JPH1014408A - 苗木栽培容器 - Google Patents
苗木栽培容器Info
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- JPH1014408A JPH1014408A JP8174542A JP17454296A JPH1014408A JP H1014408 A JPH1014408 A JP H1014408A JP 8174542 A JP8174542 A JP 8174542A JP 17454296 A JP17454296 A JP 17454296A JP H1014408 A JPH1014408 A JP H1014408A
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- JP
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- starch
- mixture
- seedling
- pot
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗木などの育苗期間中は分解され難くその機
械的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させた苗
又は苗木を移植する際に苗木栽培容器に容れたまま埋め
殺し可能な苗木栽培容器であり、苗木の根を苗木栽培容
器の周壁を突き破って外へ自由に張出させることがで
き、苗木の根を苗木栽培容器の周壁に絡ませることがで
きる苗木栽培容器を提供すること 【解決手段】 ポリ乳酸とデンプンとの混合物を成型し
てなる苗木栽培容器1であって、該混合物に含まれるデ
ンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%以
下であるところに特徴を有する。
械的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させた苗
又は苗木を移植する際に苗木栽培容器に容れたまま埋め
殺し可能な苗木栽培容器であり、苗木の根を苗木栽培容
器の周壁を突き破って外へ自由に張出させることがで
き、苗木の根を苗木栽培容器の周壁に絡ませることがで
きる苗木栽培容器を提供すること 【解決手段】 ポリ乳酸とデンプンとの混合物を成型し
てなる苗木栽培容器1であって、該混合物に含まれるデ
ンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%以
下であるところに特徴を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として農業もしく
は園芸分野において利用される苗木栽培容器に関するも
のであり、より詳細には、気中において野菜や草花等の
苗、又は樹木の苗木などの育苗期間中は分解され難くそ
の機械的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させ
た苗又は苗木を定植もしくは鉢上げする際に、苗木栽培
容器に容れたまま埋め殺し可能であり、移植後に急速に
分解されて資化する苗木栽培容器に関するものである。
は園芸分野において利用される苗木栽培容器に関するも
のであり、より詳細には、気中において野菜や草花等の
苗、又は樹木の苗木などの育苗期間中は分解され難くそ
の機械的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させ
た苗又は苗木を定植もしくは鉢上げする際に、苗木栽培
容器に容れたまま埋め殺し可能であり、移植後に急速に
分解されて資化する苗木栽培容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の農園芸又は林業の分野において利
用される苗木栽培容器としては、取り扱い易さ、価格の
観点から、生分解性がない塩化ビニルやポリエチレンの
ような樹脂で作られたものがその殆んどである。これら
は、生分解性でないために、苗をポットから抜きだして
植え替えるいわゆる移植、もしくは苗をポットから抜き
だしてより大きなポットに植え替える所謂鉢上げが必要
となってくるが、移植作業上の煩雑さのみならず、移植
時に根の周りに付着した土が崩れ易く、移植作業が困難
であるとともに、根を傷つけ、枯死の原因となり、さら
に不要になったポットが産業廃棄物となるという問題が
あり、その改善が望まれていた。
用される苗木栽培容器としては、取り扱い易さ、価格の
観点から、生分解性がない塩化ビニルやポリエチレンの
ような樹脂で作られたものがその殆んどである。これら
は、生分解性でないために、苗をポットから抜きだして
植え替えるいわゆる移植、もしくは苗をポットから抜き
だしてより大きなポットに植え替える所謂鉢上げが必要
となってくるが、移植作業上の煩雑さのみならず、移植
時に根の周りに付着した土が崩れ易く、移植作業が困難
であるとともに、根を傷つけ、枯死の原因となり、さら
に不要になったポットが産業廃棄物となるという問題が
あり、その改善が望まれていた。
【0003】農園芸又は林業の分野において、生分解性
の素材を利用して作成した苗木栽培容器としては、例え
ば、ポリエチレンやナイロンなどのような非生分解性材
料に、おがくず等のセルロース類を混合した素材を用い
て作成された移植可能な植木鉢(特開昭51−5753
3号公報)、脂肪族ポリエステルと脂肪族ポリアミドか
らなる共重合体を用いて作成された植林鉢(特開昭54
−1123453号公報)、古紙に代表される紙など植
物繊維のポットの表面にポリヒドロキシ酪酸・ポリヒド
ロキシ吉草酸共重合体の膜を形成させ複合体としたもの
(特開平2−286013号公報)、水溶性ビニロンと
レーヨンとウールとの混合繊維を熱圧着した不織布から
なる育苗用容器であって内側面にセルロースアセテート
樹脂を付着させるとともに、外側面にキトサンとセルロ
ースを主成分とする生分解性バインダー単独又はコーン
スターチ、デンプンの可塑剤を混入した複合バインダー
等を付着させたもの(特開平6−98635号公報)等
などが、開示されている。
の素材を利用して作成した苗木栽培容器としては、例え
ば、ポリエチレンやナイロンなどのような非生分解性材
料に、おがくず等のセルロース類を混合した素材を用い
て作成された移植可能な植木鉢(特開昭51−5753
3号公報)、脂肪族ポリエステルと脂肪族ポリアミドか
らなる共重合体を用いて作成された植林鉢(特開昭54
−1123453号公報)、古紙に代表される紙など植
物繊維のポットの表面にポリヒドロキシ酪酸・ポリヒド
ロキシ吉草酸共重合体の膜を形成させ複合体としたもの
(特開平2−286013号公報)、水溶性ビニロンと
レーヨンとウールとの混合繊維を熱圧着した不織布から
なる育苗用容器であって内側面にセルロースアセテート
樹脂を付着させるとともに、外側面にキトサンとセルロ
ースを主成分とする生分解性バインダー単独又はコーン
スターチ、デンプンの可塑剤を混入した複合バインダー
等を付着させたもの(特開平6−98635号公報)等
などが、開示されている。
【0004】多くの生分解性ポリマーに関する総説の中
には、ポリ乳酸を農園芸用の苗木栽培容器に応用する可
能性が示唆されているが、具体化させた例は報告されて
いない。
には、ポリ乳酸を農園芸用の苗木栽培容器に応用する可
能性が示唆されているが、具体化させた例は報告されて
いない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の苗木栽培容器は、定植或いは鉢上げ後におい
て、苗木栽培容器の周壁に通気性がなく養分を含んだ水
分が自由通過できないのでポットの周壁で隔離されるポ
ット内部とポット外部との土壌条件等が一定にならない
ためか、或いは苗木栽培容器の構成素材が根の根張りを
阻害するためか、ポットの周壁を突き破って根が外へ自
由に張り出すことがなく、苗木栽培容器内で根の旋回現
象(サークル現象とか、ルーピング現象とか呼ばれる)
を惹起していた。
た従来の苗木栽培容器は、定植或いは鉢上げ後におい
て、苗木栽培容器の周壁に通気性がなく養分を含んだ水
分が自由通過できないのでポットの周壁で隔離されるポ
ット内部とポット外部との土壌条件等が一定にならない
ためか、或いは苗木栽培容器の構成素材が根の根張りを
阻害するためか、ポットの周壁を突き破って根が外へ自
由に張り出すことがなく、苗木栽培容器内で根の旋回現
象(サークル現象とか、ルーピング現象とか呼ばれる)
を惹起していた。
【0006】また、合成樹脂を含む成型体にあっては、
使用後の処分問題として産業廃棄物として扱われ、焼却
時の有毒ガスの発生や高温のために焼却炉自体を痛める
といった欠点がある。
使用後の処分問題として産業廃棄物として扱われ、焼却
時の有毒ガスの発生や高温のために焼却炉自体を痛める
といった欠点がある。
【0007】また、おがくずや古紙等の植物繊維を素材
に用いた成型体にあっては、リグニン等の生分解を阻害
する物質が含まれるため、フィールドへ移植した後も分
解されずに長く残存して根の成長(根張り)に悪影響を
及ぼし、吸水性が高すぎて耐水強度が低く、保型性が悪
いと云う欠点がある。
に用いた成型体にあっては、リグニン等の生分解を阻害
する物質が含まれるため、フィールドへ移植した後も分
解されずに長く残存して根の成長(根張り)に悪影響を
及ぼし、吸水性が高すぎて耐水強度が低く、保型性が悪
いと云う欠点がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み鋭意創案さ
れたものであって、その解決すべき課題は、上述した従
来の苗木栽培容器が具有する上述した問題点を解消する
ことであり、その目的とするところは、気中において野
菜や草花等の苗、又は樹木の苗木などの育苗期間中は分
解され難くその機械的強度が保たれ、発芽してある程度
まで育成させた苗又は苗木を移植する際に苗木栽培容器
に容れたまま埋め殺し可能な苗木栽培容器であって、苗
木の根を苗木栽培容器の周壁を突き破って外へ自由に張
出させることができ、苗木の根を苗木栽培容器の周壁に
絡ませることができる苗木栽培容器を提供することであ
る。
れたものであって、その解決すべき課題は、上述した従
来の苗木栽培容器が具有する上述した問題点を解消する
ことであり、その目的とするところは、気中において野
菜や草花等の苗、又は樹木の苗木などの育苗期間中は分
解され難くその機械的強度が保たれ、発芽してある程度
まで育成させた苗又は苗木を移植する際に苗木栽培容器
に容れたまま埋め殺し可能な苗木栽培容器であって、苗
木の根を苗木栽培容器の周壁を突き破って外へ自由に張
出させることができ、苗木の根を苗木栽培容器の周壁に
絡ませることができる苗木栽培容器を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したかかる課題を解
決するために採った本発明は、請求項1の発明の要旨と
するところは、「ポリ乳酸とデンプンとの混合物を成型
してなる苗木栽培容器であって、該混合物に含まれるデ
ンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%以
下であることを特徴とする苗木栽培容器。」にあり、請
求項2の発明の要旨とするところは、「ポリ乳酸と、該
ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエステルと、デンプンと
の混合物を成型してなる苗木栽培容器であって、該混合
物に含まれる他の脂肪族ポリエステルの含有量が前記混
合物の全体あたり10重量%以下であるとともにデンプ
ンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%未満で
あることを特徴とする苗木栽培容器。」にあり、請求項
3の発明の要旨とするところは、「ポリ乳酸70〜90
重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエステル30
〜10重量%とから成る共重合体と、デンプンとの混合
物を成型してなる苗木栽培容器であって、該混合物に含
まれるデンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40
重量%未満であることを特徴とする苗木栽培容器。」に
あり、これらの苗木栽培容器は、生分解性のポリ乳酸と
デンプンとの混合物を出発原料として成型されているの
で、バクテリアによって加水分解され、バクテリアの加
水分解により産生された低分子の乳酸やブドウ糖等は土
壌の水分に溶解して根から吸収される(資化性物質とし
て作用する)。
決するために採った本発明は、請求項1の発明の要旨と
するところは、「ポリ乳酸とデンプンとの混合物を成型
してなる苗木栽培容器であって、該混合物に含まれるデ
ンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%以
下であることを特徴とする苗木栽培容器。」にあり、請
求項2の発明の要旨とするところは、「ポリ乳酸と、該
ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエステルと、デンプンと
の混合物を成型してなる苗木栽培容器であって、該混合
物に含まれる他の脂肪族ポリエステルの含有量が前記混
合物の全体あたり10重量%以下であるとともにデンプ
ンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%未満で
あることを特徴とする苗木栽培容器。」にあり、請求項
3の発明の要旨とするところは、「ポリ乳酸70〜90
重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエステル30
〜10重量%とから成る共重合体と、デンプンとの混合
物を成型してなる苗木栽培容器であって、該混合物に含
まれるデンプンの含有量が前記混合物の全体あたり40
重量%未満であることを特徴とする苗木栽培容器。」に
あり、これらの苗木栽培容器は、生分解性のポリ乳酸と
デンプンとの混合物を出発原料として成型されているの
で、バクテリアによって加水分解され、バクテリアの加
水分解により産生された低分子の乳酸やブドウ糖等は土
壌の水分に溶解して根から吸収される(資化性物質とし
て作用する)。
【0010】また、気中において野菜や草花等の苗、又
は樹木の苗木などの育苗期間中は分解され難くその機械
的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させた苗又
は苗木を移植或いは鉢上げする際に苗木栽培容器に容れ
たまま埋め殺し可能であり、そして、移植或いは鉢上げ
後にあっては、植物の根が苗木栽培容器の周壁を突き破
って四方八方に伸び、苗木栽培容器の周壁に絡みながら
伸び、植物の成長を促進させることができる。
は樹木の苗木などの育苗期間中は分解され難くその機械
的強度が保たれ、発芽してある程度まで育成させた苗又
は苗木を移植或いは鉢上げする際に苗木栽培容器に容れ
たまま埋め殺し可能であり、そして、移植或いは鉢上げ
後にあっては、植物の根が苗木栽培容器の周壁を突き破
って四方八方に伸び、苗木栽培容器の周壁に絡みながら
伸び、植物の成長を促進させることができる。
【0011】なお、請求項3において云う「ポリ乳酸7
0〜90重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエス
テル30〜10重量%とから成る共重合体」とは、ポリ
乳酸70〜90重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポ
リエステル30〜10重量%とを単に混合するだけで生
成するといわれている共重合体をも含む用語として使用
されている。すなわち、請求項3の苗木栽培容器は、実
質的には、ポリ乳酸と、ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポ
リエステルと、ポリ乳酸と該他の脂肪族ポリエステルと
からなる共重合体(両者を単に混合するだけで生成する
といわれている共重合体を含む)と、デンプンとの4成
分を含み構成されているものと、ポリ乳酸と、ポリ乳
酸以外の他の脂肪族ポリエステルとからなる共重合体
と、デンプンとの2成分から構成されているものと、
当該共重合体生成後において余剰となったポリ乳酸又は
当該他の脂肪族ポリエステルのうちいずれか一方の成分
と、ポリ乳酸と該他の脂肪族ポリエステルとからなる共
重合体(両者を単に混合するだけで生成するといわれて
いる共重合体を含む)と、デンプンとの3成分を含み構
成されているもの、をすべて包含するものである。
0〜90重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポリエス
テル30〜10重量%とから成る共重合体」とは、ポリ
乳酸70〜90重量%と該ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポ
リエステル30〜10重量%とを単に混合するだけで生
成するといわれている共重合体をも含む用語として使用
されている。すなわち、請求項3の苗木栽培容器は、実
質的には、ポリ乳酸と、ポリ乳酸以外の他の脂肪族ポ
リエステルと、ポリ乳酸と該他の脂肪族ポリエステルと
からなる共重合体(両者を単に混合するだけで生成する
といわれている共重合体を含む)と、デンプンとの4成
分を含み構成されているものと、ポリ乳酸と、ポリ乳
酸以外の他の脂肪族ポリエステルとからなる共重合体
と、デンプンとの2成分から構成されているものと、
当該共重合体生成後において余剰となったポリ乳酸又は
当該他の脂肪族ポリエステルのうちいずれか一方の成分
と、ポリ乳酸と該他の脂肪族ポリエステルとからなる共
重合体(両者を単に混合するだけで生成するといわれて
いる共重合体を含む)と、デンプンとの3成分を含み構
成されているもの、をすべて包含するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の苗木栽培容器を具体化し
た一実施例の育苗ポット1が全体斜視図で示されてい
る。育苗ポット1は、ポリ乳酸とデンプンとからなる混
合物を、4号(日本植木協会)用金型を使用してブロー
成型したものであり、底部1aに4箇所に水抜き孔1b
が形成されており全体の外観形状は円錐台形状である。
大きさは4号で、高さ100mm、開口部外径120m
m、底部外径86mm、肉厚0.275〜0.285m
mの範囲内、重量7.0〜6.0gの範囲内である。但
し、育苗ポット1の外観形状を円錐台形状に限定するも
のではなく、角錘台状などに代表されるその他の任意の
形状にすることができる。また、育苗ポット1の成型方
法を前記ブロー成型にのみ制限するものではなく、薄い
シート状に成型した後に加熱成型してもよく、その他真
空成型等、従来公知の様々なプラスチック加工技術をそ
のまま利用して成型することができる。
細に説明する。図1は本発明の苗木栽培容器を具体化し
た一実施例の育苗ポット1が全体斜視図で示されてい
る。育苗ポット1は、ポリ乳酸とデンプンとからなる混
合物を、4号(日本植木協会)用金型を使用してブロー
成型したものであり、底部1aに4箇所に水抜き孔1b
が形成されており全体の外観形状は円錐台形状である。
大きさは4号で、高さ100mm、開口部外径120m
m、底部外径86mm、肉厚0.275〜0.285m
mの範囲内、重量7.0〜6.0gの範囲内である。但
し、育苗ポット1の外観形状を円錐台形状に限定するも
のではなく、角錘台状などに代表されるその他の任意の
形状にすることができる。また、育苗ポット1の成型方
法を前記ブロー成型にのみ制限するものではなく、薄い
シート状に成型した後に加熱成型してもよく、その他真
空成型等、従来公知の様々なプラスチック加工技術をそ
のまま利用して成型することができる。
【0013】前記ポリ乳酸と他の脂肪族ポリエステルと
の混合物は、株式会社島津製作所(京都市)から「ラク
ティー(lot.BRT−961422)」なる名称で
市販されているものであり、ポリ乳酸が前記混合物全体
あたり70〜90重量%の割合で配合されている。な
お、ポリ乳酸の重量平均分子量は(Mw)は15万から
25万の範囲内に調整されている。
の混合物は、株式会社島津製作所(京都市)から「ラク
ティー(lot.BRT−961422)」なる名称で
市販されているものであり、ポリ乳酸が前記混合物全体
あたり70〜90重量%の割合で配合されている。な
お、ポリ乳酸の重量平均分子量は(Mw)は15万から
25万の範囲内に調整されている。
【0014】前記デンプンは、D−グルコースの重合体
であり、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、小麦
等の茎や根から工業的に製造されるものであり、その重
量平均分子量は(Mw)は、原料、製法により数万から
数千万まで大きく変化する。このようなデンプンの平均
粒径は10μm以下が好ましい。
であり、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、小麦
等の茎や根から工業的に製造されるものであり、その重
量平均分子量は(Mw)は、原料、製法により数万から
数千万まで大きく変化する。このようなデンプンの平均
粒径は10μm以下が好ましい。
【0015】ポリ乳酸とデンプンとの混合割合は、混合
物全体当りに含有されるデンプンの割合を40重量%以
下とすることが好ましい。前記混合物全体当りに含有さ
れるデンプンが40重量%を越えた割合で配合される
と、ブロー成型して成型加工することが極めて困難であ
る。
物全体当りに含有されるデンプンの割合を40重量%以
下とすることが好ましい。前記混合物全体当りに含有さ
れるデンプンが40重量%を越えた割合で配合される
と、ブロー成型して成型加工することが極めて困難であ
る。
【0016】なお、ポリ乳酸と該ポリ乳酸を除く他の脂
肪族ポリエステルとデンプンとの混合物を前記と同様に
成型すると、苗木栽培容器が成型できる。この場合、混
合物に含まれる所謂脂肪族ポリエステルの含有量が前記
混合物の全体あたり60重量%以下であると、作製され
た製品に粘りがないから好ましくない。また、デンプン
の含有量が混合物の全体あたり40重量%を越えた割合
で配合されると、成型加工することが極めて困難であ
り、ブロー成型できないことがある。
肪族ポリエステルとデンプンとの混合物を前記と同様に
成型すると、苗木栽培容器が成型できる。この場合、混
合物に含まれる所謂脂肪族ポリエステルの含有量が前記
混合物の全体あたり60重量%以下であると、作製され
た製品に粘りがないから好ましくない。また、デンプン
の含有量が混合物の全体あたり40重量%を越えた割合
で配合されると、成型加工することが極めて困難であ
り、ブロー成型できないことがある。
【0017】図2は本発明の他の実施例の育苗トレー2
を示す全体斜視図であり、前記ポリ乳酸と、デンプンと
からなる混合物を真空成型法で成型した形成されたもの
であり、仕切り2aにより区画された多数の凹状皿部2
bを有しており、この育苗トレー2は、前記凹状皿部2
bにおいて多数の苗木を育苗できるところに特徴があ
る。
を示す全体斜視図であり、前記ポリ乳酸と、デンプンと
からなる混合物を真空成型法で成型した形成されたもの
であり、仕切り2aにより区画された多数の凹状皿部2
bを有しており、この育苗トレー2は、前記凹状皿部2
bにおいて多数の苗木を育苗できるところに特徴があ
る。
【0018】ポリ乳酸とデンプンとの混合割合は、混合
物全体当りに含有されるデンプンの割合を40重量%以
下とすることが好ましい。前記混合物全体当りに含有さ
れるデンプンが40重量%を越えた割合で配合される
と、成型加工することが極めて困難であることは、前記
実施例の場合と同様である。
物全体当りに含有されるデンプンの割合を40重量%以
下とすることが好ましい。前記混合物全体当りに含有さ
れるデンプンが40重量%を越えた割合で配合される
と、成型加工することが極めて困難であることは、前記
実施例の場合と同様である。
【0019】但し、成型方法を真空成型加工法に制限す
るものではなく、熱成型、フィルム成型、ブロー成型
等、従来公知の様々な成型手段でも成型することがで
き、そして、育苗トレーの形状もまたこの実施例に限定
されるものではなく、前記凹状皿部の数、寸法形状等は
任意に設計変更できる事項である。
るものではなく、熱成型、フィルム成型、ブロー成型
等、従来公知の様々な成型手段でも成型することがで
き、そして、育苗トレーの形状もまたこの実施例に限定
されるものではなく、前記凹状皿部の数、寸法形状等は
任意に設計変更できる事項である。
【0020】上述した各実施例の苗木栽培容器は、本発
明の代表的な実施態様として述べたものであり、本発明
は前記実施例に限定されるものではなく、本発明を実施
する場合には、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で適
宜設計変更して実施してもよい。
明の代表的な実施態様として述べたものであり、本発明
は前記実施例に限定されるものではなく、本発明を実施
する場合には、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で適
宜設計変更して実施してもよい。
【0021】
【実施例】上述した実施例の育苗ポット1(4号)と、
市販のプラスチック製育苗ポット1’(比較例)との夫
々に腐葉土4を入れ、苗木として「やまぶき」を植え込
み、ついで、腐葉土4を入れ同一プランター3に前記各
ポット1,1’を埋め込み、露地にて7カ月間、栽培し
た。
市販のプラスチック製育苗ポット1’(比較例)との夫
々に腐葉土4を入れ、苗木として「やまぶき」を植え込
み、ついで、腐葉土4を入れ同一プランター3に前記各
ポット1,1’を埋め込み、露地にて7カ月間、栽培し
た。
【0022】図3は、比較例の育苗ポット1’で「やま
ぶき」を栽培した場合の根張り状態を説明するための説
明図であり、図4は、実施例の育苗ポット1で「やまぶ
き」を栽培した場合の根張り状態を説明するための説明
図である。
ぶき」を栽培した場合の根張り状態を説明するための説
明図であり、図4は、実施例の育苗ポット1で「やまぶ
き」を栽培した場合の根張り状態を説明するための説明
図である。
【0023】比較例の育苗ポット1’を使用した場合に
あっては、ポットの機械的強度は埋め込み前と相違が認
めらず、そして、図3に示すように、ポット1’の周壁
1’cを突き破って「やまぶき」の根が外へ張り出すこ
とがなく、プラスチック製育苗ポット1’内で根の旋回
現象(サークル現象とか、ルーピング現象とか呼ばれ
る)を起こすことがわかった。
あっては、ポットの機械的強度は埋め込み前と相違が認
めらず、そして、図3に示すように、ポット1’の周壁
1’cを突き破って「やまぶき」の根が外へ張り出すこ
とがなく、プラスチック製育苗ポット1’内で根の旋回
現象(サークル現象とか、ルーピング現象とか呼ばれ
る)を起こすことがわかった。
【0024】これに対して、実施例の育苗ポット(4
号)1を使用した場合にあっては、ポットの機械的強度
を比較例1’のそれと比較すると、ポット1の周壁1c
に空隙が生じて脆くなっており、そして、図4に示すよ
うに、「やまぶき」の根は、前記空隙から根が成長して
孔を広げついにはポット1の周壁1cを突き破って四方
八方に伸びるか、又は、根圧によってポット1の周壁1
cが外側に向けて膨出しついにはポット1の周壁1cを
突き破って四方八方に伸びることが推察できた。
号)1を使用した場合にあっては、ポットの機械的強度
を比較例1’のそれと比較すると、ポット1の周壁1c
に空隙が生じて脆くなっており、そして、図4に示すよ
うに、「やまぶき」の根は、前記空隙から根が成長して
孔を広げついにはポット1の周壁1cを突き破って四方
八方に伸びるか、又は、根圧によってポット1の周壁1
cが外側に向けて膨出しついにはポット1の周壁1cを
突き破って四方八方に伸びることが推察できた。
【0025】さらに、実施例の育苗ポット(4号)1を
使用した場合にあっては、「やまぶき」の根は、ポット
の周壁1c外側に絡みつつ根張りしながら伸びる(成長
する)ことが明らかとなり、そして、ポット1内におい
て根巻きする現象は殆ど認められなかった。さらにま
た、「やまぶき」の根は、ポット1の上端部を乗り越え
下方に向けて伸び、その先端はポット1の周壁1cの外
側に絡みながら根張りすることもわかった。
使用した場合にあっては、「やまぶき」の根は、ポット
の周壁1c外側に絡みつつ根張りしながら伸びる(成長
する)ことが明らかとなり、そして、ポット1内におい
て根巻きする現象は殆ど認められなかった。さらにま
た、「やまぶき」の根は、ポット1の上端部を乗り越え
下方に向けて伸び、その先端はポット1の周壁1cの外
側に絡みながら根張りすることもわかった。
【0026】なお、その後、実施例の育苗ポット1を露
地にポットごと土中に埋めておいたところ、6ケ月から
1年経過後にポット1の全部がバクテリアで分解されて
跡形もなく消失することもわかった。
地にポットごと土中に埋めておいたところ、6ケ月から
1年経過後にポット1の全部がバクテリアで分解されて
跡形もなく消失することもわかった。
【0027】以上の結果から、本発明の苗木栽培容器
は、従来のポット1’とは異なり、ポットの周壁1cに
通気性が備えられており、該周壁1cを介して隔離され
たポット1の内側と外側との土壌栄養環境、すなわち、
生育条件が略同一となっているから、苗木の根はポット
の周壁1cを突き破って四方八方に伸びるものと推察さ
れた。
は、従来のポット1’とは異なり、ポットの周壁1cに
通気性が備えられており、該周壁1cを介して隔離され
たポット1の内側と外側との土壌栄養環境、すなわち、
生育条件が略同一となっているから、苗木の根はポット
の周壁1cを突き破って四方八方に伸びるものと推察さ
れた。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は上記の構成
としたことにより、熱による成型が可能であり、育苗に
必要な期間は分解せず、土壌に埋め込まれた場合には比
較的速やかに分解する農園芸もしくは林業分野用の苗木
栽培容器が得られる。
としたことにより、熱による成型が可能であり、育苗に
必要な期間は分解せず、土壌に埋め込まれた場合には比
較的速やかに分解する農園芸もしくは林業分野用の苗木
栽培容器が得られる。
【0029】したがって、焼却の必要がなく、有害物質
の放出、焼却炉の損傷等から開放され、自然環境汚染の
恐れがない。さらには、従来の合成樹脂製ポットでは不
可欠の要素である移植といった煩雑な作業を必要とせ
ず、強いては根を傷つけることがないから、成長不良や
枯死の心配がないという種々の格別顕著な作用効果を具
有するものである。
の放出、焼却炉の損傷等から開放され、自然環境汚染の
恐れがない。さらには、従来の合成樹脂製ポットでは不
可欠の要素である移植といった煩雑な作業を必要とせ
ず、強いては根を傷つけることがないから、成長不良や
枯死の心配がないという種々の格別顕著な作用効果を具
有するものである。
【0030】特に、本発明の苗木栽培容器を使用しその
まま土壌に埋め込んだ場合には、埋め込まれた苗木栽培
容器の周壁を突き破って育苗中の苗木の根が四方八方に
伸びるとともに、苗木栽培容器の周壁外側に絡みながら
根張りする(成長する)ことからみて、また、苗木栽培
容器の上端部を乗り越えついで苗木栽培容器の周壁外側
に絡みながら根張りすることからみて、苗木栽培容器自
体は分解して資化するものと考えられる。
まま土壌に埋め込んだ場合には、埋め込まれた苗木栽培
容器の周壁を突き破って育苗中の苗木の根が四方八方に
伸びるとともに、苗木栽培容器の周壁外側に絡みながら
根張りする(成長する)ことからみて、また、苗木栽培
容器の上端部を乗り越えついで苗木栽培容器の周壁外側
に絡みながら根張りすることからみて、苗木栽培容器自
体は分解して資化するものと考えられる。
【図1】図1は本発明の一実施例の育苗ポットの全体を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図2】図2は本発明の他の実施例の育苗トレーの全体
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図3】図3は、従来の合成樹脂製(比較例)の育苗ポ
ットで「やまぶき」を栽培した場合の根張り状態を説明
するための説明図である。
ットで「やまぶき」を栽培した場合の根張り状態を説明
するための説明図である。
【図4】図4は、図1に示した本発明の一実施例の育苗
ポットで「やまぶき」を栽培した場合の根張り状態を説
明するための説明図である。
ポットで「やまぶき」を栽培した場合の根張り状態を説
明するための説明図である。
【符号の説明】 1…本発明の育苗ポット 1a…底部 1b…水抜き孔 1c…周壁 2…本発明の育苗トレー 2a…仕切り2a 2b…凹状皿部 1’…従来の育苗ポット 1’c…周壁 3…プランター 4…腐葉土
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリ乳酸とデンプンとの混合物を成型し
てなる苗木栽培容器であって、該混合物に含まれるデン
プンの含有量が前記混合物の全体あたり40重量%以下
であることを特徴とする苗木栽培容器。 - 【請求項2】 ポリ乳酸と、該ポリ乳酸以外の他の脂肪
族ポリエステルと、デンプンとの混合物を成型してなる
苗木栽培容器であって、該混合物に含まれる他の脂肪族
ポリエステルの含有量が前記混合物の全体あたり10重
量%以下であるとともにデンプンの含有量が前記混合物
の全体あたり40重量%未満であることを特徴とする苗
木栽培容器。 - 【請求項3】 ポリ乳酸70〜90重量%と該ポリ乳酸
以外の他の脂肪族ポリエステル30〜10重量%とから
成る共重合体と、デンプンとの混合物を成型してなる苗
木栽培容器であって、該混合物に含まれるデンプンの含
有量が前記混合物の全体あたり40重量%未満であるこ
とを特徴とする苗木栽培容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174542A JPH1014408A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 苗木栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174542A JPH1014408A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 苗木栽培容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014408A true JPH1014408A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15980374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8174542A Pending JPH1014408A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 苗木栽培容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014408A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1099368A3 (en) * | 1999-11-10 | 2002-02-06 | Yasuo Iwamoto | Plant container and method of manufacture |
NL1017460C2 (nl) * | 2001-02-28 | 2002-09-03 | Sluis Cigar Machinery B V V D | Kweekmedium. |
EP1599088A1 (en) † | 2003-02-14 | 2005-11-30 | Van der Sluis Cigar Machinery B.V. | Method of manufacturing a growth substrate |
WO2006105629A1 (en) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Phb Industrial S.A. | Seedling recipient, process for producing a seedling recipient and process for seedling growth and planting |
JP2008013602A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Showa Highpolymer Co Ltd | 生分解性樹脂組成物および生分解性フィルム |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8174542A patent/JPH1014408A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1099368A3 (en) * | 1999-11-10 | 2002-02-06 | Yasuo Iwamoto | Plant container and method of manufacture |
NL1017460C2 (nl) * | 2001-02-28 | 2002-09-03 | Sluis Cigar Machinery B V V D | Kweekmedium. |
WO2002076187A3 (en) * | 2001-02-28 | 2002-11-21 | Green Products Bv | Culture medium |
EP1599088A1 (en) † | 2003-02-14 | 2005-11-30 | Van der Sluis Cigar Machinery B.V. | Method of manufacturing a growth substrate |
EP1599088B2 (en) † | 2003-02-14 | 2011-08-03 | Van der Sluis Cigar Machinery B.V. | Method of manufacturing a growth substrate |
WO2006105629A1 (en) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Phb Industrial S.A. | Seedling recipient, process for producing a seedling recipient and process for seedling growth and planting |
JP2008013602A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Showa Highpolymer Co Ltd | 生分解性樹脂組成物および生分解性フィルム |
JP4553875B2 (ja) * | 2006-07-03 | 2010-09-29 | 昭和高分子株式会社 | 生分解性樹脂組成物および生分解性フィルム |
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