JPH10139126A - スクリュー式移送・破砕装置及び移送・圧搾・破砕装置 - Google Patents
スクリュー式移送・破砕装置及び移送・圧搾・破砕装置Info
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- JPH10139126A JPH10139126A JP30299996A JP30299996A JPH10139126A JP H10139126 A JPH10139126 A JP H10139126A JP 30299996 A JP30299996 A JP 30299996A JP 30299996 A JP30299996 A JP 30299996A JP H10139126 A JPH10139126 A JP H10139126A
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Abstract
く、破砕或いは圧搾することが可能となる、設置スペー
スの小さいスクリュー式移送・破砕装置及び移送・圧搾
・破砕装置を提供する。 【解決手段】一端部に処理物の供給口2aを有し、他端
部に排出口2bを有するケーシング2に、スクリューシ
ャフト4にスクリュー羽根5が螺旋状に形成されてなる
内スクリュー3が回転自在に収装されるとともに、螺旋
状に形成された中空状のスクリュー羽根7のみからなる
外スクリュー6が、前記内スクリュー3の軸心と同軸と
なるように回転自在に収装される構成のスクリュー式移
送・破砕装置1とした。
Description
がら破砕又は圧搾する装置に関し、特に下水処理場に発
生するし渣を移送しながら破砕又は圧搾する処理に好適
なスクリュー式移送・破砕装置及びスクリュー式移送・
圧搾・破砕装置に関するものである。
水中に含まれるし渣の処理工程では、し渣を細かく破砕
するため二軸式の破砕装置が使用されている。その破砕
処理を含むし渣処理フローの一例を図6に示す。図6は
クリーン沈砂池システムにおけるし渣処理系統の処理フ
ロー説明図である。まず除塵機により下水から掻き上げ
られたし渣がベルトコンベアによって搬送され、破砕装
置に投入される。投入されたし渣は破砕装置により細か
く破砕されて下部の排出口からし渣貯留槽へと排出さ
れ、し渣移送装置によって次の処理工程へと移送され
る。上述の二軸式破砕装置は、対となる2つの軸が、そ
の軸に形成された複数の破砕用の刃が互いに噛み合わさ
るようにして、ケーシングに平行に配設される構造のも
のであり、し渣はこの破砕刃の回転により破砕作用を受
ける。
に送られてくる下水の総量は時刻によって差があり、そ
れに伴って下水中のし渣の総量、或いは下水量に対する
し渣量の割合にはかなりの変動がある。下水中に瞬時的
な大量のし渣が発生していた場合、その大量のし渣はそ
のまま除塵機で掻き上げられ、二軸式破砕装置に投入さ
れることになる。しかし、2つの軸がケーシング内に平
行に収装される構造では、大量のし渣が投入されたとき
処理しきれなくなるときがある。つまり、破砕刃による
破砕が追いつかず、次第に未処理のし渣が軸間の上部に
積層していき、軸間上部にし渣のブリッジが形成される
という欠点があった。一旦ブリッジが形成されるとそれ
らは固形化していき、し渣の積層化が進むとともに、軸
はいわゆる空運転の状態となってしまい、し渣の破砕が
不可能となる問題点を有していた。
形成を防止するためには、軸及び破砕刃の大型化、軸の
回転駆動源の大型化が必要不可欠であるが、いずれも装
置全体の大型化につながるため、装置の設置スペースの
確保、装置のコスト高という点で問題を有していた。
創作されたものであり、下水のし渣等の処理物を移送し
ながら効率良く破砕、圧搾することが可能であり、設置
スペースの小さいスクリュー式移送・破砕装置及び移送
・圧搾・破砕装置を提供することを目的としている。
成するために以下の手段を用いた。まず、第1の手段と
して、一端部に処理物の供給口を有するとともに他端部
に処理物の排出口を備えたケーシングに、スクリューシ
ャフトにスクリュー羽根が螺旋状に形成されてなる内ス
クリューが回転自在に収装されるとともに、螺旋状に形
成された中空状のスクリュー羽根のみからなる外スクリ
ューが、前記内スクリューの軸心と同軸となるように回
転自在に収装される構成としたことを特徴とするスクリ
ュー式移送・破砕装置とした。次に、第2の手段とし
て、一端部に処理物の供給口を有するとともに他端部に
処理物の排出口を備えたケーシングに、スクリューシャ
フトにスクリュー羽根が螺旋状に形成されてなる内スク
リューが回転自在に収装されるとともに、螺旋状に形成
された中空状のスクリュー羽根のみからなる外スクリュ
ーが、前記内スクリューの軸心と同軸となるように回転
自在に収装され、前記内スクリューは、スクリュー羽根
の1ピッチにおける処理物移送空間の容積が一定となる
ように、かつ、その処理物移送空間の形状が異なるよう
に、スクリュー羽根がスクリューシャフトに、全ピッチ
或いは一部のピッチにわたって形成される構成としたこ
とを特徴とするスクリュー式移送・圧搾・破砕装置とし
た。
いて説明する。まず、スクリュー式移送・破砕装置につ
いて図1及び図2に基づいて説明する。図1は本発明に
係るスクリュー式移送・破砕装置の全体説明図であり、
図2は図1におけるA−A断面図である。
破砕装置を示し、図示しない受け台に下部を支持された
断面略円筒形状のケーシング2に、内スクリュー3及び
外スクリュー6がその軸心を同軸にして回転自在に収装
されるものである。ケーシング2は、一端側の上部に供
給口2a、他端側の下部に排出口2bが形成されてお
り、供給口2aから投入されたし渣等の処理物は各スク
リューの回転により移送されながら破砕されて排出口2
bから排出される。
いて詳細に述べる。内スクリュー3は、スクリューシャ
フト4及びスクリュー羽根5から構成される。スクリュ
ー羽根5は等径軸のスクリューシャフト4に、等ピッチ
で、スクリューシャフト4の回転方向の回転成分に対し
て、処理物を排出口2b側に向かって並進させる並進成
分を有するように螺旋状に形成される。また、スクリュ
ーシャフト4の排出口2b側の端部には、矩形状の排出
用羽根11が取り付けられており、移送されてきた処理
物をほぐしながら効率良く、素早く排出口2bに排出す
る役目を持つ。
方向の回転成分に対して、処理物を排出口2b側に向か
って並進させる並進成分を有するように螺旋状に形成さ
れた、中空状のスクリュー羽根7のみからなり、端部は
それぞれ筒状部材8、9に固着されている。本実施形態
では、内スクリュー3と外スクリュー6の回転方向を互
いに逆方向にしてあり、したがって、この2つのスクリ
ューの螺旋巻き方向も図1に示すように逆向きとなって
いる。
のような形状をなし、内スクリュー3が外スクリュー6
の内側空間に、互いの軸心が同軸となるようにケーシン
グ2内部に収装される。なお、スクリュー羽根7の内径
d1とスクリュー羽根5の外径d2との刃先隙間寸法s
は、対象となる処理物の性質やケーシング2の長さ等に
より適宜決定される。そして、スクリュー端部において
は、スクリューシャフト4が筒状部材8、9内部に設け
られた軸受(図示せず)等に嵌装されることにより内ス
クリュー3が筒状部材8、9に対して回動自在に軸支さ
れるとともに、筒状部材8、9も軸受(図示せず)等に
より回転自在に軸支される。
口2a側の端部から排出口2b手前までにわたってガイ
ドバー10が複数、本実施形態では5本取り付けられて
おり(図2参照)、スクリュー羽根7の外刃部7aと若
干の間隙が形成されるように取り付けられる。処理物
は、スクリュー羽根7の外刃部7aがガイドバー10の
角部10aに近接することにより破砕される。
について説明する。図1に示すように、外スクリュー6
は時計方向に毎分N回転の速度で回転し、内スクリュー
3が反時計方向に毎分n回転(N<n)の速度で回転す
る場合、供給口2aから投入された処理物は、スクリュ
ー羽根5及び7により移送されながら、この2つのスク
リューの処理物移送速度の差により内スクリュー3の刃
部5aと外スクリュー6の内刃部7bが互いに近接する
ことによって破砕され、排出用羽根11によって効率良
く排出口2bから排出される。内スクリューと外スクリ
ューとを同軸に配設することにより、供給口における処
理物のブリッジ形成を防止することができ、またケーシ
ング内部においては処理物は移送されながら均一的に破
砕されることになる。本実施形態では、このように内ス
クリュー3の回転速度を外スクリューのそれよりも大き
くしているが、この逆の場合、つまりN>nとしても問
題なく破砕は行える。また、外スクリュー6とガイドバ
ー10との間においても外刃部7aと角部10aの部位
で破砕が行われ、ケーシング2の底部における未破砕の
処理物の積層化を防止できる。
ついて、その第1実施形態を図3及び図4に基づいて説
明する。図3はスクリュー式移送・圧搾・破砕装置の全
体説明図であり、また、図4はその要部説明図であり、
図4(a)は図3におけるB部詳細図、図4(b)は図
3におけるC部詳細図である。本装置は、上述したスク
リュー式移送・破砕装置の処理物の移送作用、破砕作用
に加えて処理物の圧搾も行える装置である。以下の説明
において本装置の構成部材のうち、スクリュー式移送・
破砕装置と同一部材であるものについては同一符号を付
して、或いは省略して、その説明も省略するものとす
る。
・圧搾・破砕装置を示し、ケーシング2に、内スクリュ
ー22及び外スクリュー6がその軸心を同軸にして回転
自在に収装されるものである。内スクリュー22は、ス
クリューシャフト23及びスクリュー羽根24から構成
される。スクリュー羽根24はスクリューシャフト23
に螺旋状に形成されており、その一部のピッチは、スク
リュー羽根24の1ピッチにおける処理物移送空間の容
積が一定となるように、かつ、その処理物移送空間の形
状が異なるように形成されている。具体的には、まず、
多段的にスクリューシャフト23の軸径を異ならせてあ
り、供給口2aの側では軸径d3を有するシャフト小径
部23a、排出口2b側では軸径d4(d4>d3)を
有するシャフト大径部23cを形成し、また両者の段差
部分は緩やかな傾斜面をなし、シャフトテーパ部23b
が形成される。
ャフト23に、回転方向の回転成分に対して、処理物を
排出口2b側に向かって並進させる並進成分を有するよ
うに螺旋状に形成される。また、そのピッチ間隔は、シ
ャフト小径部23a、シャフトテーパ部23b及びシャ
フト大径部23cのそれぞれの部位における1ピッチの
処理物移送空間(図4(b)に示すW1,W2,W3)
の容積が一定となるように、かつ、その形状が異なるよ
うに構成されており、シャフト小径部23aにおいては
P1、シャフトテーパ部23bにおいてP2、シャフト
大径部23cにおいてP3のピッチ間隔となっている。
但し、P1<P2<P3である。また、スクリュー羽根
24の外径d5(図4(a)に示す)はスクリューシャ
フト23の移送部位に関係なく一定の寸法である。
間の容積を一定として、かつ、その形状を異ならせる構
成とすれば、上述したスクリュー式移送・破砕装置の移
送作用、破砕作用に加えて処理物の圧搾が可能となる。
すなわち、内スクリュー22のシャフト小径部23aか
らシャフトテーパ部23bに移送されるとき、或いはシ
ャフトテーバ部23bからシャフト大径部23cに移送
されるとき、図4(b)に示すように移送方向に進むに
従ってその処理物移送空間(仮想線で示すW1,W2,
W3)の容積が変わらないものの、その形状が変化する
ことによって圧搾が行われる。なお、本実施形態は、等
軸径の部位(シャフト小径部23a及びシャフト大径部
23c)を有するスクリューシャフトの場合であるが、
全長にわたってテーパ部のみからなるスクリューシャフ
トとして、全ピッチにわたって処理物移送空間の容積を
一定、かつ、その形状を異ならせるような構成としても
良い。
間の容積を変化させる、例えば、圧搾効率を高めるた
め、排出口に向かって次第にピッチを狭めてその容積を
小さくしていく等の構成にすることによっても処理物の
圧搾は可能であるが、圧搾及び圧縮の度合いが次第に大
きくなる結果、スクリューシャフトの駆動源である電動
機の出力を大きくする必要性が生じる等の欠点があり、
あまり望ましいことではない。なお、本装置の破砕作用
は、上述したスクリュー式移送・破砕装置の場合と同様
であり、スクリュー羽根7の内径d6とスクリュー羽根
24の外径d5との刃先隙間寸法sも、対象となる処理
物の性質やケーシング2の長さ等により適宜決定される
ものである。
の第2の実施形態について図5に基づいて説明する。本
実施形態も、第1の実施形態と同様に、スクリュー羽根
の1ピッチにおける処理物移送空間の容積が一定となる
ように、かつ、その処理物移送空間の形状が異なるよう
に、スクリュー羽根が内スクリューのスクリューシャフ
トに、全ピッチ或いは一部のピッチにわたって形成され
た構成のものであるが、相違する点は、前記形態が外ス
クリューのスクリュー羽根を等外径、等ピッチの構成と
していたのに対し、本実施形態は外スクリューのスクリ
ュー羽根を、一部のピッチにわたって不等外径、不等ピ
ッチとしたことであり、また内スクリューにおいては、
前記形態がそのスクリュー羽根を等外径、不等ピッチの
構成としていたのに対し、本実施形態は等ピッチ、一部
のピッチにわたって不等外径の構成としたことである。
なお、本実施形態のスクリュー式移送・圧搾・破砕装置
31において使用する構成部材のうち、第1実施形態と
同一部材であるものについては同一符号を付して、或い
は省略して、その説明も省略するものとする。
るケーシングと略同一形状のものであり、一端側に供給
口32a、他端側に排出口32bを形成しているが、異
なる箇所は、後述する外スクリュー36の形状に合わせ
て排出口32b側に傾斜部が施されている点である。そ
して、このケーシング32内に内スクリュー33及び外
スクリュー36が収装される。内スクリュー33は、ス
クリューシャフト34及びスクリュー羽根35から構成
されるもので、スクリュー羽根35の1ピッチにおける
処理物移送空間の容積が一定となるように、かつ、その
処理物移送空間の形状が異なるように、スクリュー羽根
35がスクリューシャフト34に螺旋状に形成されてい
る。スクリューシャフト34は、供給口32aの側では
等軸径を有するシャフト小径部34a、排出口32b側
では緩やかな傾斜面をなし、シャフトテーパ部34bが
形成される。スクリュー羽根35はスクリューシャフト
34に、回転方向の回転成分に対して、処理物を排出口
32b側に向かって並進させる並進成分を有するように
螺旋状に形成される。そのピッチ間隔は、等ピッチとな
っている。したがって、シャフトテーパ部34bにおい
ても1ピッチの処理物移送空間の容積が一定となるよ
う、スクリュー羽根35の外径d7はシャフトテーパ部
34bの傾斜面に対応して次第に大きくなる構成となっ
ている。このように、本実施形態では、シャフトテーパ
部を等ピッチ、不等外径としたが、処理物移送空間の容
積が一定となるのであれば不等ピッチ、不等外径として
構成することも勿論可能である。
外スクリュー36が、その軸心を内スクリュー33の軸
心と同軸となるように配設される構成は前記実施形態と
同様である。スクリュー羽根37は、内スクリュー33
のシャフト小径部34aと同軸の部位においては、等外
径、等ピッチで螺旋状に形成され、シャフトテーパ部3
4bと同軸の部位においては、不等外径、不等ピッチで
螺旋状に形成される。スクリュー羽根37の内径d8と
スクリュー羽根35の外径d7との刃先隙間寸法sは、
対象となる処理物の性質やケーシング32の長さ等によ
り適宜決定される寸法であるのは前記形態と同様であ
り、そのためシャフトテーパ部34bの部位において
は、スクリュー羽根37は刃先隙間寸法sの値を一定に
させるべくその外径が処理物の移送方向に向け次第に大
きくなるように形成されている。
31の作用について説明すると、破砕作用については、
内スクリュー33と外スクリュー36との処理物移送速
度の差により内スクリュー33の刃部35aと外スクリ
ュー36の内刃部37aが近接することによって処理物
の破砕が行われる。なお、図5に図示していないが本実
施形態においてもガイドバーを設けて、外スクリューの
外刃部との間で破砕を行うことも勿論可能である。ま
た、シャフトテーパ部34bの部位においては、その処
理物移送空間の容積が変わらないものの、その形状が変
化することによって処理物の圧搾が行われる。以上のよ
うに、内スクリューのスクリュー羽根が不等外径の場合
であっても、外スクリューを不等外径とすることによ
り、所定の圧搾、破砕が行えるものである。
置及び移送・圧搾・破砕装置では、処理物を移送させる
手段として、内スクリューと外スクリューとの回転方向
を互いに逆向きとし、それぞれのスクリュー羽根を互い
に逆向きに螺旋状に形成したものとして説明したが、同
一の回転方向として、同一方向に螺旋形成したものであ
っても無論良い。
砕装置及び移送・圧搾・破砕装置の好適な実施形態につ
いて説明したが、本発明の第1の特徴は、スクリューシ
ャフトにスクリュー羽根が螺旋状に形成された内スクリ
ューと螺旋状に形成された、中空状のスクリュー羽根の
みからなる外スクリューとをそれらの軸心が同軸となる
ように配設したことにあり、次に第2の特徴として、ス
クリュー羽根の1ピッチにおける処理物移送空間の容積
が一定となるように、かつ、その処理物移送空間の形状
が異なるように、スクリュー羽根を内スクリューのスク
リューシャフトに、その全長或いは一部にわたって形成
したことであり、その形状、構成については図面に記載
したものに限られず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で
設計変更することが可能である。特に、第2の特徴であ
る、内スクリューの処理物移送空間の容積が一定となる
ように、かつ、その処理物移送空間の形状が異なる構成
とした点に関しては、様々な応用が可能であり、例えば
スクリューシャフトを全長にわたって等軸径とし、スク
リュー羽根のピッチ及びスクリュー羽根の外径をそれぞ
れ変えることによっても目的が達せられるものである。
また、内スクリュー及び外スクリューを対として、複数
の、いわゆる多軸式の装置とすることも可能である。
置及び移送・圧搾・破砕装置によれば次のような効果を
奏する。 (1)スクリューシャフトにスクリュー羽根が螺旋状に
形成された内スクリューと、螺旋状に形成された中空状
のスクリュー羽根のみからなる外スクリューとをそれら
の軸心が同軸となるように配設することにより、従来の
二軸式破砕装置と違って移送作用を有するようになり、
移送しながら均一的な処理物の破砕を行うことが可能と
なる。したがって、駆動源やスクリュー羽根等を大型化
せずにすむため、小型で省スペース型の装置が実現で
き、設置空間の有効利用を図ることができる。 (2)また、スクリュー羽根の1ピッチにおける処理物
移送空間の容積が一定となるように、かつ、その処理物
移送空間の形状が異なるように、スクリュー羽根を内ス
クリューのスクリューシャフトに、その全長或いは一部
にわたって形成させる構成とすることにより、処理物の
効率的な圧搾が可能となる。
観説明図である。
置の第1の実施形態を示す外観説明図である。
図であり、図4(a)は図3におけるB部詳細図、図4
(b)は図3におけるC部詳細図である。
置の第2の実施形態を示す説明図である。
フロー説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端部に処理物の供給口を有するととも
に他端部に処理物の排出口を備えたケーシングに、スク
リューシャフトにスクリュー羽根が螺旋状に形成されて
なる内スクリューが回転自在に収装されるとともに、螺
旋状に形成された中空状のスクリュー羽根のみからなる
外スクリューが、前記内スクリューの軸心と同軸となる
ように回転自在に収装される構成としたことを特徴とす
るスクリュー式移送・破砕装置。 - 【請求項2】 一端部に処理物の供給口を有するととも
に他端部に処理物の排出口を備えたケーシングに、スク
リューシャフトにスクリュー羽根が螺旋状に形成されて
なる内スクリューが回転自在に収装されるとともに、螺
旋状に形成された中空状のスクリュー羽根のみからなる
外スクリューが、前記内スクリューの軸心と同軸となる
ように回転自在に収装され、前記内スクリューは、スク
リュー羽根の1ピッチにおける処理物移送空間の容積が
一定となるように、かつ、その処理物移送空間の形状が
異なるように、スクリュー羽根がスクリューシャフト
に、全ピッチ或いは一部のピッチにわたって形成される
構成としたことを特徴とするスクリュー式移送・圧搾・
破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30299996A JP3622936B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | スクリュー式移送・圧搾・破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30299996A JP3622936B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | スクリュー式移送・圧搾・破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139126A true JPH10139126A (ja) | 1998-05-26 |
JP3622936B2 JP3622936B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=17915727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30299996A Expired - Lifetime JP3622936B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | スクリュー式移送・圧搾・破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3622936B2 (ja) |
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