JPH10146237A - 家具部材、とりわけ詰め物がなされた家具部材の可動部分のための制動手段 - Google Patents

家具部材、とりわけ詰め物がなされた家具部材の可動部分のための制動手段

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JPH10146237A
JPH10146237A JP9234894A JP23489497A JPH10146237A JP H10146237 A JPH10146237 A JP H10146237A JP 9234894 A JP9234894 A JP 9234894A JP 23489497 A JP23489497 A JP 23489497A JP H10146237 A JPH10146237 A JP H10146237A
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slide rail
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roller
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Helge Fedderke
ヘルゲ、フェデルケ
Christoph Hartmann
クリストフ、ハルトマン
Reiner Moll
ライナー、モル
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
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    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03205Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/0325Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest having adjustable and lockable inclination by means of clamps or friction locking members

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着席およびリクライニング用の家具の可動部
分のための制動手段を提供することである。 【解決手段】 可動部分3および支持フレーム1のいず
れか一方に取り付けられるスライドレール7と、支持フ
レーム1および可動部分3のいずれか他方に取り付けら
れる制動用支承ブロック8とを備えた支持フレーム1か
ら成る家具部材、とりわけ詰め物がなされた家具部材の
可動部分のための制動手段であって、スライドレール7
上に制動用支承ブロック8によって及ぼされる制動力を
調整するための調整手段が制動用支承ブロック8に備え
られた制動手段を使用する。とりわけ敏感な調整可能性
と始動時ジャークの減少が、この制動手段において、ス
ライドレール7の相対する制動面を転がる二個の制動ロ
ーラ11を有する制動用支承ブロック8によって達成さ
れる。代案として、制動用支承ブロック8をスライドレ
ール7が貫通する横腕片6の内部に置くことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具部材、とりわ
け対応する可動部分を備えた着席およびリクライニング
用の家具(肘掛け椅子、詰め物がなされた椅子、ラウン
ジ用椅子、バス、鉄道および航空機用椅子、リクライニ
ング用家具)のような、詰め物がなされた家具部材の可
動部分のための制動手段に関する。とりわけ本発明は、
可動部分もしくは支持フレームのいずれか一方に取り付
けられるスライドレールと、支持フレームまたは可動部
分のいずれかのスライドレールが取り付けられていない
方に取り付けられる制動用支承ブロックと、とりわけ制
動用支承ブロックに備えられているスライドレールに対
して制動用支承ブロックによって及ぼされる制動力を調
整するための調整手段とを備えた支持フレームを有す
る、詰め物がなされた家具部材に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで考察されている形式の制動手段を
実施することが出来る家具部材は、とりわけ詰め物がな
された家具部材、とりわけ国際特許出願公開第95/2
5452号公報による異なる実施形態で知られている詰
め物がなされた肘掛け椅子である。公知の詰め物がなさ
れた家具部材については、背もたれおよび座席の調整の
連動が行われている。この背もたれおよび座席の調整
は、最も高い垂直位置、すなわち着席位置から最も低位
の、とりわけ更に伸張された位置、すなわちリクライニ
ング位置への、背もたれおよび座席の同時的な調整を達
成するために、支持フレーム、背もたれおよび座席の間
に接続メカニズムを使用する。着席位置からリクライニ
ング位置への転位の際には、座席は、かなり並進的な
(滑りの)成分を有するわずかばかりの運動を行う。
【0003】座席の制御できない運動を阻止するため
に、すなわちこれを制御可能にするために、座席と、通
常は金属製で、可動部分、座席または場合によっては支
持フレームにも取り付けられるスライドレールを有する
支持フレームとの間に制動手段があり、このために制動
用支承ブロックが、それ故に支持フレーム上の反対側
で、或いは可動部分でも、使用されている。
【0004】調整可能な背部支持体を備えた安楽椅子
は、ドイツ実用新案第8609844号明細書から公知
であり、そこでは制動用支承ブロック上の調整装置が、
制動用支承ブロックによってスライドレールに及ぼされ
る制動力を調整するために使用されている。しかし、及
ぼされる制動力は、故障をもたらすことがあり得る。
【0005】また、ドイツ実用新案第8534420号
明細書からも、調整可能な家具部材の中に構造的にあら
かじめ指令が与えられる滑り摩擦によって行われるべき
制動作用を、制動用支承ブロック上の調整手段なしに、
スライドレールと制動用支承ブロックの軸受け面の間に
備えることが公知になっている。
【0006】現に考察中のすべての公知の形式の制動手
段における一つの問題は、制動力を十分敏感に調整する
ことが出来ないことことであり、とりわけ、特に静的摩
擦が滑り摩擦(始動ジャーク)になるとすれば、調整運
動の開始時に、かなりの抵抗を克服しなければならない
ことである。加えるに、調整を行うことが出来ても、し
ばしば困難を伴うことである。
【0007】身体の位置を体重の移動によって容易に変
更することが出来ることが重要であるように、背もたれ
および座席の調整が連結されている腰掛け用家具部材に
関しては、公知の制動手段の上記のような難問題は、快
適性に対して有害な影響を及ぼすものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる課題
は、上記の問題を解決するために、考察中の形式の制動
手段を改善することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、可動部分
および支持フレームのいずれか一方に取り付けられるス
ライドレールと、支持フレームおよび可動部分のいずれ
かのスライドレールが取り付けられていない方に取り付
けられる制動用支承ブロックを備えた中空の横腕片と、
制動用支承ブロックによってスライドレールに及ぼされ
る制動力を調整するための調整手段とを備えた支持フレ
ームから成り、当該横腕片が、スライドレールが横腕片
を貫通する貫通口を有し、制動用支承ブロックが横腕片
内に置かれて、スライドレールのための当該貫通口の領
域内に伸張し、また調整手段が横腕片上に存在し、且つ
横腕片内の制動用支承ブロックをスライドレールに対し
て押圧する、家具部材の可動部分のための制動手段によ
って解決される。
【0010】上記の課題は、スライドレールの相対する
制動面の上を転がる二個の制動ローラを具備した制動用
支承ブロックを備えることによって、冒頭に述べた制動
手段の第一の実施形態において解決される。本発明によ
り、系統的に異なる制動手段、とりわけ滑り摩擦が転が
り摩擦によって代替される制動ローラを具備した制動手
段が使用される。これは、制動力の更に一層敏感な調整
可能性をもたらすものである。とりわけこれは、始動ジ
ャーク(ショック)の効果的な減少をもたらすものでも
ある。制動ローラの軸受け中になおも存在するが、最小
限にすることが出来る静的摩擦だけは、転がり摩擦のみ
を達成するために克服しなければならない。
【0011】上記の課題は、制動面を備えた基本的に同
様の制動手段が使用されるが、それがとりわけ巧妙に支
持フレーム上(または可動部分上)の横腕片に統合され
る形態の第二の実施形態において解決される。
【0012】本発明の、これらおよびその他の目的、特
徴および利点は、図示する目的のためにのみ本発明によ
る若干の実施形態を示した添付の図面との関連でなされ
ている下記の説明からも明らかである。
【0013】
【発明の実施の形態】図面に示された制動手段は、家具
部材の可動部分、とりわけ腰掛け用家具部材の可動部
分、およびとりわけ、本明細書に記載されているよう
に、背もたれおよび座席の連動調整が達成されている家
具部材の可動式座席のために意図されたものであり、且
つそのために適したものである。
【0014】まず第一に、図4および図5は、詰め物が
なされた肘掛け椅子として製作された腰掛け用家具部材
の支持フレーム1上にある背もたれ2および座席3を示
す。背もたれ2は、支持フレーム1上の旋回軸受け4に
旋回可能に取り付けられている。背もたれ2は、旋回ジ
ョイント5を介して或る角度で座席3に蝶番式に、或る
いは軸支によって取り付けがなされている。座席3の前
部末端下には、座席3を支える支持フレーム1内に横腕
片6がある。スライドレール7は、座席3の底部の横腕
片6の領域に備えられている。更に詳細にいうならば、
座席3の前部末端の横腕片6の領域には、支持フレーム
1の各側にスライドレール7がある。しかし、図面にお
いては、示された視野の方向の結果として、片側だけし
か見ることが出来ない。座席3は家具部材の、すなわち
この場合は、これまで記載した限りにおいて、従来の構
造の肘掛け椅子の可動部分を示すものである。
【0015】支持フレーム1上には、制動用支承ブロッ
ク8が、横腕片6に取り付けられている。制動用支承ブ
ロック8は、スライドレール7のためのスライドガイド
を形成する。それ故、スライドレール7は、肘掛け椅子
が着席位置からリクライニング位置へ移されるときに、
所定の滑り摩擦で制動用支承ブロック8内を滑走する。
【0016】この理由で、図示された優れた実施形態に
おいては、トグル装置T(図1に破線で記載されてい
る)が制動用支承ブロック8上に備えられ、これがねじ
切りされたシャフトを持った手動で回すことが出来るつ
まみ9とともに、制動用支承ブロック8によってスライ
ドレール7に及ぼされる制動力を調整するための調整手
段を構成する。このトグル装置によって、スライドレー
ル7用の制動用支承ブロック8用のスライド軸受けがよ
り強く、或いはより弱く緊張され、その結果、それに応
じて滑り抵抗が変化する。このようにして、家具部材の
可動部分、それ故詰め物がなされた肘掛け椅子の座席3
を、あらかじめ選定可能な力に抗して調整することが出
来、またこれに対応したスライドレール7および制動用
支承ブロック8の形状によって、或る特定の位置に固定
またはロックすることが出来るのである。
【0017】更に詳細にいえば、図1は、家具部材の可
動部分3の制動手段を示すものであって、そこでは制動
用支承ブロック8が、スライドレール7の相対する制動
面10を転がる二個の制動ローラ11を持っている。制
動ローラ11によるスライドレール7の制動は、制動力
の調整可能性が特に敏感であるだけでなく、特に始動ジ
ャークも大いに軽減されるという利点を有する。このよ
うにして、この制動手段を備えた家具部材を使用すると
きには、快適性に対する高度の要求が満たされるのであ
る。
【0018】この制動手段は、特に座席用に使用可能で
あるが、腰掛け用家具部材においてだけでなく、家具部
材のその他の可動部分にも使用することが出来る。例え
ば制動手段は、移動可能な頭部部分または移動可能な脚
部部分を備えたリクライニングチェアにも使用すること
が出来る。
【0019】図1は、制動ローラ11がその間でスライ
ドレール7を案内することを示している。このようにす
るために、制動ローラ11は、平坦なローラとしてだけ
でなく、例えば適切な形状のスライドレール7と互いに
作用し合う、くさび形またはU字形をした周辺溝を備え
たテーパ型のローラとしても製作することが出来る。今
一つの代案としては、図面に記載されていないが、スラ
イドレール7をU字形にすることが出来、そして制動ロ
ーラ11をU字形の内部からその脚部に向かって調整す
ることが出来る。
【0020】制動用支承ブロック8の中の制動ローラ
は、玉軸受けに支承されている。制動ローラ11を支承
するために玉軸受けを使用することは、摩擦抵抗が低い
という利点がある。これは、始動ジャークの最適化をも
たらす。
【0021】更に、この実施形態においては、制動ロー
ラ11はエラストマーの層を塗布されるか、或いはとり
わけ無垢のゴム製ローラとしてエラストマー材料から作
られるように配慮されている。スライドレール7上の制
動ローラ11の接触圧によって、これらは支持領域にお
いて弾力的に変形され、すなわち押し込まれる。これ
は、及ぼされる接触圧に応じて、スライドレール7上の
制動ローラ11の転がり抵抗を増加したり、減少したり
する。かくて、特に実行可能で敏感な制動力の調整が保
証される。
【0022】すでに指摘したように、スライドレール7
に関連して、制動ローラ11の加圧力を調整可能に出来
ることは特に望ましいことである。これを行うために
は、とりわけ制動用支承ブロック8内のスライドレール
7との関連で、制動ローラ11が調整可能になってい
る。この調整は、調整つまみ9のシャフトがトグル装置
Tを移動させて、制動用支承ブロック8内の下部制動ロ
ーラ11をスライドレール7の上方に配置された上部制
動ローラ11に向かって押すように、調整つまみ9を回
すことによって行うことが出来る。
【0023】また、調整手段の中で弾力的な連結を可能
にする自己のばね部材を備えた調整手段を備えることも
可能である。
【0024】例えば対応する軸受けの補強による制動ロ
ーラ11の転がり抵抗の調整も、同じく可能である。
【0025】制動手段の第二の実施形態を、図4、5、
2および3を使用して説明すれば、次の通りである。
【0026】この制動手段においては、横腕片6が中空
の部分として、またはチューブとして作られており、且
つ支持フレーム1(または可動部分)に取り付けられ、
制動手段の統合のために使用されている。特に図2に見
られるように、この目的のために、まず第一にチューブ
型の横腕片6が、スライドレール7が横腕片6を貫通す
るための貫通口12を具備するように配慮されている。
図2では、右手に二つの貫通口12が前後に存在し、一
方の貫通口は他方の背後にあって、前側の貫通口しか見
えない。同様に、左手にも支持フレーム1の左側にある
他方のスライドレール7のための貫通口12が設けられ
ている。スライドレール7それ自体は、図2には記載さ
れていない。
【0027】図3は、図2との関連で、制動用支承ブロ
ック8が、この場合は、図4および図5による先行技術
の例として示されている横腕片6上に置かれる代わり
に、チューブ状の横腕片6の内部に統合されており、か
くて横腕片6の中に隠されていることを示している。こ
の理由から、制動用支承ブロック8は、横腕片6内に装
入されており、スライドレール7のための貫通口12の
領域に案内されている。これは図3に示す通りであり、
スライドレール7は右側に見られる。もちろん、左側に
も相応に備えることが出来る。
【0028】同様に、調整手段は横腕片6上にあって、
制動力を調整するために、横腕片6の内部で制動用支承
ブロック8をスライドレール7に対して押し付ける。制
動用支承ブロック8は、調整手段によって横腕片6内を
移動させることが出来る。この調整手段は、この実施形
態においては、制動用支承ブロック8から離れてこれに
面して横腕片6内のスライドレール7側に固定され且つ
制動用支承ブロック8によってスライドレール7を押し
付けることが出来るスラスト軸受けブロック13から構
成されている。それ故、調整つまみ9が締められると、
以下において更に詳細に説明するが、基本的にはスライ
ドレール7が、制動用支承ブロック8とスラスト軸受け
ブロック13との間の制動面の間に締め付けられる。摩
擦係数に応じて、希望する制動効果が生ずる。
【0029】基本的には、スライドレール7は、平坦な
レールとして作ることが出来、また図示されているスラ
イドレール7の位置から生ずるものよりも相対的に大き
な制動面を提供するために、図示された位置からブロッ
ク8および13に対して或る程度回転させることが出来
る。しかしながら、図示されているように、スライドレ
ール7が平坦なレールとして形成され、且つその主要な
面を横腕片6の長手方向の軸に対して平行に向けて存在
し、その結果、制動用支承ブロック8とスラスト軸受け
ブロック13がスライドレール7の狭い方の側に係合す
るように実施形態が設計されているときは、更に敏感な
調整が可能である。これは、図3において明らかであ
る。スライドレール7の頂部および底部では、制動用支
承ブロック8からの影響はなく、制動面は狭い側におい
てのみ作用する。
【0030】制動用支承ブロック8に対して調整つまみ
9からどのようにして力が及ぼされるかについては、こ
れまで何も述べていないが、これには多数の可能性があ
る。実施形態は、横腕片6内の調整手段15が、制動用
支承ブロック8に連結されており、且つ横腕片6の外側
に取り付けられているつまみ9によって作動されるくさ
び形の歯車14を持っていることを示している。横腕片
6には開口部16があり、ここでくさび形歯車14のね
じ切りされたロッドが横腕片6の壁部に侵入し、その結
果、外から作動つまみ9をねじ込むことが出来ることは
明らかである。横腕片6の反対側で、くさび形歯車14
の動きを可能にするために、今一つの開口部16’が存
在しているが、これは図3においても明らかなとおりで
ある。つまみ9の回転は、ロッド14aをそれに装着さ
れた斜切スリーブ14bとともに横腕片6を横切る方向
に動かす。斜めに切断されたスリーブ14bの末端は、
斜めに切断された制動用支承ブロック8のこれに面する
末端に係合しているので、制動用支承ブロック8のこれ
に面する末端にスリーブを引きつけることは、スライド
レール7に対して制動用支承ブロック8を移動させる力
を発生させ、これによって適用される摩擦力を増大させ
るのである。スリーブ14bの斜めに切断された末端
を、斜めに切断された制動用支承ブロック8のこれに面
する末端から移動させるために、つまみ9が反対方向に
回されるときに制動用支承ブロック8をスライドレール
7から引き離すためには、スラスト軸受けブロック13
と制動用支承ブロック8のこれに面する末端との間に
(図示されてない)戻しばねを備えることが出来る。
【0031】更に図3は、横腕片6の末端に挿入体が存
在することを示しているが、この挿入体は、支持フレー
ム1に横腕片6を取り付けるために使用される内ねじ1
7を持っている。スラスト軸受けブロック13は、挿入
体の内側に接続されている。
【0032】図3は、スライドレール7を備えた横腕片
6の一方の末端のための調整手段15を示している。こ
れに対応する調整手段15を、横腕片6の他方の末端に
ある他方のスライドレール7に配置することも出来る。
しかしながら、制動力の均等な調整は、横腕片6に存在
する一個の調整手段15によってのみ、更に確実にこれ
を行うことが出来る。これによって、二つのスライドレ
ール7と制動用支承ブロック8があるときに、二つの制
動用支承ブロック8が作動される。これは一つの優れた
実施形態である。
【0033】これまで本発明によるさまざまな実施形態
を示し且つ記述してきたが、本発明は、これに限定され
るものではなく、当業者に知られたときは数々の変更お
よび修正を可能にすることは当然である。従って、本発
明は、本明細書に図示され且つ記述されている詳細に限
定されるものでなく、添付されている特許請求の範囲に
よって網羅されているすべての変更および修正をも含む
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】腰掛け用家具部材において使用するための本発
明の制動手段を概略図で拡大表示したものである。
【図2】代案としての制動手段を備えた家具部材用の横
腕片の概略図である。
【図3】図2に記載した横腕片内の制動手段を、一部開
いて示した図である。
【図4】着席位置にある先行技術による公知の腰掛け用
家具部材の一実施形態を示すものである。
【図5】リクライニング位置にある、図4に記載した腰
掛け用家具部材を示すものである。
【符号の説明】
1…支持フレーム 2…背もたれ 3…座席 4…旋回軸受け 5…旋回ジョイント 6…横腕片 7…スライドレール 8…制動用支承ブロック 9…つまみ 10…制動面 11…制動ローラ 12…貫通口 13…スラスト軸受けブロック 14…くさび形歯車 14a…ロッド 14b…スリーブ 15…調整手段 16…開口部 16’…開口部 17…内ねじ T…トグル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー、モル ドイツ、73527、シュヴェービシュ−グミ ュント、フラッハゼッカーシュトラーセ、 9

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部分および支持フレームのいずれか
    一方に取り付けられるスライドレールと、支持フレーム
    および可動部分のいずれかのスライドレールが取り付け
    られていない方に取り付けられる制動用支承ブロック
    と、スライドレール上に制動用支承ブロックによって及
    ぼされる制動力を調整するための調整手段とを備えた支
    持フレームから成る家具部材の可動部分のための制動手
    段であって、当該調整手段が、当該レールに対して当該
    支承ブロックの接触面を変位させることによって、当該
    スライドレールに対して当該制動用支承ブロックによっ
    て加えられる接触力を調整するための手段から成り、且
    つまた調整手段の調整感度を増大させるため、および可
    動部分の運動を開始するときの始動ジャーク(ショッ
    ク)を最小にするために、当該制動用支承ブロックの接
    触面と当該スライドレールとの間に、低静的摩擦接触面
    が備えられている制動手段。
  2. 【請求項2】 スライドレールが一対の相対する制動面
    を有し、そして制動用支承ブロックが二個の制動ローラ
    を有し、その各々が、当該低静的摩擦接触面を実現する
    ために、スライドレールのそれぞれ一方の当該相対制動
    面の上を転がる、請求項1に記載の制動手段。
  3. 【請求項3】 スライドレールの制動面がその外側にあ
    り、且つ制動ローラがそれらの間のスライドレールを案
    内する、請求項2に記載の制動手段。
  4. 【請求項4】 制動ローラがテーパ型、くさび形、U字
    形および窪み形の周囲輪郭の一つを持っており、スライ
    ドレールの制動面が当該周囲輪郭に適合するような形状
    にされている、請求項3に記載の制動手段。
  5. 【請求項5】 スライドレールがU字形を有し、相対す
    る制動面がU字形の脚部の内側にある、請求項2に記載
    の制動手段。
  6. 【請求項6】 制動ローラが制動用支承ブロック内の玉
    軸受け上に取り付けられている、請求項2に記載の制動
    手段。
  7. 【請求項7】 制動ローラの少なくとも外部表面層が、
    エラストマー材料から作られている、請求項2に記載の
    制動手段。
  8. 【請求項8】 制動ローラの加圧力が、スライドレール
    との関連で調整可能である、請求項2に記載の制動手
    段。
  9. 【請求項9】 制動ローラの加圧力が、スライドレール
    との関連で調整可能である、請求項7に記載の制動手
    段。
  10. 【請求項10】 当該調整手段が、スライドレールとの
    関連で少なくとも一個の制動ローラの位置を位置的に調
    整するための手段から成る、請求項2に記載の制動手
    段。
  11. 【請求項11】 当該調整手段が、スライドレールとの
    関連で少なくとも一個の制動ローラの位置を位置的に調
    整するための手段から成る、請求項3に記載の制動手
    段。
  12. 【請求項12】 当該調整手段が、スライドレールとの
    関連で少なくとも一個の制動ローラの位置を位置的に調
    整するための手段から成る、請求項5に記載の制動手
    段。
  13. 【請求項13】 当該調整手段が、スライドレールとの
    関連で少なくとも一個の制動ローラの位置を位置的に調
    整するための手段から成る、請求項7に記載の制動手
    段。
  14. 【請求項14】 当該調整手段が、スライドレールとの
    関連で少なくとも一個の制動ローラの位置を位置的に調
    整するための手段から成る、請求項9に記載の制動手
    段。
  15. 【請求項15】 制動ローラの一つだけが当該調整手段
    によって調整可能であり、他の制動ローラは位置的に固
    定されている、請求項10に記載の制動手段。
  16. 【請求項16】 制動ローラの一つだけが当該調整手段
    によって調整可能であり、他の制動ローラは位置的に固
    定されている、請求項11に記載の制動手段。
  17. 【請求項17】 一本の横腕片が備えられ、これがスラ
    イドレールを貫通させる貫通口を持ち、制動用支承ブロ
    ックが横腕片の内部に置かれ、且つスライドレールのた
    めの当該貫通口の領域内に延びており、且つ調整手段が
    横腕片に置かれ且つ横腕片内のスライドレールに対して
    制動用支承ブロックを押し付ける、請求項1に記載の制
    動手段。
  18. 【請求項18】 スラスト軸受けブロックが、制動用支
    承ブロックから離れた側のスライドレールの側面で横腕
    片内に固定されており、調整手段が当該制動用支承ブロ
    ックを介してスラスト軸受けブロックに対してスライド
    レールを押し付けている、請求項17に記載の制動手
    段。
  19. 【請求項19】 スライドレールが、相対的に幅広の面
    と狭い側面を有する平坦なレールであり、その相対的に
    幅広の面で横腕片の長手方向の軸に対して平行に合わさ
    れており、また当該制動用支承ブロックがスライドレー
    ルの狭い側面に係合している、請求項17に記載の制動
    手段。
  20. 【請求項20】 スライドレールが、相対的に幅広の面
    と狭い側面を有する平坦なレールであり、その相対的に
    幅広の面で横腕片の長手方向の軸に対して平行に合わさ
    れており、また当該制動用支承ブロックがスライドレー
    ルの狭い側面に係合している、請求項18に記載の制動
    手段。
  21. 【請求項21】 当該調整手段が、横腕片の内側で制動
    用支承ブロックに連結されているくさび形歯車から成
    り、また操作用つまみが、横腕片の外側でくさび形歯車
    に取り付けられている、請求項17に記載の制動手段。
  22. 【請求項22】 調整手段が横腕片上に一個だけ存在
    し、この横腕片によって、二つのサイドレールと制動用
    支承ブロックがあるときに、二つの制動用支承ブロック
    が動かされる、請求項17に記載の制動手段。
  23. 【請求項23】 調整手段が横腕片上に一個だけ存在
    し、この横腕片によって、二つのサイドレールと制動用
    支承ブロックがあるときに、二つの制動用支承ブロック
    が動かされる、請求項21に記載の制動手段。
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