JPH10146804A - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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JPH10146804A
JPH10146804A JP30500996A JP30500996A JPH10146804A JP H10146804 A JPH10146804 A JP H10146804A JP 30500996 A JP30500996 A JP 30500996A JP 30500996 A JP30500996 A JP 30500996A JP H10146804 A JPH10146804 A JP H10146804A
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cutting
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Toshio Tsutsui
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨後の刃物の再取付作業を、作業者の熟練
度に左右されることなく容易に且つ精度良く行う。 【解決手段】 工具保持具2の刃物固定面21と刃物3
との間に、上記刃物固定面21と上記刃物3とが上記刃
先部31の進退方向に相対移動する場合に相互に係合し
てその移動を規制するとともに、その係合位置が上記刃
先部31におけるすくい面34に対する逃げ面33の傾
斜角度に対応して変化する如く構成された位置決め機構
を備える。かかる構成により、上記すくい面34の研磨
により刃先位置が研磨前よりも後退しても、この研磨後
の刃物3を上記刃物固定面21上に、そのすくい面34
を上記刃物固定面21に衝合させて締着固定する場合、
上記位置決め機構の係合位置が、研磨前の係合位置から
上記刃先部31における上記すくい面34に対する上記
逃げ面33の傾斜角度に対応して変化し、上記刃物3は
研磨前の取付位置よりも、上記刃先31aの後退量に相
当する寸法だけ刃先前方側へ移動した位置においてその
移動が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、切削工具に関
し、さらに詳しくは切削工具に設けられた刃物の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、切削工具として、回転軸心回
りに回転駆動されると共に該回転軸心の周囲に該回転軸
心に平行に延びる平坦面で構成される単一又は複数の刃
物固定面を設けた工具保持具と、平板体の一方の側面で
なるすくい面と該すくい面に隣接する一つの端面でなる
逃げ面とでその一側縁に刃先部を形成した刃物とを備
え、上記工具保持具の上記刃物固定面に、該刃物固定面
に対して上記すくい面を衝合させるとともに上記刃先部
の先端に位置する刃先を上記刃物固定面の前縁から所定
寸法だけ回転方向前方へ延出させた状態で上記刃物を締
着固定したものがある(図1を参照)。
【0003】かかる切削工具においては、長期の切削作
業により刃物の刃先の摩滅あるいは欠けの発生により次
第にその切れ味が落ちてくる。かかる場合には、刃物を
研磨してその刃先部を再生して再度使用することにな
る。
【0004】この場合の研磨方法としては、刃物が複数
設けられているものにおいてはこれら各刃物の研磨程度
を一定とすべく、該複数の刃物をそのすくい面を上側に
向けた状態で作業定盤上にそれぞれ固定し、これら複数
の刃物のすくい面を同一条件の下で研磨してその刃先の
再生を図る方法が採られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
回転軸心回りに複数の刃物を、その刃先を回転方向の前
方へ向けた状態で配置し、工具保持具の回転に伴って上
記各刃物によりワークに所要の切削加工を行う切削工具
においては、切削精度の確保という観点において、各刃
物の刃先と回転軸心との距離、即ち、各刃物の切削半径
が同一に設定されることが重要となる。
【0006】しかるに、従来は、研磨が完了した各刃物
を工具保持具の各刃物固定面に固定するに際して、該各
刃物の刃先位置の設定を作業者が寸法測定をしながら個
別に手作業で行っていたため、作業者の熟練度に左右さ
れ易く、結果的に、刃物取付作業の作業性の低下、ある
いは切削精度の低下という問題があった。
【0007】そこで本願発明では、研磨後の刃物の再取
付作業を、作業者の熟練度に左右されることなく容易に
且つ精度良く行うことができるようにした切削工具を提
供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0009】本願の第1の発明では、回転軸心回りに回
転駆動されると共に該回転軸心の周囲に該回転軸心に平
行に延びる平坦面で構成される単一又は複数の刃物固定
面を設けた工具保持具と、平板体の一方の側面でなるす
くい面と該すくい面に隣接する一つの端面でなる逃げ面
とでその一側縁に刃先部を形成するとともに該すくい面
を研磨することで上記刃先部の再生を行うようにした刃
物とを備え、上記工具保持具の上記刃物固定面に、該刃
物固定面に対して上記すくい面を衝合させるとともに上
記刃先部の先端に位置する刃先を上記刃物固定面の前縁
から所定寸法だけ回転方向前方へ延出させた状態で上記
刃物を締着固定してなる切削工具において、上記工具保
持具の刃物固定面と上記刃物との間に、上記工具保持具
の上記刃物固定面と上記刃物とが上記刃先部の進退方向
に相対移動する場合に相互に係合してその移動を規制す
るとともに、その係合位置が上記刃先部における上記す
くい面に対する上記逃げ面の傾斜角度に対応して変化す
る如く構成された位置決め機構を備えたことを特徴とし
ている。
【0010】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる切削工具において、上記位置決め機構を、上記刃
物側に設けられ且つ上記逃げ面と平行に延びる傾斜面
と、上記刃物固定面上に突設され且つ該刃物固定面に直
交する方向に延出する当接面を有する突起部材とで構成
したことを特徴としている。
【0011】本願の第3の発明では、上記第1の発明に
かかる切削工具において、上記位置決め機構を、上記刃
物側に設けられ且つ上記すくい面と直交する方向に延び
る端面と、上記刃物固定面上に突設され且つ上記逃げ面
と平行に傾斜延出する当接面を有する突起部材とで構成
したことを特徴としている。
【0012】本願の第4の発明では、上記第1の発明に
かかる切削工具において、上記位置決め機構を、上記刃
物の反刃先側の端縁又は上記刃物固定面に設けられた当
接部と、上記刃物固定面又は上記刃物の反刃先側の端縁
に設けられ且つ上記刃物の逃げ面と平行に傾斜延出する
傾斜面とで構成したことを特徴としている。
【0013】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0014】本願の第1の発明にかかる切削工具によ
れば、上記工具保持具の刃物固定面と上記刃物との間
に、上記工具保持具の上記刃物固定面と上記刃物とが上
記刃先部の進退方向に相対移動する場合に相互に係合し
てその移動を規制するとともに、その係合位置が上記刃
先部における上記すくい面に対する上記逃げ面の傾斜角
度に対応して変化する如く構成された位置決め機構を備
えているので、上記刃物のすくい面の研磨により該刃物
の厚さ寸法が減じ、これに伴って刃先位置が研磨前より
も後退しても、この研磨後の刃物を上記工具保持具の刃
物固定面上に、そのすくい面を上記刃物固定面に衝合さ
せて締着固定する場合、上記位置決め機構の係合位置
が、研磨前の係合位置から上記刃先部における上記すく
い面に対する上記逃げ面の傾斜角度に対応して変化し、
上記刃物は研磨前の取付位置よりも、上記刃先の後退量
に相当する寸法だけ刃先前方側へ移動した位置において
その移動が規制される。この位置決め状態で上記刃物を
上記刃物固定面側に締着固定することで、上記刃物の刃
先と回転軸心との距離は研磨による刃先の後退にも拘わ
らず、適正位置に確実に位置決めされる。
【0015】従って、本発明の切削工具によれば、上記
位置決め機構により上記工具保持具の刃物固定面と上記
刃物との位置決めが自動的に且つ正確に行われることか
ら、研磨後の刃物の再取付作業を容易に且つ精度良く行
うことができ、延いては切削作業における作業性の向上
と切削作業の高精度化とが図られることになる。
【0016】本願の第2の発明にかかる切削工具によ
れば、上記第1の発明にかかる切削工具において、上記
位置決め機構を、上記刃物側に設けられ且つ上記逃げ面
と平行に延びる傾斜面と、上記刃物固定面上に突設され
且つ該刃物固定面に直交する方向に延出する当接面を有
する突起部材とで構成しているので、研磨後の上記刃物
の再取付時に、上記刃物側の上記傾斜面と、上記刃物固
定面上に突設された上記突起部材の上記当接面とが係合
して上記刃物固定面と刃物との相対移動を規制すること
で、上記に記載と同様の作用効果が達成されるもので
ある。
【0017】本願の第3の発明にかかる切削工具によ
れば、上記第1の発明にかかる切削工具において、上記
位置決め機構を、上記刃物側に設けられ且つ上記すくい
面と直交する方向に延びる端面と、上記刃物固定面上に
突設され且つ上記逃げ面と平行に傾斜延出する当接面を
有する突起部材とで構成しているので、研磨後の上記刃
物の再取付時に、上記刃物側の上記端面と、上記刃物固
定面上に突設された上記突起部材の上記当接面とが係合
して上記刃物固定面と刃物との相対移動を規制すること
で、上記に記載と同様の作用効果が達成されるもので
ある。
【0018】本願の第4の発明にかかる切削工具によ
れば、上記第1の発明にかかる切削工具において、上記
位置決め機構を、上記刃物の反刃先側の端縁又は上記刃
物固定面に設けられた当接部と、上記刃物固定面又は上
記刃物の反刃先側の端縁に設けられ且つ上記刃物の逃げ
面と平行に傾斜延出する傾斜面とで構成しているので、
研磨後の上記刃物の再取付時に、上記刃物の反刃先側の
端縁又は上記刃物固定面に設けられた当接部と、上記刃
物固定面又は上記刃物の反刃先側の端縁に設けられた上
記傾斜面とが係合して上記刃物固定面と刃物との相対移
動を規制することで、上記に記載と同様の作用効果が
達成されるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1には、本願発明の第1の実施形態にかかる切削工具
1を示している。この切削工具1は、次述する工具保持
具2と複数(この実施形態では四つ)の刃物3,3,・
・とで構成されている。
【0020】上記工具保持具2は、工作機械の回転軸9
に装着されて回転駆動されるものであって、立方体を基
本形態とし且つその回転軸心に平行な四つの面2a〜2
dをそれぞれ回転方向前方側へ延出させてこの延出部及
びその近傍の面をそれぞれ刃物固定面21,21,・・
としている。また、これら各刃物固定面21,21,・
・には、上記工具保持具2の軸心方向に所定間隔離間し
て、該刃物固定面21に直行状態で埋設配置されたスト
ッパーピン5(請求項2における「突起部材」に該当す
る)とネジ孔6とが形成されている。
【0021】上記刃物3は、所定厚さの長方形板材で一
体形成されるものであって、その両側面のうち、一方の
側面はこれを研磨してすくい面34とし、他方の側面は
非研磨状態のまま外表面35としている。また、上記す
くい面34に隣接する長尺側の端面は、上記すくい面3
4に対して所定の傾斜角度で研磨してこれを逃げ面33
としている。このすくい面34と逃げ面33とによって
断面楔状に形成された部位で刃先部31が構成され、且
つこの刃先部31の先端は刃先31aとされている。
【0022】また、上記刃物3の上記刃先部31よりも
後方側に位置する基板部32には、その長手方向に所定
間隔(具体的には、上記刃物固定面21に形成された上
下一対のストッパーピン5,5及びネジ孔6,6の間隔
と同一の間隔)をもって二つの長穴10,10が、その
長軸を該基板部32の短軸方向に合致させた状態で形成
されている。この長穴10の上記刃先部31から遠い側
の端部は、上記逃げ面33と平行な傾斜面11とされて
いる。
【0023】そして、この長穴10の傾斜面11の形成
位置は、次のように設定されている。即ち、図1及び図
2に示すように、上記刃物3を、上記長穴10内に上記
ストッパーピン5を嵌入させた状態でそのすくい面34
を上記工具保持具2の刃物固定面21に衝合させ、且つ
上記ストッパーピン5を上記傾斜面11の先端に当接さ
せた状態において、上記刃先31aが上記刃物固定面2
1の前縁21aから規定寸法Sだけ延出するように、上
記ストッパーピン5の配置位置と上記規定寸法Sとの関
係において設定されている。
【0024】このようにして上記刃物3を上記工具保持
具2の刃物固定面21に固定することで、上記刃物3の
研磨後の再取付けを作業性良く且つ正確に行うことがで
き、また切削工具1を使用しての切削作業において高い
切削精度が確保されるものである。
【0025】即ち、切れ味が低下した上記刃物3の再生
は、上述のように該刃物3のすくい面34をその全域に
亙って研磨することで行われるが、このすくい面34の
研磨により該刃物3の厚さ寸法が減少し、これに伴って
上記刃先31aの位置が、上記逃げ面33の角度に対応
して研磨前の位置よりも基板部32寄りに後退すること
になる。従って、研磨後の刃物3を上記刃物固定面21
に再取付する場合には、研磨前における取付位置よりも
上記刃先31aの後退量だけ前方へ移動させて固定し、
上記刃物固定面21の前縁21aからの刃先31aの延
出量を研磨前と研磨後の両者で同一に設定することが必
要であり、且つこの位置決め作業が作業性良く行えるこ
とも必要である。
【0026】この場合、この実施形態の切削工具1にお
いては、上記刃物3の長穴10における上記傾斜面11
を、上記逃げ面33と平行に形成しているので、該刃物
3のすくい面34の研磨によって上記刃先31aが後退
しても、その後退量に対応した寸法だけ上記傾斜面11
の先端位置も後退することになる。従って、研磨後にお
いて上記刃物3を上記刃物固定面21に固定する場合
に、上記ストッパーピン5に上記傾斜面11の先端を当
接させるという極めて簡単な作業によって、上記刃先3
1aの上記刃物固定面21の前縁21aからの延出量が
上記規定寸法Sに正確に設定されることになり、結果的
に上記刃物3の研磨後の再取付作業の作業性向上と、上
記切削工具1を使用しての切削作業における切削精度の
高度化が実現されることになる。
【0027】第2の実施形態 図3には、本願発明の第2の実施形態にかかる切削工具
1における刃物取付部分を示している。この第2の実施
形態のものは、上記第1の実施形態における上記「傾斜
面11」と上記「ストッパーピン5」との関係を反転さ
せたものである。具体的には、上記長穴10の後端面を
上記すくい面34に直交する方向に延びる端面12とす
る一方、上記刃物固定面21側に埋設固定されるストッ
パーピン5を上記逃げ面33と平行となるように傾斜さ
せ、このストッパーピン5(請求項2における「傾斜
面」に該当する)と上記端面12の上記外表面35側の
端部(請求項2における「当接部」に該当する)とを当
接させることで、研磨後の刃物3の再取付時における位
置決めを行うようにしたものであり、これによって得ら
れる作用効果は上記第1の実施形態の場合と同様であ
る。
【0028】第3の実施形態 図4には、本願発明の第3の実施形態にかかる切削工具
1における刃物取付部分を示している。この第3の実施
形態のものは、上記工具保持具2の刃物固定面21に上
記刃物3の逃げ面33と平行な傾斜面21b(請求項3
及び4における「傾斜面」に該当する)を形成し、この
傾斜面21bに上記刃物3の後端面36の上記外表面3
5寄りの端部(請求項3及び4における「当接部」に該
当する)を当接させることで、研磨後における上記刃物
3の再取付時における位置決めを行うようにしたもので
ある。かかる構成とすることで、上記第1の実施形態の
場合と同様の作用効果が奏せられるものである。
【0029】第4の実施形態 図5には、本願発明の第4の実施形態にかかる切削工具
1における刃物取付部分を示している。この第4の実施
形態のものは、上記第3の実施形態における「傾斜面2
1b」と「後端面36」との関係を反転させたものであ
る。具体的には、上記刃物3の後端面36を上記逃げ面
33と平行な傾斜面(請求項3及び4における「傾斜
面」に該当する)とし、この後端面36に上記刃物固定
面21側の段部21b(請求項3及び4における「当接
部」に該当する)を当接させることで、研磨後における
上記刃物3の再取付時における位置決めを行うようにし
たものである。かかる構成とすることで、上記第1の実
施形態の場合と同様の作用効果が奏せられるものであ
る。
【0030】その他 上記各実施形態においては、共に、その刃先31aが直
線状に延びる刃物3を対象として説明したが、本願発明
はかかる構成に限定されるものではなく、例えば該刃先
31aが湾曲形状をもつもの、屈曲形状をもつもの等に
も何ら問題なく適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態にかかる切削工具の
斜視図である。
【図2】図1のII-II拡大断面図である。
【図3】本願発明の第2の実施形態にかかる切削工具の
要部断面図である。
【図4】本願発明の第3の実施形態にかかる切削工具の
要部断面図である。
【図5】本願発明の第4の実施形態にかかる切削工具の
要部断面図である。
【符号の説明】
1は切削工具、2は工具保持具、3は刃物、4は固定ネ
ジ、5はストッパーピン、6はネジ孔、9は回転軸、1
0は長穴、11は傾斜面、12は端面、21は刃物固定
面、31は刃先部、32は基板部、33は逃げ面、34
はすくい面、35は外表面、36は後端面である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸心回りに回転駆動されると共に該
    回転軸心の周囲に該回転軸心に平行に延びる平坦面で構
    成される単一又は複数の刃物固定面を設けた工具保持具
    と、 平板体の一方の側面でなるすくい面と該すくい面に隣接
    する一つの端面でなる逃げ面とでその一側縁に刃先部を
    形成するとともに該すくい面を研磨することで上記刃先
    部の再生を行うようにした刃物とを備え、 上記工具保持具の上記刃物固定面に、該刃物固定面に対
    して上記すくい面を衝合させるとともに上記刃先部の先
    端に位置する刃先を上記刃物固定面の前縁から所定寸法
    だけ回転方向前方へ延出させた状態で上記刃物を締着固
    定してなる切削工具であって、 上記工具保持具の刃物固定面と上記刃物との間に、上記
    工具保持具の上記刃物固定面と上記刃物とが上記刃先部
    の進退方向に相対移動する場合に相互に係合してその移
    動を規制するとともに、その係合位置が上記刃先部にお
    ける上記すくい面に対する上記逃げ面の傾斜角度に対応
    して変化する如く構成された位置決め機構が備えられて
    いることを特徴とする切削工具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記位置決め機構が、 上記刃物側に設けられ且つ上記逃げ面と平行に延びる傾
    斜面と、上記刃物固定面上に突設され且つ該刃物固定面
    に直交する方向に延出する当接面を有する突起部材とで
    構成されていることを特徴とする切削工具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記位置決め機構が、 上記刃物側に設けられ且つ上記すくい面と直交する方向
    に延びる端面と、上記刃物固定面上に突設され且つ上記
    逃げ面と平行に傾斜延出する当接面を有する突起部材と
    で構成されていることを特徴とする切削工具。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記位置決め機構が、 上記刃物の反刃先側の端縁又は上記刃物固定面に設けら
    れた当接部と、上記刃物固定面又は上記刃物の反刃先側
    の端縁に設けられ且つ上記刃物の逃げ面と平行に傾斜延
    出する傾斜面とで構成されていることを特徴とする切削
    工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4724030U (ja) * 1971-04-08 1972-11-17
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