JPH10139226A - 芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル - Google Patents
芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルInfo
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- JPH10139226A JPH10139226A JP8300203A JP30020396A JPH10139226A JP H10139226 A JPH10139226 A JP H10139226A JP 8300203 A JP8300203 A JP 8300203A JP 30020396 A JP30020396 A JP 30020396A JP H10139226 A JPH10139226 A JP H10139226A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/22—Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
- B65H19/2238—The web roll being driven by a winding mechanism of the nip or tangential drive type
- B65H19/2246—The web roll being driven by a winding mechanism of the nip or tangential drive type and the roll being supported on two rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2406/00—Means using fluid
- B65H2406/10—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
- B65H2406/12—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing gas blast
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/18—Form of handled article or web
- B65H2701/184—Wound packages
- B65H2701/1846—Parts concerned
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】巻き始めの端部のほつれを防止する。
【解決手段】切断部14は、搬送されてくる紙10に遠近自
在に移動でき、シャフト15に紙が所定量巻き付けられた
時、紙10を切断する。第1の巻取りロ−ル2と第2の巻
取りロ−ル3の上に供給された紙の上にシャフトを位置
させ、接着剤供給部13をシャフトに対向させないで、第
2の巻取りロ−ルの側の端部に近い側の紙に近づけて、
接着剤供給部より紙の幅方向に接着剤を塗布する。塗布
された紙の裏面側から空気を供給してシャフトを跨いで
紙を折り返して、接着剤が塗布されていない紙に当接さ
せて紙同士を接着させた後、第1の巻取りロ−ル及び第
2の巻取りロ−ルを時計回り、シャフトを反時計回りに
回転させ、紙に加圧ロ−ル12を当接させてシャフトに紙
を硬く巻き付けた後、紙からシャフトを離脱させる。
在に移動でき、シャフト15に紙が所定量巻き付けられた
時、紙10を切断する。第1の巻取りロ−ル2と第2の巻
取りロ−ル3の上に供給された紙の上にシャフトを位置
させ、接着剤供給部13をシャフトに対向させないで、第
2の巻取りロ−ルの側の端部に近い側の紙に近づけて、
接着剤供給部より紙の幅方向に接着剤を塗布する。塗布
された紙の裏面側から空気を供給してシャフトを跨いで
紙を折り返して、接着剤が塗布されていない紙に当接さ
せて紙同士を接着させた後、第1の巻取りロ−ル及び第
2の巻取りロ−ルを時計回り、シャフトを反時計回りに
回転させ、紙に加圧ロ−ル12を当接させてシャフトに紙
を硬く巻き付けた後、紙からシャフトを離脱させる。
Description
【0001】本発明は、芯なしトイレットペ−パ−ロ−
ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルに係
り、特に、トイレットペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部
に近い側で紙同士を接着させるようにしてほつれを防止
した芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯
なしトイレットペ−パ−ロ−ルに関する。
ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルに係
り、特に、トイレットペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部
に近い側で紙同士を接着させるようにしてほつれを防止
した芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯
なしトイレットペ−パ−ロ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】中心に紙製の筒がある従来のトイレット
ペ−パ−ロ−ルにあっては、紙製の筒がある分コスト高
となり、しかも、トイレットペ−パ−ロ−ルを全部使い
切った後、中心にある紙製の筒をトイレに流すことがで
きず他の場所に捨てなければならない煩わしい等の理由
から、現在、芯なしのトイレットペ−パ−ロ−ルが普及
しつつある(例えば、実公平6−47357号公報参
照)。
ペ−パ−ロ−ルにあっては、紙製の筒がある分コスト高
となり、しかも、トイレットペ−パ−ロ−ルを全部使い
切った後、中心にある紙製の筒をトイレに流すことがで
きず他の場所に捨てなければならない煩わしい等の理由
から、現在、芯なしのトイレットペ−パ−ロ−ルが普及
しつつある(例えば、実公平6−47357号公報参
照)。
【0003】この実公平6−47357号公報記載のト
イレットペ−パ−ロ−ル100 は、図18に示すように、ト
イレットペ−パ−ロ−ル100 の巻き始めの端部100 Aよ
り、距離Xの部位(Xは、約30cm〜70cm)に接着剤
101 を噴霧し、接着剤101を介して紙102 を巻き付けて
いる。
イレットペ−パ−ロ−ル100 は、図18に示すように、ト
イレットペ−パ−ロ−ル100 の巻き始めの端部100 Aよ
り、距離Xの部位(Xは、約30cm〜70cm)に接着剤
101 を噴霧し、接着剤101を介して紙102 を巻き付けて
いる。
【0004】このように、トイレットペ−パ−ロ−ル10
0 の巻き始めの端部100 Aより、距離Xの部位(Xは、
約30cm〜70cm)に接着剤101 が噴霧されるのは、次
の理由による。
0 の巻き始めの端部100 Aより、距離Xの部位(Xは、
約30cm〜70cm)に接着剤101 が噴霧されるのは、次
の理由による。
【0005】すなわち、接着剤101 を紙102 に噴霧する
際、図19に示すように、接着剤101 を噴霧するスプレ−
ノズル103 がシャフト104 に対向して設けられている関
係上、トイレットペ−パ−ロ−ル100 の巻き始めの端部
100 Aに目がけてスプレ−ノズル103 により噴霧する
と、接着剤101 がシャフト104 に付着してしまい、シャ
フト104 に紙102 を巻き込む際、紙102 がシャフト104
に張り付いてしまう不都合を生じるからである。
際、図19に示すように、接着剤101 を噴霧するスプレ−
ノズル103 がシャフト104 に対向して設けられている関
係上、トイレットペ−パ−ロ−ル100 の巻き始めの端部
100 Aに目がけてスプレ−ノズル103 により噴霧する
と、接着剤101 がシャフト104 に付着してしまい、シャ
フト104 に紙102 を巻き込む際、紙102 がシャフト104
に張り付いてしまう不都合を生じるからである。
【0006】そして、シャフト104 に紙102 を巻き込む
に際しては、第1の巻取りロ−ル105 及び第2の巻取り
ロ−ル106 を時計回り、シャフト104 を反時計回りにそ
れぞれ回転させ、シャフト104 に紙102 を巻き付け、そ
の後、巻き付けた紙102 からシャフト104 を離脱させ
て、芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル100 を製造してい
る。図20において、107 は、紙102 に当接して紙102 を
硬く巻くためのニップロ−ル(加圧ロ−ル)であり、10
8 は、芯なし部分を示す孔である。
に際しては、第1の巻取りロ−ル105 及び第2の巻取り
ロ−ル106 を時計回り、シャフト104 を反時計回りにそ
れぞれ回転させ、シャフト104 に紙102 を巻き付け、そ
の後、巻き付けた紙102 からシャフト104 を離脱させ
て、芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル100 を製造してい
る。図20において、107 は、紙102 に当接して紙102 を
硬く巻くためのニップロ−ル(加圧ロ−ル)であり、10
8 は、芯なし部分を示す孔である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たトイレットペ−パ−ロ−ル100 にあっては、巻き始め
の端部100 Aより約30cm〜70cmの位置に接着剤101
が塗布されているため巻き始めの端部100 Aよりほつれ
易く、ほつれると見栄えが悪く、しかも、トイレットペ
−パ−ロ−ル100 がトイレットペ−パ−ホルダ−に装着
した使用状態にあっては、巻き始めの端部がほつれ、ほ
つれがひどくなると、トイレットペ−パ−ロ−ル100 が
回転せず使用勝手が悪いという問題点があった。
たトイレットペ−パ−ロ−ル100 にあっては、巻き始め
の端部100 Aより約30cm〜70cmの位置に接着剤101
が塗布されているため巻き始めの端部100 Aよりほつれ
易く、ほつれると見栄えが悪く、しかも、トイレットペ
−パ−ロ−ル100 がトイレットペ−パ−ホルダ−に装着
した使用状態にあっては、巻き始めの端部がほつれ、ほ
つれがひどくなると、トイレットペ−パ−ロ−ル100 が
回転せず使用勝手が悪いという問題点があった。
【0008】本発明は、上記欠点を解消するようにした
芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルを提供することを目的として
いる。
芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方
法は、紙供給手段からの紙の供給方向に沿って順次配列
された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルと、
前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルと
は、離間対向して設けられ、前記第1の巻取りロ−ル及
び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、前記紙の供給
方向に沿って、順次、加圧ロ−ル、接着剤供給部材、切
断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャフトに巻き付
けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く巻き付けるも
のであり、前記接着剤供給部材は接着剤供給部を有し、
この接着剤供給部は前記シャフトに対向せず、搬送され
てくる紙に遠近自在に移動できるように設けられ、前記
切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるよ
うに設けられ、前記シャフトに紙が所定量巻き付けられ
た時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙を切断するも
のであって、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取
りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給された紙があ
り、この供給された紙の上に前記シャフトを位置させ、
前記接着剤供給部を前記シャフトに対向させないで、前
記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙に近
づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅方向に接着剤
を塗布し、前記接着剤を塗布された紙の裏面側から空気
を供給して前記シャフトを跨いで紙を折り返して、接着
剤が塗布されていない紙に当接させて紙同士を接着さ
せ、その後、前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻
取りロ−ルを時計回り、前記シャフトを反時計回りにそ
れぞれ回転させ、前記シャフトに前記紙を巻き付けると
共に巻き付けた紙に前記加圧ロ−ルを当接させて前記シ
ャフトに紙を硬く巻き付け、その後、巻き付けた紙から
前記シャフト紙を離脱させて、トイレットペ−パ−ロ−
ルを製造するものである。
に、本発明の芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方
法は、紙供給手段からの紙の供給方向に沿って順次配列
された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルと、
前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルと
は、離間対向して設けられ、前記第1の巻取りロ−ル及
び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、前記紙の供給
方向に沿って、順次、加圧ロ−ル、接着剤供給部材、切
断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャフトに巻き付
けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く巻き付けるも
のであり、前記接着剤供給部材は接着剤供給部を有し、
この接着剤供給部は前記シャフトに対向せず、搬送され
てくる紙に遠近自在に移動できるように設けられ、前記
切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるよ
うに設けられ、前記シャフトに紙が所定量巻き付けられ
た時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙を切断するも
のであって、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取
りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給された紙があ
り、この供給された紙の上に前記シャフトを位置させ、
前記接着剤供給部を前記シャフトに対向させないで、前
記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙に近
づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅方向に接着剤
を塗布し、前記接着剤を塗布された紙の裏面側から空気
を供給して前記シャフトを跨いで紙を折り返して、接着
剤が塗布されていない紙に当接させて紙同士を接着さ
せ、その後、前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻
取りロ−ルを時計回り、前記シャフトを反時計回りにそ
れぞれ回転させ、前記シャフトに前記紙を巻き付けると
共に巻き付けた紙に前記加圧ロ−ルを当接させて前記シ
ャフトに紙を硬く巻き付け、その後、巻き付けた紙から
前記シャフト紙を離脱させて、トイレットペ−パ−ロ−
ルを製造するものである。
【0010】また、本発明の芯なしトイレットペ−パ−
ロ−ルの製造方法は、紙供給手段からの紙の供給方向に
沿って順次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルと、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻
取りロ−ルとは、離間対向して設けられ、前記第1の巻
取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、
前記紙の供給方向に沿って、順次、加圧ロ−ル、接着剤
供給部材、切断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャ
フトに巻き付けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く
巻き付けるものであり、前記接着剤供給部材は接着剤供
給部を有し、この接着剤供給部は前記シャフトに対向せ
ず、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるように設
けられ、前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に
移動できるように設けられ、前記シャフトに紙が所定量
巻き付けられた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙
を切断するものであって、前記第1の巻取りロ−ルと前
記第2の巻取りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給
された紙があり、この供給された紙の上に前記シャフト
を位置させ、前記接着剤供給部を前記シャフトに対向さ
せないで、前記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近
い側の紙に近づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅
方向に接着剤を塗布し、前記第1の巻取りロ−ル及び前
記第2の巻取りロ−ルを反時計回りに回転させて、前記
紙の端部を前記シャフトに近づけ、その後、前記接着剤
を塗布された紙の裏面側から空気を供給して前記シャフ
トを跨いで紙を折り返して、接着剤が塗布されていない
紙に当接させて紙同士を接着させ、その後、前記第1の
巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルを時計回り、
前記シャフトを反時計回りにそれぞれ回転させ、前記シ
ャフトに前記紙を巻き付けると共に巻き付けた紙に前記
加圧ロ−ルを当接させて前記シャフトに紙を硬く巻き付
け、その後、巻き付けた紙から前記シャフト紙を離脱さ
せて、トイレットペ−パ−ロ−ルを製造するものであ
る。
ロ−ルの製造方法は、紙供給手段からの紙の供給方向に
沿って順次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルと、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻
取りロ−ルとは、離間対向して設けられ、前記第1の巻
取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、
前記紙の供給方向に沿って、順次、加圧ロ−ル、接着剤
供給部材、切断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャ
フトに巻き付けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く
巻き付けるものであり、前記接着剤供給部材は接着剤供
給部を有し、この接着剤供給部は前記シャフトに対向せ
ず、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるように設
けられ、前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に
移動できるように設けられ、前記シャフトに紙が所定量
巻き付けられた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙
を切断するものであって、前記第1の巻取りロ−ルと前
記第2の巻取りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給
された紙があり、この供給された紙の上に前記シャフト
を位置させ、前記接着剤供給部を前記シャフトに対向さ
せないで、前記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近
い側の紙に近づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅
方向に接着剤を塗布し、前記第1の巻取りロ−ル及び前
記第2の巻取りロ−ルを反時計回りに回転させて、前記
紙の端部を前記シャフトに近づけ、その後、前記接着剤
を塗布された紙の裏面側から空気を供給して前記シャフ
トを跨いで紙を折り返して、接着剤が塗布されていない
紙に当接させて紙同士を接着させ、その後、前記第1の
巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルを時計回り、
前記シャフトを反時計回りにそれぞれ回転させ、前記シ
ャフトに前記紙を巻き付けると共に巻き付けた紙に前記
加圧ロ−ルを当接させて前記シャフトに紙を硬く巻き付
け、その後、巻き付けた紙から前記シャフト紙を離脱さ
せて、トイレットペ−パ−ロ−ルを製造するものであ
る。
【0011】また、本発明の芯なしトイレットペ−パ−
ロ−ルの製造方法は、紙供給手段からの紙の供給方向に
沿って順次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルと、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻
取りロ−ルとは、離間対向して設けられ、前記第1の巻
取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、
前記紙の供給方向に沿って、順次、接着剤供給部材、加
圧ロ−ル、切断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャ
フトに巻き付けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く
巻き付けるものであり、前記接着剤供給部材は接着剤供
給部を有し、この接着剤供給部は前記シャフトに対向せ
ず、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるように設
けられ、前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に
移動できるように設けられ、前記シャフトに紙が所定量
巻き付けられた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙
を切断するものであって、前記第1の巻取りロ−ルと前
記第2の巻取りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給
された紙があり、この供給された紙の上に前記シャフト
を位置させ、前記接着剤供給部を前記シャフトに対向さ
せないで、前記シャフトより手前側に位置する部分の紙
に近づけて、紙の幅方向に接着剤を塗布し、紙の端部に
近い側の紙の裏面側から空気を供給して前記シャフトを
跨いで紙を折り返して、紙の端部に近い側の接着剤が塗
布されていない紙に当接して接着させ、その後、前記第
1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルを時計回
り、前記シャフトを反時計回りにそれぞれ回転させ、前
記シャフトの前記紙に前記加圧ロ−ルを当接して前記シ
ャフトに紙を巻き付け、その後、巻き付けた紙から前記
シャフト紙を離脱させて、トイレットペ−パ−ロ−ルを
製造するものである。
ロ−ルの製造方法は、紙供給手段からの紙の供給方向に
沿って順次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルと、前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻
取りロ−ルとは、離間対向して設けられ、前記第1の巻
取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルより上方には、
前記紙の供給方向に沿って、順次、接着剤供給部材、加
圧ロ−ル、切断部が配列され、前記加圧ロ−ルは、シャ
フトに巻き付けた紙に当接して前記シャフトに紙を硬く
巻き付けるものであり、前記接着剤供給部材は接着剤供
給部を有し、この接着剤供給部は前記シャフトに対向せ
ず、搬送されてくる紙に遠近自在に移動できるように設
けられ、前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に
移動できるように設けられ、前記シャフトに紙が所定量
巻き付けられた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙
を切断するものであって、前記第1の巻取りロ−ルと前
記第2の巻取りロ−ルの上に、前記紙供給手段より供給
された紙があり、この供給された紙の上に前記シャフト
を位置させ、前記接着剤供給部を前記シャフトに対向さ
せないで、前記シャフトより手前側に位置する部分の紙
に近づけて、紙の幅方向に接着剤を塗布し、紙の端部に
近い側の紙の裏面側から空気を供給して前記シャフトを
跨いで紙を折り返して、紙の端部に近い側の接着剤が塗
布されていない紙に当接して接着させ、その後、前記第
1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルを時計回
り、前記シャフトを反時計回りにそれぞれ回転させ、前
記シャフトの前記紙に前記加圧ロ−ルを当接して前記シ
ャフトに紙を巻き付け、その後、巻き付けた紙から前記
シャフト紙を離脱させて、トイレットペ−パ−ロ−ルを
製造するものである。
【0012】また、請求項4記載の芯なしトイレットペ
−パ−ロ−ルの製造方法は、請求項1又は請求項2記載
の芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法におい
て、第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙の
幅方向への接着剤の塗布動作を一つ前の芯なしトイレッ
トペ−パ−ロ−ルの巻取り動作終了後、行われる切断部
による紙を切断する動作と並行して行うものである。
−パ−ロ−ルの製造方法は、請求項1又は請求項2記載
の芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法におい
て、第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙の
幅方向への接着剤の塗布動作を一つ前の芯なしトイレッ
トペ−パ−ロ−ルの巻取り動作終了後、行われる切断部
による紙を切断する動作と並行して行うものである。
【0013】また、本発明の芯なしトイレットペ−パ−
ロ−ルは、シャフトを跨いで紙の端部を折り返すと共に
該紙の端部より約1〜4cmの部位に接着剤を介して紙同
士を接着させ、この接着した紙を前記シャフトにロ−ル
状に巻き付け、巻き付け後、前記シャフトを前記紙より
離脱させ、中心部は孔を形成しており、巻き始めの端部
より約1〜4cmの部位で紙同士が接着されているもので
ある。
ロ−ルは、シャフトを跨いで紙の端部を折り返すと共に
該紙の端部より約1〜4cmの部位に接着剤を介して紙同
士を接着させ、この接着した紙を前記シャフトにロ−ル
状に巻き付け、巻き付け後、前記シャフトを前記紙より
離脱させ、中心部は孔を形成しており、巻き始めの端部
より約1〜4cmの部位で紙同士が接着されているもので
ある。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例の芯なしトイレットペ−パ
−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−
ルについて図面を参照して説明する。
−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−
ルについて図面を参照して説明する。
【0015】図1乃至図9において、1は、芯なしトイ
レットペ−パ−ロ−ルの製造装置で、芯なしトイレット
ペ−パ−ロ−ルの製造装置1は、下方に、図示しない紙
供給手段からの紙10の供給方向(紙の供給方向は、例え
ば、図1に示すA方向である。)に沿って、順次、第1
の巻取りロ−ル2、第2の巻取りロ−ル3、エア−供給
部4、第1の案内ガイド5、第2の案内ガイド6、第1
の受けロ−ル7、第2の受けロ−ル8が配列されてい
る。
レットペ−パ−ロ−ルの製造装置で、芯なしトイレット
ペ−パ−ロ−ルの製造装置1は、下方に、図示しない紙
供給手段からの紙10の供給方向(紙の供給方向は、例え
ば、図1に示すA方向である。)に沿って、順次、第1
の巻取りロ−ル2、第2の巻取りロ−ル3、エア−供給
部4、第1の案内ガイド5、第2の案内ガイド6、第1
の受けロ−ル7、第2の受けロ−ル8が配列されてい
る。
【0016】この第1の巻取りロ−ル2と第2の巻取り
ロ−ル3、第1の受けロ−ル7と第2の受けロ−ル8
は、それぞれ離間対向して設けられている。第1の巻取
りロ−ル2と第2の巻取りロ−ル3とは、例えば、約3
mmの間隔が設けられている。
ロ−ル3、第1の受けロ−ル7と第2の受けロ−ル8
は、それぞれ離間対向して設けられている。第1の巻取
りロ−ル2と第2の巻取りロ−ル3とは、例えば、約3
mmの間隔が設けられている。
【0017】また、芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの
製造装置1の上方には、紙10の供給方向(紙の供給方向
は、例えば、図1に示すA方向である。)に沿って、順
次、噴霧装置11(噴霧装置11は、例えば、霧吹きノズ
ル)、加圧ロ−ル12(ニップロ−ル)、接着剤供給部材
13、切断部14が配列されている。
製造装置1の上方には、紙10の供給方向(紙の供給方向
は、例えば、図1に示すA方向である。)に沿って、順
次、噴霧装置11(噴霧装置11は、例えば、霧吹きノズ
ル)、加圧ロ−ル12(ニップロ−ル)、接着剤供給部材
13、切断部14が配列されている。
【0018】この噴霧装置11は、シャフト15に紙10を巻
き付ける際、巻き付けと同時に水を数秒間霧状にして紙
10に吹き付けるもので、芯なしトイレットペ−パ−ロ−
ルの中心部を形成し易くするものである。
き付ける際、巻き付けと同時に水を数秒間霧状にして紙
10に吹き付けるもので、芯なしトイレットペ−パ−ロ−
ルの中心部を形成し易くするものである。
【0019】また、加圧ロ−ル12は、図示しない昇降手
段により、昇降自在に設けられ、後述するシャフト15に
巻き付けた紙10に当接してシャフト15に紙10を硬く巻き
付けるものである。
段により、昇降自在に設けられ、後述するシャフト15に
巻き付けた紙10に当接してシャフト15に紙10を硬く巻き
付けるものである。
【0020】また、接着剤供給部材13、切断部14は、シ
リンダ−20の進退自在に移動するロッド21の先端側に一
体的に取り付けられている。
リンダ−20の進退自在に移動するロッド21の先端側に一
体的に取り付けられている。
【0021】この接着剤供給部材13はその先端に接着剤
供給部13aを有し、この接着剤供給部13aはシャフト15
に対向せず、搬送されてくる紙10に遠近自在に移動でき
るように、例えば、前述したシリンダ−20の進退自在に
移動するロッド21の先端側に取り付けられている。
供給部13aを有し、この接着剤供給部13aはシャフト15
に対向せず、搬送されてくる紙10に遠近自在に移動でき
るように、例えば、前述したシリンダ−20の進退自在に
移動するロッド21の先端側に取り付けられている。
【0022】また、切断部14は、例えば、図示しないノ
コギリ形状の刃部を有して、搬送されてくる紙10に遠近
自在に移動できるように、例えば、前述したように、シ
リンダ−20の進退自在に移動するロッド21の先端側に取
り付けられ、シャフト15に紙10が所定量巻き付けられた
時、図1に示すように、図示しない制御部によりロッド
21を伸ばして、搬送されてくる紙10に近づいて紙10を切
断するものである。
コギリ形状の刃部を有して、搬送されてくる紙10に遠近
自在に移動できるように、例えば、前述したように、シ
リンダ−20の進退自在に移動するロッド21の先端側に取
り付けられ、シャフト15に紙10が所定量巻き付けられた
時、図1に示すように、図示しない制御部によりロッド
21を伸ばして、搬送されてくる紙10に近づいて紙10を切
断するものである。
【0023】そして、紙10の切断中、接着剤供給部13a
が第2の巻取りロ−ル3の側の紙10の端部に近い側の紙
10に近づき、接着剤供給部13aより紙10の幅方向に接着
剤13b(接着剤13bは、例えば、芙蓉化成株式会社製
商品名 フヨウダイン A−15)が塗布される。な
お、接着剤供給部材13と切断部14は、シリンダ−20の進
退自在に移動するロッド21の先端側に一体的に取り付け
られたが、必ずしも、一体的である必要はないが、本実
施例のように、一体であれば、切断動作と接着剤の塗布
動作を同時に行うことが容易であり、切断動作と接着剤
の塗布動作を同時に行うことにより、製造スピ−ドを早
くすることができる。
が第2の巻取りロ−ル3の側の紙10の端部に近い側の紙
10に近づき、接着剤供給部13aより紙10の幅方向に接着
剤13b(接着剤13bは、例えば、芙蓉化成株式会社製
商品名 フヨウダイン A−15)が塗布される。な
お、接着剤供給部材13と切断部14は、シリンダ−20の進
退自在に移動するロッド21の先端側に一体的に取り付け
られたが、必ずしも、一体的である必要はないが、本実
施例のように、一体であれば、切断動作と接着剤の塗布
動作を同時に行うことが容易であり、切断動作と接着剤
の塗布動作を同時に行うことにより、製造スピ−ドを早
くすることができる。
【0024】塗布される接着剤13bの部位は、例えば、
図3に示すように、紙10の端部Mにより近い位置、より
詳しくは、例えば、紙10の端部MよりXの距離、Xは、
約1〜4cm程度の位置である。
図3に示すように、紙10の端部Mにより近い位置、より
詳しくは、例えば、紙10の端部MよりXの距離、Xは、
約1〜4cm程度の位置である。
【0025】そして、図1に示すように、紙10を切断し
ている時、又は、紙10の切断後、図2に示すように、紙
10の上にシャフト15が、図示しないシャフト供給手段に
より供給されて、紙10の上にシャフト15が位置する。
ている時、又は、紙10の切断後、図2に示すように、紙
10の上にシャフト15が、図示しないシャフト供給手段に
より供給されて、紙10の上にシャフト15が位置する。
【0026】接着剤13bが紙10に噴霧等により塗布され
た後、図4に示すように接着剤13bを塗布された紙10
は、その裏面側からエア−供給部4の空気の供給によ
り、紙10はシャフト15を跨いで紙10が折り返され、接着
剤13bが塗布されていない紙10に当接して紙10同士を接
着させることとなる(図5参照)。
た後、図4に示すように接着剤13bを塗布された紙10
は、その裏面側からエア−供給部4の空気の供給によ
り、紙10はシャフト15を跨いで紙10が折り返され、接着
剤13bが塗布されていない紙10に当接して紙10同士を接
着させることとなる(図5参照)。
【0027】このように、接着剤13bを塗布する際、接
着剤供給部13aをシャフト15に対向させないで、第2の
巻取りロ−ル3の側の紙10の端部に近い側の紙10に近づ
けて、接着剤供給部13aより紙10の幅方向に接着剤13b
を塗布することができ、接着剤13bのシャフト15への付
着を防止して、接着剤13bを紙10の端部Mにより近い位
置(例えば、紙10の端部Mより約1〜4cmの部位)に塗
布することができ、製品化された際、芯なしトイレット
ペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部のほつれを防止するこ
とができる。
着剤供給部13aをシャフト15に対向させないで、第2の
巻取りロ−ル3の側の紙10の端部に近い側の紙10に近づ
けて、接着剤供給部13aより紙10の幅方向に接着剤13b
を塗布することができ、接着剤13bのシャフト15への付
着を防止して、接着剤13bを紙10の端部Mにより近い位
置(例えば、紙10の端部Mより約1〜4cmの部位)に塗
布することができ、製品化された際、芯なしトイレット
ペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部のほつれを防止するこ
とができる。
【0028】なお、図5に示すように、シャフト15を跨
いで紙10が折り返された後、第1の巻取りロ−ル2及び
第2の巻取りロ−ル3は時計回り、シャフト15は反時計
回りにそれぞれ回転し(図6参照)、シャフト15に紙10
を巻き付けると共に加圧ロ−ル12を降下させて、巻き付
けた紙10に加圧ロ−ル12を当接させてシャフト15に紙10
を硬く巻き付けていく(図7参照)。また、シャフト15
に紙10を巻き付ける際、巻き付けと同時に噴霧装置11よ
り、水を数秒間霧状にして紙10に吹き付ける。また、シ
ャフト15に紙10が巻き付けられるに従って、巻き付けら
れた紙10の径が大きくなり、これに追随して加圧ロ−ル
12を上昇させるようにしている(図8参照)。
いで紙10が折り返された後、第1の巻取りロ−ル2及び
第2の巻取りロ−ル3は時計回り、シャフト15は反時計
回りにそれぞれ回転し(図6参照)、シャフト15に紙10
を巻き付けると共に加圧ロ−ル12を降下させて、巻き付
けた紙10に加圧ロ−ル12を当接させてシャフト15に紙10
を硬く巻き付けていく(図7参照)。また、シャフト15
に紙10を巻き付ける際、巻き付けと同時に噴霧装置11よ
り、水を数秒間霧状にして紙10に吹き付ける。また、シ
ャフト15に紙10が巻き付けられるに従って、巻き付けら
れた紙10の径が大きくなり、これに追随して加圧ロ−ル
12を上昇させるようにしている(図8参照)。
【0029】そして、シャフト15に紙10が所定量巻き付
けられると、シャフト15は図1に示す位置まで図示しな
い移送手段により移送されて、シャフト15に所定量巻き
付けられた紙10が第1の受けロ−ル7及び第2の受けロ
−ル8に受け入れられ、その後、図1に示すように切断
部14により紙10が切断される。
けられると、シャフト15は図1に示す位置まで図示しな
い移送手段により移送されて、シャフト15に所定量巻き
付けられた紙10が第1の受けロ−ル7及び第2の受けロ
−ル8に受け入れられ、その後、図1に示すように切断
部14により紙10が切断される。
【0030】切断後、巻き付けた紙10からシャフト15を
離脱させ、巻き付けた紙10(巻き付けた紙10は、例え
ば、芯なしの部分の直径が約2.0cm 〜約3.8cm 、巻き付
けた紙10の直径が約11.5cm、幅が約150cm 〜約250cm )
を所定幅、例えば、約11.5cmに切断されて、図9に示す
ような芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル50が製造され
る。
離脱させ、巻き付けた紙10(巻き付けた紙10は、例え
ば、芯なしの部分の直径が約2.0cm 〜約3.8cm 、巻き付
けた紙10の直径が約11.5cm、幅が約150cm 〜約250cm )
を所定幅、例えば、約11.5cmに切断されて、図9に示す
ような芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル50が製造され
る。
【0031】なお、上述した実施例においては、第2の
巻取りロ−ル3の側の紙10の端部Mに近い側の紙10に近
づけて、接着剤供給部13より紙10の幅方向に接着剤13b
を塗布したが、図1乃至図8記載の接着剤供給部材13に
替えて、加圧ロ−ル12と噴霧装置11との間の支障がない
位置へ接着剤供給部材13’を昇降自在に設けても良い。
巻取りロ−ル3の側の紙10の端部Mに近い側の紙10に近
づけて、接着剤供給部13より紙10の幅方向に接着剤13b
を塗布したが、図1乃至図8記載の接着剤供給部材13に
替えて、加圧ロ−ル12と噴霧装置11との間の支障がない
位置へ接着剤供給部材13’を昇降自在に設けても良い。
【0032】即ち、図10及び図11に示すように、接着剤
供給部材13’の先端に設けた接着剤供給部13’aをシャ
フト15に対向させないで、シャフト15より手前側に位置
する部分の紙10に近づけて、紙10の幅方向に接着剤13'
bを塗布し、紙10の端部Mに近い側の紙10の裏面側から
エア−供給部4の空気の供給により、紙10はシャフト15
を跨いで紙10を折り返して、接着剤13’bが塗布されて
いない紙10に当接させて紙10同士を接着させても良い
(図11参照)。
供給部材13’の先端に設けた接着剤供給部13’aをシャ
フト15に対向させないで、シャフト15より手前側に位置
する部分の紙10に近づけて、紙10の幅方向に接着剤13'
bを塗布し、紙10の端部Mに近い側の紙10の裏面側から
エア−供給部4の空気の供給により、紙10はシャフト15
を跨いで紙10を折り返して、接着剤13’bが塗布されて
いない紙10に当接させて紙10同士を接着させても良い
(図11参照)。
【0033】また、上述した実施例においては、紙10を
切断した位置で、紙10に接着剤13b、接着剤13' bを塗
布後、折り返したが、紙10の巻き始めのシャフト15への
紙の弛みが生じるため、図12乃至図14に示すように(図
12乃至図14は、図4及び図5に対応する変形例を示して
いる。)、接着剤13bを紙10へ塗布した後、第1の巻取
りロ−ル2及び第2の巻取りロ−ル3を反時計回りに回
転させて、その後、接着剤13bを塗布された紙10の裏面
側から、エア−供給部4より空気を供給してシャフト15
を跨いで紙10を折り返して、接着剤13bが塗布されてい
ない紙10に当接させて紙同士を接着させても良い。
切断した位置で、紙10に接着剤13b、接着剤13' bを塗
布後、折り返したが、紙10の巻き始めのシャフト15への
紙の弛みが生じるため、図12乃至図14に示すように(図
12乃至図14は、図4及び図5に対応する変形例を示して
いる。)、接着剤13bを紙10へ塗布した後、第1の巻取
りロ−ル2及び第2の巻取りロ−ル3を反時計回りに回
転させて、その後、接着剤13bを塗布された紙10の裏面
側から、エア−供給部4より空気を供給してシャフト15
を跨いで紙10を折り返して、接着剤13bが塗布されてい
ない紙10に当接させて紙同士を接着させても良い。
【0034】また、図15に示すように、接着剤13’bを
紙10へ塗布する前に、第1の巻取りロ−ル2及び第2の
巻取りロ−ル3を反時計回りに回転させて、その後、接
着剤13’bを塗布し(図16)、接着剤13’bを塗布した
紙10の裏面側から、図17に示すように、エア−供給部4
より空気を供給してシャフト15を跨いで紙10を折り返し
て、接着剤13’bが塗布されていない紙10に当接させて
紙同士を接着させても良い(図15乃至図17は、図10及び
図11に対応する変形例を示している。)。
紙10へ塗布する前に、第1の巻取りロ−ル2及び第2の
巻取りロ−ル3を反時計回りに回転させて、その後、接
着剤13’bを塗布し(図16)、接着剤13’bを塗布した
紙10の裏面側から、図17に示すように、エア−供給部4
より空気を供給してシャフト15を跨いで紙10を折り返し
て、接着剤13’bが塗布されていない紙10に当接させて
紙同士を接着させても良い(図15乃至図17は、図10及び
図11に対応する変形例を示している。)。
【0035】このようにして、紙10の巻き始めのシャフ
ト15への紙の弛みを少なくして、シャフト15に紙10を巻
き付けることができ、芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル
50の巻き始めの紙10の端部Mをより内側に位置させてほ
つれの防止を図ることができる。
ト15への紙の弛みを少なくして、シャフト15に紙10を巻
き付けることができ、芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル
50の巻き始めの紙10の端部Mをより内側に位置させてほ
つれの防止を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の芯なしトイレットペ−パ
−ロ−ルの製造方法によれば、接着剤供給部をシャフト
に対向させないで、第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部
に近い側の紙に近づけて、接着剤供給部より紙の幅方向
に接着剤を塗布したから、接着剤を塗布する際、接着剤
のシャフトへの付着を防止して、接着剤を紙の端部によ
り近い位置(例えば、紙の端部より約1〜4cmの部位)
に塗布することができ、巻き始めの端部のほつれを防止
した芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルを得ることができ
る。
−ロ−ルの製造方法によれば、接着剤供給部をシャフト
に対向させないで、第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部
に近い側の紙に近づけて、接着剤供給部より紙の幅方向
に接着剤を塗布したから、接着剤を塗布する際、接着剤
のシャフトへの付着を防止して、接着剤を紙の端部によ
り近い位置(例えば、紙の端部より約1〜4cmの部位)
に塗布することができ、巻き始めの端部のほつれを防止
した芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルを得ることができ
る。
【0037】また、請求項2記載の芯なしトイレットペ
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、前述した請求項1記
載の発明の効果に加え、接着剤を紙へ塗布した後、第1
の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルを反時計回りに
回転させて、その後、接着剤を塗布された紙の裏面側か
ら空気を供給してシャフトを跨いで紙を折り返して、接
着剤が塗布されていない紙に当接させて紙同士を接着さ
せるから、紙の巻き始めのシャフトへの紙の弛みを少な
くして、シャフトに紙を巻き付けることができ、芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部をより内側
に位置させてほつれの防止を図ることができる。
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、前述した請求項1記
載の発明の効果に加え、接着剤を紙へ塗布した後、第1
の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルを反時計回りに
回転させて、その後、接着剤を塗布された紙の裏面側か
ら空気を供給してシャフトを跨いで紙を折り返して、接
着剤が塗布されていない紙に当接させて紙同士を接着さ
せるから、紙の巻き始めのシャフトへの紙の弛みを少な
くして、シャフトに紙を巻き付けることができ、芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルの巻き始めの端部をより内側
に位置させてほつれの防止を図ることができる。
【0038】また、請求項3記載の芯なしトイレットペ
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、接着剤供給部をシャ
フトに対向させないで、シャフトより手前側に位置する
部分の紙に近づけて、紙の幅方向に接着剤を塗布し、紙
の端部に近い側の紙の裏面側から空気を供給してシャフ
トを跨いで紙を折り返して、紙の端部に近い側の接着剤
が塗布されていない紙に当接して接着させたから、接着
剤を塗布する際、接着剤のシャフトへの付着を防止し
て、接着剤を紙の端部により近い位置(例えば、紙の端
部より約1〜4cmの部位)に塗布することができ、巻き
始めの端部のほつれを防止した芯なしトイレットペ−パ
−ロ−ルを得ることができる。
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、接着剤供給部をシャ
フトに対向させないで、シャフトより手前側に位置する
部分の紙に近づけて、紙の幅方向に接着剤を塗布し、紙
の端部に近い側の紙の裏面側から空気を供給してシャフ
トを跨いで紙を折り返して、紙の端部に近い側の接着剤
が塗布されていない紙に当接して接着させたから、接着
剤を塗布する際、接着剤のシャフトへの付着を防止し
て、接着剤を紙の端部により近い位置(例えば、紙の端
部より約1〜4cmの部位)に塗布することができ、巻き
始めの端部のほつれを防止した芯なしトイレットペ−パ
−ロ−ルを得ることができる。
【0039】また、請求項4記載の芯なしトイレットペ
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、切断動作と接着剤の
塗布動作を同時に行うことにより、製造スピ−ドを早く
することができる。
−パ−ロ−ルの製造方法によれば、切断動作と接着剤の
塗布動作を同時に行うことにより、製造スピ−ドを早く
することができる。
【0040】請求項5記載の芯なしトイレットペ−パ−
ロ−ルによれば、ロ−ルの孔よりほつれが防止され、従
来生じていたほつれに伴う外観上の不具合、トイレット
ペ−パ−ホルダ−の心棒に紙が絡まる使用上の不具合を
解消することができる。
ロ−ルによれば、ロ−ルの孔よりほつれが防止され、従
来生じていたほつれに伴う外観上の不具合、トイレット
ペ−パ−ホルダ−の心棒に紙が絡まる使用上の不具合を
解消することができる。
【図1】図1乃至図9は、本発明の一実施例の芯なしト
イレットペ−パ−ロ−ルの製造方法を説明するためのも
ので、図1は、シャフトに紙が所定量巻き付けられ、紙
を切断する状態を示す概略的一工程図である。
イレットペ−パ−ロ−ルの製造方法を説明するためのも
ので、図1は、シャフトに紙が所定量巻き付けられ、紙
を切断する状態を示す概略的一工程図である。
【図2】図2は、紙の切断作業が終了し、切断部が昇降
する直前の状態を示す概略的一工程図である。
する直前の状態を示す概略的一工程図である。
【図3】図3は、図2の一部の紙の端部を拡大して示す
概略的紙端部拡大断面図である。
概略的紙端部拡大断面図である。
【図4】図4は、図2の一部の第1の巻取りロ−ル及び
第2の巻取りロ−ルの上に紙が位置している状態を示す
概略的拡大断面図である。
第2の巻取りロ−ルの上に紙が位置している状態を示す
概略的拡大断面図である。
【図5】図5は、図4の状態から紙がシャフト側に折り
返された状態の概略的拡大断面図である。
返された状態の概略的拡大断面図である。
【図6】図6は、図5の状態から紙がシャフトに巻き付
け始めた状態を示す概略的一工程図である。
け始めた状態を示す概略的一工程図である。
【図7】図7は、紙がシャフトに巻き付ける途中の状態
を示す概略的一工程図である。
を示す概略的一工程図である。
【図8】図8は、紙がシャフトに巻き付ける途中の状態
を示し、加圧ロ−ルが上昇している状態を示す概略的一
工程図である。
を示し、加圧ロ−ルが上昇している状態を示す概略的一
工程図である。
【図9】図9は、図1乃至図8を経て製造された芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルの概略的側面図である。
トイレットペ−パ−ロ−ルの概略的側面図である。
【図10】図10及び図11は、図4及び図5に対応す
る他の実施例を示すもので、図10は、第1の巻取りロ
−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙に接
着剤が塗布される状態を示す概略的拡大断面図である。
る他の実施例を示すもので、図10は、第1の巻取りロ
−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙に接
着剤が塗布される状態を示す概略的拡大断面図である。
【図11】図11は、図10の状態から接着剤供給部材
が上昇し、その後、紙がシャフト側に折り返された状態
の概略的拡大断面図である。
が上昇し、その後、紙がシャフト側に折り返された状態
の概略的拡大断面図である。
【図12】図12乃至図14は、図4及び図5に対応す
る他の実施例を示すもので、図12は、第1の巻取りロ
−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙に接
着剤が塗布される状態を示す概略的拡大断面図である。
る他の実施例を示すもので、図12は、第1の巻取りロ
−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙に接
着剤が塗布される状態を示す概略的拡大断面図である。
【図13】図13は、第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルを反時計回りに回転させて、紙の端部をシャ
フト側に近付けた状態を示す概略的拡大断面図である。
取りロ−ルを反時計回りに回転させて、紙の端部をシャ
フト側に近付けた状態を示す概略的拡大断面図である。
【図14】図14は、図13の状態からシャフト側に折
り返された状態の概略的拡大断面図である。
り返された状態の概略的拡大断面図である。
【図15】図15乃至図17は、図10及び図11に対
応する他の実施例を示すもので、図15は、第1の巻取
りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙
に接着剤が塗布される前の状態を示す概略的拡大断面図
である。
応する他の実施例を示すもので、図15は、第1の巻取
りロ−ル及び第2の巻取りロ−ルの上に位置している紙
に接着剤が塗布される前の状態を示す概略的拡大断面図
である。
【図16】図16は、第1の巻取りロ−ル及び第2の巻
取りロ−ルの上に位置している紙に接着剤が塗布される
状態を示す概略的拡大断面図である。
取りロ−ルの上に位置している紙に接着剤が塗布される
状態を示す概略的拡大断面図である。
【図17】図17は、図16の状態からシャフト側に折
り返された状態の概略的拡大断面図である。
り返された状態の概略的拡大断面図である。
【図18】図18乃至図20は、従来技術を説明するも
ので、図18は芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの紙の
端部を展開して示す概略的紙端部展開図である。
ので、図18は芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの紙の
端部を展開して示す概略的紙端部展開図である。
【図19】図19は、従来の製造工程の一部を示す概略
的工程図である。
的工程図である。
【図20】図20は、従来の芯なしトイレットペ−パ−
ロ−ルの概略的側面図である。
ロ−ルの概略的側面図である。
2 第1の巻取りロ−ル 3 第2の巻取りロ−ル 10 紙 13 接着剤供給部材 13a 接着剤供給部 13b 接着剤 15 シャフト
Claims (5)
- 【請求項1】紙供給手段からの紙の供給方向に沿って順
次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−
ルと、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルと
は、離間対向して設けられ、 前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルよ
り上方には、前記紙の供給方向に沿って、順次、加圧ロ
−ル、接着剤供給部材、切断部が配列され、 前記加圧ロ−ルは、シャフトに巻き付けた紙に当接して
前記シャフトに紙を硬く巻き付けるものであり、 前記接着剤供給部材は接着剤供給部を有し、この接着剤
供給部は前記シャフトに対向せず、搬送されてくる紙に
遠近自在に移動できるように設けられ、 前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に移動でき
るように設けられ、前記シャフトに紙が所定量巻き付け
られた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙を切断す
るものであって、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルの上
に、前記紙供給手段より供給された紙があり、この供給
された紙の上に前記シャフトを位置させ、 前記接着剤供給部を前記シャフトに対向させないで、前
記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙に近
づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅方向に接着剤
を塗布し、 前記接着剤を塗布された紙の裏面側から空気を供給して
前記シャフトを跨いで紙を折り返して、接着剤が塗布さ
れていない紙に当接させて紙同士を接着させ、 その後、前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取り
ロ−ルを時計回り、前記シャフトを反時計回りにそれぞ
れ回転させ、前記シャフトに前記紙を巻き付けると共に
巻き付けた紙に前記加圧ロ−ルを当接させて前記シャフ
トに紙を硬く巻き付け、 その後、巻き付けた紙から前記シャフト紙を離脱させ
て、トイレットペ−パ−ロ−ルを製造することを特徴と
する芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法。 - 【請求項2】紙供給手段からの紙の供給方向に沿って順
次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−
ルと、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルと
は、離間対向して設けられ、 前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルよ
り上方には、前記紙の供給方向に沿って、順次、加圧ロ
−ル、接着剤供給部材、切断部が配列され、 前記加圧ロ−ルは、シャフトに巻き付けた紙に当接して
前記シャフトに紙を硬く巻き付けるものであり、 前記接着剤供給部材は接着剤供給部を有し、この接着剤
供給部は前記シャフトに対向せず、搬送されてくる紙に
遠近自在に移動できるように設けられ、 前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に移動でき
るように設けられ、前記シャフトに紙が所定量巻き付け
られた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙を切断す
るものであって、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルの上
に、前記紙供給手段より供給された紙があり、この供給
された紙の上に前記シャフトを位置させ、 前記接着剤供給部を前記シャフトに対向させないで、前
記第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い側の紙に近
づけて、前記接着剤供給部より前記紙の幅方向に接着剤
を塗布し、 前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルを
反時計回りに回転させて、前記紙の端部を前記シャフト
に近づけ、 その後、前記接着剤を塗布された紙の裏面側から空気を
供給して前記シャフトを跨いで紙を折り返して、接着剤
が塗布されていない紙に当接させて紙同士を接着させ、 その後、前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取り
ロ−ルを時計回り、前記シャフトを反時計回りにそれぞ
れ回転させ、前記シャフトに前記紙を巻き付けると共に
巻き付けた紙に前記加圧ロ−ルを当接させて前記シャフ
トに紙を硬く巻き付け、 その後、巻き付けた紙から前記シャフト紙を離脱させ
て、トイレットペ−パ−ロ−ルを製造することを特徴と
する芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法。 - 【請求項3】紙供給手段からの紙の供給方向に沿って順
次配列された第1の巻取りロ−ル及び第2の巻取りロ−
ルと、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルと
は、離間対向して設けられ、 前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取りロ−ルよ
り上方には、前記紙の供給方向に沿って、順次、接着剤
供給部材、加圧ロ−ル、切断部が配列され、 前記加圧ロ−ルは、シャフトに巻き付けた紙に当接して
前記シャフトに紙を硬く巻き付けるものであり、 前記接着剤供給部材は接着剤供給部を有し、この接着剤
供給部は前記シャフトに対向せず、搬送されてくる紙に
遠近自在に移動できるように設けられ、 前記切断部は、搬送されてくる紙に遠近自在に移動でき
るように設けられ、前記シャフトに紙が所定量巻き付け
られた時、搬送されてくる紙に近づいて前記紙を切断す
るものであって、 前記第1の巻取りロ−ルと前記第2の巻取りロ−ルの上
に、前記紙供給手段より供給された紙があり、この供給
された紙の上に前記シャフトを位置させ、 前記接着剤供給部を前記シャフトに対向させないで、前
記シャフトより手前側に位置する部分の紙に近づけて、
紙の幅方向に接着剤を塗布し、紙の端部に近い側の紙の
裏面側から空気を供給して前記シャフトを跨いで紙を折
り返して、紙の端部に近い側の接着剤が塗布されていな
い紙に当接して接着させ、 その後、前記第1の巻取りロ−ル及び前記第2の巻取り
ロ−ルを時計回り、前記シャフトを反時計回りにそれぞ
れ回転させ、前記シャフトの前記紙に前記加圧ロ−ルを
当接して前記シャフトに紙を巻き付け、 その後、巻き付けた紙から前記シャフト紙を離脱させ
て、トイレットペ−パ−ロ−ルを製造することを特徴と
する芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法。 - 【請求項4】第2の巻取りロ−ルの側の紙の端部に近い
側の紙の幅方向への接着剤の塗布動作を一つ前の芯なし
トイレットペ−パ−ロ−ルの巻取り動作終了後、行われ
る切断部による紙を切断する動作と並行して行うことを
特徴とする請求項1又は請求項2記載の芯なしトイレッ
トペ−パ−ロ−ルの製造方法。 - 【請求項5】シャフトを跨いで紙の端部を折り返すと共
に該紙の端部より約1〜4cmの部位に接着剤を介して紙
同士を接着させ、この接着した紙を前記シャフトにロ−
ル状に巻き付け、 巻き付け後、前記シャフトを前記紙より離脱させ、中心
部は孔を形成しており、 巻き始めの端部より約1〜4cmの部位で紙同士が接着さ
れていることを特徴とする芯なしトイレットペ−パ−ロ
−ル。
Priority Applications (2)
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JP8300203A JPH10139226A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル |
US08/759,637 US5746379A (en) | 1996-11-12 | 1996-12-05 | Method of producing coreless toilet paper roll and coreless toilet paper roll produced thereby |
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JP8300203A JPH10139226A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル |
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JPH10139226A true JPH10139226A (ja) | 1998-05-26 |
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JP8300203A Pending JPH10139226A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 芯なしトイレットペ−パ−ロ−ルの製造方法及び芯なしトイレットペ−パ−ロ−ル |
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- 1996-11-12 JP JP8300203A patent/JPH10139226A/ja active Pending
- 1996-12-05 US US08/759,637 patent/US5746379A/en not_active Expired - Fee Related
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