JPH10146629A - トランスファプレスの手動クランプ・アンクランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスファプレス、特に高速トランスファプ
レスのトランスファ装置において、安価で、操作性が良
く、コンパクトなフィードバーの手動クランプ・アンク
ランプ装置を提供する。 【解決手段】プレス運転時には、第１駆動アームと第２
駆動アームは、第１クランプ装置の第１ケーシングの油
圧室に油圧が供給されて第１ケーシングの上レバーと下
レバーによりクランプされて連結し、ドライブユニット
の第１ドラムカムから第２伝達機構のシリンダ装置まで
を連動状態とし、フィードバーの手動クランプ・アンク
ランプ時には、第１ケーシングの油圧室の油圧を排出し
て、第１ケーシングの上レバーと下レバーを解放して、
第１駆動アームと第２駆動アームの連結を切ることでシ
リンダ装置を作動してフィードバーの手動クランプ・ア
ンクランプを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】トランスファプレス、特に高
速トランスファプレスのフィードバーの手動クランプ・
アンクランプ装置に関するもの、アンクランプ・クラン
プの動作量の小さい場合に利用される。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術には、特開昭５８−３８６２
４がある。特開昭５８−３８６２４では、プレス機械か
ら駆動ユニットへ動力を伝達する軸の途中にクラッチを
設け、連結を切ってからトランスファ駆動ユニットだけ
を手動で駆動し、フィードバーを手動クランプ・アンク
ランプしている。しかし、手動クランプ・アンクランプ
と言うよりは、手動緩速トランスファ単独運転であり、
そのため、操作性が悪い。これを改善するために、電磁
クラッチと駆動モータを付ければ、操作性は良くなる
が、コストが増大する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】高速でトランスファ装
置を動かしたい時には、ドラムカムを使用したもので
は、カムフォロアを２個使い、アドバース・リターンと
もカムで駆動される拘束カムを使用した方が有利であ
る。この場合、プレス機械が止まっている時に動作させ
るので、そのままでフィードバーの手動クランプ・アン
クランプをすることは出来ないため、フィードバーの手
動クランプ・アンクランプの手段が問題となる。

【０００４】本発明の目的は、トランスファプレス、特
に高速トランスファプレスのトランスファ装置におい
て、上述の課題を解決し、安価で、操作性が良く、コン
パクトなフィードバーの手動クランプ・アンクランプ装
置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前後２本のフィードバー
を使用して、加工部品を順次搬送するトランスファプレ
スにあって、トランスファプレスのフレームの左側、ま
たは右側のいずれか一方の側に、トランスファプレスの
スライドに同期して回転駆動するフィードバーのクラン
プ・アンクランプ動作用の第１ドラムカムと、フィード
バーのアドバンス・リターン動作用の第２ドラムカムと
を収納するドライブユニットと第１クランプ装置を、他
方の側に第２クランプ装置を設けて構成するトランスフ
ァ装置において、第１クランプ装置は、クランプ・アン
クランプ動作の第１伝達機構と、第１フィードバーガイ
ド機構とで、第２クランプ装置は、クランプ・アンクラ
ンプ動作の第２伝達機構と、第２フィードバーガイド機
構とで構成する。

【０００６】第１ドラムカムを拘束するカムフォロアを
固設し、第１ドラムカムにより駆動され、ドライブユニ
ットに設けた第１ガイドロッドに案内されて左右に往復
動作する第１スライダを設ける。クランプ・アンクラン
プ動作の第１伝達機構は、第１ロッド部を有する第１駆
動スタンドと、第１駆動スタンドの第１ロッド部を内設
し、油圧室を有する第１ケーシングと、第１ケーシング
にあってパッキンプレートを介して油圧を受圧する上レ
バーと、第１駆動スタンドに回転自在に保持される下レ
バーと、上レバーと下レバーの間に挟設される第１駆動
アーム及び第２駆動アームと、上レバーと下レバー間に
あって第１駆動アームとの位相出し用のストッパと、こ
のストッパに突き当てて位相出しする突き当て部を有す
る第１駆動アームに連結され第１スライダと回転自在に
連結する駆動リンクとにより構成する。

【０００７】ドライブユニットの第２ドラムカムの上部
で、第２ドラムカムにより駆動され、ドライブユニット
に設けた第２ガイドロッドに案内されて左右に往復動作
する第２スライダを設ける。この第２スライダの上面
に、ドライブユニットの上面から突出したピンを前後に
２本固設し、このピンとドライブユニットの上部の前後
２本のフィードバーとを、第１リンクを介してそれぞれ
連結する。フィードバーのアドバンス・リターン動作を
案内する第１フィードバーガイド機構は、第１ロッド部
の上部で第１ロッド部に揺動自在に連結する第１アーム
と、第１アームに回転自在に連結されフィードバーを案
内する第１フィードバーガイドとで構成する。

【０００８】クランプ・アンクランプ動作の第２伝達機
構は、第２ロッド部を有する第２駆動スタンドと、第２
駆動スタンドの第２ロッド部を内設する第２ケーシング
と、第２駆動スタンドに回転自在に保持される第３駆動
アームと、後端をトランスファプレスのフレームに、ピ
ストンロッドの先端を第３駆動アームに回転自在に連結
されたシリンダ装置とで構成する。

【０００９】フィードバーのアドバンス・リターン動作
を案内する第２フィードバーガイド機構は、第２ロッド
部の上部で第２ロッド部に揺動自在に連結する第２アー
ムと、第２アームに回転自在に連結されフィードバーを
案内する第２フィードバーガイドとで構成する。

【００１０】上述の第１クランプ装置の第２駆動アーム
と第２クランプ装置の第３駆動アームとを、第１ジョイ
ントと第２ジョイントとを介して、トランスファプレス
のボルスタ後側下部の左右方向の切り欠き部を通るロッ
ドで連結して、トランスファプレスの手動クランプ・ア
ンクランプ装置を構成する。

【００１１】

【作用】プレス運転時には、第１駆動アームと第２駆動
アームは、第１ケーシングの油圧室に油圧が供給される
ことで第１ケーシングの上レバーと下レバーによりクラ
ンプされて連結し、ドライブユニットの第１ドラムカム
から第２伝達機構のシリンダ装置までが連動状態にあ
る。フィードバーの手動クランプ・アンクランプ時に
は、第１クランプ装置の第１ケーシングの油圧室の油圧
を排出して、第１ケーシングの上レバーと下レバーを解
放して、第１駆動アームと第２駆動アームの連結を切る
ことでシリンダ装置を作動してフィードバーの手動クラ
ンプ・アンクランプが可能となる。

【００１２】

【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１から図７
により説明する。高速トランスファプレス１の左側面に
はドライブユニット６が、またボルスタ３の左側のフレ
ーム１Ａ上にはクランプ装置３０が設けられ、さらにボ
ルスタ３の右側のフレーム１Ａ上には第２クランプ装置
５０が設けられている。第１クランプ装置３０は、クラ
ンプ・アンクランプ動作の第１伝達機構３１と第１フィ
ードバーガイド機構４１とから構成され、第２クランプ
装置５０は、クランプ・アンクランプ動作の第２伝達機
構５１と第２フィードバーガイド機構６１とから構成さ
れる。

【００１３】ドライブユニット６のドライブケース７に
回転自在に支持されたカム軸８は、高速トランスファプ
レス１の駆動軸４からタイミングベルト機構５（他の駆
動機構でもよい）等を介して、高速トランスファプレス
１のスライド２に同期して回転駆動される。

【００１４】フィードバー９、９のクランプ・アンクラ
ンプ動作を駆動する第１ドラムカム１１と、フィードバ
ー９、９のアドバンス・リターン動作を駆動する第２ド
ラムカム１２は、カム軸８に固設され、ドライブケース
７内に回転自在に設けられている。また、ドライブケー
ス７内には、第１ドラムカム１１を拘束するカムフォロ
ア１３、１３を有する第１スライダ１５と、第２ドラム
カム１２を拘束するカムフォロア１４、１４を有する第
２スライダ１６が設けられ、ドライブケース７に設けた
第１ガイドロッド１７と第２ガイドロッド１８にそれぞ
れ案内されて、第１ドラムカム１１及び第２ドラムカム
１２の回転駆動により、ドライブケース７内で左右方向
に往復運動する。

【００１５】第２スライダ１６の前後に固設されたピン
１９、１９に、それぞれ一端を回転可能に連結された前
後の第１リンク２１、２１は、他端を前後のフィードバ
ー９、９に回転可能に連結され、第２スライダの左右方
向の運動を、前後のフィードバー９，９に伝え、フィー
ドバー９，９のアドバンス・リターン動作となす。

【００１６】第１クランプ装置３０のクランプ・アンク
ランプ動作の第１伝達機構３１は、高速トランスファプ
レス１のフレーム１Ａに第１駆動スタンド３２を立設し
て、この第１駆動スタンド３２の第１ロッド部３２Ａ
を、油圧室３３Ａを有する第１ケーシング３３が内設す
る。この第１ケーシング３３には、油圧室３３Ａに設け
られたパッキンプレート３４を介して第１ケーシング３
３の給排油口３３Ｂからの油圧を受圧する上レバー３５
と、第１駆動スタンド３２に回転自在に保持される下レ
バー３６が設けられている。

【００１７】この上レバー３５と下レバー３６との間に
は、第１駆動アーム３７と第２駆動アーム３８が挟設さ
れている。第１駆動アーム３７は、第１ドラムカム１１
を拘束するカムフォロア１３、１３を有する第１スライ
ダ１４とドライブケース７の外で連結する駆動リンク２
２と連結されている。第２駆動アーム３８は、ボルスタ
３の後側下部の左右方向の切り欠き部３Ａを通り、第２
クランプ部５０に連結するロッド２３と、第１ジョイン
ト２４で連結されている。

【００１８】第１クランプ装置３０の第１フィードバー
ガイド機構４１は、第１駆動スタンド３２の第１ロッド
部３２Ａの上部で、第１ロッド部３２Ａに揺動自在に連
結する第１アーム４２と、第１アーム４２に回転自在に
連結されフィードバー９、９を案内する第１フィードバ
ーガイド４３、４３とで構成し、ドライブケース７上で
第２スライダ１６とピン１９で連結された第１リンク２
１を介してアドバンス・リターン動作をするフィードバ
ー９、９を案内する。

【００１９】第２クランプ装置５０のクランプ・アンク
ランプ動作の第２伝達機構５１は、高速トランスファプ
レス１のフレーム１Ａに第２駆動スタンド５２を立設し
て、この第２駆動スタンド５２の第２ロッド部５２Ａを
第２ケーシング５３が内設する。この第２ケーシング５
３の下部には、第１駆動スタンドに回転自在に保持され
る第３駆動アーム５７が固設されている。

【００２０】この第３駆動アーム５７の一端は、第１ク
ランプ装置３０の第２駆動アーム３８と第１ジョイント
２４を介して連結するロッド２３と、ボルスタ３の後側
下部で第２ジョイント２５を介して連結する。一方、第
３駆動アーム５７の他端は、高速トランスファプレス１
のフレーム１Ａに回転可能に保持されるシリンダ装置５
４のピストンロッド５４Ａに連結している。プレス運転
時にシリンダ装置５４は、シリンダ装置５４に供給され
る圧縮空気により、第１伝達機構５１を介して第１スラ
イダ１５のカムフォロア１３を第１ドラムカム１１に押
し付けている。

【００２１】第２クランプ装置５０の第２フィードバー
ガイド機構６１は、第２駆動スタンド５２の第２ロッド
部５２Ａの上部で、第２ロッド部５２Ａに揺動自在に連
結する第３アーム６２と、第３アーム６２に回転自在に
連結されフィードバー９、９を案内する第２フィードバ
ーガイド６３、６３とで構成し、ドライブケース７上で
第２スライダ１６とピン１９で連結された第１リンク２
１を介してアドバンス・リターン動作をするフィードバ
ー９、９を案内する。

【００２２】プレス運転時には、第１駆動アーム３７と
第２駆動アーム３８は、第１ケーシング３３の油圧室３
３Ａに油圧が供給されることで第１ケーシング３３の上
レバー３５と下レバー３６によりクランプされて連結
し、ドライブユニット６の第１ドラムカム１１から第２
伝達機構５１のシリンダ装置５４までが連動状態にあ
る。第１ドラムカム１１の回転により左右方向に往復動
作する第１スライダ１５と駆動リンク２２を介して、第
１駆動アーム３７と第２駆動アーム３８が揺動回転運動
を行い、この運動により、前後のフィードバー９、９の
間隔が広がったり、狭まったりし、これによりフィード
バー９、９のアンクランプ・クランプ動作としている。

【００２３】フィードバー９、９の手動クランプ・アン
クランプ時には、第１クランプ装置３０の第１ケーシン
グ３３の油圧室３３Ａの油圧を排出して、第１ケーシン
グ３３の上レバー３５と下レバー３６を解放して、第１
駆動アーム３７と第２駆動アーム３８の連結を切ること
で第２クランプ装置５０のシリンダ装置５４を作動して
フィードバー９、９の手動クランプ・アンクランプが可
能となる。

【００２４】なお、第１駆動アーム３７と上レバー３５
及び下レバー３６との位相を決めるために、第１駆動ア
ーム３７には突き当て部３７Ａが、また上レバー３５と
下レバー３６間の上下に渡ってストッパ３９が設けられ
ている。第２クランプ装置５０のシリンダ装置５４を作
動して、第１駆動アーム３７の突き当て部３７Ａをこの
ストッパ３９に突き当てた状態で、第１ケーシング３３
の油圧室３３Ａに油圧を供給すれば、第１駆動アーム３
７と上レバー３５及び下レバー３６との位相が出せる。

【００２５】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、トランスファプレス、特に高速トランスファ
プレスのトランスファ装置において、高価なクラッチや
電動機を使用しなくても、拘束カム駆動におけるフィー
ドバーの手動クランプ・アンクランプが可能となり、安
価で、操作性が良く、コンパクトなフィードバーの手動
クランプ・アンクランプ装置を提供すること出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の全体側面図

【図２】同じく、全体平面図

【図３】同じく、全体正面図

【図４】同じく、主要部分の平面断面図

【図５】ドライブユニットの正面断面図

【図６】第１クランプ装置の要部断面図

【図７】第２クランプ装置の要部断面図

【符号の説明】

１は高速トランスファプレス、１Ａはフレーム、２はス
ライド、３はボルスタ、４は駆動軸、５はタイミングベ
ルト機構、６はドライブユニット、７はドライブケー
ス、８はカム軸、９はフィードバー、１１は第１ドラム
カム、１２は第２ドラムカム、１３、１４はカムフォロ
ア、１５は第１スライダ、１６は第２スライダ、１７は
第１ガイドロッド、１８は第１ガイドロッド、１９はピ
ン、２１は第１リンク、２２は駆動リンク、２３はロッ
ド、２４は第１ジョイント、２５は第２ジョイント、３
０は第１クランプ装置、３１は第１伝達機構、３２は第
１駆動スタンド、３２Ａは第１ロッド部、３３は第１ケ
ーシング、３３Ａは油圧室、３３Ｂは給排油口、３４は
パッキンプレート、３５は上レバー、３６は下レバー、
３７は第１駆動アーム、３７Ａは突き当て部、３８は第
２駆動アーム、３９はストッパ、４１は第１フィードバ
ーガイド機構、４２は第１アーム、４３は第１フィード
バーガイド、５０は第２クランプ装置、５１は第２伝達
機構、５２は第２駆動スタンド、５２Ａは第２ロッド
部、５３は第２ケーシング、５４はシリンダ装置、５４
Ａはピストンロッド、５７は第３駆動アーム、６１は第
１フィードバーガイド機構、６２は第１アーム、６３は
第１フィードバーガイド、である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】前後２本のフィードバーを使用して、加工
   部品を順次搬送するトランスファプレスにあって、トラ
   ンスファプレスのフレームの左側、または右側のいずれ
   か一方の側に、トランスファプレスのスライドに同期し
   て回転駆動するフィードバーのクランプ・アンクランプ
   動作用の第１ドラムカムと、フィードバーのアドバンス
   ・リターン動作用の第２ドラムカムとを収納するドライ
   ブユニットと第１クランプ装置を、他方の側に第２クラ
   ンプ装置を設けて構成するトランスファ装置において、
   第１クランプ装置は、クランプ・アンクランプ動作の第
   １伝達機構と、第１フィードバーガイド機構とで構成す
   る。 （イ）第１ドラムカムを拘束するカムフォロアを固設
   し、第１ドラムカムにより駆動され、ドライブユニット
   に設けた第１ガイドロッドに案内されて左右に往復動作
   する第１スライダを設ける。 （ロ）クランプ・アンクランプ動作の第１伝達機構は、
   第１ロッド部を有する第１駆動スタンドと、第１駆動ス
   タンドの第１ロッド部を内設し、油圧室を有する第１ケ
   ーシングと、第１ケーシングにあってパッキンプレート
   を介して油圧を受圧する上レバーと、第１駆動スタンド
   に回転自在に保持される下レバーと、上レバーと下レバ
   ーの間に挟設される第１駆動アーム及び第２駆動アーム
   と、上レバーと下レバー間にあって第１駆動アームとの
   位相出し用のストッパと、このストッパに突き当てて位
   相出しする突き当て部を有する第１駆動アームに連結さ
   れ第１スライダと回転自在に連結する駆動リンクとによ
   り構成する。 （ハ）ドライブユニットの第２ドラムカムの上部で、第
   ２ドラムカムにより駆動され、ドライブユニットに設け
   た第２ガイドロッドに案内されて左右に往復動作する第
   ２スライダを設ける。 （ニ）この第２スライダの上面に、ドライブユニットの
   上面から突出したピンを前後に２本固設し、このピンと
   ドライブユニットの上部の前後２本のフィードバーと
   を、第１リンクを介してそれぞれ連結する。 （ホ）フィードバーのアドバンス・リターン動作を案内
   する第１フィードバーガイド機構は、第１ロッド部の上
   部で第１ロッド部に揺動自在に連結する第１アームと、
   第１アームに回転自在に連結されフィードバーを案内す
   る第１フィードバーガイドとで構成する。第２クランプ
   装置は、クランプ・アンクランプ動作の第２伝達機構
   と、第２フィードバーガイド機構とで構成する。 （ヘ）クランプ・アンクランプ動作の第２伝達機構は、
   第２ロッド部を有する第２駆動スタンドと、第２駆動ス
   タンドの第２ロッド部を内設する第２ケーシングと、第
   ２駆動スタンドに回転自在に保持される第３駆動アーム
   と、後端をトランスファプレスのフレームに、ピストン
   ロッドの先端を第３駆動アームに回転自在に連結された
   シリンダ装置とで構成する。 （ト）フィードバーのアドバンス・リターン動作を案内
   する第２フィードバーガイド機構は、第２ロッド部の上
   部で第２ロッド部に揺動自在に連結する第２アームと、
   第２アームに回転自在に連結されフィードバーを案内す
   る第２フィードバーガイドとで構成する。以上の第１ク
   ランプ装置の第２駆動アームと第２クランプ装置の第３
   駆動アームとを、第１ジョイントと第２ジョイントを介
   して、トランスファプレスのボルスタ後側下部の左右方
   向の切り欠き部を通るロッドで連結して構成することを
   特徴とするトランスファプレスの手動クランプ・アンク
   ランプ装置。