JPH10140114A - ロール状テープ - Google Patents

ロール状テープ

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JPH10140114A
JPH10140114A JP8312685A JP31268596A JPH10140114A JP H10140114 A JPH10140114 A JP H10140114A JP 8312685 A JP8312685 A JP 8312685A JP 31268596 A JP31268596 A JP 31268596A JP H10140114 A JPH10140114 A JP H10140114A
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JP
Japan
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tape
roll
base material
shaped
sticking
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JP8312685A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nakagawa
善夫 中川
Hiroshi Nagami
永海  洋
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状テープを利用した製造工程におい
て、不要なテープ片の飛散を防止することにより、原反
切り換え効率を向上し、使い捨ておむつ等の製造効率や
製造コストを改善する。 【解決手段】 テープ状をした基材12の内巻側端部
に、基材12と一体として形成された支持部111上
に、感圧性接着剤を塗布して粘着部112を形成し、別
なロール状テープ10の基材12外巻側端部と貼り合わ
せるための貼着部11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状テープに
関する。具体的には、例えばおむつ用ファスナーテープ
などをロール状に巻回した、インライン作業に適したロ
ール状テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、おむつ用ファスナーテープにあっ
ては、予め、ポリエステルやポリエチレンなどのテープ
状をした基材上に、使い捨ておむつに貼り合わせるため
の粘着剤層が、基材の全副あるいは基材の所定位置に部
分的に塗工されており、当該粘着剤層が形成された基材
がロール状に巻回され、出荷されていた。そして、使い
捨ておむつの製造工程において、当該ロール状に巻回さ
れたおむつ用ファスナーテープが、必要量だけ切り出さ
れ、使い捨ておむつに貼り合わせられていた。
【0003】したがって、このようなロール状に巻回さ
れたおむつ用ファスナテープにあっては、基材の内巻側
の端部から外巻側の端部まで、基材の全長に渡って、前
記粘着剤層が塗工形成されていた。
【0004】しかし、使い捨ておむつの製造工程におい
て、当該製造工程の簡略化や低コスト化を図るために、
上述したような粘着剤層が予め塗工形成されてロール状
に巻回されたおむつ用ファスナーテープを用いずに、イ
ンライン上で粘着剤の塗工加工を行ない、前記粘着剤層
が形成されていない基材若しくは使い捨ておむつに前記
粘着剤層を形成するケースが増加してきた。
【0005】このような製造工程においては、粘着剤層
が形成されていない基材のみを送り出すことになるた
め、次のような不都合を生じていた。
【0006】つまり、図8に基づいて説明すると、テー
プ状をした基材51は、例えば、ボール紙等からなる円
筒型をした芯材52に巻回され、ロール状テープ50
(原反)として供給される。したがって、1本のロール
状テープ50を使い切った際には、新たなロール状テー
プ50と交換する必要がある。この時、図8(a)に示
すように、使い切った旧のロール状テープ50の基材5
1内巻側端部(スプライス部分)と、新たなロール状テ
ープ50の基材51外巻側端部を、一部重複させて送り
出していた。また、十分な量の基材51が送り出される
と、旧のロール状テープ50の基材51を図8(a)の
実線イの位置でカットしていた。
【0007】そして、新たなロール状テープ50の基材
51表面に粘着剤層53を形成して、適当な位置、例え
ば図8(b)に示す実線ロの位置で、新旧両ロール状テ
ープ50の基材51をワンピース分ごとにカットし(な
お、図8では、粘着剤層53はワンピース分にのみ形成
された状態を示している。)、その後、図示しない使い
捨ておむつに貼り合わせられる。このとき、粘着剤層5
3は、旧のロール状テープ50若しくは新たなロール状
テープ50のいずれか一方の基材51にしか形成されな
い。
【0008】したがって、後工程において、基材51を
ワンピース分ごとに切断した際には、使い捨ておむつに
貼り合わせられなかった基材51片が、製造ライン中に
飛散してしまっていた。この結果、製造ラインから基材
51片を取り除くために、製造ラインを一時停止しなけ
ればならず、原反切り換え効率が非常に悪いものになっ
ていた。
【0009】また、基材51は芯材52に巻き付けられ
ているだけなので、基材51が残り少なくなると、芯材
52への巻き付け力が小さくなり、芯材52から基材5
1が容易に外れてしまい、基材51に適度な張力を与え
ることができなくなる。また、このため、芯材52にあ
る程度、基材51を巻き付けた状態で、原反交換をしな
ければならず、不経済なものともなっていた。
【0010】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、基材片の飛
散を防止することにより、原反切り換え効率を向上し、
使い捨ておむつ等の製造効率や製造コストを改善するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のロール状テープ
は、テープ状をした基材がロール状に巻回されたロール
状テープにおいて、前記基材の内巻側端部に、別なロー
ル状テープの外巻側端部と貼着させるための貼着部を設
けたことを特徴としている。
【0012】例えば、前記貼着部は、前記基材に感圧性
接着剤を塗布して形成することができる。あるいは、粘
着テープを前記基材に継ぐことにより形成することがで
きる。
【0013】また、前記基材の内巻側端部及び/又は外
巻側端部において、少なくとも前記貼着部と貼着される
領域に、易剥離処理を施すのが好ましい。
【0014】本発明のロール状テープは、例えば、おむ
つ用ファスナーテープに応用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
ロール状テープの概略斜視図、図2の当該ロール状テー
プの貼着部を示す側面図、図3は当該ロール状テープの
交換時の説明図、図4は本発明の別な実施例であるロー
ル状テープの貼着部を示す側面図である。以下、各図に
従って本発明のロール状テープについて説明する。
【0016】本発明のロール状テープ10は、テープ状
をした基材12の内巻側端部に、別なロール状テープ1
0の外巻側端部と貼着させるための貼着部11が設けら
れており、当該貼着部11の端部から、例えばボール紙
などから円筒型に作製された芯材13に巻回されてい
る。
【0017】貼着部11は、テープ状の支持部111の
表面側に、感圧性接着剤が塗布されて粘着部112が形
成されている。支持部111は、基材12と一体として
形成されており、基材12の内巻側端部に、感圧性接着
剤を塗布することによって、貼着部11を形成すること
ができる。
【0018】支持部111及び基材12には、一般的に
用いられるテープ材を用いることができ、具体的には、
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体などを1種若しくは2種以上を用いて作製することが
できる。
【0019】粘着部112を形成する感圧性接着剤とし
ては、例えば、ゴム系の感圧性接着剤やアクリル系の感
圧性接着剤を用いることができるが、貼着部11と基材
12の貼り合わせ部分が、インライン上で容易に剥がれ
ることのない程度の粘着力と、後工程において、カット
された不要な粘着部片を、容易に剥がすことができる程
度の剥離力とを有するものが望ましい。
【0020】また、支持部111とともに基材12の裏
面全面には、易剥離処理が施されている。易剥離処理と
しては、種々の方法を用いることができるが、例えば、
支持部111及び基材12の裏面全面に、シリコーン系
又は長鎖アルキル系の離型処理剤を塗布すればよい。し
たがって、少なくとも支持部111の裏面には易剥離処
理が施されているので、芯材13に巻回された貼着部1
1を容易に引き出すことができる。また、基材12の外
巻側端部にも易剥離処理が施されているので、新たなロ
ール状テープ10の基材12と貼り合わせられた貼着部
11片を、容易に剥がすこともできる。もちろん、易剥
離処理は、支持部111及び基材12の全面に施す必要
もなく、基材12の外巻側端部において、少なくとも貼
着部11の粘着部112と貼り合わせられる領域、ある
いは/及び、支持部111から基材12の内巻側端部に
かけての、少なくとも貼着部11の粘着部112と貼り
合わせられる領域に施しておけばよい。
【0021】このロール状テープ10(原反)は、次の
ようにして交換される。図3(a)に示すように、2つ
のロール状テープ10が、製造ライン上で、図示しない
支持軸に芯材13を支持されている。一方のロール状テ
ープ10、例えば図中上側のロール状テープ10(旧原
反)が使い切られると、貼着部11が引き出される。一
方、新たなロール状テープ10(新原反)の外巻側端部
から基材12が引き出され、引き出された貼着部11と
新たに引き出された基材12とが貼り合わされる。そし
て、貼着部11が図3(a)の実線イの位置でカットさ
れ、貼着部11と新しいロール状テープ10の基材12
が貼り合わせられた状態で、次の工程に送られる。次い
で、ワンピースごとに、使い捨ておむつ等の図外被貼着
物に貼り合わせるための粘着剤層14が塗布形成され
る。(なお、図では、粘着剤層14は、ワンピース分に
のみ形成された状態を示している。)
【0022】そして、図3(b)に示したように基材1
2に粘着剤層14が形成された状態で、図3(b)中の
実線ロの位置で、基材12がワンピース分ごとにカット
された後に、形成された粘着剤層14を被貼着物に貼り
合わせた後に、図3(b)中の実線ロの位置で、基材1
2をワンピースごとにカットされる。もちろん、粘着剤
層14を被貼着物に形成し、基材12を粘着剤層14に
貼り合わせた後に、カットすることもできる。
【0023】したがって、被貼着物に基材12が貼り合
わされた段階では、旧のロール状テープ10の貼着部1
1は、基材12に貼り合わされた状態になっており、従
来のように、不要な基材12片が製造ライン中に飛散す
ることがない。また、この不要となった貼着部11片
は、製造ラインから取り出した後に剥離すればよいの
で、インライン上で連続的に作業を行なうことができ
る。
【0024】このように、本発明においては、インライ
ンでの作業を連続的に行なえ、ロール状テープ10のい
わゆる原反切り換えをスムーズに行なうことができる。
また、粘着部112が芯材13に貼り合わせられる結
果、芯材13から容易に外れず、基材12に適度な張力
を与えながら、基材12を最後まで使い切ることができ
る。
【0025】この貼着部11の長さは、製造ラインの構
造や芯材13の大きさ等によっても異なるが、おおよそ
基材12の内巻側端部から約1〜10m程度の長さに設
けるのが好ましく、あまり長く設けると、多くの貼着部
11が芯材13に巻回された状態で残ってしまい、無駄
が多くなる。また、短かすぎると、十分に貼着部11と
基材12とを貼り合わせることができず、ロール状テー
プ10の供給を一時的にストップさせる必要が生じ、原
反交換の効率を向上することができない。
【0026】上記実施例においては、ロール状テープ1
0の基材12の一部に感圧性接着剤を塗布して、貼着部
11を形成してあるが、図4に示すように、基材12の
内巻側端部に、テープ状の支持部111上に、感圧性接
着剤が塗布されて粘着部112が形成された粘着テープ
からなる貼着部11を設けることもできる。
【0027】上記粘着テープからなる貼着部11の支持
部111は、上述したように、ポリエステル若しくはポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などを1種若し
くは2種以上を用いて作製することができる。そして、
支持部111を、基材12の内巻側端部に、基材12と
貼着部11とをわずかに重ね合わせ、加熱処理を施した
り、接着剤等を用いて両者を継ぐようにすればよい。も
ちろん、支持部111は、基材12の材質と同様な材質
のものに限らず、異なる材質のものを用いることができ
るが、基材12との継ぎ易さを考慮して選択する必要が
ある。
【0028】
【実施例】次に、おむつ用ファスナーテープとして利用
した場合についての実施例について説明する。図5は、
ロール状おむつ用ファスナーテープ20の斜視図、図6
は、ワンピースごとにカットされたおむつ用ファスナー
テープ20aの斜視図、図7は、当該おむつ用ファスナ
ーテープ20aを使い捨ておむつへ取り付ける前の状態
図である。
【0029】おむつ用ファスナーテープ20aは、使い
捨ておむつを着用者に固定するために用いられるファス
ナーテープであり、ワンピースごとにテープ状をした支
持体21が、いずれか一方の側端部から当該支持体21
の一部を重ね合わせるように折り曲げられ、当該折り曲
げられた支持体21の側端部から、当該折り曲げられた
支持体21を外側に折り曲げ可能にして、前記重ね合わ
せられた支持体21の内面同士を粘着剤22によって貼
り合わせられている。
【0030】このおむつ用ファスナーテープ20aはテ
ープ状に形成され、図5に示すようにロール状に巻回さ
れており、支持体21の内巻側端部に、感圧性接着剤が
塗布された粘着部112が形成され、貼着部11が設け
られている。
【0031】おむつ用ファスナーテープ20aは、イン
ライン上で、前記折り曲げられた支持体21の外面に、
ほぼその全面(図6の破線ロで囲まれた領域)もしくは
所定位置において部分的に、粘着剤層24が形成され
る。また、同じくインライン上で、支持体21が重なり
合っていない領域(図6の破線イで囲まれた領域)にお
いて、別な粘着剤層25が形成される。
【0032】こうして、2つの粘着剤層24、粘着剤層
25が形成されると、ワンピースごとにカットされ、図
7に示すように、粘着剤層24が形成された支持体21
部分が折り曲げられて、図外使い捨ておむつに固定され
る。
【0033】そして、粘着剤層25が形成された支持体
21が折り曲げられて、使い捨ておむつに固定された支
持体21の表面に貼り合わせられ、いわゆるリリース部
として用いられる。
【0034】このように、本発明は、例えば、おむつ用
ファスナーテープ20aに応用することができ、使い捨
ておむつの製造における、おむつ用ファスナーテープ2
0aの供給をスムーズに行なえ、使い捨ておむつの製造
効率の向上に大きく寄与できる。
【0035】もちろん、本発明はおむつ用ファスナーテ
ープに限られるものではなく、テープ材を連続的に供給
する製造態様であれば、どのような形態をしたロール状
テープについても応用できるのは、言うまでもない。
【0036】
【具体的実施例】次に、具体的な実施例として以下に述
べるようなロール状テープ及び従来例であるロール状テ
ープを作製し、本発明による効果を確認した。
【0037】〔実施例1〕ポリエステルからなる平坦な
テープ状基材に、その内巻側端部から約10mの長さ
に、アクリル系感圧性接着剤を塗布して、貼着部を形成
し、貼着部側から芯材に巻回して、実施例1のロール状
テープを作製した。 〔実施例2〕ポリエステルからなるテープ状基材に、そ
の内巻側端部から約100mの長さに貼着部を形成した
以外は、実施例1と同様にして、実施例2のロール状テ
ープを作製した。 〔実施例3〕ポリエステルからなるテープ状基材に、そ
の内巻側端部から約10mの長さに、アクリル系感圧性
接着剤を塗布して、貼着部を形成し、テープ状基材の裏
面には、シリコーン系離型処理剤を塗布して易剥離処理
を行ない、貼着部から芯材に巻回して、実施例3のロー
ル状テープを作製した。 〔実施例4〕ポリエステルからなるテープ状基材に、そ
の内巻側端部から約100mの長さに貼着部を形成した
以外は、実施例3と同様にして、実施例4のロール状テ
ープを作製した。 〔実施例5〕ポリエステルからなる支持部に、アクリル
系感圧性接着剤を塗布して粘着部を形成した粘着テープ
を作製し、ポリエステルからなるテープ状基材に、約1
0mの長さの粘着テープをその内巻側端部に重ね合わせ
の方法により継いで、貼着部を形成した。また、テープ
状基材の裏面及び支持部の裏面には、シリコーン系離型
処理剤を塗布して易剥離処理を行ない、貼着部側から芯
材に巻回して、実施例5のロール状テープを作製した。 〔比較例1〕ポリエステルからなるテープ状基材を、芯
材に巻回して、比較例1のロール状テープを作製した。
【0038】これら実施例1〜5及び比較例1のロール
状テープを使用して、実際に製造ラインを稼働し、原反
交換時の作業効率を評価した。その結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】この結果、実施例3及び実施例5のロール
状テープにあっては、基材片が飛散せず、また、その他
何等問題を生じることなく、原反交換をスムーズに行な
うことができた。また、実施例4のロール状テープにあ
っては、原反交換をスムーズ行なうことができたが、貼
着部を100m程としたため、貼着部が数十メートル程
残り、歩留りが低下した。さらに、実施例1及び実施例
2のロール状テープにあっては、基材片は飛散せずに、
原反交換は比較的スムースに行なうことができたが、巻
戻しができず、やや問題があった。一方、比較例1にお
いては、カットされた基材片が飛散した。
【0041】このように、貼着部を10m程度の長さに
し、基材の裏面に易剥離処理を施すのが最も実施効率と
しては、よい結果を得ることができた。
【0042】
【発明の効果】本発明のロール状テープは、テープ状を
した基材がロール状に巻回されたロール状テープにおい
て、前記基材の内巻側端部に、別なロール状テープの外
巻側端部と貼着させるための貼着部を設けているので、
ロール状テープ材を交換する際には、貼着部と新たなロ
ール状テープの基材とを貼り合わせることができる。し
たがって、原反交換時に、新旧2つのロール状テープを
同時に供給した場合にあっても、カットされ不要となっ
た貼着部片が製造ライン中に飛散することがない。
【0043】この結果、飛散した貼着部片を取り除くた
めに、製造ラインをストップさせることが不要となり、
ロール状テープの交換作業を効率よく行なうことができ
る。
【0044】また、貼着部が芯材に貼り合わせられるた
めに、基材が芯材から外れることがなく、しかも、基材
を無駄なく最後まで使うことができる。
【0045】このとき、基材の内巻側端部及び/又は外
巻側端部において、少なくとも前記貼着部と貼着される
領域に、易剥離処理を施しておけば、基材の内巻側端部
までスムーズに送り出すことができる。また、貼着され
た貼着部片を、基材から容易に剥離することもできる。
【0046】例えば、おむつ用ファスナーテープに応用
すれば、使い捨ておむつを効率よくインラインで製造す
ることができ、低コストで使い捨ておむつを提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるロール状テープの概略
斜視図である。
【図2】同上のロール状テープの貼着部を示す側面図で
ある。
【図3】同上のロール状テープの交換時の説明図であ
る。
【図4】本発明の別な実施例であるロール状テープの貼
着部を示す側面図である。
【図5】本発明の応用例であるロール状おむつ用ファス
ナーテープの概略斜視図である。
【図6】カットされた同上のおむつ用ファスナーテープ
の斜視図である。
【図7】同上のおむつ用ファスナーテープを使い捨てお
むつへ取り付ける前の状態図である。
【図8】従来例のロール状テープを交換する際の問題点
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ロール状テープ 11 貼着部 12 基材 20 ロール状おむつ用ファスナーテープ 21 支持体(基材) 22 粘着剤 111 貼着部の支持部 112 貼着部の粘着部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状をした基材がロール状に巻回さ
    れたロール状テープにおいて、 前記基材の内巻側端部に、別なロール状テープの外巻側
    端部と貼着させるための貼着部を設けたことを特徴とす
    るロール状テープ。
  2. 【請求項2】 前記貼着部は、前記基材に感圧性接着剤
    を塗布して形成された請求項1に記載のロール状テー
    プ。
  3. 【請求項3】 前記貼着部は、前記基材に継がれた粘着
    テープである請求項1に記載のロール状テープ。
  4. 【請求項4】 前記基材の内巻側端部及び/又は外巻側
    端部において、少なくとも前記貼着部と貼着される領域
    に、易剥離処理を施したことを特徴とする請求項1、2
    又は3に記載のロール状テープ。
  5. 【請求項5】 前記ロール状テープは、ロール状おむつ
    用ファスナーテープである請求項1、2、3又は4に記
    載のロール状テープ。
JP8312685A 1996-11-07 1996-11-07 ロール状テープ Pending JPH10140114A (ja)

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JP (1) JPH10140114A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006045417A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Nitto Lifetech Kk 粘着テープ又はシート、および紙おむつ
US8833295B2 (en) 2009-05-12 2014-09-16 3M Innovative Properties Company Masking article for producing precise paint lines and method of improving paint line performance of masking articles

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US8833295B2 (en) 2009-05-12 2014-09-16 3M Innovative Properties Company Masking article for producing precise paint lines and method of improving paint line performance of masking articles

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