JPH0937540A - リニア誘導同期電動機 - Google Patents

リニア誘導同期電動機

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JPH0937540A
JPH0937540A JP17925295A JP17925295A JPH0937540A JP H0937540 A JPH0937540 A JP H0937540A JP 17925295 A JP17925295 A JP 17925295A JP 17925295 A JP17925295 A JP 17925295A JP H0937540 A JPH0937540 A JP H0937540A
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JP
Japan
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mover
stator
linear induction
synchronous motor
primary side
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Withdrawn
Application number
JP17925295A
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English (en)
Inventor
Toshinori Nojima
俊則 野島
Tsutomu Shintani
勉 新谷
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、かつ正確に速度制御すること
ができるリニア誘導同期電動機を提供すること。 【解決手段】 固定子10は速度コントローラから3相
交流電圧を受け、進行磁界を発生する。そして、この進
行磁界によって二次導体21に誘導電流が発生し、電磁
誘導作用によりこの二次導体21は進行磁界の進行方向
に推力を受け、可動子20が始動される。次に、可動子
20の移動速度が進行磁界の同期速度に近い速度に到達
すると、永久磁石23によって作られる磁極と進行磁界
とによって同期引入れ力が作用し、可動子20は進行磁
界の同期速度と同期して移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場内または病
院内の搬送装置等に用いられるリニア誘導同期電動機に
関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のリニア誘導電動機の一例
を示す構成図である。この図において、10は固定子で
あり、軌道に沿って複数設置されている。この固定子1
0において、11は一次鉄心であり、その上面には、そ
の長手方向(可動子の移動方向に一致する方向)に等間
隔に溝11aが複数形成されている。そして、これらの
溝11aに、一次巻線12u、12v、12wが、この
順番に溝2本分ずつずらされた状態で配置されて、2本
おきに位置する溝に巻回されると共に、1本の溝に対し
て2層になるように収納されている。そして、これら一
次巻線12u、12v、12wは、外部に設置された速
度コントローラ(図示略)から3相交流電圧を受け、こ
れにより励磁されて進行磁界を発生する。また、この固
定子10の近傍には速度センサ(図示略)が設けられ、
移動体の速度を検出してそのデータを該速度コントロー
ラへ出力する。
【0003】次に、20は可動子であり、軌道を車輪に
よって走行する移動体(図示略)の下面に取り付けられ
ている。この可動子20において、21は板状の二次導
体であり、アルミニウムまたは銅等の非磁性導電体から
なり、固定子10に対向するように配置されている。そ
して、該固定子10の進行磁界によって電流が誘導さ
れ、これにより同磁界の進行方向に電磁力を受ける。ま
た、22は板状の二次鉄心であり、二次導体21の上面
に取り付けられ、固定子10において発生した磁力線の
磁路を形成する。
【0004】このような構成において、可動子20の移
動速度は、速度コントローラから出力される3相交流電
圧の電圧値を変化させることによって制御される。すな
わち、移動体が固定子10へ進入すると、速度センサは
その速度を検出し、速度データとして速度コントローラ
へ出力する。次に、該速度コントローラは、この速度デ
ータと、内部にあらかじめ設定されているこの固定子1
0における速度指令データとを比較して速度偏差を計算
する。そして、この速度偏差に相当する電圧値に変換し
て一次巻線12u、12v、12wへ出力する。このよ
うにして、可動子20は適切な移動速度になるように制
御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のリニア誘導電動機においては、出発点から終着点に
至るまでの区間において、可動子20を適切な速度で移
動させるためには、上述した速度センサを多数敷設する
必要がある。しかし、この速度センサを多数敷設する
と、設備が繁雑になり、また、配線工事に膨大な時間が
かかるという欠点があった。この発明は、このような背
景の下になされたもので、速度センサを使用することな
く正確に速度制御をすることができるリニア誘導同期電
動機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、軌道
に沿って設置された固定子と、前記軌道を移動自在に設
けられた可動子とからなり、一次側が前記固定子または
前記可動子のいずれか一方であり、二次側が他方である
リニア誘導同期電動機において、前記二次側は、前記一
次側に対向する二次鉄心と、前記二次鉄心の前記一次側
に対向する表面に装着された非磁性導電体からなる二次
導体と、前記二次導体の前記一次側に対向する表面に、
前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて装着された
永久磁石と、を具備することを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、軌道に沿って設置され
た固定子と、前記軌道を移動自在に設けられた可動子と
からなり、一次側が前記固定子または前記可動子のいず
れか一方であり、二次側が他方であるリニア誘導同期電
動機において、前記二次側は、前記一次側に対向する二
次鉄心と、前記二次鉄心の前記一次側に対向する表面
に、前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて装着さ
れた永久磁石と、前記永久磁石の前記一次側に対向する
表面に装着された非磁性導電体からなる二次導体と、を
具備することを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、軌道に沿って設置され
た固定子と、前記軌道を移動自在に設けられた可動子と
からなり、一次側が前記固定子または前記可動子のいず
れか一方であり、二次側が他方であるリニア誘導同期電
動機において、前記二次側は、前記一次側に対向する非
磁性導電体からなる二次導体と、前記二次導体の前記一
次側に対向する表面に、前記可動子の移動方向に所定の
間隔を置いて装着された永久磁石と、を具備することを
特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、軌道に沿って設置され
た固定子と、前記軌道を移動自在に設けられた可動子と
からなり、一次側が前記固定子または前記可動子のいず
れか一方であり、二次側が他方であるリニア誘導同期電
動機において、前記二次側は、前記可動子の移動方向に
所定の間隔を置いて配置された永久磁石と、前記永久磁
石の前記一次側に対向する表面に装着された非磁性導電
体からなる二次導体と、を具備することを特徴としてい
る。
【0010】請求項5の発明は、軌道に沿って設置され
た固定子と、前記軌道を移動自在に設けられた可動子と
からなり、一次側が前記固定子または前記可動子のいず
れか一方であり、二次側が他方であるリニア誘導同期電
動機において、前記二次側は、前記可動子の移動方向に
所定の間隔を置いて形成された孔を有し、前記一次側に
対向する非磁性導電体からなる二次導体と、前記二次導
体の孔に挿着された永久磁石と、を具備することを特徴
としている。
【0011】請求項6の発明は、軌道に沿って設置され
た固定子と、前記軌道を移動自在に設けられた可動子と
からなり、一次側が前記固定子または前記可動子のいず
れか一方であり、二次側が他方であるリニア誘導同期電
動機において、前記二次側は、前記一次側に対向する二
次鉄心と、前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて
形成された孔を有し、前記二次鉄心の前記一次側に対向
する表面に装着された非磁性導電体からなる二次導体
と、前記二次導体の孔に挿着された永久磁石と、を具備
することを特徴としている。
【0012】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれかに記載のリニア誘導同期電動機において、
前記永久磁石は、スキュー形状に設けられることを特徴
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明するが、第1の実施形態〜第1
3の実施形態によるリニア誘導同期電動機の動作は全て
同一であるので、この動作を第1の実施形態において説
明し、第2の実施形態〜第13の実施形態については、
その動作説明を省略する。
【0014】図1(a)、(b)は各々この発明の第1
の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示す側
面図、および可動子の下面図である。この図において、
図14の各部に対応する部分には同一の符号を付け、そ
の説明を省略する。23は長方形の永久磁石である。こ
こで、1つの一次巻線が巻回される2本の溝11a、1
1a間距離、すなわち極ピッチをτpとすると、この永
久磁石23は、該極ピッチτp毎に1個ずつ、かつ、そ
れらのN極およびS極が交互に固定子10と対向するよ
うに配置され、二次導体21の該固定子10側表面に
(可動子20の全長)/(極ピッチτp)個装着されて
いる。なお、永久磁石23は丸形でもよい。
【0015】このような構成において、いま、可動子2
0は出発点に停止しているとする。次に、外部に設置さ
れた速度コントローラ(図示略)から一定周波数の3相
交流電圧が出力され、一次巻線12u、12v、12w
に印加されると、これら一次巻線12u、12v、12
wは励磁され、一定速度の進行磁界を発生する。そし
て、この進行磁界によって二次導体21に誘導電流が発
生し、電磁誘導作用によりこの二次導体21は進行磁界
の進行方向に推力を受ける。このようにして、可動子2
0が走行を開始する。すなわち、始動時においては、固
定子10および可動子20がリニア誘導電動機として動
作する。
【0016】次に可動子20の走行速度が上昇し、進行
磁界の速度に近くなると、永久磁石23、23・・・の
磁界と進行磁界とが相互に作用し、同期引き入れが行わ
れる。以後、可動子20は進行磁界と同一の速度で走行
する。すなわち、固定子10と可動子20がリニア同期
電動機として動作する。そして、この場合、可動子20
の速度は、固定子10へ印加される3相交流電圧の周波
数から容易に知ることができる。
【0017】また、何らかの理由により可動子20の速
度が同期速度からはずれると(脱調時)、固定子10お
よび可動子20が再び誘導電動機として動作し、可動子
20の速度を同期速度に近づける。そして、可動子20
の速度と同期速度との差が一定値以下になると、再び同
期引き入れが行われ、可動子20が同期速度に復帰す
る。
【0018】図2はこの発明の第2の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、
可動子20が第1の実施形態における二次導体21と永
久磁石23の位置を入れ換えた構造であるという点であ
る。このため、本実施形態においては、第1の実施形態
と比較して、永久磁石23と固定子10との間隔が広く
なるので、これらによる吸引力が小さくなる。したがっ
て、可動子20に発生する振動、および、たわみ等が軽
減されるという効果がある。
【0019】図3はこの発明の第3の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、
可動子20が第1の実施形態における二次鉄心22を取
り除いた構造であるという点である。このため、本実施
形態においては、第1の実施形態と比較して、推力は小
さくなるが、二次鉄心22と固定子10とによる吸引力
がない。したがって、可動子20に発生する振動、およ
び、たわみ等が軽減されると共に、該可動子を小型軽量
化できるという効果がある。
【0020】図4はこの発明の第4の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第2の実施形態と異なる点は、
可動子20が第2の実施形態における二次鉄心22を取
り除いた構造であるという点である。このため、本実施
形態によれば、第2の実施形態に対し、第3の実施形態
と同様の効果が得られる。
【0021】図5(a)、(b)は各々この発明の第5
の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示す上
面図および側面図である。この図において、10は図1
4の固定子10と同一であり、また、23は図1の永久
磁石23と同一であるので、それらの説明を省略する。
21aは非磁性導電体からなる二次導体であり、永久磁
石23と同形状の孔が厚さ方向に、極ピッチτpで形成
されている。そして、それらの孔に、永久磁石23が挿
着されている。このため、固定子10に対する二次導体
21aおよび永久磁石23の距離は共に等しくなるの
で、第4の実施形態と同等の誘導推力が得られると共
に、第3の実施形態と同等の同期推力が得られるという
効果がある。
【0022】図6はこの発明の第6の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第5の実施形態と異なる点は、
可動子20が第5の実施形態における二次導体21aの
上面に二次鉄心22を備えた構造であるという点であ
る。このため、第2の実施形態と同等の誘導推力が得ら
れると共に、第1の実施形態と同等の同期推力が得られ
るという効果がある。
【0023】図7(a)、(b)は各々この発明の第7
の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示す側
面図、および固定子の上面図である。この図において、
110は可動子であり、軌道を移動自在に設けられてい
る。この可動子110は、第1の実施形態における固定
子10と同一の構造であり、溝11aが形成された面が
固定子に対向するように設けられている。また、120
は固定子であり、防火ダンパ等によって途中で途切れる
こともあるが、実質的には、軌道に沿って連続して設置
されている。この固定子120において、121は非磁
性導電体からなる二次導体であり、可動子110に対向
するように設けられている。そして、この二次導体12
1の下面には二次鉄心122が装着されている。また、
該二次導体121の上面には、永久磁石23が多数装着
されている。この装着状態は第1の実施形態と同様であ
る。
【0024】図8はこの発明の第8の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第7の実施形態と異なる点は、
固定子120が第7の実施形態における二次導体121
と永久磁石23の位置を入れ換えた構造であるという点
である。
【0025】図9はこの発明の第9の実施形態によるリ
ニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。この図
において、本実施形態が第7の実施形態と異なる点は、
固定子120が第7の実施形態における二次鉄心122
を取り除いた構造であるという点である。
【0026】図10はこの発明の第10の実施形態によ
るリニア誘導同期電動機の構成を示す側面図である。こ
の図において、本実施形態が第8の実施形態と異なる点
は、固定子120が第8の実施形態における二次鉄心1
22を取り除いた構造であるという点である。
【0027】図11(a)、(b)は各々この発明の第
11の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示
す側面図、および固定子の上面図である。この図におい
て、図7の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。121aは二次導体であり、永久
磁石23と同形状の孔が厚さ方向に、極ピッチτpで形
成されている。そして、それらの孔には、永久磁石23
が挿着されている。
【0028】図12(a)、(b)は各々この発明の第
12の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示
す側面図、および固定子の上面図である。この図におい
て、本実施形態が第11の実施形態と異なる点は、固定
子120が第11の実施形態における二次導体121a
の下面に二次鉄心122を備えた構造であるという点で
ある。
【0029】ここで、これら第7の実施例〜第12の実
施例においては、固定子120が軌道に沿って連続して
敷設されているので、可動子110の速度制御を常時行
うことができる。したがって、この可動子110を複雑
なパターンで走行させることができるという効果が得ら
れる。
【0030】図13(a)、(b)は各々この発明の第
13の実施形態によるリニア誘導同期電動機の構成を示
す側面図、および可動子の下面図である。この図におい
て、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。本実施例の可動子20において、
永久磁石23はスキューさせた状態に設けられている。
すなわち、この永久磁石23は、図1における各永久磁
石23を一定角度回転させた状態にして、その2つの対
辺が可動子20の移動方向と斜交するように装着されて
いる。なお、第2の実施形態〜第12の実施形態のいず
れにおいてもスキュー構造をとることができる。
【0031】ところで、上述した第1の実施形態〜第6
の実施形態および第13の実施形態における固定子1
0、および第7の実施形態〜第12の実施形態における
可動子110は、一次鉄心11を備えている。ここで、
この一次鉄心11を取り除き、一次巻線12u、12
v、12wのみの空芯コイル構造としても、上述した各
実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、可動子は進行磁界の速度に同期して移動する。した
がって、速度センサを使用することなく、正確に速度制
御をすることができるという効果がある。また、請求項
7記載の発明によれば、永久磁石はスキュー形状に設け
られているので、可動子が固定子上を進入し、脱出する
過程において、この永久磁石が該固定子と対面する面積
は徐々に変化する。したがって、これらによる吸引力も
徐々に変化するので、そのリップルを小さくすることが
でき、可動子は安定して移動することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態によるリニア誘導同
期電動機の構成を示す側面図、および可動子の下面図で
ある。
【図2】同第2の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図3】同第3の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図4】同第4の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図5】同第5の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す上面図および側面図である。
【図6】同第6の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図7】同第7の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図、および固定子の上面図である。
【図8】同第8の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図9】同第9の実施形態によるリニア誘導同期電動機
の構成を示す側面図である。
【図10】同第10の実施形態によるリニア誘導同期電
動機の構成を示す側面図である。
【図11】同第11の実施形態によるリニア誘導同期電
動機の構成を示す側面図、および固定子の上面図であ
る。
【図12】同第12の実施形態によるリニア誘導同期電
動機の構成を示す側面図、および固定子の上面図であ
る。
【図13】同第13の実施形態によるリニア誘導同期電
動機の構成を示す側面図、および可動子の下面図であ
る。
【図14】従来のリニア誘導電動機の一例を示す構成図
である。
【符号の説明】
10、120 ……固定子 20、110 ……可動子 21、21a、121、121a……二次導体 22、122 ……二次鉄心 23 ……永久磁石 τp ……極ピッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記一次側に対向する二次鉄心と、 前記二次鉄心の前記一次側に対向する表面に装着された
    非磁性導電体からなる二次導体と、 前記二次導体の前記一次側に対向する表面に、前記可動
    子の移動方向に所定の間隔を置いて装着された永久磁石
    と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  2. 【請求項2】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記一次側に対向する二次鉄心と、 前記二次鉄心の前記一次側に対向する表面に、前記可動
    子の移動方向に所定の間隔を置いて装着された永久磁石
    と、 前記永久磁石の前記一次側に対向する表面に装着された
    非磁性導電体からなる二次導体と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  3. 【請求項3】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記一次側に対向する非磁性導電体からなる二次導体
    と、 前記二次導体の前記一次側に対向する表面に、前記可動
    子の移動方向に所定の間隔を置いて装着された永久磁石
    と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  4. 【請求項4】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて配置された
    永久磁石と、 前記永久磁石の前記一次側に対向する表面に装着された
    非磁性導電体からなる二次導体と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  5. 【請求項5】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて形成された
    孔を有し、前記一次側に対向する非磁性導電体からなる
    二次導体と、 前記二次導体の孔に挿着された永久磁石と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  6. 【請求項6】 軌道に沿って設置された固定子と、前記
    軌道を移動自在に設けられた可動子とからなり、 一次側が前記固定子または前記可動子のいずれか一方で
    あり、二次側が他方であるリニア誘導同期電動機におい
    て、 前記二次側は、 前記一次側に対向する二次鉄心と、 前記可動子の移動方向に所定の間隔を置いて形成された
    孔を有し、前記二次鉄心の前記一次側に対向する表面に
    装着された非磁性導電体からなる二次導体と、 前記二次導体の孔に挿着された永久磁石と、 を具備することを特徴とするリニア誘導同期電動機。
  7. 【請求項7】 前記永久磁石は、スキュー形状に設けら
    れることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載のリニア誘導同期電動機。
JP17925295A 1995-07-14 1995-07-14 リニア誘導同期電動機 Withdrawn JPH0937540A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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