JP2781619B2 - スローアウエイチツプ - Google Patents

スローアウエイチツプ

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JP2781619B2
JP2781619B2 JP26724489A JP26724489A JP2781619B2 JP 2781619 B2 JP2781619 B2 JP 2781619B2 JP 26724489 A JP26724489 A JP 26724489A JP 26724489 A JP26724489 A JP 26724489A JP 2781619 B2 JP2781619 B2 JP 2781619B2
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康寛 鈴木
勝広 藤本
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ダイジェット工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、突切りバイトや溝削りバイトに用いるスロ
ーアウエイチツプ(以下、チツプという)に係るもので
ある。
[従来技術] 従来、突切りバイトや溝削りバイトに用いられている
チツプは、実開平1−84903号公報に開示されているよ
うに、チツプの上面側に切刃を形成すると共に、その下
面にシヤンクのチツプ座へ嵌合させるV状突起を設けた
ものがある。
また、実開平1−87086号公報にみられるように、チ
ツプの上面側に切刃を設け、その上下面にシヤンクのチ
ツプ嵌合部とクランプのチツプ嵌合部とに対応したV状
突起を形成したものもある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら前記した実開平1−84903号公報に示さ
れた技術によると、シヤンクのチツプ座に対するチツプ
の位置決め手段は、該チツプの下面とシヤンクのチツプ
座面に形成したV状凸部とV状凹部との嵌合のみとなつ
ており、これは切削時において切刃に切削負荷が加えら
れることにより、チツプ位置決め効果は低減して精密な
溝削り切削や突切り切削ができない恐れがある。
以上のような問題点を幾分でも解決させようとして実
開平1−87806号公報に開示の技術にみられるように、
チツプの上下面にV状凸部を形成し、このチツプの下面
側のV状凸部をシヤンクのチツプ座に設けた前記凸部に
対応する凹部に嵌合させ、該チツプの上面側に設けたV
状凸部をクランプに形成した前記V状凸部に対応するV
状凹部に嵌合させているが、クランプはシヤンクと別部
材であつて、これをボルト締めすることにより該クラン
プは定位置から移動する恐れもあるからチツプの位置決
め効果は完全でなく前記した問題点は解決されていな
い。
[発明の目的] 本発明は、前記した課題に鑑みなしたもので、シヤン
クに対してチツプが正確に位置決めでき、切削中におい
てシヤンクのチツプ座にあるチツプの位置変動を防止し
て精度の高い溝削り切削や突切り切削が効果的におこな
えるスローアウエイチツプを提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前々記した課題を下記する手段によつて解
決したものである。
つまり、チツプの上面と下面とに、長手方向にガイド
用凹部を形成し、中央部にはクランプの突起部を嵌合さ
せる凹部を設け、端部には切刃を形成させるのと共に、
その端面にシヤンク側にある凸部を嵌合させる一対の凹
部を形成させたものである。
[発明の作用] 本発明は、以上に述べた手段によつて、ホルダのチツ
プ座に着脱自在に固着されるチツプは、チツプの長手方
向に設けたガイド用凹部が該チツプ座面に形成した凸状
部に嵌合されるのと同時に、チツプの端面に形成した凹
部へホルダ側に形成した凸部を嵌合させた状態でクラン
プによつて該チツプの中央部にある凹部を押えながら前
記ホルダの凸部側へ引き込むようにしてチツプを固着で
きるようになり、ホルダのチツプ座に対するチツプの取
り付け姿勢は、きわめて正確で、しかも強固に固着で
き、これが切削負荷を受てもチツプの位置移動は防止で
き精度の高い溝削り切削や突切り切削を高能率的におこ
なえるものである。
[実施例] 以下、添付した図面をもとに実施例を説明する。
第1図は本発明になるチツプを示したもので、その
(a)は正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は
(a)の側面図、(d)は(a)のA矢視図、第2図は
該チツプをバイトホルダに組込んだ図で、その(a)は
正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は(a)の側
面図、第3図は第2図(a)の要部をを拡大した図など
である。
第1図においてチツプ1は、中央部10を基準に上面側
と下面側とに切刃11、11を一方の直線状側面12aから0.5
〜6゜(好ましくは1〜4゜、実施例は2゜)の角度θ
を有して形成すると共に、他方の側面12bを前記中央部1
0が中低となるように1〜8゜(好ましくは2〜6゜、
実施例は4゜)の角度θaを有して設け、前記各切刃1
1、11には、すくい面13a、13aと前逃げ面14、14ならび
に側逃げ面14a、14bなどが後述するホルダにこのチツプ
を取り付けた状態において所定のすくい角および逃げ角
が形成できるように設けられている。
また、該チツプの上面側と下面側の長手方向にはホル
ダのチツプ座に設けた凸状部に対応するガイド用凹部1
5、15と、端部にはチツプ固定用の端面凹部16、16と、
中央部にはクランプ用凹部17、17などがそれぞれV字状
またはアール状を有して形成されている。
なお、すくい面側の角度θb(5〜20゜、実施例は13
゜)と逃げ面側の角θc(10〜35゜、実施例は22゜)と
は切削条件などによつて上記範囲内から適宜選択して該
チツプに形成するものである。
次に、上記したチツプをバイトホルダに組み込んだ状
態を第2図と第3図とによつて説明する。
ホルダ2のチツプ座21に、前記したチツプのガイド用
凹部15に対応させて凸部22を形成し、このチツプ座の後
方側にはサポート装着用段部23を設け、該段部23にチツ
プの端面凹部16に対応した凸部24を有したサポート4を
止めボルト6によつて固定させ、前記チツプの凹部15と
凸部22および端面凹部16とサポートの凸部24とを嵌合さ
せ、しかる後、クランプ3の突起部31をチツプのクラン
プ用凹部17に位置させてボルト5によつて該クランプを
締め付けると、第3図に、その詳細を示すように該チツ
プはチツプ座の凸状部22をガイドにサポート4の凸状部
24側へ押圧されながらチツプ座21へ強固に、しかも正確
に固着される。
なお、実施例においては、ホルダに対して別体のサポ
ート4をボルト6によつて固定させたものを示したが、
このサポートを用いずにチツプポケツトに凸状部をホル
ダと一体的に形成させるようにしてもよい。
また、切刃11、11は前々記したような角度を有してい
るため該切刃の全体を被削面に当接できるような姿勢で
固定してチツプの一方の側面12aに所定の逃げ角を有す
る逃げ面が構成できるようにしてある。
そして、一方の切刃が使用限界に達した場合は、該チ
ツプを反転させて前記したような手段によつて再使用す
るものである。
[発明の効果] 本発明は、以上に述べたように、ホルダ側にあるチツ
プ座の凸部と、チツプのガイド用凹部およびサポートに
ある凸部とチツプ端面凹部との嵌合ならびにクランプに
よるチツプのサポート凸部側への引込み作用などからホ
ルダに対するチツプの固着は、きわめて強固で、しかも
正確なものとなり、溝削り切削あるいは突切り切削に用
いて、きわめて精度が高く、かつ効果的な該切削がおこ
なえるようになつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるチツプを示したもので、その
(a)は正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は
(a)の側面図、(d)は(a)のA矢視図、第2図は
該チツプをバイトホルダに組込んだ図で、その(a)は
正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は(a)の側
面図、第3図は第2図(a)の要部を拡大した図などで
ある。 1……チツプ、11……切刃、12a、12b……側面、13a…
…すくい面、14a、14b……逃げ面、15……ガイド用凹
部、16……端面凹部、17……クランプ用凹部、2……ホ
ルダ、3……クランプ、4……サポート、5……クラン
プ止めネジ、6……止めボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−264808(JP,A) 特開 昭58−211804(JP,A) 特公 昭53−30198(JP,B2) 実公 昭62−18322(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23B 27/14,27/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チツプの上面と下面とに、長手方向にガイ
    ド用凹部を形成し、中央部にはクランプの突起部を嵌合
    させる凹部を設け、端部には切刃を形成させるのと共
    に、その端面にシヤンク側にある凸部を嵌合させる一対
    の凹部を形成させたことを特徴とするスローアウエイチ
    ツプ。
JP26724489A 1989-10-16 1989-10-16 スローアウエイチツプ Expired - Fee Related JP2781619B2 (ja)

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JP5157660B2 (ja) * 2008-06-09 2013-03-06 三菱マテリアル株式会社 切削インサートおよびインサート着脱式切削工具
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