JPH10147164A - 駆動ケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

駆動ケーブルおよびその製造方法

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JPH10147164A
JPH10147164A JP30690196A JP30690196A JPH10147164A JP H10147164 A JPH10147164 A JP H10147164A JP 30690196 A JP30690196 A JP 30690196A JP 30690196 A JP30690196 A JP 30690196A JP H10147164 A JPH10147164 A JP H10147164A
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JP
Japan
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cable
bracket
drive
outer cable
peripheral surface
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Withdrawn
Application number
JP30690196A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Chigara
一義 千▲柄▼
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの増加を最小限に抑えた上で、イ
ンナーケーブルの回転時の異音の発生を確実に抑制す
る。 【解決手段】 駆動ケーブル3が配設される経路に沿っ
たユニットプレート14にブラケット4が固定され、こ
のブラケット4は、アウターケーブル32を嵌め込み得
る隙間寸法を有する開口部43aと、この開口部43a
に連接し、かつ、アウターケーブル32の半径よりも大
きい曲率半径を有する円弧状の円弧溝44とを有し、こ
の円弧溝44の内周面には、周方向に略等ピッチで中心
に向けて突設された少なくとも3個の突起44aを有
し、これらの突起44aは、円弧溝44にアウターケー
ブル32を嵌め込んで開口部43aを縮めるようにブラ
ケット4をかしめた状態で各凹部33が形成されるよう
に寸法設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ等からなる
インナーケーブルと、このインナーケーブルの略全長に
亘って外嵌される管状のアウターケーブルとからなり、
かつ、動力源からの動力をインナーケーブルを介して所
定の被駆動体に伝達するようにした駆動ケーブルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動力伝達手段の一種である駆動ケ
ーブルが知られている。この駆動ケーブルは、ワイヤ等
からなるインナーケーブルと、このインナーケーブルの
略全長に亘って外嵌された可撓管からなるアウターケー
ブルとを備えて形成され、アウターケーブルから外部に
突出したインナーケーブルの一方の端部に電動機等の駆
動源からの駆動軸を接続するとともに、同他方の端部に
被駆動体の従動軸を接続することにより、駆動源の駆動
力がインナーケーブルを介して被駆動体に伝達されるよ
うになっている。
【0003】アウターケーブルの内径寸法は、インナー
ケーブルの外径寸法よりも若干大きく寸法設定されてい
る。こうすることによって回転中のインナーケーブルは
アウターケーブルの内周面に接触する度合が少なくな
り、軸心回りに回転し易くなっている。また、駆動源側
および被駆動体側の双方にアウターケーブルの回り止め
のための部材が設けられ、これによってアウターケース
がインナーケースと共に回転しないように構成されてい
る。
【0004】このような駆動ケーブルは、駆動軸の軸心
と従動軸の軸心とが同一直線上に存在しない場合であっ
ても、両者間で湾曲することによって対応することがで
きるため、駆動源と被駆動体との間の軸心が一致しない
状態での動力伝達に適しており、これによって機器の設
置レイアウトの自由度が向上するという利点を有してい
る。
【0005】ところで、このような駆動ケーブルにおい
ては、インナーケーブルの回転時に、インナーケーブル
がアウターケーブル内で波打った状態になるため、この
波打ち現象によってインナーケーブルが周期的にアウタ
ーケーブルの内壁面を叩打した状態になり、これによっ
て駆動ケーブルから異音が発生するという問題点を有し
ている。
【0006】また、インナーケーブルがアウターケーブ
ルの内壁面に接触した状態で回転すると、接触摩擦によ
ってエネルギーが消耗し、これによって動力伝達効率が
低下するという問題点を有している。
【0007】そこで、このような不都合を解消するため
に、アウターケーブル内に長手方向の全長に亘って所定
ピッチで節になる環状体を形成し、これらの環状体の孔
にインナーケーブルを通すようにしたもの(実公昭46
−344号公報、実公昭44−4481号公報、特開昭
63−26413号公報等)や、逆にインナーケーブル
にアウターケーブルの内周面に摺接する環状体を長手方
向の全長に亘って所定ピッチで取り付けるようにしたも
の(実公平−3−11451号公報)等が提案されてい
る。
【0008】こうすることにより、インナーケーブルは
アウターケーブル内で所定ピッチ毎に環状体に支持され
るため、ピッチ寸法を適切に設定することで回転時のイ
ンナーケーブルの波打ち現象を抑制することが可能にな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなアウターケーブル、またはインナーケーブルに所
定ピッチで複数の環状体を設けるとなると、その分駆動
ケーブルの部品点数が増加し、部品コストが嵩むととも
に、インナーケーブルのアウターケーブルに対する嵌入
操作が困難になって組み付けコストも増加し、総じて製
造コストが高騰するという問題点を有している。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、製造コストの増加を最小限
に抑えた上で、インナーケーブルの回転時の異音の発生
を確実に抑制することができる駆動ケーブルを提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
駆動ケーブルは、動力源からの動力を伝達するインナー
ケーブルと、このインナーケーブルの略全長に亘って外
嵌されるアウターケーブルとからなる駆動ケーブルであ
って、上記アウターケーブルは、長手方向の1個所また
は複数個所に内部に向かって凹没し、かつ、インナーケ
ーブルの外周面に近接または摺接する凹没部を有してい
ることを特徴とするものである。
【0012】この駆動ケーブルによれば、インナーケー
ブルは、アウターケーブル内において凹没部に近接また
は摺接された状態になっているため、凹没部の設置ピッ
チを適切に設定することにより、インナーケーブルの回
転時に上記凹没部によってインナーケーブルの波打ち現
象が抑制され、これによって波打ち現象に起因したイン
ナーケーブルのアウターケーブル内壁面への叩打が抑制
され、上記叩打による異音の発生が防止される。
【0013】また、上記凹没部は、アウターケーブルの
外周面を径方向に圧縮することによって容易に形成させ
ることが可能であるため、従来の駆動ケーブルのように
アウターケーブルとインナーケーブルとの間にインナー
ケーブルが通る環状体を介在させる必要はなく、環状体
によってインナーケーブルのアウターケーブルに対すつ
挿通操作が困難になるという不都合が解消される。
【0014】本発明の請求項2記載の駆動ケーブルは、
請求項1記載の駆動ケーブルにおいて、上記凹没部は、
周方向に略等ピッチで凹設された少なくとも3個の凹部
によって形成されていることを特徴とするものである。
【0015】この駆動ケーブルによれば、アウターケー
ブル内のインナーケーブルは、周方向に略等ピッチで形
成された少なくとも3個の凹部で支持されるため、イン
ナーケーブルがこの支持から外れることはない。しかも
凹部は点状で形成されるため、アウターケーブルへの凹
没部の形成操作が容易になる。
【0016】本発明の請求項3記載の駆動ケーブルは、
請求項2記載の駆動ケーブルにおいて、上記アウターケ
ーブルが配設される経路に沿って上記動力源のケーシン
グと一体の他部材に固定されたブラケットが設けられ、
このブラケットは、上記アウターケーブルを嵌め込み得
る隙間寸法を有する開口部と、この開口部に連接し、か
つ、上記アウターケーブルの半径よりも大きい曲率半径
を有する円弧状のケーブル支持円弧溝とを有し、このケ
ーブル支持円弧溝の内周面には、周方向に略等ピッチで
中心に向けて突設された少なくとも3個の突起を有し、
これらの突起は、上記ケーブル支持円弧溝にアウターケ
ーブルを嵌め込んで上記開口部を縮めるように上記ブラ
ケットをかしめた状態で上記各凹部が形成されるように
寸法設定されていることを特徴とするものである。
【0017】この駆動ケーブルによれば、インナーケー
ブルの一端を駆動源に接続するとともに、他端を被駆動
体に接続した状態で、アウターケーブルをブラケットの
ケーブル支持円弧溝に挿入し、ついで開口部が縮むよう
にブラケットをかしめることにより、ケーブル支持円弧
溝の内周面に設けられた突起がアウターケーブルの外周
面を凹没させ、これによってアウターケーブルに複数の
凹部が形成される。
【0018】このように、アウターケーブルが嵌め込ま
れたブラケットをかしめるという簡単な操作によってア
ウターケーブル内にインナーケーブルを支持する凹没部
が形成されるため、従来のようにアウターケーブル内に
環状体を嵌め込んだり、インナーケーブルに環状体を外
嵌してからインナーケーブルをアウターケーブルに挿入
するような面倒な操作が不要になり、駆動ケーブルの組
み付け操作の容易化が実現する。
【0019】しかも、ブラケットのかしめ処理によって
突起がアウターケーブルに外周面から径方向に中心に向
かって食い込んだ状態になるため、ブラケットがアウタ
ーケーブルの回り止め機能を発揮し、これによって、従
来、駆動源側および被駆動体側の双方に設けられていた
アウターケーブルの回り止め用の金具を装着する必要が
なくなり、その分部品点数を削減することが可能にな
る。
【0020】本発明の請求項4記載の駆動ケーブルの製
造方法は、動力源からの動力を伝達するインナーケーブ
ルと、このインナーケーブルの略全長に亘って外嵌され
るアウターケーブルとからなる駆動ケーブルの製造方法
であって、上記アウターケーブルを保持するブラケット
の先端部にU字状の凹部を形成するとともに、この凹部
の内周面に凹部内方に突出する少なくとも3個の突起を
形成し、この凹部にアウターケーブルを嵌め込んだ状態
で凹部の先端部の隙間が小さくなるように上記ブラケッ
トの先端部を挟み付けて塑性変形させることにより、上
記突起でアウターケーブルの外周面を押圧変形させ、ア
ウターケーブルにその内端がインナーケーブルに当接ま
たは近接する凹設部を形成させることを特徴とするもの
である。
【0021】この駆動ケーブルの製造方法によれば、イ
ンナーケーブルが内装されたアウターケーブルをブラケ
ットの凹部に嵌め込んでから開口が縮む方向に押圧し、
塑性変形するようにブラケットをかしめることにより、
アウターケーブルには突起による少なくとも3個の凹設
部が形成され、内部のインナーケーブルはこれらの突起
によって当接または近接した状態になるため、これらの
突起に規制されてインナーケーブルの波打ち現象が抑制
され、異音の発生が防止される。
【0022】このように、駆動ケーブルをブラケットに
装着してかしめるという簡単な操作を施すことで、アウ
ターケーブル内のインナーケーブルの波打ち現象を抑え
ることが可能であり、従来のようにアウターケーブルの
内周面やインナーケーブルの外周面に環状体を取り付け
る等の面倒な操作を行う必要はなく、部品点数を削減し
た上で組み付け操作も簡単になり、駆動ケーブルの異音
発生防止対策を安価に施すことが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る駆動ケーブ
ルの第1使用形態を示す斜視図である。この使用形態に
おいては、本発明にかかる駆動ケーブルが自動車用シー
トのスライド機構1に適用されている。なお、図1にお
いては、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向と
いい、−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前
方、+Y方向を後方という。図1に示すように、自動車
用のシートSは、着座席としてのシートボトムS1と、
このシートボトムS1の後方に姿勢変更可能に立設され
たシートバックS2とを備えて形成されている。上記シ
ートボトムS1は、車両のフロアF上に装着されたスラ
イド機構1上に配置され、このスライド機構1の駆動で
前後動して位置設定し得るようになっている。
【0024】上記スライド機構1は、フロアF上に配設
された前後方向に延びる幅方向一対のスライドレール1
1を有している。各スライドレール11は、フロアF上
に固定されたロアレール12と、このロアレール12上
に前後動可能に重ねられたアッパーレール13とからな
り、上記シートボトムS1は左右一対のアッパーレール
13上に固定されることによりロアレール12に案内さ
れつつ前後動し得るようになっている。
【0025】また、一対のロアレール12間の前方に
は、下面部に駆動機構2を装着するユニットプレート1
4が架橋されている。上記駆動機構2は、ユニットプレ
ート14の下面部の幅方向の一側部にケーシングが固定
された電動モータ21と、同下面部の両側部に取り付け
られた幅方向一対のギアボックス22と、一対のロアレ
ール12の後方に互いに対向する方向に突設された一対
の軸座23と、上記各ギアボックス22および軸座23
間にスライドレール11と平行に、かつ、自軸心回りに
回転自在に配設された一対のねじ軸24と、上記各アッ
パーレール13から互いに対向する方向に突設され、か
つ、上記ねじ軸24に螺合したナット部材25とを備え
た構成を有している。
【0026】そして、上記電動モータ21と遠い方のギ
アボックス22との間に本発明に係る駆動ケーブル3が
介設されるとともに、近い方のギアボックス22との間
には所定の動力伝達手段が介設されている。電動モータ
21の駆動力は、駆動ケーブル3および動力伝達手段を
介して各ギアボックス22に伝達され、さらにここから
各ねじ軸24に伝達されるようになっている。
【0027】従って、電動モータ21を正逆駆動するこ
とによって、電動モータ21の駆動力は駆動ケーブル3
および動力伝達手段、並びにギアボックス22を介して
各ねじ軸24に伝えられ、これらねじ軸24の正逆回転
によってねじ軸24に螺着した各ナット部材25が前後
動し、これによるアッパーレール13の前後動によって
シートボトムS1が前後動するようになっている。
【0028】図2は、本発明に係る駆動ケーブル3が装
着された状態の一実施形態を示す一部切欠き斜視図であ
り、図3は、その一部切欠き正面図である。これらの図
に示すように、駆動ケーブル3は、電動モータ21の回
転駆動力を伝達するインナーケーブル31と、このイン
ナーケーブル31の略全長に亘って外嵌されたアウター
ケーブル32とからなっている。
【0029】上記インナーケーブル31は、細い鋼線を
多数本束ねて形成され、自由に湾曲し得るようになって
いる。また、上記アウターケーブル32は、銅合金やア
ルミニウム合金等の塑性変形し易い材料を用いて肉薄の
管状に形成され、これによって長手方向で容易に撓み得
るように構成されている。このアウターケーブル32の
内径寸法は、インナーケーブル31の外径寸法よりも大
きく寸法設定され、インナーケーブル31がアウターケ
ーブル32内に挿入された状態で、インナーケーブル3
1の外周面とアウターケーブル32の内周面との間に隙
間が形成されるようにしている。これによってインナー
ケーブル31のアウターケーブル32内壁面への接触が
起こり難くなり、駆動力の伝達効率の減衰が防止される
ようになっている。
【0030】一方、電動モータ21の駆動軸21aに
は、その両端面に軸心方向に延びる接続孔21bが穿設
されているとともに、ギアボックス22内のギア22a
にも接続孔22bが穿設されている。これらの接続孔2
1b,22bは、軸心回りに回り止めされた状態でイン
ナーケーブル31が嵌入されるように孔径および孔形状
が設定されている。従って、インナーケーブル31の各
端部が接続孔21bおよび接続孔22bに嵌入された状
態で駆動軸21aが駆動回転することにより、この回転
がインナーケーブル31を介してギア22aに伝達され
ることになる。
【0031】また、電動モータ21のケーシング21c
およびギアボックス22のケーシング22cには、上記
アウターケーブル32の各端部を嵌入するための、上記
接続孔21b,22bと同心の嵌入孔21d,22dが
設けられ、インナーケーブル31が駆動軸21aおよび
ギア22aを接続した状態で、アウターケーブル32の
各端部はそれぞれの嵌入孔21d,22dに嵌入された
状態になるようにしている。
【0032】なお、本実施形態においては、図3に示す
ように、左方のギアボックス22内のギア22aと、電
動モータ21の駆動軸21aの左端部とは、アウターケ
ーブル32が装着されていない裸のインナーケーブル3
1によって互いに接続されている。
【0033】そして、上記駆動ケーブル3は、幅方向の
略中央部分がユニットプレート14の下面部に固定され
たブラケット4によって支持されている。図4は、駆動
ケーブル3がブラケット4によって支持された状態を示
す拡大斜視図であり、図5はその正面視の断面図、図6
はその側面視の断面図である。これらの図に示すよう
に、ブラケット4はL字形状に形成され、上部に水平方
向に延びる接続部41が形成されているとともに、この
接続部41の幅方向の一側部からブラケット本体42が
垂下されている。
【0034】上記接続部41は、リベット止め等により
ユニットプレート14の下面部に固定され、これによっ
てブラケット本体42がユニットプレート14から下方
に向けて垂下した状態になっている。上記ブラケット本
体42は、その先端側に前方に向かって突出したケーブ
ル支持部43を有している。このケーブル支持部43に
は、前方に開口部43aを有する円弧溝44を有してい
る。この円弧溝44の内周面には、中心方向に向けて周
方向に略等ピッチで突設された先細りの複数の突起44
aが設けられている。
【0035】上記開口部43aの隙間寸法は、当初、イ
ンナーケーブル31の外径寸法よりも若干大きめに設定
され、これによってアウターケーブル32を開口部43
aを通して上記円弧溝44に嵌め込むことができるよう
になっている。
【0036】そして、本実施形態においては、アウター
ケーブル32が円弧溝44内に嵌め込まれた状態で、ケ
ーブル支持部43の上下の縁部が所定のプレス工具によ
って圧縮され、これによって開口部43aの隙間寸法を
縮めるとともに、円弧溝44の径寸法を小さくして突起
44aの先端部でアウターケーブル32の外周面を凹没
させるようにしている。
【0037】こうすることによって、アウターケーブル
32の外周面には3個の凹部33からなる凹没部が形成
され、インナーケーブル31は、アウターケーブル32
内において外周面が三方からの凹部33によって凹没部
に支持された状態になる。
【0038】そして、本発明においては、上記各突起4
4aは、アウターケーブル32を円弧溝44に嵌め込ん
で開口部43aを縮めるように上記ブラケット本体42
をかしめた状態で上記各凹部33の先端部がインナーケ
ーブル31の外周面に近接または摺接するように、突起
44aの寸法設定が行われているとともに、ブラケット
本体42のかしめ量が設定されている。
【0039】従って、アウターケーブル32に凹没部が
形成された状態で、インナーケーブル31は、最も揺れ
易い幅方向の略中央部分において電動モータ21による
駆動回転に起因した波打ち現象が阻止された状態にな
り、これによって支持点間の距離が短くなった駆動軸2
1aとブラケット本体42との間、およびギア22aと
ブラケット4との間におけるインナーケーブル31の波
打ち現象の振幅が小さくなり、その分インナーケーブル
31がアウターケーブル32の内壁面を叩打する頻度が
減少するか、あるいは全く叩打しなくなるため、異音の
発生は確実に抑制される。
【0040】図7は、ブラケット本体42のかしめ操作
の一実施形態を示す説明図であり、(イ)は、駆動ケー
ブル3がブラケット4の円弧溝44に嵌め込まれる直前
の状態、(ロ)は、駆動ケーブル3が円弧溝44に嵌め
込まれた直後の状態、(ハ)は、駆動ケーブル3が円弧
溝44内に嵌め込まれた後にブラケット本体42がかし
められた状態をそれぞれ示している。
【0041】まず図7の(イ)に示す状態では、ケーブ
ル支持部43の開口部43aの隙間寸法は、アウターケ
ーブル32の外径よりも大きく寸法設定されているた
め、開口部43aに対向させた駆動ケーブル3を矢印で
示すように円弧溝44に押し込むことにより、駆動ケー
ブル3は、図7の(ロ)に示すように、円弧溝44内に
嵌装された状態になる。
【0042】そして、駆動ケーブル3が円弧溝44内に
嵌装されると、図7の(ロ)に示すように、アウターケ
ーブル32の外周面が円弧溝44の内周面から中心方向
に向けて突設された3個の開口部43aの先端部によっ
て支持された状態になっている。
【0043】ついで、図7の(ロ)に示す状態で、開口
部43aに所定厚み寸法を有する板状のスペーサー5を
差し入れる。このスペーサー5は、ケーブル支持部43
を上下から押圧してかしめた際に、開口43aの隙間寸
法が過小になることを防止するためのものであり、その
厚み寸法は、突起44aによるアウターケーブル32表
面の凹没で形成される各凹部33が丁度インナーケーブ
ル31の外周面に当接するように設定されている。
【0044】スペーサー5を開口部43aに差し入れた
後、所定のかしめ工具を操作してケーブル支持部43の
上下を押圧してかしめることにより、図7の(ハ)に示
すように、開口部43aの隙間寸法はスペーサー5の厚
み寸法にまで縮められるとともに、円弧溝44は縮径さ
れ、略等分配置された3個の突起44aがアウターケー
ブル32の外周面を凹没し、これによってアウターケー
ブル32に3個の凹部33が形成された状態になる。
【0045】この状態においては、インナーケーブル3
1は3個の凹部33からなる凹没部に支持され、従っ
て、この部分ではインナーケーブル31は軸心回りの回
転が許容されつつ波打ち現象が阻止されるようになって
いる。
【0046】本発明は、以上詳述したように、駆動ケー
ブル3において、インナーケーブル31を内装するアウ
ターケーブル32に内部に向かって凹没し、かつ、イン
ナーケーブル31の外周面に対向する凹没部を設けたた
め、インナーケーブル31は、アウターケーブル32内
において外周面が凹没部に近接または摺接された状態に
なり、駆動ケーブル3の長手方向における凹没部の設置
ピッチを適切に設定することにより、インナーケーブル
31の回転時に上記凹没部によってインナーケーブル3
1の波打ち現象が抑制され、波打ち現象に起因したイン
ナーケーブル31のアウターケーブル32内壁面への叩
打が抑制され、この叩打による異音の発生を確実に防止
することができる。
【0047】また、上記凹没部は、アウターケーブル3
2の外周面を径方向に圧縮することによって容易に形成
させることが可能であるため、従来の駆動ケーブルのよ
うにアウターケーブル32とインナーケーブル31との
間の環状の隙間部分にインナーケーブル31が通る環状
体を介在させるような面倒な操作を行わなくてもよい。
【0048】また、アウターケーブル32内のインナー
ケーブル31は、周方向に略等ピッチで形成された少な
くとも3個の凹部33で支持されるため、インナーケー
ブル31がこの支持から外れることが確実に阻止され
る。しかも凹部33は点状で形成されるため、その形成
は容易である。
【0049】さらに、開口部43aが縮むようにブラケ
ット4をかしめることにより、円弧溝44の内周面に設
けられた突起44aがアウターケーブル32の外周面を
凹没させ、これによってアウターケーブル32に複数の
凹部33を形成させるようにしたため、アウターケーブ
ル32が嵌め込まれたブラケット4をかしめるという簡
単な操作によってアウターケーブル32内にインナーケ
ーブル31を支持する凹没部が形成され、従来のように
アウターケーブル32内に環状体を嵌め込んだり、イン
ナーケーブル31に環状体を外嵌してからインナーケー
ブル31をアウターケーブル32に挿入するような面倒
な操作が不要になり、駆動ケーブル3の組み付けコスト
の低減化を図る上で有効である。
【0050】しかも、ブラケット4のかしめ処理によっ
て突起44aがアウターケーブル32に外周面から径方
向に中心に向かって食い込んだ状態になるため、ブラケ
ット4がアウターケーブル32の回り止め機能を発揮
し、これによって、従来、駆動源側および被駆動体側の
双方に設けられていたアウターケーブル32の回り止め
用の金具を電動モータ21およびギアボックス22のケ
ーシング21c,22cに装着する必要がなくなり、そ
の分部品点数の削減が可能になり、部品コストの低減化
を図る上で有効である。
【0051】図8は、本発明に係る駆動ケーブルの第2
使用形態を示す説明図であり、図9は図8のA−A線断
面図である。この使用形態においては、本発明にかかる
駆動ケーブルが動力伝達源と被伝達部との間で支持され
ないで適用されている。すなわち、駆動ケーブル3は、
動力伝達源としての電動モータ210と、動力被伝達部
としてのトランスミッション6との間に設けられ、電動
モータ210およびトランスミッション6間では他の部
材に支持されていない。
【0052】そして、駆動ケーブル3には、所定間隔で
他の部材に支持されていない複数のブラケット40が設
けられている。このブラケット40は、図9に示すよう
に、一部が切り欠かれて形成された開口部430aを有
する円形の環状体からなり、内周面に中心方向に向かっ
て等ピッチで突設された3つの突起440aを有してい
る。これらの突起440aが、アウターケーブル32の
外周面を凹没させることによって、アウターケーブル3
2に複数の凹部33が形成され、各凹部33の先端部が
摺接状態で凹部33の外周面に当接されている。
【0053】このようなブラケット40は、当初、上記
開口部430aがアウターケーブル32の外径よりも大
きく開口されており、先のブラケット4と同様の方法
(図7参照)でかしめることによりアウターケーブル3
2に凹部33を形成し、この凹部33の先端部によって
インナーケーブル31が摺接支持されるようにしてい
る。
【0054】このようなブラケット40を用いてアウタ
ーケーブル32に凹部33を形成することにより、駆動
ケーブル3は、複数個所でインナーケーブル31の波打
ち現象が抑制された状態になるため、電動モータ210
からの動力伝達時に上記波打ち現象に起因した異音の発
生が抑制される。また、配設された駆動ケーブル3の近
傍にブラケットを固定する部材が存在しなくても、この
実施形態のブラケット40を用いることにより駆動ケー
ブル3の異音発生を抑制することが可能になる。
【0055】本発明は、以上の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0056】(1)上記の実施形態においては、駆動ケ
ーブル3は自動車用のシートSのスライド機構1の動力
伝達用等に適用されているが、本発明は、駆動ケーブル
3を自動車用のシートSのスライド機構1等に適用する
ことに限定されるものではなく、各種の機械装置の動力
伝達用に適用することができる。
【0057】(2)上記の実施形態においては、凹没部
は複数の凹部33によって点状で形成されているが、こ
うする代わりに点状ではない連続した環状の凹没部を設
けてもよい。この場合、アウターケーブル32の製造時
に、原料となるパイプに成形処理その他で絞り処理を施
すようにすればよい。
【0058】(3)上記の一の使用形態(図1)におい
ては、1本の駆動ケーブル3に対して1個のブラケット
4が用いられているが、本発明はブラケット4が1個で
あることに限定されるものではなく、駆動ケーブル3の
長さに応じて複数個を設けるようにしてもよい。この場
合、複数のブラケット4設置のピッチ寸法は、インナー
ケーブル31の波打ち現象で異音が生じない寸法に設定
される。
【0059】(4)上記の実施形態においては、1つの
凹没部当り3個の凹部33が設けられているが、凹部3
3の個数は3個以上であればいくらでもよく、特に限定
されることはない。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の駆動ケーブルに
よれば、インナーケーブルを内装するアウターケーブル
に長手方向の1個所または複数個所に内部に向かって凹
没し、かつ、インナーケーブルの外周面に対向する凹没
部を設けたため、インナーケーブルは、アウターケーブ
ル内において外周面が凹没部に近接または摺接された状
態になり、凹没部の設置ピッチを適切に設定することに
より、インナーケーブルの回転時に上記凹没部によって
インナーケーブルの波打ち現象が抑制され、これによっ
て波打ち現象に起因したインナーケーブルのアウターケ
ーブル内壁面への叩打が抑制され、上記叩打による異音
の発生を確実に防止することができる。
【0061】また、上記凹没部は、アウターケーブルの
外周面を径方向に圧縮することによって容易に形成させ
ることが可能であるため、従来の駆動ケーブルのように
アウターケーブルとインナーケーブルとの間にインナー
ケーブルが通る環状体を介在させる必要はなく、環状体
によってインナーケーブルのアウターケーブルに対すつ
挿通操作が困難になるという不都合を解消することがで
きる。
【0062】本発明の請求項2記載の駆動ケーブルによ
れば、凹没部には周方向に略等ピッチで凹設された少な
くとも3個の凹部を設けたため、アウターケーブル内の
インナーケーブルは、周方向に略等ピッチで形成された
少なくとも3個の凹部で支持され、これによってインナ
ーケーブルがこの支持から外れることを確実に阻止する
ことができる。しかも凹部は点状で形成されるため、ア
ウターケーブルの凹没部を容易に形成することができ
る。
【0063】本発明の請求項3記載の駆動ケーブルによ
れば、インナーケーブルの一端を駆動源に接続するとと
もに、他端を被駆動体に接続した状態で、アウターケー
ブルを開口部を介してブラケットのケーブル支持円弧溝
に挿入し、ついで開口部が縮むようにブラケットをかし
めることにより、ケーブル支持円弧溝の内周面に設けら
れた突起によってアウターケーブルの外周面が凹没さ
れ、これによってアウターケーブルに複数の凹部を形成
させることができる。
【0064】このように、アウターケーブルが嵌め込ま
れたブラケットをかしめるという簡単な操作によってア
ウターケーブル内にインナーケーブルを支持する凹没部
が形成されるため、従来のようにアウターケーブル内に
環状体を嵌め込んだり、インナーケーブルに環状体を外
嵌してからインナーケーブルをアウターケーブルに挿入
するような面倒な操作が不要になり、駆動ケーブルの組
み付けコストの低減化を図る上で有効である。
【0065】しかも、ブラケットのかしめ処理によって
突起がアウターケーブルに外周面から径方向に中心に向
かって食い込んだ状態になるため、ブラケットがアウタ
ーケーブルの回り止め機能を発揮し、これによって、従
来、駆動源側および被駆動体側の双方に設けられていた
アウターケーブルの回り止め用の金具を装着する必要が
なくなり、その分部品点数の削減が可能になり、部品コ
ストの低減化を図る上で好都合である。
【0066】本発明の請求項4記載の駆動ケーブルの製
造方法によれば、アウターケーブルを保持するブラケッ
トの先端部にU字状の凹部を形成するとともに、この凹
部の内周面に凹部内方に突出する少なくとも3個の突起
を形成し、この凹部にアウターケーブルを嵌め込んだ状
態で凹部の先端部の隙間が小さくなるようにブラケット
の先端部を挟み付けて塑性変形させることにより、上記
突起でアウターケーブルの外周面を押圧変形させ、アウ
ターケーブルにその内端がインナーケーブルに当接また
は近接する凹設部を形成させるようにしたため、インナ
ーケーブルが内装されたアウターケーブルをブラケット
の凹部に嵌め込んでから開口が縮む方向に押圧し、塑性
変形するようにブラケットをかしめることにより、アウ
ターケーブルには突起による少なくとも3個の凹設部が
形成され、内部のインナーケーブルはこれらの突起によ
って当接または近接した状態になるため、これらの突起
に規制されてインナーケーブルの波打ち現象が抑制さ
れ、異音の発生を確実に防止することができる。
【0067】このように、駆動ケーブルをブラケットに
装着してかしめるという簡単な操作を施すことで、アウ
ターケーブル内のインナーケーブルの波打ち現象を抑え
ることが可能であり、従来のようにアウターケーブルの
内周面やインナーケーブルの外周面に環状体を取り付け
る等の面倒な操作を行う必要はなく、部品点数を削減し
た上で組み付け操作も簡単になり、駆動ケーブルの異音
発生防止対策を安価に施すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動ケーブルの第1使用形態を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係る駆動ケーブルが装着された状態の
一実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
【図3】図2の一部切欠き正面図である。
【図4】駆動ケーブルがブラケットによって支持された
状態を示す拡大斜視図である。
【図5】図4のに示す駆動ケーブルおよびブラケットの
正面視の断面図である。
【図6】図4のに示す駆動ケーブルおよびブラケットの
側面視の断面図である。
【図7】(イ)〜(ハ)は、ブラケット本体のかしめ操
作の一実施形態を示す説明図である。
【図8】本発明に係る駆動ケーブルの第2使用形態を示
す説明図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 スライド機構 11 スライドレール 12 ロアレール 13 アッパーレール 14 ユニットプレート 2 駆動機構 21,210 電動モータ 21a 駆動軸 21b,22b 接続孔 21c,22c ケーシング 21d,22d 嵌入孔 22 ギアボックス 23 軸座 24 ねじ軸 25 ナット部材 3 駆動ケーブル 31 インナーケーブル 32 アウターケーブル 33 凹部 4,40 ブラケット 41 接続部 42 ブラケット本体 43 ケーブル支持部 43a,430a 開口部 44 円弧溝 44a,440a 突起 5 スペーサー 6 トランスミッション

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源からの動力を伝達するインナーケ
    ーブルと、このインナーケーブルの略全長に亘って外嵌
    されるアウターケーブルとからなる駆動ケーブルであっ
    て、上記アウターケーブルは、長手方向の1個所または
    複数個所に内部に向かって凹没し、かつ、インナーケー
    ブルの外周面に近接または摺接する凹没部を有している
    ことを特徴とする駆動ケーブル。
  2. 【請求項2】 上記凹没部は、周方向に略等ピッチで凹
    設された少なくとも3個の凹部によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動ケーブル。
  3. 【請求項3】 上記アウターケーブルが配設される経路
    に沿って上記動力源のケーシングと一体の他部材に固定
    されたブラケットが設けられ、このブラケットは、上記
    アウターケーブルを嵌め込み得る隙間寸法を有する開口
    部と、この開口部に連接し、かつ、上記アウターケーブ
    ルの半径よりも大きい曲率半径を有する円弧状のケーブ
    ル支持円弧溝とを有し、このケーブル支持円弧溝の内周
    面には、周方向に略等ピッチで中心に向けて突設された
    少なくとも3個の突起を有し、これらの突起は、上記ケ
    ーブル支持円弧溝にアウターケーブルを嵌め込んで上記
    開口部を縮めるように上記ブラケットをかしめた状態で
    上記各凹部が形成されるように寸法設定されていること
    を特徴とする請求項2記載の駆動ケーブル。
  4. 【請求項4】 動力源からの動力を伝達するインナーケ
    ーブルと、このインナーケーブルの略全長に亘って外嵌
    されるアウターケーブルとからなる駆動ケーブルの製造
    方法であって、上記アウターケーブルを保持するブラケ
    ットの先端部にU字状の凹部を形成するとともに、この
    凹部の内周面に凹部内方に突出する少なくとも3個の突
    起を形成し、この凹部にアウターケーブルを嵌め込んだ
    状態で凹部の先端部の隙間が小さくなるように上記ブラ
    ケットの先端部を挟み付けて塑性変形させることによ
    り、上記突起でアウターケーブルの外周面を押圧変形さ
    せ、アウターケーブルにその内端がインナーケーブルに
    当接または近接する凹設部を形成させることを特徴とす
    る駆動ケーブルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2279898A1 (en) 2009-07-31 2011-02-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Speed reduction device for power seat
CN103781658A (zh) * 2011-07-21 2014-05-07 C.劳勃.汉默斯坦两合有限公司 用于机动车辆座椅调节驱动器的保持装置

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