JPH10145877A - 遠隔操作装置及び検眼装置 - Google Patents

遠隔操作装置及び検眼装置

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JPH10145877A
JPH10145877A JP8317161A JP31716196A JPH10145877A JP H10145877 A JPH10145877 A JP H10145877A JP 8317161 A JP8317161 A JP 8317161A JP 31716196 A JP31716196 A JP 31716196A JP H10145877 A JPH10145877 A JP H10145877A
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JP
Japan
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signal
output
time
remote control
control device
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JP8317161A
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English (en)
Inventor
Kenta Shindou
建太 神藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の取りこぼしが無く正確な遠隔操作を行
うことができ、また消費電力の少ない遠隔操作装置及び
検眼装置を提供する。 【解決手段】 回転体3が所定量回転される毎に信号を
出力するジョグダイヤル2を備えた遠隔操作装置1にお
いて、所定時点から所定時間が経過したことを計測する
タイマー4と、タイマー4にて計測された所定時間内に
ジョグダイヤル2から出力された信号の数を計数するカ
ウンタ5と、カウンタ5にて計数された信号の数を示す
信号を外部に送出する送出部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の装置を遠隔
操作するための遠隔操作装置及び遠隔操作装置を備えた
検眼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自覚式や他覚式検眼装置に
は、この検眼装置を遠隔操作するための遠隔操作装置が
設けられている。このような従来の遠隔操作装置には、
操作性を向上させるため、いわゆるジョグダイヤルと呼
ばれる回転式の出力手段が備えられることが多い。この
回転式の出力手段は回転体が所定量(例えば1/10回
転)回転される毎に信号を出力するもので、このように
出力された信号を送出手段を介して検眼装置に送出して
いる。
【0003】このような従来の遠隔操作装置における、
回転式の出力手段から送出手段への信号出力と、送出手
段から検眼装置への信号送出とのタイミングを図7に示
す。この図7に示すように、従来、出力手段から出力信
号50(図では単に「出力50」として示す。以下同
じ)が出力された場合、送出手段は直ちに出力信号50
が出力された旨の信号80を検眼装置へ送出していた。
また同様に、出力手段から出力信号51が出力された場
合、送出手段は直ちに出力信号51が出力された旨の信
号81を検眼装置へ送出していた。すなわち従来の遠隔
操作装置は、出力手段から送出手段に出力される信号と
送出手段から検眼装置へ送出する信号とを一対一の関係
で処理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の遠隔操作装置は、上記のように出力手段から送出手
段に出力される信号と送出手段から検眼装置へ送出する
信号とを一対一の関係で処理していたので、ジョグダイ
ヤルが速く回された場合のように出力手段から送出手段
へ信号が頻繁に出力された場合には、全ての信号を完全
に検眼装置へ送出できない場合があった。具体的には、
図8に示すように、出力手段から出力信号52が出力さ
れた場合、送出手段は直ちに出力信号52が出力された
旨の信号82を検眼装置へ送出するが、この信号82を
検眼装置へ送出している途中で、出力手段から次の出力
信号53が出力された場合、送出手段は出力信号53が
出力された旨の信号を検眼装置へ送出することができ
ず、信号の取りこぼしが発生して、遠隔操作装置による
検眼装置の操作を正確に行えなくなるおそれがあった。
【0005】またこのような従来の遠隔操作装置は、上
述の通り一つの出力信号に対し一つの出力信号を送出し
ていたため、その都度電力を消費し、全体として多くの
電力を消費しまうという問題を有していた。
【0006】本発明は、このような従来の遠隔操作装置
及び検眼装置における問題点に鑑みてなされたもので、
信号の取りこぼしが無く正確な遠隔操作を行うことがで
き、また消費電力の少ない遠隔操作装置及び検眼装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の本発明は、回転体が所定量回転される
毎に信号を出力する出力手段を備えた遠隔操作装置にお
いて、所定時点から所定時間が経過したことを計測する
時間計測手段と、前記時間計測手段にて計測された所定
時間内に前記出力手段から出力された信号の数を計数す
る計数手段と、前記計数手段にて計数された信号の数を
示す信号を外部に送出する送出手段とを備えることを特
徴として構成されている。
【0008】また請求項2記載の本発明は、回転体が所
定量回転される毎に信号を出力する出力手段を備えた遠
隔操作装置において、所定時点に計測を開始し、所定時
間が経過したことを連続して計測する時間計測手段と、
前記時間計測手段にて連続して計測された各所定時間内
に、前記出力手段から出力された信号の数を計数する計
数手段と、前記計数手段にて計数された信号の数を示す
信号を外部に送出する送出手段とを備えることを特徴と
して構成されている。
【0009】また請求項3記載の本発明は、請求項1又
は2記載の本発明において、前記時間計測手段は、前記
送出手段にて外部に信号が出力された後、始めに前記出
力手段より信号が出力された時点から、前記所定時間の
計測を開始することを特徴として構成されている。
【0010】また請求項4記載の本発明は、請求項1乃
至3記載の本発明において、前記送出手段は、前記計測
手段にて前記所定時間が経過したことが計測された時点
で信号を外部に出力することを特徴として構成されてい
る。
【0011】また請求項5記載の本発明は、回転体が所
定量回転される毎に信号を出力する出力手段を備えた遠
隔操作装置において、前記回転体の回転速度を測定する
ための速度測定手段と、前記速度測定手段にて測定され
た前記回転体の回転速度が所定の開始速度になった時点
から所定の終了速度になった時点の間に、前記出力手段
から出力された信号の数を計数する計数手段と、前記計
数手段にて計数された信号の数を示す信号を外部に送出
する送出手段とを備えることを特徴として構成されてい
る。
【0012】また請求項6記載の本発明は、請求項5記
載の本発明において、前記送出手段は、前記速度測定手
段にて測定された前記回転体の回転速度が前記所定の終
了速度になった時点で信号を外部に出力することを特徴
として構成されている。
【0013】また請求項7記載の本発明は、回転体が所
定量回転される毎に信号を出力する出力手段を有する遠
隔操作装置を備える検眼装置において、前記遠隔操作装
置は、所定時点から所定時間が経過したことを計測する
時間計測手段と、前記所定時間内に前記出力手段から出
力された信号の数を計数する計数手段と、前記計数手段
にて計数された信号の数を示す信号を検眼装置本体に送
出する送出手段とを備え、前記遠隔操作装置から送出さ
れた信号の示す数に基づいてレンズ板を駆動し、該レン
ズ板に保持された所定のレンズを視野窓内に配置するこ
とを特徴として構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る検眼装置及び
遠隔操作装置の一実施形態について図面を参照して詳細
に説明する。図1は本実施形態に係る検眼装置のブロッ
ク図、図2は遠隔操作装置の外観図、図3は遠隔操作装
置における信号処理のフローチャートである。この図1
に示すように、検眼装置は遠隔操作装置1を備えた装置
本体10として構成されている。
【0015】この遠隔操作装置1は、図2に示すよう
に、装置本体とは独立した筐体に納められるもので、そ
のジョグダイヤル2を介して装置本体における被検眼測
定用のレンズ度数を変えるための操作手段である。装置
本体はこの遠隔操作装置1から出力された信号に基づい
て内部に配置された複数のレンズを駆動して視野窓内に
配置し、レンズ度数を切り換える。この遠隔操作装置1
は、このジョグダイヤル2の他、また図1に示すよう
に、タイマー4、カウンタ5、送出部6、表示部7及び
制御部8を備える。
【0016】ジョグダイヤル2は、図2に示すように、
筐体上面に突出して設けられた円形の回転体3が所定量
(例えば1/10回転)回転される毎に信号を出力する
出力手段である。また図1に示すタイマー4は、送出部
6にて装置本体10に信号が出力された後、始めにジョ
グダイヤル2より信号が出力された時点から所定時間
(例えば0.2秒)が経過したことを計測する時間計測
手段、カウンタ5は、所定時間内にジョグダイヤル2か
ら出力された信号の数を計数する計数手段で、送出部6
は、タイマー4にて所定時間が経過したことが計測され
た時点で、カウンタ5にて計数された信号の数を示す信
号を赤外波にて検眼装置本体に送出する送出手段であ
る。選択キー7は被検者に提示するチャートを選択す
る。また図1に示す制御部8は、上記ジョグダイヤル
2、タイマー4、カウンタ5、送出部6及び選択キー7
を制御する。なおタイマー4にて計測される所定時間
は、経験上定められるものであり、操作性と正確性を比
較考慮して最も適切な値が設定される。
【0017】一方、図1に示すように、装置本体10は
被検眼を測定するためのもので、レンズ板11、駆動部
12、受信部13、表示部14及び本体制御部15を備
えて構成されている。レンズ板11は図示しない複数の
レンズを保持する保持板で、駆動部12にて任意に回転
駆動され、複数のレンズのうち所定のレンズが図示しな
い視野窓に配置可能とされている。受信部13は遠隔操
作装置1から送出された信号を受信する受信手段であ
る。表示部14は装置本体10に設けられ、ジョグダイ
ヤル2でレンズ度数がアップ又はダウンされた値を表示
する。本体制御部15は、上記レンズ板11、駆動部1
2、受信部13及び表示部14を制御する。
【0018】次に、遠隔操作装置1を用いた操作につい
て図3を用いて説明する。まずタイマー4がリセットさ
れ、カウンタ5に初期値=1が設定されている初期状態
において、1回目の出力待ち状態となる(ステップS
1)。ここで制御部8ではジョグダイヤル2からの出力
の有無が常時監視されており(ステップS2)、始めに
ジョグダイヤル2から信号が出力された時点でタイマー
4が始動する(ステップS3)。
【0019】そして2回目の出力待ち状態となり(ステ
ップS4)、ジョグダイヤル2からの出力の有無が常時
監視される(ステップS5)。この監視は、タイマー4
がストップ(所定時間の計測を終了)しているか否かを
確認しつつ行われ(ステップS7)、2回目の出力がな
いままタイマー4がストップした場合には、カウンタ5
にて計数されたジョグダイヤル2からの出力信号の数
(すなわちこの場合には初期値=1)を示す信号(例え
ば遠隔操作装置1のアドレス、逆アドレス及び出力信号
の数「1」にて構成されるが、この信号の構成は公知の
技術に基づいて行われてよい)を制御部8が生成し、こ
の信号を送出部6が装置本体10に送出する(ステップ
S8)。
【0020】一方、図3のステップS5において、ジョ
グダイヤル2から2回目以降の出力があった場合には、
その都度タイマー4のカウント数を1づつアップする
(ステップS6)。そしてタイマー4がストップした場
合には、カウンタ5にて計数されたジョグダイヤル2か
らの出力信号の数(すなわちこの場合には2以上の数と
なる。例えば、出力信号の数=「3」とする)を示す信
号を制御部8が生成し、この信号を送出部6が装置本体
10に送出する。
【0021】そしてこのように送出部6が信号を送出し
た時点でタイマー4及びカウンタ5がリセットされ、次
回の出力待ち状態となる(ステップS1)。このように
して遠隔操作装置1により信号の送出処理が行われる。
この信号は、図1に示す、受信部13にて受信され、こ
の信号の内容に基づいて、本体制御部15は駆動部12
を制御し、レンズ板11を信号の示す出力信号の数
「3」段階回転させ、視野窓内に配置するレンズを変え
て、レンズ度数の切り換えが完了する。
【0022】このような遠隔操作装置1を用いた操作に
ついて、出力手段から送出手段への信号出力と、送出手
段から検眼装置への信号送出とのタイミングを図4に示
す。この図4に示すように、まずジョグダイヤル2から
送出部6へ出力信号54が出力された時点で、タイマー
4が所定時間90の計測を開始する。なおこの時点にお
いては、従来と異なり、送出部6は信号が出力された旨
の信号を装置本体10へ直ちに送出することは行わな
い。
【0023】タイマー4が所定時間90を計測している
間さらにジョグダイヤル2から送出部6へ出力信号5
5、56が出力されたとすると、カウンタ5にて最終的
に信号の数「3」が計数される。そして所定時間90の
経過直後に、この数「3」が制御部8へ出力され、数
「3」を示す信号83が生成されて、この信号83が装
置本体10へ送出される。この信号は、図1に示す、受
信部13にて受信され、この信号の内容に基づいて、本
体制御部15は駆動部12を制御し、レンズ板11を信
号の示す出力信号の数「3」段階回転させ、視野窓内に
配置するレンズを変えて、レンズ度数の切り換えが完了
する。このように、ジョグダイヤル2からの信号を所定
時間の範囲に集約して装置本体10へ送出し、送出する
信号の数を減らすことにより、信号取りこぼしを軽減
し、また消費電力を軽減することが可能となる。
【0024】次に、本発明の第二の実施形態について図
5を参照して詳細に説明する。なお特に説明なき部分は
上記実施形態(以下、「第一の実施形態」)と同じであ
る。本実施形態においては、信号の取りこぼしを防止す
る点に関し、第一の実施形態よりもさらに機能を強化し
たものである。
【0025】このため本実施形態においては、図5に示
すように、タイマー4は所定時間が経過したことを連続
して計測し、カウンタ5はタイマー4にて連続して計測
された各所定時間内にジョグダイヤル2から出力された
信号の数を計数し、送出部6はカウンタ5にて計数され
た信号の数を示す信号を順次装置本体10に送出する。
より具体的には、タイマー4は所定時間91〜93を連
続して計測する。これら所定時間91〜93は相互に同
じ長さである。そしてカウンタ5は、所定時間91〜9
3毎に、ジョグダイヤル2から出力された信号の数を計
数する。図5の場合、所定時間91内の信号の数は出力
57〜60の「4」、所定時間92内の信号の数は出力
61、62の「2」、所定時間93内の信号の数は出力
63〜65の「3」である。
【0026】そしてカウンタ5はこのような計数を行う
と同時に、各所定時間が経過した時点で信号の数を制御
部8に出力し、出力された信号の数を示す信号が制御部
8から装置本体10に順次送出される。所定時間91が
経過した時点では、信号の数「4」を示す信号84が送
出され、所定時間92が経過した時点では、信号の数
「2」を示す信号85が送出され、所定時間93が経過
した時点では、信号の数「3」を示す信号86が送出さ
れる。すなわちこの場合には、送出部6が信号を送出し
ている場合にも出力信号を計数するため、信号の取りこ
ぼしを完全になくすことができる。
【0027】ただし本実施形態を達成するためには、カ
ウンタ5や制御部8に高速処理を行わせる必要があるた
め、場合によってはカウンタ5を複数設けたり、制御部
8を高速処理可能なものにすることが好ましい。
【0028】次に、本発明の第三の実施形態について図
1、6を参照して詳細に説明する。なお特に説明なき部
分は上記第一の実施形態と同じである。本実施形態にお
いては、図1に点線で示すように、遠隔操作装置1には
回転体3の回転速度を測定するためのエンコーダ9が設
けられている。またこの場合には第一の実施形態で設け
られたタイマー4は省略されてよい。
【0029】本実施形態においてカウンタ5は、エンコ
ーダ9にて測定された回転体3の回転速度が所定の開始
速度になった時点から所定の終了速度になった時点の間
に、ジョグダイヤル2から出力された信号の数を計数
し、送出部6は、エンコーダ9にて測定された回転体3
の回転速度が所定の終了速度になった時点で、カウンタ
5にて計数された信号の数を示す信号を外部に送出す
る。
【0030】具体的には、図6に示すように、カウンタ
5に初期値が設定されている状態において、回転体3が
回され、エンコーダ9にて回転体3の回転速度が所定の
開始速度(例えば1回転/s)になったことが測定され
ると、カウンタ5がカウントを開始する。そして、エン
コーダ9にて回転体3の回転速度が所定の終了速度(例
えば0回転/s)になったことが測定されると、カウン
タ5がカウントを終了し、また同時に制御部8はカウン
タ5にて計数された出力信号の数を示す信号を生成し、
この信号を送出部6が装置本体10に送出する。図6に
示すように、開始速度から終了速度までの間にジョグダ
イヤル2から信号67〜70が出力されている場合に
は、カウンタ5は数「4」を計数し、終了速度になった
直後にこの数「4」を示す信号87が生成されて装置本
体10に送出される。なお所定の開始速度及び終了速度
は、経験上定められるものであり、操作性と正確性を比
較考慮して最も適切な値が設定される。すなわち、第一
及び第二の実施形態においては時間を基準として信号の
係数を行ったが、本実施形態においては速度を基準とし
て信号の係数を行う。
【0031】さて、これまで本発明の第一から第三の実
施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態に
限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異な
る形態において実施されてよいものであり、以下、これ
ら異なる形態について説明する。まず本発明の遠隔操作
装置は、検眼装置のみならず、ビデオレコーダのような
家電製品や画像処理装置といったあらゆる装置の遠隔操
作装置として用いられてよい。また遠隔操作装置は、装
置本体に対して無線のみならず有線にて接続されていて
もよい。
【0032】また第一及び第二の実施形態において、タ
イマー4が計測を開始する時点は、始めにジョグダイヤ
ル2より信号が出力された時点でなく、例えば、時間的
に若干タイミングを遅らせたり、ジョグダイヤル2より
2つ目以降の信号が出力された時点としてもよい。また
送出部6が信号を送出する時点は、タイマー4にて所定
時間が経過したことが計測された時点でなく、時間的に
若干タイミングを遅らせてもよい。さらに第三の実施形
態と同様にエンコーダ9を設け、このエンコーダ9にて
測定された回転体3の回転速度が低速である場合には従
来と同様にジョグダイヤル2から信号が出力される毎に
送出部6から信号を送出し、エンコーダ9にて測定され
た回転体3の回転速度が高速になった場合にタイマー4
やカウンタ5を用いた上記測定に切り替えてもよい。
【0033】あるいは第三の実施形態において、送出部
6が信号を送出する時点は、カウンタ5がカウントを終
了する時点と同じでなく、カウンタ5とは別個に終了速
度を設定してもよい。
【0034】
【発明の効果】上記したように請求項1記載の本発明
は、所定時点から所定時間が経過したことを計測する時
間計測手段と、時間計測手段にて計測された所定時間内
に出力手段から出力された信号の数を計数する計数手段
と、計数手段にて計数された信号の数を示す信号を外部
に送出する送出手段とを備えることにより、出力手段か
ら出力された信号を時間単位で集約して送出することが
でき、信号の取りこぼしを最小限に抑えることが可能と
なる。また遠隔操作装置の消費電力を低減することがで
きる。
【0035】さらに請求項2記載の本発明は、所定時点
に計測を開始し、所定時間が経過したことを連続して計
測する時間計測手段と、時間計測手段にて連続して計測
された各所定時間内に、出力手段から出力された信号の
数を計数する計数手段と、計数手段にて計数された信号
の数を示す信号を外部に送出する送出手段とを備えるこ
とにより、送出手段が信号を送出している場合にも出力
信号を計数するため、信号の取りこぼしを完全になくす
ことができる。
【0036】さらにまた請求項3記載の本発明は、時間
計測手段は、送出手段にて外部に信号が出力された後、
始めに出力手段より信号が出力された時点から、所定時
間の計測を開始することにより、出力手段より信号が出
力されて直ちに計測を開始されるので、計測の即応性が
向上して信号の取りこぼしを一層抑えれることができ
る。
【0037】しかも請求項4記載の本発明は、送出手段
は、計測手段にて所定時間が経過したことが計測された
時点で信号を外部に出力することにより、計測が終了し
た時点で直ちに信号を外部に出力でき、操作性が一層向
上する。
【0038】しかもまた請求項5記載の本発明は、回転
体の回転速度を測定するための速度測定手段と、速度測
定手段にて測定された回転体の回転速度が所定の開始速
度になった時点から所定の終了速度になった時点の間
に、出力手段から出力された信号の数を計数する計数手
段と、計数手段にて計数された信号の数を示す信号を外
部に送出する送出手段とを備えることにより、出力手段
から出力された信号を時間単位で集約して送出すること
ができ、信号の取りこぼしを最小限に抑えることが可能
となる。また遠隔操作装置の消費電力を低減することが
できる。
【0039】さらに請求項6記載の本発明は、送出手段
は、速度測定手段にて測定された回転体の回転速度が所
定の終了速度になった時点で信号を外部に出力すること
により、回転体が終了速度に達した時点、すなわち操作
が終了した時点で直ちに信号を外部に出力でき、操作性
が一層向上する。
【0040】さらにまた請求項7記載の本発明は、遠隔
操作装置は、所定時点から所定時間が経過したことを計
測する時間計測手段と、所定時間内に前記出力手段から
出力された信号の数を計数する計数手段と、計数手段に
て計数された信号の数を示す信号を検眼装置本体に送出
する送出手段とを備え、遠隔操作装置から送出された信
号の示す数に基づいてレンズ板を駆動し、該レンズ板に
保持された所定のレンズを視野窓内に配置することによ
り、信号のとりこぼしがない遠隔操作装置を用いて正確
な遠隔操作ができ、検眼装置としての操作性が一層向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検眼装置のブロック図である。
【図2】図1の遠隔操作装置の外観図である。
【図3】図1の遠隔操作装置の信号処理のフローチャー
トである。
【図4】第一の実施形態に係るジョグダイヤルの出力信
号と送出部の出力信号のタイミングチャートである。
【図5】第二の実施形態に係るジョグダイヤルの出力信
号と送出部の出力信号のタイミングチャートである。
【図6】第三の実施形態に係るジョグダイヤルの出力信
号と送出部の出力信号のタイミングチャートである。
【図7】従来の遠隔操作装置に係るジョグダイヤルの出
力信号と送出部の出力信号のタイミングチャートであ
り、比較的出力頻度の低い状態を示す。
【図8】従来の遠隔操作装置に係るジョグダイヤルの出
力信号と送出部の出力信号のタイミングチャートであ
り、比較的出力頻度の高い状態を示す。
【符号の説明】
1 遠隔操作装置 2 ジョグダイヤル 3 回転体 4 タイマー 5 カウンタ 6 送出部 7 選択キー 8 制御部 9 エンコーダ 10 装置本体 11 レンズ板 12 駆動部 13 受信部 14 表示部 15 本体制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体が所定量回転される毎に信号を出力
    する出力手段を備えた遠隔操作装置において、 所定時点から所定時間が経過したことを計測する時間計
    測手段と、 前記時間計測手段にて計測された所定時間内に前記出力
    手段から出力された信号の数を計数する計数手段と、 前記計数手段にて計数された信号の数を示す信号を外部
    に送出する送出手段とを備えることを特徴とする遠隔操
    作装置。
  2. 【請求項2】回転体が所定量回転される毎に信号を出力
    する出力手段を備えた遠隔操作装置において、 所定時点に計測を開始し、所定時間が経過したことを連
    続して計測する時間計測手段と、 前記時間計測手段にて連続して計測された各所定時間内
    に、前記出力手段から出力された信号の数を計数する計
    数手段と、 前記計数手段にて計数された信号の数を示す信号を外部
    に送出する送出手段とを備えることを特徴とする遠隔操
    作装置。
  3. 【請求項3】前記時間計測手段は、前記送出手段にて外
    部に信号が出力された後、始めに前記出力手段より信号
    が出力された時点から、前記所定時間の計測を開始する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】前記送出手段は、前記計測手段にて前記所
    定時間が経過したことが計測された時点で信号を外部に
    出力することを特徴とする請求項1乃至3記載の遠隔操
    作装置。
  5. 【請求項5】回転体が所定量回転される毎に信号を出力
    する出力手段を備えた遠隔操作装置において、 前記回転体の回転速度を測定するための速度測定手段
    と、 前記速度測定手段にて測定された前記回転体の回転速度
    が所定の開始速度になった時点から所定の終了速度にな
    った時点の間に、前記出力手段から出力された信号の数
    を計数する計数手段と、 前記計数手段にて計数された信号の数を示す信号を外部
    に送出する送出手段とを備えることを特徴とする遠隔操
    作装置。
  6. 【請求項6】前記送出手段は、前記速度測定手段にて測
    定された前記回転体の回転速度が前記所定の終了速度に
    なった時点で信号を外部に出力することを特徴とする請
    求項5記載の遠隔操作装置。
  7. 【請求項7】回転体が所定量回転される毎に信号を出力
    する出力手段を有する遠隔操作装置を備える検眼装置に
    おいて、 前記遠隔操作装置は、所定時点から所定時間が経過した
    ことを計測する時間計測手段と、前記所定時間内に前記
    出力手段から出力された信号の数を計数する計数手段
    と、前記計数手段にて計数された信号の数を示す信号を
    検眼装置本体に送出する送出手段とを備え、 前記遠隔操作装置から送出された信号の示す数に基づい
    てレンズ板を駆動し、該レンズ板に保持された所定のレ
    ンズを視野窓内に配置することを特徴とする検眼装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407676B1 (ko) * 2001-07-04 2003-11-28 김희찬 원격진료용 디지털 검안경 시스템
JP2008236546A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Clarion Co Ltd 回転量判断装置およびその装置に用いられるコンピュータプログラム
JP5444455B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-19 パナソニック株式会社 無線リモコン信号送信装置および無線リモコン信号受信装置
CN104814715A (zh) * 2015-05-13 2015-08-05 张仕郎 智能云验光机器人系统

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