JPH10139887A - 樹脂添加剤の配合方法 - Google Patents

樹脂添加剤の配合方法

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JPH10139887A
JPH10139887A JP29392596A JP29392596A JPH10139887A JP H10139887 A JPH10139887 A JP H10139887A JP 29392596 A JP29392596 A JP 29392596A JP 29392596 A JP29392596 A JP 29392596A JP H10139887 A JPH10139887 A JP H10139887A
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盛男 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性樹脂とそれと親和性が乏しい添加剤
を安定的に配合することができ、しかも得られる組成物
が優れた物性を示すことが可能な簡易な配合方法の提
供。 【解決手段】 添加剤とは親和性が乏しい熱可塑性樹脂
と該添加剤とは親和性が良好な熱可塑性樹脂とを溶融混
練すると共に、その混練時に該添加剤を添加混練する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂添加剤の配合
方法に関し、より詳しくは熱可塑性樹脂とそれとは親和
性が乏しい添加剤との配合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂には、様々な目的で多種多
様な添加剤が配合されることがあるが、熱可塑性樹脂に
それとは親和性が乏しい添加剤を配合する場合、両者若
しくは一方を変質させず、かつ均一に安定して配合させ
ることは困難である。
【0003】例えば、酸素吸収能があるアスコルビン酸
等の親水性有機化合物をポリオレフィン等の疎水性の熱
可塑性樹脂に配合する場合、ポリオレフィンが発泡した
り、熱分解したアスコルビン酸が表面にブリードアウト
したりするが、これは両者に相溶性がないことと、アス
コルビン酸に充分な耐熱性がないためである。
【0004】上記の弊害が発生せずに両者を安定的に配
合できれば、酸素吸収性がある素材を提供することがで
きるが、従来、アスコルビン酸を予め無機担体に担持す
るとか、又はエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物等
の親水性の熱可塑性樹脂に配合するとかした後、それら
をポリオレフィンに配合することにより目的の配合物を
得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法はいずれも二段の工程を必要として複雑であ
り、無機担体に担持する方法では湿式の工程とならざる
を得ず、親水性の熱可塑性樹脂に配合する方法ではポリ
オレフィンに配合する迄に二度の熱履歴を経ることによ
り、良好な品質の添加剤配合樹脂組成物を得ることがで
きなかったりして、経済的にも工程の増加や中間製品の
保管等の負担が多くなる等の問題があった。
【0006】本発明は、熱可塑性樹脂とそれと親和性が
乏しい添加剤を安定的に配合することができ、しかも得
られる組成物が優れた物性を示すことが可能な簡易な配
合方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、添加剤とは親和性が乏しい熱可塑性樹脂
と親和性が良好な熱可塑性樹脂とを溶融混練すると共
に、その混練時に添加剤を添加することにより、本発明
の目的を達成し得ることを見出して本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、添加剤とは親和性が
乏しい熱可塑性樹脂と該添加剤とは親和性が良好な熱可
塑性樹脂とを溶融混練すると共に、その混練時に該添加
剤を添加混練することを特徴とする樹脂添加剤の配合方
法を要旨とする。
【0009】又、本発明は、上記添加剤が親水性の還元
性有機化合物であることを特徴とする。
【0010】又、本発明は、上記添加剤が親水性の還元
性有機化合物に無機化合物を混合したものであることを
特徴とする。
【0011】又、本発明は、上記親水性の還元性有機化
合物がアスコルビン酸類、多価フェノール類及びカテキ
ン類から選ばれる化合物であることを特徴とする。
【0012】又、本発明は、上記無機化合物がゼオライ
ト、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン及び
けいそう土からなる群から選ばれる化合物であることを
特徴とする。
【0013】又、本発明は、上記添加剤とは親和性が乏
しい熱可塑性樹脂がポリオレフィン樹脂であることを特
徴とする。
【0014】又、本発明は、上記添加剤とは親和性が良
好な熱可塑性樹脂がエチレン−ビニルアルコール共重合
体、けん化度95%以上のポリビニルアルコール又はポ
リアミド樹脂であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる添加剤として
は、添加剤を配合しようとする熱可塑性樹脂とは親和性
が乏しいものである。従って、本発明においてはそのよ
うな添加剤は総て使用可能な対象物になり得るが、本発
明で用いられるもう一方の熱可塑性樹脂とは良好な親和
性を示すものである必要がある。
【0016】熱可塑性樹脂をその界面的性質を基準とし
て大別すると、親水性のものと疎水性のものになる。従
って、本発明で用い得る添加剤としては、疎水性の熱可
塑性樹脂には貧親和性を示すが親水性の熱可塑性樹脂に
は良親和性を示すものか、その逆に親水性の熱可塑性樹
脂には貧親和性を示すが疎水性の熱可塑性樹脂には良親
和性を示すものである。
【0017】疎水性の熱可塑性樹脂には貧親和性を示す
が親水性の熱可塑性樹脂には良親和性を示す添加剤とし
ては、代表的にその分子内にカルボキシル基、水酸基等
の親水基を持ち比較的低分子量の有機化合物が挙げら
れ、その具体例として界面活性剤、帯電防止剤、酸化防
止剤、酸素吸収剤(以下、親水性の還元性有機化合物と
いう。)等が挙げられる。
【0018】親水性の熱可塑性樹脂には貧親和性を示す
が疎水性の熱可塑性樹脂には良親和性を示す添加剤とし
ては、代表的にその分子内に炭化水素基等の疎水基を有
し分子量が比較的大きい有機化合物が挙げられ、その具
体例として可塑剤、滑剤等が挙げられる。
【0019】本発明は、疎水性の熱可塑性樹脂には貧親
和性を示すが親水性の熱可塑性樹脂には良親和性を示す
添加剤を疎水性の熱可塑性樹脂に配合する場合特に有効
であり、上記の添加剤としては、特に親水性の還元性有
機化合物が好ましい。
【0020】親水性の還元性有機化合物としては、アス
コルビン酸類、多価フェノール類、カテキン類等が挙げ
られ、アスコルビン酸類としては、アスコルビン酸、ア
ラボアスコルビン酸およびそれらの塩類(ナトリウム
塩、カリウム塩等)等が挙げられ、それらの混合物も使
用することができる。
【0021】多価フェノール類としては、ピロガロー
ル、カテコール、沒食子酸、レゾルシン、ヒドロキノン
等が挙げられ、それらの混合物も使用できる。
【0022】カテキン類としては、エピカテキン、エピ
ガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキ
ンガレート等が挙げられ、それらの混合物も使用し得
る。
【0023】これらの還元性有機化合物の中でも、アス
コルビン酸類及びカテキン類、特にアスコルビン酸及び
アラボアスコルビン酸が望ましい。
【0024】又、本発明においては、上記の親水性の還
元性有機化合物に、ゼオライト、シリカ、タルク、炭酸
カルシウム、酸化チタン、けいそう土等の無機化合物を
混合して添加剤として使用することもできる。これら無
機化合物は、二種以上併用することができる。
【0025】本発明で用いられる添加剤とは親和性が乏
しい熱可塑性樹脂としては、疎水性のポリオレフィン樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メタクリ
ル樹脂、エチレン−α−不飽和カルボン酸共重合体、ア
イオノマー、不飽和カルボン酸変性ポリオレフィン、環
状オレフィン共重合体等が挙げられ、これらは二種以上
併用することができる。
【0026】ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレ
ン系樹脂(低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等)、ポ
リプロピレン系樹脂(ホモポリプロピレン、エチレン−
プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブ
ロック共重合体等)、ポリブテン−1、ポリヘキセン−
1、ポリメチルペンテン−1等を挙げることができる。
【0027】エチレン−α−不飽和カルボン酸共重合体
としては、エチレンと、アクリル酸、メタクリル酸等の
α−不飽和カルボン酸若しくはそのメチル、エチル等の
低級アルキルエステルとの共重合体が挙げられる。
【0028】本発明で用いられる不飽和カルボン酸変性
ポリオレフィンは、上記ポリオレフィン樹脂に不飽和カ
ルボン酸若しくはその誘導体をグラフトさせて得たもの
である。
【0029】不飽和カルボン酸としては、α−不飽和カ
ルボン酸、α,β−不飽和ジカルボン酸、環内にシス型
二重結合を有する脂環式不飽和ジカルボン酸等が挙げら
れる。α−不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸等が、α,β−不飽和ジカルボ
ン酸若しくはその誘導体としては、マレイン酸、無水マ
レイン酸等が、環内にシス型二重結合を有する脂環式不
飽和ジカルボン酸若しくはその誘導体としては、ナジッ
ク酸、無水ナジック酸、テトラヒドロフタル酸、テトラ
ヒドロフタル酸無水物、クロリデン酸等が、それぞれ挙
げられる。
【0030】環状オレフィン共重合体は、環状オレフィ
ンとエチレン若しくはα−オレフィンとの共重合体であ
る。
【0031】環状オレフィンとしては、シクロペンテ
ン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ン、2−ノルボルネン等が、α−オレフィンとしては、
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン等が、それぞれ挙げられる。
【0032】上記の熱可塑性樹脂の中でも、ポリオレフ
ィン樹脂、特にポリエチレン系樹脂及びポリプロピレン
系樹脂が好ましい。
【0033】添加剤とは親和性が良好な熱可塑性樹脂と
しては、親水性のエチレン−ビニルアルコール共重合
体、けん化度95%以上のポリビニルアルコール、ポリ
アミド樹脂(ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6
・12、ナイロン11、ナイロン12等)、ポリエステ
ル樹脂、アセチルセルロース等が使用できる。これらの
中でも、特にエチレン−ビニルアルコール共重合体が好
ましい。
【0034】本発明は、添加剤とは親和性が乏しい熱可
塑性樹脂(以下、A成分という。)と添加剤とは親和性
が良好な熱可塑性樹脂(以下、B成分という。)とを溶
融混練すると共に、その混練時に添加剤(以下、C成分
という。)を添加混練することからなる。
【0035】A成分とB成分の溶融混練は、両成分を適
当な混練機、特に望ましくは押出機中で混練することに
より行われる。A成分とB成分の溶融混練時に、C成分
を添加して混練する。A成分とB成分の溶融混練は、A
成分及びB成分の溶融温度以上の温度で行われるが、C
成分の分解を防ぐ意味からも、C成分の分解温度以下の
できるだけ低温で行うのが望ましい。
【0036】A成分とB成分、更にはC成分を連続して
混練するには、押出機のホッパーにA成分とB成分を供
給すると共に押出機のベント部等の中間部にC成分を供
給して行う方法が好適である。又、A成分とB成分を供
給する際に、C成分をA成分及びB成分にまぶして供給
することも可能である。
【0037】上記A成分、B成分及びC成分の混練にお
いて、例えば、C成分に親水性の還元性有機化合物を用
いた場合、該有機化合物は親和性の違いにより、A成分
には移行しにくく、B成分に移行し易いため、混練中に
該有機化合物はB成分に配合されることとなる。この結
果、該有機化合物は、B成分により安定化され、混練中
での劣化が抑えられる。
【0038】A成分、B成分及びC成分の混練割合は、
A成分、B成分及びC成分の種類、得られる組成物の使
用目的等により一概に規定できないが、例えば、C成分
に親水性の還元性有機化合物を用いた場合、得られる組
成物中、A成分が通常50〜96重量%、好ましくは6
5〜95重量%、B成分が通常3〜40重量%、好まし
くは5〜30重量%、C成分が通常0.05〜10重量
%、好ましくは0.2〜5重量%となるような割合で各
成分を用いる。A成分とB成分を混練する際に、必要に
応じて、無水マレイン酸変性ポリオレフィン等のA成分
とB成分との相溶化剤を用いることも可能である。
【0039】上記のようにして押出機で混練されて得ら
れた組成物は、押出機のダイスから押し出されペレタイ
ザーでペレット状に成形される。組成物を冷却後にペレ
タイズするストランド方式の場合は、カッター刃の表面
温度を40〜70℃程度に設定してストランドを切断す
るのが望ましい。該組成物は、例えば、液体食品保存用
の包装材料として、そのまま、或いは他の材料と積層し
て、使用することができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明を実施例により、詳細に説明す
る。
【0041】(実施例1)低密度ポリエチレン(密度
0.924g/cm3 )80重量部とエチレン−ビニル
アルコール共重合体(エチレン含有量47モル%、融点
160℃)20重量部を混合して二軸押出機のホッパー
に供給すると共に、アスコルビン酸1重量部をその押出
機のベント部に供給して180℃で溶融混練し、押出機
に装着されたダイから混練物を吐出してペレットを得
た。
【0042】得られたアスコルビン酸含有ペレットの色
調及び臭気を評価した。又、同ペレット50gと蒸留水
10mlとを内容積180mlの酸素不透過性のカップ
容器に入れた後、酸素不透過性のフィルムでヒートシー
ルして密封した。
【0043】上記のようにして得られた試料を15℃の
恒温槽に保管し、ヒートシール直後、1週間後及び2週
間後の容器内の酸素濃度を微量酸素分析計にて測定し、
酸素減少量を計算し、これを酸素吸収量とした。結果を
表1に示した。
【0044】(実施例2)低密度ポリエチレンの代わり
に、ポリプロピレン(密度0.90g/cm3 )を用い
た以外は実施例1と同様にして、アスコルビン酸含有ペ
レットを得、上記と同様にして評価を行った。結果を表
1に示した。
【0045】(実施例3)エチレン−ビニルアルコール
共重合体の代わりに、ナイロン6・12(密度1.05
g/cm3 、融点130℃)を用いた以外は実施例1と
同様にして、アスコルビン酸含有ペレットを得、上記と
同様にして評価を行った。結果を表1に示した。
【0046】(実施例4)アスコルビン酸の代わりに、
アラボアスコルビン酸を用いた以外は実施例1と同様に
して、アラボアスコルビン酸含有ペレットを得、上記と
同様にして評価を行った。結果を表1に示した。
【0047】(実施例5)アスコルビン酸の代わりに、
アスコルビン酸50重量部と疎水性合成ゼオライト(ユ
ニオン昭和(株)製、商品名ABSCENTS−250
0)微粉末50重量部の混合物を用いた以外は実施例1
と同様にして、アスコルビン酸及びゼオライト含有ペレ
ットを得、上記と同様にして評価を行った。結果を表1
に示した。 (比較例1)熱可塑性樹脂として、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体を用いずに、低密度ポリエチレンのみ
を用いた以外は実施例1と同様にして、アスコルビン酸
含有ペレットを得、上記と同様にして評価を行った。結
果を表1に示した。
【0048】(比較例2)アスコルビン酸10重量部を
上記のエチレン−ビニルアルコール共重合体90重量部
に180℃で混練して得られたペレット10重量部を、
更に上記の低密度ポリエチレン90重量部と混合して二
軸押出機のホッパーに供給し,180℃で溶融混練し、
押出機に装着されたダイから混練物を吐出してペレット
を得た。
【0049】このアスコルビン酸含有ペレットを実施例
1と同様にして評価を行った。結果を表1に示した。
【0050】表1から明らかなように、本発明の方法で
配合することにより得られた組成物は、比較例の方法で
得られた組成物に比べて、酸素吸収能力を保持しなが
ら、良好な色調及び臭気を有している。
【0051】
【表1】 (*)アスコルビン酸の分解によるものと考えられる。
【0052】
【発明の効果】本発明の方法により、目的とする添加剤
をそれとは親和性が乏しい熱可塑性樹脂に添加剤を変質
させることなく一段階で配合することができ、しかも得
られた組成物は物性に優れている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 添加剤とは親和性が乏しい熱可塑性樹脂
    と該添加剤とは親和性が良好な熱可塑性樹脂とを溶融混
    練すると共に、その混練時に該添加剤を添加混練するこ
    とを特徴とする樹脂添加剤の配合方法。
  2. 【請求項2】 上記添加剤が親水性の還元性有機化合物
    である請求項1記載の樹脂添加剤の配合方法。
  3. 【請求項3】 上記添加剤が更に無機化合物を混合した
    ものである請求項2記載の樹脂添加剤の配合方法。
  4. 【請求項4】 上記親水性の還元性有機化合物がアスコ
    ルビン酸類、多価フェノール類及びカテキン類から選ば
    れる化合物である請求項2又は3記載の樹脂添加剤の配
    合方法。
  5. 【請求項5】 上記無機化合物がゼオライト、シリカ、
    タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン及びけいそう土か
    らなる群から選ばれる化合物である請求項3又は4記載
    の樹脂添加剤の配合方法。
  6. 【請求項6】 上記添加剤とは親和性が乏しい熱可塑性
    樹脂がポリオレフィン樹脂である請求項1〜5のいずれ
    かに記載の樹脂添加剤の配合方法。
  7. 【請求項7】 上記添加剤とは親和性が良好な熱可塑性
    樹脂がエチレン−ビニルアルコール共重合体、けん化度
    95%以上のポリビニルアルコール又はポリアミド樹脂
    である請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂添加剤の配
    合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6379797B1 (en) * 1999-02-04 2002-04-30 Tohoku Munekata Co Ltd Resin additive

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