JPH10141745A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10141745A
JPH10141745A JP8315566A JP31556696A JPH10141745A JP H10141745 A JPH10141745 A JP H10141745A JP 8315566 A JP8315566 A JP 8315566A JP 31556696 A JP31556696 A JP 31556696A JP H10141745 A JPH10141745 A JP H10141745A
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隆幸 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば運転の停止中に温度センサが日射を受
けたような場合でも、あるいはまた室外熱交換器に霜が
着いたような場合であっても、常に正確な外気温度を把
握することが可能な空気調和機を提供する。 【解決手段】 温度センサ5により1分毎に周囲温度を
検知し(ステップS2、S3)、その検知温度と把握外
気温度とを比較する(ステップS4)。検知温度が把握
外気温度よりも例えば3℃未満の高温であれば把握外気
温度を更新して(ステップS5)表示を行なう(ステッ
プS1)。検知温度が把握外気温度よりも3℃以上高け
れば把握外気温度を保持してその温度を表示する(ステ
ップS1)。同時に室外ファン4を1分〜2分程度の間
オンして(ステップS6、S7)、温度センサ5付近に
空気流を生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転中や運転停
止中において、温度センサにより外気温度を把握する機
能を備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室外機の吸込部に取り付けられた
サーミスタからなる温度センサにより外気温度を検知し
ており、この検知した外気温度でもってデフロストの判
断や、インバータ機における圧縮機の周波数制御を行っ
ている。また製品によっては、室外温度として上記外気
温度を室内に表示しているものも存在している。なお、
外気温度を温度センサにより検知し、その検知出力を利
用して単に制御を行なっている従来例としては、例えば
特開平6−159738号公報が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記外気温度を検知す
る温度センサは、室外機の吸込側において室外熱交換器
にホルダーを使用して取り付けている場合が多い。しか
しながらこの取付位置では、運転停止中に日射を受けた
時には温度センサの周囲温度が上昇し、そのため実際の
外気温度よりも高い温度を検知してしまうことになる。
従って運転の停止中においても外気温度を室内側で表示
している場合には、誤った室外温度の表示をして利用快
適性が低下するという問題があった。また暖房運転時に
は、室外熱交換器への着霜によって実際の外気温度より
低い温度を検知してしまい、これらの検知温度に基づい
てそのまま圧縮機の周波数制御やデフロスト判断を行う
と、空気調和機が異常な動作をしてしまうという問題が
あった。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、例えば運転の停
止中に温度センサが日射を受けたような場合でも、ある
いはまた室外熱交換器に霜が着いたような場合であって
も、常に正確な外気温度を把握することが可能な空気調
和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、室外熱交換器3側に配設された温度センサ5を
備え、運転中、停止中にかかわらずこの温度センサ5に
て所定の時間毎に温度を検知し、検知した温度に基づい
て外気温度を把握するようにした空気調和機において、
運転停止中に、直前に把握した外気温度と上記温度セン
サ5による現在の検知温度との差が所定温度以上に大き
い場合には、直前に把握した外気温度を現在の外気温度
として保持する制御手段10を備えていることを特徴と
している。
【0006】上記請求項1の空気調和機では、空気調和
機の運転停止中に、例えば日射により温度センサ5の周
囲に熱がこもって、直前に把握した外気温度よりも所定
温度以上に高い温度を温度センサ5が検知した場合、上
記外気温度を更新せず保持することが可能となる。
【0007】また請求項2の空気調和機は、上記温度セ
ンサ5を含む範囲で空気流を生じさせる室外ファン4を
備え、上記制御手段10は、直前に把握した外気温度と
現在の検知温度との差が所定温度以上であったときは、
上記室外ファン4を所定時間作動させるようにしたこと
を特徴としている。
【0008】上記請求項2の空気調和機では、直前に把
握した外気温度よりも現在の検知温度が異常に高いとき
には、室外ファン4を所定時間オンさせることで温度セ
ンサ5の付近に空気流を生じさせることが可能となる。
【0009】さらに請求項3の空気調和機は、室外熱交
換器3側に配設された温度センサ5を備え、この温度セ
ンサ5にて所定の時間毎に温度を検知し、検知した温度
に基づいて外気温度を把握するようにした空気調和機に
おいて、上記温度センサ5による現在の検知温度が直前
に把握した外気温度よりも低く、且つ0℃以下の場合に
は、直前に把握した外気温度を現在の外気温度として保
持する制御手段10を備えていることを特徴としてい
る。
【0010】上記請求項3の空気調和機では、暖房運転
時などで室外熱交換器3に一時的に霜が着いて温度セン
サ5による検知温度が実際の外気温度より低い場合に
も、直前に把握した外気温度を保持することが可能とな
る。
【0011】請求項4の空気調和機は、上記温度センサ
5による検知温度が、直前に把握した外気温度よりも所
定の複数回以上連続して低くかつ0℃以下であったとき
は、上記制御手段10は、温度センサ5による現在の検
知温度に基づいて外気温度を把握するようにしたことを
特徴としている。
【0012】上記請求項4の空気調和機では、温度セン
サ5による検知温度が0℃以下であってかつ直前に把握
した外気温度よりも低い場合にも、これが所定の複数回
連続した場合には外気温度を更新している。従って外気
そのものが低いときにはこれを正確に把握することが可
能となる。
【0013】請求項5の空気調和機は、室外熱交温度セ
ンサ6を設け、この室外熱交温度センサ6で検知した室
外熱交温度が室外熱交換器3を除霜運転に突入させる所
定の温度以下の場合には、上記制御手段10は、その直
前に把握した外気温度を現在の外気温度として保持する
ようにしたことを特徴としている。
【0014】上記請求項5の空気調和機では、室外熱交
換器3に着霜が生じて除霜(デフロスト)運転に入った
場合には、直前に把握した外気温度を保持することが可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図7は上記空気調和機の室外機1の概略構成図
を示し、本体ケース2の内部には室外熱交換器3と、室
外ファン4とが配設されている。この室外ファン4の作
動により図中矢印に示すように空気が流れて、図中の右
側が吸込側となり、左側が吐出側となる。上記室外熱交
換器3の吸込側には周囲温度を検知するサーミスタから
なる温度センサ5が設けられている。また、室外熱交換
器3には熱交サーモと呼ばれる室外熱交温度センサ6が
配設してある。
【0016】上記空気調和機では、上記温度センサ5の
検知出力にてその運転中、あるいは運転停止中において
も室内側で外気温度を表示し、また外気温度に基づいて
圧縮機の周波数制御及びデフロスト制御を行うようにな
っている。図9は温度センサ5からの出力にて上記外気
温度表示等を行うためのブロック図である。同図におい
て、10はマイクロコンピュータからなる制御部(制御
手段)であり、この制御部10は温度センサ5からの温
度データを記憶したり、制御のためのプログラムを格納
しているメモリ12と、全体の制御を司るCPU11等
からなっている。この制御部10により、後述するよう
に温度センサ5で検知した検知温度に基づいて外気温度
を把握し、表示部9に外気温度を表示したり冷媒回路8
に対して圧縮機の周波数制御やデフロスト制御を行うよ
うになっている。
【0017】この発明は日射時やフロスト(着霜)時の
温度ずれを少なくするために、所定の時間間隔、例えば
1分毎に温度センサ5にて温度を検知し、この検知温度
と直前に把握した外気温度(以下「把握外気温度」とい
う)との温度差をみることによって、この把握外気温度
を保持したり、あるいはこれを更新したりすることによ
り、より正確な外気温度を把握できるようにしたもので
ある。以下具体的に説明する。
【0018】先ず運転停止中の外気温度の表示制御につ
いて図1及び図2を用いて説明する。なお、この外気温
度の表示制御は図9に示す制御部10にて行なわれる。
図2において×印が実際の外気温度であり、●印が温度
センサ5にて検知した検知温度である。また下側の小さ
い黒丸が温度センサ5にて周囲温度をサンプリングする
検知タイミングを示し、○印が把握外気温度を更新して
外気温度を新たに把握し直していることを示している。
この空気調和機は、上述のように運転中、運転停止中で
も室内側に表示部9にて外気温度を表示するようになっ
ている。
【0019】時刻t1 までは空気調和機が運転中であ
り、運転中は室外ファン4は駆動されて回転し、空気は
吸込側から吐出側へと流れて、温度センサ5付近には空
気は滞溜していない。そして、例えば1分毎に温度セン
サ5により周囲温度を検知し、その検知温度をそのまま
把握外気温度として表示部9にて表示している。時刻t
1 で運転が停止されると室外ファン4も停止するが、1
分毎に温度センサ5にて周囲温度を検知している。図1
に示すステップS1で把握外気温度を表示しており、次
にステップS2で検知タイミングか否かを判断して時刻
2 になるまで上記表示温度をそのままにして待機し、
検知タイミングであれば(時刻t2 であれば)ステップ
S3に進み温度センサ5にて周囲温度を検知する。そし
てステップS4で今回(時刻t2 )の検知温度と、直前
(時刻t1 )に把握した外気温度とを比較する。この場
合、図2に示すように両温度の差が小さいので、ステッ
プS5で把握外気温度を時刻t2 で検知した温度に更新
して、その更新した把握外気温度を室内側の表示部9に
表示する。
【0020】次に時刻t4 で温度センサ5により周囲温
度を検知し、これを時刻t3 で把握した外気温度と比較
すると(ステップS4)、その差が大きくなっている。
例えば、把握外気温度が25℃で、現在の検知温度が2
9℃とした場合、4℃以上も不自然に検知温度が高くな
っている。これは室外ファン4が停止して温度センサ5
周囲の空気が滞溜するため顕著になった日射の影響と考
えられる。そのため例えば検知温度が3℃以上も把握外
気温度より高い場合には、この把握外気温度を検知温度
で更新して表示するのではなく、時刻t3 で把握した外
気温度を保持してその温度を表示するようにしている
(ステップS1)。同時にステップS6に示すように室
外ファン4を低速で運転して空気流を生じさせ、温度セ
ンサ5付近の空気を入れ替えて空気の滞溜による影響を
低減させる。またこの室外ファン4の運転時間は例えば
1〜2分程度であり、1〜2分経過後に室外ファン4を
停止させる(ステップS7)。一方、時刻t5 で温度セ
ンサ5にて検知した温度と把握外気温度との差が小さけ
れば、つまり両温度差が3℃未満であれば(ステップS
4)、把握外気温度を時刻t5 で検知した温度で更新し
(ステップS5)、その温度を表示する(ステップS
1)。また図2に示すように、時刻t7 における検知温
度も時刻t6 で把握した外気温度と差が大きいので、上
述の制御を繰り返して直前に把握した外気温度を保持し
て表示する(ステップS4、ステップS6参照)。なお
上記の更新タイミング時は1分毎としているが、これに
限定されるものではなく、任意の間隔をとることができ
る。
【0021】このように運転停止中において、温度セン
サ5が日射による影響等で実際の外気温度よりも高い温
度を検知しても、このような場合には直前に把握した外
気温度を保持して表示することで、異常な温度表示を行
なうことなく外気温度を正確に表示することができる。
また温度を更新しない場合の温度差は上記では3℃以上
としたが、これに限定されるものではなく、予想される
空気調和機の使用状況等に応じて適宜に選択することが
できる。さらに上記では把握外気温度を保持するのと同
条件で室外ファン4を作動させているが、異なる条件、
例えば検知温度が把握外気温度よりも2℃高いとき等に
室外ファン4を作動させるようにしてもよい。
【0022】次に運転中のフロスト時での温度ずれを少
なくする場合について図3及び図4により説明する。こ
の場合、温度センサ5の検知温度が把握外気温度より低
く且つ0℃以下になっている時、その把握外気温度を保
持し、この保持した温度で圧縮機の制御や表示を行うよ
うにしたものである。ただし検知タイミングでN回(こ
の実施の形態では4回)連続して同様の条件を満たす温
度を検知した場合は、そのN回目の検知温度で把握外気
温度を更新し、更新した温度に基づき表示及び制御を行
うようにしている。ステップS11では把握外気温度を
表示し、あるいはこれによって圧縮機制御を行い、そし
て次にステップS12で検知タイミングか否かの判断を
行なう。図4に示す時刻t2 で温度センサ5にて温度を
検知すると(ステップS13)、時刻t1 で把握した外
気温度より低いが0℃以上なので(ステップS14)、
把握外気温度を時刻t2 での検知温度に更新する(ステ
ップS16)。次に、時刻t3 で温度を検知すると、時
刻t2 で把握した外気温度より低く、且つ0℃以下なの
でステップS14からステップS15に進み、この条件
が4回連続したかどうかの判断を行なう。時刻t3 では
この条件が1回目なのでステップS11に進んで時刻t
2 で把握した外気温度を保持し、これに基づき温度表示
等を行う。時刻t4 においても前回の時刻t2 で把握し
た外気温度より低く、且つ0℃以下なのでステップS1
4からステップS15に進むが、未だ2回目なので時刻
2 で把握した外気温度を保持してこれに基づき温度表
示等を行う。次に、時刻t5 で温度を検知した場合、時
刻t2 で把握した外気温度より高く、また0℃以上なの
で、時刻t5 で検知した温度で把握外気温度を更新して
(ステップS16)、その更新した把握外気温度に基づ
いて表示等を行う(ステップS11)。
【0023】また時刻t7 での検知温度は時刻t6 での
把握外気温度より低く、且つ0℃以下なので、時刻t6
で把握した外気温度を保持する(ステップS14、ステ
ップS15)。時刻t7 〜時刻t9 での更新タイミング
においても時刻t6 で把握した外気温度より低く、且つ
0℃以下であり、しかもこの条件を満たすのは未だ4回
未満なので(ステップS14、ステップS15)、時刻
6 で把握した外気温度を保持する。一方、時刻t1 0
での検知温度も同様に時刻t6 で把握した外気温度より
低く、且つ0℃以下であるが、ステップS15において
この条件が4回連続して生じたので、把握外気温度を時
刻t1 0 の検知温度で更新する(ステップS16)。ま
たデフロスト中の場合は更新しないようにしているが、
これについては後述する。以下、上記の制御動作が繰り
返される。上記では把握外気温度を更新する条件を4回
としているが、これは2回または3回でもよいし、ある
いは5回以上でもよい。
【0024】上記のように時刻t3 、時刻t4 のように
室外熱交換器3に一時的に霜が付着して不自然に0℃以
下になった場合には、温度センサ5による検知温度をそ
のまま外気温度として把握することなく、把握外気温度
を保持するようにしている。従って一時的なフロスト
(着霜)の影響を排除し、正確な外気温度を表示し、ま
た正確な外気温度に基づく圧縮機の周波数制御を行うこ
とができる。またN回連続して検知温度が把握外気温度
よりも低く、且つ0℃以下である場合には、実際の外気
温度もその温度であると判断し、上記把握外気温度をN
回目の検知温度に更新しているので、さらに正確な外気
温度を把握することができる。
【0025】次に運転中に室外熱交換器3の温度が一定
以下になってデフロスト運転を行なう場合の制御につい
て図5及び図6により説明する。室外熱交換器3の温度
は図7に示す室外熱交温度センサ6により検知される。
またデフロスト運転をする場合の判定温度には図8に示
すように運転周波数と外気温度との相関関係があり、一
般に運転周波数が高く、外気温度が低い場合にはデフロ
スト運転に入る判定温度T1 は低くなる。例えば空気調
和機の運転周波数が90Hzで外気温度が0℃の場合に
は、室外熱交温度センサ6の検知温度が約−6℃以下で
ある状態が所定の時間(例えば1分間)継続するとデフ
ロスト運転に突入する。つまり、デフロスト運転に入る
判定温度T1 は一定しているものではなく運転周波数と
外気温度とに応じて変動するものであって、そのためこ
の場合にも正確な外気温度の把握が必要になるのであ
る。
【0026】図5及び図6において、図3に示す検知タ
イミングと同じ検知タイミング(ステップS21)の時
刻t1 でもって室外熱交温度センサ6により室外熱交換
器3の温度を検知する(ステップS22)。なお△印が
室外熱交温度センサ6による検知時を示している。この
検知温度がステップS23に示すようにデフロスト運転
開始温度である判定温度T1 より高い場合にはステップ
S24に移行して、図3に示すような処理ルーチンに移
行する。一方、時刻t2 で室外熱交温度センサ6の検知
温度が判定温度T1 より低いと、ステップS23からス
テップS25に進み、把握外気温度の更新は行わず、時
刻t1 で把握した外気温度を保持する。この場合時刻t
2 でデフロスト運転が開始されて室外熱交換器3の除霜
運転に入る。時刻t3 〜時刻t5 の検知タイミングにお
いても検知温度は判定温度T1 より低いので、把握外気
温度の更新は行わない。そして、時刻t6 では室外熱交
温度センサ6の検知温度が判定温度T1 より高いので、
ステップS23からステップS24へ移行し、図3に示
すような把握外気温度の更新、保持といった通常のルー
チンに移行する。
【0027】室外熱交換器3に付着した霜を除霜するデ
フロスト運転をしている状態では、温度センサ5による
正確な外気温度の検知ができない。しかしながら室外熱
交温度センサ6の検知温度がデフロスト運転に突入する
判定温度T1 以下の場合には把握外気温度を保持してい
るので、正確な外気温度を把握し、正常なデフロスト運
転制御や正確な外気温度表示をすることができる。
【0028】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記では温度センサ5の検知温度で
把握外気温度を更新しているが、これは検知温度に対し
て所定の更正を行い、この更正された温度で更新するよ
うにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明の請求項1の空気調和機によれ
ば、空気調和機の運転停止中に、例えば日射により温度
センサの周囲に熱がこもって、直前に把握した外気温度
よりも所定温度以上に高い温度を温度センサが検知した
場合、上記外気温度を更新せず保持するようにしてい
る。従って日射等の影響による異常な温度を把握するこ
となく、正確な外気温度を表示することが可能となる。
【0030】また請求項2の空気調和機によれば、温度
センサによる検知温度が異常に高温であるときは、室外
ファンを所定時間オンさせることで温度センサの付近に
空気流を生じさせている。従って温度センサの周囲を実
際の外気温度に近づけることができ、正確な外気温度を
把握することが可能となる。
【0031】さらに請求項3の空気調和機によれば、暖
房運転時などで室外熱交換器に一時的に霜が着いて温度
センサによる検知温度が実際の外気温度より低い場合に
も、直前に把握した外気温度を保持することで正確な外
気温度の把握が可能となる。
【0032】請求項4の空気調和機によれば、温度セン
サによる検知温度が0℃以下であって直前に把握した外
気温度よりも低い場合にも、これが複数回連続した場合
には外気温度を保持せず更新するようにしている。従っ
て外気そのものが低いときにはこれを正確に把握するこ
とが可能となる。
【0033】請求項5の空気調和機によれば、室外熱交
換器に着霜してデフロスト運転に入った場合には、直前
に把握した外気温度を保持するようにしている。従って
温度センサによって正確な外気温度を検知することがで
きないデフロスト運転時にも、正確な外気温度を把握す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の運転停止中における制
御フロー図である。
【図2】この発明の実施の形態の運転停止中における説
明図である。
【図3】この発明の実施の形態の運転中における制御フ
ロー図である。
【図4】この発明の実施の形態の運転中における説明図
である。
【図5】この発明の実施の形態の運転中における制御フ
ロー図である。
【図6】この発明の実施の形態の運転中における説明図
である。
【図7】この発明の実施の形態の室外熱交換器の概略断
面図である。
【図8】この発明の実施の形態のデフロスト運転に突入
する場合の説明図である。
【図9】この発明の実施の形態の制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 室外熱交換器 4 室外ファン 5 温度センサ 6 室外熱交温度センサ 10 制御部(制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外熱交換器(3)側に配設された温度
    センサ(5)を備え、運転中、停止中にかかわらずこの
    温度センサ(5)にて所定の時間毎に温度を検知し、検
    知した温度に基づいて外気温度を把握するようにした空
    気調和機において、運転停止中に、直前に把握した外気
    温度と上記温度センサ(5)による現在の検知温度との
    差が所定温度以上に大きい場合には、直前に把握した外
    気温度を現在の外気温度として保持する制御手段(1
    0)を備えていることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記温度センサ(5)を含む範囲で空気
    流を生じさせる室外ファン(4)を備え、上記制御手段
    (10)は、直前に把握した外気温度と現在の検知温度
    との差が所定温度以上であったときは、上記室外ファン
    (4)を所定時間作動させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1の空気調和機。
  3. 【請求項3】 室外熱交換器(3)側に配設された温度
    センサ(5)を備え、この温度センサ(5)にて所定の
    時間毎に温度を検知し、検知した温度に基づいて外気温
    度を把握するようにした空気調和機において、上記温度
    センサ(5)による現在の検知温度が直前に把握した外
    気温度よりも低く、且つ0℃以下の場合には、直前に把
    握した外気温度を現在の外気温度として保持する制御手
    段(10)を備えていることを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記温度センサ(5)による検知温度
    が、直前に把握した外気温度よりも所定の複数回以上連
    続して低くかつ0℃以下であったときは、上記制御手段
    (10)は、温度センサ(5)による現在の検知温度に
    基づいて外気温度を把握するようにしたことを特徴とす
    る請求項3の空気調和機。
  5. 【請求項5】 室外熱交温度センサ(6)を設け、この
    室外熱交温度センサ(6)で検知した室外熱交温度が室
    外熱交換器(3)を除霜運転に突入させる所定の温度以
    下の場合には、上記制御手段(10)は、その直前に把
    握した外気温度を現在の外気温度として保持するように
    したことを特徴とする請求項3又は請求項4の空気調和
    機。
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Cited By (5)

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