JP2007522953A - 切断チェーン用グラインダーと研磨の方法 - Google Patents

切断チェーン用グラインダーと研磨の方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007522953A
JP2007522953A JP2006554328A JP2006554328A JP2007522953A JP 2007522953 A JP2007522953 A JP 2007522953A JP 2006554328 A JP2006554328 A JP 2006554328A JP 2006554328 A JP2006554328 A JP 2006554328A JP 2007522953 A JP2007522953 A JP 2007522953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vise
grindstone
base
grinder
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2006554328A
Other languages
English (en)
Inventor
ケント, エル. ハンティントン,
ダニエル ヘイル,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oregon Tool Inc
Original Assignee
Blount Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Blount Inc filed Critical Blount Inc
Publication of JP2007522953A publication Critical patent/JP2007522953A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D63/00Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
    • B23D63/08Sharpening the cutting edges of saw teeth
    • B23D63/16Sharpening the cutting edges of saw teeth of chain saws

Abstract

切断チェーン用卓上グラインダーは、切断チェーンを万力ベースの回転軸上でセンタリングする自己センタリング機能付き万力を備えている。切断チェーンを万力機構の回転軸と交差するように中心に置くことで、トッププレート長さとフック角度が揃うように研磨され、切断チェーンの左カッターと右カッターになる。万力ベースを水平方向において研磨ベース66に対して接近または離反するように調節できるように構成し、万力ベースの回転軸と砥石の回転軸が一直線上に来るようにしてもよい。また、万力ベースは、砥石の減耗を垂直方向で抑えるため、または研磨の深度を調節するために万力機構に対して垂直方向に調節できるように構成してもよい。研磨ヘッドを研磨位置及びドレス位置になるように付勢するために弱い引っ張りバネが使われても良い。さらに、万力内の切断チェーンを切断チェーンの縦の中心線を中心として回転させるダウンアングル調節器を設けてもよい。

Description

本発明は、チェーンソウ用の切断チェーンに関し、より詳しくは切断チェーンのカッター(刃)のメンテナンスとしての研磨に関する。
切断チェーンのカッター(刃、切刃)は、その鋭さを維持するためには、一定期間の使用後または切断チェーンを岩、汚染された木またはその他の不純物に対して使用したした後には、研磨されなければならない。カッターは、前記チェーンを卓上グラインダー20内に配置し、チェーン上で研磨される。
図2は、トッププレート長さ42及びトッププレート角度34を有する典型的なカッター36を示している。参照番号は、以下においてより詳しく説明する重要な特徴を示すものである。
一般的な卓上グラインダー20が図1に示される。この一般的な卓上グラインダー20は三つの主要な構成要素をもっている。それらは、砥石24を包含する研磨ヘッド22と研磨ベース26と万力28である。研磨ヘッド22は、トップバックピボティングヒンジ(top back pivoting hinge )30で研磨ベース26に取り付けられている。砥石24の垂直方向の角度は、カッタートッププレート砥ぎ角(cutter top plate sharpness angle) 32(図2参照)を調節するために、45度から90度の間で調節できる。万力28は、カッター36のトッププレート角度34を調節するために、グラインダーベース26の水平面にほぼ直交する軸を中心として、約40度から−40度の間で角度を変えて位置決めできるようになっている。カッター36の飛び出した刃(overthrow edge) 38(図2で示している)により鋭い角度をもたせるようにカッター36を傾かせる傾斜機構(図示せず)を備えているグラインダーもある。
カッター36を研磨する場合、万力28上の二本のレールの間にチェーン40をしっかりとクランプする。カッター36は、チェーン上で右カッター(left-handed cutter/右刃)と左カッター(right-handed cutter/左刃)が交互になっている。カッター36がカッターストップ(図示せず)に対して位置決めされるとともにチェーン40が万力28で縦方向(長手方向)の位置決めされた状態で、一方の側のカッター(例えば、右カッター)が最初に研磨される。
グラインダー20は、研磨するために、以下の(1)-(5)の順序で調節されなければならない。(1) カッタートッププレート砥ぎ角32を研ぐためにグラインダーヘッド20の角度を調節する(図2参照)。(2)ベースにおける万力28の角度を調節して、トッププレート角度34を設定する(図2参照)。(3)万力28を傾けてダウンアングル(down angle)を調節する。(4)デプスストップ44を用いて研磨の深さを調節する。この調節は、砥石24を該砥石がカッター36の刃溝(gullet)46(図2参照)に当たるまで下向きに下げることによって設定される。(5)
カッター36のトッププレート長さ42を調節するために、万力28上でカッターストップの長手方向の位置決めがなされる。
反対側のカッター(刃)を研ぐためには、万力を回転させてトッププレート角度34を再設定し、同じ手順が行われる。
現在市販されているグラインダーでは、交換の際に、右カッターと左カッターの間で同じフック角(hook angke)48及びトッププレート長さ42をもつようにすることは困難である。この困難は、主に、万力28の一側が万力ベースに固定され、万力28においてチェーン40をクランプするための出し入れを万力の他の側で行うようになっていることに起因する。反対側のカッターを切断するために万力28が回転させられると、万力28の固定側が砥石に対して位置が変わってしまい、そのため操作者は、万力の上でカッターストップの長手方向の位置を再調節し、左カッターと右カッターがともに同じトッププレート長さ42をもつようにしなければならない。この調節により、左カッターと右カッターとの間でフック角48が異なってくることもある。カッター36の左カッターと右カッターのトッププレート長さ42における差異が0.020インチを超えると、カッター36の左カッターと右カッターのフック角48における望ましくない差異を生ぜしめる。カッター36の左カッターと右カッターのフック角48の差異が4度以上となりと、切断チェーン40が使用中にチェーンソウから一方または他方の側に引っ張られる傾向が出てくる。
また、市販のグラインダーは、ヒンジ30に剛性の高いトーションバネ50を使ってグラインダーヘッド22の位置を付勢している。このトーションバネ50の剛性に打ち勝つために、グラインダー20は大きなハンドル52を備えている。このトーションバネ50の剛性に打ち勝つために、操作者は砥石24を必要以上に押し下げてしまうことがあり、それにより砥石24がカッター36を必要以上に深く研磨したり、カッター36が焼き付いてしまうこともある。さらに、トーションバネ50は、交換する際にグラインダーベース26からグラインダーヘッド22を取り外さなければならず、そのためトーションバネ50が壊れたからといって交換することが難しい。
本発明の実施例は、市販されている切断チェーン用グラインダーの上述したようなまたはそれ以外の不都合な点を解消することを課題としたものである。
図3は、本発明の実施例に係る切断チェーン用グラインダー60の斜視図である。砥石64を収容している研磨ヘッド62は、ヒンジ70で研磨ベース66に取り付けられている。自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構(self-centering vise assembly) 68は、研磨ベース66の前方部分71に取り付けられている。チェーン固定用万力機構68は、研磨のためにチェーン40を固定する自己センタリング機能付き万力72を有している。
自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68は、市販されているグラインダーと同様に、万力機構 68の水平面に対してほぼ垂直な回転軸を中心として回転方向に調整できる。この自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68は、位置決めされて、万力72の両端を、切断チェーン40の縦方向の(長手方向の)中心線が万力機構 68の回転軸と交差するように調整するようになっている。切断チェーン40を万力機構68の回転軸に対して常に中心に置くことで、カッターストップ 74は、他方の側のカッター36を研ぐために万力機構 68を回転させた後に、再調整される必要がなくなる。
自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68は万力ベース71に取り付けられている。万力ベース71は、水平方向に調整可能な上側ベース 76及び下側ベース 78を有している。上側ベース76は、研磨ベース66に対し水平方向において接近または離反して位置決めすることができ、それにより万力機構68の回転軸を砥石64の回転軸と交差させることができる。この水平方向の調整により、操作者は、砥石64の減耗を抑え、カッター36の揃った研磨の角度と長さを維持することができる。
下側方ベース78は、ポスト80及び82上で研磨ベース66に対して垂直方向に上下調節できる。ポスト80は、ネジが切られており、該ネジにナット84が螺合している。このナット84により、下方ベース78の垂直方向への正確な調節を可能にし、それにより万力機構68及びチェーン40の垂直方向への正確な調節を可能にしている。下方ベース78の垂直方向への調節により、操作者は万力機構68の位置を調節することができ、それにより垂直方向における砥石64の減耗を抑えることができる。
市販されているグラインダーは、研磨ヘッド22の回転角度を調節するグラインダーストップ23(図1参照)を調節することにより、垂直方向における砥石の減耗を抑えている。これに対し、本実施例のグラインダー60は、垂直方向における砥石64の減耗をより正確に抑えることを可能にしている。グリンダー60上で、研磨ヘッド62は、ヒンジ70を中心として回転し、またグラインダーストップ73は、角度的には、研磨ヘッドを垂直方向から約90度のところに位置するよう調節される。次に、万力機構68の垂直方向の位置は、下方ベース78をポスト80、82に対し上または下に、砥石64がカッター36(図2で示している)の刃溝46に接触するまで動かすことで調節される。垂直方向の調節により、操作者は、垂直方向における砥石64の減耗を抑えることができ、正確に研磨の深度を調節することができる。
図4は、自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68、ダウンアングル調節器86及び上側万力ベース76の分解斜視図である。自己センタリング機能付き万力72は、万力72の第一及び第二の側部92, 94を貫通しているロッド90を備えたハンドル88を有している。このロッド90は、側部92, 94に対し、側部92には右ねじ96で、側部94には左ねじ98で係合(螺合)している。逆向きのねじ96、 98を用いることで、ハンドル88を回転することにより、万力の側部92, 94を互いに接近または離反させることができる。これにより万力72は、万力機構68において自己センタリング機能を奏することができる。
カッターストップ74は万力72に取り付けられ、ストップ位置調節器100は縦方向(長手方向)におけるカッターストップ74の位置を調節する。上述したように、カッターストップ74の縦方向の位置は、グラインダー60上で、所定のチェーン40に対して、一度だけ調節すればよく、同じカッターストップ74の位置が左右両カッター36を研磨するために用いられる。
チェーン固定用万力機構は、上側万力ベース76に、ダウンアングル調節器86を介して取り付けられている。ダウンアングル調節器86については、後で図10との関係でより詳しく説明する。
図5は、グラインダー60詳細な平面図であって、万力72が開いた状態にあり、チェーン万力機構がチェーン40の左カッター36を研磨するように回転方向に位置決めされた状態を示している。万力機構68は、多様なサイズとチェーンのタイプを受け入れかつ保持するように設計されている。そのようなチェーンの例として、11BC(.090Gauge)、18H(.080Gauge)、27(.063Gauge)、75LG(.063Gauge)、33LG(.050Gauge)、35LG(.063Gauge)などが挙げられるが、それらに限定されるわけではない。ハンドル88を万力72を閉じるように回転させ、万力72にチェーン40を保持させると、チェーン40がチェーン万力機構68の回転軸上でセンタリングされる。
図6は、グラインダー60の詳細な平面図であって、万力72が閉じた状態にあり、砥石64を1点鎖線(phantom line)で示している。このチェーン固定用万力機構68の角度位置は、トッププレートの角度34を設定するために既に調節されている。また、カッターストップ74も、トッププレート長さ42を設定するために、既に縦方向において調節されている。
図7は、グラインダー60の詳細な平面図であって、チェーン固定用万力機構68は、図6で研磨されたカッター36とは反対側のカッター36を研磨するために回転させた状態を示している。チェーン固定用万力機構68は、左右のカッター36のトッププレート角度34を正確に設定するために、図6の位置から図7の位置へトッププレート角度34の倍の角度だけ回転させられる。前記チェーン40は、チェーン用万力機構68の回転軸上でセンタリングされたままなので、カッターストップ74の配置を再調節する必要はない。上述したように、上側万力ベース76(図3で示している)の水平方向の位置を調節するとともに下側万力ベース78(図3で示している)の垂直方向の位置を調節することは、さらに砥石の減耗を抑え、また正確かつ揃ったトッププレート長さ42を保証し、それによって、左カッター36と右カッター36の間の正確かつ揃ったフック角度48を保証する。
図8は、グラインダー60の側面図であって、研磨位置において、弱い引っ張りバネ102が研磨ヘッド62を切断チェーン40に接近するように付勢している状態を示している。弱い引っ張りバネ102の第一の端部は、グラインダーベース66及びヒンジ70の上方で垂直方向へと伸びているプレート104に取り付けられている。バネ102の第2の端部は、研磨ヘッド62上の取り付け箇所106に取り付けられる。前記プレート104への取り付け部分はフックとして示されているが、取り付け部分にはより長持ちするものが使われてもよい。また、前記研磨ヘッド62への取り付け部分もフックとして示されており、バネのこの端部を動かすことを容易にしている。その他の長持ちしない取り付け方法も設計の範囲内で企図される。
弱い引っ張りバネ102は、図1で示している市販されているグラインダー20で使用されている剛性の高いトーションバネ50に取って代わる。トーションバネ50による抵抗と比べ弱い抵抗を用いることで、操作者は、砥石64でカッター(左右の刃)36を研磨するために、ハンドル108にわずかな力を加えるだけでよくなる。また、弱い引っ張りバネ102を用いることで、操作者はカッター36に対する砥石64の抵抗力を感じることができ、それによって、操作者が砥石64を下に押し付けすぎるのを回避でき、また場合によってはカッター36が焼き付く可能性を回避することができる。
図9は、グラインダー60の側面図であって、弱い引っ張りバネ102が研磨ヘッドを手入れ位置に付勢している状態を示している。バネ102は、研磨ヘッド62上の手入れ用取り付け箇所110に取り付けられ、研磨ヘッド62を上方へ上げ、切断チェーン40及び万力機構68から離れるように付勢し、操作者が砥石64を手入れすることができるようにする。
図10は、グラインダー60の詳細な斜視図であって、チェーン固定用万力機構68が、カッター36の飛び出した刃38(図2参照)をより鋭い角度に研磨するように、ダウンアングル調節器86上で、傾けられている状態を示している。図10では、説明のために、傾斜角が誇張されて示されている。チェーン固定用万力機構68及びダウンアングル調節器は、万力機構68が傾けられたとき、ダウンアングル調節器86が万力機構68を切断チェーン40の縦方向(長手方向)の中心線により規定される回転軸を中心として回転させるように構成されている。この回転の中心を切断チェーンの中心線とすることで、左カッター(左刃)36と右カッター(右刃)36間で切り替えを行ったときでもトッププレート長さ42及びフック角度48は揃った状態で維持される。
上述した実施例は、一例にすぎない。当業者であれば、ここで教示された概念が多くの他の有効な方法で独特な用途に適用できるということを認めるであろう。特に、当業者であれば、図示された実施例が本件出願の開示を読むことで明らかとなるであろう多くの代替の実施例のほんの一例であるということを認めるであろう。
本明細書は、様々な個所で、“ある”、“ひとつの”、“もうひとつの”または“いくつかの”実施例について言及することがあるが、これは必ずしもこれらの各言及が同一の実施例に対するものであることを意味せず、また上述した特徴がひとつの実施例だけに適用されることを意味しない。
添付図面に基づいて本件出願の開示内容を読むことにより、本説明を最もよく理解できるであろう。
市販されている切断チェーン用グラインダーの斜視図である。 典型的な切断チェーンのカッターの側面図及び平面図である。 本発明の実施例に係る切断チェーン用グラインダーの斜視図である。 図1に示す切断チェーン用グラインダーの万力ベース機構の詳細な分解斜視図である。 図4に示す万力ベース機構の詳細な平面図であって、万力が開いた状態にあることを示している。 図4に示す万力ベース機構の詳細な平面図であって、万力が閉じた状態にあり、砥石を一点鎖線で示している。 図4に示す万力ベース機構の詳細な平面図であって、万力が切断チェーンの左右の一方のカッターの反対側のカッターを研磨するために回転された状態を示している。 図1に示すチェーン用グラインダーの詳細な側面図であって、砥石が研磨位置にあることを示している。 図1に示すチェーン用グラインダーの詳細な側面図であって、砥石が手入れ位置にあることを示している。 図1に示すチェーン用グラインダーの詳細な斜視図であって、カッターの飛び出した刃における角度を鋭くするように、ダウンアングル調節器が切断チェーンを回転するように調節された状態を示している。

Claims (30)

  1. 研磨ベース66と、
    前記研磨ベース66に回転可能に取り付けられた砥石ヘッド62に取り付けられた砥石64と、
    前記砥石64に対する研磨位置において切断チェーン40を保持するようになっている自己センタリング機能付き万力機構68と、を備えた切断チェーン用グラインダー60であって、
    前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68は、該自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68の面にほぼ直交する回転軸を中心として回転方向に調節可能なっており、前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68は、該自己センタリング機能付き万力機構68の回転軸と交差するよう該自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68に保持されている切断チェーン40の縦方向の中心線を位置決めするようになっていることを特徴とする切断チェーン用グラインダー60。
  2. 前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構 68は、該万力機構68を開閉するようになっている回転可能なハンドル88を備えている請求項1に記載のグラインダー60。
  3. 前記回転可能なハンドル88は、前記万力機構68の第1の側部92と右ねじ96で係合し、該万力機構68の第2の側部94と左ねじ98で係合するようになっている請求項2に記載のグラインダー60。
  4. 前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68は万力ベース 71に取り付けられており、該万力ベース71は万力機構68の前記研磨ベース66に対する水平方向の位置調節ができるようになっている請求項2に記載のグラインダー60。
  5. 前万力ベース71は万力機構68の前記研磨ベース66に対する垂直方向の位置調節ができるようになっている請求項4に記載のグラインダー60。
  6. 前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68は前記万力ベース71に取り付けられており、該万力ベース71は前記万力機構68の前記研磨ベースに対する垂直方向の位置調節ができるようになっている請求項2に記載のグラインダー60。
  7. 前記自己センタリング機能付きチェーン固定用万力機構68はダウンアングル調節器86に取り付けられており、該ダウンアングル調節器86は万力機構68を切断チェーン40の縦方向の中心線により規定され回転軸を中心とする回転方向に位置調節できるようになっている請求項1に記載のグラインダー60。
  8. さらに、前記グラインダー60は、前記砥石ヘッド62上の第1の取り付け箇所に取り付けることができる第1の端部と、前記研磨ベース66の上方でほぼ垂直方向に伸びている部分に取り付けることができる第2の端部とを有する引っ張りバネ102を備えており、該引っ張りバネ102は前記砥石64を前記切断チェーン40に接近させるように付勢するようになっている請求項1に記載のグラインダー60。
  9. 前記砥石ヘッド62は、前記引っ張りバネ102の第1の端部を受け入れて該砥石64を手入れ位置に付勢するような配置になっている第2の取り付け箇所110を備えている請求項9に記載のグラインダー60。
  10. 前記自己センタリング機能付き万力機構68は、多様なサイズの切断チェーン40を保持するようになっている請求項9に記載のグラインダー。
  11. 研磨ベース66と、
    前記研磨ベース66に回転可能に取り付けられた砥石ヘッド62に取り付けられた砥石64と、
    万力ベース71に取り付けられた万力機構68と、を備えている切断チェーン用グラインダー60であって、前記万力ベース71は前記万力機構68の前記研磨ベース66に対する水平方向の位置を調節できるようになっていることを特徴とする切断チェーン用グラインダー60。
  12. 前記万力ベース71は万力機構68の前記研磨ベース66に対する垂直方向の位置を調節できるようになっている請求項11に記載のグラインダー60。
  13. 研磨ベース66と、
    前記研磨ベース66に回転可能に取り付けられた砥石ヘッド62に取り付けられた砥石64と、
    前記砥石ヘッド62上の第1の取り付け箇所に取り付けることができる第1の端部と、前記研磨ベース66の上方でほぼ垂直方向に伸びている部材014に取り付けることができる第2の端部とを有する引っ張りバネ102と、を備えていることを特徴とする切断チェーン用グラインダー60であって、
    前記引っ張りバネ102は、前記砥石64を前記切断チェーン40に接近させるように付勢する切断チェーン用グラインダー60。
  14. 前記砥石ヘッド62は、引っ張りバネ102の第1の端部を受け入れて前記砥石64を手入れ位置になるように付勢するような配置になっている第2の取り付け箇所110を備えている請求項13に記載のグラインダー60。
  15. 切断チェーン40上のカッター36を研磨する方法であって、該研磨方法は、
    万力ベース上の自己センタリング機能付き万力68の長手方向の中心線を前記万力ベース71の垂直方向の回転軸と交差するように調節するステップと、
    前記切断チェーン40の縦方向の中心線を前記自己センタリング機能付き万力68の長手方向の中心線とほぼ一直線上に来るようにして前記切断チェーン40を前記自己センタリング機能付き万力68に取り付けるステップと、
    所定のトッププレート切断角度34に右カッター及び左カッター36を研磨するために、前記万力68と前記切断チェーン40を砥石64の下側になるように回転方向に位置決めするステップと、
    前記カッター36を前記砥石64で研磨するステップと、を含むことを特徴とする前記研磨方法。
  16. さらに、前記切断チェーン40を前記自己センタリング機能付き万力68内で反対側のカッター36を研磨するように縦方向に配置するステップと、
    前記万力68を前記万力ベース71の垂直方向の回転軸を中心としてカッター36のトッププレート切断角度34の2倍の角度まで回転させるステップと、
    逆側のカッター36を研磨するステップと、を含む請求項15に記載の方法。
  17. さらに、前記万力ベース71の水平方向の位置を調節することにより、前記万力ベース71の垂直方向の回転軸と前記砥石64の回転軸が一直線上に来るようにするステップを含む請求項15に記載の方法。
  18. さらに、前記砥石64を収容する研磨ヘッド62を角度的に垂直方向から約90度のところに位置決めし、かつ前記砥石64に対する前記万力ベース71の垂直方向の位置を調節し、カッター36の刃溝46を砥石64に接触させることで、前記砥石64の減耗を抑えるステップを含む請求項17に記載の方法。
  19. さらに、前記砥石64を収容する研磨ヘッド62を角度的に垂直方向から約90度のところに位置決めし、かつ前記砥石64に対する前記万力ベース71の垂直方向の位置を調節し、カッター36の刃溝46を砥石64に接触させることで、前記砥石64の減耗を抑えるステップを含む請求項15に記載の方法。
  20. さらに、前記自己センタリング機能付き万力68及び切断チェーン40を該切断チェーン40の縦方向の中心線を中心として回転させ、カッター36に研磨されるようにダウンアングルを調節するステップを含む請求項15に記載の方法。
  21. 切断チェーン40のカッター36を研磨する方法であって、該研磨方法は、
    万力68を、万力ベース71の面にほぼ直交する回転軸を備えた回転方向に調節可能な前記万力ベース71に取り付けるステップと、
    前記切断チェーン40を前記万力68に取り付けるステップと、
    前記万力ベース71の水平方向の位置を調節することで、前記切断チェーン40の縦方向の中心線及び前記万力ベース71の回転軸と、砥石64の回転軸が一直線上に来るようにするステップと、を含むことを特徴とする前記研磨方法。
  22. さらに、前記砥石64を収容する研磨ヘッド62を角度的に垂直方向から約90度のところに位置決めし、かつ前記砥石64に対する前記万力ベース71の垂直方向の位置を調節し、カッター36の刃溝46を砥石64に接触させることで、前記砥石64の減耗を抑えるステップを含む請求項21に記載の方法。
  23. 砥石64を切断チェーン用グラインダー60に取り付ける方法であって、該取り付け方法は、
    砥石ヘッド62を前記研磨ベース66に回転可能にヒンジ70で取り付けるステップと、
    引っ張りバネ102の第1の端部をヒンジ70の上方でほぼ垂直方向へと伸びている部分に取り付けるステップと、
    引っ張りバネ102の第2の端部を砥石ヘッド62上の第1の取り付け箇所106に取り付けることで、砥石64を研磨位置になるように付勢するステップと、を含むことを特徴とする前記取り付け方法。
  24. さらに、引っ張りバネ102の第2の端部を砥石ヘッド62上の第2の取り付け箇所110に取り付けることで、前記砥石64を手入れ位置に付勢するステップを含む請求項23に記載のステップ。
  25. 切断チェーン用グラインダー60であって、該グラインダーは、
    研磨ベース66と、
    前記研磨ベース66に取り付けられた砥石ヘッド62に取り付けられた砥石64と、
    回転可能な万力ベース71に取り付けられた万力68と、
    切断チェーン40の縦方向の中心線と前記万力ベース71の面にほぼ直交する万力ベース71の回転軸が一直線上に来るようにする手段68と、を備えていることを特徴とする前記グラインダー。
  26. さらに、前記切断チェーン40の縦方向の中心線及び前記万力ベース71の回転軸と、前記砥石64の回転軸が一直線上に来るようにする手段76を備えている請求項25に記載のグラインダー。
  27. さらに、前記切断チェーン40のカッター36に研磨されるようにダウンアングルを調節する手段86を備えている請求項25に記載のグラインダー60。
  28. さらに、前記砥石64を手入れ位置及び切断チェーン40に近い配置になるように、軽く弾性的に位置決めする手段102を備えている請求項25に記載のグラインダー60。
  29. さらに、研磨ベース66に対する切断チェーン40の垂直方向の位置を調節する手段78を備えている請求項25に記載のグラインダー60。
  30. さらに、研磨ベース66に対する切断チェーン40の水平方向の位置を調節する手段76を備えている請求項25に記載のグラインダー60。
JP2006554328A 2004-02-19 2005-02-22 切断チェーン用グラインダーと研磨の方法 Ceased JP2007522953A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54629704P 2004-02-19 2004-02-19
PCT/US2005/006007 WO2005079547A2 (en) 2004-02-19 2005-02-22 Cutting chain grinder and method of grinding

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007522953A true JP2007522953A (ja) 2007-08-16

Family

ID=34886256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006554328A Ceased JP2007522953A (ja) 2004-02-19 2005-02-22 切断チェーン用グラインダーと研磨の方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7175512B2 (ja)
EP (1) EP1715976A4 (ja)
JP (1) JP2007522953A (ja)
CN (1) CN1921975A (ja)
CA (1) CA2556555C (ja)
WO (1) WO2005079547A2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7611401B1 (en) * 2005-09-30 2009-11-03 Column & Post, Inc. Mount for a belt-sanding apparatus
CA2624962C (en) * 2005-10-06 2013-01-15 Michael Mcintyre Saw chain sharpening assembly
EP2183084B1 (en) * 2007-08-22 2016-08-10 Blount, Inc. Aggregate saw chain for a hand held chain saw and method of manufacturing the same
US20090212476A1 (en) 2008-02-21 2009-08-27 Renton Coil Spring Co. Compression springs and methods of making same
CN102886570B (zh) * 2011-07-18 2014-10-15 桐乡市嘉程电子机械有限公司 一种全自动磨链机
RU2572913C2 (ru) * 2014-05-06 2016-01-20 Николай Кузьмич Морозов Способ заточки пильных цепей и устройство для осуществления этого способа
RU2572916C2 (ru) * 2014-05-14 2016-01-20 Николай Кузьмич Морозов Станок для заточки цепей
RU2572917C2 (ru) * 2014-05-14 2016-01-20 Николай Кузьмич Морозов Устройство для заточки пильных цепей
IT201800004034A1 (it) 2018-03-28 2019-09-28 Tecomec Srl Affilatrice portatile
CN108746833B (zh) * 2018-06-07 2019-10-11 上海华普钢结构股份有限公司 一种用于不锈钢圆管的高精度切割装置
USD969889S1 (en) 2019-12-13 2022-11-15 Tecomec S.R.L. Sharpening machine
CN113118556A (zh) * 2021-04-19 2021-07-16 江苏美特森切削工具有限公司 勾齿双金属带锯条的生产设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121893A (ja) * 1974-03-13 1975-09-25
US4120215A (en) * 1976-02-27 1978-10-17 Bell Industries Saw chain grinder
JPH02218549A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Tipton Mfg Corp 長尺連続体のバレル加工方法
JPH10128619A (ja) * 1996-10-31 1998-05-19 Soichi Akei 鎖鋸研削装置
US20020061719A1 (en) * 2000-11-20 2002-05-23 Andrea Giovanardi Gian Electric chain saw sharpening machine

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2318456A (en) * 1939-12-30 1943-05-04 Arthur N Blum Cutting chain sharpener
US3779103A (en) * 1971-09-20 1973-12-18 E Silvey Chipper chain grinder
CA1050275A (en) * 1976-04-01 1979-03-13 Bertrand Robinson Ice-skate sharpener
US4069620A (en) * 1976-11-26 1978-01-24 Glenn Sakcriska Ice skate sharpener
US4416169A (en) * 1981-03-31 1983-11-22 Silvey Elmer R Automatic saw chain grinder
US4683780A (en) * 1986-01-13 1987-08-04 Robison Arthur E Saw chain sharpener
US5649694A (en) * 1995-05-23 1997-07-22 Buck; James R. Multiple jaw vise with floating actuator
DE59812216D1 (de) * 1997-12-01 2004-12-09 Weissenfluh Hawe Neos Vorrichtung zum Schärfen von Dentalinstrumenten
US5906534A (en) * 1998-01-14 1999-05-25 Leatherman Tool Group, Inc. Sharpening a knife blade

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121893A (ja) * 1974-03-13 1975-09-25
US4120215A (en) * 1976-02-27 1978-10-17 Bell Industries Saw chain grinder
JPH02218549A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Tipton Mfg Corp 長尺連続体のバレル加工方法
JPH10128619A (ja) * 1996-10-31 1998-05-19 Soichi Akei 鎖鋸研削装置
US20020061719A1 (en) * 2000-11-20 2002-05-23 Andrea Giovanardi Gian Electric chain saw sharpening machine

Also Published As

Publication number Publication date
CA2556555C (en) 2010-05-11
EP1715976A4 (en) 2008-09-17
CN1921975A (zh) 2007-02-28
CA2556555A1 (en) 2005-09-01
US7175512B2 (en) 2007-02-13
EP1715976A2 (en) 2006-11-02
US20050183545A1 (en) 2005-08-25
WO2005079547A3 (en) 2006-01-19
WO2005079547A2 (en) 2005-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007522953A (ja) 切断チェーン用グラインダーと研磨の方法
US5582542A (en) Apparatus and method for sharpening a cutting tool
US7118466B2 (en) Scissor sharpening machine
US20080113591A1 (en) Blade Sharpening Holder
JP7019312B2 (ja) 多角刃の研磨機
US7335093B1 (en) Blade sharpening holder
EP0214943A2 (en) Grinding jig for knives
US6589104B2 (en) Electric chain saw sharpening machine
US4471673A (en) Sharpening apparatus for circular saw blades
JP4143645B2 (ja) ソーチェーンの目立て機
AU2014287504B2 (en) Tool rest with angle indicator for use with bench grinder
CA2075864A1 (en) Sharpener for circular saws
JPH11347895A (ja) 刃物用研磨装置
JPH0825139A (ja) 台金研磨機
US5031482A (en) Saw chain grinding machine
JP2007038356A (ja) チェンソーの研磨機におけるソーチェンの取付構造
JP3865151B2 (ja) 鎖鋸研削装置
JP3226185U (ja) 草刈り機のカッターの刃の研磨装置
CA2426891C (en) Dual guide pad resurfacer
KR200395499Y1 (ko) 목공 공구용 칼날의 연마각도 조절장치
JP3106689U (ja) 刃物研磨装置
JP3021633U (ja) 回転式鋸刃用の目立機
JPH0929595A (ja) 研磨機
JP3106834U (ja) ソーチェーンの目立て機
JP2006281334A (ja) 鋏研ぎ具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070620

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20110222