JPH06237296A - 電子交換機システム - Google Patents
電子交換機システムInfo
- Publication number
- JPH06237296A JPH06237296A JP2402193A JP2402193A JPH06237296A JP H06237296 A JPH06237296 A JP H06237296A JP 2402193 A JP2402193 A JP 2402193A JP 2402193 A JP2402193 A JP 2402193A JP H06237296 A JPH06237296 A JP H06237296A
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- Japan
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- voice message
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Abstract
(57)【要約】
【目的】待たされている着信呼に対してより有効な情報
を伝達することができる電子交換機システムを提供する
ことを目的とする。 【構成】ＩＳＤＮ網が提供する発ＩＤ、着信トランクグ
ループ番号および発信者の内線番号などの発信者を特定
できる発信者特定情報と発信者毎に定められた音声メッ
セージ種別とを対応付けてデータベース２４に記憶して
おき、通信網からの着信呼を待たせその着信呼（待ち
呼）に対して音声メッセージを提供する場合に、中央制
御部２１により待ち呼に対応する音声メッセージ種別を
通信網から送られてくる発信者特定情報に従ってデータ
ベース２４から検索し、検索した音声メッセージ種別で
示される音声メッセージを音声応答装置６から待ち呼に
対して伝達する。
を伝達することができる電子交換機システムを提供する
ことを目的とする。 【構成】ＩＳＤＮ網が提供する発ＩＤ、着信トランクグ
ループ番号および発信者の内線番号などの発信者を特定
できる発信者特定情報と発信者毎に定められた音声メッ
セージ種別とを対応付けてデータベース２４に記憶して
おき、通信網からの着信呼を待たせその着信呼（待ち
呼）に対して音声メッセージを提供する場合に、中央制
御部２１により待ち呼に対応する音声メッセージ種別を
通信網から送られてくる発信者特定情報に従ってデータ
ベース２４から検索し、検索した音声メッセージ種別で
示される音声メッセージを音声応答装置６から待ち呼に
対して伝達する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機などの電子
交換機システムに係り、特に待たされている着信呼への
情報伝達機能を改良した電子交換機システムに関する。
交換機システムに係り、特に待たされている着信呼への
情報伝達機能を改良した電子交換機システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、構内交換用の電子交換機はディジ
タル化され、ソフトウェアによる制御が行われるように
なっており、それに伴い内線と外線相互の交換接続や内
線同士の交換接続といった基本機能のほか、様々なサー
ビスが可能となった。
タル化され、ソフトウェアによる制御が行われるように
なっており、それに伴い内線と外線相互の交換接続や内
線同士の交換接続といった基本機能のほか、様々なサー
ビスが可能となった。
【０００３】このようなディジタル化された電子交換機
で供給しているサービス機能の一つとして、自動着信分
配機能がある。これは外線もしくは内線からの着信呼を
自動着信分配グループ内の端末に対して均等に分配し、
かつ該グループ内の端末が全て話中である場合は、着信
時間の経過に伴い、待たされている着信呼（待ち呼）に
対して音声メッセージを聞かせることのできる待時系サ
ービスである。従来の自動着信分配機能において、設定
できる音声メッセージは一種類のみである。従って、着
信が例えば緊急度が高く重要な回線からの着信か、緊急
度の比較的低い回線からの着信かに関係なく、同一内容
の音声メッセージしか待ち呼に提供することができず、
待ち呼に対する情報伝達手段としては不十分であった。
で供給しているサービス機能の一つとして、自動着信分
配機能がある。これは外線もしくは内線からの着信呼を
自動着信分配グループ内の端末に対して均等に分配し、
かつ該グループ内の端末が全て話中である場合は、着信
時間の経過に伴い、待たされている着信呼（待ち呼）に
対して音声メッセージを聞かせることのできる待時系サ
ービスである。従来の自動着信分配機能において、設定
できる音声メッセージは一種類のみである。従って、着
信が例えば緊急度が高く重要な回線からの着信か、緊急
度の比較的低い回線からの着信かに関係なく、同一内容
の音声メッセージしか待ち呼に提供することができず、
待ち呼に対する情報伝達手段としては不十分であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電子交換機における自動着信分配機能などの着信呼を
待たせるための待時系サービスでは、各々の待ち呼に対
して同一内容の音声メッセージしか提供することができ
ず、待ち呼に対するサービス情報伝達手段としてサービ
ス性に欠けるという問題があった。
の電子交換機における自動着信分配機能などの着信呼を
待たせるための待時系サービスでは、各々の待ち呼に対
して同一内容の音声メッセージしか提供することができ
ず、待ち呼に対するサービス情報伝達手段としてサービ
ス性に欠けるという問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、待たされている着信呼に対
してより有用なサービス情報を提供することができる電
子交換機システムを提供することを目的とする。
するためになされたもので、待たされている着信呼に対
してより有用なサービス情報を提供することができる電
子交換機システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る電子交換機システムは、発信者を特定
できる発信者特定情報と発信者毎に定められたサービス
情報種別とを対応付けて記憶した記憶手段と、通信網か
ら送られてくる発信者特定情報を受信する受信手段と、
前記通信網からの着信呼を待たせ該着信呼に対してサー
ビス情報を提供する場合に、前記受信手段により受信さ
れた発信者特定情報に対応するサービス情報種別を前記
記憶手段から検索する検索手段と、この検索手段により
検索されたサービス情報種別で示されるサービス情報を
前記着信呼に伝達するサービス情報伝達手段とを備えた
ことを特徴とする。
め、本発明に係る電子交換機システムは、発信者を特定
できる発信者特定情報と発信者毎に定められたサービス
情報種別とを対応付けて記憶した記憶手段と、通信網か
ら送られてくる発信者特定情報を受信する受信手段と、
前記通信網からの着信呼を待たせ該着信呼に対してサー
ビス情報を提供する場合に、前記受信手段により受信さ
れた発信者特定情報に対応するサービス情報種別を前記
記憶手段から検索する検索手段と、この検索手段により
検索されたサービス情報種別で示されるサービス情報を
前記着信呼に伝達するサービス情報伝達手段とを備えた
ことを特徴とする。
【０００７】ここで、発信者特定情報は、(a) 通信網が
ＩＳＤＮ網である場合に該ＩＳＤＮ網が提供する発ＩＤ
と、(b) 着信トランクグループ番号および(c) 発信者の
内線番号の少なくとも一つが用いられる。また、サービ
ス情報とは具体的には音声やデータのメッセージ情報で
ある。
ＩＳＤＮ網である場合に該ＩＳＤＮ網が提供する発ＩＤ
と、(b) 着信トランクグループ番号および(c) 発信者の
内線番号の少なくとも一つが用いられる。また、サービ
ス情報とは具体的には音声やデータのメッセージ情報で
ある。
【０００８】
【作用】このように本発明では発信者特定情報と発信者
毎に定められたサービス情報種別とを対応付けて記憶し
ておき、待たされている着信呼に対して伝達すべきサー
ビス情報種別を発信者特定情報を用いて検索し、そのサ
ービス情報種別で示されるサービス情報を該着信呼に対
して伝達する。従って、発信者毎に重要度や緊急度に応
じてサービス情報種別を定めておけば、着信呼に対して
より有用なサービス情報の提供が可能となる。
毎に定められたサービス情報種別とを対応付けて記憶し
ておき、待たされている着信呼に対して伝達すべきサー
ビス情報種別を発信者特定情報を用いて検索し、そのサ
ービス情報種別で示されるサービス情報を該着信呼に対
して伝達する。従って、発信者毎に重要度や緊急度に応
じてサービス情報種別を定めておけば、着信呼に対して
より有用なサービス情報の提供が可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１０】図１は、本発明の一実施例に係る電子交換
機システムであり、電子交換機１とコンピュータ２とが
通信路３により結合され、電子交換機１およびコンピュ
ータ２は自システム内のみならず互いに相手のアプリケ
ーションをも制御可能な電子交換機−コンピュータ融合
システムを示している。
機システムであり、電子交換機１とコンピュータ２とが
通信路３により結合され、電子交換機１およびコンピュ
ータ２は自システム内のみならず互いに相手のアプリケ
ーションをも制御可能な電子交換機−コンピュータ融合
システムを示している。
【００１１】このシステムでは、着信に対して電子交換
機１からコンピュータ２に対して発ＩＤ、着信トランク
グループ番号、発信者の内線番号等の発信者を特定でき
る情報（発信者特定情報）を通知する。この発信者特定
情報を受けたコンピュータ２では、内部のデータテーブ
ルを参照して発信者にとって最も適切な音声メッセージ
などのサービス情報を選択し、そのサービス情報を電子
交換機１を介して発信者に伝達する。以下、発信者特定
情報が発ＩＤであり、またサービス情報が音声メッセー
ジである場合を例にとり、各部を詳細に説明する。
機１からコンピュータ２に対して発ＩＤ、着信トランク
グループ番号、発信者の内線番号等の発信者を特定でき
る情報（発信者特定情報）を通知する。この発信者特定
情報を受けたコンピュータ２では、内部のデータテーブ
ルを参照して発信者にとって最も適切な音声メッセージ
などのサービス情報を選択し、そのサービス情報を電子
交換機１を介して発信者に伝達する。以下、発信者特定
情報が発ＩＤであり、またサービス情報が音声メッセー
ジである場合を例にとり、各部を詳細に説明する。
【００１２】電子交換機１は呼の制御やコンピュータ２
に対する制御を司る中央制御部１１と、通信制御部１２
および待たされている着信呼（待ち呼）を管理する着信
キュー１３を有し、これらが内部伝送路によって接続さ
れている。より具体的に説明すると、中央制御部１１は
図示しない通信網（例えばＩＳＤＮ網）から電子交換機
１に着信があったときに、その着信呼を待たせる場合、
待たせた着信呼（待ち呼）である発信者を特定できる発
信者特定情報である発ＩＤをＩＳＤＮ網から受信して読
み出す機能を持つ。通信制御部１２は、この発ＩＤを通
信路３を通じてコンピュータ２に送信する機能を持つ。
に対する制御を司る中央制御部１１と、通信制御部１２
および待たされている着信呼（待ち呼）を管理する着信
キュー１３を有し、これらが内部伝送路によって接続さ
れている。より具体的に説明すると、中央制御部１１は
図示しない通信網（例えばＩＳＤＮ網）から電子交換機
１に着信があったときに、その着信呼を待たせる場合、
待たせた着信呼（待ち呼）である発信者を特定できる発
信者特定情報である発ＩＤをＩＳＤＮ網から受信して読
み出す機能を持つ。通信制御部１２は、この発ＩＤを通
信路３を通じてコンピュータ２に送信する機能を持つ。
【００１３】一方、コンピュータ２はアプリケーション
および端末などの制御を司る中央制御部２１と、音声メ
ッセージを提供するためのアプリケーション２２と、通
信制御部２３と、アプリケーション２２の処理に必要な
データベース２４および音声応答装置制御部２５を有す
る。電子交換機１とコンピュータ２とは、通信制御部１
２と通信制御部２３が通信路３によって結合されること
により、互いに信号の送受を行うことができる。通信制
御部２３は、電子交換機１内の通信制御部１２から通信
路３を経て送信されてきた発ＩＤを受信し、それを中央
制御部２１に通知する機能を持つ。中央制御部２１は、
通信制御部２３から通知された発ＩＤに従ってアプリケ
ーション２２を介して起動し、データベース２４から発
ＩＤに対応した音声メッセージ種別を検索する機能を持
つ。
および端末などの制御を司る中央制御部２１と、音声メ
ッセージを提供するためのアプリケーション２２と、通
信制御部２３と、アプリケーション２２の処理に必要な
データベース２４および音声応答装置制御部２５を有す
る。電子交換機１とコンピュータ２とは、通信制御部１
２と通信制御部２３が通信路３によって結合されること
により、互いに信号の送受を行うことができる。通信制
御部２３は、電子交換機１内の通信制御部１２から通信
路３を経て送信されてきた発ＩＤを受信し、それを中央
制御部２１に通知する機能を持つ。中央制御部２１は、
通信制御部２３から通知された発ＩＤに従ってアプリケ
ーション２２を介して起動し、データベース２４から発
ＩＤに対応した音声メッセージ種別を検索する機能を持
つ。
【００１４】音声応答装置４は複数の音声メッセージ種
別の音声メッセージの情報を格納したものであり、コン
ピュータ２内の音声応答装置制御部２５によって制御さ
れ、格納した音声メッセージの音声メッセージ種別分の
チャネルを持つ伝送路５を介して電子交換機１と結合さ
れている。これにより、電子交換機１と音声応答装置４
との間で、伝送路５を介して同時に複数個の音声メッセ
ージを授受することが可能となっている。
別の音声メッセージの情報を格納したものであり、コン
ピュータ２内の音声応答装置制御部２５によって制御さ
れ、格納した音声メッセージの音声メッセージ種別分の
チャネルを持つ伝送路５を介して電子交換機１と結合さ
れている。これにより、電子交換機１と音声応答装置４
との間で、伝送路５を介して同時に複数個の音声メッセ
ージを授受することが可能となっている。
【００１５】データベース２上には、例えば図２および
図３に示すようなデータテーブルが登録されている。図
２に示すデータテーブルは、音声メッセージ種別毎のメ
ッセージ内容と、各音声メッセージ種別の音声メッセー
ジが送出される電子交換機１上のポート番号との対応を
記述したものである。図３に示すデータテーブルは、Ｉ
ＳＤＮサービスにおいてＩＳＤＮ網から提供される発Ｉ
Ｄに対応する音声メッセージ種別を記述したものであ
る。発ＩＤはデータベース上で全桁を記述してもよい
し、一部のみを記述してもよい。次に、本実施例のシス
テムの具体的な動作を説明する。
図３に示すようなデータテーブルが登録されている。図
２に示すデータテーブルは、音声メッセージ種別毎のメ
ッセージ内容と、各音声メッセージ種別の音声メッセー
ジが送出される電子交換機１上のポート番号との対応を
記述したものである。図３に示すデータテーブルは、Ｉ
ＳＤＮサービスにおいてＩＳＤＮ網から提供される発Ｉ
Ｄに対応する音声メッセージ種別を記述したものであ
る。発ＩＤはデータベース上で全桁を記述してもよい
し、一部のみを記述してもよい。次に、本実施例のシス
テムの具体的な動作を説明する。
【００１６】まず、図示しないＩＳＤＮ網より電子交換
機１に対して着信があったときに、「自動着信分配グル
ープ内の応答先が全て話中」などの事情により、着信呼
が着信キュー２３につながれる待時系のサービスを受け
ている場合を考える。この場合、まず電子交換機１内の
中央制御部１１は待たせた着信呼（待ち呼）の発ＩＤを
読み出し、この発ＩＤを通信制御部１２から通信路３を
通じてコンピュータ２側の通信制御部２３に送信する。
機１に対して着信があったときに、「自動着信分配グル
ープ内の応答先が全て話中」などの事情により、着信呼
が着信キュー２３につながれる待時系のサービスを受け
ている場合を考える。この場合、まず電子交換機１内の
中央制御部１１は待たせた着信呼（待ち呼）の発ＩＤを
読み出し、この発ＩＤを通信制御部１２から通信路３を
通じてコンピュータ２側の通信制御部２３に送信する。
【００１７】コンピュータ２内の中央制御部２１は、電
子交換機１内の通信制御部１２から送信された発ＩＤを
通信制御部２３より受け取ると、アプリケーション２２
を起動し、データベース２４上の図３に示したデータテ
ーブルから、受け取った発ＩＤに対応した音声メッセー
ジ種別を検索して読み出す。例えば、電子交換機１内の
通信制御部１２から発ＩＤとして“03-3123-4567”が送
られて来た場合、コンピュータ２内の中央制御部２１
は、図３に示したデータテーブルから該発ＩＤに対応し
た音声メッセージ種別＃２を読み出すことになる。
子交換機１内の通信制御部１２から送信された発ＩＤを
通信制御部２３より受け取ると、アプリケーション２２
を起動し、データベース２４上の図３に示したデータテ
ーブルから、受け取った発ＩＤに対応した音声メッセー
ジ種別を検索して読み出す。例えば、電子交換機１内の
通信制御部１２から発ＩＤとして“03-3123-4567”が送
られて来た場合、コンピュータ２内の中央制御部２１
は、図３に示したデータテーブルから該発ＩＤに対応し
た音声メッセージ種別＃２を読み出すことになる。
【００１８】こうしてデータベース２４上の図３に示し
たデータテーブルから音声メッセージ種別を読み出した
後、コンピュータ２内の中央制御部２１は音声応答装置
制御部２５を制御し、その読み出した音声メッセージ種
別で示される音声メッセージを音声応答装置４から選択
する。同時に、中央制御部２１はデータベース２４上の
図２に示したデータテーブルより、その音声メッセージ
種別で示される伝達すべき音声メッセージが接続されて
いる電子交換機１のポート番号を読み出す。上の例で
は、図３のデータテーブルから音声メッセージ種別＃２
が読み出されたので、図２のデータテーブルからはポー
ト番号として“121213”が読み出されることになる。
たデータテーブルから音声メッセージ種別を読み出した
後、コンピュータ２内の中央制御部２１は音声応答装置
制御部２５を制御し、その読み出した音声メッセージ種
別で示される音声メッセージを音声応答装置４から選択
する。同時に、中央制御部２１はデータベース２４上の
図２に示したデータテーブルより、その音声メッセージ
種別で示される伝達すべき音声メッセージが接続されて
いる電子交換機１のポート番号を読み出す。上の例で
は、図３のデータテーブルから音声メッセージ種別＃２
が読み出されたので、図２のデータテーブルからはポー
ト番号として“121213”が読み出されることになる。
【００１９】コンピュータ２内の中央制御部２１によっ
てデータベース２３上の図２に示したデータテーブルか
ら読み出されたポート番号は、通信制御部２３から通信
路３を通じて電子交換機１内の通信制御部１２に送信さ
れる。電子交換機１内の中央制御部１１は、コンピュー
タ２から送信されたポート番号を通信制御部１２より受
け取ると、そのポート番号に従ってスイッチングを行
い、コンピュータ２において音声応答装置制御部２５に
より音声応答装置４から選択され伝送路５を介して送ら
れてきた音声メッセージを受け取り、それを待ち呼に対
して伝達する。
てデータベース２３上の図２に示したデータテーブルか
ら読み出されたポート番号は、通信制御部２３から通信
路３を通じて電子交換機１内の通信制御部１２に送信さ
れる。電子交換機１内の中央制御部１１は、コンピュー
タ２から送信されたポート番号を通信制御部１２より受
け取ると、そのポート番号に従ってスイッチングを行
い、コンピュータ２において音声応答装置制御部２５に
より音声応答装置４から選択され伝送路５を介して送ら
れてきた音声メッセージを受け取り、それを待ち呼に対
して伝達する。
【００２０】以上のようにして、待ち呼に対して発信者
毎に予め定めた適切な音声メッセージを伝達することが
できる。具体的には、例えば図２に示すデータテーブル
を用意した場合、重要度や緊急度の高い発信者が待ち呼
である場合、そのような発信者に対しては音声メッセー
ジ種別＃３や＃２で示される音声メッセージを伝達する
ようにし、それ以外の発信者に対しては音声メッセージ
種別＃１や＃４で示される音声メッセージを伝達するよ
うにすればよい。
毎に予め定めた適切な音声メッセージを伝達することが
できる。具体的には、例えば図２に示すデータテーブル
を用意した場合、重要度や緊急度の高い発信者が待ち呼
である場合、そのような発信者に対しては音声メッセー
ジ種別＃３や＃２で示される音声メッセージを伝達する
ようにし、それ以外の発信者に対しては音声メッセージ
種別＃１や＃４で示される音声メッセージを伝達するよ
うにすればよい。
【００２１】なお、上記実施例では発信者特定情報とし
て、ＩＳＤＮサービスが提供するところの発ＩＤを用い
たが、発信者特定情報としては他に、着信トランクグル
ープでもよいし、また相手が内線である場合は内線番号
であってもよい。また、これらの発信者特定情報を幾つ
か組み合わせて使用することも可能である。
て、ＩＳＤＮサービスが提供するところの発ＩＤを用い
たが、発信者特定情報としては他に、着信トランクグル
ープでもよいし、また相手が内線である場合は内線番号
であってもよい。また、これらの発信者特定情報を幾つ
か組み合わせて使用することも可能である。
【００２２】図４は、着信トランクグループ番号に対応
させて音声メッセージ種別を記述したデータテーブルの
例、図５は、相手の内線番号に対応させて音声メッセー
ジ種別を記述したデータテーブルの例であり、これらは
いずれも図１におけるデータベース２４上に格納され
る。
させて音声メッセージ種別を記述したデータテーブルの
例、図５は、相手の内線番号に対応させて音声メッセー
ジ種別を記述したデータテーブルの例であり、これらは
いずれも図１におけるデータベース２４上に格納され
る。
【００２３】また、上記実施例では待ち呼に対してサー
ビス情報として音声メッセージを提供する場合について
説明したが、音声メッセージ以外のデータメッセージを
提供する場合にも本発明を適用することが可能である。
図６は、その実施例を示す電子交換機システムの概略構
成図であり、図１における音声応答装置４がデータ伝送
装置６に、また音声応答装置制御部２５がデータ伝送装
置制御部２６にそれぞれ置き換わっている点が図１と異
なる。データベース２４には、音声メッセージ以外のデ
ータメッセージが格納されることになる。
ビス情報として音声メッセージを提供する場合について
説明したが、音声メッセージ以外のデータメッセージを
提供する場合にも本発明を適用することが可能である。
図６は、その実施例を示す電子交換機システムの概略構
成図であり、図１における音声応答装置４がデータ伝送
装置６に、また音声応答装置制御部２５がデータ伝送装
置制御部２６にそれぞれ置き換わっている点が図１と異
なる。データベース２４には、音声メッセージ以外のデ
ータメッセージが格納されることになる。
【００２４】さらに、図１と図６の実施例を組み合わせ
ることにより、発信者によって音声メッセージと音声メ
ッセージ以外のデータメッセージを使い分けて提供する
ようにしてもよいことは勿論である。その他、本発明は
種々変形して実施することができる。
ることにより、発信者によって音声メッセージと音声メ
ッセージ以外のデータメッセージを使い分けて提供する
ようにしてもよいことは勿論である。その他、本発明は
種々変形して実施することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば着
信呼を待たせ、その着信呼に対して音声メッセージなど
のサービス情報を提供する場合、発信者毎に定められた
サービス情報種別をデータベースのデータテーブルから
検索し、このサービス情報種別で示されるサービス情報
をその着信呼に伝達することによって、緊急度、重要度
等によるサービス情報の使い分けが可能となり、待たさ
れている着信呼に対してより有用なサービス情報を提供
することが可能となる。
信呼を待たせ、その着信呼に対して音声メッセージなど
のサービス情報を提供する場合、発信者毎に定められた
サービス情報種別をデータベースのデータテーブルから
検索し、このサービス情報種別で示されるサービス情報
をその着信呼に伝達することによって、緊急度、重要度
等によるサービス情報の使い分けが可能となり、待たさ
れている着信呼に対してより有用なサービス情報を提供
することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例に係る電子交換機システムの
構成図
構成図
【図２】図１におけるデータベース内上の音声メッセー
ジが接続されている電子交換機のポート番号を記したデ
ータテーブルの例を示す図
ジが接続されている電子交換機のポート番号を記したデ
ータテーブルの例を示す図
【図３】図１におけるデータベース内上の発ＩＤ−音声
メッセージ種別対応データテーブルの例を示す図
メッセージ種別対応データテーブルの例を示す図
【図４】図１におけるデータベース内上の着信トランク
グループ−音声メッセージ種別対応データテーブルの例
を示す図
グループ−音声メッセージ種別対応データテーブルの例
を示す図
【図５】図１におけるデータベース内上の内線番号−音
声メッセージ種別対応データテーブルの例を示す図
声メッセージ種別対応データテーブルの例を示す図
【図６】本発明の他の実施例に係る電子交換機システム
の構成図
の構成図
１…電子交換機 ２…コンピュータ ３…通信路 ４…音声応答装置 ５…伝送路 ６…データ伝送装
置 １１…中央制御部 １２…通信制御部 １３…着信キュー ２１…中央制御部 ２２…アプリケーション ２３…通信制御部 ２４…データベース ２５…音声応答装
置制御部 ２６…データ伝送装置制御部
置 １１…中央制御部 １２…通信制御部 １３…着信キュー ２１…中央制御部 ２２…アプリケーション ２３…通信制御部 ２４…データベース ２５…音声応答装
置制御部 ２６…データ伝送装置制御部
Claims (3)
- 【請求項１】発信者を特定できる発信者特定情報と発信
者毎に定められたサービス情報種別とを対応付けて記憶
した記憶手段と、 通信網から送られてくる発信者特定情報を受信する受信
手段と、 前記通信網からの着信呼を待たせ該着信呼に対してサー
ビス情報を提供する場合に、前記受信手段により受信さ
れた発信者特定情報に対応するサービス情報種別を前記
記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段により検索されたサービス情報種別で示さ
れるサービス情報を前記着信呼に伝達するサービス情報
伝達手段とを備えたことを特徴とする電子交換機システ
ム。 - 【請求項２】前記発信者特定情報は、(a) 前記通信網が
ＩＳＤＮ網である場合に該ＩＳＤＮ網が提供する発ＩＤ
と、(b) 着信トランクグループ番号および(c) 発信者の
内線番号の少なくとも一つであることを特徴とする請求
項１記載の電子交換機システム。 - 【請求項３】前記サービス情報は、音声およびデータの
少なくとも一方のメッセージ情報であることを特徴とす
る請求項１記載の電子交換機システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2402193A JPH06237296A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 電子交換機システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2402193A JPH06237296A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 電子交換機システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237296A true JPH06237296A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12126886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2402193A Pending JPH06237296A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 電子交換機システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06237296A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100566239B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-03-29 | 주식회사 케이티 | 실시간 음성메시지 서비스 방법 |
| US7400321B2 (en) | 2003-10-10 | 2008-07-15 | Victor Company Of Japan, Limited | Image display unit |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP2402193A patent/JPH06237296A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100566239B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-03-29 | 주식회사 케이티 | 실시간 음성메시지 서비스 방법 |
| US7400321B2 (en) | 2003-10-10 | 2008-07-15 | Victor Company Of Japan, Limited | Image display unit |
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