JPH10146172A - 冷凍すり身及びその製造方法 - Google Patents
冷凍すり身及びその製造方法Info
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- JPH10146172A JPH10146172A JP8322230A JP32223096A JPH10146172A JP H10146172 A JPH10146172 A JP H10146172A JP 8322230 A JP8322230 A JP 8322230A JP 32223096 A JP32223096 A JP 32223096A JP H10146172 A JPH10146172 A JP H10146172A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 冷凍すり身中の蛋白質は冷凍貯蔵によって変
性して冷凍すり身の品質劣化が生じ易く、品質が劣化し
た冷凍すり身を用いて得た水産練り製品は、弾力性に劣
ったものとなる。 【解決手段】 本発明の冷凍すり身は、糖質、乳酸アル
カリ金属塩及び重合リン酸塩を含有することを特徴とす
る。また本発明の冷凍すり身の製造方法は、すり身の製
造工程で、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩
をすり身に添加した後、冷凍することを特徴とする。本
発明において、糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸
塩を、冷凍すり身中の含有量が、それぞれ2〜20重量
%、0.1〜5重量%(乳酸換算量として)、0.01
〜0.5重量%となるようにすることが好ましい。
性して冷凍すり身の品質劣化が生じ易く、品質が劣化し
た冷凍すり身を用いて得た水産練り製品は、弾力性に劣
ったものとなる。 【解決手段】 本発明の冷凍すり身は、糖質、乳酸アル
カリ金属塩及び重合リン酸塩を含有することを特徴とす
る。また本発明の冷凍すり身の製造方法は、すり身の製
造工程で、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩
をすり身に添加した後、冷凍することを特徴とする。本
発明において、糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸
塩を、冷凍すり身中の含有量が、それぞれ2〜20重量
%、0.1〜5重量%(乳酸換算量として)、0.01
〜0.5重量%となるようにすることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍すり身及びその
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】蒲鉾やはんぺん等の水産練り製品の原料
として、近年、生のすり身にかわって冷凍すり身が広く
使用されている。水産練り製品の品質を評価する上で最
も重要な性状ともいえるのは、「あし」と呼ばれる弾力
であり、水産練り製品製造業者は、幾つかの冷凍すり身
を配合したり、他の副原料、例えば澱粉や卵白、水等を
配合することにより、それぞれ独自の特徴ある弾力を自
社の練り製品に与えている。ところが、魚肉のすり身は
一回でも冷凍保存すると、すり身中の蛋白質の変性が生
じ、このため品質改良剤を含まない冷凍すり身を用いて
得られた水産練り製品の弾力が著しく劣化するという問
題がある。特に冷凍期間が長くなると、蛋白質の変性は
更に進行し、長期間冷凍保存した冷凍すり身を用いて得
た練り製品は、更に弾力が劣化したものとなる虞れがあ
った。
として、近年、生のすり身にかわって冷凍すり身が広く
使用されている。水産練り製品の品質を評価する上で最
も重要な性状ともいえるのは、「あし」と呼ばれる弾力
であり、水産練り製品製造業者は、幾つかの冷凍すり身
を配合したり、他の副原料、例えば澱粉や卵白、水等を
配合することにより、それぞれ独自の特徴ある弾力を自
社の練り製品に与えている。ところが、魚肉のすり身は
一回でも冷凍保存すると、すり身中の蛋白質の変性が生
じ、このため品質改良剤を含まない冷凍すり身を用いて
得られた水産練り製品の弾力が著しく劣化するという問
題がある。特に冷凍期間が長くなると、蛋白質の変性は
更に進行し、長期間冷凍保存した冷凍すり身を用いて得
た練り製品は、更に弾力が劣化したものとなる虞れがあ
った。
【0003】このような問題を解決するため従来は、す
り身の製造工程において糖や糖アルコールの如き糖質
と、重合リン酸塩とを添加しており、冷凍保存中におけ
る蛋白質の変性防止には、特に糖質が効果的であるとさ
れている。
り身の製造工程において糖や糖アルコールの如き糖質
と、重合リン酸塩とを添加しており、冷凍保存中におけ
る蛋白質の変性防止には、特に糖質が効果的であるとさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、糖質と
重合リン酸塩とを添加して冷凍保存した冷凍すり身の場
合でも、数カ月以上の冷凍保存期間を経過した場合には
得られる水産練り製品の弾力の低下は防げないととも
に、弾力の質も変化して水産練り製品にやや硬い弾力を
与えるようになる。更に、冷凍すり身から得られる練り
製品は、生のすり身を用いて得た練り製品に比べ、やや
しなやかさを欠き、硬く、ゴリゴリした感じの弾力を有
するものとなるが、このような問題は糖質と重合リン酸
塩とを添加して冷凍保存した冷凍すり身の場合でも防止
することはできなかった。
重合リン酸塩とを添加して冷凍保存した冷凍すり身の場
合でも、数カ月以上の冷凍保存期間を経過した場合には
得られる水産練り製品の弾力の低下は防げないととも
に、弾力の質も変化して水産練り製品にやや硬い弾力を
与えるようになる。更に、冷凍すり身から得られる練り
製品は、生のすり身を用いて得た練り製品に比べ、やや
しなやかさを欠き、硬く、ゴリゴリした感じの弾力を有
するものとなるが、このような問題は糖質と重合リン酸
塩とを添加して冷凍保存した冷凍すり身の場合でも防止
することはできなかった。
【0005】一方、すり身の製造工程で、炭酸アルカリ
或いは重炭酸アルカリと、有機酸アルカリ塩とを添加
し、その後に冷凍して冷凍すり身を得る方法(特公平6
−83655号公報)や、特定量の重炭酸ナトリウム、
クエン酸カルシウム、乳酸カルシウムを配合した練り製
品の品質改質剤(特開平2−35058号公報)等も提
案されている。
或いは重炭酸アルカリと、有機酸アルカリ塩とを添加
し、その後に冷凍して冷凍すり身を得る方法(特公平6
−83655号公報)や、特定量の重炭酸ナトリウム、
クエン酸カルシウム、乳酸カルシウムを配合した練り製
品の品質改質剤(特開平2−35058号公報)等も提
案されている。
【0006】しかしながら、上記特公平6−83655
号公報で得た冷凍すり身や、特開平2−35058号公
報に記載されている改質剤を添加した冷凍すり身は、糖
質と重合リン酸塩とを配合した冷凍すり身に比べ、得ら
れる練り製品の硬さが著しく増したり、冷凍すり身を解
凍した際にドリップと呼ばれる分離水が著しく多量に生
成したりし、冷凍すり身の商品価値を著しく低下させる
虞れがあった。
号公報で得た冷凍すり身や、特開平2−35058号公
報に記載されている改質剤を添加した冷凍すり身は、糖
質と重合リン酸塩とを配合した冷凍すり身に比べ、得ら
れる練り製品の硬さが著しく増したり、冷凍すり身を解
凍した際にドリップと呼ばれる分離水が著しく多量に生
成したりし、冷凍すり身の商品価値を著しく低下させる
虞れがあった。
【0007】本発明者等は上記課題を解決すべく鋭意研
究した結果、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸
塩を添加して冷凍した冷凍すり身は、数カ月以上の冷凍
保存を経ても、この冷凍すり身を原料として得た練り製
品に優れた「あし」を与えることができ、しかも冷凍す
り身を解凍した際のドリップの発生を効果的に抑制でき
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
究した結果、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸
塩を添加して冷凍した冷凍すり身は、数カ月以上の冷凍
保存を経ても、この冷凍すり身を原料として得た練り製
品に優れた「あし」を与えることができ、しかも冷凍す
り身を解凍した際のドリップの発生を効果的に抑制でき
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の冷凍すり
身は、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩を含
有することを特徴とする。また本発明の冷凍すり身の製
造方法は、すり身の製造工程で、糖質、乳酸アルカリ金
属塩及び重合リン酸塩をすり身に添加した後、冷凍する
ことを特徴とする。本発明において、糖質、乳酸アルカ
リ金属塩及び重合リン酸塩の冷凍すり身中の含有量は、
それぞれ2〜20重量%、0.1〜5重量%(乳酸換算
量として)及び0.01〜0.5重量%とすることが好
ましい。
身は、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩を含
有することを特徴とする。また本発明の冷凍すり身の製
造方法は、すり身の製造工程で、糖質、乳酸アルカリ金
属塩及び重合リン酸塩をすり身に添加した後、冷凍する
ことを特徴とする。本発明において、糖質、乳酸アルカ
リ金属塩及び重合リン酸塩の冷凍すり身中の含有量は、
それぞれ2〜20重量%、0.1〜5重量%(乳酸換算
量として)及び0.01〜0.5重量%とすることが好
ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の冷凍すり身の原料として
使用可能な魚肉の種類には特に制限はないが、通常、冷
凍すり身の原料として使用されている、例えばスケソウ
ダラ、ミナミソコダラ、イトヒキダラ、ホキ、イトヨ
リ、パシフィックホワイティング、サケ、イワシ、サ
バ、アジ、ホッケ、ニシン等の魚肉を使用することがで
きる。
使用可能な魚肉の種類には特に制限はないが、通常、冷
凍すり身の原料として使用されている、例えばスケソウ
ダラ、ミナミソコダラ、イトヒキダラ、ホキ、イトヨ
リ、パシフィックホワイティング、サケ、イワシ、サ
バ、アジ、ホッケ、ニシン等の魚肉を使用することがで
きる。
【0010】本発明の冷凍すり身に含有される糖質とし
ては、例えば砂糖、乳糖、ぶどう糖、果糖、トレハロー
ス、マルトース、ガラクトース等の糖類、ソルビトー
ル、マルチトール、ラクチトール等の糖アルコール等が
挙げられる。
ては、例えば砂糖、乳糖、ぶどう糖、果糖、トレハロー
ス、マルトース、ガラクトース等の糖類、ソルビトー
ル、マルチトール、ラクチトール等の糖アルコール等が
挙げられる。
【0011】乳酸アルカリ金属塩としては、主として乳
酸ナトリウム、乳酸カリウムが用いられ、これらは混合
して使用することもできる。また乳酸としては、L
(−)乳酸、L(+)乳酸、或いはこれらの混合物のい
ずれも使用可能である。また重合リン酸塩としては、例
えばピロリン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ポリリン
酸のナトリウム塩、カリウム塩、メタリン酸のナトリウ
ム塩、カリウム塩等が挙げられ、これらは2種以上の混
合物として用いることもできる。上記重合リン酸塩のう
ち、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩が好ましい。
酸ナトリウム、乳酸カリウムが用いられ、これらは混合
して使用することもできる。また乳酸としては、L
(−)乳酸、L(+)乳酸、或いはこれらの混合物のい
ずれも使用可能である。また重合リン酸塩としては、例
えばピロリン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ポリリン
酸のナトリウム塩、カリウム塩、メタリン酸のナトリウ
ム塩、カリウム塩等が挙げられ、これらは2種以上の混
合物として用いることもできる。上記重合リン酸塩のう
ち、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩が好ましい。
【0012】本発明の冷凍すり身は、魚肉をミンチして
水に晒し、これに上記糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重
合リン酸塩を添加混合して冷凍することにより得られ
る。魚肉をミンチして得たすり身に対し、上記糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩を予め混合してから添
加しても、別々に添加しても良いが、すり身を冷凍する
前に、糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩が全て
添加されていることが必要である。すり身中に糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩のうちの1種でも添加
しなかった場合、このすり身を一旦冷凍し、その後解凍
してから残りの1種を添加したとしても、本発明の所期
の効果を得ることはできない。
水に晒し、これに上記糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重
合リン酸塩を添加混合して冷凍することにより得られ
る。魚肉をミンチして得たすり身に対し、上記糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩を予め混合してから添
加しても、別々に添加しても良いが、すり身を冷凍する
前に、糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩が全て
添加されていることが必要である。すり身中に糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩のうちの1種でも添加
しなかった場合、このすり身を一旦冷凍し、その後解凍
してから残りの1種を添加したとしても、本発明の所期
の効果を得ることはできない。
【0013】糖質は冷凍すり身中の含有量が2〜20重
量%、特に5〜10重量%となるように添加することが
好ましい。冷凍すり身中の糖質の含有量が2重量%未満
では冷凍変性が著しく進む虞れがあり、20重量%を超
えると糖質の味が強くなり、練り製品の品質を低下させ
る虞れがある。また、乳酸アルカリ金属塩は冷凍すり身
中の含有量が、乳酸換算量で0.1〜5重量%、特に1
〜3重量%となるように添加することが好ましい。冷凍
すり身中の乳酸アルカリ金属塩の含有量が、乳酸換算量
で0.1重量%未満では、練り製品の「あし」が低下す
る虞れがあり、5重量%を超えると冷凍すり身を解凍し
た際のドリップ量が増加する虞がある。更に、重合リン
酸塩は、通常、冷凍すり身中の含有量が0.01〜0.
5重量%となるように添加する。重合リン酸の含有量が
0.5重量%を超えると、すり身がアルカリ性となりす
ぎて着色や異臭を発生する虞れがある。
量%、特に5〜10重量%となるように添加することが
好ましい。冷凍すり身中の糖質の含有量が2重量%未満
では冷凍変性が著しく進む虞れがあり、20重量%を超
えると糖質の味が強くなり、練り製品の品質を低下させ
る虞れがある。また、乳酸アルカリ金属塩は冷凍すり身
中の含有量が、乳酸換算量で0.1〜5重量%、特に1
〜3重量%となるように添加することが好ましい。冷凍
すり身中の乳酸アルカリ金属塩の含有量が、乳酸換算量
で0.1重量%未満では、練り製品の「あし」が低下す
る虞れがあり、5重量%を超えると冷凍すり身を解凍し
た際のドリップ量が増加する虞がある。更に、重合リン
酸塩は、通常、冷凍すり身中の含有量が0.01〜0.
5重量%となるように添加する。重合リン酸の含有量が
0.5重量%を超えると、すり身がアルカリ性となりす
ぎて着色や異臭を発生する虞れがある。
【0014】糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩
は粉末状態ですり身に添加しても、水溶液の状態ですり
身に添加しても良い。例えば乳酸ナトリウムは通常、5
0〜70%水溶液として販売され、またソルビトールも
70%水溶液として販売されることが多いため、乳酸ナ
トリウム水溶液とソルビトール水溶液とを混合してすり
身に添加し、別途重合リン酸塩を添加する方法、粉末ソ
ルビトールと重合リン酸塩とを混合して同時にすり身に
添加し、別途乳酸ナトリウム水溶液を添加する方法等が
採用される。また乳酸ナトリウム水溶液は極く少量のカ
ルシウム塩の共存下で脱水、粉末化できるので、乳酸ナ
トリウム水溶液中の乳酸ナトリウムを粉末化し、乳酸ナ
トリウム粉末を糖質、重合リン酸とともに粉末状態で添
加しても良い。更には、すり身の最終の水晒工程時に、
水中に適量の乳酸ナトリウム或いは乳酸カリウムを添加
してすり身と混合し、遠心脱水してすり身中に乳酸ナト
リウム或いは乳酸カリウムが残存するようにし、次いで
糖質や重合リン酸塩を添加するようにしても良い。
は粉末状態ですり身に添加しても、水溶液の状態ですり
身に添加しても良い。例えば乳酸ナトリウムは通常、5
0〜70%水溶液として販売され、またソルビトールも
70%水溶液として販売されることが多いため、乳酸ナ
トリウム水溶液とソルビトール水溶液とを混合してすり
身に添加し、別途重合リン酸塩を添加する方法、粉末ソ
ルビトールと重合リン酸塩とを混合して同時にすり身に
添加し、別途乳酸ナトリウム水溶液を添加する方法等が
採用される。また乳酸ナトリウム水溶液は極く少量のカ
ルシウム塩の共存下で脱水、粉末化できるので、乳酸ナ
トリウム水溶液中の乳酸ナトリウムを粉末化し、乳酸ナ
トリウム粉末を糖質、重合リン酸とともに粉末状態で添
加しても良い。更には、すり身の最終の水晒工程時に、
水中に適量の乳酸ナトリウム或いは乳酸カリウムを添加
してすり身と混合し、遠心脱水してすり身中に乳酸ナト
リウム或いは乳酸カリウムが残存するようにし、次いで
糖質や重合リン酸塩を添加するようにしても良い。
【0015】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1、比較例1〜2 スケソウダラを水晒し、脱水してミキサーで水分を均一
にした晒し脱水すり身18kgに、糖質、乳酸アルカリ
金属塩、重合リン酸塩を、表1に示す含有量となるよう
に添加して石臼擂潰機で10分間混合した後、3kgづ
つポリエチレン製の袋に詰めてコンタクトフリーザーで
凍結して冷凍すり身とした。尚、表1に示す配合におい
て、配合割合は重量%である。
明する。 実施例1、比較例1〜2 スケソウダラを水晒し、脱水してミキサーで水分を均一
にした晒し脱水すり身18kgに、糖質、乳酸アルカリ
金属塩、重合リン酸塩を、表1に示す含有量となるよう
に添加して石臼擂潰機で10分間混合した後、3kgづ
つポリエチレン製の袋に詰めてコンタクトフリーザーで
凍結して冷凍すり身とした。尚、表1に示す配合におい
て、配合割合は重量%である。
【0016】
【表1】
【0017】上記すり身を、−30℃で1ケ月間貯蔵し
たもの、3ケ月間貯蔵したもの及び6ケ月間貯蔵したも
のについて、冷凍貯蔵後のすり身の解凍時に発生するド
リップ量及び、このすり身から調製した蒲鉾ゲルの品質
を調べた。結果を表2に示す。
たもの、3ケ月間貯蔵したもの及び6ケ月間貯蔵したも
のについて、冷凍貯蔵後のすり身の解凍時に発生するド
リップ量及び、このすり身から調製した蒲鉾ゲルの品質
を調べた。結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】冷凍すり身の解凍時のドリップ量は、冷凍
すり身50gを解凍し、これを底部に直径1.5mmの
穴を3mm間隔で21個開けた、内径35mm、長さ1
20mmのステンレス製円筒容器に入れ、直径34mm
の加圧用円柱棒で、1kg(加圧用円柱棒の重量を含
む)の荷重を加えた状態で20分間放置した後、滴下し
た液量(ドリップ量)の、試料重量に対する重量%を示
した。
すり身50gを解凍し、これを底部に直径1.5mmの
穴を3mm間隔で21個開けた、内径35mm、長さ1
20mmのステンレス製円筒容器に入れ、直径34mm
の加圧用円柱棒で、1kg(加圧用円柱棒の重量を含
む)の荷重を加えた状態で20分間放置した後、滴下し
た液量(ドリップ量)の、試料重量に対する重量%を示
した。
【0020】冷凍すり身から調製した蒲鉾ゲルの品質
は、無坐り蒲鉾ゲルと坐り蒲鉾ゲルについて行った。試
験用蒲鉾サンプルは次のようにして調製した。まず冷凍
すり身を室温雰囲気中で、(室温−3℃)〜(室温−5
℃)の温度になるまで半解凍し、各試験区から2.8k
gを取り出し、これにすり身重量の3重量%の食塩を添
加して小型サイレントカッターにより8分間塩摺りした
後、馬鈴薯澱粉をすり身重量の5重量%添加して更に5
分間摺り、この肉糊を手回し肉詰め器(ノズル直径18
mm)で、折径48mm、長さ280mmの片端を結紮
したポリ塩化ビニリデンチューブに約120g詰め、残
りの片端を結紮後、直ちに氷水で冷却した。次いで、9
0℃の湯中で30分間加熱した後、10℃の冷水中で1
0分間冷却したものを無坐り蒲鉾ゲルとして用いた。ま
た坐り蒲鉾ゲルとしては、上記と同様にして調製した肉
糊をポリ塩化ビニリデンチューブに詰めた後、30℃の
水浴中で1時間加温し、次いで90℃の湯中で30分間
加熱し、その後上記と同様に10℃の冷水中で10分間
冷却して得たたものを用いた。これらの試料は更に25
℃の恒温器中で一夜放置してから機械的物性測定及び官
能試験に供した。
は、無坐り蒲鉾ゲルと坐り蒲鉾ゲルについて行った。試
験用蒲鉾サンプルは次のようにして調製した。まず冷凍
すり身を室温雰囲気中で、(室温−3℃)〜(室温−5
℃)の温度になるまで半解凍し、各試験区から2.8k
gを取り出し、これにすり身重量の3重量%の食塩を添
加して小型サイレントカッターにより8分間塩摺りした
後、馬鈴薯澱粉をすり身重量の5重量%添加して更に5
分間摺り、この肉糊を手回し肉詰め器(ノズル直径18
mm)で、折径48mm、長さ280mmの片端を結紮
したポリ塩化ビニリデンチューブに約120g詰め、残
りの片端を結紮後、直ちに氷水で冷却した。次いで、9
0℃の湯中で30分間加熱した後、10℃の冷水中で1
0分間冷却したものを無坐り蒲鉾ゲルとして用いた。ま
た坐り蒲鉾ゲルとしては、上記と同様にして調製した肉
糊をポリ塩化ビニリデンチューブに詰めた後、30℃の
水浴中で1時間加温し、次いで90℃の湯中で30分間
加熱し、その後上記と同様に10℃の冷水中で10分間
冷却して得たたものを用いた。これらの試料は更に25
℃の恒温器中で一夜放置してから機械的物性測定及び官
能試験に供した。
【0021】蒲鉾ゲルの機械的物性の測定は、レオメー
ター(不動工業株式会社製:NMR2002J型)を用
いて行った。測定用試験片は、ポリ塩化ビニリデンチュ
ーブから取り出した円柱状の蒲鉾ゲルを、長さ25mm
の円柱状に切断したものを用いた。この試験片に、レオ
メーターの直径5mmの棒状プランジャーを、進入速度
6cm/分で押し込み、試験片が破断したときの荷重量
(破断荷重:g)及び凹み(mm)の大きさを測定し
た。上記測定を蒲鉾ゲル2本から調製した12個の試験
片について行い、異常値を除いた平均値で示した。
ター(不動工業株式会社製:NMR2002J型)を用
いて行った。測定用試験片は、ポリ塩化ビニリデンチュ
ーブから取り出した円柱状の蒲鉾ゲルを、長さ25mm
の円柱状に切断したものを用いた。この試験片に、レオ
メーターの直径5mmの棒状プランジャーを、進入速度
6cm/分で押し込み、試験片が破断したときの荷重量
(破断荷重:g)及び凹み(mm)の大きさを測定し
た。上記測定を蒲鉾ゲル2本から調製した12個の試験
片について行い、異常値を除いた平均値で示した。
【0022】また蒲鉾ゲルを厚さ5mmの輪切りにした
試験片を、試験者が噛んだ時の蒲鉾ゲルの強さ、歯切
れ、しなやかさを総合して蒲鉾ゲルの「あし」の評価と
し、10点満点法で評価した。
試験片を、試験者が噛んだ時の蒲鉾ゲルの強さ、歯切
れ、しなやかさを総合して蒲鉾ゲルの「あし」の評価と
し、10点満点法で評価した。
【0023】上記表2に示す結果より、比較例1の冷凍
すり身から得た蒲鉾ゲルは比較例2の冷凍すり身から得
た蒲鉾ゲルに比べ、破断荷重は大きく改善されるが、比
較例2のものに比べて凹みの大きさは低下しており、硬
いゲルとなっていることが判る。これに対し実施例1に
示す本発明の冷凍すり身から得た蒲鉾ゲルでは、破断荷
重は比較例1と同等の高い値を有していながら、凹みの
大きさは比較例2のものと同等の値を有し、「あし」の
ある蒲鉾ゲルであると言える。また官能試験結果も本発
明の冷凍すり身を用いたものが最も優れていた。更に砂
糖と乳酸ナトリウムを配合しただけの比較例1の冷凍す
り身は、解凍時に多量のドリップが生じたが、砂糖と乳
酸ナトリウムに更に重合リン酸塩を配合した実施例1の
本発明冷凍すり身では、解凍時に全くドリップは生じな
かった。
すり身から得た蒲鉾ゲルは比較例2の冷凍すり身から得
た蒲鉾ゲルに比べ、破断荷重は大きく改善されるが、比
較例2のものに比べて凹みの大きさは低下しており、硬
いゲルとなっていることが判る。これに対し実施例1に
示す本発明の冷凍すり身から得た蒲鉾ゲルでは、破断荷
重は比較例1と同等の高い値を有していながら、凹みの
大きさは比較例2のものと同等の値を有し、「あし」の
ある蒲鉾ゲルであると言える。また官能試験結果も本発
明の冷凍すり身を用いたものが最も優れていた。更に砂
糖と乳酸ナトリウムを配合しただけの比較例1の冷凍す
り身は、解凍時に多量のドリップが生じたが、砂糖と乳
酸ナトリウムに更に重合リン酸塩を配合した実施例1の
本発明冷凍すり身では、解凍時に全くドリップは生じな
かった。
【0024】実施例2〜5、比較例3〜4 糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩を、表3に示
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を、−30℃で3ケ月間及び6
ケ月間貯蔵した後のもの用い、実施例1と同様の試験を
行った。結果を表4に示す。尚、冷凍すり身からは無坐
り蒲鉾ゲルを調製して試験した。
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を、−30℃で3ケ月間及び6
ケ月間貯蔵した後のもの用い、実施例1と同様の試験を
行った。結果を表4に示す。尚、冷凍すり身からは無坐
り蒲鉾ゲルを調製して試験した。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】実施例6〜9、比較例5 糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩を、表5に示
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を、−30℃で3ケ月、6ケ
月、9ケ月間貯蔵した後のものを用い、実施例1と同様
の試験を行った結果を表6に示す。尚、冷凍すり身から
は無坐り蒲鉾ゲルを調製して試験した。
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を、−30℃で3ケ月、6ケ
月、9ケ月間貯蔵した後のものを用い、実施例1と同様
の試験を行った結果を表6に示す。尚、冷凍すり身から
は無坐り蒲鉾ゲルを調製して試験した。
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】実施例10、比較例6〜9 糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩を、表7に示
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を−30℃で2ケ月冷凍貯蔵
後、実施例1と同様にして試験した。結果を表8に示
す。尚冷凍すり身からは無坐り蒲鉾ゲルを調製して試験
した。但し、比較例6では冷凍すり身を解凍後、含有量
が1.75重量%となるように解凍したすり身に乳酸ナ
トリウムを添加し、比較例8では冷凍すり身を解凍後、
含有量が0.2重量%となるように解凍したすり身に重
合リン酸塩を添加したものを用いて蒲鉾ゲルを調製し
た。
す含有量となるように添加した他は、実施例1と同様に
して調製した冷凍すり身を−30℃で2ケ月冷凍貯蔵
後、実施例1と同様にして試験した。結果を表8に示
す。尚冷凍すり身からは無坐り蒲鉾ゲルを調製して試験
した。但し、比較例6では冷凍すり身を解凍後、含有量
が1.75重量%となるように解凍したすり身に乳酸ナ
トリウムを添加し、比較例8では冷凍すり身を解凍後、
含有量が0.2重量%となるように解凍したすり身に重
合リン酸塩を添加したものを用いて蒲鉾ゲルを調製し
た。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】表8に示す結果からあきらかなように、冷
凍すり身中に予め糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リ
ン酸塩が含有されていることが必要であり、冷凍すり身
を解凍した後、練り製品を製造する迄の間に、糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩等を添加しても、優れ
た練り製品を得ることはできない。
凍すり身中に予め糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リ
ン酸塩が含有されていることが必要であり、冷凍すり身
を解凍した後、練り製品を製造する迄の間に、糖質、乳
酸アルカリ金属塩、重合リン酸塩等を添加しても、優れ
た練り製品を得ることはできない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の冷凍すり身
は、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩を含有
することにより、従来の品質改良剤を含有する冷凍すり
身に比べ、冷凍貯蔵期間が長くなった場合でも、冷凍す
り身を原料として得られる練り製品の品質低下を効果的
に防止できる。また冷凍すり身を解凍する際のドリップ
の発生も効果的に抑制することができる。また本発明方
法によれば、上記優れた冷凍すり身を確実に製造するこ
とができる。
は、糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン酸塩を含有
することにより、従来の品質改良剤を含有する冷凍すり
身に比べ、冷凍貯蔵期間が長くなった場合でも、冷凍す
り身を原料として得られる練り製品の品質低下を効果的
に防止できる。また冷凍すり身を解凍する際のドリップ
の発生も効果的に抑制することができる。また本発明方
法によれば、上記優れた冷凍すり身を確実に製造するこ
とができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】乳酸アルカリ金属塩としては、主として乳
酸ナトリウム、乳酸カリウムが用いられ、これらは混合
して使用することもできる。また乳酸としては、L
(+)乳酸、D(−)乳酸、或いはこれらの混合物のい
ずれも使用可能である。また重合リン酸塩としては、例
えばピロリン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ポリリン
酸のナトリウム塩、カリウム塩、メタリン酸のナトリウ
ム塩、カリウム塩等が挙げられ、これらは2種以上の混
合物として用いることもできる。上記重合リン酸塩のう
ち、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩が好ましい。
酸ナトリウム、乳酸カリウムが用いられ、これらは混合
して使用することもできる。また乳酸としては、L
(+)乳酸、D(−)乳酸、或いはこれらの混合物のい
ずれも使用可能である。また重合リン酸塩としては、例
えばピロリン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ポリリン
酸のナトリウム塩、カリウム塩、メタリン酸のナトリウ
ム塩、カリウム塩等が挙げられ、これらは2種以上の混
合物として用いることもできる。上記重合リン酸塩のう
ち、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩が好ましい。
Claims (4)
- 【請求項1】 糖質、乳酸アルカリ金属塩及び重合リン
酸塩を含有することを特徴とする冷凍すり身。 - 【請求項2】 糖質の含有量が2〜20重量%、乳酸ア
ルカリ金属塩の含有量が乳酸換算量で0.1〜5重量
%、重合リン酸塩の含有量が0.01〜0.5重量%で
あることを特徴とする請求項1記載の冷凍すり身。 - 【請求項3】 すり身の製造工程で、糖質、乳酸アルカ
リ金属塩及び重合リン酸塩をすり身に添加した後、冷凍
することを特徴とする冷凍すり身の製造方法。 - 【請求項4】 糖質、乳酸アルカリ金属塩、重合リン酸
塩を、冷凍すり身中の含有量が、それぞれ2〜20重量
%、0.1〜5重量%(乳酸換算量として)、0.01
〜0.5重量%となるようにすり身に添加することを特
徴とする請求項3記載の冷凍すり身の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8322230A JPH10146172A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 冷凍すり身及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8322230A JPH10146172A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 冷凍すり身及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146172A true JPH10146172A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18141389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8322230A Pending JPH10146172A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 冷凍すり身及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10146172A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005032264A1 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-14 | Rune Neraal | Method for the preparation of frozen fish mass |
EP2227969A1 (en) | 2009-03-10 | 2010-09-15 | PURAC Biochem BV | Use of alkali metal lactate in curing of seafood surimi products |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8322230A patent/JPH10146172A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005032264A1 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-14 | Rune Neraal | Method for the preparation of frozen fish mass |
EP2227969A1 (en) | 2009-03-10 | 2010-09-15 | PURAC Biochem BV | Use of alkali metal lactate in curing of seafood surimi products |
WO2010103043A1 (en) | 2009-03-10 | 2010-09-16 | Purac Biochem Bv | Use of alkali metal lactate in curing of seafood surimi products |
US20120045541A1 (en) * | 2009-03-10 | 2012-02-23 | Purac Biochem B.V. | Use of alkali metal lactate in curing of seafood surimi products |
CN102413719A (zh) * | 2009-03-10 | 2012-04-11 | 普拉克生化公司 | 碱金属乳酸盐在鱼糜海产品固化中的用途 |
JP2012520065A (ja) * | 2009-03-10 | 2012-09-06 | ピュラック バイオケム ビー.ブイ. | 魚介すり身製品の保存におけるアルカリ金属ラクテートの使用 |
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