JPH1014034A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number
JPH1014034A
JPH1014034A JP8175862A JP17586296A JPH1014034A JP H1014034 A JPH1014034 A JP H1014034A JP 8175862 A JP8175862 A JP 8175862A JP 17586296 A JP17586296 A JP 17586296A JP H1014034 A JPH1014034 A JP H1014034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
frame
shell container
rectangular parallelepiped
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8175862A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Sakamoto
千秋 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP8175862A priority Critical patent/JPH1014034A/ja
Publication of JPH1014034A publication Critical patent/JPH1014034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外殻容器に波形加工や補強梁の設置をするこ
となく、容器の変形を防止し、容器の美観を向上し、安
価にする。 【解決手段】 直方体形状の外殻容器3の内面の各部に
分散して固着され,めねじ21が形成された複数個のボ
ス20と、前記容器3内に容器3と間隔をおいて設けら
れ,ガス遮断器,断路器等の機器が絶縁物を介して取り
付けられ,直方体形状に形成されたフレーム22と、こ
のフレーム22を貫通して前記めねじ21に螺合し,前
記容器3に前記フレーム22を締結したボルト25とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外殻容器内に、ガ
ス遮断器,断路器,接地開閉器等の内部構成機器が絶縁
物を介して取り付けられたフレームを設けたキュービク
ル形のガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ガス絶縁開閉装置につき、
概略正面図の図4、図4の一部の切断正面図の図5を参
照して説明する。
【0003】それらの図において、1はベース、2はベ
ース1上に設置され,操作器が収納された操作箱、3は
操作箱2上に設置された直方体形状の外殻容器であり、
容器3内に大気圧近傍のSF6 等の絶縁性ガスが密封さ
れている。4は容器3内に設けられたフレーム、5は容
器3の底板の左側に貫設されたケーブルヘッド、6は地
中から操作箱2内に引き込まれた電力ケーブルであり、
ケーブルヘッド5に着脱自在に接続されている。7はケ
ーブル6に設けられた変流器、8,9,10はケーブル
ヘッド5の上方に設けられた断路器,接地開閉器,避雷
器であり、図5に示すように、断路器8が絶縁物(支持
台)11を介してフレーム4に支持されている。
【0004】12は容器3の中央部に設けられたガス遮
断器、13はガス遮断器12の側方の上部及び下部に設
けられた接地開閉器、14は絶縁物11を介してフレー
ム4に支持された断路器である。
【0005】15は容器3の右側に設けられた断路器で
あり、絶縁物11を介してフレーム4に支持されてい
る。16は接地開閉器、17は容器3の右側外面に取り
付けられた変圧器接続容器であり、断路器15がブッシ
ング18及び変圧器接続容器17を通して図外の変圧器
に接続されている。
【0006】このように、図4のキュービクル形のガス
絶縁開閉装置は、容器3内に、ケーブルヘッド5、断路
器8,14,15、ガス遮断器12、接地開閉器9,1
3,16等が一括して収納され、オールインワン形に構
成され、筒状の容器にて構成されるガス絶縁開閉装置に
比して工期の短縮,美観の向上等の優れた特性をもって
いる。
【0007】しかし、図4の装置の場合、容器3が直方
体形状であるため、容器3内の絶縁性ガスの圧力を広大
な面積で、しかも平面で受けるため、容器3に加わる圧
力が曲げ荷重として作用し変形をきたしやすい。
【0008】この変形を防止するために、容器3の剛性
を高める必要があり、その手段の1つとして容器3を構
成する板厚を厚くすることが考えられるが、装置の重量
が極端に大きくなり、設置作業時に支障をきたしたり、
場所によっては設置が不可能になったりする場合もあ
る。
【0009】そのため、斜視図の図6に示すように、容
器3の平面部を波形に加工した鋼板19により構成した
り、或いは補強梁を設置したりしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、外殻容器3の剛性の確保に、容器3の平面部を、特
殊な加工、すなわち波形加工を施した鋼板19により構
成したり、補強梁を設置したりするため、製作コストが
高くなり、特に波形加工は、容器3の外面に凹凸が生じ
て外観を損ねてしまうという問題点がある。
【0011】本発明は、前記の点に留意し、外殻容器に
波形加工や補強梁の設置をすることなく、容器の変形を
防止し、容器の美観を向上し、安価にするガス絶縁開閉
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のガス絶縁開閉装置は、直方体形状の外殻容
器の内面の各部に分散して固着され,めねじが形成され
た複数個のボスと、前記容器内に前記容器と間隔をおい
て設けられ,ガス遮断器,断路器等の機器が絶縁物を介
して取り付けられ,直方体形状に形成されたフレーム
と、このフレームを貫通して前記めねじに螺合し,前記
容器に前記フレームを締結したボルトとを備えたもので
ある。
【0013】従って、容器の内面の各部がボス及びボル
トを介しフレームに連結して一体化されているため、容
器内の絶縁性ガスの内部圧力による荷重を、容器のみで
なく、強固なフレームで受けることになり、フレームの
強度が有効に利用でき、容器を比較的薄い板材で構成で
き、軽量化が図れるとともに、容器に波形加工,補強梁
の設置が不要になり、構造が簡単になって製作コストが
低減でき、かつ容器の外面が平滑になって美観が向上す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態につき、要部の切断平
面図の図1、図1のフレームの斜視図の図2、図2のII
I −III 線切断正面図の図3A、III ’− III’線切断
平面図の同Bを参照して説明する。
【0015】それらの図において、20は複数個のボス
であり、外殻容器3の内面の各部に、剛性を確保するの
に十分な間隔をもって分散し、溶接により固着されてい
る。21はボス20に形成されためねじ、22は容器3
内に容器3と間隔をおいて設けられ,直方体形状に形成
されたフレームであり、辺フレーム23と中間フレーム
24とから構成され、辺フレーム23は山形鋼からな
り、中間フレーム24はI形鋼からなり、中間フレーム
24は、上下に対向する上辺,下辺の辺フレーム23の
中央部を結ぶ上下方向,及び前後に対向する上辺,下辺
の辺フレーム23の中央部を結ぶ前後方向に設けられ、
各辺フレーム23,中間フレーム24に絶縁物を介して
ガス遮断器,断路器等の機器が取り付けられている。
【0016】25はボルトであり、フレーム22を貫通
してめねじ21に螺合し、容器3にフレーム22を締結
している。
【0017】そして、容器3内の絶縁性ガスの内圧によ
る荷重を、容器3のみでなく、強固なフレーム22で受
け、容器3の波形加工,補強梁を用いていない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のガ
ス絶縁開閉装置は、直方体形状の外殻容器3の内面の各
部に、めねじ21が形成された複数個のボス20を分散
して固着し、容器3内に直方体形状に形成されたフレー
ム22を容器3と間隔をおいて設け、フレーム22を貫
通してめねじ21に螺合したボルト25により,容器3
にフレーム22を締結したため、容器3の内面の各部を
ボス20及びボルト25を介しフレーム22に連結して
一体化することができ、容器3内の絶縁性ガスの内部圧
力による荷重を、容器3のみでなく、強固なフレーム2
2で受けることができ、フレーム22の強度を有効に利
用することができ、容器3を比較的薄い板材で構成して
軽量化を図ることができるとともに、容器3の波形加
工,補強梁の設置を不要にし、構造を簡単にでき、製作
コストを低減でき、かつ、容器3の外面を平滑にして美
観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の要部の切断平面図であ
る。
【図2】図1のフレームの斜視図である。
【図3】Aは図2のIII −III 線切断正面図、Bは II
I’−III ’線切断平面図である。
【図4】従来例の概略正面図である。
【図5】図4の一部の切断正面図である。
【図6】従来の容器の変形例の一部の斜視図である。
【符号の説明】
3 外殻容器 20 ボス 21 めねじ 22 フレーム 25 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体形状の外殻容器の内面の各部に分
    散して固着され,めねじが形成された複数個のボスと、 前記容器内に前記容器と間隔をおいて設けられ,ガス遮
    断器,断路器等の機器が絶縁物を介して取り付けられ,
    直方体形状に形成されたフレームと、 このフレームを貫通して前記めねじに螺合し,前記容器
    に前記フレームを締結したボルトとを備えたことを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP8175862A 1996-06-14 1996-06-14 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH1014034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175862A JPH1014034A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175862A JPH1014034A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ガス絶縁開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014034A true JPH1014034A (ja) 1998-01-16

Family

ID=16003509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8175862A Pending JPH1014034A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1014034A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411802C (zh) * 2006-06-27 2008-08-20 上海天灵开关厂有限公司 一种充气式环网柜后封板的焊接方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411802C (zh) * 2006-06-27 2008-08-20 上海天灵开关厂有限公司 一种充气式环网柜后封板的焊接方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001169420A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH1014034A (ja) ガス絶縁開閉装置
CN219834814U (zh) 电场屏蔽结构及气体绝缘开关柜
JP3409484B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0197107A (ja) 遮断器収納用固定枠
JPS5926487Y2 (ja) 導体支持装置
JPH0747928Y2 (ja) 電界緩和装置
CN210142870U (zh) 一种充气柜静触头
CN219843382U (zh) 电缆槽盒支架和gis设备
JP7502238B2 (ja) 電気機器の保持構造および保持方法
JPH0119530Y2 (ja)
JP2000050436A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0130823Y2 (ja)
JPH0347315Y2 (ja)
JPH11252723A (ja) 変圧器一体形ガス絶縁開閉装置
JPH0152961B2 (ja)
JP2000295725A (ja) ガス絶縁導体支持具
JP2770467B2 (ja) ガス絶縁キユービクル用密閉容器
JP3441230B2 (ja) 遮断器部複合形変圧器
JPS6340838Y2 (ja)
JP3367838B2 (ja) 貫通形絶縁支持装置
JP2508611Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3535614B2 (ja) ガス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤ
JPS5829878Y2 (ja) 屋内用高圧カツトアウト
JPS6026245B2 (ja) しや断器