JPH10143095A - 発光ダイオード表示装置およびその製造方法 - Google Patents
発光ダイオード表示装置およびその製造方法Info
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- JPH10143095A JPH10143095A JP29382996A JP29382996A JPH10143095A JP H10143095 A JPH10143095 A JP H10143095A JP 29382996 A JP29382996 A JP 29382996A JP 29382996 A JP29382996 A JP 29382996A JP H10143095 A JPH10143095 A JP H10143095A
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- light emitting
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/301—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光ダイオード表示装置において、発光ダイ
オード実装における治具を不要とし、さらに、発光ダイ
オード表示装置の表示面に対して発光ダイオードの点灯
確認ができる視認角度を拡大することができる発光ダイ
オード表示装置を提供する。 【解決手段】 プリント回路板に挿入されるガイドピン
と、プリント回路板と係止する爪部と、発光ダイオード
をガイドする深穴部とを形成した光透過部材を備えて、
発光ダイオード実装治具を兼用する。さらに、発光ダイ
オードの発光部を覆い発光する光を反射させる光拡散面
を光透過部材に備える。
オード実装における治具を不要とし、さらに、発光ダイ
オード表示装置の表示面に対して発光ダイオードの点灯
確認ができる視認角度を拡大することができる発光ダイ
オード表示装置を提供する。 【解決手段】 プリント回路板に挿入されるガイドピン
と、プリント回路板と係止する爪部と、発光ダイオード
をガイドする深穴部とを形成した光透過部材を備えて、
発光ダイオード実装治具を兼用する。さらに、発光ダイ
オードの発光部を覆い発光する光を反射させる光拡散面
を光透過部材に備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光ダイオード
を用いる発光ダイオード表示装置およびその製造方法に
関するものである。
を用いる発光ダイオード表示装置およびその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器装置の動作状況等を表示するた
めに、複数の発光ダイオードをプリント回路板に実装し
て表示装置を構成することは一般に知られている。
めに、複数の発光ダイオードをプリント回路板に実装し
て表示装置を構成することは一般に知られている。
【0003】図5は従来技術の説明図(その1)を示す
ものである。同図は、発光ダイオードをプリント回路板
へ実装する過程を説明するものである。
ものである。同図は、発光ダイオードをプリント回路板
へ実装する過程を説明するものである。
【0004】同図(a)において、発光ダイオード51
のはんだ付け部53をプリント回路板61に設けた所定
のランド62に挿入して、必要個数の発光ダイオード5
1をプリント回路板61に仮に取り付ける。この状態で
は発光ダイオード51はプリント回路板61との高さや
傾きは不揃いの状態である。
のはんだ付け部53をプリント回路板61に設けた所定
のランド62に挿入して、必要個数の発光ダイオード5
1をプリント回路板61に仮に取り付ける。この状態で
は発光ダイオード51はプリント回路板61との高さや
傾きは不揃いの状態である。
【0005】その後、発光ダイオード51のプリント回
路板61との高さや傾きを規正する穴72を設けた治具
71を発光ダイオード51に挿入して、所定の位置でプ
リント回路板61に固定する。
路板61との高さや傾きを規正する穴72を設けた治具
71を発光ダイオード51に挿入して、所定の位置でプ
リント回路板61に固定する。
【0006】同図(b)において、治具71を固定した
プリント回路板61を反転し、はんだ付け部53を上向
きにして、発光部52の先端を治具71の穴72の底面
に当接することでプリント回路板61との高さや傾きを
規正する。
プリント回路板61を反転し、はんだ付け部53を上向
きにして、発光部52の先端を治具71の穴72の底面
に当接することでプリント回路板61との高さや傾きを
規正する。
【0007】その後、はんだ付け部53とプリント回路
板61のランド62とをミニポットやはんだこてを用い
てはんだ付けされる。
板61のランド62とをミニポットやはんだこてを用い
てはんだ付けされる。
【0008】はんだ付けした後は、治具71をプリント
回路板61から取外す。そして、後述する発光ダイオー
ド表示装置に取り付けられることになる。
回路板61から取外す。そして、後述する発光ダイオー
ド表示装置に取り付けられることになる。
【0009】このため、発光ダイオード実装における治
具を必要とする。さらに、発光ダイオード表示装置の組
立では治具を取外す必要があるため、発光ダイオードの
高さや傾き等といった発光ダイオード位置のバラツキが
大きくなることがあった。
具を必要とする。さらに、発光ダイオード表示装置の組
立では治具を取外す必要があるため、発光ダイオードの
高さや傾き等といった発光ダイオード位置のバラツキが
大きくなることがあった。
【0010】図6は従来技術の説明図(その2)を示す
ものである。同図は、プリント回路板に実装された発光
ダイオード表示装置を説明するものである。
ものである。同図は、プリント回路板に実装された発光
ダイオード表示装置を説明するものである。
【0011】同図において、発光ダイオード51の発光
部52の上部にはフレーム58に溶着等によって固定さ
れた光透過部材55が配置されている。
部52の上部にはフレーム58に溶着等によって固定さ
れた光透過部材55が配置されている。
【0012】この発光ダイオード表示装置では設置場所
や設置形態、あるいは表示装置を見る角度によっては発
光ダイオードの点灯が確認できないことがあった。
や設置形態、あるいは表示装置を見る角度によっては発
光ダイオードの点灯が確認できないことがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術による発光ダイオード表示装置では次のような問題
点がある。
技術による発光ダイオード表示装置では次のような問題
点がある。
【0014】1)発光ダイオード実装における治具を必
要とする。さらに、発光ダイオード表示装置の組立で
は、発光ダイオードの高さや傾き等といった発光ダイオ
ード位置のバラツキが大きい。
要とする。さらに、発光ダイオード表示装置の組立で
は、発光ダイオードの高さや傾き等といった発光ダイオ
ード位置のバラツキが大きい。
【0015】2)発光ダイオード表示装置の表示面に対
して発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度が狭
い。
して発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度が狭
い。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0017】1)プリント回路板に係着されるととも
に、発光ダイオードをなぞる深穴部を形成した発光ダイ
オード実装治具を兼用する光透過部材を備える。
に、発光ダイオードをなぞる深穴部を形成した発光ダイ
オード実装治具を兼用する光透過部材を備える。
【0018】これにより、発光ダイオード実装における
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立では発光ダイオード位置のバラツキも無くする。
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立では発光ダイオード位置のバラツキも無くする。
【0019】2)光透過部材で発光ダイオードの発光部
を覆い、発光する光を反射させる光拡散面を光透過部材
に形成する。
を覆い、発光する光を反射させる光拡散面を光透過部材
に形成する。
【0020】これにより、反射光の視認を可能とする。
従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対して発光
ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大する。
従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対して発光
ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大する。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
施の形態をとる。
【0022】1)図1に示すごとく、プリント回路板1
1に挿入されるガイドピン2と、プリント回路板11と
係止する爪部3と、発光ダイオード8をガイドする深穴
部4とを形成した光透過部材1を備えて、発光ダイオー
ド実装治具を兼用する。
1に挿入されるガイドピン2と、プリント回路板11と
係止する爪部3と、発光ダイオード8をガイドする深穴
部4とを形成した光透過部材1を備えて、発光ダイオー
ド実装治具を兼用する。
【0023】これにより、発光ダイオード実装における
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立上のバラツキも無くする。加えて、光透過部材は着
脱可能であり、プリント回路板の製造工程で発光ダイオ
ードの修理が可能となる。
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立上のバラツキも無くする。加えて、光透過部材は着
脱可能であり、プリント回路板の製造工程で発光ダイオ
ードの修理が可能となる。
【0024】2)図2に示すごとく、深穴部4は、発光
ダイオード8をなぞる穴形状に形成して、発光ダイオー
ドの高さと傾きとを規正する。
ダイオード8をなぞる穴形状に形成して、発光ダイオー
ドの高さと傾きとを規正する。
【0025】これにより、発光ダイオードの高さと傾き
とを規正することで、発光ダイオード表示装置の組立で
は発光ダイオード位置のバラツキを無くする。
とを規正することで、発光ダイオード表示装置の組立で
は発光ダイオード位置のバラツキを無くする。
【0026】3)図3に示すごとく、深穴部4は、発光
ダイオード8の発光部9を覆い、発光する光を拡散する
ように形成する。
ダイオード8の発光部9を覆い、発光する光を拡散する
ように形成する。
【0027】これにより、発光した光は反射して虚像を
視認することになり、反射光の視認を可能とする。従っ
て、表示装置の表示面に対して発光ダイオードの点灯確
認ができる視認角度を拡大する。
視認することになり、反射光の視認を可能とする。従っ
て、表示装置の表示面に対して発光ダイオードの点灯確
認ができる視認角度を拡大する。
【0028】4)図4に示すごとく、爪部3は、テーパ
部5を形成して、プリント回路板11に設けた係止穴1
2の壁13を押圧する。
部5を形成して、プリント回路板11に設けた係止穴1
2の壁13を押圧する。
【0029】これにより、プリント回路板と光透過部材
との取付において、ガタを無くして固定する。
との取付において、ガタを無くして固定する。
【0030】5)図3に示すごとく、光透過部材を発光
ダイオードの上面に配置される発光ダイオード表示装置
において、発光ダイオード8の発光部9を覆い発光する
光を反射させる光拡散面6を形成した光透過部材1を備
える。
ダイオードの上面に配置される発光ダイオード表示装置
において、発光ダイオード8の発光部9を覆い発光する
光を反射させる光拡散面6を形成した光透過部材1を備
える。
【0031】これにより、発光した光は光拡散面で反射
して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能と
する。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対し
て発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大す
る。
して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能と
する。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対し
て発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大す
る。
【0032】6)図2に示すごとく、発光ダイオード8
のはんだ付け部10をプリント回路板(11)のランド
14に挿入する過程と、ガイドピン2がプリント回路板
11に挿入されて光透過部材1とプリント回路板11と
を位置決めするとともに、発光ダイオード8が深穴部4
になぞって位置決めされて発光ダイオード8と光透過部
材1とを位置決めする過程と、爪部3がプリント回路板
11に挿入されて光透過部材1とプリント回路板11と
を固定する過程と、発光ダイオード8のはんだ付け部1
0を上向きにして発光ダイオード8の先端を深穴部4の
奥に当接するとともに、発光ダイオード8のはんだ付け
部10とプリント回路板11のランド14とをはんだ付
けする過程とからなる。
のはんだ付け部10をプリント回路板(11)のランド
14に挿入する過程と、ガイドピン2がプリント回路板
11に挿入されて光透過部材1とプリント回路板11と
を位置決めするとともに、発光ダイオード8が深穴部4
になぞって位置決めされて発光ダイオード8と光透過部
材1とを位置決めする過程と、爪部3がプリント回路板
11に挿入されて光透過部材1とプリント回路板11と
を固定する過程と、発光ダイオード8のはんだ付け部1
0を上向きにして発光ダイオード8の先端を深穴部4の
奥に当接するとともに、発光ダイオード8のはんだ付け
部10とプリント回路板11のランド14とをはんだ付
けする過程とからなる。
【0033】これにより、発光ダイオード実装における
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立では発光ダイオード位置のバラツキも無くする。加
えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回路板の
製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。従っ
て、発光ダイオード表示装置を容易に製造する。
治具を不要にする。さらに、発光ダイオード表示装置の
組立では発光ダイオード位置のバラツキも無くする。加
えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回路板の
製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。従っ
て、発光ダイオード表示装置を容易に製造する。
【0034】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図4によって説明する。
図4によって説明する。
【0035】図1は本発明の実施例における概観図であ
る。
る。
【0036】同図において、光透過部材1はガイドピン
2と、爪部3と、深穴部4とを形成して、プリント回路
板11に係止されている。また、発光ダイオード8のは
んだ付け部10はプリント回路板11のランド14には
んだ付けされている。そして、前記の光透過部材1はガ
イドピン2と爪部3とをプリント回路板11に設けた係
止穴12に係着することでプリント回路板11に取り付
けられている。この光透過部材1とプリント回路板11
とで組立てられた発光ダイオード表示装置をフレーム2
0に装着して所定の装置を構成するものである。
2と、爪部3と、深穴部4とを形成して、プリント回路
板11に係止されている。また、発光ダイオード8のは
んだ付け部10はプリント回路板11のランド14には
んだ付けされている。そして、前記の光透過部材1はガ
イドピン2と爪部3とをプリント回路板11に設けた係
止穴12に係着することでプリント回路板11に取り付
けられている。この光透過部材1とプリント回路板11
とで組立てられた発光ダイオード表示装置をフレーム2
0に装着して所定の装置を構成するものである。
【0037】この発光ダイオード表示装置は、発光ダイ
オード8の発光部9を深穴部4によってプリント回路板
11との高さと傾きとを規正することができるようにな
っている。このため、発光ダイオード8実装における治
具を不要にすることで、発光ダイオード表示装置の組立
では発光ダイオード8位置のバラツキも無くする。加え
て、光透過部材1は着脱可能であり、プリント回路板1
1の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
オード8の発光部9を深穴部4によってプリント回路板
11との高さと傾きとを規正することができるようにな
っている。このため、発光ダイオード8実装における治
具を不要にすることで、発光ダイオード表示装置の組立
では発光ダイオード8位置のバラツキも無くする。加え
て、光透過部材1は着脱可能であり、プリント回路板1
1の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
【0038】図2は本発明の実施例における発光ダイオ
ード表示装置の製造過程の説明図である。
ード表示装置の製造過程の説明図である。
【0039】同図(a)において、発光ダイオード8の
はんだ付け部10をプリント回路板11に設けた所定の
ランド14に挿入して、必要個数の発光ダイオード8を
プリント回路板11に仮に取り付ける。この状態では発
光ダイオード8はプリント回路板11との高さや傾きは
不揃いの状態である。
はんだ付け部10をプリント回路板11に設けた所定の
ランド14に挿入して、必要個数の発光ダイオード8を
プリント回路板11に仮に取り付ける。この状態では発
光ダイオード8はプリント回路板11との高さや傾きは
不揃いの状態である。
【0040】同図(b)において、光透過部材1のガイ
ドピン2をプリント回路板11の係止穴12に挿入し
て、光透過部材1とプリント回路板11とを位置決めす
る。この際、発光ダイオード8の発光部9は深穴部4に
なぞっていき、発光ダイオード8のプリント回路板11
との傾きを規正することになる。この状態では、爪部3
はプリント回路板11にまだ係止されていない。
ドピン2をプリント回路板11の係止穴12に挿入し
て、光透過部材1とプリント回路板11とを位置決めす
る。この際、発光ダイオード8の発光部9は深穴部4に
なぞっていき、発光ダイオード8のプリント回路板11
との傾きを規正することになる。この状態では、爪部3
はプリント回路板11にまだ係止されていない。
【0041】同図(c)において、爪部3がプリント回
路板11の係止穴12に挿入されて光透過部材1とプリ
ント回路板11とを固定する。この際、発光ダイオード
8の発光部9は深穴部4になぞっていき、発光ダイオー
ド8のプリント回路板11との傾きを完全に規正するこ
とになる。
路板11の係止穴12に挿入されて光透過部材1とプリ
ント回路板11とを固定する。この際、発光ダイオード
8の発光部9は深穴部4になぞっていき、発光ダイオー
ド8のプリント回路板11との傾きを完全に規正するこ
とになる。
【0042】同図(d)において、光透過部材1を固定
したプリント回路板11を反転し、はんだ付け部10を
上向きにして、発光部9の先端を深穴部4の奥に当接す
る。これによって、発光ダイオード8はプリント回路板
11との高さが規正される。その後、はんだ付け部10
とプリント回路板11のランド14とをミニポットやは
んだこてを用いてはんだ付けされる。
したプリント回路板11を反転し、はんだ付け部10を
上向きにして、発光部9の先端を深穴部4の奥に当接す
る。これによって、発光ダイオード8はプリント回路板
11との高さが規正される。その後、はんだ付け部10
とプリント回路板11のランド14とをミニポットやは
んだこてを用いてはんだ付けされる。
【0043】なお、前述の光透過部材1に形成するガイ
ドピン2と爪部3とは、はんだ付け作業に支障をきたさ
ないような位置に配置することが望ましい。さらに、前
述の発光部9が深穴部4内で容易にスライドできるよう
に、深穴部4は発光部9に対して適度なクリアランスを
持つことが望ましい。
ドピン2と爪部3とは、はんだ付け作業に支障をきたさ
ないような位置に配置することが望ましい。さらに、前
述の発光部9が深穴部4内で容易にスライドできるよう
に、深穴部4は発光部9に対して適度なクリアランスを
持つことが望ましい。
【0044】図3は本発明の実施例の図(その1)であ
る。
る。
【0045】同図において、光透過部材1に形成した深
穴部4には発光ダイオード8の発光部9が配設されてい
る。この光透過部材1は発光部9を覆うことで、発光す
る光を拡散する光拡散面6を光透過部材1の外周に形成
する。
穴部4には発光ダイオード8の発光部9が配設されてい
る。この光透過部材1は発光部9を覆うことで、発光す
る光を拡散する光拡散面6を光透過部材1の外周に形成
する。
【0046】これにより、発光した光は光拡散面6で反
射して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能
とする。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対
して発光ダイオード8の点灯確認ができる視認角度を拡
大することができる。
射して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能
とする。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対
して発光ダイオード8の点灯確認ができる視認角度を拡
大することができる。
【0047】また、光透過部材1はフレーム20と係着
される表示面までの距離Hと、光拡散面6までの距離L
とを所望により変更して調整することで、発光ダイオー
ド8の点灯確認ができる視認角度を適時に拡大すること
ができる。
される表示面までの距離Hと、光拡散面6までの距離L
とを所望により変更して調整することで、発光ダイオー
ド8の点灯確認ができる視認角度を適時に拡大すること
ができる。
【0048】この実施例においては、前述の図1で述べ
たガイドピン2と、爪部3とを形成して発光ダイオード
8実装における治具を不要にする光透過部材1を用いた
発光ダイオード表示装置に限定するものではなくて、上
記の構成をもたない発光ダイオード表示装置においても
実施可能である。
たガイドピン2と、爪部3とを形成して発光ダイオード
8実装における治具を不要にする光透過部材1を用いた
発光ダイオード表示装置に限定するものではなくて、上
記の構成をもたない発光ダイオード表示装置においても
実施可能である。
【0049】図4は本発明の実施例の図(その2)であ
る。
る。
【0050】同図において、爪部3には、テーパ部5を
形成する。このテーパ部5は爪部3がプリント回路板1
1の係止穴12と係合した際には、係止穴12の壁13
を押圧するように形成している。
形成する。このテーパ部5は爪部3がプリント回路板1
1の係止穴12と係合した際には、係止穴12の壁13
を押圧するように形成している。
【0051】これにより、プリント回路板11と光透過
部材1との取付において、ガタを無くして固定すること
ができる。
部材1との取付において、ガタを無くして固定すること
ができる。
【0052】この実施例では、光透過部材1には爪部3
の両側に支持部7を形成している。この支持部7は爪部
3とプリント回路板11の係止穴12との係合において
高さ方向を規正するものである。この支持部7は必ずし
も爪部3の両側に設ける必要はなく、係止穴12との係
合において高さ方向を規正するような形状を爪部3に形
成してもよい。
の両側に支持部7を形成している。この支持部7は爪部
3とプリント回路板11の係止穴12との係合において
高さ方向を規正するものである。この支持部7は必ずし
も爪部3の両側に設ける必要はなく、係止穴12との係
合において高さ方向を規正するような形状を爪部3に形
成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
に示すような効果がある。
【0054】1)プリント回路板に挿入されるガイドピ
ンと、プリント回路板と係止する爪部と、発光ダイオー
ドをガイドする深穴部とを形成した光透過部材を備え
て、発光ダイオード実装治具を兼用する。
ンと、プリント回路板と係止する爪部と、発光ダイオー
ドをガイドする深穴部とを形成した光透過部材を備え
て、発光ダイオード実装治具を兼用する。
【0055】これにより、発光ダイオード実装における
治具を不要にすることができる。さらに、発光ダイオー
ド表示装置の組立上のバラツキも無くすることができ
る。加えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回
路板の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
治具を不要にすることができる。さらに、発光ダイオー
ド表示装置の組立上のバラツキも無くすることができ
る。加えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回
路板の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
【0056】2)深穴部は、発光ダイオードをなぞる穴
形状に形成して、発光ダイオードの高さと傾きとを規正
する。
形状に形成して、発光ダイオードの高さと傾きとを規正
する。
【0057】これにより、発光ダイオードの高さと傾き
とを規正することで、発光ダイオード表示装置の組立で
の発光ダイオード位置のバラツキを無くすることができ
る。
とを規正することで、発光ダイオード表示装置の組立で
の発光ダイオード位置のバラツキを無くすることができ
る。
【0058】3)深穴部は、発光ダイオードの発光部を
覆い、発光する光を拡散するように形成する。
覆い、発光する光を拡散するように形成する。
【0059】これにより、発光した光は反射して虚像を
視認することになり、反射光の視認を可能とすることが
できる。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対
して発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大
することができる。
視認することになり、反射光の視認を可能とすることが
できる。従って、発光ダイオード表示装置の表示面に対
して発光ダイオードの点灯確認ができる視認角度を拡大
することができる。
【0060】4)爪部は、テーパ部を形成してプリント
回路板に設けた係止穴の壁を押圧する。
回路板に設けた係止穴の壁を押圧する。
【0061】これにより、プリント回路板と光透過部材
との取付において、ガタを無くして固定することができ
る。
との取付において、ガタを無くして固定することができ
る。
【0062】5)光透過部材を発光ダイオードの上面に
配置される発光ダイオード表示装置において、発光ダイ
オードの発光部を覆い発光する光を反射させる光拡散面
を形成した光透過部材を備える。
配置される発光ダイオード表示装置において、発光ダイ
オードの発光部を覆い発光する光を反射させる光拡散面
を形成した光透過部材を備える。
【0063】これにより、発光した光は光拡散面で反射
して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能と
することができる。従って、発光ダイオード表示装置の
表示面に対して発光ダイオードの点灯確認ができる視認
角度を拡大することができる。
して虚像を視認することになり、反射光の視認を可能と
することができる。従って、発光ダイオード表示装置の
表示面に対して発光ダイオードの点灯確認ができる視認
角度を拡大することができる。
【0064】6)発光ダイオードのはんだ付け部をプリ
ント回路板のランドに挿入する過程と、ガイドピンがプ
リント回路板に挿入されて光透過部材とプリント回路板
とを位置決めするとともに、発光ダイオードが深穴部に
なぞって位置決めされて発光ダイオードと光透過部材と
を位置決めする過程と、爪部が、プリント回路板に挿入
されて光透過部材とプリント回路板とを固定する過程
と、発光ダイオードのはんだ付け部を上向きにして発光
ダイオードの先端を深穴部の奥に当接するとともに、発
光ダイオードのはんだ付け部とプリント回路板のランド
とをはんだ付けする過程とからなる。
ント回路板のランドに挿入する過程と、ガイドピンがプ
リント回路板に挿入されて光透過部材とプリント回路板
とを位置決めするとともに、発光ダイオードが深穴部に
なぞって位置決めされて発光ダイオードと光透過部材と
を位置決めする過程と、爪部が、プリント回路板に挿入
されて光透過部材とプリント回路板とを固定する過程
と、発光ダイオードのはんだ付け部を上向きにして発光
ダイオードの先端を深穴部の奥に当接するとともに、発
光ダイオードのはんだ付け部とプリント回路板のランド
とをはんだ付けする過程とからなる。
【0065】これにより、発光ダイオード実装における
治具を不要にすることができる。さらに、発光ダイオー
ド表示装置の組立上のバラツキも無くすることができ
る。加えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回
路板の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
従って、発光ダイオード表示装置を容易に製造すること
ができる。
治具を不要にすることができる。さらに、発光ダイオー
ド表示装置の組立上のバラツキも無くすることができ
る。加えて、光透過部材は着脱可能であり、プリント回
路板の製造工程で発光ダイオードの修理が可能となる。
従って、発光ダイオード表示装置を容易に製造すること
ができる。
【図1】本発明の実施例における概観図である。
【図2】本発明の実施例における発光ダイオード表示装
置の製造過程の説明図である。
置の製造過程の説明図である。
【図3】本発明の実施例の図(その1)である。
【図4】本発明の実施例の図(その2)である。
【図5】従来技術の説明図(その1)である。
【図6】従来技術の説明図(その2)である。
1:光透過部材 2:ガイドピン 3:爪部 4:深穴部 5:テーパ部 6:光拡散面 8:発光ダイオード 9:発光部 10:はんだ付け部 11:プリント回路板 12:係止穴 13:壁 14:ランド
Claims (6)
- 【請求項1】プリント回路板(11)に挿入されるガイ
ドピン(2)と、プリント回路板(11)と係止する爪
部(3)と、発光ダイオード(8)をガイドする深穴部
(4)とを形成した光透過部材(1)を備えて、発光ダ
イオード実装治具を兼用する、ことを特徴とする発光ダ
イオード表示装置。 - 【請求項2】深穴部(4)は、発光ダイオード(8)を
なぞる穴形状に形成して、発光ダイオードの高さと傾き
とを規正する、ことを特徴とする請求項1に記載の発光
ダイオード表示装置。 - 【請求項3】深穴部(4)は、発光ダイオード(8)の
発光部(9)を覆い、発光する光を拡散するように形成
する、ことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオー
ド表示装置。 - 【請求項4】爪部(3)は、テーパ部(5)を形成し
て、プリント回路板(11)に設けた係止穴(12)の
壁(13)を押圧する、ことを特徴とする請求項1に記
載の発光ダイオード表示装置。 - 【請求項5】光透過部材を発光ダイオードの上面に配置
される発光ダイオード表示装置において、発光ダイオー
ド(8)の発光部(9)を覆い発光する光を反射させる
光拡散面(6)を形成した光透過部材(1)を備えた、
ことを特徴とする発光ダイオード表示装置。 - 【請求項6】発光ダイオード(8)のはんだ付け部(1
0)をプリント回路板(11)のランド(14)に挿入
する過程と、 ガイドピン(2)がプリント回路板(11)に挿入され
て光透過部材(1)とプリント回路板(11)とを位置
決めするとともに、発光ダイオード(8)が深穴部
(4)になぞって位置決めされて発光ダイオード(8)
と光透過部材(1)とを位置決めする過程と、 爪部(3)が、プリント回路板(11)に挿入されて光
透過部材(1)とプリント回路板(11)とを固定する
過程と、 発光ダイオード(8)のはんだ付け部(10)を上向き
にして発光ダイオード(8)の先端を深穴部(4)の奥
に当接するとともに、発光ダイオード(8)のはんだ付
け部(10)とプリント回路板(11)のランド(1
4)とをはんだ付けする過程とからなる、ことを特徴と
する発光ダイオード表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29382996A JPH10143095A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発光ダイオード表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29382996A JPH10143095A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発光ダイオード表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10143095A true JPH10143095A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17799706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29382996A Pending JPH10143095A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発光ダイオード表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10143095A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10333316A1 (de) * | 2003-07-22 | 2005-02-10 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Lichtleiterbauteil für optische Mehrsegmentsanzeigen |
EP1715242A3 (de) * | 2005-04-13 | 2007-08-22 | WÜRTH ELEKTRONIK GmbH & Co. KG | Leiterplattenbeleuchtung |
KR101139720B1 (ko) | 2010-03-17 | 2012-04-26 | 세크론 주식회사 | 발광다이오드 모듈 제조용 지그 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP29382996A patent/JPH10143095A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10333316A1 (de) * | 2003-07-22 | 2005-02-10 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Lichtleiterbauteil für optische Mehrsegmentsanzeigen |
EP1715242A3 (de) * | 2005-04-13 | 2007-08-22 | WÜRTH ELEKTRONIK GmbH & Co. KG | Leiterplattenbeleuchtung |
KR101139720B1 (ko) | 2010-03-17 | 2012-04-26 | 세크론 주식회사 | 발광다이오드 모듈 제조용 지그 |
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