JPH10139027A - プラスチックボトル - Google Patents
プラスチックボトルInfo
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- JPH10139027A JPH10139027A JP30035096A JP30035096A JPH10139027A JP H10139027 A JPH10139027 A JP H10139027A JP 30035096 A JP30035096 A JP 30035096A JP 30035096 A JP30035096 A JP 30035096A JP H10139027 A JPH10139027 A JP H10139027A
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- JP
- Japan
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- plastic bottle
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/10—Handles
- B65D23/104—Handles formed separately
- B65D23/106—Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 減圧吸収パネルの配置により外観のデザイン
の自由度が束縛される。 【解決手段】 プラスチックボトル１の胴部１３の大半
に、凸部２１と凹部２２とをアトランダムに多数配置し
た凹凸模様２を形成してなるプラスチックボトル。
の自由度が束縛される。 【解決手段】 プラスチックボトル１の胴部１３の大半
に、凸部２１と凹部２２とをアトランダムに多数配置し
た凹凸模様２を形成してなるプラスチックボトル。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特異な外観形状を
有し、内部圧力の減少によっても変形の目立たないプラ
スチックボトルに関するものである。
有し、内部圧力の減少によっても変形の目立たないプラ
スチックボトルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ポリエチレンテレフタレートなど
のポリエステルからなるプラスチックボトルが、ガラス
びんより軽量で割れにくいことから普及している。
のポリエステルからなるプラスチックボトルが、ガラス
びんより軽量で割れにくいことから普及している。
【０００３】従来のプラスチックボトルは、部分的に凹
凸模様を形成して外観に特徴を持たせたり、あるいは、
胴部の壁面に凹面状などの減圧吸収パネルを形成し、内
容物の冷却に伴う内部圧力の減少が生じた時に、この減
圧吸収パネルが規則的に変形して内部圧力の減少を吸収
して、プラスチックボトルの他の部分に変形が及ばない
ようにしたものがあった。
凸模様を形成して外観に特徴を持たせたり、あるいは、
胴部の壁面に凹面状などの減圧吸収パネルを形成し、内
容物の冷却に伴う内部圧力の減少が生じた時に、この減
圧吸収パネルが規則的に変形して内部圧力の減少を吸収
して、プラスチックボトルの他の部分に変形が及ばない
ようにしたものがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプラスチッ
クボトルは、減圧吸収パネルの配置により外観のデザイ
ンの自由度が束縛される嫌いがあり、デザインの自由度
によって特異な外観形状を実現できるという効果と、し
かも内部圧力の減少によっても変形が目立たないという
性能の両方を具備したプラスチックボトルが求められて
いる。
クボトルは、減圧吸収パネルの配置により外観のデザイ
ンの自由度が束縛される嫌いがあり、デザインの自由度
によって特異な外観形状を実現できるという効果と、し
かも内部圧力の減少によっても変形が目立たないという
性能の両方を具備したプラスチックボトルが求められて
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の課題を解
決しようとするものであり、プラスチックボトルの胴部
の大半に、凹部と凸部とをアトランダムに多数配置した
凹凸模様を形成してなるプラスチックボトル、および、
プラスチックボトルの胴部の大半に、細長形状の凸部
と、同じく細長形状の凹部とを長手方向に方向性を持た
せて多数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチック
ボトル、および、プラスチックボトルの胴部の大半に、
独立した凸部の周囲を凹部により取り囲むか、あるいは
独立した凹部の周囲を凸部により取り囲むように多数配
置した凹凸模様を形成してなるプラスチックボトルであ
る。
決しようとするものであり、プラスチックボトルの胴部
の大半に、凹部と凸部とをアトランダムに多数配置した
凹凸模様を形成してなるプラスチックボトル、および、
プラスチックボトルの胴部の大半に、細長形状の凸部
と、同じく細長形状の凹部とを長手方向に方向性を持た
せて多数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチック
ボトル、および、プラスチックボトルの胴部の大半に、
独立した凸部の周囲を凹部により取り囲むか、あるいは
独立した凹部の周囲を凸部により取り囲むように多数配
置した凹凸模様を形成してなるプラスチックボトルであ
る。
【０００６】胴部の大半に、凹部と凸部とを多数配置し
た凹凸模様を形成したので、凹凸模様による光の乱反射
が特異な外観形状を与えるとともに、凹凸模様全体がボ
トル壁に柔軟性を与え、内部圧力の減少が生じた時に、
その応力が凹凸模様を形成した胴部の大半全体に分散し
て変形を生ぜしめることにより吸収して不定な変形を生
じないものである。
た凹凸模様を形成したので、凹凸模様による光の乱反射
が特異な外観形状を与えるとともに、凹凸模様全体がボ
トル壁に柔軟性を与え、内部圧力の減少が生じた時に、
その応力が凹凸模様を形成した胴部の大半全体に分散し
て変形を生ぜしめることにより吸収して不定な変形を生
じないものである。
【０００７】本発明のプラスチックボトルは、プラスチ
ック例えばポリエステル樹脂を用いて、先ず中間製品で
ある管状素材を射出成形し、次いで該管状素材を延伸温
度、たとえばポリエステル樹脂の場合は９０〜１２０℃
まで加熱してブロー成形型内にセットし、前記管状素材
内に高圧空気などを吹き込んで２軸延伸ブロー成形して
得られる。
ック例えばポリエステル樹脂を用いて、先ず中間製品で
ある管状素材を射出成形し、次いで該管状素材を延伸温
度、たとえばポリエステル樹脂の場合は９０〜１２０℃
まで加熱してブロー成形型内にセットし、前記管状素材
内に高圧空気などを吹き込んで２軸延伸ブロー成形して
得られる。
【０００８】凹凸模様は、ブロー成形型内面に電蝕やサ
ンドブラストあるいは放電加工によって反転凹凸模様を
堀込んでおくことにより、ブロー成形と同時にプラスチ
ックボトルに転写形成されるものである。
ンドブラストあるいは放電加工によって反転凹凸模様を
堀込んでおくことにより、ブロー成形と同時にプラスチ
ックボトルに転写形成されるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面に基
づいて説明する。図１は本発明のプラスチックボトルの
一例を示す正面図、図２は図１のプラスチックボトルの
胴部の壁部を拡大した部分断面図、図３〜７はそれぞれ
本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正面図であ
る。
づいて説明する。図１は本発明のプラスチックボトルの
一例を示す正面図、図２は図１のプラスチックボトルの
胴部の壁部を拡大した部分断面図、図３〜７はそれぞれ
本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正面図であ
る。
【００１０】本発明は図１〜７に示すように、プラスチ
ックボトル１の胴部１３の大半に、凸部２１と凹部２２
とをアトランダムに多数配置した凹凸模様２を形成して
なるプラスチックボトル、および、プラスチックボトル
１の胴部１３の大半に、細長形状の凸部２１と、同じく
細長形状の凹部２２とを長手方向に方向性を持たせて多
数配置した凹凸模様２を形成してなるプラスチックボト
ル、および、プラスチックボトル１の胴部１３の大半
に、独立した凸部２１の周囲を凹部２２により取り囲む
か、あるいは独立した凹部２２の周囲を凸部２１により
取り囲むように多数配置した凹凸模様２を形成してなる
プラスチックボトルである。
ックボトル１の胴部１３の大半に、凸部２１と凹部２２
とをアトランダムに多数配置した凹凸模様２を形成して
なるプラスチックボトル、および、プラスチックボトル
１の胴部１３の大半に、細長形状の凸部２１と、同じく
細長形状の凹部２２とを長手方向に方向性を持たせて多
数配置した凹凸模様２を形成してなるプラスチックボト
ル、および、プラスチックボトル１の胴部１３の大半
に、独立した凸部２１の周囲を凹部２２により取り囲む
か、あるいは独立した凹部２２の周囲を凸部２１により
取り囲むように多数配置した凹凸模様２を形成してなる
プラスチックボトルである。
【００１１】凹凸模様２は、胴部１３の大半に、すなわ
ち胴部１３の表面積の半分以上を占めていれば良い。
ち胴部１３の表面積の半分以上を占めていれば良い。
【００１２】図１，２のプラスチックボトル１は、口部
１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部１３
側面には取手取付け用凹部１５が形成され、握り部３１
と該握り部の上下から横方向に延びる取付け腕３２を有
する取手３が取付けられており、取付け腕３２は、その
先端３３が取手取付け用凹部１５の奥部でボトル凹部壁
１５１に埋め込まれるように係合している。
１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部１３
側面には取手取付け用凹部１５が形成され、握り部３１
と該握り部の上下から横方向に延びる取付け腕３２を有
する取手３が取付けられており、取付け腕３２は、その
先端３３が取手取付け用凹部１５の奥部でボトル凹部壁
１５１に埋め込まれるように係合している。
【００１３】本例における凸部２１と凹部２２とをアト
ランダムに多数配置した凹凸模様２は、図２に示すよう
に、凹凸模様２の任意の切断面についてみると、凸部２
１の頂点数または凹部２２の底部数が、長さ１ｃｍ当た
り、２〜１５個、ほぼ均一に形成される程度の比較的細
かい凹凸模様２とするとソフトな外観が得られ、好まし
い。
ランダムに多数配置した凹凸模様２は、図２に示すよう
に、凹凸模様２の任意の切断面についてみると、凸部２
１の頂点数または凹部２２の底部数が、長さ１ｃｍ当た
り、２〜１５個、ほぼ均一に形成される程度の比較的細
かい凹凸模様２とするとソフトな外観が得られ、好まし
い。
【００１４】凹凸模様２は、胴部１３全体にわたり形成
されており、ボトル凹部壁１５１にも形成され、さらに
肩部１２の下半部にまで形成してある。肩部１２の上半
部については、延伸倍率が小さくて凹凸模様２の成形仕
上がりが他の部分と調和が取れない場合は形成しなくて
良い。
されており、ボトル凹部壁１５１にも形成され、さらに
肩部１２の下半部にまで形成してある。肩部１２の上半
部については、延伸倍率が小さくて凹凸模様２の成形仕
上がりが他の部分と調和が取れない場合は形成しなくて
良い。
【００１５】図３〜５に示すプラスチックボトル１は、
口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部
１３は、ほぼ円筒形状を有している。
口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部
１３は、ほぼ円筒形状を有している。
【００１６】図３の例では、その胴部１３の大半に、細
長形状の凸部２１と、同じく細長形状の凹部２２とを、
凸部および凹部の長手方向が、ほぼ水平方向に波状にう
ねるような方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２を
形成してあるが、凹凸模様２の方向性は、図４のように
ほぼボトル軸方向にしてもよい。
長形状の凸部２１と、同じく細長形状の凹部２２とを、
凸部および凹部の長手方向が、ほぼ水平方向に波状にう
ねるような方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２を
形成してあるが、凹凸模様２の方向性は、図４のように
ほぼボトル軸方向にしてもよい。
【００１７】また、図５のように細長形状の凸部２１
と、同じく細長形状の凹部２２とを凸部および凹部の長
手方向に方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２に、
比較的細かい凹凸模様２０を混在させてもよい。
と、同じく細長形状の凹部２２とを凸部および凹部の長
手方向に方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２に、
比較的細かい凹凸模様２０を混在させてもよい。
【００１８】凹凸模様２に方向性があるので、流動感の
ある外観形状が得られるとともに、細長形状の凸部また
は凹部の長手方向に対しては補強効果があり、短手方向
に対しては比較的柔軟であるというふうに剛性にも方向
性を有しているため、例えば凹凸模様２の方向性を図４
のようにボトル軸方向にすれば、使用後、プラスチック
ボトル１をその径方向に押し潰して容積を減少させ、回
収しやすくできるという効果もあるし、一方、凹凸模様
２の方向性を図３，５のように水平方向に近付ければ手
で握った時の応力に対して、しっかりした手応えを与え
ることができ、その軸方向に押し潰して容積を減少させ
ることができるものである。
ある外観形状が得られるとともに、細長形状の凸部また
は凹部の長手方向に対しては補強効果があり、短手方向
に対しては比較的柔軟であるというふうに剛性にも方向
性を有しているため、例えば凹凸模様２の方向性を図４
のようにボトル軸方向にすれば、使用後、プラスチック
ボトル１をその径方向に押し潰して容積を減少させ、回
収しやすくできるという効果もあるし、一方、凹凸模様
２の方向性を図３，５のように水平方向に近付ければ手
で握った時の応力に対して、しっかりした手応えを与え
ることができ、その軸方向に押し潰して容積を減少させ
ることができるものである。
【００１９】図６に示す例では、プラスチックボトル１
は、口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、
胴部１３側面には取手取付け用凹部１５が形成され、握
り部３１と該握り部の上下から横方向に延びる取付け腕
３２を有する取手３が取付けられており、取付け腕３２
は、その先端３３が取手取付け用凹部１５の奥部でボト
ル凹部壁１５１に埋め込まれるように係合している。
は、口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、
胴部１３側面には取手取付け用凹部１５が形成され、握
り部３１と該握り部の上下から横方向に延びる取付け腕
３２を有する取手３が取付けられており、取付け腕３２
は、その先端３３が取手取付け用凹部１５の奥部でボト
ル凹部壁１５１に埋め込まれるように係合している。
【００２０】本例における、凹凸模様２は独立した凸部
２１の周囲を凹部２２により取り囲むように多数配置し
てあるが、これとは逆に、独立した凹部２２の周囲を凸
部２１により取り囲むように多数配置してあってもよ
い。
２１の周囲を凹部２２により取り囲むように多数配置し
てあるが、これとは逆に、独立した凹部２２の周囲を凸
部２１により取り囲むように多数配置してあってもよ
い。
【００２１】凹凸模様２は、胴部１３前面のラベル接着
用余白部１３１、取手取付け用凹部１５の凹部壁１５１
および周溝１３２を除いた部分に形成されているが、胴
部１３の大半を占めている。
用余白部１３１、取手取付け用凹部１５の凹部壁１５１
および周溝１３２を除いた部分に形成されているが、胴
部１３の大半を占めている。
【００２２】本例における、凹凸模様２は外側に突出す
る凸部２１が比較的丸みを帯びており、凹部２２のほう
が、くっきりとシャープな形状となっているが、本発明
においては、凸部２１が丸みを帯び、凹部２２がシャー
プな形状となるような配置でブロー成形型内面に反転凹
凸模様を堀込んでおくことにより、ブロー成形する時に
型内面形状との馴染みが良く、精度の高い成形ができる
という利点がある。
る凸部２１が比較的丸みを帯びており、凹部２２のほう
が、くっきりとシャープな形状となっているが、本発明
においては、凸部２１が丸みを帯び、凹部２２がシャー
プな形状となるような配置でブロー成形型内面に反転凹
凸模様を堀込んでおくことにより、ブロー成形する時に
型内面形状との馴染みが良く、精度の高い成形ができる
という利点がある。
【００２３】図７の例では、プラスチックボトル１は、
口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部
１３は、ほぼ円筒形状を有している。そして胴部１３の
両側には内方に凹んだ指掛用窪み１３３を有しており、
この指掛用窪み１３３内にも凹凸模様２を付したので把
握したときの滑り止めにもなる。
口部１１、肩部１２、胴部１３、底部１４を有し、胴部
１３は、ほぼ円筒形状を有している。そして胴部１３の
両側には内方に凹んだ指掛用窪み１３３を有しており、
この指掛用窪み１３３内にも凹凸模様２を付したので把
握したときの滑り止めにもなる。
【００２４】本発明の、プラスチックボトル１の原料プ
ラスチックに雲母やチタン系の顔料を添加すると、胴部
１３の大半を占める凹凸模様２の乱反射効果と相俟っ
て、極めて特異な光沢を発するのでさらに好ましい。添
加量は、通常の量でよく、例えば０．０５〜２重量％の
範囲が採用できる。
ラスチックに雲母やチタン系の顔料を添加すると、胴部
１３の大半を占める凹凸模様２の乱反射効果と相俟っ
て、極めて特異な光沢を発するのでさらに好ましい。添
加量は、通常の量でよく、例えば０．０５〜２重量％の
範囲が採用できる。
【００２５】
【実施例】図３に示す、その胴部１３の大半に、細長形
状の凸部２１と、同じく細長形状の凹部２２とを、凸部
および凹部の長手方向が、ほぼ水平方向に波状にうねる
ような方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２を形成
してある容量約１０００ｃｃ、高さ２５６ｍｍ、外径８
３ｍｍ、重量４０ｇの円筒形プラスチックボトル１［実
験例］と、図３の［実験例］のものと基本形状は変わら
ないが、凹凸模様の無い容量約１０００ｃｃの円筒形プ
ラスチックボトル［比較例］を準備し、以下に示すよう
な方法で偏平強度、減圧変形、押し潰し性をテストした
ところ、［実験例］のものは減圧変形が確認できないほ
ど小さく、押し潰し性が３６．７〜３８．２ｋｇｆの範
囲で小さくすることができ、反面、偏平強度は９．２〜
９．４ｋｇｆと把握力に十分耐え、一方［比較例］のも
のは胴部に明らかな部分的変形がみられ、押し潰し性が
６５．８〜６８．６ｋｇｆと容易に押し潰せず、偏平強
度も幾分小さかった。
状の凸部２１と、同じく細長形状の凹部２２とを、凸部
および凹部の長手方向が、ほぼ水平方向に波状にうねる
ような方向性を持たせて多数配置した凹凸模様２を形成
してある容量約１０００ｃｃ、高さ２５６ｍｍ、外径８
３ｍｍ、重量４０ｇの円筒形プラスチックボトル１［実
験例］と、図３の［実験例］のものと基本形状は変わら
ないが、凹凸模様の無い容量約１０００ｃｃの円筒形プ
ラスチックボトル［比較例］を準備し、以下に示すよう
な方法で偏平強度、減圧変形、押し潰し性をテストした
ところ、［実験例］のものは減圧変形が確認できないほ
ど小さく、押し潰し性が３６．７〜３８．２ｋｇｆの範
囲で小さくすることができ、反面、偏平強度は９．２〜
９．４ｋｇｆと把握力に十分耐え、一方［比較例］のも
のは胴部に明らかな部分的変形がみられ、押し潰し性が
６５．８〜６８．６ｋｇｆと容易に押し潰せず、偏平強
度も幾分小さかった。
【００２６】なお、減圧変形，押し潰し性および偏平強
度の測定方法は以下の通りである。 減圧変形：プラスチックボトル１に７０℃の温水を１リ
ットル充填し、キャップで密封した後、室温で２時間放
置し、全体を肉眼で観察して変形の有無を確認した。
度の測定方法は以下の通りである。 減圧変形：プラスチックボトル１に７０℃の温水を１リ
ットル充填し、キャップで密封した後、室温で２時間放
置し、全体を肉眼で観察して変形の有無を確認した。
【００２７】押し潰し性：開封した空のプラスチックボ
トル１を、圧縮試験機を用いて、押し潰し速度１００ｍ
ｍ／分で縦方向に押し潰した時の応力曲線の最大値（単
位：ｋｇｆ）を測定したもので、小さいほど良好であ
る。
トル１を、圧縮試験機を用いて、押し潰し速度１００ｍ
ｍ／分で縦方向に押し潰した時の応力曲線の最大値（単
位：ｋｇｆ）を測定したもので、小さいほど良好であ
る。
【００２８】偏平強度：開封した空のプラスチックボト
ルを、圧縮試験機を用いて、平坦な台の上に横だおしに
置き、上から直径１００ｍｍの円盤を押し付け、押し潰
し速度１００ｍｍ／分で、外径６０ｍｍになるまで押し
潰した時の応力（単位：ｋｇｆ）を測定した。
ルを、圧縮試験機を用いて、平坦な台の上に横だおしに
置き、上から直径１００ｍｍの円盤を押し付け、押し潰
し速度１００ｍｍ／分で、外径６０ｍｍになるまで押し
潰した時の応力（単位：ｋｇｆ）を測定した。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、以上のようにプラスチックボ
トルの胴部の大半に、凹部と凸部とをアトランダムに多
数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチックボト
ル、および、プラスチックボトルの胴部の大半に、細長
形状の凸部と、同じく細長形状の凹部とを長手方向に方
向性を持たせて多数配置した凹凸模様を形成してなるプ
ラスチックボトル、および、プラスチックボトルの胴部
の大半に、独立した凸部の周囲を凹部により取り囲む
か、あるいは独立した凹部の周囲を凸部により取り囲む
ように多数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチッ
クボトルであるから、胴部の大半に多数配置した凹凸模
様による光の乱反射が特異な外観形状を与えるととも
に、凹凸模様全体がボトル壁に柔軟性を与え、内部圧力
の減少が生じた時に、その応力が凹凸模様を形成した胴
部の大半全体に分散して変形を生ぜしめることにより吸
収して不定な変形を生じないという効果がある。
トルの胴部の大半に、凹部と凸部とをアトランダムに多
数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチックボト
ル、および、プラスチックボトルの胴部の大半に、細長
形状の凸部と、同じく細長形状の凹部とを長手方向に方
向性を持たせて多数配置した凹凸模様を形成してなるプ
ラスチックボトル、および、プラスチックボトルの胴部
の大半に、独立した凸部の周囲を凹部により取り囲む
か、あるいは独立した凹部の周囲を凸部により取り囲む
ように多数配置した凹凸模様を形成してなるプラスチッ
クボトルであるから、胴部の大半に多数配置した凹凸模
様による光の乱反射が特異な外観形状を与えるととも
に、凹凸模様全体がボトル壁に柔軟性を与え、内部圧力
の減少が生じた時に、その応力が凹凸模様を形成した胴
部の大半全体に分散して変形を生ぜしめることにより吸
収して不定な変形を生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のプラスチックボトルの一例を示す正面
図
図
【図２】図１のプラスチックボトルの胴部の壁部を拡大
したII部分断面図
したII部分断面図
【図３】本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正
面図
面図
【図４】本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正
面図
面図
【図５】本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正
面図
面図
【図６】本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正
面図
面図
【図７】本発明のプラスチックボトルの他の例を示す正
面図
面図
１ プラスチックボトル １３ 胴部 ２ 凹凸模様 ２１ 凸部 ２２ 凹部
Claims (3)
- 【請求項１】 プラスチックボトルの胴部の大半に、凹
部と凸部とを、アトランダムに多数配置した凹凸模様を
形成してなるプラスチックボトル。 - 【請求項２】 プラスチックボトルの胴部の大半に、細
長形状の凸部と、同じく細長形状の凹部とを、凸部およ
び凹部の長手方向に方向性を持たせて多数配置した凹凸
模様を形成してなるプラスチックボトル。 - 【請求項３】 プラスチックボトルの胴部の大半に、独
立した凸部の周囲を凹部により取り囲むか、あるいは独
立した凹部の周囲を凸部により取り囲むように多数配置
した凹凸模様を形成してなるプラスチックボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30035096A JPH10139027A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | プラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30035096A JPH10139027A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | プラスチックボトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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