JPH10138612A - 画像形成システム、画像形成装置及び制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
画像形成システム、画像形成装置及び制御プログラムを記録した媒体Info
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- JPH10138612A JPH10138612A JP9214007A JP21400797A JPH10138612A JP H10138612 A JPH10138612 A JP H10138612A JP 9214007 A JP9214007 A JP 9214007A JP 21400797 A JP21400797 A JP 21400797A JP H10138612 A JPH10138612 A JP H10138612A
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Abstract
用する場合に、特別な管理装置を不要にして画像形成シ
ステムのコスト上昇を防止しつつ、端末装置ごとの課金
管理をすることが可能な画像形成システム等を提供す
る。 【解決手段】 複数の端末装置2、3、4と、該端末装
置が送信する画像データに基づいて画像を形成する画像
形成装置5とからなる画像形成システム1において、前
記端末装置に、前記画像形成装置に送信する画像データ
に該端末装置固有の識別コードを付与するコード付与手
段45を設け、前記画像形成装置に、前記複数の端末装
置からの画像データによる画像形成回数を前記識別コー
ドごとに計数する計数手段6と、前記計数結果を前記識
別コードごとに記憶する第1の記憶手段7とを設けた。
上記識別コードを、端末装置へのプリンタドライバのイ
ンストールの際に、各端末装置に割り当てる。
Description
形成装置とコンピュータやワープロ等の端末装置とから
なる画像形成システム、該画像形成システム中の画像形
成装置、及び、上記画像形成システム又は画像形成装置
を機能させる制御プログラムを記録した記録媒体に関す
るものである。
て、課金管理のための様々な手段が講じられてきた。そ
の代表的なものの1つとして、複写機内の記憶手段に使
用者ごとの暗証番号を登録しておき、複写機の操作パネ
ル上から暗唱番号を入力したときに、該複写機による画
像形成が可能となるようにして課金の対象となる者にの
み画像形成を許容するとともに、上記暗証番号に対応し
た画像形成回数を計数して、その画像形成回数に応じた
課金を行うようにしたものがある。この課金管理の手段
は、同じく画像形成装置であるプリンタにも使用されて
きた。
形成装置は、ネットワーク環境下に置かれて複数の端末
装置で共有して使用され、画像形成システムの一部を構
成することが多くなっている。このようなネットワーク
環境下の画像形成システムで、上述のような課金管理の
手段を講じた場合には、次のような不具合が生ずる。即
ち、ある端末装置を使用する使用者が画像形成装置上で
自分の暗証番号を入力して、画像形成装置を動作可能状
態にしてしまうと、他の端末装置を使用する使用者まで
もが、該端末装置から画像データを送信して画像形成す
ることが可能となって、使用者ごとの課金管理が困難と
なるという不具合が生ずる。
像形成装置独自の課金管理の手段を講ずる必要があり、
このための従来技術として、ネットワーク上のプリント
サーバのごとき管理装置で、端末装置に使用者によって
設定されたユーザIDに基づき、画像データの量や使用
時間を計数して、それに応じた課金を行うようにしたも
のがある。
来技術では、端末装置の種類(機種)やネットワークソ
フトウエアの種類によっては、上記ユーザIDを設定で
きなかったり、ユーザIDを使用者が全く自由に設定で
きて一元管理できなかったりする場合があり、この結
果、ネットワーク上でのユーザID自体が不明確となっ
て、上記プリントサーバのごとき管理装置でも使用者ご
と(端末装置ごと)の課金管理ができない事態が生ずる
という問題があった。また、上記プリントサーバは、い
わゆるクライアント・サーバ・システムのごとき特別の
ネットワーク形態に限られて使用されるものであって、
これと異なるネットワーク形態、例えば、ピアツーピア
のごときネットワーク形態においては、上記プリントサ
ーバに対応した課金管理のための特別の管理装置が必要
となり、画像形成システムがコスト高になるという問題
が生じていた。
のであり、その目的とするところは上記問題点を解消
し、複数の端末装置で画像形成装置を共有して使用する
場合に、プリントサーバ等の課金管理のための特別な管
理装置を不要にして画像形成システムのコスト上昇を防
止しつつ、端末装置ごとの課金管理をすることが可能な
画像形成システム及び画像形成装置を提供することであ
る。また、他の目的は、特別な管理装置を不要にして画
像形成システムのコスト上昇を防止しつつ、端末装置ご
との課金管理をすることが可能な画像形成システム及び
画像形成装置を得るために、上記画像形成システム又は
画像形成装置を機能させる制御プログラムを提供するこ
とである。
めに、請求項1の画像形成システムは、複数の端末装置
と、該端末装置が送信する画像データに基づいて画像を
形成する画像形成装置とからなる画像形成システムにお
いて、前記端末装置に、前記画像形成装置に送信する画
像データに該端末装置固有の識別コードを付与するコー
ド付与手段を設け、前記画像形成装置に、前記複数の端
末装置からの画像データによる画像形成回数を前記識別
コードごとに計数する計数手段と、前記計数結果を前記
識別コードごとに記憶する第1の記憶手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前
記第1記憶手段に記憶した識別コードごとの計数結果を
読み出し、前記識別コードと前記計数結果とを対応づけ
て記録媒体又は表示装置上に出力することを特徴とする
ものである。
の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前
記識別コードと前記複数の端末装置それぞれを使用する
個人を特定するための特定コードとの対応関係を記憶す
る第2の記憶手段を有し、前記第1記憶手段に記憶され
た識別コードごとの計数結果と前記第2記憶手段に記憶
された対応関係とから、前記特定コードごとの前記計数
結果を求め、前記特定コードと前記計数結果とを対応づ
けて、記録媒体又は表示装置上に出力することを特徴と
するものである。
1、2又は3の画像形成システムにおいて、前記画像形
成装置に認証コード入力手段と、画像データを記憶する
画像データ記憶手段とを設け、前記コード付与手段は、
前記識別コードとともに、使用者が端末装置上で入力し
た認証コードを、画像データに付与して送信し、前記画
像形成装置は、前記認証コード入力手段によって、前記
画像データとともに送信されてきた認証コードと同一の
認証コードが入力された場合に、前記画像データ記憶手
段に記憶された画像データに基づく画像形成を行うこと
を特徴とするものである。
1、2、3又は4の画像形成システムにおいて、前記画
像形成装置は、前記端末装置から前記画像データととも
に送られてきた識別コードが、前記第1の記憶手段に記
憶されている識別コードのいずれかに合致する場合の
み、前記画像データに基づく画像形成を行うことを特徴
とするものである。
1、2、3、4、又は5の画像形成システムにおいて、
前記識別コードは、前記画像データを前記画像形成装置
に送信して画像形成す場合に端末装置に必要となるプリ
ンタドライバプログラムが、前記端末装置にインストー
ルされるときに、前記端末装置に割り当てられることを
特徴とするものである。
信する画像データを受信して、前記画像データに基づく
画像形成を行う画像形成装置において、前記画像データ
に基づく画像形成回数を、前記端末装置が前記画像デー
タに付与して送信する前記端末装置を識別するための識
別コードごとに計数する計数手段と、前記計数結果を前
記識別コードごとに記憶する第1の記憶手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
像形成装置において、前記第1記憶手段に記憶した識別
コードごとの計数結果を読み出し、前記識別コードと前
記計数結果とを対応づけて記録媒体又は表示装置上に出
力することを特徴とするものである。
像形成装置において、前記識別コードと前記複数の端末
装置それぞれを使用する個人を特定するための特定コー
ドとの対応関係を記憶する第2の記憶手段を有し、前記
第1記憶手段に記憶された識別コードごとの計数結果と
前記第2記憶手段に記憶された対応関係とから、前記特
定コードごとの前記計数結果を求め、前記特定コードと
前記計数結果とを対応づけて、記録媒体又は表示装置上
に出力することを特徴とするものである。
8又は9の画像形成装置において、認証コード入力手段
と、画像データを記憶する画像データ記憶手段とを有
し、前記識別コードとともに前記画像データに付与され
て前記端末装置から送信された認証コードが、前記認証
コード入力手段で入力された認証コードと同一の認証コ
ードである場合に、前記画像データ記憶手段に記憶され
た画像データに基づく画像形成を行うことを特徴とする
ものである。
8、9又は10の画像形成装置において、前記端末装置
から前記画像データとともに送られてきた識別コード
が、前記第1の記憶手段に記憶されている識別コードの
いずれかに合致する場合のみ、前記画像データに基づく
画像形成を行うことを特徴とするものである。
体は、画像形成装置に接続された端末装置としてのコン
ピュータから前記画像形成装置にデータを送信して画像
形成する場合に使用される制御プログラムを記録した媒
体であって、前記コンピュータを、前記画像形成装置に
送信するデータに前記コンピュータを識別するための識
別コードを付与するコード付与手段、として機能させる
ための制御プログラムを記録したことを特徴とするもの
である。
体は、端末装置からの画像データを受信して画像形成を
行う画像形成装置内のコンピュータを機能させる制御プ
ログラムを記録した媒体であって、前記コンピュータ
を、前記端末装置から送信された画像データに基づく画
像形成回数を、前記端末装置から前記画像データに付与
されて送信される該端末装置を識別するための識別コー
ドごとに計数する計数手段、として機能させるための制
御プログラムを記録したことを特徴とするものである。
の画像形成装置においては、端末装置は、識別コード付
与手段によって画像データに該端末装置の固有の識別コ
ードを付与して画像形成装置に送信し、識別コードが付
与された画像データを受信した画像形成装置は、識別コ
ードごとに画像形成回数を計数し、識別コードごとに計
数結果を記憶する。これによって、画像形成システムに
おける画像形成装置が、各端末装置ごとの画像形成回数
を計数する。
の画像形成装置においては、第1記憶手段に記憶されて
いる識別コードごとの画像形成回数を、記録紙等の記録
媒体又は表示装置上に出力する。
の画像形成装置においては、第1記憶手段から、識別コ
ードごとの計数結果を読み出し、第2記憶手段に記憶さ
れた識別コードと端末装置値を使用する個人を特定する
ための特定コードとの対応関係を用いて、上記特定コー
ドごとの計数結果を求める。そして、上記特定コードと
計数結果とを対応づけて記録媒体又は表示装置上に出力
する。
0の画像形成装置においては、端末装置は画像形成装置
に送信する画像データに、前記識別コードと前記認証コ
ードとを付与して画像形成装置に送信する。画像形成装
置は、受信した前記画像データを画像データ記憶手段に
記憶し、画像形成装置に設けられた認証コード入力手段
からの上記認証コードと同一の認証コードの入力が合っ
た場合のみ、上記画像データ記憶手段に記憶した画像デ
ータに基づく画像形成を行う。これによって、端末装置
から画像データを送った使用者が画像形成装置上で認証
コードを入力して初めて、上記使用者の目前で画像形成
装置に送った画像データに基づく画像形成が行われるよ
うにする。
1の画像形成装置においては、端末装置からの画像デー
タに付与されている識別コードが、画像形成装置の第1
の記憶手段に記憶された識別コードのいずれかと合致す
る場合のみ上記画像データに基づく画像形成を行う。
プリンタドライバプログラムを各端末装置にインストー
ルするときに、各端末装置に、識別コードを割り当て
る。
体においては、媒体に記録されている制御プログラムを
端末装置としてのコンピュータに読み取らせて、該端末
装置を、画像形成装置に送信するデータに前記コンピュ
ータを識別するための識別コードを付与するコード付与
手段として機能させることができる。これによって、画
像データに識別コードを付与して、端末装置から画像形
成装置に送信することが可能となる。 (以下、余白)
体においては、媒体に記録されているプログラムを画像
形成装置内のコンピュータに読み取らせて、該画像形成
装置を、前記端末装置から送信された画像データに基づ
く画像形成回数を、前記端末装置から前記画像データに
付与されて送信される該端末装置を識別するための識別
コードごとに計数する計数手段として機能させることが
できる。これによって、画像形成装置で識別コードごと
の画像形成回数を計数することが可能となる。
これらに接続された画像形成装置とからなる画像形成シ
ステムに適用した実施形態について説明する。図1は本
実施形態にかかる画像形成システムの概略構成図であ
る。
システムは、端末装置であるコンピュータ(符号2、3
及び4)3台と、画像形成装置であるレーザプリンタ
(符号5)1台とからなる。そして、これらのコンピュ
ータ2〜4とレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」
という。)5とは、ネットワークを介して相互に接続さ
れ、各コンピュータ上で生成された画像データを、上記
レーザプリンタ5に送信して画像形成することが可能で
ある。
5が、画像データを送信したコンピュータを他のコンピ
ュータから識別するための識別コード(以下、「ID」
という。)が与えられている。例えば、図中符号2のコ
ンピュータには「11」、符号3のコンピュータには
「17」、符号4のコンピュータには「18」のIDが
与えられている。このIDは、主として、後述するプリ
ンタ5における画像形成回数の計数の際に用いられるも
のである。
て説明する。図2は、プリンタ5の構成ブロック図であ
る。本実施形態におけるプリンタ5は、プリンタ全体の
制御を行う制御手段であるプリンタコントローラ(以
下、コントローラと略す。)6、記録紙上に実際に画像
を形成する画像形成手段としてのプリンタエンジン16
(以下、エンジンと略す。)、使用者からの各種の指示
を上記コントローラ6に与え、又プリンタ5の各種状態
を表示する操作パネル17等からなる。
装置)20、RAM7、プログラムROM8、フォント
ROM9、不揮発性RAM10、ICカード11、エン
ジンインターフェース12、パネルインターフェース1
3、ホストインターフェース15とからなり、これら
は、システムバス19によって接続されている。
作パネル17又はコンピュータ2〜4からの信号に基づ
いて所定のプログラムを実行することにより、プリンタ
コントローラ6内で行われる各種制御を実行する。上記
CPU20による制御のために使用されるプログラム
は、読み出し専用メモリであるプログラムROM8に記
憶されている。
グラムROM7以外にも、フォントROM9、RAM
7、及び不揮発性RAM10といったメモリを備えてい
る。上記フォントROM9は、プログラムROM8同
様、読み出し専用のメモリであり、画像形成に使用され
る文字等の様々なフォントのパターンデータを記憶して
いる。一方、上記RAM7及び不揮発性RAM10は、
ランダム・アクセス・メモリであり、データの書き込み
及び読み出しの双方を可能とする。
御を実行する場合のワーキングメモリとして使用され
る。また、RAM7は、ホストインターフェース15を
介してコンピュータ2〜4から送られてくるコマンドや
画像データ等を一時的に記憶するための受信バッファ、
上記コマンドに基づいてビットマップ形式のイメージデ
ータを作成した場合に、これを記憶するためのフレーム
バッファとして使用される。さらに、上記RAM7は、
プリンタ5に接続されている各コンピュータ2〜4を識
別するための上記IDと、各端末装置を使用する個人を
特定するための特定コードとの対応関係をテーブルとし
て記憶している。従って、上記RAM7は、端末装置で
あるコンピュータからの画像データを記憶する画像デー
タ記憶手段であるとともに、識別コードであるIDと特
定コードとの対応関係を記憶する第2記憶手段でもあ
る。
も、記憶されたデータを保持することが可能なバッテリ
ーバックアップメモリである。この不揮発性RAM8に
は、操作パネル13からのモード指示の内容やプリンタ
1の環境設定データ等が記憶されている。また、後述す
る各端末装置ごとの画像形成枚数の計数結果を、IDご
とに記憶している。従って、上記不揮発性RAM10
は、上記画像形成回数の計数結果を識別コードであるI
Dごとに記憶する第1の記憶手段として位置付けられ
る。
に設けられた装置との間で通信を行うには、インターフ
ェースが必要である。このためにコントローラ6に設け
られているのが、エンジンインターフェース12、パネ
ルインターフェース13、ディスクインターフェース1
4、及びホストインターフェース15である。
ントローラ2とエンジン3との間で、コマンド及びステ
ータス、並びにイメージデータ等の通信を行うためのイ
ンターフェースである。上記パネルインターフェース1
3は、コントローラ6と上記操作パネル17との間で、
コマンド及びステータスの通信を行うためのインターフ
ェースである。上記ディスクインターフェース14は、
コントローラ6とディスク装置18との間で通信を行う
ためのインターフェースである。上記ホストインターフ
ェース15は、コントローラ6がコンピュータ2〜4と
の間で通信を行うためのインターフェースである。
いずれかのコンピュータから画像データやコマンドが送
られてきて、該画像データ等に基づく画像形成動作が行
われるまでの一般的な動作は次のとおりである。
画像データ及びコマンドは、RAM5上に形成されてい
る受信バッファに一時的に記憶される。上記受信バッフ
ァに上記コマンド等の記憶が完了すると、CPU割り込
みが発生し、CPU20に対し、コマンド等の受信があ
ったことの通知が行われる。該通知を受けたCPU20
は、プログラムROM8に記憶されているエミュレーシ
ョンプログラムに従い、上記コマンド等を上記受信バッ
ファから取り出し、解析する。この解析の結果、各コマ
ンド等は、ディスプレイリストと呼ばれる中間コードに
変換される。
たページバッファに記憶される。こうして、上記ページ
バッファに1頁分の中間コードの記憶が完了すると、C
PU20は、プログラムROM8に記憶されているシス
テムプログラムを実行し、上記中間コードを、RAM7
上に形成されたフレームバッファにビットマップ形式の
イメージデータとして展開する。かかる展開が完了する
と、エンジンインターフェース16を介して、コントロ
ーラ6からエンジン16に対し、給紙手段選択コマンド
及び画像形成コマンドを送るとともに、フレームバッフ
ァに展開した上記イメージデータを送る。上記給紙手段
選択コマンド及び画像形成コマンドを受けたエンジン1
6は、給紙選択コマンドによって指示された給紙を実行
し、上記イメージデータに基づく画像形成を行う。
図3に基づいて説明する。図3は、エンジン16の動作
を説明するための説明図である。上記コントローラ6か
らのイメージデータは、光書き込みユニット23に入力
される。この光書き込みユニット23には、上記イメー
ジデータに基づいて点滅を行い、光ビームを発生するレ
ーザダイオード(図示せず)が設けられている。上記レ
ーザダイオードからの光ビームは、高速で回転するポリ
ゴンミラー23aによって偏向され、fθレンズ等の光
学系23b及びミラー23cを介して、帯電装置28に
て一様に帯電されて図中時計方向に回転する感光体24
に導かれる。そして、上記光ビームは、感光体24表面
に上記イメージデータに対応した潜像を形成する。この
潜像は、現像装置25によるトナー現像によって顕像化
され、トナー像となる。
とのタイミングをとりながら、コントローラ6からの給
紙選択コマンドによって指示された第1給紙ユニット2
1、又は第2給紙ユニット22のいずれかから記録紙が
給紙される。この記録紙は、レジストローラ対27にそ
の搬送方向先端を突き当てて一旦停止したのち、感光体
24表面のトナー像とのタイミングをとって、再搬送さ
れる。上記レジストローラ対27の搬送方向下流側であ
って、感光体24と対向する位置には、転写装置26が
設けられており、この転写装置26によって、感光体2
4上のトナー像が、記録紙に転写される。転写の完了し
た記録紙は、搬送ベルト30によって、加熱ローラ及び
加圧ローラ等からなる定着装置31に搬送され、記録紙
上のトナー像が、該記録紙に定着される。定着の完了し
た記録紙は、搬送ローラ対32によって搬送され、排紙
トレイ34上に排紙される。上記転写装置26による転
写が完了した後の感光体24表面は、クリーニング装置
29による残留トナーの回収が行われ、クリーニングさ
れる。こうして、記録紙1頁分の画像形成が完了する。
像形成の完了した記録紙1枚が排紙トレイ34に排紙さ
れる度に、排紙信号を出力する。この排紙信号は、エン
ジンインターフェース12を介してコントローラ6に送
信され、後述する画像形成回数の計数のために利用され
る。
は、各コンピュータからの画像データに基づいて、各コ
ンピュータごとの画像形成回数を計数することが可能で
ある。上述したIDは、このために各コンピュータごと
に割り当てられているものである。上記IDの各コンピ
ュータへの割り当ては、各コンピュータの動作を制御す
るための制御プログラムの1つであるプリンタドライバ
プログラム(以下、「プリンタドライバ」という。)を
各コンピュータにインストールする際に割り当てられ
る。
生成した画像データを画像形成装置に送信して画像形成
させるために必要となるプログラムであり、コンピュー
タ2〜4上で作成されたデータや制御コードをプリンタ
1のコード体系に合致したものに変換する。このプリン
タプログラムは、記録媒体であるフロッピーディスクに
記録されて使用者に提供される。
ッピーディスクは、通常、工場内で生産されるものであ
る。具体的には、予めホストコンピュータ等の記憶装置
に記憶されているプリンタドライバを、所定形式に初期
化(フォーマッティング)されたフロッピーディスク
に、磁気書き込み装置によって書き込むことによって生
産する。こうして生産されたプリンタドライバの記録さ
れたフロッピーディスクは、完成したプリンタとともに
梱包されて出荷される。
ロッピーディスクを単体で出荷することももちろん可能
である。また、プリンタドライバのみを初期化されたフ
ロッピーディスクに記録してもよいし、他のアプリケー
ションプログラムやコンピュータのオペレーティングシ
ステムとともに記録してもよい。
の記録されたフロッピーディスクを、コンピュータ2〜
4にそれぞれ設けられた磁気読み込み装置(ディスクド
ライブ)によって読み取り、上記プリンタドライバをコ
ンピュータ2〜4のハードディスク装置46等にインス
トールする。
ュータ2〜4への割り当て処理を、図4のフローチャー
トに基づいて説明する。図4に示すように、上記IDの
コンピュータへの割り当ては、3つのステップからな
る。まず、コンピュータにプリンタドライバをインスト
ールする(ステップ101)。上記プリンタドライバを
記録したフロッピーディスクには、複数のIDを登録し
たIDテーブルも記憶されており、プリンタドライバプ
ログラムをインストールする際に、このIDテーブルの
中から未使用のIDが選択され、各コンピュータに割り
当てられる(ステップ102)。割り当てられたID
は、コンピュータのハードディスク装置46等に上記プ
リンタドライバとともに記憶される。このIDを割り当
てるための処理は、プリンタドライバプログラムの一部
を構成する割り当てプログラムをコンピュータ上の制御
装置(CPU)45が実行することによって行われるも
のである。従って、上記割り当てプログラムを実行する
コンピュータ上の制御装置(CPU)45は、識別コー
ド(ID)割り当て手段としての機能を有している。
可欠なプリンタドライバをインストールしたときに、必
ずコンピュータを識別するためのIDは割り当てられ、
この結果、プリンタに画像データを送信して画像形成を
要求するコンピュータには、必ず、IDが存在すること
になる。
了すると、上記IDテーブルの内容を更新する(ステッ
プ103)。これは、IDテーブルの各IDに対応して
記憶されている識別フラグを、未使用状態から使用状態
に変更する処理である。
録媒体を用いて、プリンタドライバをインストールする
際に、既に割り当てずみのIDを再度割り当ててしまう
事態を防止することができる。こうして、プリンタ5に
接続されているコンピュータすべてにプリンタドライバ
のインストールが完了したときには、全てのコンピュー
タにそれぞれ固有のIDが割り当てられることとなる。
からプリンタ5への画像データの送信のときに、コンピ
ュータ上の制御装置(CPU)45が、既にインストー
ルされているプリンタドライバを実行することによって
画像データに付与される。そして、上記IDは画像デー
タとともに、プリンタ5に送信される。このように、プ
リンタドライバプログラムを実行するコンピュータの制
御装置(CPU)45は、コード付与手段として機能す
る。
ンストールするときにIDを割り当て、割り当てたID
を画像データに付与してプリンタに送信するので、割り
当てるIDの形式を全ての端末装置で統一することがで
き、ネットワーク上でのユーザIDを一元管理すること
が可能となる。従って、ネットワーク上で、課金管理の
ためのIDが不明確なものとなることもない。
るデータのフォーマットを図5に示す。図示のように、
従来であれば、画像データ(符号B)とジョブ終了コー
ド(符号C)のみであるのに対し、本実施形態において
は送信されるデータの先頭にIDが付与されている(符
号A)。尚、上記ジョブ終了コードは、プリンタ5に、
コンピュータが依頼する一連の画像形成処理のデータの
区切りを認識させるためのコードである。尚、プリンタ
ドライバは、IDを画像データに付与した旨をプリンタ
に通知するための制御コードもプリンタに送信する。
IDは、プリンタ5における各コンピュータごとの画像
形成回数の計数のために利用される。この画像形成回数
の計数につき、図6のフローチャートに基づき説明す
る。図6は、コンピュータごとの画像形成回数の計数処
理を示すフローチャートである。
からのID、画像データ、及びジョブ終了コードを受信
し(ステップ201)、上述したRAM7の受信バッフ
ァへの格納が完了すると、コントローラ6は、受信バッ
ファ内のIDを読み出し、読み出したIDが、同じくR
AM7に記憶されている管理テーブル内に存在するID
のいずれかと合致するか否かを判定する(ステップ20
2)。判定の結果、送信されてきたIDが管理テーブル
内のいずれのIDとも合致しない場合には、受信バッフ
ァ内のID、画像データ、及びジョブ終了コードを破棄
(消去)し(ステップ203)、上記画像データに基づ
く画像形成は行わない。
送信されてきたIDが管理テーブル内のいずれかのID
と合致する場合には、上記画像データに基づく画像形成
を行う。そして、上記管理テーブルに格納されている上
記送信されたIDに対応した累積画像形成回数に、上記
送信されてきた画像データに基づく画像形成回数分加え
て、新たな累積画像形成回数を計数し、この計数結果を
RAM7の所定領域に記憶する。即ち、記憶されていた
累積画像形成回数を更新する(ステップ204)。
として、画像形成した記録物の枚数を計数するようにし
ている。これは、上述したように画像形成の完了した記
録物が1枚排紙されるごとに排紙センサ33から出力さ
れる排紙信号をコントローラ6がカウントすることによ
って行う。
数は、コントローラ6のCPU20が、記録媒体である
プログラムROM10に記録されている制御プログラム
を実行することによって行われる。従って、コントロー
ラ6は、端末装置であるコンピュータからの画像データ
による画像形成回数を識別コードであるIDごとに計数
する計数手段としての機能も有している。尚、上記画像
形成回数の計数にあたって、上述したコントローラ6か
らエンジンに送られる画像形成コマンドの数を計数する
ようにしてもよい。
記画像形成回数を計数するための制御プログラムの記録
は、工場内で、ROMライターを使用して記録されるも
のである。記録の完了したプログラムROM10は、基
板上に直接半田付けされて装着されるか、または、基板
に半田付けされたソケットを介して装着されることによ
って、コントローラ6の回路構成の一部となる。
を、図10(a)に示す。図示のように、管理テーブル
には、各コンピュータに割り当てられたIDと、そのI
Dの付与されたコンピュータを使用する個人を特定する
ための特定コードと、該IDごとの画像形成回数が、対
応関係をもって記憶されている。図示の例では、ID
「11」が割り当てられたコンピュータは、「Sait
o」氏が使用するものであり、このコンピュータの画像
形成回数は、「10(枚)」である。尚、本実施形態で
は、コンピュータを使用する者の姓(名字)を、上記個
人を特定するための特定コードとしている。 (以下、余白)
ーブルに記憶する本来的な目的は、各コンピュータごと
の課金管理を行うためである。かかる目的達成のため、
本実施形態にかかるプリンタ5では、操作パネル17か
らの指示によって、各端末装置の画像形成回数を記録媒
体である記録紙上に画像形成可能としている。
記録紙上への画像形成結果を図10(b)、(c)及び
(d)に例示する。図中符号Pは記録紙である。図10
(a)は、IDとそれに対応した画像形成回数(画像形
成枚数)とを記録紙上に画像形成した例を示している。
これによって、管理テーブルに記憶されている各コンピ
ュータごとの画像形成回数を知ることができ、各コンピ
ュータごとの課金管理が容易となる。図10(b)は、
特定コードとそれに対応した画像形成回数とを記録紙上
に画像形成した例を示している。この例では、上記図1
0(a)のIDに換え、直接各コンピュータを使用する
個人を特定するコードを画像形成するようにしているの
で、IDを画像形成する場合よりも、課金管理がしやす
くなる。図10(c)は、ID、特定コード、及び画像
形成回数の全てを記録紙上に画像形成した例を示してい
る。
録紙上への画像形成を行う場合には、コントローラ6の
CPU20で、上記管理テーブルの必要情報を読み出
し、これをイメージデータに変換した後に、エンジンイ
ンターフェース12を介してエンジン16に送ることに
よって行う。
タごとの画像形成回数を記録紙上に画像形成するように
したが、プリンタ5の操作パネルに設けられた表示装置
に表示するようにしてもよいし、プリンタ5に接続され
ている特定のコンピュータのディスプレイ装置等の表示
装置上に表示するようにしてもよい。また、上記画像形
成回数を記録紙上に画像形成等したときにリセットし、
それ以降の画像形成回数の計数をあらためて0から開始
するようにしてもよい。
いわゆる親展機能について述べる。これは、コンピュー
タ2〜4から送られた画像データをプリンタ5のRAM
7中に記憶しておき、プリンタ1の操作パネル17か
ら、使用者による上記認証コードの入力があった場合の
み上記記憶した画像データに基づく画像形成を行うよう
にしたものである。このため、図7に示すように、コン
ピュータ2〜4から送られる画像データには、IDが付
与されるのみならず、認証コードも付与される。
作を図8のフローチャートに基づいて説明する。まず、
いずれかのコンピュータから、ID、認証コード、画像
データ、及びジョブ終了コード等からなるデータがRA
M7上の受信バッファに記憶されると(ステップ30
1)、コントローラ6は、受信バッファ内のIDを読み
出し、読み出したIDが、同じくRAM7に記憶されて
いる管理テーブル内に存在するIDのいずれかと合致す
るか否かを判定する。判定の結果、送信されてきたID
が管理テーブル内のいずれかのIDと合致する場合に
は、ステップ302の処理に移行する。ここで、上記I
Dの判定処理については、図6を用いて前述したものと
同様であり、図8のフローチャートでの図示を省略して
いる。
は、親展機能の実行指示があるか否かを判定する。この
親展機能の実行指示があるか否かの判定は、上記認証コ
ードが付与されているか否かによって、又は、上記コン
ピュータから親展機能の実行を指示する制御コマンドが
送られてきたか否かによって判定することが可能であ
る。
能の実行指示がない場合は、そのまま、受信バッファに
記憶してある画像データに基づく画像形成を行う(ステ
ップ306)。上記判定の結果、親展機能の実行指示が
ある場合、コントローラ6は、受信したID、認証コー
ド、及び画像データを、認証コードの入力があるまで記
憶しておく(ステップ303)。
ル17上からの認証コードの入力があると(ステップ3
04)、コントローラ6は、入力された認証コードが、
画像データとともに送信されてきた認証コードと一致す
るか否かを判定する(ステップ305)。この判定の結
果、認証コードが一致した場合には、受信した画像デー
タに基づく画像形成を行う。上記判定の結果、認証コー
ドが一致しない場合にはステップ304に戻り、認証コ
ードの入力を待つ。
ータを送った使用者が画像形成装置上で認証コードを入
力して初めて、上記使用者の目前で画像形成装置に送っ
た画像データに基づく画像形成が行われるので、該使用
者の記録物が他の使用者の記録物に混入して持ち去られ
てしまうという事態を防止することが可能となる。
ップ303の記憶が開始されてからの一定時間をタイマ
ー35によって計測し、上記一定時間の間に、受信した
認証コードと同一の認証コードの入力がない場合には、
記憶したID、認証コード、及び画像データを破棄(消
去)するようにしている。これは、RAM7の記憶領域
を確保し、他の画像データ等を記憶する場合の妨げとな
らないようにするためである。
は、IDに関する判定をしたり、認証コードに関する判
定をしたりというような様々な機能が要求される。かか
るプリンタ6の機能ブロック図を図9に示す。図示のよ
うに、上述した実施形態に関するコントローラ6の機能
は、データ保存(記憶)機能40、画像データ処理機能
41、ID・認証コード識別機能42、画像形成回数記
憶機能43、及び画像形成回数計数機能44に大別され
る。
ピュータからの受信したデータを一次的に保存、記憶す
る機能である。上記画像データ処理機能41は、上述し
たエミュレーションプログラムを用いた受信データの解
析やイメージデータへの展開を行う機能である。上記I
D・認証コード識別機能42は、画像データに付与され
ているIDや認証コードを上述した管理テーブルのID
や操作パネル17から入力された認証コードと対比する
ことによって識別する機能である。
D・認証コード識別機能によって得られた情報と、後述
の画像形成回数計数機能44にて計数された画像形成回
数に基づき、IDごとの画像形成回数を記憶しておく機
能である。上記画像形成回数計数機能44は、IDごと
の画像形成回数を計数する機能である。画像形成回数の
計数に際して、記録紙詰まり(ジャム)が生じ場合に
は、未計数としたり、記録紙サイズ別に計数したりする
ことも可能である。
としてのコンピュータを識別コード付与手段として機能
させるための制御プログラムであるプリンタドライバを
記録する媒体としてフロッピーディスクを使用していた
が、上記媒体は、これに限られるものではなく、CDR
OM、光ディスク、ROM、RAM等であってもよい。
また、上述の実施形態においては、画像形成装置を、画
像形成回数を識別コードごと計数する計数手段として機
能させるための制御プログラムを記録する媒体として、
ROMを使用していたが、上記媒体は、これに限られる
ものではなく、フロッピーディスク、CDROM、光デ
ィスク、RAM等であってもよい。
憶装置に制御プログラムを一時的に記憶し、通信回線を
介して上記端末装置としての上記コンピュータや上記画
像形成装置内のコンピュータに、上記各制御プログラム
をインストールするような場合には、該通信回線に接続
された上記転送用コンピュータの記憶装置が、上記記録
媒体に該当することになる。いずれにしても、上記端末
装置を機能させる制御プログラム、又は、上記画像形成
装置を機能させる制御プログラムを一時的にであっても
記憶できるようなものは、全て、上記媒体として使用す
ることが可能である。
11の発明によれば、画像形成装置が各端末装置ごとの
画像形成回数を計数するので、課金管理のための特別の
管理装置を不要として画像形成システムのコスト上昇を
防止しつつ、課金管理を行うことが可能となるという優
れた効果を有する。
コードごとの計数結果を、記録紙等の記録媒体又は表示
装置上に出力するので、画像形成システムの管理者等
は、該出力結果に基づき各端末装置ごとの画像形成回数
を知ることができ、各端末装置ごとの課金管理を行うこ
とができるという優れた効果を有する。
ば、端末装置を使用する個人を特定するための特定コー
ドと計数結果とを対応づけて記録媒体又は表示装置上に
出力するので、端末装置を使用する人ごとの画像形成回
数を知ることができ、請求項2の画像形成システムに比
較し、より課金管理を容易に行うことが可能となるとい
う優れた効果を有する。
れば、端末装置から画像データを送った使用者が画像形
成装置上で認証コードを入力して初めて、上記使用者の
目前で画像形成装置に送った画像データに基づく画像形
成が行われるので、該使用者の記録物が他の使用者の記
録物に混入して持ち去られてしまうという事態を防止す
ることが可能となるという優れた効果を有する。
れば、端末装置からの画像データに付与されている識別
コードが、画像形成装置の第1の記憶手段に記憶された
識別コードのいずれかと合致する場合のみ画像形成を行
うので、画像形成装置に接続されている複数の端末装置
のうち、第1の記憶手段に記憶された識別コードを持つ
端末装置以外の端末装置による画像形成装置の無断使用
を防止することが可能となるという優れた効果を有す
る。
像データを送信して画像形成を行う場合に不可欠なプリ
ンタドライバプログラムが該端末装置にインストールさ
れるときに、識別コードが割当てられるようにするの
で、各端末装置に確実に識別コードを割り当てることが
可能となるとともに、全ての端末装置に割り当てる識別
コードを予め定めた形式の統一された識別コードにする
ことが可能となるという優れた効果を有する。
れている制御プログラムを端末装置としてのコンピュー
タに読み取らせて、該端末装置を、画像形成装置に送信
するデータに前記コンピュータを識別するための識別コ
ードを付与するコード付与手段として機能させることが
でき、画像データに識別コードを付与して、端末装置か
ら画像形成装置に送信することができる。よって、特別
な管理装置を不要にして画像形成システムのコスト上昇
を防止しつつ、端末装置ごとの課金管理をすることが可
能な画像形成システム及び画像形成装置を得るために、
上記画像形成システム又は画像形成装置を機能させる制
御プログラム記録した媒体を提供できるという優れた効
果を有する。
れているプログラムを画像形成装置内のコンピュータに
読み取らせて、該画像形成装置を、前記端末装置から前
記画像データに付与されて送信される該端末装置を識別
するための識別コードごとに計数する計数手段として機
能させることができ、画像形成装置で識別コードごとの
画像形成回数を計数することができる。よって、特別な
管理装置を不要にして画像形成システムのコスト上昇を
防止しつつ、端末装置ごとの課金管理をすることが可能
な画像形成システム及び画像形成装置を得るために上記
画像形成システム又は画像形成装置を機能させる制御プ
ログラムを提供することが可能となるという優れた効果
を有する。
たデータを説明するための説明図。
示すフローチャート。
ードが付与されたデータを説明するための説明図。
チャート。
あり、(b)、(c)及び(d)は、画像軽視絵回数の
記録媒体上への出力結果を例示した図。
Claims (13)
- 【請求項1】複数の端末装置と、該端末装置が送信する
画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置とか
らなる画像形成システムにおいて、 前記端末装置に、 前記画像形成装置に送信する画像データに該端末装置固
有の識別コードを付与するコード付与手段を設け、 前記画像形成装置に、 前記複数の端末装置からの画像データによる画像形成回
数を前記識別コードごとに計数する計数手段と、 前記計数結果を前記識別コードごとに記憶する第1の記
憶手段とを設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 【請求項2】請求項1の画像形成システムにおいて、 前記画像形成装置は、前記第1記憶手段に記憶した識別
コードごとの計数結果を読み出し、前記識別コードと前
記計数結果とを対応づけて記録媒体又は表示装置上に出
力することを特徴とする画像形成システム。 - 【請求項3】請求項1の画像形成システムにおいて、 前記画像形成装置は、前記識別コードと前記複数の端末
装置それぞれを使用する個人を特定するための特定コー
ドとの対応関係を記憶する第2の記憶手段を有し、 前記第1記憶手段に記憶された識別コードごとの計数結
果と前記第2記憶手段に記憶された対応関係とから、前
記特定コードごとの前記計数結果を求め、 前記特定コードと前記計数結果とを対応づけて、記録媒
体又は表示装置上に出力することを特徴とする画像形成
システム。 - 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成システムに
おいて、 前記画像形成装置に認証コード入力手段と、画像データ
を記憶する画像データ記憶手段とを設け、 前記コード付与手段は、前記識別コードとともに、使用
者が端末装置上で入力した認証コードを、画像データに
付与して送信し、 前記画像形成装置は、前記認証コード入力手段によっ
て、前記画像データとともに送信されてきた認証コード
と同一の認証コードが入力された場合に、前記画像デー
タ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像形成を
行うことを特徴とする画像形成システム。 - 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成システ
ムにおいて、 前記画像形成装置は、前記端末装置から前記画像データ
とともに送られてきた識別コードが、前記第1の記憶手
段に記憶されている識別コードのいずれかに合致する場
合のみ、前記画像データに基づく画像形成を行うことを
特徴とする画像形成システム。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4、又は5の画像形成
システムにおいて、 前記識別コードは、前記画像データを前記画像形成装置
に送信して画像形成す場合に端末装置に必要となるプリ
ンタドライバプログラムが、前記端末装置にインストー
ルされるときに、前記端末装置に割り当てられることを
特徴とする画像形成システム。 - 【請求項7】端末装置が送信する画像データを受信し
て、前記画像データに基づく画像形成を行う画像形成装
置において、 前記画像データに基づく画像形成回数を、前記端末装置
が前記画像データに付与して送信する前記端末装置を識
別するための識別コードごとに計数する計数手段と、 前記計数結果を前記識別コードごとに記憶する第1の記
憶手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】請求項7の画像形成装置において、 前記第1記憶手段に記憶した識別コードごとの計数結果
を読み出し、前記識別コードと前記計数結果とを対応づ
けて記録媒体又は表示装置上に出力することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項9】請求項8の画像形成装置において、 前記識別コードと前記複数の端末装置それぞれを使用す
る個人を特定するための特定コードとの対応関係を記憶
する第2の記憶手段を有し、 前記第1記憶手段に記憶された識別コードごとの計数結
果と前記第2記憶手段に記憶された対応関係とから、前
記特定コードごとの前記計数結果を求め、 前記特定コードと前記計数結果とを対応づけて、記録媒
体又は表示装置上に出力することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項10】請求項7、8又は9の画像形成装置にお
いて、 認証コード入力手段と、 画像データを記憶する画像データ記憶手段とを有し、 前記識別コードとともに前記画像データに付与されて前
記端末装置から送信された認証コードが、前記認証コー
ド入力手段で入力された認証コードと同一の認証コード
である場合に、前記画像データ記憶手段に記憶された画
像データに基づく画像形成を行うことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項11】請求項7、8、9又は10の画像形成装
置において、 前記端末装置から前記画像データとともに送られてきた
識別コードが、前記第1の記憶手段に記憶されている識
別コードのいずれかに合致する場合のみ、前記画像デー
タに基づく画像形成を行うことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項12】画像形成装置に接続された端末装置とし
てのコンピュータから前記画像形成装置にデータを送信
して画像形成する場合に使用される制御プログラムを記
録した媒体であって、 前記コンピュータを、 前記画像形成装置に送信するデータに前記コンピュータ
を識別するための識別コードを付与するコード付与手
段、として機能させるための制御プログラムを記録した
媒体。 - 【請求項13】端末装置からの画像データを受信して画
像形成を行う画像形成装置内のコンピュータを機能させ
る制御プログラムを記録した媒体であって、 前記コンピュータを、 前記端末装置から送信された画像データに基づく画像形
成回数を、前記端末装置から前記画像データに付与され
て送信される該端末装置を識別するための識別コードご
とに計数する計数手段、として機能させるための制御プ
ログラムを記録した媒体。
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JP26555696 | 1996-09-13 | ||
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-
1997
- 1997-07-24 JP JP21400797A patent/JP3782871B2/ja not_active Expired - Fee Related
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