JPH10141600A - 配管減肉管理システム - Google Patents

配管減肉管理システム

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JPH10141600A
JPH10141600A JP29283696A JP29283696A JPH10141600A JP H10141600 A JPH10141600 A JP H10141600A JP 29283696 A JP29283696 A JP 29283696A JP 29283696 A JP29283696 A JP 29283696A JP H10141600 A JPH10141600 A JP H10141600A
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thinning
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thickness
pipe
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Minoru Ogura
倉 実 小
Keisuke Miyabe
部 圭 介 宮
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的要素を廃して高精度の減肉管理業務を
行うことができる配管減肉管理システムを提供する。 【解決手段】 本発明による配管減肉管理システムは、
配管点検時に測定した配管の肉厚値に基づいて減肉管理
を行うものである。本配管減肉管理システムは、測定箇
所ごとに定められた複数の測定点における肉厚値を記録
する記録手段12と、各測定点における今回点検時の肉
厚値と対応する測定点における前回点検時の肉厚値との
差と、前回点検時から今回点検時までの運転時間とに基
づいて各測定点における減肉速度を算出する減肉速度算
出手段8と、今回点検時に算出された各測定点における
減肉速度の最大値と、今回点検時の各測定点における肉
厚値の最小値とに基づいて、測定箇所ごとに配管の余寿
命を推定する余寿命推定手段9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラントの配管、と
りわけ発電プラントの配管の減肉管理を行うシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントの配管は、内部に高温・高
圧の蒸気、高流速の水、海水、二相流等が流れており、
絶えず過酷な状況に置かれているため、エロージョンや
コロージョンを受けて経年的に減肉現象が発生する。こ
の減肉現象が進行することにより配管の内部の流体が漏
洩する危険があり、社会に安定した電力を供給する上で
非常に重大な問題となる。
【0003】このような減肉現象の速度は、空間的にも
時間的にも一様ではない。例えば、配管内部を流れる流
体の条件や配管の形状によってもそれぞれ異なってくる
し、また、プラントの起動・停止の回数や、プラントに
加わる負荷等のプラントの運転状態によっても異なって
くる。このため、従来からプラントの配管の減肉管理手
法について様々な試みがなされている。
【0004】このようなプラントの配管減肉管理を行う
システムとしては特開平3−289596号に開示され
たものがあり、ここに開示されたシステムは、図23に
示すように、少なくともプラント情報及び系統情報10
3と、配管仕様情報及び配管減肉情報104と、減肉重
要度ランク情報105と、系統画面情報及び配管ライン
色別情報106と、実機肉厚測定情報102とが入力情
報として格納されるデータベース101と、データベー
ス101から減肉配管の管理項目、減肉率、余寿命評価
を出力させる複数のシステムのそれぞれを稼働させる複
数のプログラム108〜111が格納される補助記憶手
段107と、システムを稼働させる複数のプログラム1
08〜111のいずれかを選択的に呼込み、データベー
ス101に格納されている減肉配管を管理する他の各種
情報を制御・演算して減肉配管の管理項目と減肉率と余
寿命評価を出力させる中央処理手段12と、管理項目と
減肉率と余寿命を含む出力のいずれかを表示する表示手
段13とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、各サブシステムにおいて処理を行う際、減
肉重要度ランクの判断や、減肉要因パラメータの重要度
の判断には、熟練を要する。またこの判断は人間の経験
に基づいて行われるため、人為的要因による判断のばら
つきがある。このため、オペレータの熟練度次第で精度
の低い判断が下される危険性がある。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、膨大な数の配管に対して配管の点検および交
換の時期を自動的に決定することを可能とし、人為的要
因を廃して高精度の減肉管理業務を行うことができる配
管減肉管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、第1の手段は、配管点検時に測定した配管の肉厚値
に基づいて減肉管理を行う配管減肉管理システムにおい
て、測定箇所ごとに定められた複数の測定点における肉
厚値を記録する記録手段と、各測定点における今回点検
時の肉厚値と対応する測定点における前回点検時の肉厚
値との差と、前回点検時から今回点検時までの運転時間
と、に基づいて各測定点における減肉速度を算出する減
肉速度算出手段と、今回点検時に算出された各測定点に
おける減肉速度の最大値と、今回点検時の各測定点にお
ける肉厚値の最小値とに基づいて、測定箇所ごとに配管
の余寿命を推定する余寿命推定手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0008】第2の手段は、配管点検時に測定した配管
の肉厚値に基づいて減肉管理を行う配管減肉管理システ
ムにおいて、測定箇所ごとに定められた複数の測定点に
おける肉厚値を記録する記録手段と、各測定点における
基準点検時の肉厚値と対応する測定点における基準点検
時の前回の点検時の肉厚値との差と、基準点検時の前回
の点検時から基準点検時までの運転時間と、に基づいて
各測定点における減肉速度を算出する減肉速度算出手段
と、各基準点検時に算出された各測定点における減肉速
度の最大値と、各測定点における今回点検時の肉厚値の
うちの最小値とに基づいて、測定箇所ごとに配管の余寿
命を推定する余寿命推定手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】第3の手段は、配管点検時に測定した配管
の肉厚値に基づいて減肉管理を行う配管減肉管理システ
ムにおいて、測定箇所ごとに定められた複数の測定点に
おける肉厚値を記録する記録手段と、今回点検時に各測
定点において測定された各肉厚値の最小値と前回点検時
に各測定点において測定された各肉厚値の最小値との差
と、前回点検時から今回点検時までの運転時間とに基づ
いて、測定箇所ごとに減肉速度を算出する減肉速度算出
手段と、前記減肉速度と、今回点検時の肉厚値の最小値
とに基づいて、測定箇所ごとに配管の余寿命を推定する
余寿命推定手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0010】第4の手段は、前記減肉速度算出手段によ
り算出された減肉速度と前記余寿命推定手段により推定
された余寿命とに基づいて、測定箇所ごとに点検インタ
ーバルを設定する点検インターバル設定手段をさらに備
えたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明す
る。まず、第1の実施の形態について説明する。図1乃
至図12は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【0012】図1に示すように、減肉管理システムは、
各点検時における肉厚値と点検インターバルとを記録す
る記録手段12と、減肉速度を算出する減肉速度算出手
段8と、配管の余寿命を推定する余寿命推定手段9とを
備えている。
【0013】このうち記録手段12は、測定肉厚データ
ベース12aおよび測定実績データベース12bとから
なる。このうち測定肉厚データベース12aには、プラ
ント設置時から現在に至るまでの各点検時において各測
定箇所の各測定点で測定された全ての肉厚値と、各測定
箇所の必要最小肉厚値が図2に示すフォーマットで収容
されるようになっている。また、測定実績データベース
12bには、点検年次回ごとに各測定箇所で肉厚測定が
行われたか否か(測定実績)と、点検年次回間の運転時
間Tとが図3に示すフォーマットで記録されるようにな
っている。
【0014】また、配管減肉管理システムにはデータ管
理手段7が設けられている。このデータ管理手段7は、
各手段(例えば減肉速度算出手段8、余寿命推定手段
9)からのデータ検索要求に対して整合性の取れたデー
タの受け渡しを行うことを主な機能とするものである。
【0015】また、データ管理手段7にはデータ変換手
段6が接続されている。このデータ変換手段6は、キー
ボード2等の入力手段から電子計算機3に入力される各
測定点の肉厚データや測定時期のデータを所定のフォー
マットに変換する機能を有している。
【0016】また、配管減肉管理システムには測定デー
タ表出力手段10が設けられている。この測定データ表
出力手段10は、データ管理手段7から今回点検時の肉
厚値を、減肉速度算出手段8から今回点検時に算出され
た減肉速度を、余寿命推定手段9から今回点検時に推定
された余寿命を受取り、図7に示すような測定マップに
対応したフォーマットに従った測定データ表をCRT4
またはプリンタ5に出力する機能を有している。
【0017】また、配管減肉管理システムにはグラフ出
力手段11が設けられている。このグラフ出力手段11
は、データ管理手段7から点検時の肉厚値を受取り、図
8に示す断面図や3次元立体図をCRT4またはプリン
タ5に出力する機能を有している。ここで断面図とは配
管を周方向(図8(a)に対応)または長手方向(図8
(b)に対応)に沿って切断した断面図を仮想的に測定
肉厚値を用いて表現したグラフである。また、グラフ出
力手段11は、図10に示すような減肉推移グラフを出
力する機能も有している。
【0018】次に、本明細書で用いられる「測定箇所」
および「測定点」なる語の定義について説明する。ま
ず、「測定箇所」とは、図4に示すように、配管の一系
統を所定の長さに分割した所定の範囲を有する1単位を
意味する。なお、配管は例えば内部を流れる流体の流動
条件が変化する部位ごとに(例えば直線部と屈曲部)分
割される。各「測定箇所」には当該「測定箇所」を特定
できるようなアルファベット2文字が付されており、
「測定箇所AD」と表記されている場合、その「測定箇
所」は系統Aの「測定箇所D」であることを示す。また
各「測定箇所」では、配管の周方向および長手方向を等
間隔または任意間隔に区分けすることにより作成された
測定マップの1区画ごとに実際に肉厚測定が行われるよ
うになっており、この測定マップの各区画を「測定点」
という。各「測定点」は、図5に示すように、周方向座
標を特定するアルファベットと長手方向座標を特定する
数字の組み合わせにより、その位置が特定される。な
お、以上述べたように、「測定箇所」とは「測定点」の
集合体からなる1単位を示すものである。
【0019】次に、本明細書中で用いられる「点検年次
回」および「点検時」なる語の定義について説明する。
「点検年次回」とはプラントの運転を停止し少くとも1
つの「測定箇所」において測定が行われる年次回を意味
する。すなわち、「点検年次回」とは点検が行われた年
次を特定するものである。一方、「点検時」とは所定の
「測定箇所」において実際に点検が行われる時を意味す
る。従って、ある「測定箇所」において今回点検時の前
回の点検時といった場合、「前回点検時」は、「今回点
検時」の点検年次回の直前の点検年次回を必ずしも意味
するものではない。その理由は各点検年次回において全
「測定箇所」において測定が行われるわけではなく、通
常、各「測定箇所」では所定の点検インターバルをおい
て測定が行われるからである(図3参照)。
【0020】次に、このような構成からなる第1の実施
の形態の作用について説明する。まず、超音波測定装置
1により、各測定箇所において、前記測定マップに従っ
て、各測定点における肉厚が測定され、測定された肉厚
データはキーボード2から電子計算機3に入力される。
なお、電子計算機3へのデータの入力はキーボード2か
らだけでなく、肉厚測定装置である超音波測定装置1か
らデータ送信用ケーブルを介して直接行ってもよい。
【0021】入力された肉厚データはデータ変換手段6
によりデータ管理手段7が管理可能なフォーマットに変
換される。そして変換されたデータは、データ管理手段
7を介して測定肉厚データベース12aに送られ、図2
に示すフォーマットで、測定箇所および測定時期(点検
年次回)を特定しうるデータとともに収容される。ま
た、データ管理手段7は、今回の点検年次回と、当該測
定箇所における前回の点検時から今回の点検時までの間
の運転時間Tと、当該測定箇所における今回点検時にお
ける測定の有無とを、図3に示すフォーマットで、測定
実績データベース12bに記憶させる。なお、ここで運
転時間Tとは、図6に示すように、前回点検終了時から
今回点検開始時までの間の運転時間を意味する。なお、
今回点検時の直前の点検年次回に当該測定箇所において
点検が行われていない場合、すなわち今回点検時の直前
の点検年次回が上記前回点検時に該当しない場合は、図
6に示す手法で点検年次回ごとに算出された運転時間の
前回点検時から今回点検時までの合計をもって運転時間
とする。
【0022】次に、減肉速度算出手段2は、データ管理
手段7を介して、測定肉厚データベース12aおよび測
定実績データベース12bに収容された当該測定箇所の
各測定点における今回の点検時に測定された肉厚値Hi
、前回の点検時に測定された肉厚値Ki 、および前回
の点検から今回の点検までの運転時間Tを取得して以下
の式に従って各測定点における減肉速度Mi を算出す
る。 M1 =(K1 −H1 )/T M2 =(K2 −H2 )/T : …(式1) Mi =(Ki −Hi )/T : Mn =(Kn −Hn )/T 次に、余寿命推定手段9は、減肉速度算出手段2から当
該測定箇所における全ての測定点の減肉速度Mi を取得
し、測定肉厚データベース12aから今回の点検で測定
された肉厚値Hi および当該測定箇所における必要最小
肉厚値Nを取得して、以下の式に従って各測定点におけ
る余寿命Ri を算出する。 R1 =(H1 −N)/M1 R2 =(H2 −N)/M2 : …(式2) Ri =(Hi −N)/Mi : Rn =(Hn −N)/Mn 次に、余寿命推定手段9は、当該測定箇所における各測
定点における余寿命Ri のうち最小値Rmin を以下の式
により選択し、このRmin を当該測定箇所の余寿命と推
定する。 Rmin =MIN(R1 ,R2 ,…,Ri ,…,Rn )×f …(式3) ここでMIN( )は最小値を選択する関数、fは係数
である。
【0023】以下、係数fについて説明する。減肉速度
は配管の内部を流れる流体の条件(流体の種類、圧力、
温度、pH、溶存酸素量等)により変化する可能性があ
り、余寿命を推定する場合には、このことを考慮しなけ
ればならない。係数fは流体の条件を考慮した係数であ
り、実験室のデータおよび肉厚測定の実績値からの知見
に基づき定められる係数である。ただし、係数fは余寿
命を推定するために用いたデータを採取した時の運転条
件と、余寿命推定以降の運転条件とが変化しない場合に
は1とすればよい。
【0024】次に、測定データ表出力手段10は、測定
箇所ごとに、図7に示すフォーマットで、今回の測定で
測定された肉厚値と、今回算出された減肉速度と、今回
算出された余寿命とをCRT4に表示する。
【0025】また、グラフ出力手段11は、図8(a)
に示すフォーマットの周方向断面図および図8(b)に
示すフォーマットの長手方向断面図と、図9に示す3次
元立体図と、図12に示す減肉推移グラフとをCRT4
に表示する。なお、グラフ出力手段11により測定箇所
ごとに図11に示すような測定マップに対応する余寿命
マップを出力するようにしてもよい。
【0026】減肉推移グラフは、図12に示すように、
横軸に運転時間、縦軸に肉厚値を設定して、プラント建
設時から今回点検時までの間に測定した肉厚値をプロッ
トすることにより作成される。ここでプロットするデー
タは、余寿命推定手段9により余寿命を推定した際に選
択した最小余寿命値を持つ測定点の過去からの全ての肉
厚値である。そしてこの減肉推移グラフにおいて、今回
の測定肉厚値から運転時間の進む方向に必要肉厚と交差
するまで、余寿命推定手段9により推定された余寿命に
従って減肉推定線が引かれる。すなわち、この減肉推定
線の傾きは減肉推移グラフ上に示された前回点検時の肉
厚値と今回点検時の肉厚値とを結ぶ線分の傾きと一致す
る。
【0027】なお、以上第1の実施の形態において説明
した減肉管理手法は、プラントの運用状態が経年的に一
定であり、点検年次回に関わらず減肉速度に大きな変化
が無いような場合(例えば減肉推移グラフが図10およ
び図12に示すような形態を示す場合)に適用するのに
適している。
【0028】第2の実施の形態 次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施
の形態においては、余寿命の推定方法のみが第1の実施
の形態と異なり、減肉管理システムの全体の構成は第1
の実施の形態と略同一である。以下に説明する第2の実
施の形態において、第1の実施の形態と同一部分につい
ては同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、第
2の実施の形態において示す減肉管理手法は、第1の実
施の形態とは異なり、プラントの運転状態が時期により
大きく変化する場合に適した手法である。
【0029】以下、第2の実施の形態に作用について説
明する。まず、第1の実施の形態と同様にして、各測定
箇所の各測定点において配管の肉厚値が測定され、測定
肉厚データベース12aおよび測定実績データベース1
2bに所定のデータが記憶される。
【0030】次に、減肉速度算出手段8は、過去の全て
の肉厚測定値が収容されている測定肉厚データベース1
2aから、当該測定箇所において各測定点で基準点検時
(第j回点検時)に測定された肉厚値と、基準点検時の
前回の点検時(第j−1回点検時)に測定された肉厚値
とを取得する。また減肉速度算出手段8は、測定実績デ
ータベース12bから図14に定義される第j−1回点
検時から第j回点検時の間の運転時間を取得する。な
お、ここで第j−1回点検時は必ずしも第j回点検時の
1回前の点検年次回を意味するものではなく、例えば、
図3に示す測定実績データベース12bの測定箇所AD
において第j回点検時を第5点検年次回とした場合、第
j−1回点検時は第2点検年次回を意味する。
【0031】そして減肉速度算出手段8は、第1の実施
の形態で示した(式1)に基づいて、当該測定箇所にお
ける各測定点について過去の全ての基準点検時(第j回
点検時)と基準点検時の前回の点検時(第j−1回点検
時)との間の減肉速度M(j)を算出する。
【0032】次に、余寿命推定手段9は第1の実施の形
態と同様の方法(第1の方法)で余寿命を推定するとと
もに、この推定とは別の手法(第2の方法)で余寿命を
推定する。以下、この第2の方法について説明する。
【0033】まず、余寿命推定手段9は、減肉速度算出
手段8により算出されたある基準点検時おける当該測定
箇所の各測定点の減肉速度のうち最大値Mmax を次式に
従って選択する。 Mmax =MAX(M1 ,M2 ,…,Mi ,…,Mn ) …(式4) ここでMAX( )は最大値を選択する関数である。
【0034】肉厚測定は過去に何回か行われているの
で、過去に肉厚測定を実施した全ての点検時において、
当該測定箇所の各測定点の減肉速度のうち最大減肉速度
の抽出を行う。すなわち、第j回における最大減肉速度
をMMj とすると、当該測定箇所の減肉速度の最大値M
Mは次式により算出される。 MMj =Mmax(j)=MAX(M1 ,M2 ,…,Mi ,…,Mn )(j) …(式5) MM=MIN(MM1 ,MM2 ,…,MMj ,…,MMk ) =MIN(Mmax(1),Mmax(2),…,Mmax(j),…,Mmax(k))…(式6) 次に、余寿命推定手段9は、データ管理手段7を介し
て、測定肉厚データベース12aから今回点検時の当該
測定箇所の各測定点における肉厚値のうち最小値Hmin
および必要肉厚値Nを取得し、Hmin 、Nおよび上記最
大値MMとから次式に従って余寿命Rを算出する。 R=((Hmin −N)/MM)×f …(式7) また、グラフ出力手段11は、図15に示すように第1
の実施の形態と同一の方法(第1の方法)により算出し
た減肉推移線Aと、第2の方法により算出した減肉推移
線Bとが記載されたグラフを作成する。なお、このグラ
フにおいて減肉推移線Aの傾きは減肉推移線A′の傾き
と、減肉推移線Bの傾きは減肉推移線B′の傾きと一致
する。図15においてハッチングが付された部分が第2
の実施の形態における余寿命推定手段が推定した余寿命
帯である。
【0035】本実施形態によれば、過去の減肉現象を全
て網羅して余寿命を推定しているため、余寿命推定の信
頼性を飛躍的に向上させることができる。
【0036】第3の実施の形態 次に第3の実施の形態について説明する。第3の実施の
形態においては、余寿命の推定方法のみが第1および第
2の実施の形態と異なり、減肉管理システムの全体の構
成は第1の実施の形態と略同一である。以下に説明する
第3の実施の形態において、第1の実施の形態と同一部
分については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
また、第3の実施の形態において示す減肉管理手法は、
第1および第2の実施の形態とは異なり、プラントの運
用上、減肉現象があまり起こらない箇所、すなわち減肉
速度が遅い配管の場合に適した手法である。
【0037】以下、第3の実施の形態の作用について説
明する。まず、第1の実施の形態と同様にして、各測定
点において配管の肉厚値が測定され、測定肉厚データベ
ース12aおよび測定実績データベース12bに所定の
データが記憶される。
【0038】次に、減肉速度算出手段8は、当該測定箇
所において今回の点検時に各測定点で測定された肉厚の
うち最小値(今回最小肉厚)および当該測定箇所におい
て前回の点検時に各測定点で測定された肉厚のうち最小
値(前回最小肉厚)と(図17参照)、当該測定箇所に
おける必要肉厚値Nとを、測定肉厚データベース12a
から取得する。また、これとともに減肉速度算出手段8
は、測定実績データベース12bから前回の点検時から
今回の点検時までの運転時間Tを取得する。そして減肉
速度算出手段8は、次式に基づいて余寿命Rを算出す
る。 余寿命R=(今回最小肉厚−必要肉厚値N)×(運転時間T)×f/(前回最小 肉厚−今回最小肉厚) …(式8) 本実施形態によれば、余寿命推定に必要なステップ数が
減り作業効率が大幅に向上する。また、減肉速度が遅い
配管の場合には余寿命推定の精度低下もない。
【0039】第4の実施の形態 次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施
の形態は第1の実施の形態に加えて、点検インターバル
を自動的に設定する機能を実現するための手段がさらに
設けられている点が第1の実施の形態と異なり、他は、
第1の実施の形態と略同一である。第4の実施の形態に
おいて第1の実施の形態と同一部分については同一符号
を付し、詳細な説明は省略する。
【0040】図18に示すように、第4の実施の形態に
おける配管減肉管理システムは、第1の実施の形態の構
成に加えて、減肉速度と余寿命とに基づいて点検インタ
ーバルを設定する基準となるマトリックスを収容した点
検インターバルデータベース16と、測定箇所ごとに点
検インターバルと測定実績により次回点検時以降の肉厚
測定年次を自動的に設定する点検インターバル設定手段
14と、点検インターバル設定手段14により設定され
た計画を測定実績とともに出力する年次計画表出力手段
15とを更に備えている。
【0041】次に、このような構成からなる第4の実施
の形態の作用について説明する。まず、点検インターバ
ル設定手段14は、減肉速度算出手段8が今回の点検時
に算出した減肉速度を取得して、今回点検時における当
該測定箇所の各測定点の減肉速度のうち最大値Mmax を
次式に従って選択する。 Mmax =MAX(M1 ,M2 ,…,Mi ,…,Mn ) …(式9) さらに点検インターバル設定手段14は、余寿命推定手
段9が第1の実施の形態にて説明した式2により推定し
た各測定点の余寿命のうち最小値Rmin を式3により選
択する。
【0042】次に、点検インターバル設定手段14は、
上述した今回点検時における各測定点の減肉速度のうち
最大値Mmax とおよび各測定点の余寿命のうち最小値R
minとをデータ管理手段7を介して点検インターバルデ
ータベース16に収容されたマトリックスに当てはめる
ことにより当該測定箇所における点検インターバルを設
定する。次に、年次計画表出力手段15は、点検インタ
ーバル設定手段14により設定された当該測定箇所の点
検インターバルと、今回点検時までに測定実績データベ
ース12bに収容されている測定実績のうち最新の点検
年次回とを取得して、これら点検インターバルと点検年
次回とに基づいて、当該測定箇所の次回点検時以降の肉
厚測定年次回を自動的に設定する。
【0043】すなわち、例えば、測定箇所を示す記号が
ADである測定箇所の肉厚測定年次を設定する場合、最
大減肉速度がVb の範囲内で、余寿命がWc の範囲内で
あれば、図19に示す点検インターバルデータベース1
6に収容されたマトリックスに基づいて点検インターバ
ルは3年と定められる。また、図3に示す測定実績デー
タベース12bを参照すると当該測定箇所の最新の測定
実績は第5回点検年次回となっているため、次回の点検
は第5回点検年次回の3年後に行われる第8回点検年次
回に予定すればよく、それ以降は3年おきに第11回、
第14回、第17回の各年次回に点検を予定すればよい
(図20参照)。
【0044】以上のようにして肉厚測定年次回が設定さ
れると、次に年次計画表出力手段15は、図21に示す
ような表記記号を用いて図22に示すような肉厚測定年
次計画表を作成して、CRT4またはプリンタ5に出力
する。
【0045】また、図21に示した表記記号の定義には
肉厚測定の実績・計画の他に配管取替え実績・計画も定
められており、オペレータが入力した配管取替えの実績
・計画を測定実績データベース12bに格納することが
でき、次回の表示から配管取替えの実績・計画も表示さ
れるようになる。
【0046】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、減肉状況に応じて適切な点検インターバルを測定箇
所ごとに設定することができるため、減肉現象のほとん
どない箇所においては点検間隔延長による諸経費の削減
が可能となり、また減肉現象の激しい箇所では流体漏れ
に対する安全性を高め、安定したプラントの運転に大き
く貢献することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
過去の減肉実績に基づいて余寿命の推定を行うため、人
間の経験に頼って余寿命の推定を行う場合に比べて大幅
に誤差を低減することができる。また、測定箇所に応じ
て点検インターバルを適切に設定することができるた
め、流体漏れに対する安全性の向上と、点検にまつわる
諸経費の削減とを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図であって、
配管減肉管理システムの構成を示す図。
【図2】測定肉厚データベースの構造を示す図。
【図3】測定実績データベースの構造を示す図。
【図4】測定箇所の定義を示す図。
【図5】各測定箇所における測定点を定める測定マップ
を示す図。
【図6】運転時間の定義および運転時間の検索条件を示
す図。
【図7】測定データ表のフォーマットを示す図。
【図8】グラフ出力手段により出力される断面図を示す
図。
【図9】グラフ出力手段により出力される3次元立体図
を示す図。
【図10】グラフ出力手段により出力される減肉推移グ
ラフを示す図。
【図11】第1の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図12】第1の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図13】第2の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図14】運転時間の定義および運転時間の検索条件を
示す図。
【図15】第2の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図16】第3の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図17】第3の実施の形態における余寿命推定方法を
説明するための図。
【図18】本発明の第4の実施の形態を示す図であっ
て、配管減肉管理システムの構成を示す図。
【図19】点検インターバルデータベースの構造を示す
図。
【図20】肉厚測定年次の設定方法を示す図。
【図21】年次計画表の表記記号を説明する図。
【図22】年次計画表のフォーマットを示す図。
【図23】従来の配管減肉管理システムを示す図。
【符号の説明】
8 減肉速度算出手段 9 余寿命推定手段 10 測定データ表出力手段 11 グラフ出力手段 12 記録手段 12a 測定肉厚データベース 12b 測定実績データベース 14 点検インターバル設定手段 15 年次計画表出力手段 16 点検インターバルデータベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管点検時に測定した配管の肉厚値に基づ
    いて減肉管理を行う配管減肉管理システムにおいて、 測定箇所ごとに定められた複数の測定点における肉厚値
    を記録する記録手段と、 各測定点における今回点検時の肉厚値と対応する測定点
    における前回点検時の肉厚値との差と、前回点検時から
    今回点検時までの運転時間と、に基づいて各測定点にお
    ける減肉速度を算出する減肉速度算出手段と、 今回点検時に算出された各測定点における減肉速度の最
    大値と、今回点検時の各測定点における肉厚値の最小値
    とに基づいて、測定箇所ごとに配管の余寿命を推定する
    余寿命推定手段と、を備えたことを特徴とする配管減肉
    管理システム。
  2. 【請求項2】配管点検時に測定した配管の肉厚値に基づ
    いて減肉管理を行う配管減肉管理システムにおいて、 測定箇所ごとに定められた複数の測定点における肉厚値
    を記録する記録手段と、 各測定点における基準点検時の肉厚値と対応する測定点
    における基準点検時の前回の点検時の肉厚値との差と、
    基準点検時の前回の点検時から基準点検時までの運転時
    間と、に基づいて各測定点における減肉速度を算出する
    減肉速度算出手段と、 各基準点検時に算出された各測定点における減肉速度の
    最大値と、各測定点における今回点検時の肉厚値のうち
    の最小値とに基づいて、測定箇所ごとに配管の余寿命を
    推定する余寿命推定手段と、を備えたことを特徴とする
    配管減肉管理システム。
  3. 【請求項3】配管点検時に測定した配管の肉厚値に基づ
    いて減肉管理を行う配管減肉管理システムにおいて、 測定箇所ごとに定められた複数の測定点における肉厚値
    を記録する記録手段と、 今回点検時に各測定点において測定された各肉厚値の最
    小値と前回点検時に各測定点において測定された各肉厚
    値の最小値との差と、前回点検時から今回点検時までの
    運転時間とに基づいて、測定箇所ごとに減肉速度を算出
    する減肉速度算出手段と、 前記減肉速度と、今回点検時の肉厚値の最小値とに基づ
    いて、測定箇所ごとに配管の余寿命を推定する余寿命推
    定手段と、を備えたことを特徴とする配管減肉管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記減肉速度算出手段により算出された減
    肉速度と前記余寿命推定手段により推定された余寿命と
    に基づいて、測定箇所ごとに点検インターバルを設定す
    る点検インターバル設定手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1乃至3いずれかに記載の配管減肉管理シ
    ステム。
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