288,956号、第5,235,1
44号、第5,197,570号、第5,234,07
9号、及びカナダ特許出願第2,085,309号等を
参照することができる。
【0004】ロープレスエレベータの駆動装置に使用さ
れる従来のリニア同期モータ(linear syncronus motor
s:LSMs)では、一般的に、二次側部材に永久磁石(perma
nentmagnets PMs)が使用されている。永久磁石には、磁
界を形成するのに電力を要しないという利点がある。し
かし、永久磁石は、磁界を制御することができず、また
停止させることができないという欠点があり、これによ
り、エレベータ装置の設置及び運転がかなり困難となっ
ている。従来のリニア同期モータは、一般的に、磁界を
形成するために二次側部材内に永久磁石を有する。
【0005】図1は、従来のリニア同期モータによって
駆動されるロープレスエレベータ装置を示している。永
久磁石(PM)を有する二次側部材は、各極に対して別
個の永久磁石を含む。二次側部材の極は、一次側部材の
極配置と一致するような配置及び大きさ(構成)となっ
ている。上記は、全て従来技術であるが、1977年1
2月20日登録のスビエタによる米国特許第4,06
4,442号、名称「永久磁石及び共振回路を有する電
気モータ」も参照することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、リニア同期モータによって駆動されるロープレスエ
レベータ装置の制御における柔軟性を高めることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ロープ
レスエレベータ装置は、昇降路内で垂直に移動可能なか
ごと、リニア同期モータと、を含み、上記モータは、昇
降路壁に取り付けられた一次側部材と、かごに取り付け
られた二次側部材と、を含む。二次側部材は、一次側部
材と空間的に離間されており、内部に巻線が配置される
スロットが形成されたコア部分を含む。通常運転時に
は、制御可能な電源が上記巻線に接続されている。この
電源は、かごが昇降路内を適切に推進するように、例え
ば、巻線に適当な電流を供給する。
【0008】本発明の更なる及びその他の目的は、続く
詳細な説明及び付随する図面を参照することによってよ
り明らかとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の図2を参照すると、ロー
プレスエレベータ装置は、リニア同期モータ用の巻線状
二次側部材を含む。他の形態には、磁界の完全な停止を
含む磁界の振幅の制御と、モータ制御の付加的な形態と
しての位相制御と、が含まれる。
【0010】巻線状の二次側部材Sは、スロットを有す
る磁気透過可能なコア部分を含み、このスロットには、
電気的に励起された時に一次側部材Pの極配置(pole d
istribution)と適切に一致する極配置を形成するよう
な巻き型に基づいて巻線(コイル)が配置されることが
望ましい。
【0011】電源からの直流によって巻線状の二次側部
材が励起されると、周知の永久磁石アレイ(PM array)
(図1参照)と同様の磁界配置が形成される。本発明に
係る二次側が巻線となっているリニアモータS,Pで
は、初めに波速がゼロの電磁波で一次側部材を励起し、
続いて、一次側部材の電磁波との同期を維持しつつ二次
側部材が加速されるように、上記電磁波速を増すことに
よって最大速度へと加速される。一次側部材の巻線の適
当な励起を引き起こすためには、流通している電圧及び
位相が制御可能である適切な多相電源(PPS)であれ
ば、どのようなものを使用してもよい。
【0012】本発明の他の形態には、一次側部材の移動
電磁波に一致する移動電磁波を巻線状の二次側部材で発
生させるための制御手段がある。従って、一次側部材に
よって発生する電磁波は、上記で説明したような制御さ
れたようにではなく、一定速度で連続的に移動する。か
ごの速度を最大にするには、まず二次側部材の振幅及び
電磁波速が一次側部材と一致するように調整される。一
次側部材及び二次側部材の電磁波間の同期を維持するよ
うに、かごの速度が増すに従って、二次側部材の波速は
ゆっくりと減速される。かごの速度が一次側部材の移動
電磁波の同期速度に達すると、二次側部材の電磁波パタ
ーン(electromagnetic wave pattern)は、そのパター
ンが二次側に相対的に固定された状態に達する。このよ
うな状態では、電磁波パターン及びモータの状態は、周
知の永久磁石配置による固定された二次側部材の励起を
伴う周知のリニア同期モータの状態と一致する。
【0013】本発明の更なる利点は、二次側部材の電磁
波が一次側部材の電磁波と逆向きに移動するように二次
側部材の巻線を励起することによって同期速度よりも速
い速度を達成することができる点である。このことによ
って、二つの電磁波間により大きな相対的運動が生じ、
この結果、同期を維持するためにより速い機械的速度が
可能となる。
【0014】本発明の二次側部材の巻線の位相制御に関
する他の利点には、一次側部材の電磁波が一定速度で上
向きに移動しているにもかかわらず、エレベータかごを
昇降路内で下向きに移動させることができる点がある。
このことは、同期を維持しようとすることにより生じる
機械的運動が負の(下向きの)速度を生じるように、一
次側部材の電磁波速に対する二次側部材の電磁波の相対
的な速度を調整することによって達成される。一次側部
材の固定された一定の励起を伴う上昇及び下降の上向き
及び下向きの運動の完全な制御によって、昇降路内に複
数のかごを配置することが容易となる。
【0015】本発明に関して上記で説明した二次側部材
の励起の制御は、所望の同期を維持するように、例え
ば、機械的速度及び第一次波のセンサ(図示省略)を有
する電圧及び位相が制御された電源等によって行われ
る。
【0016】図2を参照すると、一次側部材及び二次側
部材は、電磁波形を決定する極を同数有する。また、上
記一次側部材及び上記二次側部材は、二つの波形の間に
進み(lead)又は遅れ(lag)Xが生じるように、わずかに
異なるように(位相が異なるように)励起される即ち電
力が供給される。リニア同期モータの運転に関する支配
方程式は、 Vcar=Vprimary−Vsecondaryである。ただし、V
primaryは一次側電圧、Vsecondaryは二次側電圧を示
す。
【0017】本明細書及び図面を参照することによっ
て、エレベータ、モータ、及び電子技術の当業者は、本
発明及び本発明に係る他の形態を容易に実施又は理解す
ることができるであろう。
【0018】他の参照文献としては、イー.アール.ラ
イスウェイトによる1975年2月発行のIEEEの会
報第63号、第2巻の250〜289頁「リニア電気機
械−個人的な見解」、イアン ブリーズ等による198
9年1月26日発行のマシンデザイン91−96頁「マ
テリアル・ハンドリングへのリニアモータの利用」、ア
イ.ボルデアとエス.エイ.ネイサによる電気機械のハ
ンドブック7−1から7−41頁「リニア電気機械」、
ジー.アール.ストラコッシによる1983年ジョンウ
ィーリー・アンド・サンズ社発行のエレベータとエスカ
レータ第二版9−12頁「立体運搬」、1991年2月
発行のポピュラーサイエンス25頁「リニアモータを使
用した昇降機」、及びアルフレッド ベルッチによる
「特殊交流モータ及びその産業における利用」52〜5
4頁がある。
【0019】現時点での本発明の好適実施例を開示及び
説明してきたが、当業者にとって容易に理解されるよう
に、付属する請求項によって定義される本発明の趣旨及
び範囲から離れない範囲で種々の変更及び修正を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリニア同期モータによって駆動されるロ
ープレスエレベータ装置の概略図である。
【図2】本発明に係るリニア同期モータによって駆動さ
れるロープレスエレベータ装置の概略図である。
【図3】本発明に係る種々の形態によって発生するVpr
imary、Vsecondaryの速度を有する電磁波形を示す説明
図である。
【符号の説明】
P…一次側部材 S…二次側部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープレスエレベータ装置であって、 昇降路内を垂直に移動可能なかごと、 リニア同期モータと、を有し、前記モータは、前記昇降
    路の壁に取り付けられた一次側部材と、前記かごに取り
    付けられた二次側部材と、を含み、 前記二次側部材は、前記一次側部材と空間的に離間され
    ており、内部に巻線が配置されるスロットが形成された
    コア部分を含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記巻線と電気的に接続された直流電源
    を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記一次側部材に接続され、電圧及び位
    相が制御された多相電源を含むことを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記二次側部材は、前記かごに固定され
    ており、金属を含むことを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記金属は、鉄であることを特徴とする
    請求項1記載の装置。
JP9308169A 1996-11-12 1997-11-11 エレベータ装置 Withdrawn JPH10147483A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US74814296A 1996-11-12 1996-11-12
US08/748142 1996-11-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10147483A true JPH10147483A (ja) 1998-06-02

Family

ID=25008209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9308169A Withdrawn JPH10147483A (ja) 1996-11-12 1997-11-11 エレベータ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH10147483A (ja)

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Effective date: 20050201