JPH10141938A - 悪路判断装置 - Google Patents

悪路判断装置

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JPH10141938A
JPH10141938A JP30270896A JP30270896A JPH10141938A JP H10141938 A JPH10141938 A JP H10141938A JP 30270896 A JP30270896 A JP 30270896A JP 30270896 A JP30270896 A JP 30270896A JP H10141938 A JPH10141938 A JP H10141938A
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JP
Japan
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signal
steering
rough road
road
determination
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Application number
JP30270896A
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English (en)
Inventor
Katsuya Iwasaki
克也 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Publication of JPH10141938A publication Critical patent/JPH10141938A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/80Exterior conditions
    • B60G2400/82Ground surface
    • B60G2400/821Uneven, rough road sensing affecting vehicle body vibration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/70Estimating or calculating vehicle parameters or state variables
    • B60G2800/702Improving accuracy of a sensor signal

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】路面入力以外に車体に作用する外乱によって車
体が振動する場合においても、純粋な路面入力分だけを
検知して誤判断なく的確に悪路判断を行なうことができ
る悪路判断装置の提供。 【解決手段】ステアリング角を検出するステアリングセ
ンサaと、ステアリングセンサaで検出されたステアリ
ング角から得られるステアリング信号から高周波成分信
号を抽出する信号処理手段bと、信号処理手段bで抽出
されたステアリング信号の高周波成分から悪路判断信号
を作成する判断信号作成手段cと、判断信号作成手段c
で作成された悪路判断信号が所定の判断しきい値を越え
ると走行路面の悪路判断を行なう悪路判断手段dと、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックアブソー
バの減衰力特性を最適制御する車両の懸架装置等におい
て用いられる悪路判断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、悪路判断装置としては、例えば、
特開平3−50012号公報に記載されたものが知られ
ている。この従来の悪路判断装置は、車高検出手段で検
出された車両の車高値が、一定の車高判断しきい値を越
える頻度を計測し、該超過頻度が所定値となった時、車
両走行路を悪路と判定するようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
悪路判断装置では、上述のように、車高検出手段で検出
された車高値の変動に基づいて走行路面の状態を判断す
るようにしたものであるが、ブレーキング時や車両の加
速時においても車両の車高値が変動することから、路面
からの入力以外に車体に作用する外乱と、悪路走行時と
の区別ができず、このため、良路走行時であっても悪路
と誤判断する可能性がある。従って、誤判断が生じない
ように路面状態の検出精度を向上させるためには、前述
のように、車高検出手段で検出された車両の車高値が、
一定の車高判断しきい値を越える頻度を計測するための
判断時間が必要となり、このため、悪路判断がなされる
までの時間が長くかかるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、路面入力以外に車体に作用する外乱に
よって車体が振動する場合においても、純粋な路面入力
分だけを検知して誤判断なく的確に悪路判断を行なうこ
とができる悪路判断装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の悪路判断装置は、図1のク
レーム対応図に示すように、ステアリング角を検出する
ステアリングセンサaと、該ステアリングセンサaで検
出されたステアリング角から得られるステアリング信号
から高周波成分信号を抽出する信号処理手段bと、該信
号処理手段bで抽出されたステアリング信号の高周波成
分から悪路判断信号を作成する判断信号作成手段cと、
該判断信号作成手段cで作成された悪路判断信号が所定
の判断しきい値を越えると走行路面の悪路判断を行なう
悪路判断手段dと、を備えた手段とした。また、本発明
請求項2記載の悪路判断装置は、前記判断信号作成手段
cが、前記信号処理手段bで抽出されたステアリング信
号の高周波成分の絶対値を求めると共に該高周波成分の
絶対値を移動平均化することにより悪路判断信号を作成
するように構成されている手段とした。また、本発明請
求項3記載の悪路判断装置は、前記ステアリング角から
得られるステアリング信号がステアリング角信号である
手段とした。また、本発明請求項4記載の悪路判断装置
は、前記ステアリング角から得られるステアリング信号
がステアリング角速度信号である手段とした。
【0006】
【作用】本発明請求項1記載の悪路判断装置では、上述
のように構成されるため、走行路面が悪路である時は、
タイヤが路面の突起を通過する際にステアリングを回転
させるトルクを発生させるもので、この路面突起入力は
ランダムに入力され、ステアリングには、ドライバーが
通常ステアリング操作を行なった場合の回転とは明瞭に
区別可能な高周波の回転トルクが伝達される。従って、
このステアリング信号の高周波成分が信号処理手段bで
抽出されると共に、この高周波成分から判断信号作成手
段cで悪路判断信号が作成される。そして、この悪路判
断信号は所定の判断しきい値を越えることから、悪路判
断手段dにおいて走行路面の悪路判断が行なわれること
になる。
【0007】また、走行路面が良路である時には、ステ
アリングセンサaで検出されるステアリング角信号に
は、上述の悪路走行時におけるような路面からの高周波
入力信号は含まれない。そして、ドライバーが通常ステ
アリング操作を行なった場合にステアリングセンサaで
検出されるステアリング角信号は低周波信号であるか
ら、信号処理手段bにおいて高周波成分はほとんど抽出
されず、判断信号作成手段cで形成された悪路判断信号
が所定の判断しきい値を越えることがないため、悪路判
断手段dにおいて走行路面の良路判断が行なわれること
になる。なお、路面入力以外に車体に作用する外乱によ
って車体が振動する場合においても、該車体の振動がス
テアリングセンサで検出されることはないため、純粋な
路面入力分だけを検知して誤判断なく的確に悪路判断を
行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図2は、本発明の実施の形態1
の悪路判断装置が適用された車両懸架装置を示す構成説
明図であり、車体と4つの車輪との間に介在されて、4
つのショックアブソーバSAFL,SAFR,SARL,SA
RR(なお、ショックアブソーバを説明するにあたり、こ
れら4つをまとめて指す場合、およびこれらの共通の構
成を説明する時にはただ単にSAと表示する。また、右
下の符号は車輪位置を示すもので、FLは前輪左,FRは前
輪右,RLは後輪左,RRは後輪右をそれぞれ示してい
る。)が設けられている。
【0009】そして、前輪側左右各ショックアブソーバ
SAFL,SAFRおよび後輪側左右各ショックアブソーバ
SARL,SARRの近傍位置(タワー位置)の車体には、
上下方向の加速度Gを検出する上下加速度センサ(以
後、上下Gセンサという)1FL,1FR,1RL,1RRが設
けられ、また、ステアリングSTにはステアリング角を
検出するステアリングセンサ2が設けられ、さらに、運
転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1(1FL,1FR
RL,1RR)およびステアリングセンサ2からの信号を
入力して、各ショックアブソーバSAのパルスモータ3
に駆動制御信号を出力するコントロールユニット4が設
けられている。
【0010】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記各上下Gセンサ
FL,1FR,1RL,1RRからのばね上上下加速度GFL
FR,GRL,GRR信号およびステアリングセンサ2から
のステアリング角θ信号が入力される。そして、前記イ
ンタフェース回路4aには、図14に示すように、ばね
上上下加速度GFL,GFR,GRL,GRR信号から各タワー
位置のばね上上下速度ΔxFL,ΔxFR,ΔxRL,ΔxRR
と、ばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx0FL
(Δx−Δx0FR,(Δx−Δx0RL,(Δx−Δ
0RRと、該ばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )の低周波処理信号VpT,Cと、伸側制御ゲインkuT
よび圧側制御ゲインkuCを求めるための信号処理回路
と、図21に示すように、ステアリング角θ信号から悪
路判断信号SJを求める信号処理回路とが設けられてい
る。なお、これらの信号処理回路の詳細については後述
する。
【0011】次に、図4は、ショックアブソーバSAの
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
【0012】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
【0013】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
【0014】従って、前記上部室Aと下部室Bとの間に
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
【0015】即ち、ショックアブソーバSAは、調整子
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
【0016】ちなみに、図7において、調整子40を
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
【0017】次に、コントロールユニット4の制御作動
のうち、ばね上上下速度Δxと、ばね上−ばね下間相対
速度(Δx−Δx0 )と、低周波処理信号VpT,Cと、伸
側制御ゲインkuTおよび圧側制御ゲインkuCを求めるた
めの信号処理回路の構成を、図14のブロック図および
図20のタイムチャートに基づいて説明する。
【0018】まず、B1では、位相遅れ補償式を用い、
各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)で検出さ
れた各ばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR
を、各タワー位置のばね上上下速度信号に変換する。な
お、位相遅れ補償の一般式は、次の伝達関数式(1) で表
わすことができる。
【0019】 G(S) =(AS+1)/(BS+1)・・・・・・・・(1)
(A<B) そして、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3
Hz )において積分(1/S)する場合と同等の位相お
よびゲイン特性を有し、低周波(〜0.05 Hz )側でのゲ
インを下げるための位相遅れ補償式として、次の伝達関
数式(2) が用いられる。
【0020】 G(S) =(0.001 S+1)/(10S+1)×γ・・・・・・・・(2) なお、γは、積分(1/S)により速度変換する場合の
信号とゲイン特性を合わせるためのゲインであり、この
実施の形態ではγ=10に設定されている。その結果、
図15の(イ) における実線のゲイン特性、および、図1
5の(ロ) における実線の位相特性に示すように、減衰力
特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3 Hz )における
位相特性を悪化させることなく、低周波側のゲインだけ
が低下した状態となる。なお、図15の(イ),(ロ) の点線
は、積分(1/S)により速度変換されたばね上上下速
度信号のゲイン特性および位相特性を示している。
【0021】続くB2では、制御を行なう目標周波数帯
以外の成分を遮断するためのバンドパスフィルタ処理を
行なう。即ち、このバンドパスフィルタBPFは、2次
のハイパスフィルタHPF(0.2 Hz)と2次のローパス
フィルタLPF(4 Hz)とで構成され、車両のばね上共
振周波数帯を目標としたばね上上下速度Δx(ΔxFL
ΔxFR,ΔxRL,ΔxRR)信号を求める。
【0022】一方、B3では、次式(3) に示すように、
各ばね上上下加速度からばね上−ばね下間相対速度まで
の伝達関数Gu(S) を用い、各上下Gセンサ1で検出さ
れた上下方向加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
から、各タワー位置のばね上−ばね下間相対速度(Δx
−Δx0 )[(Δx−Δx0FL,(Δx−Δx
0FR,(Δx−Δx0RL,(Δx−Δx0RR]信
号を求める。 Gu(S) =−ms/(cs+k)・・・・・・・・(3) なお、mはばね上マス、cはサスペンションの減衰係
数、kはサスペンションのばね定数、sはラプラス演算
子である。
【0023】続くB4では、図20の点線で示すよう
に、高周波であるばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δ
0 )のピーク値の絶対値を検出すると共に、図20の
実線で示すように、ピーク値の絶対値を次のピーク値の
絶対値が検出されるまでの間は保持させた低周波の処理
信号VpT,Cを作成する。
【0024】続くB5では、図18および図19に示す
マップに基づき、前記低周波の処理信号VpT,Cに応じた
伸側制御ゲインkuTおよび圧側制御ゲインkuCを求め
る。即ち、ばね上上下速度Δxが正の値である時は、図
18のマップに基づいて伸側制御ゲインkuTが求めら
れ、また、ばね上上下速度Δxが負の値である時は、図
19のマップに基づいて圧側制御ゲインkuCが求められ
る。そして、図18および図19のマップにおいて実線
は良路走行時における理想の反比例可変特性、点線で示
すのが悪路走行時における補正反比例可変特性である。
なお、走行路面状態が良路か悪路かの判断方法およびそ
の判断結果に基づく減衰力特性の通常時制御と悪路走行
時制御との切り換え制御の内容については後述する。
【0025】続くB6では、処理信号VpT,Cの値が更新
されるごとに、次式(4),(5) に示すように、前記伸側制
御ゲインkuTおよび圧側制御ゲインkuCの値を移動平均
化した、伸側平均化制御ゲイン[kuT]および圧側平均
化制御ゲイン[kuC]が求められる。
【0026】 [kuT]=1/4(kuT-n+kuT-n-1+kuT-n-2+kuT-n-3)・・・・・・(4) [kuC]=1/4(kuC-n+kuC-n-1+kuC-n-2+kuC-n-3)・・・・・・(5) 次に、前記コントロールユニット4におけるショックア
ブソーバSAの減衰力特性制御作動の内容を図16のフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、この基本制御
は各ショックアブソーバSAFL,SAFR,SARL,SA
RRごとに行なわれる。
【0027】ステップ101では、ばね上上下速度Δx
が正の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ102に進んで各ショックアブソーバSAを伸側ハー
ド領域HSに制御し、NOであればステップ103に進
む。
【0028】ステップ103では、ばね上上下速度Δx
が負の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ104に進んで各ショックアブソーバSAを圧側ハー
ド領域SHに制御し、NOであればステップ105に進
む。
【0029】ステップ105は、ステップ101および
ステップ103でNOと判断された時、即ち、ばね上上
下速度Δxの値が、0である時の処理ステップであり、
この時は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SS
に制御する。
【0030】次に、減衰力特性制御の作動を図17のタ
イムチャートにより説明する。ばね上上下速度Δxが、
この図に示すように変化した場合、図に示すように、ば
ね上上下速度Δxの値が0である時には、ショックアブ
ソーバSAをソフト領域SSに制御する。
【0031】また、ばね上上下速度Δxの値が正の値に
なると、伸側ハード領域HSに制御して、圧側の減衰力
特性をソフト特性に固定する一方、伸側の減衰力特性
(目標減衰力特性ポジションPT )を、次式(6) に基づ
き、ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。 PT =α・Δx・[kuT]・・・・・・・・・・・・・・・・(6) なお、αは、伸側の定数である。そして、[kuT]は、
前述のように、図18のマップに基づき、ばね上−ばね
下間相対速度(Δx−Δx0 )の処理信号VpT,Cに応じ
て可変設定される伸側制御ゲインkuTから求められた伸
側平均化制御ゲインである。
【0032】また、ばね上上下速度Δxの値が負の値に
なると、圧側ハード領域SHに制御して、伸側減衰力特
性をソフト特性に固定する一方、圧側の減衰力特性(目
標減衰力特性ポジションPC )を、次式(7) に基づき、
ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。 PC =β・Δx・[kuC]・・・・・・・・・・・・・・・・(7) なお、βは、圧側の定数である。そして、[kuC]は、
前述のように、図19のマップに基づき、ばね上−ばね
下間相対速度(Δx−Δx0 )の処理信号VpT,Cに応じ
て可変設定される圧側制御ゲインkuCから求められた圧
側平均化制御ゲインである。
【0033】次に、コントロールユニット4の減衰力特
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図17のタイムチャートに基
づいて説明する。
【0034】図17のタイムチャートにおいて、領域a
は、ばね上上下速度Δxが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度(Δx−Δx0 )は負の値(ショックアブソーバSA
の行程は圧行程側)となっている領域であるため、この
時は、ばね上上下速度Δxの方向に基づいてショックア
ブソーバSAは伸側ハード領域HSに制御されており、
従って、この領域ではその時のショックアブソーバSA
の行程である圧行程側がソフト特性となる。
【0035】また、領域bは、ばね上上下速度Δxが正
の値(上向き)のままで、ばね上−ばね下間相対速度
(Δx−Δx0 )は負の値から正の値(ショックアブソ
ーバSAの行程は伸行程側)に切り換わった領域である
ため、この時は、ばね上上下速度Δxの方向に基づいて
ショックアブソーバSAは伸側ハード領域HSに制御さ
れており、かつ、ショックアブソーバの行程も伸行程で
あり、従って、この領域ではその時のショックアブソー
バSAの行程である伸行程側が、ばね上上下速度Δxの
値に比例したハード特性となる。
【0036】また、領域cは、ばね上上下速度Δxが正
の値(上向き)から負の値(下向き)に逆転した状態で
あるが、この時はまだばね上−ばね下間相対速度(Δx
−Δx0 )は正の値(ショックアブソーバSAの行程は
伸行程側)となっている領域であるため、この時は、ば
ね上上下速度Δxの方向に基づいてショックアブソーバ
SAは圧側ハード領域SHに制御されており、従って、
この領域ではその時のショックアブソーバSAの行程で
ある伸行程側がソフト特性となる。
【0037】また、領域dは、ばね上上下速度Δxが負
の値(下向き)のままで、ばね上−ばね下間相対速度
(Δx−Δx0 )は正の値から負の値(ショックアブソ
ーバSAの行程は伸行程側)になる領域であるため、こ
の時は、ばね上上下速度Δxの方向に基づいてショック
アブソーバSAは圧側ハード領域SHに制御されてお
り、かつ、ショックアブソーバの行程も圧行程であり、
従って、この領域ではその時のショックアブソーバSA
の行程である圧行程側が、ばね上上下速度Δxの値に比
例したハード特性となる。
【0038】以上のように、この発明の実施の形態1で
は、ばね上上下速度Δxとばね上−ばね下間相対速度
(Δx−Δx0 )とが同符号の時(領域b,領域d)
は、その時のショックアブソーバSAの行程側をハード
特性に制御し、異符号の時(領域a,領域c)は、その
時のショックアブソーバSAの行程側をソフト特性に制
御するという、スカイフック制御理論に基づいた減衰力
特性制御と同一の制御が、ばね上上下速度Δx信号のみ
に基づいて行なわれることになる。そして、さらに、こ
の発明の実施の形態1では、ショックアブソーバSAの
行程が切り換わった時点、即ち、領域aから領域b,お
よび領域cから領域d(ソフト特性からハード特性)へ
移行する時には、切り換わる行程側の減衰力特性ポジシ
ョンは前の領域a,cで既にハード特性側への切り換え
が行なわれているため、ソフト特性からハード特性への
切り換えが時間遅れなく行なわれるもので、これによ
り、高い制御応答性が得られると共に、ハード特性から
ソフト特性への切り換えはパルスモータ3を駆動させる
ことなしに行なわれるもので、これにより、パルスモー
タ3の耐久性向上と、消費電力の節約が成されることに
なる。
【0039】次に、走行路面状態が良路か悪路かの判断
方法およびその判断結果に基づく減衰力特性の通常時制
御と悪路走行時制御との切り換え制御の内容について説
明する。
【0040】まず、コントロールユニット4の制御作動
のうち、ステアリング角θ信号から悪路判断信号を求め
る信号処理回路の構成を図21のブロック図および図2
2のタイムチャートに基づいて説明する。
【0041】まず、図21のC1では、図22の(イ) に
示すように、ステアリング角θ信号をローパスフィルタ
LPF(30Hz)で処理することによりノイズカットを
行ない、続くC2では、さらに2次のハイパスフィルタ
HPF(5Hz)で低周波カット処理することにより、図
22の(ロ) に示すように、高周波成分信号SSを抽出す
る。
【0042】続くC3では、前記高周波成分信号SSを
絶対値化した絶対値化信号ASSを形成し、続くC4で
は、これをさらにローパスフィルタLPF(1Hz)で移
動平均化処理することにより、図22の(ハ) に示すよう
な悪路判断信号SJを求める。
【0043】次に、コントロールユニット4の制御作動
のうち、前記悪路判断信号SJによる路面状態判断およ
び減衰力特性の切り換え制御の内容を、図23のフロー
チャートおよび図24の作用説明図に基づいて説明す
る。
【0044】走行路面が悪路である時は、図24に示す
ように、タイヤが路面の突起を通過する際にステアリン
グSTを回転させるトルクを発生させ、この路面突起入
力はランダムに入力されることから、ステアリングST
には、ドライバーが通常ステアリング操作を行なった場
合とは明瞭に区別可能な高周波振動が伝達される(図2
2参照)。
【0045】一方、走行路面が良路である時には、ステ
アリングセンサ2で検出されるステアリング角θ信号に
は、上述の悪路走行時におけるような路面からの高周波
入力信号は含まれず、ドライバーが通常ステアリング操
作を行なった場合にステアリングセンサ2で検出される
ステアリング角θ信号は低周波信号である(図22参
照)。
【0046】従って、ステアリング角θ信号の高周波成
分信号SSに基づく前記悪路判断信号SJが所定の悪路
判断しきい値SJTを越えているか否かを判定すること
により、図22の(ホ) に示すように、走行路面が悪路で
あるか良路であるかの判定を行なうことができる。
【0047】そこで、図23のフローチャートのステッ
プ201では、前記悪路判断信号SJが所定の悪路判断
しきい値SJTを越えているか否かを判定し、YES
(SJ>SJT)である時は、走行路面が悪路であると
判定し、ステップ202に進んで悪路走行時制御への切
り換えを行ない、また、NO(SJ≦SJT)である時
は、走行路面が良路であると判定し、ステップ203に
進んで通常時制御への切り換えを行なう。
【0048】次に、前記良路走行時における通常時制御
と悪路走行時における悪路走行時制御の内容について説
明する。 (イ)良路走行時 良路走行時におけるショックアブソーバASの通常時制
御においては、図18および図19の実線で示す理想の
反比例可変特性に基づき、ばね上−ばね下間相対速度
(Δx−Δx0 )の処理信号VpT,Cに応じた伸側制御ゲ
インkuTまたは圧側制御ゲインkuCから求められた伸側
平均化制御ゲイン[kuT]または圧側平均化制御ゲイン
[kuC]に可変設定されるもので、これにより、良路走
行時における車両の乗り心地を確保することができる。
【0049】(ロ)悪路走行時 悪路走行時におけるショックアブソーバSAの悪路走行
時制御においては、図18および図19の点線で示す補
正反比例可変特性に基づき、ばね上−ばね下間相対速度
(Δx−Δx0 )の処理信号VpT,Cに応じた伸側制御ゲ
インkuTまたは圧側平均化制御ゲイン[kuC]に可変設
定されるもので、これにより、悪路走行時における車両
の乗り心地を確保することができる。
【0050】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態の悪路判断装置では、以下に列挙する効果が得ら
れる。
【0051】 路面入力以外に車体に作用する外乱に
よって車体が振動する場合においても、該車体の振動が
ステアリングセンサ2で検出されることはないため、純
粋な路面入力分だけを検知して誤判断なく的確に悪路判
断を行なうことができるようになる。
【0052】 ばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δ
0 )の処理信号VpT,Cに応じて可変設定される伸側制
御ゲインkuTまたは圧側制御ゲインkuCの可変特性を、
良路走行時と悪路走行時とで切り換え設定するようにし
たことで、路面状態の変動による条件変化に対応した最
適な制御力を発生させることができ、これにより、車両
の乗り心地を向上させることができるようになる。
【0053】 高周波で得られるばね上−ばね下間相
対速度(Δx−Δx0 )信号を低周波状態に変形した処
理信号VpT,Cによって伸側制御ゲインkuTまたは圧側制
御ゲインkuCを可変制御するようにしたことで、伸側制
御ゲインkuTまたは圧側制御ゲインkuCの変動を低周波
状態とし、これにより、パルスモータ3の応答性がそれ
ほど高くなくても、減衰力特性の切り換えを信号変化に
追従させることができるため、コストを高めることなし
に制御性を高めることができるようになる。
【0054】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。なお、この他の実施の形態の説明にあたって
は、前記発明の実施の形態と同様の構成部分には同一の
符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説
明する。
【0055】(発明の実施の形態2)この発明の実施の
形態2においては、前記発明の実施の形態1における図
14のB4において、図25に示すように、ばね上−ば
ね下間相対速度(Δx−Δx0 )の方向判別符号(伸行
程側がプラス、圧行程側がマイナス)によりばね上−ば
ね下間相対速度(Δx−Δx0 )の伸側のピーク値と圧
側のピーク値とをそれぞれ検出すると共に、伸側のピー
ク値と圧側のピーク値をそれぞれ次のピーク値が検出さ
れるまでの間は保持させた伸側処理信号VpTと圧側処理
信号VpCとをそれぞれ別々に作成するようにしたもので
ある。
【0056】そして、目標減衰力特性ポジションPT
C を求める前記式(5),(6) において、その時のばね上
上下速度Δxの方向判別符号が上向きの正である時は伸
側処理信号VpTによる伸側制御ゲインKuTから求められ
る伸側平均化制御ゲイン[KuT]を、また、下向きの負
である時は圧側処理信号VpCによる圧側制御ゲインKuC
から求められる圧側平均化制御ゲイン[KuC]をそれぞ
れ用いるようにしたものである。
【0057】従って、この発明の実施の形態2において
は、前記発明の実施の形態1と同様の作用・効果が得ら
れると共に、伸側と圧側とで独立した制御ゲインが設定
されることで、制御性をさらに高めることができるよう
になるという効果が得られる。
【0058】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成は前記発明の実施の形態1、2に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0059】例えば、発明の実施の形態では、悪路判断
信号を形成するためのステアリング信号としてステアリ
ング角信号を用いたが、ステアリング角速度信号を用い
ることができる。
【0060】また、発明の実施の形態では、ばね上−ば
ね下間相対速度を、上下Gセンサで検出されたばね上上
下加速度信号から所定の伝達関数に基づいて推定するよ
うにしたが、ストロークセンサ等により直接検出するよ
うにしてもよい。
【0061】また、上下Gセンサを各車輪位置にそれぞ
れ設ける場合を示したが、その設置個数は任意であり、
前輪側に設けた上下Gセンサの信号から所定の伝達関数
に基づいて後輪側車輪位置のばね上上下速度およびばね
上−ばね下間相対速度を推定するようにしてもよい。
【0062】また、発明の実施の形態では、ばね上上下
速度信号が0の時のみソフト領域SSに制御するように
したが、0を中心とする所定の不感帯を設けこの不感帯
の範囲内でばね上上下速度が推移している間は減衰力特
性をソフト領域SSに維持させることにより、制御ハン
チングを防止することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の車両懸架装置では、上述のように、ステアリング
角を検出するステアリングセンサと、該ステアリングセ
ンサで検出されたステアリング角から得られるステアリ
ング信号から高周波成分信号を抽出する信号処理手段
と、該信号処理手段で抽出されたステアリング信号の高
周波成分から悪路判断信号を作成する判断信号作成手段
と、該判断信号作成手段で作成された悪路判断信号が所
定の判断しきい値を越えると走行路面の悪路判断を行な
う悪路判断手段と、を備えた構成としたことで、路面入
力以外に車体に作用する外乱によって車体が振動する場
合においても、該車体の振動がステアリングセンサで検
出されることはないため、純粋な路面入力分だけを検知
して誤判断なく的確に悪路判断を行なうことができるよ
うになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の悪路判断装置を示すクレーム対応図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1の悪路判断装置が適用さ
れた車両懸架装置を示す構成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1の悪路判断装置が適用さ
れた車両懸架装置を示すシステムブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に適用したショックアブ
ソーバを示す断面図である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のK
−K断面図である。
【図9】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のL
−L断面およびM−M断面図である。
【図10】前記ショックアブソーバの要部を示す図5の
N−N断面図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
【図14】本発明の実施の形態1における信号処理回路
を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態1における信号処理回路
で得られたばね上上下速度信号のゲイン特性(イ) および
位相特性(ロ) を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの減衰力特性制御作動の内容を示すフローチャ
ートである。
【図17】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの減衰力特性制御作動の内容を示すタイムチャ
ートである。
【図18】本発明の実施の形態におけるピストン速度
(ばね上−ばね下間相対速度)に対する伸側制御ゲイン
の可変特性マップである。
【図19】本発明の実施の形態におけるピストン速度
(ばね上−ばね下間相対速度)に対する圧側制御ゲイン
の可変特性マップである。
【図20】本発明の実施の形態1における処理信号の作
成状態を示すタイムチャートである。
【図21】本発明の実施の形態1における悪路判断信号
を求める信号処理回路を示すブロック図である。
【図22】本発明の実施の形態1における悪路判断信号
を求める信号処理回路の作動内容および路面状態判定内
容を説明するためのタイムチャートである。
【図23】本発明の実施の形態1における走行路面状態
が良路か悪路かの判断方法およびその判断結果に基づく
減衰力特性の通常時制御と悪路走行時制御との切り換え
制御の内容を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施の形態1におけるステアリング
に対する路面からの振動入力を説明するための作用説明
図である。
【図25】発明の実施の形態2における処理信号の作成
状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
a ステアリングセンサ b 信号処理手段 c 判断信号作成手段 d 悪路判断手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリング角を検出するステアリングセ
    ンサと、 該ステアリングセンサで検出されたステアリング角から
    得られるステアリング信号から高周波成分信号を抽出す
    る信号処理手段と、 該信号処理手段で抽出されたステアリング信号の高周波
    成分から悪路判断信号を作成する判断信号作成手段と、 該判断信号作成手段で作成された悪路判断信号が所定の
    判断しきい値を越えると走行路面の悪路判断を行なう悪
    路判断手段と、を備えたことを特徴とする悪路判断装
    置。
  2. 【請求項2】前記悪路判断信号作成手段が、前記信号処
    理手段で抽出されたステアリング信号の高周波成分の絶
    対値を求めると共に該高周波成分の絶対値を移動平均化
    することにより悪路判断信号を作成するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の悪路判断装置。
  3. 【請求項3】前記ステアリング角から得られるステアリ
    ング信号がステアリング角信号である請求項1または2
    に記載の悪路判断装置。
  4. 【請求項4】前記ステアリング角から得られるステアリ
    ング信号がステアリング角速度信号である請求項1また
    は2に記載の悪路判断装置。
JP30270896A 1996-11-14 1996-11-14 悪路判断装置 Pending JPH10141938A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006016852A1 (de) * 2006-04-07 2007-10-11 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur Bestimmung des Fahrbahnzustands

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