JPH1013873A - 自動中継システム - Google Patents
自動中継システムInfo
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- JPH1013873A JPH1013873A JP16133296A JP16133296A JPH1013873A JP H1013873 A JPH1013873 A JP H1013873A JP 16133296 A JP16133296 A JP 16133296A JP 16133296 A JP16133296 A JP 16133296A JP H1013873 A JPH1013873 A JP H1013873A
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- JP
- Japan
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- call
- response
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発呼者番号に応じて応答するか否かを内線ご
とに設定すること。 【解決手段】 一般公衆網からの着信呼に基づいて発呼
者からの信号が構内交換機２０、ボイスメール２１に入
力されると、発呼者番号検出器２６によって発呼者番号
が検出され、ダイヤル信号検出器３０によって呼び出し
先の内線番号が検出される。ボイスメール制御装置２８
は検出された内線番号と発呼者番号を基に個人応答制御
メモリ３１の内容を検索し、発呼者番号が応答不許可の
番号のときには発呼者からのメッセージを音声蓄積メモ
リ２９の発呼者に応じたボックスに録音させる。一方発
呼者番号が応答許可の番号のときにはボイスメール制御
装置２８から中央処理装置２５に指定の内線電話機２３
を呼び出すための指令が転送され、中央処理装置２５の
制御により一般公衆網と指定の電話機２３とをリンクす
るための制御が行われる。
とに設定すること。 【解決手段】 一般公衆網からの着信呼に基づいて発呼
者からの信号が構内交換機２０、ボイスメール２１に入
力されると、発呼者番号検出器２６によって発呼者番号
が検出され、ダイヤル信号検出器３０によって呼び出し
先の内線番号が検出される。ボイスメール制御装置２８
は検出された内線番号と発呼者番号を基に個人応答制御
メモリ３１の内容を検索し、発呼者番号が応答不許可の
番号のときには発呼者からのメッセージを音声蓄積メモ
リ２９の発呼者に応じたボックスに録音させる。一方発
呼者番号が応答許可の番号のときにはボイスメール制御
装置２８から中央処理装置２５に指定の内線電話機２３
を呼び出すための指令が転送され、中央処理装置２５の
制御により一般公衆網と指定の電話機２３とをリンクす
るための制御が行われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動中継システム
に係り、特に、構内交換機とボイスメールを用いて公衆
網からの情報を中継するに好適な自動中継システムに関
する。
に係り、特に、構内交換機とボイスメールを用いて公衆
網からの情報を中継するに好適な自動中継システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ボイスメールと構内交換機を用い
た自動中継システムとして、図５に示すシステムが知ら
れている。このシステムは、構内交換機（ＰＢＸ）１
０、ボイスメール１１を備えており、構内交換機１０と
ボイスメール１１とが通信線を介して互いに接続されて
いる。構内交換機１０は局線インターフェイス１２、電
話機インターフェイス１３、制御装置１４を備えてお
り、局線インターフェイス１２が一般公衆網に接続さ
れ、電話機インターフェイス１３が内線電話機１５に接
続され、中央処理装置１４が局線インターフェイス１
２、電話機インターフェイス１３およびボイスメール１
１と接続されている。ボイスメール１１はボイスメール
全体を制御するボイスメール制御装置１６、音声蓄積メ
モリ１７、ダイヤル信号検出器１８を備えて構成されて
いる。
た自動中継システムとして、図５に示すシステムが知ら
れている。このシステムは、構内交換機（ＰＢＸ）１
０、ボイスメール１１を備えており、構内交換機１０と
ボイスメール１１とが通信線を介して互いに接続されて
いる。構内交換機１０は局線インターフェイス１２、電
話機インターフェイス１３、制御装置１４を備えてお
り、局線インターフェイス１２が一般公衆網に接続さ
れ、電話機インターフェイス１３が内線電話機１５に接
続され、中央処理装置１４が局線インターフェイス１
２、電話機インターフェイス１３およびボイスメール１
１と接続されている。ボイスメール１１はボイスメール
全体を制御するボイスメール制御装置１６、音声蓄積メ
モリ１７、ダイヤル信号検出器１８を備えて構成されて
いる。
【０００３】次に図５に示す従来のシステムの動作につ
いて説明する。まず、一般公衆網からの着信呼が局線イ
ンターフェイス１２を介して中央処理装置１４で受信さ
れると、中央処理装置１４により着信呼がボイスメール
１１に転送される。このときボイスメール制御装置１６
により着信呼に対する応答が行われる。
いて説明する。まず、一般公衆網からの着信呼が局線イ
ンターフェイス１２を介して中央処理装置１４で受信さ
れると、中央処理装置１４により着信呼がボイスメール
１１に転送される。このときボイスメール制御装置１６
により着信呼に対する応答が行われる。
【０００４】次に、ボイスメール制御装置１６は送信者
側からの内線番号の入力待ち状態となり、送信者側から
内線番号が入力されると、ダイヤル信号検出器１８によ
りダイヤル番号が検出される。ダイヤル信号検出器１８
により送信者側の内線番号が検出されると、この検出出
力を基に、ボイスメール制御装置１６により所定の内線
電話機に対して発呼を行うための制御が行われる。ただ
し、この内線電話機に対する呼びだしの間は、ボイスメ
ール１１と最初に受けた着信呼との間は保留状態とな
る。
側からの内線番号の入力待ち状態となり、送信者側から
内線番号が入力されると、ダイヤル信号検出器１８によ
りダイヤル番号が検出される。ダイヤル信号検出器１８
により送信者側の内線番号が検出されると、この検出出
力を基に、ボイスメール制御装置１６により所定の内線
電話機に対して発呼を行うための制御が行われる。ただ
し、この内線電話機に対する呼びだしの間は、ボイスメ
ール１１と最初に受けた着信呼との間は保留状態とな
る。
【０００５】ここで内線電話機１５が指定の内線電話機
として電話機インターフェイス１３を介して発呼された
ときに、内線電話機１５から応答が行われると、中央処
理装置１４は最初の着信呼と呼び出し先の内線電話機１
５とをリンクさせ、ボイスメール１１と構内交換機１０
とのリンクからのつなぎ替えを行う（保留状態の解
除）。これにより、最初の着信呼と呼び出し先内線電話
機１５との接続が行われ、自動中継が実行される。
として電話機インターフェイス１３を介して発呼された
ときに、内線電話機１５から応答が行われると、中央処
理装置１４は最初の着信呼と呼び出し先の内線電話機１
５とをリンクさせ、ボイスメール１１と構内交換機１０
とのリンクからのつなぎ替えを行う（保留状態の解
除）。これにより、最初の着信呼と呼び出し先内線電話
機１５との接続が行われ、自動中継が実行される。
【０００６】一方、内線電話機１５が内線呼び出しの呼
に一定時間応答しなかったりあるいは内線電話機１５が
話中であったときには、中央処理装置１４は内線呼び出
しを中止し、最初の着信呼をボイスメール１１と再びリ
ンクし、ボイスメール制御装置１６の制御により、着信
呼に伴うメッセージを音声蓄積メモリ１７の指定のボッ
クスに残す制御を実行する。
に一定時間応答しなかったりあるいは内線電話機１５が
話中であったときには、中央処理装置１４は内線呼び出
しを中止し、最初の着信呼をボイスメール１１と再びリ
ンクし、ボイスメール制御装置１６の制御により、着信
呼に伴うメッセージを音声蓄積メモリ１７の指定のボッ
クスに残す制御を実行する。
【０００７】このように構内交換機１０とボイスメール
１１を用いることで、一般公衆網からの着信呼に応答し
た中継を自動的に行うことができる。
１１を用いることで、一般公衆網からの着信呼に応答し
た中継を自動的に行うことができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムでは、内線電話機１５によって呼び出された人
にとっては、呼び出し先の相手が事前に分からないた
め、応答相手先を選択することができず、不要・不急の
呼び出しに対しても応答しなければならず、利便性に欠
けている。また、会社等でこの種のシステムを使用する
場合、呼び出し先の相手が分からない状態で接続される
と、機密保持等の点で不安がある。
システムでは、内線電話機１５によって呼び出された人
にとっては、呼び出し先の相手が事前に分からないた
め、応答相手先を選択することができず、不要・不急の
呼び出しに対しても応答しなければならず、利便性に欠
けている。また、会社等でこの種のシステムを使用する
場合、呼び出し先の相手が分からない状態で接続される
と、機密保持等の点で不安がある。
【０００９】一方、特定の送信先のみを受け付ける方法
として、送信者側に特別なダイヤル操作（パスワード入
力）をさせるなどの方法も考えられるが、このような方
法を単に採用しても、送信者側に煩わしい操作を強いる
ことになり、またパスワードを事前に教える煩わしさが
あり、さらにパスワードを忘れたときには接続できない
等の不便な点もある。
として、送信者側に特別なダイヤル操作（パスワード入
力）をさせるなどの方法も考えられるが、このような方
法を単に採用しても、送信者側に煩わしい操作を強いる
ことになり、またパスワードを事前に教える煩わしさが
あり、さらにパスワードを忘れたときには接続できない
等の不便な点もある。
【００１０】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
であり、発呼者の番号に応じて応答するか否かを内線ご
とに設定することができる自動中継システムを提供する
ことを目的とするものである。
であり、発呼者の番号に応じて応答するか否かを内線ご
とに設定することができる自動中継システムを提供する
ことを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、複数の内線電話機のうち呼び出しに応答
した内線電話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制
御手段と、各内線電話機に対応した個人応答ボックス毎
にメッセージを録音する音声蓄積手段と、呼び出し先の
内線番号に対応した応答許可・応答不許可に関する個人
応答データを記憶する個人応答データ記憶手段と、公衆
網からの着信呼に基づいて発呼者番号を検出する発呼者
番号検出手段と、公衆網からの信号により呼び出し先の
内線番号を検出する内線番号検出手段と、着信呼を基に
発呼者番号検出手段の検出による発呼者番号と内線番号
検出手段の検出による内線番号に従って個人応答データ
記憶手段の内容を検索する検索手段と、検索手段の検索
により発呼者番号が応答不許可の番号のときに発呼者か
らのメッセージを音声蓄積手段の指定のボックスに録音
させるメッセージ録音制御手段と、検索手段の検索によ
り発呼者番号が応答許可の番号のときに着信呼に伴う指
定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えて
いる自動中継システムを構成したものである。
成するために、複数の内線電話機のうち呼び出しに応答
した内線電話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制
御手段と、各内線電話機に対応した個人応答ボックス毎
にメッセージを録音する音声蓄積手段と、呼び出し先の
内線番号に対応した応答許可・応答不許可に関する個人
応答データを記憶する個人応答データ記憶手段と、公衆
網からの着信呼に基づいて発呼者番号を検出する発呼者
番号検出手段と、公衆網からの信号により呼び出し先の
内線番号を検出する内線番号検出手段と、着信呼を基に
発呼者番号検出手段の検出による発呼者番号と内線番号
検出手段の検出による内線番号に従って個人応答データ
記憶手段の内容を検索する検索手段と、検索手段の検索
により発呼者番号が応答不許可の番号のときに発呼者か
らのメッセージを音声蓄積手段の指定のボックスに録音
させるメッセージ録音制御手段と、検索手段の検索によ
り発呼者番号が応答許可の番号のときに着信呼に伴う指
定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えて
いる自動中継システムを構成したものである。
【００１２】また本発明は、複数の内線電話機のうち呼
び出しに応答した内線電話機と公衆網とのリンクを制御
するリンク制御手段と、各内線電話機に対応した個人応
答ボックス毎にメッセージを録音する音声蓄積手段と、
呼び出し先の内線番号に対応した応答許可・応答不許可
に関する個人応答データを優先順位に従って複数のクラ
スに分けて記憶する個人応答データ記憶手段と、呼び出
し先の内線番号に対応した着信鳴動形態データを優先順
位に従って複数のクラスに分けて記憶する着信鳴動形態
記憶手段と、公衆網からの着信呼に基づいて発呼者番号
を検出する発呼者番号検出手段と、公衆網からの信号に
より呼び出し先の内線番号を検出する内線番号検出手段
と、着信呼を基に発呼者番号検出手段の検出による発呼
者番号と内線番号検出手段の検出による内線番号に従っ
て個人応答データ記憶手段と着信鳴動形態記憶手段の内
容を検索する検索手段と、検索手段の検索により発呼者
番号が応答不許可の番号のときに発呼者からのメッセー
ジを音声蓄積手段の指定のボックスに録音させるメッセ
ージ録音制御手段と、検索手段の検索により発呼者番号
が応答許可の番号のときに着信鳴動形態記憶手段に記憶
された着信鳴動形態の優先順位に従って着信呼に伴う指
定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えて
いる自動中継システムを構成したものである。
び出しに応答した内線電話機と公衆網とのリンクを制御
するリンク制御手段と、各内線電話機に対応した個人応
答ボックス毎にメッセージを録音する音声蓄積手段と、
呼び出し先の内線番号に対応した応答許可・応答不許可
に関する個人応答データを優先順位に従って複数のクラ
スに分けて記憶する個人応答データ記憶手段と、呼び出
し先の内線番号に対応した着信鳴動形態データを優先順
位に従って複数のクラスに分けて記憶する着信鳴動形態
記憶手段と、公衆網からの着信呼に基づいて発呼者番号
を検出する発呼者番号検出手段と、公衆網からの信号に
より呼び出し先の内線番号を検出する内線番号検出手段
と、着信呼を基に発呼者番号検出手段の検出による発呼
者番号と内線番号検出手段の検出による内線番号に従っ
て個人応答データ記憶手段と着信鳴動形態記憶手段の内
容を検索する検索手段と、検索手段の検索により発呼者
番号が応答不許可の番号のときに発呼者からのメッセー
ジを音声蓄積手段の指定のボックスに録音させるメッセ
ージ録音制御手段と、検索手段の検索により発呼者番号
が応答許可の番号のときに着信鳴動形態記憶手段に記憶
された着信鳴動形態の優先順位に従って着信呼に伴う指
定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えて
いる自動中継システムを構成したものである。
【００１３】
【作用】従って、本発明によれば、公衆網からの着信呼
が入力されたときに、発呼者番号が検出されるととも
に、呼び出し先の内線番号が検出され、発呼者番号と呼
び出し先の内線番号を基に個人応答データの内容が検索
され、発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼者
からのメッセージを指定のボックスに録音させる処理が
実行され、発呼者番号が応答許可の番号のときにのみ着
信呼に伴う指定の内線番号が呼び出される。このため発
呼者の番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定す
ることができる。
が入力されたときに、発呼者番号が検出されるととも
に、呼び出し先の内線番号が検出され、発呼者番号と呼
び出し先の内線番号を基に個人応答データの内容が検索
され、発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼者
からのメッセージを指定のボックスに録音させる処理が
実行され、発呼者番号が応答許可の番号のときにのみ着
信呼に伴う指定の内線番号が呼び出される。このため発
呼者の番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定す
ることができる。
【００１４】また着信呼に応答して、呼び出し先の内線
番号と発呼者番号を検出し、発呼者番号と呼び出し先の
内線番号を基に個人応答データと着信鳴動形態データを
検索し、発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼
者からのメッセージを指定のボックスに録音させ、発呼
者番号が応答許可の番号のときには着信鳴動形態の優先
順位にしたがって着信呼に伴う指定の内線電話機を呼び
出すことができる。この場合にも発呼者の番号に応じて
応答するか否かを内線ごとに設定することができるとと
もに、応答ランクを内線ごとに設定することでランクご
とに着信鳴動の形態を替えることができる。
番号と発呼者番号を検出し、発呼者番号と呼び出し先の
内線番号を基に個人応答データと着信鳴動形態データを
検索し、発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼
者からのメッセージを指定のボックスに録音させ、発呼
者番号が応答許可の番号のときには着信鳴動形態の優先
順位にしたがって着信呼に伴う指定の内線電話機を呼び
出すことができる。この場合にも発呼者の番号に応じて
応答するか否かを内線ごとに設定することができるとと
もに、応答ランクを内線ごとに設定することでランクご
とに着信鳴動の形態を替えることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【００１６】図１は本発明の一実施の形態を示す自動中
継システムのブロック図である。図１において、自動中
継システムは構内交換機（ＰＢＸ）２０、ボイスメール
２１を備えており、構内交換機２０とボイスメール２１
とが通信線路を介して互いに接続されている。
継システムのブロック図である。図１において、自動中
継システムは構内交換機（ＰＢＸ）２０、ボイスメール
２１を備えており、構内交換機２０とボイスメール２１
とが通信線路を介して互いに接続されている。
【００１７】構内交換機２０は一般公衆網に接続された
局線インターフェイス２２、内線電話機２３に接続され
た電話機インターフェイス２４、構内交換機２０全体を
制御する中央処理装置２５、発呼者番号検出器２６を備
えており、各部が伝送路２７を介して互いに接続されて
いる。なお内線電話機２３は単一のものを示している
が、内線電話機２３は実際には複数個設けられている。
そして中央処理装置２５は一般公衆網からの着信呼を基
に、複数の内線電話機のうち呼び出しに応答した内線電
話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制御手段を構
成するとともに、ボイスメール２１からの指令に応答し
て指定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段を構成
するようになっている。発呼者番号検出器２６は一般公
衆網からの信号を識別して発呼者番号を検出する発呼者
番号検出手段として構成されている。
局線インターフェイス２２、内線電話機２３に接続され
た電話機インターフェイス２４、構内交換機２０全体を
制御する中央処理装置２５、発呼者番号検出器２６を備
えており、各部が伝送路２７を介して互いに接続されて
いる。なお内線電話機２３は単一のものを示している
が、内線電話機２３は実際には複数個設けられている。
そして中央処理装置２５は一般公衆網からの着信呼を基
に、複数の内線電話機のうち呼び出しに応答した内線電
話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制御手段を構
成するとともに、ボイスメール２１からの指令に応答し
て指定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段を構成
するようになっている。発呼者番号検出器２６は一般公
衆網からの信号を識別して発呼者番号を検出する発呼者
番号検出手段として構成されている。
【００１８】ボイスメール２１はボイスメール２１全体
を制御するためのボイスメール制御装置２８、音声蓄積
メモリ２９、ダイヤル信号検出器３０、個人応答制御メ
モリ３１を備えており、ボイスメール制御装置２８が伝
送路３２を介して音声蓄積メモリ２９、ダイヤル信号検
出器３０に接続されているとともに、伝送路３３を介し
て音声蓄積メモリ２９、ダイヤル信号検出器３０、個人
応答制御メモリ３１に接続されている。音声蓄積メモリ
２９は複数の個人応答ボックスを有し、各個人応答ボッ
クスに発呼者からのメッセージを録音する音声蓄積手段
として構成されている。ダイヤル信号検出器３０は構内
交換器２０から転送されたダイヤル信号を識別して呼び
出し先の内線番号を検出する内線番号検出手段を構成す
るようになっている。個人応答制御メモリ３１は、図２
に示すように、内線電話機２３の個数（Ｍ個）分の個人
応答データとして、応答許可番号が呼び出し先の内線番
号に対応付けて各内線ボックス１〜Ｍごとに記憶されて
いる。すなわち個人応答制御メモリ３１は個人応答デー
タ記憶手段として構成されている。ボイスメール制御装
置２８は、構内交換機２０から転送された着信呼を基に
音声蓄積メモリ２９、個人応答制御メモリ３１の記憶内
容を検索する検索手段を構成するとともに、検索により
発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼者からの
メッセージを音声蓄積メモリ２９の指定のボックスに録
音させるメッセージ録音制御手段を構成するようになっ
ている。さらに検索により発呼者番号が応答許可の番号
のときには着信呼に伴う指定の電話機を呼び出すための
指令を構内交換機２０へ出力する呼び出し制御手段の一
要素を構成するようになっている。
を制御するためのボイスメール制御装置２８、音声蓄積
メモリ２９、ダイヤル信号検出器３０、個人応答制御メ
モリ３１を備えており、ボイスメール制御装置２８が伝
送路３２を介して音声蓄積メモリ２９、ダイヤル信号検
出器３０に接続されているとともに、伝送路３３を介し
て音声蓄積メモリ２９、ダイヤル信号検出器３０、個人
応答制御メモリ３１に接続されている。音声蓄積メモリ
２９は複数の個人応答ボックスを有し、各個人応答ボッ
クスに発呼者からのメッセージを録音する音声蓄積手段
として構成されている。ダイヤル信号検出器３０は構内
交換器２０から転送されたダイヤル信号を識別して呼び
出し先の内線番号を検出する内線番号検出手段を構成す
るようになっている。個人応答制御メモリ３１は、図２
に示すように、内線電話機２３の個数（Ｍ個）分の個人
応答データとして、応答許可番号が呼び出し先の内線番
号に対応付けて各内線ボックス１〜Ｍごとに記憶されて
いる。すなわち個人応答制御メモリ３１は個人応答デー
タ記憶手段として構成されている。ボイスメール制御装
置２８は、構内交換機２０から転送された着信呼を基に
音声蓄積メモリ２９、個人応答制御メモリ３１の記憶内
容を検索する検索手段を構成するとともに、検索により
発呼者番号が応答不許可の番号のときには発呼者からの
メッセージを音声蓄積メモリ２９の指定のボックスに録
音させるメッセージ録音制御手段を構成するようになっ
ている。さらに検索により発呼者番号が応答許可の番号
のときには着信呼に伴う指定の電話機を呼び出すための
指令を構内交換機２０へ出力する呼び出し制御手段の一
要素を構成するようになっている。
【００１９】次に、図１に示す自動中継システムの動作
について説明する。まず、一般公衆網から着信呼が局線
インターフェイス２２を介して構内交換機２０に入力さ
れると、中央処理装置２５からボイスメール２１に着信
呼が転送される。ボイスメール２１のボイスメール制御
装置２８が着信呼に応答すると、ボイスメール制御装置
２８は送信者側からの内線番号の入力待ち状態となる。
について説明する。まず、一般公衆網から着信呼が局線
インターフェイス２２を介して構内交換機２０に入力さ
れると、中央処理装置２５からボイスメール２１に着信
呼が転送される。ボイスメール２１のボイスメール制御
装置２８が着信呼に応答すると、ボイスメール制御装置
２８は送信者側からの内線番号の入力待ち状態となる。
【００２０】ここで、発信者側から呼び出し先の内線番
号がダイヤルされると、ダイヤル信号検出器３０により
呼び出し先の内線番号が検出され、検出された内線番号
に関する情報がボイスメール制御装置２８に転送され
る。さらにこのとき構内交換機２０の発呼者番号検出器
２６により発呼者番号が検出され、検出された発呼者番
号に関する情報が中央処理装置２５を介してボイスメー
ル制御装置２８に転送される。そしてボイスメール制御
装置２８は検出された発呼者番号と内線番号を基に個人
応答制御メモリ３１の記憶内容を検索する。
号がダイヤルされると、ダイヤル信号検出器３０により
呼び出し先の内線番号が検出され、検出された内線番号
に関する情報がボイスメール制御装置２８に転送され
る。さらにこのとき構内交換機２０の発呼者番号検出器
２６により発呼者番号が検出され、検出された発呼者番
号に関する情報が中央処理装置２５を介してボイスメー
ル制御装置２８に転送される。そしてボイスメール制御
装置２８は検出された発呼者番号と内線番号を基に個人
応答制御メモリ３１の記憶内容を検索する。
【００２１】ボイスメール制御装置２８の検索により、
着信呼の番号が応答不許可の番号のときには、音声蓄積
メモリ２９を呼び出し、発呼者からのメッセージを先の
内線番号に対応した個人応答ボックスに録音させる。
着信呼の番号が応答不許可の番号のときには、音声蓄積
メモリ２９を呼び出し、発呼者からのメッセージを先の
内線番号に対応した個人応答ボックスに録音させる。
【００２２】一方、着信呼による発呼者番号が応答許可
のときには、ボイスメール制御装置２８は指定の内線電
話機を呼び出すための指令を中央制御装置２５に通知す
る。これにより中央処理装置２５は電話機インターフェ
イス２４を介して指定の内線電話機として、例えば、内
線電話機２３を呼び出す。ただし内線電話機２３の呼び
出し中は、ボイスメール２１と最初に受けた着信呼は保
留状態にされている。そして指定の内線電話機２３が応
答したときには、ボイスメール２１と最初の着信呼の保
留状態は解除され、指定の内線電話機２３と着信呼との
リンクが行われる。これにより、最初の着信呼と呼び出
し先の内線電話２３とのリンクを自動的に行うことがで
きる。
のときには、ボイスメール制御装置２８は指定の内線電
話機を呼び出すための指令を中央制御装置２５に通知す
る。これにより中央処理装置２５は電話機インターフェ
イス２４を介して指定の内線電話機として、例えば、内
線電話機２３を呼び出す。ただし内線電話機２３の呼び
出し中は、ボイスメール２１と最初に受けた着信呼は保
留状態にされている。そして指定の内線電話機２３が応
答したときには、ボイスメール２１と最初の着信呼の保
留状態は解除され、指定の内線電話機２３と着信呼との
リンクが行われる。これにより、最初の着信呼と呼び出
し先の内線電話２３とのリンクを自動的に行うことがで
きる。
【００２３】このように、本実施の形態によれば、発呼
者番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定するこ
とができるため、不要・不急の電話に応答する必要がな
くなり業務ロスをなくすことができる。また話中・不応
答のときにはボイスメール２１にメッセージを残すこと
ができるため、相手先によってきめ細かなサービスを行
うことができ、具体的な業務環境の提供と利便性の向上
が図れる。また煩わしい操作なしで、特定の人のみの電
話を通じさせることにより、会社の秘密保持等も寄与す
ることができる。
者番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定するこ
とができるため、不要・不急の電話に応答する必要がな
くなり業務ロスをなくすことができる。また話中・不応
答のときにはボイスメール２１にメッセージを残すこと
ができるため、相手先によってきめ細かなサービスを行
うことができ、具体的な業務環境の提供と利便性の向上
が図れる。また煩わしい操作なしで、特定の人のみの電
話を通じさせることにより、会社の秘密保持等も寄与す
ることができる。
【００２４】次に、本発明の他の実施の形態を図３に従
って説明する。本実施の形態は、個人応答制御メモリ３
１の個人応答データとして、図４に示すように、個人応
答データを複数の優先順位にクラス分けしたものを記憶
するとともに、構内交換機２０に着信鳴動形態記憶手段
としての着信鳴動形態記憶メモリ３４を設け、メモリ３
４内の鳴動形態を優先順位に従って複数のクラスに分け
たデータを記憶するようにしたものであり、図１と同一
のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
って説明する。本実施の形態は、個人応答制御メモリ３
１の個人応答データとして、図４に示すように、個人応
答データを複数の優先順位にクラス分けしたものを記憶
するとともに、構内交換機２０に着信鳴動形態記憶手段
としての着信鳴動形態記憶メモリ３４を設け、メモリ３
４内の鳴動形態を優先順位に従って複数のクラスに分け
たデータを記憶するようにしたものであり、図１と同一
のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
【００２５】上記構成において、一般公衆網からの着信
呼に応答して、呼び出し先の内線番号と発呼者番号が検
出されると、ボイスメール制御装置２８により呼び出し
先の内線番号と発呼者番号に従って個人応答制御メモリ
３１の記憶内容が検索される。このとき発呼者番号が図
４に示す応答クラス１に属し、応答不許可のときには、
応答者のボックスに発呼者からのメッセージが録音され
る。一方発呼者番号が応答クラス２に属し指定の内線番
号を呼び出すときには、指定の内線電話機２３を呼び出
すための指令が中央処理装置２５に出力される。このと
き中央処理装置２５はメモリ３４の内容を検索し、メモ
リの鳴動形態に従った呼び出しを行う。例えば、指定の
内線電話機２０に対する鳴動形態のクラスが鳴動形態１
に属するときに、指定の内線電話機２３が応答したとき
にはそのまま着信呼とのリンク接続を行うが、内線電話
機２３が話中または不応答のときにはオペレータを呼び
出す制御を行う。また発呼者番号が鳴動形態２に属する
ときに、指定の電話機２３が話中または不応答のときに
は応答者のボックスに転送し、メッセージを録音する。
呼に応答して、呼び出し先の内線番号と発呼者番号が検
出されると、ボイスメール制御装置２８により呼び出し
先の内線番号と発呼者番号に従って個人応答制御メモリ
３１の記憶内容が検索される。このとき発呼者番号が図
４に示す応答クラス１に属し、応答不許可のときには、
応答者のボックスに発呼者からのメッセージが録音され
る。一方発呼者番号が応答クラス２に属し指定の内線番
号を呼び出すときには、指定の内線電話機２３を呼び出
すための指令が中央処理装置２５に出力される。このと
き中央処理装置２５はメモリ３４の内容を検索し、メモ
リの鳴動形態に従った呼び出しを行う。例えば、指定の
内線電話機２０に対する鳴動形態のクラスが鳴動形態１
に属するときに、指定の内線電話機２３が応答したとき
にはそのまま着信呼とのリンク接続を行うが、内線電話
機２３が話中または不応答のときにはオペレータを呼び
出す制御を行う。また発呼者番号が鳴動形態２に属する
ときに、指定の電話機２３が話中または不応答のときに
は応答者のボックスに転送し、メッセージを録音する。
【００２６】本実施の形態によれば、発呼者の番号に応
じて応答するか否かを内線ごとに設定することができる
とともに、発呼者の番号に応じた応答ランクを設定し、
ランクごとに着信鳴動を替えることができ、相手に応じ
てサービス形態を替えることができる。
じて応答するか否かを内線ごとに設定することができる
とともに、発呼者の番号に応じた応答ランクを設定し、
ランクごとに着信鳴動を替えることができ、相手に応じ
てサービス形態を替えることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発呼者番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定す
るようにしたため、応答・不応答の対応を個人単位で相
手先別に自動的に行うことができ、会社等において不要
・不急の電話に受ける必要がなくなり、業務ロスをなく
すことができる。
発呼者番号に応じて応答するか否かを内線ごとに設定す
るようにしたため、応答・不応答の対応を個人単位で相
手先別に自動的に行うことができ、会社等において不要
・不急の電話に受ける必要がなくなり、業務ロスをなく
すことができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す自動中継システム
のブロック図
のブロック図
【図２】個人応答制御メモリの構成説明図
【図３】本発明の他の実施の形態を示す自動中継システ
ムのブロック図
ムのブロック図
【図４】個人応答制御メモリの他の実施の形態を示す構
成説明図
成説明図
【図５】従来例の自動中継システムのブロック図
２０…構内交換機 ２１…ボイスメール ２２…局線インターフェイス ２３…内線電話機 ２４…電話機インターフェイス ２５…中央処理装置 ２６…発呼者番号検出器 ２８…ボイスメール制御装置 ２９…音声蓄積メモリ ３０…ダイヤル信号検出器 ３１…個人応答制御メモリ ３４…着信鳴動形態記憶メモリ
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の内線電話機のうち呼び出しに応答
した内線電話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制
御手段と、各内線電話機に対応した個人応答ボックス毎
にメッセージを録音する音声蓄積手段と、呼び出し先の
内線番号に対応した応答許可・応答不許可に関する個人
応答データを記憶する個人応答データ記憶手段と、公衆
網からの着信呼に基づいて発呼者番号を検出する発呼者
番号検出手段と、公衆網からの信号により呼び出し先の
内線番号を検出する内線番号検出手段と、着信呼を基に
発呼者番号検出手段の検出による発呼者番号と内線番号
検出手段の検出による内線番号に従って個人応答データ
記憶手段の内容を検索する検索手段と、検索手段の検索
により発呼者番号が応答不許可の番号のときに発呼者か
らのメッセージを音声蓄積手段の指定のボックスに録音
させるメッセージ録音制御手段と、検索手段の検索によ
り発呼者番号が応答許可の番号のときに着信呼に伴う指
定の内線電話機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えて
いる自動中継システム。 - 【請求項２】 複数の内線電話機のうち呼び出しに応答
した内線電話機と公衆網とのリンクを制御するリンク制
御手段と、各内線電話機に対応した個人応答ボックス毎
にメッセージを録音する音声蓄積手段と、呼び出し先の
内線番号に対応した応答許可・応答不許可に関する個人
応答データを優先順位に従って複数のクラスに分けて記
憶する個人応答データ記憶手段と、呼び出し先の内線番
号に対応した着信鳴動形態データを優先順位に従って複
数のクラスに分けて記憶する着信鳴動形態記憶手段と、
公衆網からの着信呼に基づいて発呼者番号を検出する発
呼者番号検出手段と、公衆網からの信号により呼び出し
先の内線番号を検出する内線番号検出手段と、着信呼を
基に発呼者番号検出手段の検出による発呼者番号と内線
番号検出手段の検出による内線番号に従って個人応答デ
ータ記憶手段と着信鳴動形態記憶手段の内容を検索する
検索手段と、検索手段の検索により発呼者番号が応答不
許可の番号のときに発呼者からのメッセージを音声蓄積
手段の指定のボックスに録音させるメッセージ録音制御
手段と、検索手段の検索により発呼者番号が応答許可の
番号のときに着信鳴動形態記憶手段に記憶された着信鳴
動形態の優先順位に従って着信呼に伴う指定の内線電話
機を呼び出す呼び出し制御手段とを備えている自動中継
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16133296A JPH1013873A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 自動中継システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16133296A JPH1013873A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 自動中継システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1013873A true JPH1013873A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15733078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16133296A Pending JPH1013873A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 自動中継システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1013873A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6870908B2 (en) | 2002-06-05 | 2005-03-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Voice storage device and incoming call answering system |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16133296A patent/JPH1013873A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6870908B2 (en) | 2002-06-05 | 2005-03-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Voice storage device and incoming call answering system |
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