JPH10140654A - 薄鋼板製打込み型枠 - Google Patents

薄鋼板製打込み型枠

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JPH10140654A
JPH10140654A JP31287996A JP31287996A JPH10140654A JP H10140654 A JPH10140654 A JP H10140654A JP 31287996 A JP31287996 A JP 31287996A JP 31287996 A JP31287996 A JP 31287996A JP H10140654 A JPH10140654 A JP H10140654A
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JP
Japan
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thin steel
formwork
steel sheet
driving
column
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JP31287996A
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English (en)
Inventor
Shigeru Miyamori
滋 宮杜
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠工事における合板等の木材の消費を減ら
して熱帯雨林の破壊を抑制すべきであるという社会の要
請や、型枠大工の減少等により型枠工事をできるだけ省
力化、省人化したいという建設業界の要請がある。 【解決手段】 本発明に係る薄鋼板製打込み型枠は、捨
て型枠として使用される柱型枠、梁型枠及び床型枠を有
し、該柱型枠、梁型枠及び床型枠が全て薄鋼板により形
成され、該柱型枠、梁型枠及び床型枠が組み立て可能に
予め加工されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
ト造又は鉄骨鉄筋コンクリート造などのコンクリート構
造物を作る場合の捨て型枠として使用される薄鋼板製打
込み型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリ
ート造などのコンクリート構造物は、従来から、型枠専
門の大工が合板等の木材を用いて型枠を組み立て、コン
クリート打設後、所要の養生期間を経て、該型枠を解体
撤去するといった工法によって構築されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この工法は、
合板等の木材を大量に消費するものであり、輸入木材の
消費を減らし、熱帯雨林の破壊を食い止めようという世
界の趨勢からみて好ましくないものであった。
【0004】また、型枠の組み立て及び解体撤去にはか
なりの労力と費用が必要であり、又、足場を組んで高所
作業が必要であり、危険である。しかも、建設業界にお
いて型枠専門の大工の数が減少の一途をたどっていると
ころから、型枠工事をいかに省力化、省人化するかが大
きな問題となっていた。
【0005】更に、型枠を解体するのに時間がかかり、
又型枠を解体するまでコンクリート面の仕上げ工事にか
かれないため、工期が長くなるという問題もあった。
【0006】この発明は合板等の木材の消費をなくすこ
とによって熱帯雨林の破壊を抑制し、また、型枠工事を
できるだけ省力化、省人化して建設業界の要請に応えら
れるようにした薄鋼板製打込み型枠を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄鋼板製打
込み型枠は、捨て型枠として使用される柱型枠、梁型枠
及び床型枠を有し、該柱型枠、梁型枠及び床型枠が全て
薄鋼板によって形成され、該柱型枠、梁型枠及び床型枠
が現場で容易に組み立てられるように予め加工されてい
るものである。
【0008】ここで、薄鋼板製打込み型枠は壁型枠を更
に有していてもよい。この場合も、壁型枠は柱型枠、梁
型枠及び床型枠と同様、全て薄鋼板で形成し、柱型枠、
梁型枠及び床型枠とともに現場で容易に組み立てられる
ように予め加工しておく必要がある。
【0009】前記柱型枠は柱の各面を形成する複数枚の
薄鋼板により形成することができる。薄鋼板としては長
手方向に向けて突条又は溝条が形成されるように波付け
加工が施されたものがよく、薄鋼板の少なくとも1枚の
上端部には前記梁型枠を嵌合させる切欠部が設けられて
いる。
【0010】前記柱型枠は柱の各面を形成する複数枚の
薄鋼板により形成することができる。薄鋼板としては長
手方向に沿って内側又は外側に補強リブ(例えば、ハッ
ト形鋼やC形鋼等)がスポット溶接或いはリベット等に
よって取り付けられたものでも良く、薄鋼板の少なくと
も1枚には上端部に前記梁型枠を嵌合させる切欠部が設
けられている。
【0011】前記柱型枠の薄鋼板の側縁部には折返部を
折曲形成し、該薄鋼板を該折返部においてコンクリート
の内圧に十分耐えるコーナークリップで連結するように
してもよい。コーナークリップとしてはスチールバンド
を結束するときに使用するクリップを使用することがで
きる。また、前記柱型枠の薄鋼板には内側に向けて突出
したノッチ等の複数の突起を設け、コンクリートとの密
着性を高めるようにしてもよい。
【0012】前記柱型枠の薄鋼板にはセパレータを挿入
するための孔を予め形成してもよい。ここで、孔として
は、鉄筋の直径の略5倍以上の直径の孔を形成してもよ
いし、鉄筋の直径よりやや大きい幅で、鉄筋の直径の略
5倍以上の長さの細長い孔を形成してもよいし、セパレ
ータを挿入するために必要な個数の略3倍以上の多数の
孔を設けてもよい。このようにすれば、前記柱型枠内に
セパレータを鉄筋を避けて挿通させることができる。
又、コンクリートの打設状況を把握する為の点検窓の役
割も果すことができる。
【0013】柱の長さがある程度の高さ(例えば4m
位)を超える場合には、前記柱型枠の一面を形成する薄
鋼板を2枚の連結された薄鋼板で形成し、この2枚の薄
鋼板の一方に前記梁型枠を嵌合させる切欠部を設けても
よい。ここで、2枚の薄鋼板は長手方向に部分的に重複
させ、該重複部分を連結部材で連結し、該重複部分に該
連結部材を挿通させるための孔を各々形成し、該孔の少
なくとも一方を縦スリット孔にし、薄鋼板の全長を調節
できるようにするのがよい。
【0014】前記梁型枠は断面略U字形の薄鋼板により
形成し、該梁型枠の壁部に補強リブを該梁型枠の長手方
向に対して略直角になるように取り付けてもよい。前記
補強リブは壁部の内側に設けてもよいし、外側に設けて
もよい。前記補強リブとしては例えば断面略ハット形の
ものを用いることができる。
【0015】前記補強リブを前記梁型枠内に対向するよ
うに設け、該対向する補強リブの上部を取り外しが容易
な開き止め(切梁)によって連結すれば、梁型枠の上部
の間隔が規制され、デッキプレートを敷設したときにデ
ッキプレートの端部が梁型枠の受けフランジ上の所定位
置に確実に来るようになる。更に、該対向する補強リブ
の中間部付近を鉄筋バーによって連結すれば、コンクリ
ートを打設した時に、コンクリートの圧力で梁の高さが
非常に高い場合でも梁型枠が膨らむのが防止できる。
【0016】前記梁型枠の上縁部にはデッキプレートの
端部を接続するための受けフランジを形成するのがよ
い。建物の角部等の変則的な部分は規格品であるデッキ
プレートは使用し難いので、この部分は合板を使用する
ことが考えられ、従って、この部分に接する梁型枠の上
縁部には合板の端部を嵌合させるための受けフランジを
形成しておいてもよい。
【0017】前記梁型枠は、運搬の便を考えて、底部を
前記壁部に平行な面で分割し、該底部を連結可能に構成
してもよいし、壁部の両方又はいずれか一方と底部とを
分割し、該底部と該壁部とを連結可能に構成してもよ
い。
【0018】前記梁型枠をキーストーンプレートで形成
してもよいし、壁部及び/又は底部に補強リブを長手方
向に向けて形成してもよいし、又、梁型枠1本もので
は、輸送・搬送が長くて、重い為、不便のある場合には
所定の長さ(4m,3m,2m等)の標準長を設定し、
前記梁型枠を2本以上の子梁型枠により形成し、子梁型
枠を端部相互で重ねて連結部材により連結しても良い。
その結果、長さ調整可能となるので好都合となる。
【0019】前記床型枠としては、例えばデッキプレー
トを使用することができるが、これ以外の型鋼板を使用
してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施態様に係る
薄鋼板製打込み型枠の施工状態を示す説明図である。同
図において、10は柱型枠であり、柱型枠10の間には
大梁用の梁型枠12が横向きに架け渡され、梁型枠12
の間には小梁用の梁型枠14が横向きに架け渡されてい
る。更に、梁型枠12,14の上には床型枠であるデッ
キプレート18が敷設されている。
【0021】柱型枠10の内部、梁型枠12,14の内
部には鉄筋16が施工され、更にコンクリートが打設さ
れている。これらの型枠10,12,14は全て薄鋼板
により形成され、現場で容易に組み立てられるように予
め工場で加工されている。
【0022】図2は柱型枠の平面図、図3は柱型枠の正
面図である。これらの図に示すように、柱型枠10は柱
の各面を被覆する4枚の薄鋼板10aにより形成されて
いる。これらの薄鋼板10aは長手方向に向けて突条又
は溝条が形成されるように波付け加工が施され、一方の
端部(図3では上端部)には梁型枠12を嵌合させる切
欠部20が設けられている。
【0023】図4は柱型枠の角部の拡大平面図である。
同図に示すように、柱型枠10を形成する4枚の薄鋼板
10aの側縁部には折返部10bが折曲形成されてお
り、この4枚の薄鋼板10aは折返部10bでコーナー
クリップ22により連結されている。なお、この4枚の
薄鋼板10aには、図5に示すように、内側に向けて突
出した複数のノッチ10cが設けられて、コンクリート
との密着性が高められるようになっている。
【0024】図6は柱型枠を形成する薄鋼板の正面図で
ある。薄鋼板10aにはセパレータ24を挿通させるた
めの孔10dが予め形成されている。図3に示すよう
に、薄鋼板10aには横バタ用の丸パイプ26が孔10
dを貫通するセパレータ24により取り付けられてい
る。
【0025】図7は梁型枠の斜視図である。同図に示す
ように、梁型枠12,14は断面略U字形の薄鋼板によ
り形成され、梁型枠12,14の壁部には断面略ハット
形の補強リブ28が梁型枠12,14の長手方向に対し
て略直角に取り付けられている。補強リブ28は対向し
て設けられ、補強リブ28の上部は、図8に示すような
切梁としての開き止め30によって連結され、更に梁型
枠12,14の高さが高い場合には、補強リブ28の中
間部付近に図9に示すような鉄筋バー32を使用して連
結することもある。
【0026】なお、開き止め30及び鉄筋バー32は、
U字形の梁型枠12,14の壁部上端が、コンクリート
打設時の打設荷重あるいは偏荷重又は何らかの衝撃で開
いたり、逆に閉じたりしない様に、一定の間隔を保つ機
能を持つものである。
【0027】梁型枠12,14の上縁部には受けフラン
ジ34が形成され、梁型枠12,14の上縁部にデッキ
プレート18の端部が重なった状態で接続できるように
なっている。
【0028】次に、上述した薄鋼板製打込み型枠のうち
で、柱型枠の施工について図10〜図18を参照しなが
ら説明する。
【0029】まず、図10に示すように、施工する床ス
ラブのレベルチェックと墨出しを行う。レベルの調整
は、図11、図12に示すように、角材36の高さで調
整するか、又は、受け金具40の長さ或いは受け金具4
0の代りにライナー材(コマ)を挿入して調整し、所定
の幅の墨に対して角材36をセットし、これをコンクリ
ート釘38で固定する。
【0030】次に、図13に示すように、柱型枠10を
受ける受け金具40を角材36にセットし、これを釘3
8で固定する。次に、図14に示すように、柱型枠10
を形成するための一枚の薄鋼板10aを受け金具40に
落し込み、2枚目の薄鋼板10aを同様に落し込み、こ
れらの薄鋼板10aを、図15に示すように、コーナー
クリップ22で仮止めする。
【0031】次に、3、4枚目の薄鋼板10aを同様に
施工し、柱型枠10の形状を確認してから、図16に示
すように、側縁部の折返部10bを高さ方向に60cm
程度の間隔をおいてコーナークリップ22で固定する。
【0032】次に、図17に示すように、セパレータ2
4を鉄筋16を避けるようにして薄鋼板10aの孔10
dに挿通させ、図18に示すように、横バタ用の丸パイ
プ26を取り付ける。
【0033】次に、上述した薄鋼板製打込み型枠のうち
で、梁型枠の施工について図19〜図22を参照しなが
ら説明する。
【0034】梁型枠12,14は、1スパン分の重量が
最大250kg程度あり、人力では施工が無理なため、
専用の揚重機42を使用するか、クレーン44を用いて
施工する。揚重機42などの使用が不可能の場合、スパ
ン方向に分割して納入し、足場やサポート上で組み立て
接合することもできる。図19は専用揚重機で施工する
場合の例、図20はクレーンを用いて施工する場合の例
を示す。
【0035】梁型枠12,14にセットする際には、図
21に示すように、梁に付属する柱接合枠35をガイド
にして挿入する。なお、必ずしも柱接合枠35を必要と
しない、無くても施工はできる。挿入が終了しても、図
22に示すように、揚重機42によるリフトアップ状態
のままで、梁下の所定の位置にサポート46を設置す
る。梁のレベル調整をしながら、揚重機42を移動させ
る。
【0036】次に、上述した薄鋼板製打込み型枠のうち
で、デッキプレートの使用による床型枠の施工について
図23〜図26を参照しながら説明する。
【0037】梁の鉄筋16を施工し、開き止め30を取
り付けた後、デッキプレート18を所定の位置に敷き込
む。デッキプレート18は、図23に示すように、敷き
込む高さとほゞ同じ高さの揚上ステージ48或いはコン
クリート打設の終了した床スラブ上等に揚上しておき、
ここから所定の位置に運んで敷き込む。
【0038】デッキプレート18は、図24に示すよう
に、割り付け図により所定の位置に敷き込み、図25に
示すようにタッピングスクリュー33やリベット等を用
いてその端部を梁型枠12,14の受けフランジ34に
固定する。なお、受けフランジ34にあらかじめ孔開け
加工をした梁型枠12,14にピン等を挿入すれば、数
量等の施工上の間違いを防ぐことができる。又、そのピ
ンを利用して、開き止め30や鉄筋バー32を載置する
こともできる。そして、図26に示すように、デッキプ
レート18の上にスラブ用の鉄筋16を施工し、コンク
リート31を打設する。
【0039】なお、コンクリート31の打設が終了した
後、意匠的面白さを出す為、そのまま型枠を露出させる
か、薄鋼板製打込み型枠の外表面にはカラーリング、石
塗料等の塗装を施すか、ボード類を接着剤やセルフドリ
リングスクリューにより取り付け、その上にビニルクロ
スを張り付けて表面を仕上げるか、又は型枠の表面にア
ンカーを打設して大理石の石張りにするか、種々の施工
が可能である。
【0040】
【発明の効果】この発明は、全ての打込み型枠が薄鋼板
で形成されているので、型枠を形成するために合板等の
木材を使用しなくて済み、従って、熱帯雨林の破壊を抑
制することができるという効果がある。
【0041】また、この発明は、全ての打込み型枠が薄
鋼板で形成されているので、合板の場合に比べて型枠が
軽くなり、持ち運びや組み立てが容易になるという効果
がある。
【0042】また、この発明は、全ての打込み型枠が薄
鋼板で形成され、タッピングスクリュー等を用いて組み
立てることができるので、組み立ての際の騒音の発生が
合板の場合に比べて少なくなるという効果がある。
【0043】また、この発明は、薄鋼板を捨型枠として
使用し、そして梁型枠の頂部と床型枠(デッキプレー
ト)の端部とがねじ等で連結することによって、複合構
造となるので、耐力・安全性が図られる。その結果、柱
や梁の強度アップが見込まれ、また廃材が発生しないと
いう効果がある。
【0044】また、この発明は、打込み型枠を工場で予
め加工してあり、現場で組み立て易いので、工期を短縮
できるという効果がある。
【0045】また、この発明は、打込み型枠を工場で機
械を使って加工するので、加工精度が高く、設計通りの
建物を作ることができるという効果がある。
【0046】また、この発明は、柱型枠の側縁部をクリ
ップで締結するので、柱型枠の側縁部を簡単に締結する
ことができるという効果がある。
【0047】また、この発明は、柱型枠の内側に突起を
設けたので、柱型枠とコンクリートとの密着性が向上す
るという効果がある。
【0048】また、この発明は、柱型枠を形成する薄鋼
板が長手方向に向けて突条及び溝条を形成するように波
付け加工を施しているので、縦バタ材が不要になるとい
う効果がある。
【0049】また、この発明は、梁型枠の内側又は外側
に縦又は横に補強リブを備えているので、スラブの荷重
や作業時の荷重が梁型枠の鋼板を座屈させることなく、
垂直に支保工材に伝達される。そして、梁型枠の剪断補
強効果がある。
【0050】また、この発明は、梁型枠にセパレーター
を使用しない場合は、セパレーターの取り付け、取り外
しのために危険な高所作業をしなくて済むという効果が
ある。
【0051】また、この発明は、梁型枠の上縁に受けフ
ランジを設けているので、デッキプレートの端部を容易
に取り付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施態様に係る薄鋼板製打込
み型枠の施工状態を示す説明図である。
【図2】図2は柱型枠の平面図である。
【図3】図3は柱型枠の正面図である。
【図4】図4は柱型枠の角部の拡大平面図である。
【図5】図5は柱型枠の部分断面図である。
【図6】図6は柱型枠を形成する薄鋼板の正面図であ
る。
【図7】図7は梁型枠の斜視図である。
【図8】図8は開き止めの説明図である。
【図9】図9は鉄筋バーの説明図である。
【図10】図10は建設途中にある柱及び床の部分断面
図である。
【図11】図11は柱型枠を設置する場所の平面図であ
る。
【図12】図12は柱型枠を設置する場所の正面図であ
る。
【図13】図13は柱型枠を受ける受け金具の説明図で
ある。
【図14】図14は受け金具に柱型枠を形成する薄鋼板
を落し込んだ様子を示す説明図である。
【図15】図15は柱型枠を形成する薄鋼板をコーナー
クリップで仮止めした様子を示す説明図である。
【図16】図16は柱型枠をコーナークリップで固定し
た様子を示す説明図である。
【図17】図17は薄鋼板にセパレータを挿通させる様
子を示す説明図である。
【図18】図18は柱型枠に横バタ用のパイプ26を取
り付けた状態を示す部分断面図である。
【図19】図19は専用揚重機を用いて梁型枠を施工す
る場合の例を示す説明図である。
【図20】図20はでクレーンを用いて梁型枠を施工す
る場合の例を示す説明図である。
【図21】図21は柱型枠に梁型枠をセットする場合の
説明図である。
【図22】図22は梁下の所定の位置にサポートを設置
する場合の説明図である。
【図23】図23はデッキプレートを揚上ステージ上に
揚上しておいて敷き込む様子を示す説明図である。
【図24】図24はデッキプレートを割り付け図により
所定の位置へ敷き込む様子を示す説明図である。
【図25】図25はタッピングスクリューを用いて梁型
枠へデッキプレートを固定する様子を示す説明図であ
る。
【図26】図26はスラブ鉄筋の施工及びコンクリート
打設等の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10 柱型枠 10a 薄鋼板 10b 折返部 10c ノッチ 12,14 梁型枠 16 鉄筋 18 デッキプレート 20 切欠部 22 コーナークリップ 24 セパレータ 26 丸パイプ 28 補強リブ 30 開き止め(切梁) 32 鉄筋バー 33 タッピングスクリュー 34 受けフランジ 35 柱接合枠 36 角材 38 釘 40 受け金具 42 揚重機 44 クレーン 46 サポート(支保工) 48 揚上ステージ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捨て型枠として使用される柱型枠、梁型
    枠及び床型枠を有し、該柱型枠、梁型枠及び床型枠が全
    て薄鋼板により形成され、該柱型枠、梁型枠及び床型枠
    が組み立て可能に予め加工されていることを特徴とする
    薄鋼板製打込み型枠。
  2. 【請求項2】 捨て型枠として使用される壁型枠を有
    し、該壁型枠が薄鋼板により形成され、該壁型枠が前記
    柱型枠、梁型枠及び床型枠とともに組み立て可能に予め
    加工されていることを特徴とする請求項1に記載の薄鋼
    板製打込み型枠。
  3. 【請求項3】 前記柱型枠が柱の各面を形成する複数枚
    の薄鋼板からなり、該薄鋼板は長手方向に通った突条と
    溝条が形成されるように波付け加工され、該薄鋼板の少
    なくとも1枚には上端部に前記梁型枠を嵌合させる切欠
    部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の薄鋼板製打込み型枠。
  4. 【請求項4】 前記柱型枠が柱の各面を形成する複数枚
    の薄鋼板からなり、該薄鋼板は長手方向に沿って内側又
    は外側に補強リブが取り付けられ、該薄鋼板の少なくと
    も1枚には上端部に前記梁型枠を嵌合させる切欠部が設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    薄鋼板製打込み型枠。
  5. 【請求項5】 前記柱型枠の前記薄鋼板の側縁部には折
    返部が折曲形成され、該薄鋼板は該折返部でコーナーク
    リップにより連結されるようになっていることを特徴と
    する請求項3に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  6. 【請求項6】 前記柱型枠の前記薄鋼板は内側に向けて
    突出した複数の突起を有していることを特徴とする請求
    項3〜5のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  7. 【請求項7】 前記柱型枠の前記薄鋼板はセパレータを
    挿入するための孔を予め有していることを特徴とする請
    求項3〜6のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  8. 【請求項8】 前記孔が鉄筋の直径の5倍以上の直径の
    略丸孔であることを特徴とする請求項7に記載の薄鋼板
    製打込み型枠。
  9. 【請求項9】 前記孔が鉄筋の直径よりやや大きい幅
    で、鉄筋の直径の5倍以上の長さの細長い孔であること
    を特徴とする請求項7に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  10. 【請求項10】 前記孔がセパレータを挿入するために
    必要な個数の3倍以上の個数が設けられていることを特
    徴とする請求項7に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  11. 【請求項11】 前記柱型枠の一面を形成する薄鋼板が
    2枚の薄鋼板を長手方向に部分的に重複させ、該重複部
    分が連結部材で連結されたものからなり、該重複部分に
    は該連結部材を挿通させるための孔が各々形成されてお
    り、該孔の少なくとも一方は該薄鋼板の長手方向に平行
    なスリット孔になっていることを特徴とする請求項3〜
    10のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  12. 【請求項12】 前記2枚の薄鋼板の一方に前記梁型枠
    を嵌合させる切欠部が設けられていることを特徴とする
    請求項11に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  13. 【請求項13】 前記梁型枠が断面略U字形の薄鋼板か
    らなり、該梁型枠の壁部に補強リブが該梁型枠の長手方
    向に対して略直角に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1〜12のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型
    枠。
  14. 【請求項14】 前記補強リブが断面略ハット形をして
    おり、該梁型枠の壁部の内側に設けられていることを特
    徴とする請求項13に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  15. 【請求項15】 前記補強リブが対向して設けられ、該
    対向する補強リブの上部が切梁によって連結されている
    ことを特徴とする請求項14に記載の薄鋼板製打込み型
    枠。
  16. 【請求項16】 前記補強リブが対向して設けられ、該
    対向する補強リブの中間部付近が鉄筋バーによって連結
    されていることを特徴とする請求項14又は15に記載
    の薄鋼板製打込み型枠。
  17. 【請求項17】 前記補強リブが前記梁型枠の壁部の外
    側に設けられていることを特徴とする請求項13に記載
    の薄鋼板製打込み型枠。
  18. 【請求項18】 前記梁型枠の上縁部にデッキプレート
    の端部を接続するための受けフランジが形成されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の薄鋼板製打込み型
    枠。
  19. 【請求項19】 前記梁型枠の上縁部に合板の端部を嵌
    合させるための受けフランジが形成されていることを特
    徴とする請求項13に記載の薄鋼板製打込み型枠。
  20. 【請求項20】 前記梁型枠の底部が前記梁型枠の壁部
    に平行な面で分割され、該底部が連結可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項13〜19のいずれかに記
    載の薄鋼板製打込み型枠。
  21. 【請求項21】 前記梁型枠の壁部の両方又はいずれか
    一方と底部とが分割され、該底部と該壁部が連結可能に
    構成されていることを特徴とする請求項13〜19のい
    ずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  22. 【請求項22】 前記梁型枠がキーストーンプレートに
    より形成されていることを特徴とする請求項13〜21
    のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  23. 【請求項23】 前記梁型枠の壁部及び/又は底部に補
    強リブが長手方向及び/又は高さ方向に向けて形成され
    ていることを特徴とする請求項13〜21のいずれかに
    記載の薄鋼板製打込み型枠。
  24. 【請求項24】 前記梁型枠が2本以上の子梁型枠から
    なり、子梁型枠は端部相互を重ねて連結部材により連結
    され、長さ調整可能になっていることを特徴とする請求
    項13〜23のいずれかに記載の薄鋼板製打込み型枠。
  25. 【請求項25】 前記床型枠がデッキプレートからなる
    ことを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の薄
    鋼板製打込み型枠。
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