JPH10145184A - 波形等化回路 - Google Patents

波形等化回路

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JPH10145184A
JPH10145184A JP30500396A JP30500396A JPH10145184A JP H10145184 A JPH10145184 A JP H10145184A JP 30500396 A JP30500396 A JP 30500396A JP 30500396 A JP30500396 A JP 30500396A JP H10145184 A JPH10145184 A JP H10145184A
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JP
Japan
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signal
circuit
control signal
waveform
input signal
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Withdrawn
Application number
JP30500396A
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English (en)
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Yasuhiro Kakizuka
泰弘 柿塚
Toshikazu Fujii
俊和 藤井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】立ち上がりと立ち下がりの傾きが異なる再生信
号の場合でも、波形等化後のジッタ量を少なくする。 【解決手段】入力信号S1を、周波数特性を可変可能と
する波形等化部1に入力する。入力信号S1の演算を行
い、波形等化部1が入力信号S1を処理するタイミング
に合わせて、制御信号発生部2では入力信号S1の傾き
に応じた制御信号S3を生成する。記制御信号S3に基
づいて波形等化部1の周波数特性を可変する。入力信号
S1の立ち上がりと立ち下がりの傾きを検出し、その傾
きに応じて波形等化部1の波形等化特性を制御し、立ち
上がりと立ち下がり、それぞれの部分で常に最適な波形
等化特性を得ることで、入力信号S1の立ち上がりと立
ち下がりの非対称性が大きい場合でも出力信号S3のジ
ッタ量を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
に記録された情報を読み取る再生装置に用いて好適な波
形等化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号を記録媒体上に記録再生す
る手段の1つとして、光ディスク装置がある。光ディス
ク装置では、記録再生系を通過した信号に生じた周波数
特性劣化、歪み等を補正するために、再生回路中に波形
等化回路を設け、記録信号の符号列が符号間干渉を起こ
さないようにしている。
【0003】この波形等化回路によって十分に符号間干
渉、歪みが除去できない場合、ジッタすなわち位相誤差
が増加し、読み出し誤り率が増加してしまう。従来から
用いられている波形等化回路に、波形等化後の再生信号
のジッタ量を検出し、ジッタ量に応じて波形等化回路の
特性を制御する波形等化回路がある。この波形等化回路
では、ジッタ量をある時定数で積分して平均値をとり、
このジッタ量の平均値が最小となるように波形等化回路
の特性を制御して、常に最適な波形等化特性を保持す
る。
【0004】ところで、光ディスクの記録方法は、光ス
ポットにより記録媒体に熱を与え、記録媒体の熱による
状態変化を利用して、記録ピットを作成する方法が一般
的である。
【0005】近年、光ディスクの大容量化に伴って、記
録ピットの大きさ、及びその間隔が狭くなってきてい
る。そのため、光スポットにより与えられた熱が記録媒
体中を拡散する影響を無視できなくなってきており、記
録ピットの形状が理想的な小判型とはならず、非対称な
涙型の形状になってしまう。この記録ピットを再生した
場合、再生信号波形は、図15のように信号の立ち上が
りと立ち下がりの傾きが異なる非対称な波形となる。こ
の立ち上がりと立ち下がりが非対称な再生信号を、従来
の波形等化回路で波形等化した場合、問題がある。立ち
上がりと立ち下がりが非対称なので、立ち上がりと立ち
下がり部分で最適な波形等化特性、すなわちジッタが最
小となる波形等化特性となる制御量が異なる。
【0006】ところが、従来の波形等化回路は、ジッタ
の平均値が最小となるように波形等化特性を制御するた
め、立ち上がり部分と立ち下がり部分で最適な波形等化
特性とすることができない。例えば、波形等化後の信号
の立ち上がり部と立ち下がり部で、ジッタ量と波形等化
回路特性制御量の間に、図16のような関係があった場
合、波形等化回路の制御量は、立ち上がりと立ち下がり
のジッタ量の平均値が最小であるA点の値となる。
【0007】つまり、再生信号の立ち上がりと立ち下が
りの非対称性が大きく、立ち上がりと立ち下がり部分で
最適な波形等化特性を得る制御量が大幅に異なる場合、
従来の波形等化回路では立ち上がり部分と立ち下がり部
分それぞれの最適波形等化特性におけるジッタ量が小さ
いにも関わらず、制御量は立ち上がり部分と立ち下がり
部分のジッタ量の平均値が最小となる制御量になる。こ
のために波形等化後のジッタ量が大きな値になってしま
う、という問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の波形等化回路は、再生信号波形の立ち上がりと立ち下
がりの傾きが異なる場合、制御後の波形等化特性は、立
ち上がり部分と立ち下がり部分のジッタ量を加算した値
が最小となる特性になる。その結果、立ち上がりと立ち
下がり部分で、それぞれ最適な波形等化特性時に十分ジ
ッタが小さくても、制御量は立ち上がり部分と立ち下が
り部分のジッタ量を加算した値が最小となる制御量にな
るため、総合的に波形等化後のジッタが大きくなるとい
う問題があった。
【0009】この発明は、再生信号波形の立ち上がりと
立ち下がりの傾きが異なる場合でも、波形等化後のジッ
タ量を少なくできる波形等化回路を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明では、入力信号の波形歪みを低減する
波形等化回路において、前記入力信号を入力し、周波数
特性を可変可能とする波形等化部と、前記入力信号の演
算を行い、前記波形等化部が前記入力信号を処理するタ
イミングに合わせて、前記入力信号の傾きに応じた制御
信号を生成する制御信号発生部と、前記制御信号に基づ
いて前記波形等化部の周波数特性を可変する制御手段と
からなることを特徴とする。
【0011】また、立上がり立下がりの傾きが異なる信
号に比例する第1の信号を一定時間遅延した第2の信号
を発生する第1の遅延回路と、前記第2の信号を一定時
間遅延した第3の信号を発生する第2の遅延回路と、前
記第1〜第3の信号を重み付けして加算する重み変更可
能な重み付け加算回路と、前記第2の信号よりも遅延が
少ない第1の検出用信号および前記第2の信号よりも遅
延が大きい第2の検出用信号とを取り出す信号取り出し
回路と、前記第1および第2の検出用信号を演算して前
記第2の信号の傾きに応じた制御信号を発生する制御信
号発生部と、前記制御信号により前記重み付け加算回路
の重みを可変する可変手段とからなることを特徴とす
る。
【0012】上記した手段により、再生信号の立ち上が
りと立ち下がりの傾きを検出し、その傾きに応じて波形
等化特性を制御し、立ち上がりと立ち下がり、それぞれ
の部分で常に最適な波形等化特性を得ることで、再生信
号の立ち上がりと立ち下がりの非対称性が大きい場合で
も出力のジッタ量を少なくできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するための回路
構成図である。この実施の形態では、波形等化部1と制
御信号発生部2とから波形等化回路を構成し、波形等化
部1は、立ち上がりと立ち下がりの傾きが異なる非対称
な信号波形である、入力信号S1を波形等化して出力信
号S2を出力する。また、制御信号発生部2は、入力信
号S1の傾きを検出し、その傾きに基づいた制御信号S
3を生成する。波形等化部1は、この制御信号S3によ
って等化特性を制御する。
【0014】制御信号発生部2は、微分回路3、ピーク
検出回路4a、ボトム検出回路4b、平滑回路5a、5
b、極性判別回路6、制御信号選択回路7とから成り、
入力信号S1に基づき制御信号S3を生成し、波形等化
部1に出力する。ピーク検出回路4aと平滑回路5aが
立ち上がり用、ピーク検出回路4bと平滑回路5bが立
ち下がり用の制御信号生成回路である。
【0015】ここで、制御信号発生部2の各部分の信号
波形を示した図2とともに、制御信号発生部2の動作に
ついてさらに説明する。
【0016】微分回路3では、入力信号S1を微分し、
入力信号S1の立ち上がりおよび立ち下がりとその傾き
を検出して信号aを出力する。微分回路3の出力信号a
のうち、ピーク検出回路4aでは、入力信号S1の立ち
上がりの傾きに比例するピークの大きさを検出して信号
bを、ボトム検出回路4bでは、入力信号S1の立ち下
がりの傾きに比例するボトムの大きさを検出して信号c
を、それぞれ出力する。平滑回路5aはピーク検出回路
4aの出力信号bを平滑した信号dを、平滑回路5aは
ボトム検出回路4bの出力信号cを平滑した信号eを、
それぞれ出力する。その結果、平滑回路5aの出力信号
dは、入力信号S1の立ち上がりの傾きの平均値に比例
した信号となり、平滑回路5bの出力信号eは、出力信
号S1の立ち下がりの傾きの平均値に比例した信号とな
る。
【0017】また、極性判別回路6では微分回路3の出
力の極性を判別して、入力信号S1の立ち上がり、立ち
下がりを検出し、その検出結果に基づき入力信号の立ち
上がりと立ち下がりの間で、制御信号S3が切り換わる
ようなタイミング信号fを出力する。なお、タイミング
信号fとしては、極性判別回路6の極性判別結果から正
極性の出力を取り出したものがあるが、入力信号の立ち
上がりと立ち下がりの間で制御信号S3が切り換わるも
のであれば、どんな信号でもよい。
【0018】選択回路7は、タイミング信号fによっ
て、入力信号の立ち上がりを含む期間では平滑回路5a
出力を、入力信号の立ち下がりを含む期間では平滑回路
5b出力を選択して、制御信号S3として出力する。
【0019】その結果、入力信号S1の傾きと制御信号
S3の関係は、図3のようになる。ここで、簡単のため
に、入力信号S1の立ち上がり部分を波形等化する場合
について説明する。この場合、図3の入力信号S1の傾
きと制御信号S3の関係は、図4のようになる。図5の
ように、入力信号S1の傾きの平均値がある基準値より
小さい場合は、高域強調量を増加する。逆に、制御信号
S3が大きい、すなわち入力信号S1の傾きの平均値が
ある基準値より大きい場合は、高域強調量を減少するよ
うに周波数特性を制御する。制御信号S3と高域強調量
の関係を図6(a)に示す。
【0020】この制御信号S3と高域強調量の関係は、
入力信号S1の傾きに応じて、波形等化部1出力のジッ
タが最小になるように選び、例えば、図6(b)、図6
(c)のような関係でもよい。
【0021】入力信号S1の立ち下がり部分を波形等化
する場合も立ち上がり部分を波形等化する場合と同様
で、入力信号の立ち上がり、立ち下がりを合わせた制御
信号S3と高域強調量の関係は、図7に示すようにな
る。
【0022】この波形等化部1に、立ち上がりと立ち下
がりが非対称であり、図8に示すようにジッタが最小と
なる最適な波形等化特性制御量が立ち上がりと立ち下が
りで大幅に違う信号を入力した場合、この実施の形態で
は、入力信号S1の立ち上がり部分を波形等化するとき
の波形等化部1の特性と、入力信号S1の立ち下がり部
分を波形等化するときの波形等化部1の特性をそれぞれ
別々に独立して制御し、立ち上がり、立ち下がり部分で
それぞれ、最適な波形等化特性にすることができる。
【0023】その結果、図8において、波形等化部1の
出力信号のジッタ量は、立ち上がり部ではB点、立ち下
がり部ではC点のジッタ量となり、波形等化後のジッタ
量の増加を抑えることができる。
【0024】このように、実施の形態は、立ち上がりと
立ち下がりが非対称な入力信号でも、出力信号のジッタ
量を抑えた常に最適な波形等化特性を保持することが可
能となる。
【0025】図9は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、波形等化部11をトランスバーサルフィルタにより
構成したもので、遅延時間がτ1である遅延回路11
2,113、遅延時間がτ2である遅延回路111,1
14、利得がaである演算回路115,117と利得が
bである演算回路116と加算回路118から構成す
る。
【0026】入力信号S1をa倍した信号と、入力信号
S1を(τ1+τ2)だけ遅延した信号をb倍した信号
と、入力信号S1を2・(τ1+τ2)だけ遅延した信
号をa倍した信号との3つの信号を加算回路118で加
算して、波形等化特性を得ている。
【0027】また、波形等化部11は、演算回路115
〜117の重み付けを制御信号S4によって変えて、波
形等化特性を制御している。制御信号発生部21の構成
要素は、加算回路211,212と絶対値回路213で
ある。
【0028】以下、制御信号発生部21の各部分の信号
波形を図10に示し、制御信号発生部21の動作につい
てさらに説明する。加算回路211は、入力信号S1を
τ2だけ遅延した信号S3aと、入力信号S1を(2τ
1+τ2)だけ遅延した信号S3bの差を取って出力
し、入力信号S1の微分波形の出力信号aを出力する。
絶対値回路213は、加算回路211の出力信号aを絶
対値化された信号bを出力する。この絶対値回路213
の出力は、入力信号S1の傾き量の絶対値に比例し、か
つ入力信号の立ち上がりもしくは立ち下がりを含む一定
期間内だけに発生する信号となる。この出力信号bに加
算回路212において、一定のオフセット電圧Vofs
を加算した後、制御信号S4として出力し、波形等化部
11の演算回路115〜117の重み付け係数を制御す
る。
【0029】波形等化部11は、制御信号S4によって
各遅延回路の出力の重み付け係数a,bが変えられて、
波形等化特性を制御できる。入力信号S1の傾きと制御
信号S4の関係を図11に示す。トランスバーサルフィ
ルタである波形等化部11の伝達関数は、
【数1】 である。例えば、制御信号がkのときに、重みづけ係数
a,bをb=(2/k)+1、a=―1/kとなるよう
に制御すると、トランスバーサルフィルタの周波数特性
は、式(1)にb=(2/k)+1、a=―1/kを代
入して、
【数2】 となり、図12のように、制御量kの減少にともなっ
て、等化特性の高域強調量を増加する、つまり、傾きが
小さいときに高域強調量を大きくなるように制御でき
る。
【0030】この実施の形態は、入力信号の傾きに応じ
て波形等化特性の制御信号を変えるため、立ち上がりと
立ち下がりが非対称な入力信号でも、立ち上がり、立ち
下がりそれぞれの傾きに応じて、波形等化回路の特性を
制御し、立ち上がり、立ち下がり部分でそれぞれ、最適
な波形等化特性にすることができる。
【0031】図13は、この発明の第3の実施の形態に
ついて説明するための回路構成図である。この実施の形
態では、制御信号発生部22は、遅延回路221と、極
性検出回路222からなり、遅延回路221の遅延時間
は、入力信号S1の最小反転時間よりも短い時間であ
り、極性検出回路222は、遅延回路221出力信号の
極性を検出して、信号の極性が正極性のときは、制御量
k1の制御信号3として、信号の極性が負極性のとき
は、制御量k2の制御信号S3を出力して、波形等化器
1の特性を制御する。
【0032】制御量k1,k2はそれぞれ、k1は入力
信号の立ち下がり時に最適な波形等化特性となる制御
量、k2は入力信号の立ち上がり時に最適な波形等化特
性となる制御量である。図14に、このときの制御量k
1,k2と波形等化特性の関係を示す。
【0033】この実施の形態では、入力信号の立ち上が
り部分と立ち下がり部分でそれぞれ最適な波形等化特性
にできるので、立ち上がりと立ち下がりが非対称な入力
信号に対しても、常に最適な波形等化特性を保持するこ
とが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の波形等
化回路によれば、立ち上がりと立ち下がりが非対称な入
力信号でも、出力信号のジッタ量を抑えた常に最適な波
形等化特性を保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図2】図1の制御信号発生部の動作について説明する
ための信号波形図。
【図3】図1における入力信号の傾きと制御信号の関係
について説明するための説明図。
【図4】図3の入力信号の傾きと制御信号の関係の立ち
上がり部分を用いることを説明するための説明図。
【図5】図1における入力信号の制御信号と波形等化特
性との関係について説明するための説明図。
【図6】図1における制御信号と高域強調量の関係につ
いて説明するための説明図。
【図7】図1における入力信号の立ち上がり、立ち下が
りを合わせた制御信号と高域強調量の関係について説明
するための説明図。
【図8】図1におけるジッタ量と制御信号の関係につい
て説明するための説明図。
【図9】この発明の第2の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図10】図9の制御信号発生部の動作について説明す
るための信号波形図。
【図11】図9における入力信号の傾きと制御信号の関
係について説明するための説明図。
【図12】図9における制御信号と波形等化特性の高域
強調量の関係について説明するため説明図。
【図13】この発明の第3の実施の形態について説明す
るための回路構成図。
【図14】図13の制御信号と波形等化特性の関係につ
いて説明するための説明図。
【図15】一般的な記録ピットの形状とこれの再生信号
波形の傾きについて説明するための説明図。
【図16】一般的なジッタ量と波形等化回路特性制御量
の関係について説明するための説明図。
【符号の説明】
1,11…波形等化部、2,21,22…制御信号発生
部、3…微分回路、4a…ピーク検出回路、4b…ボト
ム検出回路、5a,5b…平滑回路、6…極性判別回
路、7…選択回路、111〜114,221…遅延回
路、115〜117…演算回路、118,211,21
2…加算回路、213…絶対値回路、222…極性検出
回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の波形歪みを低減する波形等化
    回路において、 前記入力信号を入力し、周波数特性を可変可能とする波
    形等化部と、 前記入力信号の演算を行い、前記波形等化部が前記入力
    信号を処理するタイミングに合わせて、前記入力信号の
    傾きに応じた制御信号を生成する制御信号発生部と、 前記制御信号に基づいて前記波形等化部の周波数特性を
    可変する制御手段とからなることを特徴とする波形等化
    回路。
  2. 【請求項2】 前記制御信号発生部は、前記入力信号の
    傾きの絶対値が相対的に小さいときに高域強調量が相対
    的に大きくなるように、前記波形等化部を制御する制御
    信号を発生することを特徴とする請求項1記載の波形等
    化回路。
  3. 【請求項3】 前記制御信号発生部は、前記入力信号の
    傾きの極性により高域強調量が異なるように、前記波形
    等化部を制御する制御信号を発生することを特徴とする
    請求項1記載の波形等化回路。
  4. 【請求項4】 制御信号発生部は、前記入力信号の傾き
    が正極性のときの傾きの平均値および傾きが負極性のと
    きの傾きの平均値を検出し、それぞれの極性の傾きの平
    均値に応じて、前記波形等化回路の高域強調量を制御す
    る制御信号を発生することを特徴とする請求項1記載の
    波形等化回路。
  5. 【請求項5】 前記制御信号発生部は、 入力される立上がり立下がりの傾きが異なる入力信号を
    微分する微分回路と、 前記微分回路の出力信号のピーク値を検出するピーク検
    出回路と、 前記ピーク検出回路の出力信号を平滑する第1の平滑回
    路と、 前記微分回路の出力信号のボトム値を検出するボトム検
    出回路と、 前記ボトム検出回路の出力信号を平滑する第2の平滑回
    路と、 前記微分回路の出力信号の極性を判別する極性判別回路
    と、 前記極性判別回路の出力信号に応じて前記第1および第
    2の平滑回路の出力とを選択して制御信号出力端子に供
    給する制御信号選択回路とから構成してなることを特徴
    とする請求項1記載の波形等化回路。
  6. 【請求項6】 前記制御信号発生部は、前記入力信号を
    遅延する遅延回路と、前記遅延回路により遅延された信
    号の極性を検出する極性検出回路とからなり、前記極性
    検出回路の出力を制御信号としたことを特徴とする請求
    項1記載の波形等化回路。
  7. 【請求項7】 立上がり立下がりの傾きが異なる信号に
    比例する第1の信号を一定時間遅延した第2の信号を発
    生する第1の遅延回路と、 前記第2の信号を一定時間遅延した第3の信号を発生す
    る第2の遅延回路と、 前記第1〜第3の信号を重み付けして加算する重み変更
    可能な重み付け加算回路と、 前記第2の信号よりも遅延が少ない第1の検出用信号お
    よび前記第2の信号よりも遅延が大きい第2の検出用信
    号とを取り出す信号取り出し回路と、 前記第1および第2の検出用信号を演算して前記第2の
    信号の傾きに応じた制御信号を発生する制御信号発生部
    と、 前記制御信号により前記重み付け加算回路の重みを可変
    する可変手段とからなることを特徴とする波形等化回
    路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473458B1 (ko) * 2001-04-26 2005-03-09 티아크 가부시키가이샤 광 디스크장치
WO2005024822A1 (ja) * 2003-09-02 2005-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 再生信号処理装置、及び再生信号処理方法
DE112021001006T5 (de) 2020-02-13 2023-04-13 Alps Alpine Co., Ltd. Empfänger
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