JPH10143619A - リライトカードの文字図形消去装置 - Google Patents

リライトカードの文字図形消去装置

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Publication number
JPH10143619A
JPH10143619A JP8293907A JP29390796A JPH10143619A JP H10143619 A JPH10143619 A JP H10143619A JP 8293907 A JP8293907 A JP 8293907A JP 29390796 A JP29390796 A JP 29390796A JP H10143619 A JPH10143619 A JP H10143619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thermal head
line thermal
erasure
erasing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8293907A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Fujii
寛文 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Data Terminal Ltd filed Critical NEC Data Terminal Ltd
Priority to JP8293907A priority Critical patent/JPH10143619A/ja
Publication of JPH10143619A publication Critical patent/JPH10143619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予熱の必要がなく、任意の部分を選択して消
去する。 【解決手段】 ラインサーマルヘッド1と、印字制御部
4にラインサーマルヘッド1の部分ごとの温度を検知で
きるようラインサーマルヘッド1に平行に配置された温
度センサ2と、消去時に必要となる熱量を温度センサ2
からの温度情報をもとに算出する消去熱制御部3とを含
んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリライトカードの文
字図形消去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリライトカードの文字図形消去装
置について図面を参照して詳細に説明する。
【0003】図2は従来の一例を示す側面図である。図
2に示すリライトカードの文字図形消去装置は、リライ
トカード212がサーマルヘッド204の前側から搬送
路203を通って送られてきて、サーマルヘッド204
の下側を通って、消去スタンプ205とストンプ台20
6との間に送られる。
【0004】次に、加熱されている消去スタンプ205
が下降され、リライトカード212のリライト面212
aに消去スタンプ205の下面が押し付けられて面接触
する。すると、リライトカード212が消去スタンプ2
05の下面で暖められ、既に印字されている文字図形等
が消去される。
【0005】次いで、消去スタンプ205が上昇し、そ
の後印字を必要としない場合は、リライトカード212
はサーマルヘッド204の下側を通って排出され、印字
を必要とする場合はサーマルヘッド204の位置まで戻
され、この位置でサーマルヘッド204が下降されてリ
ライト面212aに接触して、新たな印字が行なわれ、
印字後排出される。(例えば、特開平8−77308号
公報参照) 図3はリライトカードの温度に対する光透過特性を示す
グラフである。リライトカードの印字記録層の中には、
粒子径1ミクロン以下の有機低分子物質が分散されてお
り、透明状態では粒子が比較的大きな単結晶を形成して
おり、不透明状態では粒子が多結晶を形成している。
【0006】今室温T1で最大透過率の透明状態にある
A点におけるリライトカードを加熱すると、破線に示す
ように、温度がT3であるB点に達すると、急激にその
透過率が低下する。さらにT4からT5まで加熱してゆ
くと、最大透明状態(A点)と最大白濁状態(D点)と
の中間状態(C点)となり、この状態からT1以下の室
温まで冷却してゆくと最大白濁状態(D点)に達し、印
字が完了する。
【0007】次に実線で示すように、D点におけるリラ
イトカードを加熱して行くと、加熱温度がT2〜T3ま
での間にあって、急に白濁状態が消去されて透過率が最
大透明上体に近くなり(B)点、これを室温T1まで冷
却しても透明状態は維持(A点)され、印字部分は消去
される(例えば、特開8−90934号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリライ
トカードの文字図形消去装置は、消去用スタンプが広い
面積をもっているので、消去に必要な温度まで加熱する
のに時間がかかる。消去用スタンプを常時加熱しておく
のは、電気の無駄であり、また装置内があたたまり電子
回路に悪影響を与えるので、小型で信頼性の高い装置に
は適用できない。さらに、消去用スタンプは面接触であ
るので、加工精度を上げる必要があるという欠点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明のリライトカ
ードの文字図形消去装置は、リライトカードに書き込ま
れた目視可能情報の消去をラインサーマルヘッドを用い
て行なう。
【0010】第2の発明のリライトカードの文字図形消
去装置は、ラインサーマルヘッドと、印字制御部に前記
ラインサーマルヘッドの部分ごとの温度を検知できるよ
う前記ラインサーマルヘッドに平行に配置された温度セ
ンサと、消去時に必要となる熱量を前記温度センサから
の温度情報をもとに算出する消去熱制御部とを含んで構
成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。図1に示すリライトカードの文字図形消去装
置は、ラインサーマルヘッド1と、印字制御部4にライ
ンサーマルヘッド1の部分ごとの温度を検知できるよう
ラインサーマルヘッド1に平行に配置された温度センサ
2と、消去時に必要となる熱量を温度センサ2からの温
度情報をもとに算出する消去熱制御部3とを含んで構成
される。
【0013】通常の印刷を行なう場合は、ラインサーマ
ルヘッド1と印字制御部4により目的とする画像を形成
するためにリライトカードを加熱する。
【0014】リライトカードの発色部分の消去を行う場
合は、目的の位置にリライトカードが到達した時点で、
まずラインサーマルヘッド1に隣接配置された温度セン
サ2により消去を行う部分にあたるラインサーマルヘッ
ド1上の温度を検知し、消去可能温度との差を消去熱制
御部3にて算出し、その結果から消去温度に到達するま
での印加量を決定する。印字制御部4はその情報をもと
にラインサーマルヘッド1の目的の部分に消去印加熱量
を印加し、発色部分の消去を行う。
【0015】
【発明の効果】本発明のリライトカードの文字図形消去
装置は、消去スタンプの代りに、ラインサーマルヘッド
を利用するので、予熱の必要がなく、任意の部分を選択
して消去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】従来の一例を示す側面図である。
【図3】リライトカードの温度に対する光透過特性を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 ラインサーマルヘッド 2 温度センサ 3 消去熱制御部 4 印字制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リライトカードに書き込まれた目視可能
    情報の消去をラインサーマルヘッドを用いて行なうこと
    を特徴とするリライトカードの文字図形消去装置。
  2. 【請求項2】 ラインサーマルヘッドと、印字制御部に
    前記ラインサーマルヘッドの部分ごとの温度を検知でき
    るよう前記ラインサーマルヘッドに平行に配置された温
    度センサと、消去時に必要となる熱量を前記温度センサ
    からの温度情報をもとに算出する消去熱制御部とを含む
    ことを特徴とするリライトカードの文字図形消去装置。
JP8293907A 1996-11-06 1996-11-06 リライトカードの文字図形消去装置 Pending JPH10143619A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8293907A JPH10143619A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 リライトカードの文字図形消去装置

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JP8293907A JPH10143619A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 リライトカードの文字図形消去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10143619A true JPH10143619A (ja) 1998-05-29

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ID=17800702

Family Applications (1)

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JP8293907A Pending JPH10143619A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 リライトカードの文字図形消去装置

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JP (1) JPH10143619A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087069A (ja) * 1983-10-20 1985-05-16 Ricoh Co Ltd 熱記録装置
JPH08167010A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Oki Electric Ind Co Ltd リライトカードリーダライタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087069A (ja) * 1983-10-20 1985-05-16 Ricoh Co Ltd 熱記録装置
JPH08167010A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Oki Electric Ind Co Ltd リライトカードリーダライタ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980707