JPH10145211A - 光エリアセンサ - Google Patents
光エリアセンサInfo
- Publication number
- JPH10145211A JPH10145211A JP8296255A JP29625596A JPH10145211A JP H10145211 A JPH10145211 A JP H10145211A JP 8296255 A JP8296255 A JP 8296255A JP 29625596 A JP29625596 A JP 29625596A JP H10145211 A JPH10145211 A JP H10145211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- circuit
- projector
- elements
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ビームを発生させる駆動電流の性質を変え
てS/N比を改善する。 【解決手段】 検出エリアの一方の側に互いに所定の間
隔を保って投光素子を複数個設けるとともに、その検出
エリアの他方の側にそれら各投光素子に対応して受光素
子を複数個設け、かつ同一光軸線上の上記投光素子と上
記受光素子とを互いに同期して順次駆動させる光エリア
センサにおいて、前記投光素子から発生される光ビーム
は、周波数変調波、又は所定の周波数を所定の間隔毎に
有する断続波の駆動電流により生成されたものである。
てS/N比を改善する。 【解決手段】 検出エリアの一方の側に互いに所定の間
隔を保って投光素子を複数個設けるとともに、その検出
エリアの他方の側にそれら各投光素子に対応して受光素
子を複数個設け、かつ同一光軸線上の上記投光素子と上
記受光素子とを互いに同期して順次駆動させる光エリア
センサにおいて、前記投光素子から発生される光ビーム
は、周波数変調波、又は所定の周波数を所定の間隔毎に
有する断続波の駆動電流により生成されたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光エリアセンサに係
り、特に、S/N改善度が大きくとれるとともに、検出
距離が大きく取れ、さらに、耐外乱光特性等を改善する
ことができるようにしたものに関する。
り、特に、S/N改善度が大きくとれるとともに、検出
距離が大きく取れ、さらに、耐外乱光特性等を改善する
ことができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光エリアセンサは、検出
エリアの一方の側に、互いに所定の間隔を保って投光素
子が複数個設けられているとともに、その検出エリアの
他方の側にそれら投光素子に対応して受光素子が複数個
設けられている。そして、同一光軸線上の投光素子と受
光素子とは、互いに同期して順次駆動されるように構成
されている。
エリアの一方の側に、互いに所定の間隔を保って投光素
子が複数個設けられているとともに、その検出エリアの
他方の側にそれら投光素子に対応して受光素子が複数個
設けられている。そして、同一光軸線上の投光素子と受
光素子とは、互いに同期して順次駆動されるように構成
されている。
【0003】上記投光素子は、駆動回路から、図2
(b)の(1)に示されるような、例えば60KHz の周
波数を有する駆動電流を所定時間受けたときに、その投
光素子に対応する受光素子に向けて光ビームを発射する
ように構成されている。そして、その光ビームを受けた
受光素子は、光ビームを受けて発生した電流を増幅器で
増幅処理して、図2(b)の(2)に示されるような、
検出信号「1」を生成するように構成されている。した
がって、その検出信号「1」が生成されたとき、検出エ
リア内に物体はないと判定され、また、その検出信号
「1」が生成されないとき、つまり「0」のときは、検
出エリア内に物体ありと判定される。
(b)の(1)に示されるような、例えば60KHz の周
波数を有する駆動電流を所定時間受けたときに、その投
光素子に対応する受光素子に向けて光ビームを発射する
ように構成されている。そして、その光ビームを受けた
受光素子は、光ビームを受けて発生した電流を増幅器で
増幅処理して、図2(b)の(2)に示されるような、
検出信号「1」を生成するように構成されている。した
がって、その検出信号「1」が生成されたとき、検出エ
リア内に物体はないと判定され、また、その検出信号
「1」が生成されないとき、つまり「0」のときは、検
出エリア内に物体ありと判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光エリアセンサの光ビームは、検出エリアを大きく
すると、つまり投,受光素子間の距離を大きくすると、
受光レベルが微小となり、外乱光の影響を受けて誤動作
する可能性が大きくなるという不都合があった。
来の光エリアセンサの光ビームは、検出エリアを大きく
すると、つまり投,受光素子間の距離を大きくすると、
受光レベルが微小となり、外乱光の影響を受けて誤動作
する可能性が大きくなるという不都合があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、投,受光素子
間の距離を大きくしてもS/N改善度が大きくでき、誤
動作することのない光エリアセンサを提供することにあ
る。
めになされたものであって、その目的は、投,受光素子
間の距離を大きくしてもS/N改善度が大きくでき、誤
動作することのない光エリアセンサを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光エリアセ
ンサは、上記目的を達成するために、検出エリアの一方
の側に互いに所定の間隔を保って投光素子を複数個設け
るとともに、その検出エリアの他方の側にそれら各投光
素子に対応して受光素子を複数個設け、かつ同一光軸線
上の上記投光素子と上記受光素子とを互いに同期して順
次駆動させる光エリアセンサにおいて、前記投光素子か
ら発生される光ビームは、周波数変調波、又は所定の周
波数を所定の間隔毎に有する断続波の駆動電流により生
成されたものであることを特徴としている。
ンサは、上記目的を達成するために、検出エリアの一方
の側に互いに所定の間隔を保って投光素子を複数個設け
るとともに、その検出エリアの他方の側にそれら各投光
素子に対応して受光素子を複数個設け、かつ同一光軸線
上の上記投光素子と上記受光素子とを互いに同期して順
次駆動させる光エリアセンサにおいて、前記投光素子か
ら発生される光ビームは、周波数変調波、又は所定の周
波数を所定の間隔毎に有する断続波の駆動電流により生
成されたものであることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る光エ
リアセンサの概略構成図であって、検出エリアAの一方
の側には、互いに所定の間隔を保って複数の投光素子D
1 〜Dn を有する投光器1が設けられている。
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る光エ
リアセンサの概略構成図であって、検出エリアAの一方
の側には、互いに所定の間隔を保って複数の投光素子D
1 〜Dn を有する投光器1が設けられている。
【0008】受光器2は、検出エリアAの他方側に設け
られていて、投光器1の各投光素子D1 〜Dn にそれぞ
れ対応して複数の受光素子R1 〜Rn が設けられてい
て、複数の光軸が形成されている。
られていて、投光器1の各投光素子D1 〜Dn にそれぞ
れ対応して複数の受光素子R1 〜Rn が設けられてい
て、複数の光軸が形成されている。
【0009】各投光素子D1 〜Dn は、投光回路1aか
ら駆動電流が供給されて光ビームを各受光素子R1 〜R
n 側に向けてそれぞれ発射するように構成されていると
ともに、この投光回路1aは、周知の光エリアセンサと
同様に、走査信号発生回路3からのクロック信号を受け
て作動する投光側シフト回路4により、各投光素子D1
〜Dn を所定時間毎に循環駆動されるように構成されて
いる。
ら駆動電流が供給されて光ビームを各受光素子R1 〜R
n 側に向けてそれぞれ発射するように構成されていると
ともに、この投光回路1aは、周知の光エリアセンサと
同様に、走査信号発生回路3からのクロック信号を受け
て作動する投光側シフト回路4により、各投光素子D1
〜Dn を所定時間毎に循環駆動されるように構成されて
いる。
【0010】また、この投光回路1aは、変調信号発生
回路5から、図2(a)の(1)に示されるような周波
数変調波(以下、FSK波という)の駆動電流を受けて
各投光素子D1 〜Dn をそれぞれ駆動するように構成さ
れている。なお、この投光回路1aは、上述のFSK波
に代えて変調信号発生回路5から、図2(a)の
(1′)に示されるような所定の周波数を所定の間隔毎
に有する断続波(以下、AM波という)の駆動電流を受
けて各投光素子R1 〜Rn をそれぞれ駆動するようにし
てもよい。
回路5から、図2(a)の(1)に示されるような周波
数変調波(以下、FSK波という)の駆動電流を受けて
各投光素子D1 〜Dn をそれぞれ駆動するように構成さ
れている。なお、この投光回路1aは、上述のFSK波
に代えて変調信号発生回路5から、図2(a)の
(1′)に示されるような所定の周波数を所定の間隔毎
に有する断続波(以下、AM波という)の駆動電流を受
けて各投光素子R1 〜Rn をそれぞれ駆動するようにし
てもよい。
【0011】各受光素子R1 〜Rn が光ビームを受光し
たときに生成した信号は、受光回路2aにより抽出さ
れ、その抽出された信号は、増幅/レベル検定回路6で
処理されるように構成されている。
たときに生成した信号は、受光回路2aにより抽出さ
れ、その抽出された信号は、増幅/レベル検定回路6で
処理されるように構成されている。
【0012】上述の受光回路2aは、周知の光エリアセ
ンサと同様に、上記走査信号発生回路3からのクロック
信号を受けて作動する受光側シフト回路7により、各受
光素子R1 〜Rn を所定時間毎に、各投光素子D1 〜D
n の駆動に対応させて、つまり同期状態を保って循環駆
動されるように構成されている。
ンサと同様に、上記走査信号発生回路3からのクロック
信号を受けて作動する受光側シフト回路7により、各受
光素子R1 〜Rn を所定時間毎に、各投光素子D1 〜D
n の駆動に対応させて、つまり同期状態を保って循環駆
動されるように構成されている。
【0013】増幅/レベル検定回路6は、受光によって
生成された信号を増幅して復調し、レベル検定して直流
電圧の出力信号を出力するように構成されている。な
お、この増幅/レベル検定回路6の増幅部には、FSK
波又はAM波を抽出するためのフィルタ回路が含まれて
いる。
生成された信号を増幅して復調し、レベル検定して直流
電圧の出力信号を出力するように構成されている。な
お、この増幅/レベル検定回路6の増幅部には、FSK
波又はAM波を抽出するためのフィルタ回路が含まれて
いる。
【0014】上述した各構成要素により、検出エリアA
内における物体の検出が行われる。すなわち、受光回路
2aは、検出エリアA内に各光軸(投光素子D1 及び受
光素子R1 間の光軸〜投光素子Dn 及び受光素子Rn 間
の光軸)の光ビームを遮断するものがなければ、各受光
素子R1 〜Rn の出力は、図2(a)の(2)に示され
るように、FSK波又はAM波に対応した「1」,
「0」のパルス波が検出される。もちろん、光ビームが
検出エリアA内の物体で遮断されたときは「0」とな
る。
内における物体の検出が行われる。すなわち、受光回路
2aは、検出エリアA内に各光軸(投光素子D1 及び受
光素子R1 間の光軸〜投光素子Dn 及び受光素子Rn 間
の光軸)の光ビームを遮断するものがなければ、各受光
素子R1 〜Rn の出力は、図2(a)の(2)に示され
るように、FSK波又はAM波に対応した「1」,
「0」のパルス波が検出される。もちろん、光ビームが
検出エリアA内の物体で遮断されたときは「0」とな
る。
【0015】増幅/レベル検定回路6は、受光回路2a
からの信号(図2(a)の(2)に示される信号)を処
理して、図2(a)の(3)に示されるような検出信号
を生成して出力することになる。ここで、「1」は検出
エリアA内に物体が無い状態を意味し、「0」は検出エ
リアA内に物体が存在していることを意味している。
からの信号(図2(a)の(2)に示される信号)を処
理して、図2(a)の(3)に示されるような検出信号
を生成して出力することになる。ここで、「1」は検出
エリアA内に物体が無い状態を意味し、「0」は検出エ
リアA内に物体が存在していることを意味している。
【0016】上述の検出において、光ビームを発生する
駆動電流は、図2(a)の(1)又は(1′)に示され
るような、FSK波又はAM波を使用しているので、図
2(b)の(1)に示されるような、単なる連続変調波
に比べて、復調時のS/N改善度を大きくすることがで
きる。
駆動電流は、図2(a)の(1)又は(1′)に示され
るような、FSK波又はAM波を使用しているので、図
2(b)の(1)に示されるような、単なる連続変調波
に比べて、復調時のS/N改善度を大きくすることがで
きる。
【0017】したがって、投光器1と受光器2との距離
がある程度離れていても、耐外乱光特性に優れ、S/N
比の向上を図ることが可能となる。このため、例えば、
駅のホームのレールを挾んで投,受光器1,2を設置し
て、落人検知装置とすることも可能となる。
がある程度離れていても、耐外乱光特性に優れ、S/N
比の向上を図ることが可能となる。このため、例えば、
駅のホームのレールを挾んで投,受光器1,2を設置し
て、落人検知装置とすることも可能となる。
【0018】図1に示される光エリアセンサの出力は、
通光/遮光検出処理回路10に入力され、この通光/遮
光検出処理回路10からは、検出エリアAに物体がな
く、つまり、増幅/レベル検定回路6の検出出力が
「1」のときに、検出エリアA内に物体なしを示す信号
が出力され、検出エリアA内に物体が存在するときは、
つまり、増幅/レベル検定回路6の検出出力が「0」の
ときに、検出エリアA内に物体ありを示す「0」の信号
が出力される。
通光/遮光検出処理回路10に入力され、この通光/遮
光検出処理回路10からは、検出エリアAに物体がな
く、つまり、増幅/レベル検定回路6の検出出力が
「1」のときに、検出エリアA内に物体なしを示す信号
が出力され、検出エリアA内に物体が存在するときは、
つまり、増幅/レベル検定回路6の検出出力が「0」の
ときに、検出エリアA内に物体ありを示す「0」の信号
が出力される。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る光エリアセンサは、検出エ
リアの一方の側に互いに所定の間隔を保って投光素子を
複数個設けるとともに、その検出エリアの他方の側にそ
れら各投光素子に対応して受光素子を複数個設け、かつ
同一光軸線上の上記投光素子と上記受光素子とを互いに
同期して順次駆動させる光エリアセンサにおいて、前記
投光素子から発生される光ビームは、周波数変調波、又
は所定の周波数を所定の間隔毎に有する断続波の駆動電
流により生成されたものとしたので、S/N改善度を高
めることができ、検出距離を大きくとれ、さらに、耐外
乱光特性等を改善することができる。
リアの一方の側に互いに所定の間隔を保って投光素子を
複数個設けるとともに、その検出エリアの他方の側にそ
れら各投光素子に対応して受光素子を複数個設け、かつ
同一光軸線上の上記投光素子と上記受光素子とを互いに
同期して順次駆動させる光エリアセンサにおいて、前記
投光素子から発生される光ビームは、周波数変調波、又
は所定の周波数を所定の間隔毎に有する断続波の駆動電
流により生成されたものとしたので、S/N改善度を高
めることができ、検出距離を大きくとれ、さらに、耐外
乱光特性等を改善することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る光エリアセンサの
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】(a)は本発明の光ビームを発生させる駆動電
流の波形と検出波形を示すタイムチャート、(b)は従
来の光ビームを発生させる駆動電流の波形と検出波形を
示すタイムチャートである。
流の波形と検出波形を示すタイムチャート、(b)は従
来の光ビームを発生させる駆動電流の波形と検出波形を
示すタイムチャートである。
1 投光器 1a 投光回路 2 受光器 2a 受光回路 3 走査信号発生回路 4 投光側シフト回路 5 変調信号発生回路 6 増幅/レベル検定回路 10 通光/遮光検出処理回路 D1 〜Dn 投光素子 R1 〜Rn 受光素子
Claims (1)
- 【請求項1】 検出エリアの一方の側に互いに所定の間
隔を保って投光素子を複数個設けるとともに、その検出
エリアの他方の側にそれら各投光素子に対応して受光素
子を複数個設け、かつ同一光軸線上の上記投光素子と上
記受光素子とを互いに同期して順次駆動させる光エリア
センサにおいて、 前記投光素子から発生される光ビームは、周波数変調
波、又は所定の周波数を所定の間隔毎に有する断続波の
駆動電流により生成されたものであることを特徴とする
光エリアセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8296255A JPH10145211A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 光エリアセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8296255A JPH10145211A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 光エリアセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145211A true JPH10145211A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17831211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8296255A Pending JPH10145211A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 光エリアセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10145211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011526743A (ja) * | 2008-01-31 | 2011-10-13 | イデント テクノロジー アーゲー | 回路構成、並びにスイッチ信号を蓄積及び送信する方法 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP8296255A patent/JPH10145211A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011526743A (ja) * | 2008-01-31 | 2011-10-13 | イデント テクノロジー アーゲー | 回路構成、並びにスイッチ信号を蓄積及び送信する方法 |
US8723715B2 (en) | 2008-01-31 | 2014-05-13 | Ident Technology Ag | Circuit arrangement, as well as method of charging and transmission of switch signals |
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