JPH10139152A - 搬送装置、およびこれを備えた試料検査装置 - Google Patents

搬送装置、およびこれを備えた試料検査装置

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JPH10139152A
JPH10139152A JP29514296A JP29514296A JPH10139152A JP H10139152 A JPH10139152 A JP H10139152A JP 29514296 A JP29514296 A JP 29514296A JP 29514296 A JP29514296 A JP 29514296A JP H10139152 A JPH10139152 A JP H10139152A
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guide body
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送装置に設けられているプッシャやガイド体
の動作制御に要する装置構成を簡易にして、その製造コ
ストの低減化を図り、しかもそれら動作タイミングの調
整作業も容易に行えるようにする。 【解決手段】搬送路15の一側方に設けられたガイド体
4と、搬送対象物2,20に対向可能に配置されたプッ
シャ3と、プッシャ3が搬送対象物2,20をガイド体
4が設けられている方向へ押動するようにプッシャ3を
搬送路15と交差する方向に往復動させる駆動機構5と
を具備し、ガイド体4は、搬送路15に位置する搬送対
象物2,20の一側面に対向する位置と対向しない位置
とに動作可能に設けられている搬送装置であって、駆動
機構5には、ガイド体4をプッシャ3の動作に連動させ
て搬送対象物2,20に対向する位置と対向しない位置
とに切換え動作させるように、駆動機構5の動作によっ
てガイド体4を動作させる動作伝達部材61が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、搬送路に沿って搬送した所望
の搬送対象物を上記搬送路と交差する方向にプッシャを
用いて排出するように構成したタイプの搬送装置、およ
びこれを備えた試料検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送装置の一例としては、たとえ
ば図8および図9に示すようなものがある。この従来の
搬送装置は、循環駆動自在な無端状のベルト95を備え
たベルトコンベア装置として構成されたものであり、上
記ベルト95上に形成された搬送路96の終端部の両側
方には、プッシャ3eとガイド体4eとが設けられてい
る。上記プッシャ3eは、上記搬送路96と交差する方
向の略水平方向に往復動自在であり、また上記ガイド体
4eは昇降自在である。
【0003】このような構成によれば、搬送路96に沿
って搬送対象物mを矢印Na方向へ搬送するときには、
上記ガイド体4eを上昇させて搬送路96の一側方に配
置させておくことにより、上記ガイド体4eによって搬
送対象物mの搬送ガイドを行わせることができ、これに
よって搬送対象物mの歪みなどを防止した搬送が行え
る。次いで、搬送対象物mを上記搬送路96の終端部に
搬送した後には、プッシャ3eを矢印Nb方向に移動さ
せることにより、上記搬送対象物mを同方向へ押動する
ことができ、これにより搬送路96の外方へ搬送対象物
mを押し出すことができる。したがって、上記搬送装置
は、複数の搬送対象物mを順次矢印Nb方向に排出して
次工程位置へ順次搬送したり、あるいは搬送装置での搬
送が終了した複数の搬送対象物mを搬送装置の外方にお
いてストックさせるといった利用が図れる。従来におい
ては、上記プッシャ3eとガイド体4eとは、エアシリ
ンダあるいはモータなどの2つの駆動源によってそれぞ
れ個別に動作するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の搬送装置では、次のような不具合があった。
【0005】すなわち、従来では、プッシャ3eとガイ
ド体4eとをそれぞれ別個の駆動源によって動作させて
いるために、それらを動作させるための専用の駆動源が
合計2つ必要となり、その分だけ搬送装置全体の構成が
複雑化する。また、プッシャ3eとガイド体4eとを所
定のタイミングで互いに対応させて動作させるために
は、プッシャ3eの移動を検知するためのセンサと、ガ
イド体4eの昇降動作を検知するためのセンサとが必要
となり、装置構成がより一層複雑化する。したがって、
従来では、搬送装置全体の構成が非常に複雑となって、
その製造コストが高価となる不具合があった。
【0006】また、従来では、上記複数のセンサからの
検知信号に基づいて、プッシャ3eとガイド体4eとの
それぞれの動作タイミングの設定を行う必要もあり、そ
の設定作業も非常に煩雑なものとなっていた。さらに、
このようなタイミング設定を行う場合には、たとえばガ
イド体4eの下降動作の終了がセンサによって検知され
てから、プッシャ3eの前進動作を開始させるといった
動作設定を行う必要があり、これらプッシャ3eとガイ
ド体4eとのそれぞれの動作を迅速に行わせることが難
しい。したがって、従来では、ガイド体4eの下降開始
からプッシャ3eによって搬送対象物mを搬送路96の
外方へ押し出すまでのリードタイムが長くなる傾向をも
招いていた。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、搬送装置にプッシャとガイド体
とを設けて、搬送対象物の搬送と搬送路の外方への搬送
対象物の排出動作とを適切に行わせる場合に、上記プッ
シャやガイド体の動作制御に要する装置構成を簡易にし
て、その製造コストの低減化を図り、しかもそれら動作
タイミングの調整作業も容易に行えるようにして、搬送
装置の取扱いを良好にすることをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。すなわち、本願発明
の第1の側面によれば、搬送装置が提供される。この搬
送装置は、所望の搬送対象物を搬送するための搬送路
と、この搬送路の一側方に設けられたガイド体と、上記
搬送路に位置する搬送対象物に対向可能に配置されたプ
ッシャと、このプッシャが上記搬送路に位置する搬送対
象物を上記ガイド体が設けられている方向へ押動するよ
うに上記プッシャを上記搬送路と交差する方向に往復動
させる駆動機構とを具備しており、かつ、上記ガイド体
は、上記搬送路に位置する搬送対象物の一側面に対向す
る位置と対向しない位置とに動作可能に設けられている
搬送装置であって、上記駆動機構には、上記ガイド体を
上記プッシャの動作に連動させて搬送対象物に対向する
位置と対向しない位置とに切換え動作させるように、上
記駆動機構の動作によって上記ガイド体を動作させる動
作伝達部材が設けられていることに特徴づけられる。
【0009】本願発明においては、プッシャについて
は、駆動機構によって搬送路と交差する方向に往復動さ
せることができるとともに、ガイド体については、動作
伝達部材によって搬送対象物に対向する位置と対向しな
い位置とに切り換え動作させることができることとなる
が、上記動作伝達部材は、上記駆動機構の駆動によって
動作し、その動作によってガイド体に所定の動作を行わ
せるものである。したがって、本願発明においては、従
来とは異なり、プッシャとガイド体とをそれぞれ動作さ
せるための専用の駆動源が計2つ必要となることはな
く、駆動機構を動作させる1つの駆動源によってプッシ
ャとガイド体とを同時に動作させることができ、装置構
成を簡易にすることができる。また、プッシャとガイド
体との動作タイミングの設定は、駆動機構やガイド体に
対する動作伝達部材の物理的な設定、あるいは機械的な
設定によって行うことができ、従来とは異なり、プッシ
ャやガイド体の動作状態を検出させるための複数のセン
サを用いるような必要もない。したがって、センサを不
要にできる分だけ、搬送装置全体の構成を一層簡易にで
き、製造コストの大幅な低減化が図られ、さらにはプッ
シャとガイド体との動作タイミングの設定も非常に容易
に行うことができ、搬送装置の取扱いを良好にすること
もできる。また、このようにプッシャとガイド体との動
作タイミングの設定が容易となれば、プッシャとガイド
体との連動動作に時間的に大きなロスを生じさせず、プ
ッシャがガイド体の動作に連動して搬送対象物を搬送路
の外方へ押し出すまでのリードタイムを短縮することが
できるという利点も得られる。
【0010】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
ガイド体は、上記搬送路の一側方において昇降可能に支
持されているとともに、カムフォロアを具備しており、
かつ上記動作伝達部材は、上記駆動機構の動作時に上記
ガイド体を昇降させるように上記カムフォロアに接触す
るカムである構成とすることができる。
【0011】このような構成によれば、プッシャを動作
させるべく駆動機構を動作させたときには、この駆動機
構に設けられているカムがガイド体のカムフォロアに接
触することにより、ガイド体が所定のタイミングで昇降
することとなる。このガイド体の上昇時においては、こ
のガイド体を搬送路の一側方において搬送対象物の一側
面に対向させることにより、搬送路を搬送されてくる搬
送対象物をこのガイド体によってガイドすることができ
る。また逆に、上記ガイド体の下降時においては、この
ガイド体を搬送路よりも下方に配置させることにより、
搬送路に位置する搬送対象物を搬送路と交差する方向へ
プッシャによって適切に押し出すことができる。したが
って、カムやカムフォロアを用いた簡易な構成のカム機
構によって、ガイド体による搬送対象物の搬送ガイド、
およびプッシャによる搬送対象物の排出動作を適切に行
うことができる。
【0012】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記駆動機構は、回転自在な駆動軸を有する駆動源と、
上記駆動軸の回転動作を上記プッシャの直線往復動作に
変換する動作変換機構とからなり、かつ上記動作変換機
構は、上記駆動軸が1回転することによって上記プッシ
ャを1回だけ往復動させるように構成されている。
【0013】このような構成によれば、駆動源の駆動軸
を1回転させれば、動作変換機構はプッシャを所定方向
へ1回だけ往復直線運動させることとなる。したがっ
て、プッシャに搬送対象物を搬送路の外方へ排出させる
動作を1回だけ行わせるためには、上記駆動軸を1回転
のみ回転させればよく、その回転角度の設定が容易とな
る。すなわち、駆動軸を中途半端な角度に回転制御しな
ければならないとすると、その回転角度を精密に検出す
るための高価な精密機器、あるいはパルスモータなどの
高価な駆動源が必要となるが、これに対して、駆動軸を
1回転だけ回転させる場合には、そのような機器は不要
となり、また駆動源としては汎用の安価なモータを採用
することが可能となる。したがって、装置全体の製造コ
ストを一層低減化することができる。
【0014】本願発明の第2の発明によれば、搬送装置
が提供される。この搬送装置は、所望の搬送対象物を搬
送するための搬送路と、この搬送路の一側方において昇
降可能に設けられているガイド体と、上記搬送路に位置
する搬送対象物に対向可能に配置されたプッシャと、こ
のプッシャが上記搬送路に位置する搬送対象物を上記ガ
イド体が設けられている方向へ押動するように上記プッ
シャを上記搬送路と交差する方向に往復動させる駆動機
構と、を具備している搬送装置であって、上記駆動機構
は、回転自在な駆動軸を有する駆動源と、上記駆動軸の
駆動により一定の半径で旋回動作を行うように上記駆動
軸にアームを介して支持された旋回ローラと、上記プッ
シャまたは上記プッシャの支持部材に設けられた長孔と
を具備しているとともに、上記旋回ローラは、この旋回
ローラの旋回動作によって上記プッシャを上記搬送路と
交差する方向に直線往復動作させるように上記長孔の長
手方向に沿って相対移動可能に嵌合しており、かつ、上
記アームには、このアームの回転動作に連動して上記ガ
イド体が昇降するように、上記ガイド体に取付けられて
いるカムフォロアに当接するカムが設けられていること
に特徴づけられる。
【0015】本願発明においては、駆動機構の駆動軸を
回転させて旋回ローラを旋回させると、この旋回ローラ
は、プッシャまたはプッシャの支持部材に設けられた長
孔の長手方向に沿って相対移動しながら旋回することと
なり、この旋回ローラによって上記プッシャが搬送路と
交差する方向に直線往復動作を行うこととなる。したが
って、上記旋回ローラの旋回動作によりプッシャを動作
させて、搬送路に位置する搬送対象物を搬送路の外方へ
適切に押し出すことが可能となる。また、上記旋回ロー
ラが旋回しているときには、この旋回ローラが支持する
アームに設けられているカムが、ガイド体に取付けられ
ているカムフォロアに一定のタイミングで当接すること
となり、上記旋回ローラの旋回動作に連動して上記ガイ
ド体が昇降動作を行うこととなる。したがって、上記プ
ッシャの往復動作に連動させて、ガイド体を搬送路の一
側方において昇降させることができ、搬送路を搬送され
てくる搬送対象物のガイド体によるガイド動作、および
プッシャによって搬送対象物が排出されるときのガイド
体の退避動作を適切に行わせることが可能となる。した
がって、本願発明の第1の側面により提供される搬送シ
ステムと同様に、プッシャとガイド体とをそれぞれ動作
させるための駆動源としては1つの駆動源でよく、装置
構成の簡易化、ならびにプッシャとガイド体との動作タ
イミング設定の容易化が図れる。とくに、ガイド体の昇
降動作は、旋回ローラを支持するアームに設けられたカ
ムを利用して行っているために、装置全体の構成が一層
簡易化され、しかもその動作が確実なものとなる。ま
た、上記旋回ローラの1回の旋回動作によってプッシャ
の1回の直線往復動作が得られることとなるために、駆
動源としては汎用のモータを利用して、プッシャの1回
の往復動作を容易に得ることも可能となる。
【0016】本願発明の第3の側面によれば、試料検査
装置が提供される。この試料検査装置は、上記第1の側
面および第2の側面によって提供される搬送装置と試料
分析装置とを具備しており、かつ上記搬送装置によって
搬送される搬送対象物は、上記試料分析装置によって分
析される試料を収容した容器であることに特徴づけられ
る。
【0017】本願発明では、たとえば試料分析装置によ
る分析処理が終了した試料を収容する複数の容器を、上
記搬送装置によって順次搬送しつつ、その搬送を終了し
た容器をプッシャによってその搬送装置の外方へ順次排
出させることにより、上記複数の容器を次の処理工程位
置へ効率よく搬送したり、あるいは上記搬送装置の外方
位置においてストックさせるといったことが可能とな
る。この場合、既述したとおり、上記搬送装置は、その
構成が簡易であり、かつプッシャやガイド体の動作設定
も容易に行えるために、この試料検査装置の管理なども
容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0019】図1は、本願発明に係る搬送装置1Cを含
んで構成された搬送システムA、およびこの搬送システ
ムAを備えた試料検査装置Bの一例を示す斜視図であ
る。図2は、図1のX1−X1断面図である。図3は、
図2の一部省略平面図である。図4は、図3のX2−X
2断面図である。
【0020】図1において、搬送システムAは、試料検
査装置Bで検査される試料を収容した試験管状の複数本
の容器20を搬送対象物の一例とするものである。ただ
し、これら複数本の容器20は、その搬送が適切に行え
るように、ラック2に収容されて起立保持されており、
このラック2も搬送対象物となっている。上記試料とし
ては、たとえば人間の血液や尿などが適用される。ま
た、上記ラック2としては、たとえば全体の概略形状が
ブロック状のものが適用される。
【0021】上記搬送システムAは、第1の搬送装置1
A、第2の搬送装置1B、第3の搬送装置1C、および
第4の搬送装置1Dを具備して構成されている。これら
複数の搬送装置のうち、上記第3の搬送装置1Cは、本
願発明が適用された搬送装置であり、この第3の搬送装
置1Cに、後述するプッシャ3およびガイド体4が設け
られている。
【0022】上記搬送システムAは、複数のラック2を
矢印N1〜N3の方向へ順次搬送するように構成されて
おり、上記第1の搬送装置1Aと第4の搬送装置1Dと
のそれぞれは、同一方向に循環駆動自在な2つの平行な
ベルト10,10を1組として構成されたベルトコンベ
ア装置として構成されている。上記2つのベルト10,
10上にラック2の長手方向両端部が載置されると、こ
のラック2は矢印N1,N3のそれぞれの方向に移送さ
れる。なお、上記2つのベルト10,10の相互間に
は、ベルト10,10上にラック2を載置したときの安
定性を高めるなどの観点から平板11が適宜配置されて
いる。
【0023】上記第1の搬送装置1Aの前段には、この
第1の搬送装置1A上にラック2を順次供給するための
装置として、補助の搬送装置1Eが適宜設けられる。た
だし、上記第1の搬送装置1A上にラック2を供給する
手段は、これに限定されず、たとえば手作業によって複
数のラック2を第1の搬送装置1A上に載置供給しても
かまわない。
【0024】上記第2の搬送装置1Bは、第1の搬送装
置1Aによって矢印N1方向に搬送されてきたラック2
を、ガイド板12に沿って矢印N2方向に搬送するため
のものである。この第2の搬送装置1Bは、たとえばラ
ック2を押動するための往復動自在なプッシャ13を備
えたプッシャコンベア装置として構成されており、上記
プッシャ13は、好ましくは、上記ラック2を上記矢印
N2方向へ所定ピッチずつ間欠移送できるように設けら
れている。後述するように、容器20は、この第2の搬
送装置1Bによって間欠移送される際に、所定のデータ
読み取り処理や試料のサンプリング処理に供される。
【0025】上記第3の搬送装置1Cは、上記第2の搬
送装置1Bによって搬送されたラック2をさらに上記矢
印N2方向に搬送し、最終的には、そのラック2を第4
の搬送装置1Dに受け渡すものである。この第3の搬送
装置1Cは、1組のローラに掛け廻した無端状のベルト
14を循環駆動自在に設けたベルトコンベア装置として
構成されている。したがって、上記ベルト14の上方に
搬送路15が形成されている。
【0026】図2によく表れているように、上記第3の
搬送装置1Cには、上記プッシャ3やガイド体4が設け
られているのに加え、これらプッシャ3やガイド体4を
動作させるための駆動機構5やカム機構6も設けられて
いる。
【0027】上記ガイド体4は、たとえば鉛直方向に沿
う起立片40と、これに繋がった水平板部41とを有す
る断面略L字状のアングル材によって形成されている。
このガイド体4は、上記起立片40が搬送路15と第4
の搬送装置1Dとの相互間の隙間に配置されるように設
けられている。このガイド体4は、後述するように、カ
ム機構6の動作によって矢印N4方向に昇降動作する。
上記プッシャ3は、たとえば平板状の金属板を適宜折り
曲げ加工するなどして形成されており、上記搬送路15
を挟んで上記ガイド体4とは反対側の側方に配されてい
る。このプッシャ3は、後述するように、駆動機構5の
動作によって矢印N5の略水平方向に往復動作し、この
プッシャ3の先端部3aがガイド板12aに設けられた
孔部16から搬送路15側へ出没する。
【0028】上記駆動機構5は、所定位置に固定して設
けられた固定フレーム50、この固定フレーム50に取
付けられたモータM、このモータMの駆動軸55に取付
けられたアーム51、このアーム51に取付けられた旋
回ローラ52、およびスライド板53を具備して構成さ
れている。
【0029】上記スライド板53は、上記プッシャ3を
支持する部材であり、その一端部53aには上記プッシ
ャ3の下端部が連結されている。図3および図4によく
表れているように、上記スライド板53の両側縁部53
b,53cは、固定フレーム50の上面に計4箇所設け
られたローラ54のそれぞれの溝部に嵌入しており、こ
のスライド板53は、上記ローラ54によってガイドさ
れることにより、矢印N5方向に往復動可能に支持され
ている。また、上記スライド板53には、上記矢印N5
方向と直交する方向に延びる長孔56が設けられてい
る。なお、この長孔56は、必ずしもスライド板53に
設けられている必要はなく、たとえば上記スライド板5
3がプッシャの一部分として形成されている場合には、
上記長孔56はプッシャ自体に設けられることとなる。
【0030】上記長孔56には、上記旋回ローラ52が
その長手方向に相対摺動可能に嵌入している。上記旋回
ローラ52は、モータMの駆動軸55から所定の寸法R
だけ離れており、駆動軸55が回転すると所定の半径R
で旋回動作を行う。したがって、この駆動機構5では、
駆動軸55を回転させて旋回ローラ52を矢印N6方向
に旋回させると、たとえば図5に示すように、旋回ロー
ラ52は、その旋回初期時には、長孔56内をその長手
方向に相対移動しながらスライド板53を矢印N7方向
に押動し、またその後は上記矢印N7方向とは逆方向に
スライド板53を押動する。その結果、上記旋回ローラ
52の1回の旋回動作によって、上記スライド板53は
矢印N5方向に2Rのストロークで1回だけ直線往復動
作することとなる。上記プッシャ3は、このようなスラ
イド板53の直線往復動作にともなって、ガイド板12
aから搬送路15への出没動作を行うこととなる。
【0031】上記駆動機構5には、上記スライド板53
の動作を検知するための検知機構7が設けられている。
この検知機構7は、固定フレーム50に連結されたブラ
ケット70に支持された光電管などのセンサ71と、上
記スライド板53に伴って移動する遮蔽板72とを具備
して構成されており、遮蔽板72がセンサ71に対面す
ると、その時点でオンまたはオフのスイッチング動作が
なされるようになっている。上記モータMのオフ制御
は、上記検知機構7のスイッチング動作により行われ
る。具体的には、モータMの駆動を開始させると、既述
したとおり、スライド板53が移動動作を開始するが、
このスライド板53の往復動作が終了しスライド板53
が元の初期位置(図2および図3に示す位置)に復帰す
ると、その時点で上記検知機構7が所定のスイッチング
動作を行うこととなり、その時点で上記モータMの駆動
が停止される。上記検知機構7は、あくまでもモータM
の回転角度を制御するためのものであるが、このような
検知機構7を設けたことによって、モータMとしては汎
用の安価なモータを用いることが可能となり、高価なパ
ルスモータなどを用いる必要はなくなる。
【0032】上記カム機構6は、ガイド体4を昇降動作
させるための機構であり、上記ガイド体4のカムに取付
けられたカムフォロア60と、上記アーム51に取付け
られたカム61とを具備して構成されている。上記ガイ
ド体4は、固定フレーム50に保持されたホルダ62に
貫通挿した昇降ロッド63にその水平板部41が支持さ
れることにより、昇降可能に支持されているが、上記ホ
ルダ62の下部にはバネ64が設けられており、このバ
ネ64の弾発力によって常時矢印N8に示す下方へ弾発
付勢されている。上記カム61は、旋回ローラ52と同
様に、アーム51の回転動作に伴って旋回動作を行う
が、この旋回動作時には上記カムフォロア60の周面下
部に当接するように設けられている。また、上記カム6
1は、上記当接時においては、上記カムフォロア60を
上記バネ64の弾発力に抗して上昇させるように構成さ
れている。すなわち、たとえば図6に示すように、カム
フォロア60に対してカム61が当接していないときに
は、カムフォロア60およびガイド体4はバネ64の弾
発力およびそれらの自重によって下降した状態にある
が、カム61が上記カムフォロア60の周面下部に当接
したときには、このカム61の押動作用により上記カム
フォロア60が上昇することとなる。上記カム61は、
カムフォロア60に当接したときにこのカムフォロア6
0をスムーズに上昇動作させる必要があることから、た
とえばその上面にテーパ面61aを形成した板カムまた
は斜板カムとして構成される。
【0033】図1において、上記試料検査装置Bは、上
記搬送システムAの第2の搬送装置1Bによって搬送さ
れる容器20に収容されている試料の成分分析を行うた
めの試料分析装置(図示略)を具備している。この試料
分析装置としては、液体クロマトグラフィなどの手法に
よって試料の所定成分の分析を行うように構成されたも
のが適用され、たとえば試料が人間の血液などである場
合には、血液中のグルコースの濃度を測定するための測
定装置、あるいは血液中のヘモグロビンの種類を分析し
てその比率を特定するための特定装置などとして構成さ
れている。
【0034】上記試料検査装置Bは、試料分析装置を用
いての試料の分析作業を補助するための装置として、チ
ャッキング装置8や、サンプリング装置9も具備してい
る。上記チャッキング装置8は、容器20をラック2か
ら持ち上げて、容器20の外周面に表示されたバーコー
ドなどを読取センサ80を用いて読み取る作業に利用さ
れる。上記バーコードは、試料となる検体の持ち主など
を特定するデータを表示するものである。また、上記チ
ャッキング装置8は、容器20に収容された試料を攪拌
する作業にも利用される。一方、上記サンプリング装置
9は、中空状のニードル90を液送ポンプ91に連結
し、これらを水平方向ならびに鉛直方向に移動自在に設
けたものである。容器20内の試料をサンプリングする
場合には、上記ニードル90を容器20の上部に装着さ
れたゴム製などの栓体21(たとえば図2参照)に突き
刺してその先端部を容器20内に配置させてから、液送
ポンプ91の吸引負圧作用によって容器20内の試料を
上記ニードル90内に一定量だけ吸引して取り出すよう
になっている。
【0035】次に、上記構成の搬送システムA、および
試料検査装置Bの作用について説明する。
【0036】図1に示すように、上記搬送システムAに
おいては、第1の搬送装置1A上に複数のラック2が順
次供給されることにより、これらのラック2は矢印N1
方向に搬送され、第2の搬送装置1B上に順次供給され
る。この第2の搬送装置1Bにおいては、ラック2を矢
印N2方向に間欠移送し、この間欠移送時においてチャ
ッキング装置8を利用したバーコードの読み取り作業
や、サンプリング装置9を用いた試料のサンプリング処
理がなされる。次いで、このようにしてサンプリング処
理などが終了した容器20を収容したラック2は、上記
第2の搬送装置1Bから第3の搬送装置1C上に受け渡
されることとなる。この第3の搬送装置1Cは、ラック
2を搬送路15の終端部側へ搬送するが、この場合次の
ような動作がなされる。
【0037】まず、図2に示すように、ラック2が搬送
路15を搬送されるときには、プッシャ3は、ガイド板
12aの背面側へ没入した状態にあり、またガイド体4
は、第3の搬送装置1Cのベルト14よりも上方へ突出
した状態にある。したがって、このような状態では、プ
ッシャ3がラック2の搬送の支障になるようなことはな
く、またガイド体4を利用してラック2の搬送ガイドを
行うことができ、ラック2が搬送路15の外方へ不当に
はみ出すことを回避することができる。
【0038】次いで、上記ラック2が搬送路15の終端
部に搬送されたときには、駆動機構5のモータMを駆動
させて、アーム51を回転させ、カム61および旋回ロ
ーラ52を旋回させる。カム61が旋回動作を開始する
と、カム61とカムフォロア60との当接状態が解除さ
れることとなり、カムフォロア60およびガイド体4は
下降する。このガイド体4の下降動作は、図7に示すよ
うに、ガイド体4がベルト14の上面よりも下方に位置
するようになされる。
【0039】また、上記旋回ローラ52が旋回動作を開
始すると、図3および図5において説明したとおり、こ
の旋回ローラ52の旋回動作によってスライド板53が
所定方向に直線往復動作を行うこととなり、図7に示す
ように、プッシャ3は矢印N9方向に前進してからその
後逆方向に後退する往復動作を行う。このプッシャ3の
前進動作時に、搬送路15に位置するラック2は押動さ
れることとなり、第4の搬送装置1D上に排出される。
ラック2の排出時には、ガイド体4がベルト14よりも
下方に位置しているために、このガイド体4がラック2
の排出動作に支障をおよぼすことはない。また、上記第
4の搬送装置1D上に移載されたラック2は、その後こ
の第4の搬送装置1Dによって所定方向に搬送され、あ
るいはこの第4の搬送装置1D上にストックされること
となる。
【0040】上記構成の第3の搬送装置1Cにおいて
は、プッシャ3とガイド体4との動作制御を、1つのモ
ータMによって行わせており、プッシャ3とガイド体4
とをそれぞれ別個のモータによって駆動する必要がない
分だけ装置全体の構成を簡素にすることができる。ま
た、上記駆動機構5には、モータMの駆動軸55の1回
転動作を検知するための検知機構7を設けてはいるもの
の、プッシャ3やガイド体4の動作位置をそれぞれ検知
するための他のセンサ類は設ける必要がない。したがっ
て、上記第3の搬送装置1Cの装置構成を一層簡素にす
ることができる。さらに、プッシャ3の水平移動とガイ
ド体4の昇降動作とのタイミング設定は、旋回ローラ5
2がスライド板53を往復動作させる時期とカム61が
カムフォロア60に当接する時期とを調整することによ
り行え、この調整はカム61やカムフォロア60などの
位置調整によって簡単に行うことができる。しかも、こ
のような調整によれば、プッシャ3とガイド体4との連
動動作に時間的なロスを生じさせないように設定するこ
とも容易となり、プッシャ3およびガイド体4を動作さ
せてラック2を搬送路15の外方へ排出させるのに必要
な1サイクルの時間を短縮することができる。
【0041】なお、上記実施形態においては、モータM
の駆動軸55を1回転させることにより、プッシャ3の
1往復動作およびガイド体4の1回の昇降動作が行える
ように構成し、モータMとして安価な汎用のモータを使
用可能にしているが、本願発明はこれに限定されない。
本願発明では、モータの駆動軸を複数回転させることに
よって、プッシャ3やガイド体4に所定の動作を行わせ
るようにしてもかまわない。したがって、本願発明で
は、たとえばプッシャ3を往復動させる手段としては、
ラックピニオン機構などを用いてもかまわない。この場
合、たとえば、水平移動を行うラックに板カムを設ける
などして、この板カムの水平移動動作によりガイド体4
を昇降動作させるようにしてもかまわない。このよう
に、本願発明では、プッシャを往復動作させるための駆
動機構、およびこの駆動機構を利用してガイド体を動作
させるための動作機構の具体的な構成は上記実施形態の
ものに限定されない。ガイド体を動作させるための動作
機構として、カム機構を用いればその構成を簡易にでき
好ましいが、カム機構以外の機構を採用してもむろんか
まわず、本願発明でいう動作伝達部材の具体的な構成は
限定されない。
【0042】その他、本願発明に係る搬送装置および試
料検査装置の各部の具体的な構成は、上記実施形態に限
定されず、種々に設計変更自在である。本願発明に係る
搬送装置は、ベルトコンベア装置以外のたとえばプッシ
ャコンベア装置などとして構成されていてもかまわな
い。また、搬送対象物となる物品の具体的な種類も限定
されない。さらに、本願発明に係る試料検査装置では、
試料分析装置の具体的な構成も特に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明にかかる搬送装置を含んで構
成された搬送システムおよびこの搬送システムを備えた
試料検査装置の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のX1−X1断面図である。
【図3】図2の一部省略平面図である。
【図4】図3のX2−X2断面図である。
【図5】図1に示す搬送装置に適用された駆動機構の動
作状態を示す要部平面図である。
【図6】ガイド体を昇降動作させるためのカム機構の動
作原理を示す説明図である。
【図7】図1に示す搬送装置に適用された駆動機構の動
作状態を示す要部側面断面図である。
【図8】従来の搬送装置の一例を示す要部平面説明図で
ある。
【図9】図8のX3−X3断面図である。
【符号の説明】
1C 第3の搬送装置(搬送装置) 2 ラック(搬送対象物) 3 プッシャ 4 ガイド体 5 駆動機構 6 カム機構 15 搬送路 20 容器(搬送対象物) 51 アーム 52 旋回ローラ 53 スライド板 55 駆動軸 56 長孔 60 カムフォロア 61 カム(動作伝達部材) 64 バネ B 試料検査装置 M モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の搬送対象物を搬送するための搬送
    路と、この搬送路の一側方に設けられたガイド体と、上
    記搬送路に位置する搬送対象物に対向可能に配置された
    プッシャと、このプッシャが上記搬送路に位置する搬送
    対象物を上記ガイド体が設けられている方向へ押動する
    ように上記プッシャを上記搬送路と交差する方向に往復
    動させる駆動機構とを具備しており、かつ、 上記ガイド体は、上記搬送路に位置する搬送対象物の一
    側面に対向する位置と対向しない位置とに動作可能に設
    けられている搬送装置であって、 上記駆動機構には、上記ガイド体を上記プッシャの動作
    に連動させて搬送対象物に対向する位置と対向しない位
    置とに切換え動作させるように、上記駆動機構の動作に
    よって上記ガイド体を動作させる動作伝達部材が設けら
    れていることを特徴とする、搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイド体は、上記搬送路の一側方に
    おいて昇降可能に支持されているとともに、カムフォロ
    アを具備しており、かつ上記動作伝達部材は、上記駆動
    機構の動作時に上記ガイド体を昇降させるように上記カ
    ムフォロアに接触するカムである、請求項1に記載の搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動機構は、回転自在な駆動軸を有
    する駆動源と、上記駆動軸の回転動作を上記プッシャの
    直線往復動作に変換する動作変換機構とからなり、かつ
    上記動作変換機構は、上記駆動軸が1回転することによ
    って上記プッシャを1回だけ往復動させるように構成さ
    れている、請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 所望の搬送対象物を搬送するための搬送
    路と、この搬送路の一側方において昇降可能に設けられ
    ているガイド体と、上記搬送路に位置する搬送対象物に
    対向可能に配置されたプッシャと、このプッシャが上記
    搬送路に位置する搬送対象物を上記ガイド体が設けられ
    ている方向へ押動するように上記プッシャを上記搬送路
    と交差する方向に往復動させる駆動機構と、を具備して
    いる搬送装置であって、 上記駆動機構は、回転自在な駆動軸を有する駆動源と、
    上記駆動軸の駆動により一定の半径で旋回動作を行うよ
    うに上記駆動軸にアームを介して支持された旋回ローラ
    と、上記プッシャまたは上記プッシャの支持部材に設け
    られた長孔とを具備しているとともに、上記旋回ローラ
    は、この旋回ローラの旋回動作によって上記プッシャを
    上記搬送路と交差する方向に直線往復動作させるように
    上記長孔の長手方向に沿って相対移動可能に嵌合してお
    り、かつ、 上記アームには、このアームの回転動作に連動して上記
    ガイド体が昇降するように、上記ガイド体に取付けられ
    ているカムフォロアに当接するカムが設けられているこ
    とを特徴とする、搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1ないし4のいずれかに記載
    の搬送装置と、試料分析装置とを具備しており、かつ上
    記搬送装置によって搬送される搬送対象物は、上記試料
    分析装置によって分析される試料を収容した容器である
    ことを特徴とする、試料検査装置。
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